ファンタジーバトル思い出ぽろぽろ、とエイジオブシグマー  by Rman(R5.3.7))


ウォーハンマーファンタジーバトル、旧き良き記憶をくすぐる、なんという甘美な響きであるか・・・


今では40Kの大ファンを自認している僕ですが、元はと言えばファンタジーバトル(以下FB)からウォーハンマーを知りました。
僕がウォーハンマーのことを知った1999年頃の日本ではウォーハンマー=ファンタジーバトルでした。
40Kはまだ一般的に認知されて無かったというか、こんなクソライノが普通にラインナップされてて流石にコレで遊ぶは無いだろうって。


(結局このライノが大好きになっちゃうくらいにハマっちゃったんですけどね)

40Kの日本語版が発売されたのは2005年。それまでウォーハンマー=FBほぼ一択という時代でした。

もちろん、早くから40Kにハマって時代の先取り感を気取っている人達もいました。僕もその一人なんですけどね(笑)
40Kにハマり始めた頃にFBはクソゲー!と言って先輩達からフルボッコにされた苦い思い出もありますが、ほんとにずっと好きではあったんですよ。FBも。

FBもいつからか人気が下火になっていき、ストーリー上で世界を破壊してゲームリセット、新しいエイジオブシグマーというゲームに生まれ変わりました。
そのエイジオブシグマーも今や3版です。早いものですね。

気がつけばめっちゃ書籍たまってたので、ここらで本の風通しを兼ねて、思い出語りをしてみようと思います。(思い出なので史実と異なる場合もあるかもです)


ファンタジーバトル日本語版(五版ベースのオリジナル版)
発売時期1998年〜2003年7月

FB5版というか日本にもたらされた初の公式日本語版は日本人のために特別編集された日本語オリジナル版という位置づけでした。
英語版の時代はギリギリ5版ということで、もちろん5版をベースにしたルールなのですが、途中で英語版は6版に切り替わり、ミニチュアのラインナップも変更される中、
何とか5版のルールで6版のミニチュアに合わせてルールを調整して、というような苦労もあったのだと想像します。

この時代、とにかく英語版原理主義と公式日本語版との仁義なき戦いが日夜繰り広げられていました

日本にウォーハンマーをもたらした我らが兄貴「籾山庸爾」氏の苦労の結晶とも言える日本語版だったと思うのですが、
当時は古くからの濃いウォーハンマーファンも多く、そういった「一部の勘違い野郎つまり外道(公式声明)」な人々は日本語版を劣化版だとか改悪版だと声高に叫ぶ方も多く、
何を隠そう僕もそういったコミュニティーに属していたこともあり、日本語版はダメダメだと当時洗脳されていました。
今思えば、日本専用にデザインされてるなんて、贅沢至極なんですけど、当時はその価値に気が付けなかったという感じです。

当時ゲームズワークショップ(以下GW)の日本支社のことをGWJと呼んでいたものですが、GWJのせいでミニチュアの値段が不当に高くなった、とか真面目に恨んでました。
まぁ、米価格6ドルのミニチュアが直輸入すれば1000円弱で買えたのに、GWJパッケージ1980円とかでしたからね。(今思うと安いけど)
そんなことで真剣に怒っていた高校生の僕。世の中の仕組みを知らない若造でありました。
とにかく学生の身分ではミニチュアが高くて中々買えなかったので、GWJのことをだいぶ恨んでましたよね…。逆恨みでしかないのですが。

しかも、僕は当時は日本語版のアーミーブックが無かったケイオスビーストマンケイオスドワーフをメインアーミーにしていたので、
日本語版に頼っていては遊ぶことすら出来ぬ!という事情もありました。まぁ、ヒネくれていますよね、いろいろと。

とはいえ、最初の日本語版である「趣味人への道」とスタートセットに入っていたバトルブックという本はもう何百回と読み返しました。
僕のウォーハンマーの理想が全て詰まった「人生を変えた1冊」であります。あ、2冊か。

他のアーミーブックも読み物として数冊は購入していたのですが、当時何と言っても日本語版ヘイトが強過ぎて途中から買わなくなってしまってました。
この日本語版の価値に気がつくまでに長い年月を要しましたが、数年前にとある古参の趣味人からコレクションを譲っていただくことになりました。
擲弾兵さん、その節はありがとうございました!

