Written by Rman


対戦日 平成25年8月31日  日曜日
対戦場所 RoR防府支部(Rman亭)
対戦者 Rman(ハイエルフ)、卵帝さん(ウォーリアーオブケイオス)
イントロダクション

ウォーハンマー・ファンタジーバトル。
このタイトルを知らない趣味人はいないことでしょう。おそらく世界で最も有名なミニチュアゲームのタイトルです。
そして、ある意味では「敷居」の高さもまた有名と言えるのではないでしょうか?

かつて、日本にウォーハンマーがもたらされた時、選択肢はそう多くはありませんでした。それゆえ、ミニチュアゲーマー=ウォーハンマーFBプレイヤーといっても過言では無かったでしょう。
しかし現在では日本においてもウォーハンマー40Kの方が人気となり、様々なミニチュアゲームのタイトルがあり、FBを「卒業」していった趣味人も多いと聞きます。
とはいえ、根強いファンが多いのも間違いないところで、最近は40K三昧な僕もいつかFBを再開するぞ〜と常々思ってきました。
だって、僕はペイント済みのアーミーをハイエルフ4000P、トゥームキング5000P、エンパイア3000P、ケイオスウォーリアー3000P、ケイオスドワーフ2000Pと、けっこう持ってるんですよ。
だから、いずれは遊ぶだろうと思いつつ、8版発売から数年経った今も、一度も8版のFBを遊んでいなかったのは、40Kのインペリアルフィスト制作にはまっちゃってたからなんですね。

そんな僕を心配して(笑)、
たまにはFBやろうぜ、と(しつこいくらいに、笑)声を掛け続けてくれたのが、他でもない卵帝さんです。

このたび、僕も結婚することが決まりまして、「今後遊べる回数も減っていくだろうし、この週末に我が「憩いのRoR亭」に遊びに来ませんかね?」と卵帝さんをお誘いしました。
ちょうど、このタイミングが新版スペースマリーンの発売直前でもありましたし、今40Kってことでもないでしょ〜、っていう話の流れから、
いつやるの?今でしょ!!!ってことで(笑)、ついにというかいよいよというか、FBを遊ぶことが決まりました。

準備期間は一週間。

せっかくなのでフォージワールドから発売されている
モンストラス・アルカナムというモンスター専用本収録のモンスターと専用ルールを使おう!



ゲームのポイントは3200ポイントで、そこに双方がフォージ製のモンスター1匹投入するっていう形でいきましょう!
と決まりました。いちおう、8版を遊ぶのは僕は初めてなんですけどね(笑)。
まぁ、ルールに不慣れな部分については卵帝さんの深い知識に胸を借りるつもりで、とりあえず、ロスターの作成やミニチュアの準備を急ピッチで進めました。

僕はかねてより卵帝さんとフォージ製モンスターの話ではよく盛り上がっていて、ちょっと前に発売されたばかりのマーウィルムという水棲怪物を購入しておりました。
卵帝さんを誘った電話を切った直後、風呂にマーウィルムのキットと共に直行し、研磨剤を使って離型剤を除去した後にキットが濡れてる状態にもかかわらず無理やり組み立て、
翌朝サフを吹き、仕事が終わってから数時間のペイント×2日間でこのモンスターを完成させました(笑)。
足りなかったアーチャーも簡易ペイントながら完成させて、準備は何とか間に合いました。

そして迎えた週末。
台風15号が九州に近づく中にも関わらず、卵帝さんと鉄さんがRoR亭に遊びにきてくれました。お二人とも悪天候の中、遠いところありがとうございました。

いよいよ僕にとって8版デビュー戦が始まります・・・・!いきなりの大ポイント戦、ホントに大丈夫かしら?


ストーリー by 卵帝 

最後の記憶は何だったであろうか?
肉体の現界が進むにつれ、曖昧だった記憶が徐々に再構成されるのを感じる。

その禍々しい姿が現れてくるにつれて、世界を照らしていた陽光は薄れていく。
かくして、完全なるくらやみの世界が出現し、同時にそのくらやみに在ってなお漆黒が際立つ彼の肉体も完全復活を遂げた。



そう、自分はあの矮小なる存在であったはずの、人類の僧侶に鎖で打ちのめされ、肉体を失って渾沌の領域へと引き戻されたのである。
彼にとっては、それは遥かなる過去の出来事にも感じられるし、つい先ほどの事にも思えた。
そして、彼が再誕を果たしたこの時は、どうやら“それ”が起こる遥か過去の時代のようである。

何とも奇妙な話であるが、常命の肉体を捨て、渾沌に魂を捧げた彼にはもはや時間の観念など大した意味を持たない。

彼の真名は「ベ=ラコォール」。
ヒトの身から渾沌の使徒へと史上初の転生を行った者にして、最強のデーモンプリンスである。

彼は自分が再誕させられた意味を完全に理解していた。
同時に、自身をこのような宿命へと陥れたかの“大いなる策謀者”への狂おしいまでの憎悪も蘇ってきた。
逃れ得ぬ宿命、即ち、次代の“終焉の主”たる渾沌の将を四大暗黒神の目となり見出す事である。

眼下を見下ろすと、既に強大なる渾沌の軍勢が、南下を始めている。
鋼鉄の波の如く進軍するケイオスウォリアーやナイト達、そして、最果て山脈に息づく伝説のドラゴンオウガ達、
更には冬の魔獣モウルングルまでもがその“両手”で大地を踏みしめているではないか。
この地獄からの軍勢を統率する渾沌の将こそ、終焉の主たる器を備えている可能性があるのである。



“制圧者”クロミウム卿…
北方人最大勢力クルガンの民を治める王にして、オールドワールドでこの時代、最も恐れられた強大なる渾沌の将である。

オールドワールド中で帝国軍の連隊を幾度となく打ち破った彼は、遂にオーク討滅のため遠征中のウルサーンの戦士達、
イヴェッセの君エルサリオン率いるハイエルフ諸王国連合軍へ狙いを定めたのである。

