〜ミニチュア製作、Rmanさん編〜 |
基本のミニチュアはそのまま使うし右手が剣にせよケーキナイフにせよなんとでもなるのでとりあえず顔を作ります。
希望はサイバネ無し、口はまっすぐ、丸顔だったのでるがそもそも今のマリーンはほとんどシュワちゃんみたいな長方形顔ばっかだったので諦めて自作する事にしました
顔立ちの改造もあれば、アニメキャラですがミニチュアサイズのスクラッチをした事があるので出来るだろうと言う目算です。
製作過程の写真を撮ってないのでザックリイラストで説明 |
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手持ちで余ってたダークエンジェルベテラン付属の角刈り君を用意。
凸部が造形の邪魔にならないよう凹凸を削いで掘って元のモールドを削り込んで一回り小さくします。
残ったのは鼻筋と耳〜後頭部のメカ部分くらい。 |
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基準にする為に鼻を作り、おでこを盛りました。が後におでこは失敗だった事が判明するので鼻だけにしましょう。 |
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Rmanさんはいつもスマイルで写真に写ってるのが印象的なので笑顔にします。
なので目を作るのですが程好いサイズで目を作った後に、上マブタ、下マブタを余ったパテを寄せて目のラインを作ります。
なのでおでこ先造っちゃうと上マブタに寄せる肉がなくなっちゃうんですね。
グリーンは基本的に奥まった部分、奥の構造から作って完全乾燥してから次とやっていくと
造形してたら圧力で崩れちゃったと言うのがなくなります。 |
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口を作りつつ40Kらしく笑いシワを深めに作ります。
乾燥したら最後に一番高い頬骨、アゴら辺を作っておおよそ完成。
髪は全体的に盛ってV字のモールド入れていくと完成です。
繰り返しますが奥まった部分からはじめて造形→乾燥を複数回繰り返していけばなんとかなりますし
逆に一遍にやろうとすると不要な部分に力を掛けてしまい失敗しがちです。
とは言え、集中しすぎて首のスジを傷めそうになりました(笑) |
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ペイント前の状態。結局顔以外はほとんど手を入れてませんね |
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で、完成状態からペイントの解説。
黄色にするので白サフから塗装順としては足の間から見えるマント裏地が一番塗りづらくハミ出そうなのと、
黄色にハミ出したのを修正するのは大変だと思い、足の間のマント裏だけ先に塗ってからメインの黄色に。
〜黄色〜
Rmanさんのレシピを参考にイエローインクが必要との事なので圭さんに「お醤油貸してくださ〜い」と言うノリで借りて挑戦。
しかし辛い!
後に下地はイアンデンダークサン+ゴールデンイエローだと分かるのですが
自分は勘違いしてイアンデンダークサンだけの下地にしてしまったのですが
ゴールデンイエローが広い箇所では透ける!割に濃度が高くて凹モールドに溜まる!
ゴールデンイエローは色の粒子が均等にならず低い所に留まる辺り、ウォッシュ(旧)に似た性質なイメージです。
結局モールドが埋まるデメリットを取っても綺麗に発色するメリットを取り、透けた部分にカラーを溜めたら
ドライヤーで強制乾燥させて色の層を作りました。
埋まったモールドはシェイドとライニング、ハイライトをビシッと丁寧に入れる事でモールドが綺麗に見えるよう工夫しました。
ハイライトはまだちょっと弱く見えますね〜。メリハリ付けられないのは自分の悪いクセです。
赤、青は気張らず普通に。
剣は稲妻、発光表現っぽいNMMなども考えたのですがRmanさんや廣島会の面々が見るかと思い
一番インパクトがありそうなNMMにしました…が中間色がちょっと濃かったですね。
剣のNMMは実はパターンがシンプルなので光りのと暗さの波が2セットあって、隣接してる面ではわざとズラしてを両面やってるだけです。
膝のインペリアルフィストマークは最後の最後に入れました。発送する締め切り寸前のものすごい集中力だったので
ほぼ一発で修正も最低限で済んだので我ながら凄いと自画自賛しましたw
ペイント体然での心得は自分自身噛み締めたいと思います。
〜ライニング〜
今回丁寧にしたのはライニング。
モールドが埋まりがちな黄色の凹モールドに入れて角が立ってるように見せるせるのもですが
平面でのパネルラインや奥まった部分には同系色の暗い色(ゴールデンイエロー(旧)+モーンファングブラウン(新)でうっすらしたり
金や赤の部分には黒シェイド+ライノックスハイドなど焦げ茶系のスミを作ってモールドを強調する程度にして、
際立たせたい所には反対色、この場合黄色に対してなので青味を足して紺黒みたいな色でスミ入れしました。
これをすると切り離した感じや物の上に別の物が乗ってる感じに目が補ってくれます。
例えばパワーアーマーに巻かれた革のホルスターや、アーマーに乗ったマントや留め具、剣の柄を握ってる手との境目などはそうしてます。
これでRmanさんは完成。 |