Written by Rman


イベント日
 2010年9月19日(土曜日)、20日(日曜日)
場所
 御建公園球場 集会所
参加者
 有機溶剤さん、かりびあんさん、鉄さん、ダニエルさん、ハビエルさん、
 W-nightmareさん、ヤマグチさん、卵帝さん、Rman(順不同)

大プロジェクト「アポカリプス」

2010年前半、広島ミニチュアゲームの会(以下 広島会)ではプラネタリーエンパイアのタイルを使った40Kキャンペーンを遊びました。
キャンペーンそのものは1月から始まり、毎月1回のゲームを4月まで計4回遊んだところでインペリアルガードの勝利ということで幕を閉じたのですが、
ダニエルさんが執筆されるストーリーも面白いし、せっかくなので最後にアポカリプスを遊んでジェニス2号星の運命を決めましょう!ということになり、アポカリプスが自然発生的に企画されました。
時期からすると、キャンペーン終了直後の5月のゴールデンウィークがベストかと思われたのですが、メンバーの都合が合わず(主に僕の都合で汗;申し訳ないです!)、
それならいっそミニチュアを準備する期間をしっかりとって、アーミーもベストな状態でアポれるようにしようということで、9月の連休に標準をあわせメンバーそれぞれが、それぞれのペースで準備を進めてきました。

今回のアポカリプス。
もちろん、チームバトルです。チームは「ディフェンダーオブジェニス(ジェニスの守護者)」「デストロイヤー(ケイオス)」
ディフェンダーオブジェニスは鉄さん(インペリアルガード)、卵帝さん(インペリアルガード)、Rman(スペースマリーン)、そこにゼノであるヤマグチさん(エルダー)を加えた4人。
デストロイヤーはダニエルさん(デーモン)、かりびあんさん(ケイオスマリーン)、ハビエルさん(トレイターインペリアルガード)、そしてW-nightmare(ティラニッド)の4人。

ポイントはアポることが決まった当初から各チーム合計15000ポイント目安に編成するということで、広島会では過去最大規模のゲームです。
メンバーの半数が本格的なアポカリプスは遊んだこともないという状況だったため、
キャンペーンマスターのダニエルさんより「バランス調整のため」という理由で各チームのスーパーヘビー(ガルガンチュア)は3つまでというお達しが出ました。
実はそれ以外にも更なるバランス調整のために様々なルール変更、
そしてストーリー重視のためのアセット(策略)のプレ選択やテレイン配置など原稿用紙3枚に渡る凄まじい量のハウスルールの提示があったのですが、
これはさすがにヤリすぎだろ〜とメンバー一同が反対し(笑)、紆余曲折あった後、通常のアポカリプス・ルールで遊ぶということで決まりました(笑)。
唯一の変更点は作戦目標の確保を毎ターン積み重ねていく累加勝利ポイントシステムを採用した点です。これにより最初から最後まで気の抜けない全力のバトルになる予感がありました。
ちなみに確保ユニット条件は4版ルール(アポカリプスの本来のスタイル)ということにしました。

「塗ってないスーパーヘビーは使用禁止」
ちなみにゲーム外ではあるものの、超重要なハウスルールとして、「塗ってない(完成していない)スーパーヘビーは使用禁止」というものがありました。
今回はキャンペーン終了からアポカリプスまで約半年という長期間の準備時間があることもあり、
普段なかなか作る機会の無いスーパーヘビーの製作に挑戦できる良い機会にもなるということでメンバー一同が賛同。
まぁ、実際のところ、やっぱり、真っ黒だか真っ白だかのデカいヤツにドカンドカンと好き放題やられちゃ、たまったもんじゃねぇって感じですからね(笑)。
このルールのおかげで、僕も頑張ってウォーハウンド・タイタンを作ることができましたし、メンバーも各自が驚きの大作を作ってきましたね!素晴らしいです。

イベント会場確保騒動
イベントそのものは9月18日から20日の3日間にやることを決めていたのですが、いつもの東広島公民館に会場予約ができるのが3ヶ月前から。
時期も迫ってきた頃に会場確保係の鉄さんが予約しにいったところ、すでにこの連休は他のサークルの予約が入っており、いつもの場所が確保できないということに。
さぁここからが大騒動(笑)。
有機溶剤さんや卵帝さんが既知の施設を当たってみたり、地元のつてを頼って様々な代替施設を探しだし、何とか会場を確保することができました。
そして最終的に決まったのが、東広島の西条駅のすぐ裏手にある御建神社の敷地内にあり、隣接する施設としては野球場もあることからシャワー室までも完備した非常に立派な施設。
いつも会場確保を担当してくださってる鉄さん、そして有機溶剤さん、卵帝さん、本当にお疲れ様でした。アポカリプス的にはむしろ公民館以上にジャストな素晴らしい施設でしたね!。