僕の夢の一つは、この頃のFBを真剣に遊んでみる。というものです。
今思えば非常に贅沢ではないでしょうか。日本人の為にデザインされた最初で最後のウォーハンマー、というと妙にプレミアム感ありませんか。
もちろん、センチ単位の移動力すくなめ、省スペースで遊びます(笑)。


ファンタジーバトル五版 英語版(一部四版のものまじってます)
発売時期1996年〜2001年頃

僕がウォーハンマーを始めたすぐの頃(2000年)、すでに英語版の5版は最終盤を迎えていました。

しかし当時のコミュニティーの長は
「おそらく新版は進化しているだろうけど、僕らはまだまだ5版を遊びきれてない。
だから僕らは6版が出ても5版でいくと宣言されました。(今思えば狂気)


5版のアーミーブックはもうすぐ買え無くなるから早めに押さえておくように指導され、そういうものなのか、と少ないお小遣いで旧版アーミーブックを買ったものです。
余裕がある人は後進のために絶版になるまえにアーミーブックを複数冊ストックするようにも言われていましたし、まさに狂気。

僕もケイオス本とケイオスドワーフ本は寝床にまで持ち込んでそれこそボロボロになるまで読みこんだものでした。英語版なのに。すごい熱意。

5版ってけっこうキャラクターの強化の自由度が高く、キャラクターの強さでゲームの勝敗が左右されるという「キャラハンマー」と揶揄されるテイストでした。
それがちょっと大味だっていうんで、ハウスルールでキャラの強化をかなり制限して遊んでましたよね。
今思えば5版の魅力、らしさを削ぎ落してて、勿体ない気もします。

そして6版の進化方向が、ハウスルールを使ってまで求めたノットキャラハンなウォーハンマーでランク&ファイル=ユニットが主力だと浸透してくると、
みんなあっさり移行しちゃいましたよね。
僕は精神的にけっこう置いてけぼりくらったものでした(笑)。おいおい、わざわざ旧版本買っちゃったよ?って。

さておき、当時の精神的支柱であったT井さん、今もお元気にしておられるでしょうか。
間違いなく僕の人生にウォーハンマーの面白さをぶっ刺してくださった恩人です。

当時、お金の無かった僕にアンダーグラウンドでGWミニチュアを輸入代行をするショップの見本ペイントを依頼してくださるという建前で、
GWJで取り扱っていなかった旧版メタルを沢山いただいたりと、楽しい思い出が沢山あります。


ちなみに5版で魔法のフルルールはエキスパンション扱いとなっており、カードデッキやトークン、テンプレートなどぎっちり入った豪華版でした。
ケイオス本もボックス入り豪華版でカードやトークンが詰まってました。

当時遊んでたやつは引越しの際に棄ててしまったので、後々後悔したんですよね。将来、旧版を遊ぶことになるかも、なんて思いもしませんでしたよね。

が長いことウォーハンマー遊んでて確信したことの一つに、
ルールがどうの以前に、
ミニチュアをちゃんと作って並べたら、それだけでもう面白い
んですよね。
なので、ルールシンプル目な旧版を遊ぶというムーブメントがあってもいいのかな、と今では思ったりもします。
それもまた当時のルールブックを持ってる人とってことになるので、遊べる相手はすごく限られちゃいますけどね。

といっても、今一生懸命遊んでるウォーハンマーの版も20年後には大昔のウォーハンマーになってるわけです。
そういう意味では、今一緒に遊んでくれている仲間と、同窓会的に遊ぶという意味でルールブックを蔵書するホビーも、悪くないかも。と僕は思っています。

