by Rman(R6.5.4)
対戦日 令和6年4月28日(日)  
対戦場所 Rman亭(RoR防府本部)
対戦者 Rman(キングダム・オブ・ブレトニア)、卵帝さん(エンパイア・オブ・マン)

イントロ

ウォーハンマーファンタジーバトル再誕
新しいウォーハンマー、その名も WARHAMMER THE OLD WORLD
こちらのほうでも記事にしていますが、とにかく僕らオールドタイプには非常に嬉しい年明けとなりました。



とはいえ、オールドワールド1年目としてはアーミーリストはあれど、看板アーミーのブレトニアとトゥームキング以外のミニチュアの供給が全く追いついていない現状で、
遊べる人は必然的に旧ファンタジーバトルを遊んでいた人が中心になりがちな状況です。
地元の友人はたさんも連日トゥームキングのペイントに取り組んでおられるので心強い限りですが、まだまだ他のアーミーの発売待ちで様子見の方も多いと思います。

さて、僕のブレトニアも製作開始から約1年で結構な物量が揃ってきましたし、卵帝くんともオールドワールド発売したら遊びましょうや!と昨年から約束していました。
いや、むしろオールドワールド発売の話が出る前から旧版ファンタジーバトル(以下FB)を遊べる相手は身近に卵帝くんだけだったので、またいつか7版FBでもやりましょうと話をしてたりで。
ファンタジーバトルはやっぱり僕らの中でも心の故郷的なゲームなんですよね。

でもって、お互い家庭もあり何かと忙しい感じで中々調整が難しいところもあったのですが、この度ようやく遊べることになりました。
そもそもコロナ禍になってから会ってなかったので、最後に卵帝くんと会ったの5年ぶり?くらいです。だいぶ空いてしまいましたね。
そして、彼とウォーハンマーファンタジーバトルを遊んだのは2013年の8版のバトルが最後です。11年ぶりです。

お互い準備にも気合いがはいるというものです。

彼もこの日に向けてルールの予習はもちろんのこと、
昔から使ってるペイント未完のエンパイアをフルペイント状態にするべくフレジラントやエンパイアナイトを塗ったりして備えてくれましたし、
僕も英語版しかないオールドワールドのルールをかなり頑張って読みました。妻から「最近やけに熱心に勉強してるね〜!?」と嫌味を言われてしまうほどに(笑)。



ここで見越し入道さんに感謝申し上げます。見越し入道さんが作成されて共有してくださったレジュメがめちゃくちゃ理解の助けになりました。

ゲーム中もすごく見やすくて大変感謝いたします!改めてありがとうございました。

さあ、そんなわけで当日、でっかい重役専用車みたいな車(エスカレード)で卵帝くん到着です。



僕の車と比べたらアケボノさんと子供じゃないですか。デカすぎ!!


アーミー紹介


我が壮麗なるブレトニア軍、う、美しい!!(自分で言う)
このアーミーを作成し始めたのは昨年のゴールデンウィークでしたから丁度1年。1年でここまで来ました。
全盛期のペイントペースとはまだ言えませんが、子供も2人とも小学生になりペイントタイムも以前より確保できるようになってきているというところでしょうか。

ところで、現在のオールドワールドのサンプルカラーは「クルセイダー」テーマの配色となっており、ある程度統一されたカラーリングとなっていますが、
僕のブレトニアは5版FBリスペクトな配色、ミニチュアも5版のものを中心に揃えています。
5版と6版でも配色のルールがガラリと変わってしまったので、この5版のブレトニア配色でアーミーを作っている人はすごく少ない気もします。
それに合わせて、5版の雰囲気を最大限優先した編成としました。

ちなみに全てのユニットのムーブトレイはFLOSTさん履き替えムーブトレイという商品を利用しています。
旧版規格のベースサイズよりだいたい一個大きいサイズのベースが標準となった新版で、
ベースを張り換えることなくシンプルに新規格に合わせられるのでオールドタイプ歓喜のアイテムです。
かっちりとジャストフィットする精度の高さも魅力で、非常に気に入っています。