ハウスルールの折衝、スーパーヘビーの準備、メンバー各人の日程調整、そして会場確保といった様々な困難を乗り越え(笑)、
何とか当日を迎えることができたのは今にして思えば(大げさではありますが)奇跡だったようにも思えてきます。
会場となった会議室はさすが神社内の施設ということもあり(?)和風な佇まい(主に畳が)。
非常に広くて、また窓の数も面積もおおきく風通しの良い解放感のある部屋です。しかもテーブルも大量に準備されており、まさにウォーハンマーにピッタリな施設でした。
今回はゲームの規模が大きいため、バトルフィールドはいつもの長方形ではなく、変形型にしてみました。
僕達がミニチュアを準備している間に飲み物やおやつの買い出しや、公民館からテレイン等々を運んできてくださった有機溶剤さんには改めて感謝いたします。
誠にありがとうございました!

ワイワイ言いながらテレインを配置し、ゲーム前にみんなで記念撮影です!
みんなポーズ決めてますね〜(笑)。僕は育ちが良いものだから、こういう時に案外はっちゃけられないんですよね(笑)。
え?まぁ、育ちが良いというのはウソなんですけどね(笑)。
全員で集合写真を撮ったあとは、チーム毎に分かれてまたまた記念撮影。
普段はあんまり人の写真は撮らない僕達ですが、なんかこういう写真も撮りたくなっちゃうのが「お祭り」のアポカリプスならではって感じでしょうか。
チーム「ディフェンダー・オブ・ジェニス」
エルダーのヤマグチさんは2日目からの参加ということで、
一緒に撮影できませんでしたが、カルガー風の有機溶剤さんと
皇帝に忠誠を誓うオナーガードの面々(笑)。
チーム「デストロイヤー」
こちらはジェニスに破壊をもたらそうとする悪の面々(笑)。
みんな殺る気満々でガッツポーズしてます。
どっちも、 なんか、馬鹿だなぁって感じで面白かったです(笑)。

さて、ここからはいよいよゲームのレポートを書いていきます。
ストーリー方面の話はダニエルさんが執筆される最後のレポートに譲りますので、こちらのレポートではゲームの流れや展開を紹介したいと思います。
というより写真集という感じですので(笑)、写真の一枚一枚から激しいバトルの雰囲気が伝われば幸いです。

セットアップ
僕ら帝国チームのリーダーは卵帝さん。ケイオスチームはダニエルさん。
まずは初期配置の時間を相談。この初期配置時間を紙に書きつけ、同時に発表し、時間が短かった方のチームが先に配置し先行をとる。
それがアポカリプスのルールであり、醍醐味でもあります。

僕ら「絶対、先行とりたいよね。うん、うん。しかしある程度時間も必要だから、15分くらいかね?いや、15分じゃ取れるかどうか微妙な線だから、13分にしとこう。よし!13分ね!」

そして紙を中立の有機溶剤さんに渡し、発表の時。

有機溶剤さんが発表された先行チームはケイオスチーム!その初期配置時間はな、なんと
「1分59秒」
いや〜そりゃ、無理ですわ(笑)

予想以上に短い初期配置時間に帝国チームは大爆笑。なにが13分だよッ!みたいな(笑)。
というわけで、ケイオスチームは5分間のブリーフィング・タイムが終わったのち、猛烈な勢いで配置。ちゃんと予定通りに配置できたようです。やれば出来るもんですねぇ。
僕らは13分という中途半端な時間のせいで微妙に悩んだりで結果時間が足りなさ気味で(笑)、何とか初期配置を完了。