もしまた5版をちゃんと遊ぶ機会を持てたなら、このマジックやケイオスボックスを開封して活用したいと思います。


ファンタジーバトル六版
発売時期 英語版2001年〜2006年8月
       日本語版2003年〜2006年8月


6版の英語版から遅れること2年くらい?だったか、ようやく日本語版も英語版そのままのルールで日本語化されることになり、
僕の属していたコミュニティでも今後は日本語版を応援していきましょう!という流れになり、正直すごく嬉しかったことを覚えています。
日本語版を推すグループと英語版原理主義グループの確執はわりと深刻で、お互い毛嫌いしてるイメージがあったんですよね。

なので、今後は公式が英語版を素直に訳してくれるようになる、というのはそういったグループの垣根を取り去る大きな転換点になったという感じでしたね。

英語版の直訳といっても設定面や小説などはウォーハンマー世界を知り尽くした籾山氏監修ということもあり、
すごく面白く読みやすく雰囲気もばっちりな素晴らしい文章でした。

英語版がだいぶ先行していたこともあり、同時翻訳ではなく日本語版独自の発売ペースでしたが、
既存のコミュニティーとの溝もだいぶ埋まってきて、この間GWJも色んなイベントを開催していて、オープンデイという大きなイベントでグラブチームの交流を図ったり、
バトルカーニバルというゲーム大会の優勝者はイギリス招待!なんていう、すごく豪華なイベントを開催されたりと
日本全国でウォーハンマーがだいぶ盛り上がってきた感じがありましたね。

公式サイドからだけでなく、ユーザーサイドからも戦槌王国というネットコミュニティーでトーナメントを開催したり、熱気がすごかったです。
濃い人が多かったですね。僕も戦槌王国のグランドトーナメントというイベントでペイントコンテストを主催したりしました。

とはいえ、僕はといえば、ちょっとこの頃は40Kの方に夢中になっていて、紫のケイオスマリーンネクロンを作りまくってた時期でしたので、
あまり本気でFBに取り組めていない時期だったように思います。

一応、6版時代の僕のアーミーはホードオブケイオスという今で言うスレイヴ・オヴ・ダークネスなアーミーとトゥームキングがメインアーミーでした。



2005年の春頃にはウォーハンマー直営店が出来るということでオープニングスタッフを募集されていたりと、
まさにウォーハンマー黄金期を迎えようとしている空気がありました。


コレクターズガイドとかアニュアル

ホワイトドワーフ誌での追加ルールなどをまとめたアニュアルも6版以降は毎年のように出てました。
あとジェネラルズ・コンペディウムという本はGW−USのオリジナル本で、GW−USのホワイトドワーフ誌の記事の延長で発売された本です。
僕は当時はUKではなくUS版WDを定期講読しており、当時USスタジオのオリジナル記事がかなり面白かったんですよね。
USスタジオは好き勝手やり過ぎ、ってことになってUKと統一されたらしいです、確かそのきっかけになったのがこのジェネラルズコンペディウムだったような。

あと、コレクターズガイドという本が発売されたりしてました。当時はメタルキットが主流で、しかも公式サイトからビッツ単位で注文できたものですから、
こういったコレクターズガイドであのパーツとこのパーツを組み合わせたらカッコイイキャラが作れるぞ”とか妄想してたものです。

メタルのパーツを個別に注文できるなんて、すごい良い時代だったなと思います。細かく頼んでもミスパッケージで揃わないってこともザラでしたが。
自虐か知りませんが、GWからの直通版の段ボールにはメイルオーダートロール(トロールといえば愚鈍というルールがありました)というキャラクターが
荷物を運んでいるイラストが描かれていました。トロールが箱詰めしてるんだからミスパックがあってもしょうがねぇ、ってな緩い時代でしたね。