クロミウムが突き進む魔道がどのような結末を迎えるのか。
それは、神ですら知らないことなのである。



アーミー紹介
ウォーリアー・オブ・ケイオス「大暗黒雷雲旋風超重装爆裂徹甲流血渾沌魔兵団」3200ポイント+モンスター
卵帝さんのウォーハンマーライフの縮図ともいえるアーミーがこのウォーリアーオブケイオスです。
比較的最近塗ったミニチュアもありますが、主にウォーハンマーを始めた初期の頃から中期の頃に作られた作品で構成されているとても歴史を感じるアーミーです。
モンスターはデーモンプリンスも含めれば4匹という、非常にパワフルな打撃力重視の編成と言えるでしょう。ある意味、テーマ編成ですね。
このケイオスホードを指揮するジェネラルが「制圧者クロミウム卿」です。まぁ、このモデルの元の名前を知ってる人にとってはアレな名前です(笑)。
この元スペシャルキャラクター、実に渋くてかっこいいモデルですよね。卵帝さんにとっても大のお気に入りだそうです。
彼はもちろん、ロード枠のケイオスロードであり、超主力部隊である30人のケイオスウォーリアーユニットに合流します。
惜しむらくも8版になってデータが消滅してしまった、最初のデーモンプリンス「ベ=ラコォール」も登場です。やはりこいつは最高に美しいミニチュアですね。
GWの歴史に残る傑作モデルのひとつだと思います。
今回はモデルに合わせ設定はベラコォール自身ということにして、ゲーム上はただのデーモンプリンスとして編入されています。レベル2のウィザードでもあります。
このケイオスウォーリアーは懐かしいですねぇ!!実に。卵帝さんが十数年前に初めてペイントされたモデル達で構成されています。
実に渋くてへヴィなペイントで、こうして並べてしまうと、個々のペイントレベル云々は関係なく、すさまじい迫力が生まれてきますね。
ベースデコレートがきっちり統一されているのはかなり印象向上に貢献してるとは思いますが。
ウォーハンマーを始めた頃に作ったミニチュアを「下手だから隠したい」と言わずに堂々とテーブルに並べられるのは、自分が通ってきた道に自信を持っている何よりの証でしょう。
すばらしいと思います。
そして、ウォーハンマーのミニチュアは一回作ったら何年経ってもずっと現役なんだってことが改めて感じられて、なんだかバトルの前から胸が熱くなりましたね。
さすがの大規模戦、騎兵も充実しています!見た目どおりランスを装備した超主力級のケイオスナイト10騎はやはり迫力満点。恐怖の対象です。
マローダーホースマンの機動力も決して侮れません。こちらのウォーマシンを狩られないように要注意です。
20人のハルバード持ちケイオスウォーリアーも主力の一翼を担っていると言えるでしょう。
現行のケイオスウォーリアーと比べると背は低いですが、存在感はいささかも劣っていません。
ちなみに、GW初のマルチ・パーツなプラキットがこのケイオスウォーリアーだったんですよ〜実は。ハルバードがプラ化されたのは随分後でしたけどね。
未だにファンの多いキットだと思います。
出ました!真ん中の恐ろしいバケモノが、フォージワールドがプロデュースする「ウォーハンマーフォージ」に登場したモゥルングルというアンデット系のモンスターです。
あまりにも恐ろしく嫌悪感を催すデザインが卵帝さんの心をガシっとつかんだらし(笑)、気合の入ったペイントで仕上げられてきました。
この写真はちょっとピンボケてますが、後ほど良い写真がいっぱいありますので、お楽しみに〜。
それから、モゥルングルの奥にいるのがキマイラです。
卵帝さんが5版時代にコンバージョンで作りあげ、一時代を築く原動力ともなったモデルが、6版、7版の冬眠期間を経て8版でついに復活しました。
騎乗こそ出来ませんが、迫力は十分です。どんだけ大暴れをしてくれるのか怖くてたまりません!
ドラゴンオウガ・ファミリーも登場です。ドラゴンオウガも先日の更新でついにモデルチェンジとなりましたが、やはりこの旧版はいいものです。
僕も大好きなモデルです。シャゴスも打撃力だけは半端無い強さを誇ります。
伝説的なモンスターまで合流したクロミウム卿率いるケイオス軍、相手にとって不足はありません!
デーモンプリンスはティーンチの烙印を刻んでいますので、ティーンチ神の魔法体系を選択。ランダムで取得した魔法は「変化神の桃色の炎」と「地獄の大門」となりました。
どちらも超攻撃的な魔法です。
レベル2が1体なので、それほど尖った魔法力があるわけではないでしょうが、この2つの魔法にはかなりの破壊力があるため、十分に注意しなければならないでしょう!

ちなみに、マジックがカード化されて限定数販売されてますが、僕は一応今までのは一通り買ってきました。初めて使ってみましたが、参照しやすくて大変便利ですねぇ。
何となく呪文書を持ってる気分にもなれて、マジックフェイズが少しだけ幸せになれます。オススメのアイテムです。

さてさて、卵帝さんのケイオス軍を迎え撃つのが我がハイエルフ軍です。約4年ぶりの出撃です!!
以下が僕のアーミーです。
ハイエルフ 「イヴェッセの翼」  3200ポイント+モンスター1枠
堂々たる我がハイエルフ軍。こうして並べてみるとあまりの凛々しさ、美しさに惚れ惚れしてしまいます。自分で言うかってね(笑)。
今回の編成はとにかく手持ちのミニチュアで何とか組んでみるってところで、特別に戦略的なものは無いんですが、
見た目のバランスを意識してアーミーを構築してきた結果、歩兵、騎兵、ウォーマシンがほどよく整ったバランスの良い編成になってると思います。
8版向けにアップデートさせたのはローザンシーガードの増産です。そして中央奥にいるのが噂のマーウィルムちゃんです。おっきいでしょう?
僕が大好きなハイエルフのキャラクターの一人がこの「厳めしきエルサリオン」です。
非常に古いモデルですが、シタデル史上最高傑作のひとつと言いたくなるほど、最高に美しいキャラクターだと(僕は)思ってます。
ペイントしたのは数年前ですが、ゲームに投入するのは今回が初めてです。そして、彼がこのアーミーのジェネラルを務めます。

メイジのミュルディバール師はLV2です。
ティリオンと見紛うほどに煌びやかな装備に身を固めたこのプリンスこそ、かのアナリオンの血を引き継ぐカレドールのプリンス「ラーヴァイン」。
ということで、モデルは旧版ティリオンですが、今回のゲームでは単なるプリンスとして使用します。25ミリの馬ベースに乗せておいて良かったですよ。
打撃力の主力となるドラゴンプリンス10騎をバトルスタンダードべアラーのカ・エンセリオン氏と共に率いて戦います。
しかし、ティリオンのモデルを使うと絵的にはかなり豪華になっちゃいますね。いずれは無印のプリンスも作りたいなぁ。

そして我らが頼れる兄貴、フェニックスガードの長カラドリアンも参戦しています。
今回の編成で実は一番の主役がこのマーウィルムちゃんでしょう!速攻で仕上げた割にけっこう気に入ってしまいましたね。
ちなみにゲームでは少し能力が強化されたパゴウィルムという奴になってます。
ですが、パゴウィルムって響きがイマイチなので、レポートでは「マーウィルムちゃん」って呼びますね。
この見た目の迫力を裏切らないパワフルさを備えたモンスターです。ガリガリとケイオスアーマーをかみ砕いてくれることでしょう。
ローザンシーガード30体は主力ユニットのひとつです。旧版のシーガードに流血島のシーガードを加えています。
いずれは旧版だけ、新版だけ、のユニットに分けて両方を大きなユニットに育てたいですが、混ぜちゃうとほとんど違和感ないんですよね。
30体が弓を射て、スピアを突き立てる、手数だけは抜群に多いユニットです。どんな活躍を見せてくれるでしょうか!ついつい期待しちゃいますね。
フェニックスガード20体はカラドリアンも合流することで、攻守ともに非常に頼れる精鋭ユニットになります。
特に破壊力抜群のケイオス軍を相手にした時は彼らのワードセーブ4+が何よりも心強いものです。
ちなみに、このモデルは5版時代の(現行プラからすると2世代前の)ものです。現行のモデルに比べるとイモっぽいですが、これはこれで、気に行ってます(笑)。

そしてハイエルフの対モンスター兵器、と言えるのでしょうか、ボルトスロアーのイーグルクロウは4台編入しました。
せっかくのグランドアーミーなのでほんとは8機くらい行きたかったですが、案外ポイント一杯一杯で入りませんでした(笑)。
レベル2メイジのミュルディヴァール師はハイマジックを選択し、基本スペルの「魂の消灯」、「大嵐」を取得しました。どちらも攻撃的な魔法です。
エルサリオンもこの見た目で何気にLV2ウィザードです。影の魔法体系を選択。そして最も欲しかった魔法「体力そぎおとし」をゲットすることが出来ました!!
これを敵に発動すれば、敵の耐を一時的に―D3出来るという効果です。攻が低く手数だけは多いハイエルフにとっては最高に相性が良い魔法なのです!!
本当にこいつはラッキーでした。
マジックフェイズも頑張っていただきましょう!