ちなみにエルダーのヤマグチさんは2日目のみの参加ということで、全軍3ターン目からのリザーブということになっています。
初期配置時点ではリザーブの関係もあり、両軍8000P前後を配置。
僕ら帝国側も後攻だからといって全部リザーブなんてことはしません!全力でぶつかるのみッ!!
ハビエルさんの大センチネル部隊。後方には反逆の防衛軍を指揮するローランドの姿も。
そしてケイオスライノにはこの戦争の引き金となったアルファレギオンのジューダス卿が!
じゃじゃじゃーん!RoRをご覧の皆さんにはもちろん、広島会でもモロバレのウォーハウンドタイタンがついに登場です!
イベント会場に持ち込んだのは初めてなんですけどね。運搬中に壊れなくて良かった・・・。
このウォーハンドの存在こそは、インペリウムの希望。ライフジェネレーターを確保するために
マーズからタイタンレギオンが送り込まれたという感じでしょうか。しかしッ!!!
なんとケイオス側にもケイオスウォーハウンドが!
かりびあんさんと有機溶剤さんがこの日のために夏の間せっせと秘密裏(?)に製造されていたのです!
アルファレギオンカラーに染め上がったケイオスウォーハウンドは凄まじい迫力をその巨体から発散しています。
ちなみに武装もDウェポンのターボレーザーデストラクターとあって、グロい。
ずらりと並んだ戦車。ハビエルさんのボストロイアンIGは非常にかっこよいです。
雪原風の迷彩塗装が施された車体は我が帝国チームのダークな戦車と良い感じに対比になってます。
エルダー軍の増援は(プレイヤーの都合で)2日目からということで、とりあえずは純帝国の布陣。
こうしてインペリアルフィストとモルディアンとハルコニアンが並ぶとクソ格好良いですね〜我ながら笑
鉄さんのスクリーム・ヴェンジェンス(ルールはフォートレス・オブ・アロガンス)と
卵帝さんのミッドナイトオブモルディア(ドゥームハンマー)の勇姿!何気に鉄さんの3両のバジリスクも心強い。
僕のヴィンディケーターも3両フル投入。ラインブレイカースカドロンはポイントの都合で断念。
後ろには卵帝さんのヘルハウンド3両。3両とも型式違いなのが熱いですね。
キャンペーンのキーキャラクター、不死身のロード・コミッサークラウザー。
今回はラストバトルに相応しくコミッサーヤーリックのルールを使用しています。オルクのパワークロオではなく、
インペリアルフィスト・チャプターから下賜されたパワーフィストを装備させているのが心憎い演出!熱い!
かりびあんさんのケイオスヴィンディケーター・ラインブレイカー。
シージシールドに描かれたハイドラ・バイトが非常に凶悪感を漂わせています。格好良い!!
これもかりびあんさんと有機溶剤さんがアポカリプスに向けて製作した秘密兵器でした。