ファンタジーバトル七版
発売時期 英語版日本語版共に2006年9月〜2010年6月

7版発売時に右側の限定ルールブックが発売されました。シックな装丁で実にオシャレな一冊です。
7版はアーミーブックが6版から継続だったこともありますが、それにしたって7版で本買ってないな!?ってなるんですけど、それもそのはず。

7版からアーミーブックは公式サイトから全て無料ダウンロードできる仕様になりました。

モノ凄いサービスですよね今思うと。アーミーブックを読めばミニチュア欲しくなっちゃうじゃないですか。
ミニチュア屋さんとして理にかなった商売しているな、と当時は思ったものです。(出版しても部数捌けない、という事情もあったのでしょうね)
途中から日本語版も追いついてきて、英語版と同時リリース、しかも日本語版は無料DL出来ちゃうという、世界がうらやむ状況になってました。


ファンタジーバトル7版は僕もよく遊びました。たぶん一番遊んだ版だと思います。ハイエルフを使ってたんですよね。

GWJのサイトでもストーリーに絡んだキャンペーンを開催しており、バトル結果を投稿することで、戦局が変化し、ストーリーが進んでいく、
PDFでそういった結果も配信され、非常に熱かったです。僕も何度か投稿したものです。


絶対先行で殴れるハイエルフが歴代一番輝いていた時代の思い出。

僕のペイント全盛期がこの頃だった説もあります。

今も僕の友人はこの7版が歴代FBで一番バランスが良かったと評価していると聞きましたが、
僕的にちょっと残念なのが日本語版の本はDLできるとなると英語版も買わなくなっちゃったし、プリントアウトした多くのアーミーブックはファイルに綴じていたものの嵩張るので、
引越しの際に友人に引き取ってもらい今は手元にないことなんですよね。

データにすれば永久保存、と当時は思っていたのですが、当時DLしたデータを今も保存出来ている人、どれくらいいらっしゃるでしょうか。
案外、永遠では無かったですよね。

英語版の本も買っておけば良かったなぁって今にして思います(当時そんなお金の余裕は無かったですけどね)。

といっても、まだデータを保存している人からすると、絶版になったFBで一番オススメし易いのが7版といえる状況もあるのかもしれません。
まぁ、僕は当時DLしたデータをCD−Rに焼いて持ってますがCDもいつかデータ消えるらしいので、いつかどこかのタイミングでプリントしておいた方がいいのかもしれませんね…。

それはそうと、2008年頃から日本ってなんか不景気な時代でしたよね。


ファンタジーバトル八版
発売時期2010年〜2014年頃(2013年に日本語版終了のお知らせ)

7版でFB人気は最高潮に達し、ついに8版がリリースされました。まさに版の更新時はお祭り騒ぎで、
僕のハイエルフが「日本からすげぇ美しいアーミーを紹介するぜ」って感じでGW公式サイトで特集されたり、めちゃくちゃ嬉しかった思い出があります。

限定版ルールブックもくそ豪華で、真鍮製のガールマラッツをあしらった表紙、羊皮紙のような紙で、まさにアートな一冊でした。(写真左上)
しかもジョン・ブランシェ御代の直筆サイン入りのアートプリントを先着でプレゼントとかやってて、瞬殺でしたね。僕の部屋で今も飾ってあります。

しかし、7版まで無料だったアーミーブックは8版以降のものはハードカバーで出版されるようになって、これが当時非常に賛否両論ありました。
僕自身は今で言う押し活的にお金を使いたい方だったので大歓迎でしたが、やはり今まで無料だったのに!の声は根強かったようにも思います。

でもこの当時の翻訳はもう神がかっており、普通に読めたし誤字もほぼ無かったし、完璧な仕事でした。
お金を出す価値は十二分にあったと確信していましたし、実際買ってました。