戦場のセットアップ
憩いのRoR亭にオールドワールドを展開しました。なかなかに良い雰囲気でしょう?
テレインの配置は卵帝さんと相談しながらやりました。雰囲気重視の配置です。
画面奥の川はレディーメイドのもので、GW純正品ではありませんが安価かつまぁまぁ良い雰囲気の便利アイテムです。
8版FBはテレインの移動ペナルティーが控えめなこともあり、かつての版よりはだいぶテレインの量も増えて、雰囲気の良い戦場を演出できるようになった気がします。
まぁ、モアイ像はほんとにナゾですけどね(笑)。石膏粘土で作った僕のお気に入りの手作り品です。
当初は「悪意ある石像」ってことにしよう!って盛り上がってましたが、あまりにもゲームがグダグダになりそうだったので、ただの移動不能地形にすることになりました(笑)。
こいつはフォージワールド製の建物です。すごく出来が良くて僕の自慢のコレクション。
ペイントもかなりマジで塗ってます。そんなコテージの名前は「RoR Inn」です笑。
手前の人面岩も紙粘土で作ったお手製のものです。怪しい雰囲気でしょう?笑
ちなみに、エンパイア風の民家のすぐ近くに髑髏の神殿が建ってるのはちょっとやりすぎ?
みたいな気もしましたが、良い感じに朽ち果ててるので、
ある意味オールドワールドらしい雰囲気とも言えるのかな〜と無理やり納得しました(笑)。

初期配置

今回のバトルのシナリオはフォージワールド本に収録されているモンストラス・バトルズというシナリオ集の中で最も基本である「モンストラス・コンフロンテーション」を選択しました。
通常のアーミーに加え、モンスター枠があり、制限ポイント内のモンスターを投入することが可能です。
今回は僕も卵帝君もフォージ製モンスターは1体ずつしか持ってなかったので、お互い1匹ずつ投入しての編成となっています。

あとのルールは概ねピッチバトルのシナリオ1「正面決戦」と同じで、勝利条件も勝利ポイントで決まるシンプルなものです。
まぁ、今回は古き良きFBって感じですかね。

さてさて、いよいよ配置開始です。
初期配置のロールオフに勝利したのは僕でしたので、卵帝君に先に配置してもらいました。
お互い、交互に配置をしていきます。この交互に配置していくっていうのがまたFBらしくて良い感じですね。あ〜懐かしい!この感覚!って感じで楽しみました。
とりあえずお互い交互に配置をしていき、こんな感じになりました。配置は僕の方が先に終わりましたので、先行を決めるロールオフで+1ボーナスがもらえます。
それにしてもズラリとユニットが並ぶとやはり壮観ですねぇ。この光景を前にすると、まさに武者震いがしてくるような感じで熱くなってきました。
ではでは、以下より各陣営の初期配置の詳細を見ていきましょう。
黒いダイスが初期配置エリアぎりぎりのラインです。戦場の端から12mvまでの距離。
ズラリと目一杯まで並べてます。マローダーは川を縦断してくるのでしょうか!?
主力のケイオスウォーリアーが戦場の中央よりにどかっと配置されています。
凄まじい圧力を感じますねぇ。これほどの鋼鉄の軍団にどう対処してよいものやら。
少し、気が遠くなります(笑)。
クロミウム卿は主力のケイオスウォーリアー30体に合流しています。
まさに難攻不落のユニットと言えそうです。
戦場の端の方にドラゴンオウガ筆頭にモンスター勢が集中配置されています。
建物を遮蔽にしてうまくボルトスロアーから隠れられる良いポジションです。
いやぁ、恐ろしいですねぇ。どうやって対処したら・・・(2度目のため息)。
飛行モンスターは8版になって機動力が若干落ちてるようですが、
我がハイエルフ軍にとって最高の脅威であることは、間違いありません。
一方、我がハイエルフ軍は防御的配置という意味でも、初期配置エリアから若干下げて、
射撃回数を稼ぐ作戦をとりました。ジェネラルのエルサリオンは戦場中央よりに。
ローザンシーガードとマーウィルムちゃんは川の上に配置しました。
なんとなく、似合う感じがしませんか?どちらも。
モアイ像の前には20人のアーチャーを配置しています。
このモアイ像が「悪意ある石像」だったら、マジでシャレにならない感じですよね。
「面白そうだから、悪意ある石像にしよう!宣言」を撤回して良かった(笑)。
フェニックスガードには当然ながらカラドリアン様が合流しております。
丘の上にはボルトスロアーも2台配置。
丘の上の家屋が超邪魔くさいです(笑)。
ウォーハンマー界最強の名を欲しいままにする(うそ)ドラゴンプリンスには、
バトルスタンダードベアラーとラーヴァインの君が合流しています。
我が軍最強の打撃力であり、超主力です!
エルサリオン閣下は森の後ろに配置です。
やはり凛々しいですね〜このお方は。今時点(H25.8.31)でメタル製モデルが、
たったの3000円で売ってますからね。手に入れる最後のチャンスかもしれません!
オススメ!!笑
というわけで、戦場の反対側から見るとこんな感じになってます。
先行をとるか、とられるか・・・!ロールオフの結果、卵帝さんが勝利し、先行を取得されました。
うわぁ、なんか待ち戦術を考えてる僕としては先に撃ちたかったなぁ〜って所です!もう、覚悟を決めるしかありませんね!

それにしても、やはりFBはこのズラリとレジメントが並ぶ様が最高にカッコイイですねぇ。
この光景を見るだけでもFBは価値があるって思えてきますし、40Kともまた違った重厚な空気が戦場に流れている気がします。
ほんとにワクワクしてきました。
ウォーハンマー界で(本気で)最強の打撃力を誇る精鋭中の精鋭騎兵がケイオスナイトです。
このモデルも旧版のものですが、ここまで真っ赤に綺麗に塗ってあると、新モデルが主流となった今でも、その迫力はいささかも衰えることがありません!
このケイオスナイトが醸し出す圧倒的なオーラが戦場に恐ろしいまでの緊迫感を生み出す大きな要因になっているのは間違いないでしょう!

ちなみに、こんなに真っ赤ですが別にコーンの烙印を刻んでいるわけではないそうです(笑)。
対戦の前にはアホな写真を撮影するのが僕らの定番行事化しております(笑)。ま、これも思い出作りには大切なんですよ。
二人ともFB8版発売時に限定販売されたエンジニアセットを構えてるのが熱いでしょう?(笑)。
僕はこの非常に使いづらいエンジニアセットを駆使して、様式にこだわったFBを遊ぶのが夢でもあったんですよ〜。
卵帝さんはこの写真撮影後は全く使ってませんでしたけどね(笑)。僕は、使いましたよ。やっぱり使いにくかったですが、気分は盛り上がりました。

さぁ、久しぶりのFBです。FBの経験が非常に豊富な卵帝さんの胸を借りるつもりで・・・
改めて、よろしくおねがいします!!

ゲーム開始!!

第一ターン、始まります!
全軍前進あるのみ!!!怒涛の勢いで攻めてくるケイオス勢!
モゥルングルも非常に恐ろしいオーラを放っていますねぇ〜〜〜!!
川の中では行進移動ができないため、ウォーリアーとマローダーは少しもたついてます。
スキュラとケイオスマローダーホースメンは全力で前進してきました。
返しのターンで射止めなければ、次のターンに間違いなくチャージされてしまうでしょう!
ウォーリアーとナイトは様子見しながらの前進です。
ドラゴンオウガが一歩前に出て、ハイエルフをチャージレンジ内に見据えます。
シャゴスも全力で前進してきました。この打撃力を受け止められる体力が、
ハイエルフにはありません。何としてでも先制打撃を与えたいところ!
RoRInnの裏手側から回り込むのはベ=ラコォールとキマイラです。
大きな建物をうまく利用し射撃をかわす機動はさすがです。
ちなみに、8版FBの面白要素のひとつ「謎の地形」ルールです。
ケイオスウォーリアーの入っていた森はなんと「毒の茂み」!
危険地形判定は難なく回避されました。
そして清流に見えた小川はなんと・・・「毒の粘液」でしたっ!こっちも毒かい!みたいな(笑)
しかも今度はマローダー1人が毒液を飲み込んでしまったのか、死亡しました。
この小川、毒の粘液ってことになると、かなりヤッカイです。
マジックフェイズが始まりました。
魔力の風の出目は9。風が吹き荒れる中、ベ=ラコォールはさらに「カタムの髑髏」の使用を宣言!
通常はキャラ一人につき1つしか振れないチャネリングを6個振れるという強烈なアイテムです。
ただし、1が出た場合は気が−1されるというハイリスク・ハイリターンっぷりが実に熱い!と言いつつ、今回は6個振っても6は出ず、1が1個出てました(笑)。

ベ=ラコォールは3つのパワーダイスを使い、ピンクファイアオブティーンチをフェニックスガードに放ちましたが、これはディスペル成功!
次に残った6個をフルに使ってインファーナルゲートウェイを同じくフェニックスガードに放ちました!抗えぬ大魔力は出ず、こちらは解呪の巻物を使用!