1ターン目

ケイオスチームの先行。
ケイオスデーモンのダニエルさんは「テトラゴン・オブ・ダークネス」の使用を宣言!
4大神のグレーターデーモンを頂点とした図形を描き、その中に存在するデーモンが強化されるというアポカリプス・フォーメーションです。
ジェニスの地表はいきなりデーモンが蠢く地獄に変わりつつありました。
フレイマーも出現し、続く射撃フェイズでベテランスカッドはなすすべもなく、
歪みの炎により全滅。
スカルテイカーが騎乗したジャガーノート率いるブラッドクラッシャー。
恐怖の降臨。
4大グレーターデーモンを惜しげも無く投入できるのもまたアポカリプスならではの贅沢さですね〜。
しかし対戦相手としては非常に恐ろしいものがあります。
このテトラゴンを構成するグレーターデーモンおよび内部のデーモンにはナイトファイトルールと
ミスしたセーブをリロールできるという得点があります。凶悪な防御力です。
破壊を選んだジェニス防衛軍の戦車がうなりをあげ、
インペリアルフィストの戦車に肉薄する!
戦場中央に配置されたスカイシールドの上で
ライフジェネレーター引き上げ船を待つテックプリースト・ビアド。
ライフジェネレーターはゲームの上でもストーリーの上でも重要な作戦目標です。
ハビエルさんのセンチネルは非常に丁寧なモデリングとペイントが施されており、
すごく格好良いです。しかし、これほどセンチネルを脅威に感じた日は他にありません。
後方に見えるは脅威のヴォーテックス・ミサイルを搭載した自走発射台。
アルファレギオンのシンボルマークである3つ首のハイドラ。
そのハイドラの牙をイメージし3つ並べることでアルファレギオンを表すというコンセプトはナイス!
しかし1ターン目は火力集中の砲撃を放つものの、射撃レンジが足りず射撃は失敗。正直ホッとしました・・・。
殺戮卿ジューダスがライノのハッチから我がインペリアルフィスト・ランドレイダークルセイダーに向かって放ったのは禁断のディーモン・ボルト!!!
ストレングスDの特大ブラストがランドレイダーに見事にヒット!しかし、ディーモンの気まぐれか、はたまた皇帝のご加護か、クルセイダーのダメージはスタン!!
貴重なアセットを使っての1回限りの射撃がこの結果・・・・カリビアンさんの精神ダメージはかなりのものだったでしょう(笑)
速くも大爆発を起こす戦場。1ターン目からしてさすがアポカリプス。
しかしラッキーなことにケイオスウォーハウンドの射撃はミスり、他の戦車の射撃もそこまでの戦果を収めることはできませんでした。いやぁドキドキでした。
インペリウムの防衛線の真横から侵入してきた巨大なスパインド・ケイオスビースト。あまりにも醜悪な見た目に嫌悪感を隠せません!(褒め言葉です)
1ターン目裏、轟音と共に真黄色の巨大ドロップポッドがジェニスの地表に到達!重く巨大なハッチが開かれ現れたのはチャプレイン・ドレッドノート!!
今回はフォージワールドのインペリアル・アーマーアポカリプスUよりそのままズバリ「チャプレイン・ドレッドノート」と「ドレッドノート・ドロップポッド」のルールを使用しました。
こういった特殊ルールをふんだんに盛り込めるのがアポカリプスの魅力ですね〜。
戦場中央にもアイアンクラッド・ドレッドノートが着陸。スカイポートを占拠するIG兵にアサルトをしかけるつもりが、フルファイア射撃をしたせいで、
近くのIG兵が死に、チャージレンジが届かず。卵帝さんにえらい怒られました。
ケイオスの人でもないのに、ついついプレイヤー(僕)がファイアーフレンジーしてしまった感じで反省(笑)。
先ほどのターンに無傷だったランドレイダーからは第三中隊の猛者を引き連れたキャプテン・サンドロスとライブラリアンのグレンツスターンが降車。
ライフジェネレーターは命に代えても守り通す覚悟!
ウォーハウンドは爆音のバルカン・メガボルターと
プラズマ・ブラストガンを眼下のディーモンに一斉掃射!
この強力な射撃にスカルテイカー率いるブラッドクラッシャーは全滅。
ライフジェネレーターに迫る背徳のジェニス・ファストボーンを
突然大嵐が襲う!(エルダー専用のアセット、
エルドリッチ・テンペスト
インファントリープラトゥーンはコミッサー1人を残し全滅。
1ターン目の後半の様子。大聖堂の横、2大スーパーヘビータンクがいよいよ射撃を開始する直前です。ミッドナイトオブモルディアを指揮するのはグレイナイト・アクアサンタ卿!
スクリームオブヴェンジェンスと併せての破壊力はさすがの一言。
並の戦車は一瞬で猛火に焼き尽くされていきます。
ライフジェネレーターとビアドの確保に成功した勇敢なインペリアルフィスト・タクティカルスカッド。
1ターン目終了時の様子。
作戦目標確保ポイント(ケイオス側5点、インペリウム側3点)ということで、ケイオスチームがリード。焦るインペリウムチーム!

両軍の1ターン目が終わった時点でゲームスタートから経過した時間は約3時間。
途中で有機溶剤さんが調達してくださったホカ弁を戴きつつ、お互い気の済むまで作戦を考えながら楽しく時間は過ぎていきました。
今回は2日間という長い時間を確保してあるため、アクセクやらなくていいのが良かったですね。いかにも「お祭り」という感じで両軍ドカドカ破壊されていく様を楽しんでました(笑)。