ジェネラルを務めますのはバストンヌ公の若きルーエン(ルールはデューク)です。人間界では最強クラスのスペックを持った超人です。
グレイルの誓いにより、心理テスト無視、攻撃は全てマジカルアタック扱い、スタボーン、常に淑女の加護を得られてワードセーブ持ち。
さらにブレトニア専用のマジックアイテム「ハートウッドランス」も装備し、瞬間火力はS8、A5、加えて「情熱的な騎士の美徳」を持つため、チャージレンジも伸びています。
間違い無く活躍してくれることでしょう。

このバトルの直前に完成したハンドメイデン・オブ・ザ・レディのレディ・サラフィーヌ(ルールはプロフェテス)は3レベルウィザードです。
エレメンタリズムを選択していますが、ロア・オブ・ザ・レディに置き換え可能で、こっちが使いやすい魔法ばかり揃っているのでそちらで運用予定です。


騎士団旗手マーロボーテとペガサスを駆るレデモンド卿。どちらもルール上はパラディンです。
2000pともなればやはりバトルスタンダードベアラーは見た目的にも欲しいですし、実際かなり強力です。
ランページング・バナーという突撃ロールをリロールできるマジックスタンダードを装備しています。彼が掲げる印象的なソードはジャイアントブレイドです。

ペガサスヒーローのレデモンド卿はグレイルの誓い、理想の美徳、ルビーリングオブルーインを装備しています。
ちなみにマジックアイテムの装備状況は秘匿情報としてゲーム前には対戦相手に開示されません。
バトル中に実はこいつはこんなものを装備してましてねぇ(ニタり顔)というやり取りが実に楽しいわけです。


ジェネラルのデューク、バトルスタンダードベアラーが合流し15騎のランスフォーメーションとなるナイトオブレルム。
人間の限界を超えた最強の突破力、間違い無し。
いやオーバーパワー過ぎるやろ、ってツッコミもあろうかとは思いますが、この景色が見たくて5版ブレトニアにこだわっていたんですよね、ほんとに。
新版のブレトニア編成、勘所が分からずにやってる初ゲームなだけに、まずは5版リスペクト風での編成にこだわってみた次第です。


9騎のナイトも主力級のユニットです。メジャーな編成では戦場での取り回し易さも考えて6騎で構成されていることが多いようです。
僕もコマンドグループだけでももう1ユニット分作れば6騎ナイトを3ユニットとかにも出来るので、それもいいかも、とは思いつつも
まずは今日のゲームで感触を掴みたいところです。


こちらにはプロフェテスが合流します。
淑女の盾というルールによりランスフォーメーションの中央に配置されるレディ。
白兵戦の影響を受けないものの、魔法もLD値の利用もできる上に、合流したユニットはマジックレジスタンス(2)と攻撃全てマジック扱いになるという非常にありがたい存在です。
淑女を守ることに命を賭けた男たちの物語なわけですもんね。ブレトニアって。


ナイトエラントも準主力ユニットとして迎えました。ナイトオブザレルムとの違いはWSの低さと衝動的(情熱的)というルールで、
突撃レンジ内に敵兵が居た場合、D6を振って1〜3が出た場合突撃しなければならない、というルールをもっていることです。
とはいえ、ナイトは基本突撃してナンボなわけですし、10騎も居ればかなりの突破力を期待できることでしょう。


ナイトの脇を固めるのは市民兵達です。こちらも旧5版FBの頃のミニチュアですので、見慣れない方も多いかもしれません。
再販されたモデルと比べても軍隊感があって気に入っています。
戦力的にはあくまでナイトの補助的な役割になりますかね。コストも20体で100ポイント前後ということもあり、ほんと雑兵って感じです。


5版FBスターターに入っていたザ・クソプラ(一発成型の造形が甘いプラ製ミニチュアの呼称)のペザントボウマンも真面目に塗ると意外やカッコいい!
全く同じ造形で並べると今時逆に新鮮というか、統制のとれた一斉掃射が出来そうな格好良さを感じますね。
実際のゲームでもきっと大雨のごとく矢を降らせてくれることでしょう。