しかし、8版はあまりにミニチュアを買わせようというルールが仇になったのか(ユニットの規模が大きくなり過ぎて準備が大変過ぎる)、
人気も急降下していったことを肌で実感していました。日本では40Kの人気がどんどん高まって入った時期でもありました。

しかも2009年頃からの世界的不況の影響もあり、2010年にはGWが世界的な事業再編計画を掲げ、
2011年には日本で5店舗あったホビーセンター(今で言うウォーハンマーストア)を閉鎖という急転直下な事態となりました。
遊ぶ場所をホビーセンターに依存していた趣味人の中には行き場を失って道半ばで離脱した人もいらっしゃったでしょうし、
代わりに活発になった趣味人のサークル活動と合流できた人もいると思います。


そしてついに2013年
「日本は母国語版を出せるほどホビーが成熟していない」とUK本国より通告され、日本語版終了しました。
この時の苦み、今でも忘れられません。
今思えば、黄金期の後に急にやってきた蝕でした。その真っ只中に居た身としては「過渡期でしたね」とは表現できない苦しい思い出です。


フォージワールドもウォーハンマーFBの製品を矢継ぎ早に発表して、けっこう盛り上がってました。ハードカバーの専用ルールブックもいいものでした。

僕はもうこの頃はすっかり40K一本にしぼって遊んでいたため、8版FBは買う専でしたが、
卵帝さんと1回だけ遊んだ8版バトルは非常に思い出深いものになりました。僕達の趣味人人生、集大成のようなゲームになりました。

このバトルレポートは自分で言うのも何ですが、はっきり言って大傑作なので、見たこと無い人はぜひ見てやってください。


ファンタジーバトル八版エンドタイム
発売時期2014年〜2015年

2014年から人気の低迷していたFBのカンフル剤的にエンドタイムというシリーズが刊行されました。
ナガッシュ復活から始まったエンドタイムの最終巻でまさかオールドワールドが滅びるなんて誰もまだ想像してなかったことでしょう。

もちろん、英語版しか発売されませんでしたが必死にお小遣い捻出して買いました。発行部数が少な過ぎて、プレオーダー初日で完売、みたいなノリでしたね。
なんか今の40kもそんなことになってますが。英語版でそれだったので、厳しかったですよね。

それにしてもこのエンドタイムシリーズ、今まで30年かけて紡いできたオールドワールドの総清算という感じで、ストーリーが異常に熱かったです。
英語のストーリーを読むことは僕の語学的に難しかったので、断片的に読んだり聞いたりするだけでしたが、凄過ぎました。

今でも一番読みたい本がこのエンドタイムシリーズだったりします。いつか自動翻訳眼鏡が出たら絶対買って最初にここに来ますね(さっさと英語勉強しろ)。


エイジオブシグマー(初版)

エンドタイムが過ぎて、世界中の趣味人の心にぽっかりと穴が空いた数か月。
突然のエイジオブシグマー(以下AoS)爆誕に、みんな正直唖然としたのではないでしょうか。もう、全然ついていけない、って気分でしたね、僕は(笑)。
一応、プレオーダーで最初のハードカバーの本は買いましたし、ダイスも買ったんですよ。でも乗りきれませんでしたね。設定が英語だけでよくわからなくて、
まだエンドタイムの傷も癒えていないハートでは金ピカマンは全く受け入れられませんでした。

僕自身の状況としても、結婚してまだ間もなく、40K買うのもままならない感じでしたので、もう全リソースを40Kに集中しよう、ってなってました。
幸いに日本語版も出ていませんでしたので、スタートセットを買わなかった初めてのウォーハンマーがこのエイジオブシグマーでした。
(結局、後日買いました)

なのでバトルトームもほとんど買っていません。

でも、AoS爆誕後、2年くらい経ってようやく日本語版のスタートセットが発売されて、段々人気も高まってきたような気がしました。
実際僕は山口県に住んでいて、周りにウォーハンマー野郎が居ないこともあって、AoSはネット越しにしかプレイ風景見たこと無い感じで実感は全然なかったんですよね。


