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アーミー製作までの経緯 僕は昔から悪者好きだったので、ウォーハンマーを始めた時も最初からケイオス魔道を突き進んでいました。 その頃の僕は「ウォーハンマーで絶対やらないアーミーはエルフ系ですね、エルフだけは興味無いです」と周囲に断言してました。 人生に「絶対」は無いという好例がこのアーミーなわけですね(笑)。 僕が「ハイエルフ格好良いかも」と思ったのは他の方が製作されたアーミーを生で見た時です。 イベント会場でも明るい色調のハイエルフって一際目立つ存在なんですよね。 僕もその後(2002年頃)ハイエルフの製作を始めかけたのですが、その時は何と言うか・・・凝り性だったんですね〜。 過ぎたるは及ばざるが如しとはよく言ったもので、エルフ馬のバーディングに宝石塗りを連発して玉砕(笑)。 本格的なアーミー製作には至りませんでした。ミニチュアは友人の卵帝さんから沢山譲っていただいてたんですけどね。 その後も何度かハイエルフを作りたい衝動にかられることがありましたので、ミニチュアだけはコツコツと集め続けていました。 アーミーの製作開始など (確か)2008年初め頃にハイエルフの7版アーミーブックが発売。 ハイエルフは全員先制攻撃とかヤバイことがサラっと書いてあってウケましたが、この時はまだエンパイアの製作に夢中だったので、製作衝動を抑えることが出来たのです。 しかしエンパイア製作が一段落した4月頃についついアーミーブックを読み込んでしまったんですよね。 ハイエルフの哀切なるストーリーと強力な特殊ルールに心を打たれ(笑)、抑えていたものが一気に爆発して製作を開始してしまいました(笑)。 ハイエルフの魅力と言ったら、全員先制攻撃などというルール面の強力さもありますが、 やはり煌びやかで美しい見た目にあると僕は思っていましたので、ペイントにおいては派手さと明るさを意識しました。 配色については奇をてらわず王道の配色を踏襲しました。 GWのヘビーメタルチームによる作例が白いローブに青いアクセントカラーという配色なのは周知の事実ですが、 エンパイアでマニアックな州を選んで地味な製作をしてきた反動かもしれません(笑)。 |
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ペイントについて ハイエルフのペイントにおいて下地をスカルホワイトにするのは定番中の定番かと思われましたが、僕はミニチュアペイントを始めて今までずっと黒下地を通してきたので、 無謀かなぁと思いつつケイオスブラックスプレーの下地から塗り始めました。やってみると案外、大丈夫ですね。 ハイエルフは何気にスケイルメイル部分が多かったりしますので、意外や意外、白いローブ部分がそんなに多くは無いということと、 丁度GWから発売されたばかりのファンデーションカラー「アストロノミカン・グレイ」という灰色に随分助けられました。 これが僕のハイエルフアーミーの白い部分のベースカラーとなっています。 ハイエルフアーミーの魅力 ところで、ハイエルフアーミーのもう1つの魅力と言えば、ミニチュアのバリエーションの多さではないでしょうか。 ハイエルフはウォーハンマーのアーミーの中でも最も歴史の長いアーミーのひとつですので、今まで本当に沢山のミニチュアがリリースされてきました。 世代によってミニチュアの種類が沢山あるというのは歴史あるアーミーの利点ですよね。 そんな中でも僕が気に入っているのは5版時代に発売されたGaryMorleyデザインのハイエルフ達です。 ローザンシーガードやスッピンのアーチャー、シルバーヘルムにチャラスやソードマスターなどなど。 これらのミニチュアのうち残念ながらいくつかは絶版となっていますが、僕がハイエルフに目覚めた時期にはまだどれも現役商品でしたので、購入しておいたのでした。 GaryMorleyのハイエルフはシャープな顔つきでエルフの気品さを感じさせられる顔立ちですが、 決して虚弱な雰囲気ではなく鍛え上げられた戦士の骨太な印象を感じさせられる素晴らしい造形だと思います。 また、4版〜5版時代に名匠JesGoodwinがデザインしたドラゴンプリンスも現行のヤツに負けず劣らずの格好良さで、僕のアーミーの自慢の一つです。 |
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目標 このハイエルフアーミー作製には、2008年11月に福岡で行われた「MGトーナメントジャパンに参戦する」という目標がありました。 MGトーナメントは3000P戦の大会です。 この目標に向けて精力的にアーミーを増強できたのが結果として割りと短期間でアーミーを急成長させることに繋がりました。 キャラクターについて そうそう、最近のファンタジーバトルはスペシャルキャラクターを積極的に使ってみようという方針のようです。 今まで様々なアーミーを作ってきましたが、スペシャルキャラクターをあまり作った経験の無い僕としては カラドリアンを始め、テクリスやティリオンまでもアーミーに迎えることが出来て、堂々たるウルサーン防衛軍としての体裁が整ったかなぁと思っています。 