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あの時、ネクロンは熱かった 僕の最初の40Kアーミーはケイオスマリーンでした。 ケイオスマリーンの時はかなーりアレな改造をしまくってペイントも凝りまくってました。 そんなんだから、なかなかアーミーの増強も進みませんでしたがそんな折、新ネクロンの発売がアナウンスされました。2002年の3月頃だったと思います。 この当時はネクロンと言えばチャプターアプルーブドという追加ルール本にちょろっと載ってるだけのかなりレアなアーミーでした。 ミニチュアも当然すべてメタル製で「ロード、ウォーリアー、イモータル、デストロイヤー、スカラベ」の5種類しかないというもの。 そんな怪しいアーミーでさえ、すでに当時の福岡では卵帝さんがアーミーとして遊んでいたのだからいろんな意味で凄いと思います(笑)。 新ネクロン発売の直前に当時の福岡メンバーが僕のアパートに集まって、新しく発売されるネクロンに期待を寄せてのネクロン談議に花が咲いたのでした。 そして新ネクロンを僕が予約注文。アーミーディール到着後に僕の部屋に集まっていた卵帝さん、てらださん、emanonさんの3人ともが、 ネクロンの(当時基準で)強力なルールとミニチュアの格好良さに魅了され、3人ともネクロン・アーミーディールを注文し同時に製作をすることに決めたのでした(笑)。 アーミーディールというのはGWが新アーミー発売と同時に限定版として発売していた200$くらいの大きいボックスで、限定版のロードも入ってました。 いやぁ、それにしても4人で同じアーミーを始めようなんて、ほんと当時は色々勢いがあったと思います(笑)。 それぞれテーマカラーは何色にしようかね〜とか楽しく盛り上がったのをよく覚えています。 当時のことを思い出すと、週末になれば僕の部屋かemanonさん家に集まってウォーハンマー談議で盛り上がって楽しかったですね〜。 もちろん、ほんとに3人ともアーミーディールを注文して、福岡の地で物凄いネクロンフィーバーが来ました。 しかし、直後に2002年の超目玉ともいえるホードオブケイオスのリリースでネクロンフィーバーは一瞬で終了(笑)。 結局この時に買ったネクロンをまともに作ったのは僕とemanonさんだけ? |
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ネクロンの魅力 ケイオスマリーンで色々凝りまくって量産に苦労していた僕としてはネクロンは何より「塗りやすそう」というのが魅力的でした。 見本の銀色が普通に格好良く見えて、こんなんで良いんなら超楽勝でさくさく増強できるんじゃない!?ってのがネクロンを作ろうと決心する後押しになりました。 他のアーミーと違ってビークルが少ないのも僕にとっては好都合でした。もちろんモノリスの製作はヤバいわけですが、 マリーンのようにライノを作ったりランドレイダーを作ったりと大なり小なり色々作らなくてよいのが良かったんですよね。 この頃の僕はまだまだFBの延長で40Kも作ってるような感じで、40Kならではの戦車とかタンクとかを塗るのに対して苦手意識が強かったんですよねぇ。 それから、アーミーの編成が当時の基準からしてもかなり簡単だったのが僕にとっては嬉しかったです。 というのも当時はまだ40Kは英語版しかなく、他のアーミーといえばややこしいアーミーリストを読み解くのにも一苦労していたのです。 ネクロンは編成オプションがほとんどなくて寂しい反面、当時はセカンドアーミーとして始めたのもあって、「楽そう」なのはやっぱり嬉しかったんですよね〜。 ペイントも編成も手軽そうなのが僕にとってネクロンに対するファーストインプレッションでした。でもゲームで勝つのは決して楽ではありませんでしたね(笑)。 まぁ、そもそもウォーハンマーを遊んでる時点で楽しようなんて考えが間違ってるかもしれません。 もちろん、僕はホラー好きなので、この宇宙版アンデッドのようなネクロンのデザインが好きだったのは言うまでもありません。 当時はさんざん映画のターミネーターみたいだと言われてましたが、今改めて見比べてみると全然そんなことないですよね。 衝撃のデストロイヤーとモノリス 旧ネクロンは非常に無骨でゴテゴテしたデザインでしたが、現行のネクロンは一気に洗練されたデザインになりました。 ウォーリアーはともかく、発売時に衝撃だったのがデストロイヤーとモノリス。 デストロイヤーは旧版の妙な乗り物からいきなり下半身ジオング状態になって出てきたので、あまりの格好良さにシビれたのをよく覚えています。 モノリスは言わずもがな、その大きさにショックを受けました。発売当時はまだまだゲームの規模も大きくなかったですし、モノリスは作らなくてもいいかな〜と思っていたくらいです。 当時は今のようにフォージやら何でもあり状態ではなく、まだまだ皆が手探りで遊んでた時代でしたので、 「モノリスをイベント会場にいかに運ぶか?」みたいなテーマで話しが盛り上がったこともありました(笑)。 その時の僕の結論は「イベント会場で遊ぶ時はモノリスを使わない」でした(笑)。 まぁ、今では3つも作ってしまってるわけですが、運搬に関する悩みは「車で運ぶ」ということであっさり解決しました。田舎で遊ぶ人の利点ですね(笑)。 |