2ターン目

始まった第2ターン。続々と戦場に送り込まれるケイオスの増援!その中にはジェニス・ファーストボーンの最終兵器ベインブレイドの巨大な姿も!
そしてついに姿を現した緑のティラニッド群(W-nightmareさんもやっとゲームに参加できるということで超張り切っておられましたね〜)!!
第一ターンでは不甲斐ない結果を残してしまったケイオスウォーハウンドを駆るかりびあんさんも汚名返上のため気合十分!
ジェニス・ファーストボーンにとってはまさに最大級の戦力、それがベインブレイドです。ケイオスウォーハウンドのすぐ横に轟音を響かせつつ前進してきました。
ハビエルさんがこのアポカリプスのために製作されたヴォストロイアン・ベインブレイド。
他のタンク同様、市街地(雪原?)迷彩が施された巨大な車体はまさに迫力。色んなスーパーヘビータンクがありますが、やはり普通のベインブレイドも格好良いです。
ケイオスウォーハウンドは1歩も動かず、スカイシールド上のタクティカルスカッドにプラズマブラストを
ウォーハウンドタイタンにターボレーザーの的を絞ります。
アセット「迂回行軍」によりインペリウムチームの背後より侵入を開始したティラニッド群。
インペリウムチームの切り札「ヴォーテックス・ミサイル」を狙われるも、ここはアクアサンタ卿のサイキックフードにより何とか耐えることができました。
っていうか、お互いヴォーテックス・ミサイルが入ってるというのが殺る気満々で熱いなって思いました(笑)
超巨体を誇るティラニッドのガルガンチュア「バーブド・ハイエロドュール」。
W-nightmareさんのティラニッド製作における集大成的な完成度です。
いやぁ物凄い迫力。コストはウォーハウンド並ですのでその強さはいわずもがな。
ダニエルさんにも隠し玉がありました。この羽の無いブラッドサースターは何と「追放されしものスカルブランド」!
これほどの有名なグレーターデーモンがジェニスに姿を現そうとは。まさにアポカリプス。
モデルはGW製のものではありませんが、まぁ格好良いんで良いんじゃないでしょうか(笑)。
射撃フェイズ。インペリウムチームにとっては恐怖の瞬間です。そう、ジェニス防衛軍の凶悪兵器ヴォーテックス・ミサイルの発射テストです。
D6で4+が出れば恐怖のミサイルが発射されます。コロコロコロ・・・・・・オーマイガーッ!やってくれました、ハビエルさん!
2ターン目にしてきっちり5を出して、ヴォーテックスミサイル発射!
!!!!!!
ヴォーテックスミサイルは鉄さんのスクリームヴェンジェンスとバジリスクにヒット!
バジリスクは3両とも次元の割れ目に飲みこまれ、スーパーヘビータンクも修復困難な損害を被りました。
そして、次元の渦がその場に残り続けます・・・・。本格的にヤバイ展開。
続々と戦場になだれ込む緑の獣達。
インペリウムチームにとっては柔らかいところを攻めてこられ、非常に厳しい状況です。
ケイオスウォーハウンドの猛撃によりスカイシールド上のタクティカルスカッドはほぼ全滅。
なんと、ライブラリアンのグレンツスターンも強大なプラズマブラストにその身を焼かれ、絶命。
そして、ウォーハウンド・タイタンも2重のヴォイドシールドを破られてしまいます。(ターン終了時にも残念ながらシールド復活せず)
ケイオスディーモンのアセット「ティーンチ神の蜃気楼」により、なんとよりによってグレイナイトが乗車しているミッドナイトオブモルディアが
ティーンチ神に操られ、マグマキャノンを友軍であるインペリアルフィストのプレデタータンクに放ちます!プレデター轟沈。
グレイナイトといえど、ティーンチ神の強大過ぎる魔力の前にはなすすべもなかったか・・・・・・
スパインド・ケイオスビーストがチャプレインドレッドノートに襲いかかる!
壮絶なる死闘の末、チャプレインドレッドは両腕を失うものの、ひるむことなく戦い続けます!
巨大ティラニッド「バーブド・ハイエロドュール」。S10のバイオキャノンによりキメラを爆散させ、
モルディアンの勇姿に今まさに襲いかかろうとしています。
次々と爆発して乗員が焼け死んでいく過酷な状況。
そこにさらにデーモンが追い討ちをかける!
チェンジャーオブザウェイもヘルハウンドを一撃撃破。
ちなみに、この他社製のファイア・マーカーは見た目にも派手で非常に良いものだと思います。
ダニエルさんがかなり沢山準備してくださって、今回のアポカリプスでも大活躍でした。
テトラゴン・オブ・ダークネスの中で蠢く大量の4大デーモン。この漆黒の闇の中に作戦目標があり(デモネットのあたり)、
このマーカーをインペリウムチームが奪取することはほとんど不可能のように思えました。

そして、インペリウムチームの反撃が始まります!