何とかマジックフェイズはことなきを得ました・・・・。
フハハハハ、貧弱なるエルフどもが震え上がっているのが目に見えるぞ。
我が軍の向かうところ敵はおらん!主のために我らは破壊の限りを尽くすのだ!!

クロミウム卿が戦場に怒声を響かせつつ、ケイオス側は射撃も接近戦もなく、1ターン目を終了です。
ハイエルフのターン開始と同時に、謎の森に降り立つエルサリオン。
とりあえず危険地形判定には成功。そして森の正体は・・・「フゥーただの森だぜ!」
マーウィルムちゃんはせっかくの水棲生物なのに、毒の粘液の前に戸惑いながら前進。
危険地形判定・・・・失敗!無駄に1ダメージ食らってしまいました(笑)。
マジックフェイズは1ゾロで、まったく魔力の風が吹かず速攻で終了(笑)。
射撃フェイズ、ローザンシーガードの怒涛の30発のボウが放たれます!
マローダーホースメンを見事に迎え撃つことに成功しました!
30発も撃てば地味なウォーハンマーの射撃もなかなか頼もしいもんですね!
ボルトスロワーはマローダーホースメンと共に迫りくるスキュラを狙います!
景気付けの第一発目、まずは単発でいってみましょうか!
ヒットロール失敗〜〜〜!!
二台目は連射(6発攻4で撃てます)して、何とか1ダメージ与えるも仕留め損ねました。
こちらのボルトスロアーは眼前に迫るデーモンプリンスを狙います!!
やはりまずは単発でいっときましょうか!刺されぇぇぇ!!!
ヒットロール失敗〜〜〜〜!あれぇ?こんなハズでは。やっぱFBの射撃は・・・笑
2台目はこちらも連射してみるも、このベラコォールさんは
ケイオスアーマー+加護の盾とか装備してて、あっさり弾かれました。
アーチャーは20発のロングボウをドラゴンオウガに放ちます。
射撃回数がFBとは思えないほど半端なく増えてて、なんか楽しいですねぇ。
でも、ドラゴンオウガのスカリィスキンを貫くことは簡単ではありません!
結果、1ダメージ入っただけでもラッキーでしょうか。
双方のターンが終了しました。割りに静かな幕開けとなった第一ターン。こちらのハイエルフ軍はほとんど動いていません。
ケイオス軍は次のターンも激しく迫ってくることでしょう!
こうして見ると、ハイエルフ軍は盤面ギリギリに並んで、まさに背水の陣って感じですね。ケイオス軍が攻め立ててくる前に、少しでも射撃で削っていきたいものです。
第二ターン開始!
ウゴォォォォォォ!!!ニエェェ!!!
コーン神の鉤爪たるスキュラがイーグルクロウに襲いかかります!!チャージは余裕で成功!!
絶望!
そして、フェニックスガードの正面にはドラゴンオウガ・シャゴス!側面からはキメラとベ=ラコォールがチャージしてきました!
圧倒的な破壊の嵐がフェニックスガードを襲う!波乱の幕開けとなった2ターン目です!
アシュリアン神よ、我らを守りたまえ!!
フェニックスガードのワードセーブ4+でどこまで耐えることが出来るか・・・・人間力を試されることになるでしょう!
通常の移動フェイズ、ドラゴンオウガがハイエルフ陣地に到達です。
ケイオスナイトは後ろに待機しており、明らかに誘ってる感じです(笑)。 
マローダーも前進してきました。例によって毒の粘液によって一人死亡です。
モウルングルは髑髏の神殿まで進んで高みの見物といったところ。 ウォーリアーは好機を伺い待機されています。下手に動いても危険地形判定ですしね(笑)
マジックフェイズは射撃系スペルしかないベ=ラコォールさんが接近戦に入っているため、
いきなり接近戦フェイズ開始です。ま、この光景から想像される展開は・・・
ハイ、瞬殺でした(笑)。
まぁ、先制攻撃で一矢報いたかったですけど、けっこう固いんですよ・・・この獣。
猛進していき、岩の前で止まりました。このスキュラを早々に仕留めなければ、
ハイエルフの陣地をひっかきまわされてしまいます。
フェニックスガードの接近戦もいよいよ始まろうとしていました。
フェニックスガードの長カラドリアンがベ=ラコォールの前に一歩進み出ます・・・!
グワハハハハ!!我の前に進んで歩み出るとは、さすが尊大なるエルフよ・・・!
しかし我は自然の理を超越せし者。
アシュリアンの力など、暗黒神の力の前には無力に等しい!覚悟せよ!!


ベ=ラコォールの威嚇にも微動だにせずフェニックスブレイドを構えるカラドリアン。


常に先手を取れるカラドリアンの攻撃回数は3回!しかし、運悪く1ヒットのみ。ダメージもワードセーブされてしまい通りません!
ベ=ラコォールの反撃は5回!圧倒的な破壊力を前に絶望的な状況に一気に追い込まれたカラドリアン!
しかし、アシュリアン神は彼を見捨ててはいませんでした!ワードセーブ4+に成功し、辛うじて1ダメージで生き残ります!

喜んだ一方、キメラとドラゴンオウガシャゴスによる虐殺タイムが始まりました・・・・!
フェニックスガードのハルバードにより、シャゴスに対しては先制打撃を与えるも2大モンスターの圧倒的な攻撃回数に加えてデモプリ、キメラのブレス攻撃、
さらには「踏み荒らし攻撃」により、一気に10名のフェニックスガードが倒れました。
いや、実際、アシュリアン神のご加護(4+ワードセーブ)が無ければ、20人全員が死んでいたと言っても過言ではないでしょう。

とはいえ、10人残ってくれたのはまさに奇跡でした。かろうじてランクを確保したことで「揺るぎなし!」を持っており、気9でブレイクテストが可能です。
ここは当然、耐えてみせます!まだ、やられるわけにはいかないのですから!
カレドールの栄光を我らにッ!!!
2ターン目後半戦の開始と同時に、ラーヴァインの君率いるドラゴンプリンスがドラゴンオウガにチャージ!!
このチャージ宣言、実際のところ、戦術的フリーを宣言される危険性は十分にありましたが、あえてここでチャージを受け、ケイオスナイトと戦う前に少しでも戦力を削ろうという高度な判断・・・
というより、その方が熱いでしょ!?っていう卵帝さんの空気読んだ戦闘準備宣言でした。ありがたい!
私に続けェェ!アシュールの神々と共に!
戦場中央でも大決戦が始まります!エルサリオンとスピアーマン20人、そしてマーウィルムちゃんが、
ケイオス軍の最主力たるクロミウム卿率いる30人のケイオスウォーリアーにチャージ!
ほんとはライオンチャリオットもチャージ宣言してたんですが、マーウィルムちゃんの突撃距離がギリだった関係で場所がなくなりチャージすることが出来ませんでした・・・・。
ひるむな!北方の野蛮人など、何するものぞ!
我らの穂先にはヴァール神の祝福が宿っていることを忘れるな!


スピアーマンを力強い言葉で鼓舞するエルサリオン。
エルサリオンはマジックフェイズで見事に
「体力そぎおとし」のキャストに成功!
肝心の出目は振るわなかったものの、ケイオスウォーリアーの耐を−1しました。
一方、攻めの姿勢をとったローザンシーガードは毒の粘液にやられて何と5人も死亡。
死にすぎでしょ・・・汗。
イーグルクロウは背後からスキュラを撃つ!単発ヒット!
ワードセーブ失敗、ダメージロール6!!一発で3点のダメージを叩き込み、撃破!!
うぉっしゃーーー!!奇跡!めちゃ盛り上がりましたね、ここは。
5人の尊い命を犠牲にしたシーガードはケイオスマローダーに矢の嵐を降らせます! マローダー5体死亡!頑張ってくれましたね、こつこつ削っていきましょうッ。
イーグルクロウが単発射撃で狙うのはケイオスナイト!
ちなみに、この旧版イーグルクロウはなかなか素敵なデザインでしょう?
大好きなんですよね〜このモデル。ヒットロールゥゥゥ!当たってくれぇぇぇ!!!
当たりました!!!しかも側面から、1発で3体も貫きました!
もう1発は外しちゃいましたが、大戦果といってもよいでしょう!やったねぇ〜
あ、25%以上死んだので、ナイトは一応パニックテスト振っといてくださいね。
パニックテスト失敗!!まさかの!!!
ケイオスナイトが・・・・!!!!
ケイオスナイト、敵前逃亡!!!
こんなことがまさか起ころうとは、双方にとって思いがけない展開です。卵帝さんの綿密に組み立てられた戦術が音を立てて崩れていきました(笑)。
う〜ん、やはりウォーハンマーっちゅうのはドラマチックですねぇぇ。ヒヒヒ。(←嫌な人)笑。
貴様がいくらアシュリアンに守られていようと、所詮は定命の存在に過ぎぬ・・・・
定命の者が不死なる我に勝つことは決してできんのだ。
死ねぇぇぇ!!!