マウンテットヨーメンも主力にはなりえませんがナイトと歩調を合わせられる貴重なサポート要員になると思います。
こういう古いけど味のあるミニチュアを再販してくれるオールドワールドの販売戦略、だいぶ素晴らしいですね。マジで。


スクワイアも様々な活躍が見込まれるサポート戦力です。スカウト能力やヴァンガード能力などにより、柔軟な配置と機動が可能です。
単独行動キャラを狩ったり、ウォーマシンを狙ったり、敵の射撃のスクリーンになったり、色々とやれることはありそうです。
使いこなせるかどうかはわかりませんが!(笑)


このモヒカン装着した5版ブレトニアの限定ジェネラルを使ってゲームをしたい!その夢が20年ぶりに叶います。
ウォーハンマーはマジで長く続けるといいことありますよ。
しかし塗ってた時はバストンヌ公のジャスペーレ卿として塗りましたが、
オールドワールドの舞台においては時代が古くこの配色のキャラクターはまさしくルーエン公その人だったので焦りました。
まぁ、若きルーエンってことで今回は出撃です。頑張っていただきます!




卵帝くんのエンパイアアーミーは伝統的なレイクランド州軍カラーで作成されています。
統一された軍服に煌びやかで重厚なナイトの組み合わせ、そしてブレトニアには無い火薬兵器の存在感、これぞ王道のエンパイアという感じで最高にかっこいい!
いや〜素晴らしいですね。

卵帝くんはこのエンパイアを6版FB時代から遊んでいるので相当に年季の入ったアーミーということになります。
そしてオールドワールド復活に際し塗りかけのミニチュアをペイントしてようやくフルペイントに至ったということで、お疲れ様でした。



キャラクターは彼のアーミーの顔であり、旧エンパイア随一の濃いおっさん顔のアドルフ将軍(エンパイアジェネラル)、そしてバトルスタンダードを持つのはルドウィッグ中佐です。
ルドウィッグ中佐はモデルが旧スペシャルキャラクターなのでめちゃくちゃ豪華で。ジェネラルのアドルフ将軍よりよほど武闘派で強そうなのがいいですね(笑)。

さらに隣の怪しいカルトのボスみたいな人、ウィザードロード(LV4)のゲッペルン師です。怪しい、怪し過ぎます。
もとはと言えば卵帝くんのケイオスアーミーのLV1ソーサラー用に使っていたモデルということもあってか、選択した魔法はデモノロジーです。
この時代、ハイエルフによる魔法学校の設立は未だ行われておらず、魔法はまだ系統的に制御されたものではなく、
それゆえにケイオス魔道に片足つっこんだウィザードが居たというわけですね。

いやほんと、見た目が怪し過ぎですが。



ゲッペルン師の横にいるのはマスターエンジニアのレオナルド博士です。
コストは安く、キャノンの命中精度を上げてくれるサポートキャラなので、ポイント余ったらいれとけ、的な雰囲気です。
モデルは旧ヘルブラスターボレイガンのクルーですが、キャラが立ち過ぎてますよね。まさにレオナルドさんって感じ。



レイクランド州軍の主力であり攻撃力の要、それがこちらのインナーサークル・ナイトです。
この時代は未だレイクスガードという騎士団は存在しない設定ですので、その前身とも言われるレイクランダーガードという設定です。
この騎士団を率いるのはグリゼルダ上級大尉。ゲーム上はプリセプターという所謂チャンピオンです。

モデルは国内で随一の可愛いキャラクターを販売されているウルトラゾーン製のオリジナルミニチュアで、誓約の騎士「グリゼルダ」というモデルを改造して使われてます。
アーミー全体で他社製品を使うのはNGとしても、こういうワンポイントで気に入ったモデルをさり気に混ぜるのもベテラン趣味人らしくてイイですね。