と意気込むのも束の間、
先ほどジェニス・ファーストボーンから放たれたヴォーテックスミサイルによって生まれた「次元の歪(ヴォーテックス・グレネードと同じ威力)」が
鉄さんのスクリーム・オブ・ヴェンジェンス上に移動。次元の歪みに引き裂かれる巨大な戦車!鉄さんは絶叫!これがほんとのスクリーム!(笑)。
いや、笑い事ではありません・・・・。猛烈な爆発の中を命からがら脱出するクラウザー卿。
一方、ケイオス・タイタンのヴォイドシールド内にピンポイント着地を果した
インペリアルフィスト第一中隊のスターンガードベテラン。
超至近距離から必殺のメルタガン×5連発を狙う!!!!!!!ヤバイ、格好良過ぎる!((我ながら)。
第三中隊キャプテン・サンドロスを残して全滅したタクティカルスカッド。
そこに突如として出現したのはかのレギオン・オブ・ダムド!
第三中隊の、いやジェニスの危機を救うために見事ライフジェネレーター側にピンポイント!
空を切り裂く黄色い稲妻!インペリアルフィストの新兵器カエスタス・アサルト・ラムがついに登場!
いやぁ、これ、ほんとアポカリプスに完成が間に合って良かったですよ・・・しみじみ。笑
カエスタスから出撃したのは第一中隊キャプテン・ライサンダーと9人のターミネーター。
ついにライサンダーがジェニスの戦場に姿を現しました。
そして彼は一人、眼前に迫るブラッドサースター「スカルブランド」に立ち向かいます。
このカエスタス・アサルト・ラム以外にも卵帝さん、鉄さんのタンクやヴェンデッタが続々と戦場に突入してきました。
カエスタスは必殺のマグナ・メルタを、廃墟に立て篭もり「作戦目標」を確保しているブラッドレターに向かって放ちますが、
たいしたダメージを与えることはできませんでした。アポカリプスにおけるデーモニック・セーブは手強い。
個人的にかなりグッと胸に熱いものがこみ上げてきたシーンがここでした。
鉄さんのハルコニアン・タンクと僕のインペリアルフィスト・タンク、卵帝さんのモルディアン・タンクが同時に出撃!
こんな熱いシチュエーションは後にも先にもそうそう無いんじゃないかと思います。
インペリウムチームは市街地に点在する作戦目標確保に全力をあげるため、
戦力の大半を市街地方面に集中させました。結果、この大混雑っぷり(笑)。
ちなみにアホみたいにデカい僕のタイタンのベース(土台)はノーカウントということにしてあります。

射撃フェイズ開始時、卵帝さんはヴォーテックス・ミサイルの発射テストを敢行!
D6を振って4+を出せば脅威のミサイルを発射、鉄さんのスクリームオブヴェンジェンスの仇を討つことも出来るというものです。
しかし、インペリウムチームにとっては究極の一手。今のタイミングがベストなのかどうか、撃つか撃たないか、どこを狙うのか。
散々議論が続き(たぶん20分くらい笑)、やっぱり撃とう!と決め、いよいよ発射テスト!

しかし、ここで運命の女神が微笑むことはありませんでした。出た目は3!
ホッと胸をなでおろすケイオスチーム、対して、うなだれるインペリウムチーム(笑)。どんだけ悩んでんだよ、みたいな。

しかしすぐに気を取り直し(お楽しみは後にとっておかないとね!)、射撃フェイズを進めていきました。
インペリウムの力を思い知るがよい!!
多くのタンクとミッドナイト・オブ・モルディアがその超火力をインペリウム陣営後方より沸き出したティラニッドに集中!
結果、先のターンに草原ゾーンに出現したティラニッドは全滅。
こんなガンガンやっちゃって、W-nightmareさんには若干申し訳ない気も(笑)。


そして、決戦の時!!!!!!
スカルブランドを眼前に見据えたライサンダー。(ダニエルさんと僕)2人の視線が交差したその瞬間、
僕「
ヴォーテックス・グレネードを投擲します!(笑)」
凍りつくダニエルさん「えぇぇぇ〜〜な感じ〜、ライサンダーとはクローズコンバットするのでしょう?」
運命のスキャッターダイスは若干ズレつつも見事にスカルブランドを捉え、次元の歪がスカルブランドを異空間へといざないます。
さらば!(笑)
インペリウムの猛反撃は続きます。
反逆のベインブレイドの側面にパラシュート降下を果した鉄さんのストームトルーパーがメルタガンを叩きこむ!これがクリティカルヒット!
ケイオスに堕したベインブレイドは大ダメージを受け、残りアーマーポイントは1に!鉄さん、やってくれました!
ヴォイドシールドの範囲内に見事降り立ったスターンガード。見上げるほどの巨体を誇るケイオスウォーハウンドタイタンに裁きの鉄槌を下す!
この一撃が戦局を変える、いやジェニスの命運を決める!インペリアルフィストの
魂の一撃をくらうがいい!!!コンビメルタ×5を一斉射撃!!!
(この日の為にわざわざ作った真黄色のインペリアルフィスト専用ダイス(オリジナル・カスタム・ダイス)を天高く握り締め、ダイスロール!!!)