エイジオブシグマー第二版

AoSも第二版になり、何と日本語版でバトルトーム(アーミーブック)が発売されるようになりました。
そうなってくると、日本語版を一度打ち切られてトラウマを抱えている僕としては、日本語版売れなきゃあの悲劇がまた!ってトラウマ再発しっちゃって買わざるをえません。
いやでも、読むと面白いんですよ!これが。

誤字も多いし日本語もおかしいし、翻訳のレベルは決して高いとは言えませんでしたが、
こんなクソ翻訳なら英語版の方がいい!って公言できるほど僕はドライにはなれませんでした。


商業的に小さい島国である日本のために、わざわざやってくれてると思うと、翻訳の精度云々以前にただひたすらに感謝!なのであります。

何だかんだで段々AoSも遊んでみてもいいかもなぁって思ってミニチュアはかなり集めています。
(しかし、実際には40K以外に割けるリソースが生活の中に無いという根本的欠陥があり、未だ買い専になっています)


エイジオブシグマー第三版

AoSも3版になり、日本語版も英語版同様ハードカバーでの発売が定着しています。
これ、まさにFB8版の頃のハードカバー出版黄金期を上回るボリュームですよね。
実感としては分からないのですが、たぶんFB8版当時(2010年頃)より日本でのウォーハンマー趣味人の数は増えていますよね。100倍くらい?

AoSも3版まで版を重ねればファンもだいぶ定着していることでしょう。

僕は未だオールドワールドに魂を惹かれたオールドタイプでありますので、AoSの本は惰性で買っているという状況でありますが、
共にウォーハンマーを歩んできた卵帝さんも最近AoSに参戦されたと聞き、僕もそろそろ重い腰をあげる時が来たのかなと思います。

もしAoSに参戦するとなれば、この蔵書は全て黄金になるわけです。そう思うと、人生長いわけで、場所さえあれば蔵書が吉です。

ちなみ、AoSやるならばオシアーク・ボーンリーパーかヘドナイト・オブ・スラーネッシュをやりたいですねぇ。


このジェネラルズハンドブックも旬のシーズンで活用することは出来ていませんが(シュリンクすら開けて無いという)、いつかAoS懐古主義になった時には
何かしらの足しになるのかな、と思っています(笑)


オマケ 
初版レルムオブケイオスと四版の本

僕がウォーハンマーを始めてケイオス道に突き進んでいた頃に存在をしった冒涜の書物がこのレルムオブケイオスの2冊でした。
たぶん、死ぬまで大事にします。翻訳眼鏡が出来たら二番目に読みたい本。



ウォーハンマーニュース

日本ウォーハンマー黎明期、ホワイトドワーフ誌の代わり、とは言えませんが、日本オリジナル展開としてウォーハンマーニュースという月刊誌がありました。
リアルに厚みが薄いのですが、内容は籾山節全開でめちゃくちゃ面白く、当時の日本語版をヘイトしつつもウォーハンマーニュースはとりあえず読んでおかなきゃな、
って感じでした(笑)。まぁ僕は籾山さんのことが大好きなんですよね、結局。


ウォーハンマーニュースも途中からフルカラーになりました。相変わらずページ数は少なかったですが、300円とかで安かったので、通販のついでに買ってました。
で、アーミーブック発売に合わせて500Pのアーミーの組み方、1000pとステップアップの方法が指南されており、実践的かつ読み物として面白かったです。


2005年の40K日本上陸の告知、ここから今の日本のウォーハンマー40Kの歴史が始まったというやつですね。当時のスタッフ紹介記事もすごく憧れたものです。

ウォーハンマーをだいぶ雑語りしてしまいましたが、僕が言いたいことは
「日本語版に感謝!!ウォーハンマーに栄光あれ!」です。

読んでくださった皆さん、ありがとうございました。

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