ちなみに数々のスペキャラの中で僕が最も好きなのは「影の王アリス・エーナル」です。 ハイエルフの中で地味なスペキャラですが、どんな戦いにもシチュエーションを選ばず出撃させられるという点が気に入っています。 いくらスペキャラ使い放題といってもティリオンとかは状況を考えてしまいますよね。対戦相手によっては「オールドワールドで何してんだ、コイツ」みたいな(笑)。 まぁ、アリスは実際地味な性能なのですが、ムーンボウが刺さった時の爽快感は病みつきになります。 キャラクターと言えばもう一人、僕のオリジナルキャラクター「レンウース・ナイリス」を紹介します。 レンウースの君はグレイトイーグルに騎乗したノーブルですが、必ず「強奪者の弓(リーヴァーボウ)」を装備しています。 グレイトイーグルで好きな場所から3連射。BSが6もあるためたいていヒットさせることができます。こいつの応用力の高さにはほんと、いつも助けられています。 あまりにも気に入ってしまったので、グレイトイーグルが先に死んだ時用に徒歩モデルまでも製作してしまいました。 しかしながら、接近戦ではエルフのTが3なのをいいことに、先にレンウース本人がやられてしまうこともしばしば(笑)。 まぁ、このレンウースの君は禍々しい剣を(見た目だけ)持ってますが、接近戦は厳禁といったところでしょうか。 |
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ゲームの話 我がウルサーン防衛軍のゲームでの勝率はなかなか自慢できないものがあります(笑)。先述のMGトーナメントでは何とブービー賞獲得!(笑)。1勝2敗という結果でした。 上記の3000Pロスターのキモは何と言ってもテクリスとスタードラゴンです。 テクリスの強力な魔法防御力とスタードラゴンの超攻撃力で何とか頑張ったら何とかなるかな〜(笑)という編成。 コア枠については絶対スピアーマンでしょう〜って言われちゃいますが、 このロスターを使用した2008年MGトーナメントではVCやデーモン、ウッドエルフ、などのT値低めのアーミーと当たりそうだったので、 ローザンシーガードがボウを撃って「ヨッシャー!」みたいな場面もありそうだな〜と思ってこだわりで入れたのでした。 そんなわけでアーチャーも10人×2部隊で最低限の3枠に。 スペシャル枠からは鉄壁のフェニックスガード。恐怖持ちのアーミーが異様に多いので、テクリス師合流先として入れました。 ドラゴンプリンスはまぁヒーローのバトルバナー合流で突撃できればクソ良い感じ、もし突撃されてもバトルバナーの出目次第で何とか逆転しちゃうこともあります。 ティーンチデーモンに対しては火の抵抗力も見逃せないポイント。 レアはボルトスロアーとグレイトイーグルを両方チョイス。ボルトスロアー4台で練習した時に400点は高すぎって感じだったので、これを2台外してレンウースの君を入れました。 こいつは前述のように単体キャラ殺し(BS6でS5射撃×3)かつ雑魚ユニットならチャージもしちゃうよって感じで非常にイヤらしい運用をします。 グレイトイーグルは何かと便利なのでまぁ2匹ぐらいはいれとけって感じで。 終わってみての反省としては、 テクリスとドラゴンを除けて考えると他の部分はかなり層の薄い編成だったかな〜って気がしました。 ここは絶対落ちない!とかが無いというか中途半端な規模のユニットばかりというか。 動かし方も考えすぎて色々やってしまったけど、もっと大まかな流れとして「最初から動かない!」とか決めてそういう配置とかをやれば良かったかな〜と思います。 僕のメインゲーム場は「広島ミニチュアゲームの会」ですが、ここでの戦いではかろうじて勝率は半々ぐらいだと思います。 ハイエルフみたいな強アーミー使って、そんなに負けちゃいかんじゃろ〜と言われてしまいそうですが、やはりコストの高さからくる兵員不足というのが常に悩みの種ではあります。 その辺を踏まえてもうちょっと上手に運用してきたいなぁと思っています。 |
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今後の増強方針 現在のウルサーン防衛軍はフェニックスガードに代表されるように守備におもむきを置いた形になっていますが、今後は攻めの増強をしていきたいと思っています。 騎兵戦力(シルバーヘルムやエリリオンリーバー)の増強とソードマスターオブホエスなどのより攻撃的なユニットを配備したいところです。 コア枠ではアーミーの規模が大きくなると更に入れやすくなるという点も評価して、便利屋のローザンシーガードをもう1ユニット作りたいと思っています。 キャラクターではやはりストームウィングに騎乗した厳しきエルサリオンを始め、重魔法編成に向けて更なるメイジの追加、 またMGトーナメントのブービー賞であるオリジナル・ドラゴンメイジ(鹿児島の鬼才hortenさんオリジナル作品)もはやく塗ってみたいものです。 ハイエルフアーミーの製作、まだまだやりたいことが一杯で終わりそうにありません! |