ッッッ!!!!3+ヒットで出た目は
1、1、1、2、3。一発しか当たらないだとぉぉぉぉぉぉぉ!?(しかもその1発も有効なダメージを与えられず)
超盛り上がるケイオス勢。ほんと、卵帝さん、鉄さん、
ごめんなさい。
ぐぬぉぉぉぉ、ケイオスウォーハウンドは落とせなかったが、気を取り直してアサルトフェイズ。
アイアンクラッド・ドレッドノートがベインブレイドの真正面に突貫!こいつだけは沈めてみせる!
ターミネーターはスパインド・ビーストをパワーフィストの嵐でねじ伏せました。
この接近戦は危うげなく勝利。
アーマーポイント残1のベインブレイドを真正面から捉え、サイズミックハンマーを繰り出すドレッドノート!!!
卵帝さんと鉄さん、そして敵も味方も関係なく皆の声援をこの身に受けて命をかけたダイスロール!!!4+でヒットです!!!

コロコロコロコロ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

ここで1、1、1、2とかね。なかなか出ませんよ?僕もさすがに頭を抱えてのたうちまわりたいくらいでした(笑)。なんだ、このダイス。
いやぁ〜ここにきて、ウケを狙う余裕もなければ必要も無かったハズですが、僕の意に反してみなさん、大爆笑でしたねホント(笑)。

ほんと、卵帝さん、鉄さん、ごめんね。許して。


うわ〜ということは、結局ハビエルさんのベインブレイドは壊せないわ、ウォーハウンドは無傷だわで、かなりヤバイんじゃないですか?これ。
まぁ誰のせいだって突っ込まれると返す言葉は無いのですが・・・・(笑)。
このキメラを襲うデーモンプリンスのデーモニックセーブの成功率は半端無い感じでした。
ダニエルさんが毎回「パゥワァーオブ ケイオースッ!!!」と声高らかに唱えながらダイスロールしてて、(出目には)本当に神が宿ってましたね・・・。
ヴェンデッタ×2機やエクスキューショナーとか何やらフルファイアしまくりだったのですが(笑)。熱かったです。
2ターン目終了時点の状況。作戦目標確保ポイントが累計でケイオス側7点、インペリウム側5点ということで、ケイオスチームが依然リード。
正直、インペリウムチームはかなり苦しい戦局を迎えつつありました。ジェニスに明日は来るのか!?

それは分かりませんが、1日目の閉場時間が迫っていたこともあり、僕達のゲームはここで一旦止めて、明日に持越しです。
会場は2日間確保してあり、すべて現状のままで翌日に持ち越せるというのが素晴らしいじゃないですか。本当にウォーハンマー向きの良い施設です・・・・。
言葉で言えば「たったの2ターン」ですが、これほどまでに濃密で、時間を費やした2ターンは広島会では初めてじゃないでしょうか。
みんな、満身創痍といった感じではありましたが、心地よい疲れと満足感を共有できていたと思います。あと空腹感も(笑)。
いやぁ僕も後半にやらかした感じではありましたが、それさえも笑って許してくれる「本物のお祭り」の陽気さがこのバトルにはありましたね〜(と思いたい)。


晩御飯
晩御飯は有機溶剤さんの提案でピザとパスタが美味しい食べ放題のお店でバトルの余韻に浸りつつ食事を楽しみました。
このお店はほんとピザが美味しくてビックリ。ピザも周りの人とワンカットずつ食べたので4種類の味を楽しめました。どれも美味しかったです。
(僕の場合、)食べ放題とかいうと貧乏根性が出てついつい食べ過ぎてしまうのですが(笑)、味良し、品数良し、時間制限も無しで皆さんも心ゆくまで食べられてましたね〜。
バイキングってその人それぞれの食の好みがよくわかって面白いですね。
デザートのソフトクリームも絶品で、ほんと、大満足でした。このお店にはまた行きたいものです。
有機溶剤さん、良いお店を提案してくださってありがとうございました!


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以下はダニエルさんによるストーリーの続きです。英語が読める方は(笑)お楽しみください。

Part Six

As things would have it, the fickle nature of warp travel prevented a quick “pick up” of Tech Adept Biad-dur and his miraculous archeotech.
The half-man, half-machine representative of the Adeptus Mechanicus constantly looked over The Life Generator for the past six terran weeks, as if he were maintaining it or keeping it from malfunctioning.
In truth, no one really understood what he was doing, but Colonel Gary McMillan, Lord Commissar Krauser, and Captain Paoro Sandros pretended to do so without getting to close.
None of the three men wanted to stay with Biad-dur for long, but all three were entrusted with his personal safety and safe passage off the planet Jenys-S II. And so they waited.
And waited. And still no Adeptus Mechanicus transport came to pick him up.