魔剣はカラドリアンの身体を捉え、切り裂く!!瞬間、カラドリアンはただ一言、言霊を発っする!
滅ッ!!!
カラドリアンが殺された場合、相手に対してアーマーセーブできないD3のダメージを与えるのです!
残り傷3のベ=ラコォールを巻き添えに出来れば万万歳!と思ってましたが、D3の結果は1、しかもデーモニック・セーブされてしまいました。
ぬうう!カラドリアン、無念なり。
モンスターの破壊力は留まるところを知らず!次々と倒れていくフェニックスガードたち。
ほんっと、モンスター強いですねぇ、8版は。特に「踏み荒らし攻撃」が半端ないです。アシュリアン神の加護を持ってしても、守りきることが出来ません!
ブレイクテストも失敗し、追いつかれて全滅です!
キメラは低い「気」でその場に踏みとどまり、猛進してきたシャゴスはアーチャーに肉迫します。
モンスターの勢いを止めることは出来るのでしょうか・・・・!?
我が王家に伝わりし伝説の刃、これぞブレイド・オブ・リーピング・ゴールド!!!
私の前に身を晒したのが運の尽きだ。
我ら栄光あるカレドールの子らを止めることは例え伝説の魔獣であろうと叶わん!!


ラーヴァインの君が装備しているソードはハイエルフ専用の高級品「跳躍金の刃」です。攻撃回数が+3回もされる優れもの。
加えて、基本マジックアイテムから「怪力の秘薬(ポーション・オブ・ストレングス)」を飲み干しました。
つまり、
このターンの瞬間最大風速は攻7、回7という超ゼツ破壊力!!!

ドラゴンオウガをバッサリと切り倒します!!
バトルスタンダード・ベアラーのエンセリオンの攻撃、さらにはドラゴンプリンスらの攻撃も見事に決まり、ドラゴンオウガは反撃する間もなく全滅!
会心の、凄まじい活躍ですッ!!
無傷のまま、ケイオスナイトに向けて猛進するカレドールご一行。

風が、アシュールの民に風が吹いている!

一方、戦場の中央では総大将同士の一騎打ちが始まろうとしていました。
我こそはウルサーン連合軍を率いしイヴェッセのエルサリオン!
この世界に破壊をもたらす者を成敗するために我はここにあり!!
混沌の将よ、覚悟せよ!!!


エルサリオンの振るうファング・ソード・オブ・エルサリオンは攻が+2され、加えて通常のセーブが不可能となる非常に強力なものです。
さらに愛騎のストームウィングも「つねに先手を取る」を持っており、圧倒的な攻撃回数を誇っています!しねぇぇ!!!(プレイヤーの心の叫び)
しかーし、なんか出目が振るわずたった1点しかダメージが通りません・・・・ッ!!ヤバいかも・・・!?
威勢が良いのは掛け声だけかッ!フハハハ!!笑わせてくれるッ!
覚えておけ!俺こそが、この世を破滅に導くため暗黒神に選ばれたクロミウムよ!!


クロミウムが装備している剛剣はソードオブマイト!攻+1と渋い性能ですが、元々の攻撃力が高いだけに全く侮れません。
しかし、エルサリオンもこの攻撃を何とか1ダメージで耐えました。この一騎打ちは互角です!
スピアーマンの攻撃回数は怒涛の21回!!振れるダイスの数が激増しているのは8版FBの醍醐味ってところでしょうか。
耐が3になっているケイオスウォーリアーにスピアーはよく刺さりました!が、しかし・・・・ケイオスアーマーの硬さは健在!ほとんどダメージを与えられません!
しかーし!!ここで非常に頼もしいのがマーウィルムちゃんのモンストラス・パワー!!
通常の攻撃(攻6を4回!)に加え強烈な尻尾攻撃(攻8を1回)、そして踏み荒らし攻撃!ケイオスウォーリアーをバラバラに引き裂いていきます!!
戦闘終了時、双方に甚大な被害が出ていました。ケイオスウォーリアーも力強い反撃でスピアーマン5体を打倒。

戦闘結果はハイエルフ側が勝利していましたが、ケイオスウォーリアーは「揺るぎなし!」を得ている状態のため、
クロミウム卿の気9でブレイクテストに成功!この戦闘は継続です!
ケイオスナイトがパニックして逃走という大波乱が巻き起こった2ターン目がここで終了です。
このターンのMVPは間違いなくイーグルクロウ・ボルトスロアーですかね!まさに、クリティカルヒットでした。
スキュラも一発撃沈しましたしね!

ちなみに、スキュラを撃った白いボルトスロアーは昔、海外オークションで落札した完成品なんですけど(笑)、
射撃の前に「
そんなイーベイで買ったようなテキトーペイントのやつが当たるわけないわッ!!笑」とか言われながら3ダメージを叩き出した時には
僕も「
ペイントに貴賎なし!!!」とか叫んでしまって3人で大爆笑でした(笑)。

やっぱりですね、塗ってあるミニチュアには一往に出目補正効果が期待できると思いますよ、ミニチュアゲームは。気持ちの問題なんです。
それにしても、盤面中央は激しい戦いが巻き起こってます。ここがどのように決着するかで、このバトルの流れが決定的になると言っても過言ではないでしょう。
双方にとって正念場の3ターン目が始まります。
第三ターン目!
先のターンに突撃し損ねたライオンチャリオットの側面にケイオスマローダーが突撃!! ケイオスウォーリアーもマーウィルムちゃんに突撃宣言するも、何と突撃距離は1ゾロ!!
この失敗は非常に痛い!卵帝さんらしからぬダイス目が続いています・・・
ブルワァァァァァ!!!
ドラゴンオウガ・シャゴスがハイエルフアーチャーに側面から突撃!この迫力!!た、耐えられるか・・・!?
恐慌テストは辛うじて成功です。
ギニィャァァァァァァァ!
モウルングルもローザンシーガードの側面に突撃!!ヤバい、ヤバイでしょう〜〜〜これはぁ。モウルングル、怖すぎるでしょ。絵的に。
こちらも恐慌テストは何とか成功です。
上から見たら、凄いですよね。新しいタイプのモンスターです・・・。
はるか上空から巨大な爪を振り下ろすんでしょうね!実にカッコイイ。
ま、感心してる場合じゃないんですけどね。
ベ=ラコォールはRoR亭の前に移動し、イーグルクロウの射撃から身を隠しつつ、
次のターン以降の好機を待つようです。
キメラも大きく移動し、次のターンの展開を見越した位置取りをされました。 ちなみに、川が毒の粘液なので、今回は4人ものマローダーが毒に倒れました。
この毒の川、かなりの人数を飲み込んでますよ・・・。
マジックフェイズ、ベ=ラコォールは「体力そぎおとし」の解呪にいそしみます。 ウォーリアーにかけられていたリメインスペル「体力そぎおとし」はディスペルされました!
いよいよ始まる接近戦!シーマスターが果敢に斬りかかります! しかし、モウルングルのパワーは圧倒的でした!!次々と倒れていく市民兵たち。
でも、揺るぎなし!ですからね。
ブレイクテストは成功!今日はチョンボ無しで行かせていただきますー!
隊列再編で、向き直しました。モウルングルの耐は5、傷も5です。次ターン以降はスピアーの嵐を食らわせれば、もしかしたら奇跡がおこるかも!!
って期待しちゃいますよ。
モウルングル、見た目ほどは怖くないぜ!(やけに強気)
シャゴスは卑劣にもメイジのミュルディヴァール師に攻撃を集中!このいじめ攻撃にはさすがに耐えられず(笑)、瞬殺。
卵帝さんの手堅い選択でしたね。
この人、なんもいいこと無かった・・・(1ターン目にディスペル・スクロールを使った所がハイライトでしたかね笑)。
メイジは倒れつつも、アーチャーは揺るぎなし!をもっている状態でしたから、ブレイクテストには成功!
隊列再編でシャゴスに向き直ります。
ライオンチャリオットVSマローダー!
どんな時でも、とりあえず先制攻撃が出来るってのはほんと、ハイエルフの利点ですねぇ。実に頼もしい。
なんて余裕こいてる場合じゃなくて、横からの攻撃に対してはホワイトライオンも反撃できません!

