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ウォーハンマーで最もプレイヤー人口が少なそうなアーミーと言えば、やはり絶版になって久しいケイオスドワーフだと思いますが、 現役アーミーの中ではオウガキングダムとトゥームキングでしょうか?どちらも6版から登場の新しいアーミーです。 にもかかわらず2009年8月現在、両軍ともに未だアーミーブックが更新されず他のアーミーからは置いてけぼりを食っています。GWも冷たいですよね。いくら不人気だからといって!(笑) おかげでゲームでのスペックは他の7版アーミーに比べると、なかなか苦しいものがあり、そこがまた不人気に拍車をかけているように思います。 ま、そう言いつつもトゥームキングのデザインはエジプトのファラオとかピラミッドが好きな人にはたまらない魅力がありますよね。 FBのアーミー中最も異色感を感じるのもアーミーの特徴です。主たるバトルフィールドを砂漠に置いているからでしょうか。 |
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アーミー製作までの経緯 英語版のトゥームキングが発売されたとき、僕は40Kを始めたばかりでドップリ40Kにハマっていたことから、 それほど心惹かれることもありませんでした。しかもその時はヴァンパイアカウントを作るつもりで沢山ミニチュアを集めていたので、なおさら 「骨ばっかりのアンデッドをやるぐらいなら、断然バラエティー豊かなVCっしょ!」と思ってました。 そんな感じだったので、トゥームキングとは全く疎遠なホビーライフを送っていたのですが、2004年秋頃に日本語版トゥームキングが発売されました。 その時に、まぁとりあえず研究用にアーミーブックを買っておくか〜と思って、日本語版アーミーブックを購入しました。 そして、ミイラ取りがミイラになってしまったと(笑)。文字通りまさしく。 僕が驚いたのは背景設定でした。今まではアンデッド=悪って先入観をもっていましたがアンデッドはアンデッドでも、このトゥームキングは悪者じゃ無かったんです、VCと違って。 そこが衝撃というかツボにハマッたというか、何か悪い奴だと思ってた人が実は良い人だったことが判った時に急に好きになったりすることがあるじゃないですか。 ああいう感じですね(笑)。 とりあえず骨ばっかりを飽きずにペイントできるかどうかあまり自信が無かったので、僕にしては大人しくバタリオンとキャラクターのミニチュアだけ購入しました。 日本語版発売当時に確か1万円以上購入したら限定アーミースタンダードをプレゼントとかやってたんですよね〜。 |
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骨、骨、骨、骨! ペイントを始めてみたものの、やはりひたすらスケルトンを塗るだけなので、1ユニット目でいきなり挫折しそうになりました。 まぁ塗る前から嫌な予感はしていたのですが・・・。 でも1度塗り始めたら一応最後まで塗ろうと思ってスケルトンソルジャーを頑張って塗りきったので、自分へのご褒美としてお楽しみのトゥームキング塗り始めました。 この時、僕の中でついにトゥームキング製作への覚醒が始まりました。 当時の僕はまだかろうじてペイントに対して向上心をもって臨んでいたこともあって、非常に気合を入れてペイントしたのです。 そして、僕の中で未だに最高傑作のうちの1体として数えられるトゥームキングが完成したのでした。 この自慢のトゥームキング「セテップT世」に率いられる白骨の兵団を作りたい! そんな思いに駆られ、このトゥームキング完成以降、製作は俄然勢いがついてきました。 死者の砂漠を再現 僕がトゥームキングにぞっこんだったことは当時の買い物からも思い出されます。 トゥームキングの主戦場は死者の砂漠であり、普段からオールドワールドでウロウロすることも無いだろうと思った僕は、 自宅に死者の砂漠を再現しようと思い、トゥームキングのテレインをフォージワールドから購入しました。 現在ではFBテレインの多くは絶版になっていますが、崩れたピラミッドや円柱等、自作をするには敷居の高い魅惑のテレイン群。 そして砂丘風の丘を自作し、砂漠色のバトルマットも購入しました。 こうしてRoR防府支部(僕の家)名物の死者の砂漠バトルフィールドを完成させるに至りました。 |
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ゲームへの悩み このトゥームキングアーミーを製作していた頃は丁度ゲームから遠ざかっていた時期なこともあって、特にゲームのことは考えずに見た目重視で製作を進めていました。 トゥームキングアーミーの製作が2000Pの大台を超えようかという頃に「広島ミニチュアゲームの会」が発足。 これで俄然遊びたい気持ちが復活してきたのですが、どうやって勝ちにいくアーミーなのかが分からなかったのです。 アーミーブックの冒頭にも書いてあるように、「一見すると非常に難しいアーミーのようで、練り上げられた作戦と、それにのっとった編成で戦えば凄まじい戦果をあげるアーミーである」と。 う〜む、確かにそうなのかもしれないが、現状製作してきたこのミニチュア達でどう戦えと(笑)。そんな感じです。 やっぱりアーミー編成を考えながらの増強は大事ということですね。今更ですが。 そして、広島会の某ドワーフ使いの方からは「ばっちりトゥームキング対策した編成があるからかかってこいや!」などと言われ(笑)、 現状微妙な編成で全く勝てる気もせず、遊ぶ気がどんどん減退していきました(笑)。結局、このアーミーでゲームをしたのは片手で数える程しかありません。 |
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現状への不満 このアーミーを製作していた時は最終目標を大セトラ王軍として、少しずつ精鋭軍(ヘビーキャバルリー、トゥームガード)を製作していこうと思っていました。 しかしながら、美味しいところを最後に残しておいたらお腹一杯になって食べられなくなった子供のように、そこに辿り着く前に骨塗り地獄の暗礁に乗り上げてしまったのでした。 結果、アーミー製作はストップし、精鋭ユニット不在という非常に頼りないアーミーが残されてしまいました。 やはり最初の直感は正しかったようです。骨塗りは飽きるんじゃないかという(笑)。 変わらぬ愛そして未だ見ぬセトラ王 僕がトゥームキング大好きな気持ちは今も全然変わっていません。 むしろ日を追うごとに、このアーミーを何とか戦えるアーミーにさせたいという気持ちは高まる一方なのです。 喉元過ぎれば熱さ忘れるということわざもあるように、かつて飽き、絶望した骨塗りも、今ならまた楽しめるんじゃないかと思ったり。 アーミー増強用のブツは既に買い揃えてあります。後は塗るのみッ! 今度増強を再開する際はいよいよセトラ王を迎え、晴れて「セトラ王の第一征服軍」と名乗ることが出来ると確信しています。 |