The massive campaign that saw the forces of the Imperium team up to repel an Alpha Legion led uprising of the Planetary Defense Forces, a daemonic incursion, occasional raids by the Eldar, and an isolated infestation of Tyranids now seemed like history.
The three great military leaders suffered their share of injuries: Captain Sandros and Commissar Krauser both sported new cybernetics to replace lost limbs.
But, the combined might of the Harkonian 151st , the Mordian 82nd , and the Imperial Fists 3rd Company had proved too powerful for their enemies.
The majority of the PDF left the command of their charismatic leader, Rolando des Gard, and rejoined with the Harkonian 151st. Both Supreme Commander Rolando and his master, Judass the Arch-Slayer were seen wounded on the battlefield and presumed dead.
All of the daemonic warp gates across Jenys-S II had closed when their horrible Tzeentchian overlord was felled by relentless tank fire.
There had been no sign of the Tyranids since Leader Organism #1342 was slain by the Alpha Legion and even the enigmatic Eldar seemed to have left the planet`s surface.
Yet, the three leaders didn`t like the wait because all of them believed that waiting invited the return of these terrible foes.
Captain Paoro Sandros was further troubled by the presence of Captain Lysander of the 1st company.
The legendary leader of the Imperial Fists had come personally to secure and transport the carcass of Leader Organism #1342, but it could not be found.
This put additional pressure on Captain Sandros.
What the three didn`t know was that the daemonic forces that had left the planet`s surface had been busy in the weeks since their last battle.
The crafty greater daemon, Temptatrix, had regained control of his monstrous horde and had caused as many disturbances in the warp as possible to prevent any ships from arriving at Jenys-S II.
This would allow his human allies time to regroup and plan for a final attack to take the Life Generator.
And that is exactly what had happened. Supreme Commander Rolando and Judass the Arch-Slayer had recovered from their wounds and pooled their remaining tanks, weapons and troops.
Rolando had apparently been favored by the Chaos Gods and was beginning to change; in Judass`s eyes, he no longer looked like the frail human leader he had just a few weeks ago.
The Arch-Slayer sensed a new rival to contend with and he was starting to feel like only one of them would survive their upcoming final battle against the forces of the Imperium. The two had rendezvoused in an old, long-forgotten underground base not far from the Harkonian command post and star port. They were deep below the mountains in a storage area of the base, but it was cavernous and spacious enough to hold dozens of tanks and even a mighty Warhound Titan recently corrupted by the forces of Chaos. Judass consulted his Sorcerer attendants and was assured the time for attack was quickly approaching and that their daemonic allies were also planning a simultaneous strike.
Meanwhile, deep in the cracks, caves, and gorges of Jenys-S II`s surface, the Tyranids were stirring again. Leader Organism #1342 and its brood were once again saved from extinction when the Hive Tyrant`s body reknit itself back to full strength after its battle against the Chaos Marines.
Travelling underground and undetected by the human forces on the surface, the thrice-dead Hive Tyrant lead its army closer and closer to the Life Generator which it sensed and desired for some unexplainable reason.
Even larger Tyranid organisms followed in its wake.
The Eldar were also planning one last ambush to steal the Life Generator from the monkeigh.
Autarch Jade had long since stopped listening to the council of his peace-seeking Farseer and decided on a bloody, decisive strike to wrest control of the Life Generator from the foolish humans; they simply couldn`t be trusted with this technology as they were likely to lose it to the ruinous powers.
As dawn approached and a thick fog began to lift from the Imperial base and the nearby mountains, spotters saw a site they never thought they`d see: Jenys-S Firstborn tanks and Alpha Legion tanks rolling in unison from a nearby valley between the mountains. Impossible!
“How did they get so close without us noticing them?”
…was the last thought that ran through one Imperial Guardsmen`s head before a searing hot hellblade also ran though his head.
Bloodletters and other daemons were already inside the perimeter.
The forces of Chaos had stolen the initiative again: PDF and Chaos Marine forces began their lighting quick advance across the land between the base and the mountains in perfect coordination with opening demonic warps outside and inside of the base perimeter.
When Lord Commissar Krauser heard the klaxons sound, he knew his nemesis had returned and outmaneuvered him again. Slipping on his newly fitted power fist ? a gift from the Imperial Fists ? he looked in the mirror on the wall of his quarters and shouted,

“The time has come! You can`t hide from me now Rolando! Vengeance is mine!”