チャラスの人がマローダー2人を倒すも、反撃で3ダメージ食らってしまいました。そして・・・!
ブレイク!!!
う〜ん、やっぱりチャリオットが突撃食らってしまうと、どうしようもないですねぇ。逃げだして、追いつかれて全滅です。南無。
まぁ、死に様も絵になりますね、ライオンチャリオットは(そういう問題か!)。
一方、主戦場はどちらも一歩も引かない激しい応酬が続いていました。
エルサリオンVSクロミウム卿はお互いダメージ入らず!
スピアーマンの槍はケイオスウォーリアーを全く貫けず、手痛い反撃でまたも5人が倒れます・・・・が、マーウィルムちゃんの顎と尻尾がウォーリアー7人を葬ります。
大健闘ですよ、マーちゃんは!!!勢いペイントして良かったですよ、ほんと!!(笑)。
この戦闘は揺るぎなし!を持ち続けているケイオスウォーリアーがブレイクテストに耐えて膠着です。

そして、3ターン目後半戦が始まります・・・・。
先のターンに再集結テストに成功していたケイオスナイトに対し、ラーヴァイン率いるドラゴンプリンスがチャージ宣言!
これを受け止めるにはいささか歩が悪いと判断した卵帝さんは戦術的退却を選択。モンスターの加勢をもって改めて決着をつけようという所でしょうか・・・。

しかし、これが裏目に出ました!

なんと、ドラゴンプリンスの突撃距離がほぼ最大レンジまで到達!!!
退却し距離を保ったケイオスナイトに追いついてしまったのですッ!!!
世界がいかに広かろうと、カレドールの向かう所、敵は無し!!
一瞬で葬りさられたケイオス軍の超主力たるケイオスナイト。あまりの出来事に卵帝さんも悶絶してしまいました(笑)。

ランダムの突撃距離っていうのはこんなドラマも有りうるんですねぇ・・・8版の面白さというか、怖さが出た場面になりました。

それにしても、凄い。ドラゴンプリンス、やっぱ最強の騎兵ですね♪(なんもしてないでしょ)。
確実に戦場の流れはハイエルフに傾いてきているのをヒシヒシと感じます。
エルサリオンのキャストした「体力そぎおとし」は抗えぬ大魔力で発動!!!
しかも出目は6!!ケイオスウォーリアーユニットの耐はマイナス3されて、
もはやモヤシ以下の耐1という有り様に・・・・!!脅威の威力。
ちなみに魔力の暴走は「魔力の消失」でした。とりあえず、死なんでよかったわ。
射撃フェイズ!イーグルクロウはケイオスウォーリアーを狙うも当たらず! こちらの2台も赤きケイオスウォーリアーを単射で狙うも、どちらも当たりませんでした。
そういう時もあります。気にしないで、それより早く接近戦いこうぜ!(やる気)
我が父モラニオンの力がこのファングソードを通じて私に力を与えてくれている・・・!
ウォォォォォ!!!

ファングソードが唸りをあげクロミウム卿に振り下ろされる!!

耐が2まで低下したクロミウム卿はエルサリオンのファングソードを受け流すことができず、
ケイオスアーマーもろともその体を真っ二つに!!

ケイオス軍ジェネラルを討ち取ったり!!
双方激しく戦力を失いながらもエルサリオンがクロミウム卿に勝利したことで、ケイオス軍の士気は崩壊!
マーウィルムもスピアーマンも追撃距離が届かなかったため、ケイオスウォーリアーを逃がしてしまいます。
一方でシャゴスによる虐殺ショウが始まりました。
踏み荒らし攻撃がマジで半端ないですね・・・モンスターは。1ターンでこんなに死ぬとは。
しかし、揺るぎなし!ですからね、何とか耐えました。
モウルングルVSローザンシーガードの戦いも厳しい局面を迎えていました。
シーガードが16発ものスピアーを突き刺すものの、モウルングルに与えたダメージはたったの2点!
そしてモウルングルはその反撃で5人のシーガードを叩き伏せました。
そして、モウルングルは特殊能力カーノファージを発動。これは失った傷を接近戦で倒した相手から吸収し、回復するというものです。
イメージとしては殺した敵をむさぼり食ってる感じでしょうか、
マジ恐いです。せっかく与えたダメージも回復されてしまいました。

マジ、ホラーなやつですね・・・。生理的嫌悪感すら催すほどの恐さがあります。まぁ、僕はホラー好きなので、大好きなんですけどね☆こういう人。
このターンは本当に色々とメイクドラマでしたね・・・。ケイオスナイトの全滅を筆頭に(涙)。
またエルサリオンがクロミウム卿を打ち破ったことで、ハイエルフ優勢の流れが決定的になったと言えるかもしれません。
しかし油断は禁物です。ケイオス軍にはガッツリと赤いウォーリアーが健在ですし、ベ=ラコォール含むモンスター4匹はほぼ無傷なのですから。
まだまだ、勝負は決まっていません・・・・ッ!
第四ターン開始!
ケイオスウォーリアーは何と再集結失敗!!!
ドラゴンプリンスを突き抜けて逃げていきました。途中2人が危険地形判定失敗で死亡。
赤いケイオスウォーリアーは毒の粘液で3人死亡。この大事な局面でこれは痛い。
ほんと、迷惑な地形ですよね、これ・・・。笑
この怪物を殺すことが出来れば、主からの褒賞は想像を絶するものぞ!
さぁ、戦士たちよ、死を覚悟しろぉぉぉ!!!

ケイオスウォーリアーが1ターン遅れでマーウィルムちゃんに突撃!!!
マーウィルムちゃん、最大のピンチ!
ブルグワラァァァァァ!!!!
不浄なるキメラがスピアーマンに襲いかかる!スピアーマン、絶対絶命の危機!
クロミウムが終焉の主となるには荷が重すぎたか・・・・・。我の見込み違いであった。
しかし、このまま引き下がっても面白くはない。せめてエルフどもを地獄に叩き落してやらねばなぁッ!!


エルサリオンを強襲するベ=ラコォール!!!
キメラの容赦ない攻撃の前になす術もなく蹴散らされるスピアーマン。 逃げ出したセンチネルも捕まり、八つ裂きにされてしまいました!あっさり全滅!
なんと、キメラはそのまま猛進移動でマーウゥルムちゃんに襲い掛かりました。
この白兵戦はまだ始まっていなかったため、キメラはもう一度殴ることが出来るのです。じぇじぇじぇー!!!
モンスター勢による圧倒的な攻撃が続きます。
モウルングルになぎ払われ、シーガードは実に8人も殺されてしまいます。
これには堪らずシーガード逃走!微妙に追いつけないモウルングル。
ここでモウルングルがフリーな状態になったのは千載一遇のチャンスです!
私の怒りはアシュリアン神の怒り!神の一撃を受けよ!!!
エルサリオンのファングソードがベ=ラコォールを捉える!!!
ベ=ラコォールがまとう暗闇のオーラを突き破り、
その体に食い込んだ刃にアシュリアンの力が流れ込む!
ベ=ラコォール死亡!
ぬおおお、このベ=ラコォールが油断したわッ!
エルサリオン、貴様の名前は二度と忘れぬ。
貴様らイヴェッセのエルフを未来永劫呪ってやる!
そして、我はいつか貴様の魂を必ずや捕らえてみせよう!
ベ様は呪いの言葉を吐きつつ死体置き場に移されました(笑)。
悪魔の呪いなど、恐れるにたらん!
なぜなら私たちにはアシュリアン神のご加護があるのだから!