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ペイントにやりがいはあるか!? 僕の中でネクロンは銀色に塗る以外考えられなかったのですが、見本と差別化するためにもアーミーのテーマカラーとして「青色」を使うことにしました。 ちなみに銀色の塗り方は非常にシンプルで、 @チェインメイルをベタ塗りA茶色と緑のインクと水を合わせてウォッシングB乾いたらミスリルシルバーで適当にシャカシャカ、 という感じです。 それでもまぁまぁ良い感じに見えてしまうのがネクロンのデザインの素晴らしいところだと思います。 青色については見せ場にもなりますので、わりと丁寧にグラデーションをかけました。 ネクロンウォーリアーについては本当にそれだけのシンプルな塗装ということで苦も無く量産できました。 がんがん塗ってどんどん完成させる(しかも格好良い!笑)のは他のアーミーでは出来なかったことなので、新鮮な喜びがありました。 完成させてみると、緑色のクリアーパーツがどうも落ち着かない感じがしましたので、タミヤの水性クリアーグリーンを塗りました。 これはネクロンを作り始めた頃からずっと続けてきましたが、ここだけ「浮いた感」がしなくなって良かったと思います。 イモータルやデストロイヤーはエリートなだけにウォーリアーよりも力を入れました。 どちらも青色の面積を増やして、見本のネクロン配色より派手になるように心掛けました。当時は何とかして見本と違うものにしたいと思ってあがいていたんですよね(笑)。 とは言ってもネクロンのペイントはそもそも「楽をしよう」ってのが発着点でしたので、何が何でも最高傑作を作らねば!というプレッシャーもなくサクサク塗ることができたのが良かったです。 それは今でも変わらずで、最近作ったパーリアなんかも良い感じに脱力してペイントそのものを楽しみながら完成させることができたかな〜と思います。 |
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アーミーの製作 ネクロンアーミーの製作は「勢い」が勝負って感じでした。 発売前から予約して購入、3ヶ月くらいで1500Pくらいはガガガーっと塗りきりました。 昔は今とは比べものにならないぐらいアーミーの製作スピードが速かったんですよねぇ。そんな中でもネクロンの完成スピードには福岡のメンバーを驚かせるのに十分なものでした。 思い返せば、ちょうどこの頃に福岡のアパートを引き払って山口県の実家に帰ったのですが、 アーミー製作の勢いは留まることなく、ネクロン専用のテレインまでも製作して福岡イベントに持ち込んで遊んだりもしてました。良い思い出です。 それからしばらく僕はFB製作に専念する期間が続き、40Kの4版が発売されてもほとんどスルー状態。 アポカリプスが発表されて、やっとこさ重い腰をあげてモノリスを完成させてからはまたネクロンに対する情熱が燃えてきました。 そしてつい最近(H22.5)福岡のemanonさんから組み立て済のモノリスを頂いて再びネクロン熱が急沸騰! ネクロンってペイントもルールもシンプルなので、いつでも気軽に復帰できるのがこれまたひとつの魅力ですね。 そしてモノリス3台目をペイントし、お楽しみとして残しておいたナイトブリンガーのペイントまで一気にやり切りました。 最後の締めとして、ウォーリアー2箱分(24体とスカラベ6ベース)を一気塗りして、アーミー製作に一区切りが着きました。 途中のブランクは長かったですが、一旦作りはじめたら、やはり「勢い」でしたね(笑)。 お気に入りのモデル ネクロンは魂無き兵士って感じで、個々のモデルにあんまり差がないというか、キャラであっても固有名詞が付け難い印象があるんですよね。 そんな中でもク・タンだけは別格で凄い存在感があります。ク・タンは2人とも作りましたが、やっぱり後から作ったナイトブリンガーの方がお気に入り度は高いですね。 ゲームではディシーヴァーしか使ったことがまだありませんが、トリッキーなディシーヴァーよりも直接的なナイトブリンガーのほうが僕にあってると思います(笑)。 ユニットの中でお気に入り度が高いのはデストロイヤーとヘビーデストロイヤーです。これはやっぱり下半身のジオング・プラットフォームが格好良過ぎます。 まぁ足が無いってだけで、全然ジオングでは無いんですけどね・・・。ボディーが大柄なのもいいんですよね。 ゲームでのスペックもかなり優秀だとは思うのですが、どうも僕の運用がイマイチで、いまいちパッとした活躍をさせられないのですが、見た目の迫力を裏切らない活躍をさせてやりたいものです。 そして出来ればデストロイヤーはもう1ユニット作って、10体とか並べてみたいな〜という野望もあります。ゲームはともかく、ホントに好きなモデルなので、また塗ってみたいんですよね。 |