ちょっと、もう今日のエルサリオンさん、まじで神なんですけど。ケイオスロードを殺った後にさらにデモプリを返り討ちとか、熱すぎる!!
もう、この瞬間に僕とエルサリオンは完全に同化してましたね!
オレの小宇宙(コスモ)が燃えている!!!みたいな(笑)
「マーウィルムちゃんを可愛がる会」が始まりました。
ケイオスウォーリアーの攻撃はほとんど跳ね返すものの、キメラのパワフルな鉤爪にはスカリースキンもズタズタに引き裂かれ、
マーウィルムちゃん瀕死の重傷を負いました。うう・・・可哀想。

しかし、ブレイクテストでは奇跡的に耐えてくれました。接近戦継続です!
地味にまだ続いてるシャゴスのアーチャー虐殺ショウ。とにかく毎ターンの踏み荒らし攻撃が凄いです。
5人のアーチャーが撲殺され、ついに揺るぎなし!も無くなってしまいましたが、気合だけでブレイクテストに耐えました。
ここまで耐えてくれたらもう十分、金星です!

これにて接近戦も終了し、4ターン目後半戦が始まります。
カレドールの英雄たちよ、竜にまたがりし父祖の伝説を思い出せ!
そして今日、我らが新たなる伝説を築くのだ!

ドラゴンプリンスが逃走中のケイオスウォーリアーに突撃宣言!そのままケイオスウォーリアーを踏み砕きながら、一旦場面外に退場です。
もう、誰もドラプリを止められない・・・・。
不浄なる獣め、混沌の領域に帰すがよい!!
エルサリオンがマーウィルムちゃんを救うべく救援にかけつけました!なんてドラマチックな展開!!3度目の奇跡がおこるか!?
ちなみに、エルサリオンは魔力の暴走によって、ウィザードレベルを失っており、マジックを使うことは出来なくなってしまってます。
イーグルクロウは接近戦からはぐれてしまったモウルングルを撃ちます。
これが見事にヒット!2点のダメージを与えました!よぉぉし!ヤレル!!
こちらの二台も遠く見えるモウルングルに単発射撃で狙うものの、
さすがに射撃ペナルティーが激しく、当てられませんでした・・・。
再集結を果したばかりのシーガードが目の前の恐怖にボウを放つ!
奇跡的に1点のダメージを与えたものの、モウルングルの傷は5!残り2点が削れません!!これまでか・・・・!
盤面中央では悲劇が!
キメラの攻撃でエルサリオンはストームウィングから叩き落され死亡!
うわぁぁぁ、奇跡どころか殺られちゃうとか・・・・!!(残り1傷ではあったんですけどね)
そして、マーウィルムちゃんも死んじゃいましたーーーーー。かわいそうに。
主を失ったストームウィングは「モンスター・リアクション表」のロール結果、主人の遺体を守ろうと戦い続けることになりました。
さすが忠実なる愛犬的キャラクター。実に美しいです。
隊列再編したケイオスウォーリアーとキメラと戦闘継続です!
シャゴスはついにアーチャーを全滅させました。終始、すんごいパワフルさでした・・・。 今度はイーグルクロウに向き直ります。イーグルクロウ、大ピンチ。
4ターン目も苛烈な戦いになりました。ハイエルフ側のジェネラル、エルサリオンが死んでしまったのはかなり大きいです。
正直なところ、前半戦でベ=ラコォールを打倒した時は、もう勝った!とか思ったんですが(笑)、やっぱり勝負はまだ決まってませんね。
しかし、双方確実に戦力は残り少なくなってきました。どのような展開となっていくのでしょうか!?
第五ターン!
モウルングルの突撃宣言!恐慌テストに失敗したローザンシーガードは逃げ出してしまいました!
って絶妙すぎませんか?この逃走。またもモウルングルはボルトスロアーの的にされちゃう危機。
シャゴスは当然ボルトスロアーを強襲します!!
この戦闘結果はあえて語るまでも無いでしょう?涙
何気に生き残ってるマローダーがローザンシーガードを確実に全滅させるために
次のターンの突撃を狙います。
あえて猛進移動を踏みとどまり、後半戦にイーグルクロウのボルトを受ける覚悟を決めたシャゴス!
この決断が吉と出るか凶と出るか!
シャゴスの残り傷はあとわずかです!
ストームウィングは怒りに任せキメラの翼をちぎり、竜の首をへし折る!
キメラ撲殺!!!

主人の仇は討ったぞ!よく頑張った!ケイオスウォーリアーの攻撃も耐え、接近戦継続です!
後半戦開始と同時に、場面外から再び戦場に戻ってきたドラゴンプリンス。
倒れたエルサリオンをかばいながら戦うストームウィングを助けるべく、急行します!
再び再集結したシーガードはモウルングルに矢を放つも、まったく当たりません。
イーグルクロウで今度こそ貫いてやる!と意気込んだものの、なんとヒットロール失敗! もはやモウルングルを止めることは出来ないのかもしれません!
シャゴスに対しゼロ距離射撃を敢行したイーグルクロウ!
痛恨のヒットロール失敗!うわぁ、ヤバイですよ、こりゃ。
ドラゴンプリンスの救援も間に合わず、ストームウィング無念の死亡!
しかし、十二分に活躍してくれたでしょう。褒めてあげたい。
ストームウィングを殺したケイオスチャンピオンに暗黒神からギフトが贈られます。
「暗黒神のまなざし」チャートを振った結果、出目は9、暗黒の憤怒(回+1)を得ました。攻5、回4ともなるとヒーロー並の攻撃力、侮れない相手です。
さらに隊列再編を行い、ドラゴンプリンスに向き直ります。いよいよ最終決戦が始まろうとしています・・・!
双方、まさに死力を尽くした戦いが続いています。シャゴスとモウルングルという2大モンスターはもはや止められないでしょうが、
次のターンに起こる盤面中央の最後の決戦の勝者が、この戦いを制するといっても過言ではありません!
ここまで来ると、あとはもう流れを楽しむだけです。
ここまで熱く噛み合ったバトルはなかなか無いよねぇ〜と鉄さんも含め3人で大いに盛り上がりつつ、最終ターンに入ります。
第六ターン(最終ターン)開始です!
キシャァァァァァァ!!!恐慌をもたらす絶叫と共に突撃するモウルングル!
このゲームでは何度このモウルングルの恐怖を見てきたことでしょうか!何度見てもやっぱり恐いですッ!
そしてケイオスマローダーも横から奇襲をしかけてきました。絶体絶命の窮地に追い込まれたシーガード
シャゴスがボルトスロアーに突撃!!卵帝さんの「賭け」は成功だったようです・・・!
ケイオスウォーリアーがドラゴンプリンスに突撃!!
むろん、ドラゴンプリンスの戦闘準備は整っています!!
イーグルクロウのクルーを瞬殺し、そのまま盤外に走るシャゴス。最後の最後にきっちり仕事してくれました・・・。
俺がクロミウムの後を継いでやる!
暗黒神よ、俺の闘いを見届けてくれぇ!

マローダーのチャンピオンとローザンシーガードのチャンピオンが一騎打ちに入る!
私には故郷で私の帰りを待っている愛する妻がいるのだ。
このような辺境の地で倒れるわけにはいかぬ!

この地味な決闘はシーマスターの勝利!!地味だけど、いちおう嬉しいわね。
で、でも・・・・この恐怖はどうにもならん!!!
ローザンシーガード、シーマスターを残してついに全滅!
シーマスターもそのまま帰らぬ人となりました。
ドラゴンプリンスのチャンピオンは一騎打ちの宣言を行い、
これにウォーリアーのチャンピオンが応えます。
この抑えきれない怒りの力、これぞ暗黒の神が我に与えし力!!
私の研ぎ澄まされし剣を受けとめるには、
貴様の腕はあまりにも鈍い!

暗黒神の褒章たる憤怒を発揮する間もなく、ケイオスチャンピオンを討ち取りました!
ドラゴンプリンスVSケイオスウォーリアーの戦いは、思いがけずドラゴンプリンスが大苦戦です!
さすがに突撃されると攻3に過ぎないドラゴンプリンスの攻撃ではケイオスアーマーを貫くことが出来ません・・・。
その上、ラーヴァインの君とカ・エンセリオンの攻撃も振るわず・・・・!

この接近戦、なんとケイオスウォーリアーが勝利し、気8でブレイクテストを強いられるラーヴァイン率いるドラゴンプリンス!!
ここでブレイクすれば、オールドワールドは混沌の神々の手に堕ちてしまう!!
命がけのロール!!!出目合計は5!!耐えました!

いよいよ次が最終ターンです!
アシュールの神々よ、私に今一度、力を与えたまえ!
ラーヴァインは激しい戦いの中で、神々に助力を願った。

おお!この腕にみなぎる確かな力、神々は私の願いを聞き入れてくださった・・・・
覚悟せよ、混沌に身を堕とし戦士たちよ!
滅殺!!!
最後の最後にラーヴァインの7回もの攻撃が見事に当たり、なおかつエンセリオンや他の騎士の攻撃も通り、ケイオスウォーリアーもついに壊滅です!
ドラゴンプリンス、頑張ってくれました!!!いやぁ、偉い!最後の最後に大きなポイントを確保!
これにて、ゲームは終了です!!!!
本当に凄まじいバトルになりました。まさに両軍ともに満身創痍といった状態です。
一間置いてから、バトルの結果を集計していきました。

両軍、「敵将、討ち取ったり!」の100Pを確保。
「軍旗を奪え!」も同点です。
となると純粋に全滅、もしくは敗走させたユニットの合計ポイントの差で勝負は決まります。
ケイオス側の残存戦力はドラゴンオウガシャゴスとモウルングルとマローダーの合計687ポイント。
ハイエルフ側の残存戦力は、
ラーヴァインの君、バトルスタンダードべアラー、ドラゴンプリンス、ボルトスロアー1機の合計879ポイント。

その差は192ポイント。
つまり、
この戦いを制したのはハイエルフを駆る僕ことRmanです!!!

エピローグ by 卵帝

最後のケイオスウォリアーを切り伏せたプリンス・ラーヴァインが顔を上げて目にしたものは、
北方へと逃げ帰っていく蛮族達、そして、さも殺戮には満足したと言わんばかりに悠然と山へ戻っていく怪物達、
最後に、荒野を埋め尽くす栄光のウルサーン諸王国連合軍兵士の亡骸である…
息を切らしながら、茫然とその光景を眺める彼の背中に、やおら声が投げかけられた。

ラーヴァインの君、貴公らカレドールの助力が無ければ、此度の勝利は無しえないものであった。礼を申し上げる。



ラーヴァインが振り向くと、そこにはエルサリオンの姿があった。
戦場の最も苛烈な場所へと身を投じ、大いなる勇猛を示した末、愛騎ともども重傷を負った彼が、そこに立っているという事実は、ラーヴァインを戦慄させるものであった。
ホエスの賢人達の手厚い回復呪文を受けたとはいえ、到底信じられない精神力の持ち主である。
勇猛なるイヴェッセ太守への敬意を抱きつつ、彼は息を整え喋り始めた。



これはこれは、早々にいくさ場を離れられたエルサリオンの君。
 我等一同、お加減を心配しておりましたぞ?カレドールが参戦する以上、連合王国の常勝不敗は約束されておるとはいえ、
 此度の勝利は些か骨が折れ申した。はてさて、音に聞こえしイヴェッセやチャラス、エアタインの将兵達をいくさ場であまりお見かけせなんだが、
 皆様方で一足先に祝宴の準備でも始めておられたのかな?


返す言葉も見つからぬな。流石は、カレドールの君と言ったところか。
 ともあれ、貴公らがおられれば、今後もオーク共とのいくさも安泰というもの。


今後とな?
ラーヴァインは、先程とは別種の戦慄を覚えずにはいられなかった。
此度の勝利の代償はあまりにも大き過ぎる。他王国は言うに及ばず、カレドールの軍勢にも多大な死傷者が出ていた。
それでもなお、オークとのいくさを続けるとは、エルサリオンが負った心の傷が、彼を狂気へと誘っているとしか思えない。

今後は我らがウルサーンに栄光の凱旋をするまで。此度の遠征はここで幕引きですぞ。

これは、勇猛なるカレドールの君の言葉とは思えぬ。この世全てのオーク、ゴブリンを滅ぼさぬ限り、
ウルサーンに安息は訪れぬという事は、そなたも承知しておる筈。


エルサリオン、我が栄光あるウルサーン連合王国軍を率いる指揮官として、そなたは今、冷静か?
 オールドワールドへ遠征し、オーク共、そして今日この日、渾沌の軍勢相手に連戦連勝を重ねたのも、そなたが稀代の勇者であることの証であろう。
 しかし、誇りある外王国イヴェッセの民を護り、栄光ある歴史を潰えさせないのもまた、そなたにしか出来ない事ではないのか?




ラーヴァインは、落ち着いた口調ながらも熱の籠った声で続けた。
そこには、彼が普段身に付けている傲慢なるカレドールの仮面は見えず、
斜陽の宿命を受け入れつつあるハイエルフを救いたいという、ウルサーンの民としての本心のみがある。


…カレドールの君に諭されようとは、このエルサリオンの人生の中でもことさら愉快な一日よ。
 貴公の賢明なる進言に再び礼を申し上げる。明日の日の出とともに、我等は胸を張って故郷へ凱旋しようではないか。
 今宵は祝宴ぞ。貴公の望み通り、イヴェッセの宮廷料理を召し上がって頂こうではないか。


フッ…勘違いしないで頂こう、今回の撤退に一番我慢がならぬのは、この誇り高きカレドールの君、ラーヴァイン自身なのだから…



こうして、エルサリオン率いるウルサーン連合王国軍の遠征は終了し、
君主の凱旋後、イヴェッセ全土は更なる要塞化を進め、鉄壁の護りを持つようになると謳われるのである…


ゲームを終えて

いやぁ〜本当に熱いバトルになりました。
卵帝さんにFBで勝利したのは10年以上ぶりです(笑)。本当に我ながらよく頑張ったなぁ、って感じ?笑
今回のケイオス軍の編成はだいぶイントロ向けというか、ガチガチってわけでもなくモンスターで殴るぜ!ってなテーマ編成でしたし、
そのあたりで上手く噛み合って良いバトルを演じられたように思います。

僕の8版デビュー戦ということもあり、熱い編成を組んでくださった卵帝さんに改めて感謝ですね。



ゲーム終了後はがっちり握手して(笑)、互いの健闘を讃えあいました。

ほんと、色んなシーンがあまりにも劇的で、遊びながら「うわ〜〜〜なんかも〜FBって感じだな〜、そうそうこの感覚だよ!」って感じで、盛り上がることしきりでした。
やっぱり、FBは面白かったし、絵的にも最高でした。ズラリと並んだレジメントの迫力、それらがぶつかり合うことで生まれるドラマの数々。
まさにFBという超重量級のミニチュアゲームでしか味わえない面白さを存分に楽しめた戦いになりました。



最後に今回のバトルで存在感を十分に発揮してくれた、ある意味主役だった2大モンスターを仲良く並べて、このバトルレポートを終了します。
卵帝さん、本当に熱いバトルをありがとうございました!色々とアシストしてくれた鉄さんにも感謝です。
お二人とも遠くから「憩いのRoR亭」に遊びにきてくれて本当に嬉しかったです。お疲れ様でした!

そして最後に、この長大なバトルレポートを読んでくださった皆様、ありがとうございました。
皆様にも改めてFBの面白さや魅力が伝われば、本当に嬉しいです!

僕も改めてウォーハンマーファンタジーバトルの大ファンになっちゃっいましたね。次に遊べるのは9版が出てからかな!(えッ!?)


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