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ゲームでの戦積 正直、ゲームではあんまり勝ったような記憶が無いんですよねぇ。負けた記憶は沢山あるんですが(笑)。 中でも、4版最後のバトルとして広島会の鉄さんのタウと対戦してコテンパンにヤラれたのは鮮明に覚えています。 モノリスがディープストライク失敗とかの不運もありましたが、ネクロンも射撃力には自信があったのによりによってタウに負けるとは!って感じでした。 あと5版になってから、広島会のダニエルさんのケイオスマリーンと2000P戦をやって、これも完膚無きまでにやられフェイズアウト! ネクロンが出た時は40Kがまだ3版で、4版、5版と移り変わっていくなかで未だにアーミーの更新がされていないとはやっぱり寂しいものがあります。 新版が出るたびに強化されるアーミーを相手にどこまで通用するのかかなり怪しい気もしますが、 モノリスの硬さは今でも超一級品ですし、復活のルールも相変わらず嫌らしいもんがありますし、真面目に取り組めば結構やれるのかもしれません?。 とりあえず作るもんは作っちゃったし、今後は規模の大きなゲームでネクロンの真価を発揮できるよう一層努力したいと思います! テレインの製作 |
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僕のネクロン製作を語る上で外せないのが「ネクロンワールドの製作」です。 これは2002年の真夏、エアコンもかけていない熱い部屋で汗をたらしながら発泡スチロールと格闘して作ったものです。 今思い返すと、この時の情熱は何だったのかよくわからないのですが、たぶんミニチュアのペイントが手軽過ぎて、手持ち無沙汰なところもあったんでしょうね。 いまでは一球入魂の精神でアーミー製作をやってるだけに(笑)、それだけで手一杯でなかなかその他のことまで手が回らないことも多いのですが、 当時は当時なりにウォーハンマーを全力で楽しんでいたんだな〜と思います。 ちなみにこれらのネクロン・テレイン群は広島ミニチュアゲームの会に寄贈して使ってもらっています。 といっても最近は広島会もテレインが非常に充実していますので、このネクロン・テレインの出番はかなり減ってきてはいるのですが。 それから、最近はパソコンのゲームでも40Kが盛り上がっているそうで、ネクロンも登場したみたいなんですよね。 それらの映像を見てみると様々なネクロン的建造物が存在していることがわかりましたので、また機会をみてネクロン・ワールドを充実させたいと思います!ほんとに。 |
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なんだかんだってネクロンが好き 「お手軽」とか「テキトウ」とか「手抜き」とかそんな言葉に例えられる僕のネクロンアーミーですが、 何だかんだ言ったって僕はやっぱりネクロンが大好きなんですよね。 その塗り易さ、ロスターの作りやすさということももちろんですが、ホラーだけどクールなミニチュアのデザイン、そして興味深い設定の数々。 銀河最古の種族というスケールの大きい話もですが、帝国の根底を覆すほどの不気味な真実などなど、想像力を刺激させられることしきりです。 セカンドアーミーとして作り始めたつもりが今では完璧にファーストアーミーといえるほどの規模になりました。まぁ勢いなんですけど(笑)。 とりあえず現行コーデックスにおける増強はこれまでということにして、次にネクロンを作るとすればフォージワールドから発売されているパイロンか、 いつになるかわかりませんが新版が出る時でしょうか。 個人的には小型のビークルやパーフェクト・ジオングばりのネクロン・ドレッドノートなど、熱い新兵器がでることに期待しているところです。 新版はいつかわかりませんが、フォージワールドもやたらタウの新兵器を作る暇があったらネクロンの新兵器の一個や二個くらい出せ!って思うんですけどね(笑)。 今後はゲームでの勝利を目標に、ネクロンアーミーを楽しんでいこうと思います! |