2ユニット目のレイクランダーガードもインナーサークルナイトというナイトの中でもエリート性能のナイトになっています。
SとIとLDが普通のナイトより1高いため、かなり手強い相手です。動きこそブレトニアナイトより重たいですが、騎士の中の騎士ナイトオブザレルムよりスペック高いですからね。
それにしてもバーディングのシルバーのペイントが美しい!こうして見ると、25年くらい前のキットなれどまだまだ現役でいけると思えますね。
エンパイア発売の暁には新ナイトのモデルが欲しいって思ってましたが、いやぁこれきっと旧キットの再版コースですね。


州軍兵はもちろんエンパイアの屋台骨であります。ソードマン30人ユニットは圧巻の迫力。
ソードマンは過去の版ではシールド&ハンドウェポンでセーブが1増えるという特性があり、鉄板のチョイスでしたが、
今度のオールドワールド版ではそういったボーナスは付かないため、若干評価は下がってしまったそうです。しかし、そんなの関係ねぇ!ってくらいカッコイイです。
ルール上ではヴェテラン版になっていますのでWSが4あります。厚い層も相まって実際手強いユニットのはずです。

コマンドグループも実に良い感じですね。
チャンピオンはモードハイムのレイクランダ―のチャンピオンですね。ソードは立派なものになってますし、旗のレイクランド州軍のアイコンも手描きで良い雰囲気です。


デタッチメントは今版でも健在です。スピアーマンを改造したハルバーディア。カッコイイですねぇ。
足の遅いソードマンが突撃されてもこのハルバーディアがサイドチャージをかましてくるという感じでしょうか。



エンパイアの強みといえばこのグレイトキャノンですよね、やっぱり。非常に強力な性能です。過去の版よりは少しマイルドになっているようですが。
今回の2000P戦で配備数が2門なのはだいぶ良心的というか、助かります。昔のエンパイアはもっとずらっとウォーマシンを並べてたイメージがあります。
まぁ、ブレトニアにとっては淑女の加護というワードセーブ標準装備ですので、それほど脅威ではありません。(精いっぱいの強がり)



卵帝くんのアーミーで最新のユニットがこのフレジランツです。フレジランツは7版の頃にプラ製品になって、現在もAoSに引き継がれて販売されていますが、
こちらは旧4〜6版のメタルに加えモードハイムのウィッチハンターウォーバンドから渋いモデルを登用された非常にこだわりの強い構成になっています。
スタンダードベアラーも魔女狩りを彷彿とさせる「車輪轢きの刑にされた亡骸」、これをキットバッシュで作っているというこだわり。素晴らしいです。

コントラストカラーの活用でこういう細かい造形のモデルはだいぶ塗りやすくなったところもありますよね。
そしてコントラストからのレイヤリングで表現された皆さんの表情も素晴らしいです。

ゲーム的にも粘り強い性能で今版のエンパイアでは必須級の性能だそうです。


こちらのアーチャーは何を隠そう僕が昔塗ったものです。今見ても良いペイントですね。メタルのアーチャーは非常に貴重なモデルだと思います。
何故か筋肉マッチョのオッサンもいますが、見た目はただのフレーバーで性能はS3、T3です(笑)。アーチャーは2ユニット配備されています。


オールドワールド版ウォーハンマーの初めてのバトル、まさに対戦相手として不足無しの非常に美しいアーミーです。

ウォーハンマーのアーミーコレクションは本当に良いホビーだなぁとシミジミと思いますね。
こうして10年単位のブランクがあっても、その時々で一生懸命作ったアーミーはいつまでも美しいな、と思うわけです。

そして思い入れとこだわりのアーミーを持ち寄ってゲームをすれば、まず間違い無くゲームは面白いわけです。
例え一方的な展開になっても、それすらもドラマチックと言えてしまうのが、ミニチュアゲームの良い所じゃないかなと思っています。




プロローグ by 卵帝

帝国暦2197年。その年の記録的な不作により、領土を接する帝国レイクランド州及び、ブレトニア王国パラヴォンヌ公爵領との間に発生した小競り合いは拡大の一途を辿っていた。

「レイクランド皇帝など、3皇帝の中でもっとも脆弱であり、恐れることは無し。」
後にオークスレイヤーと名を馳せる、バストンヌ公爵領の若きブレトニア王ルーエン公が、後世歴史に残る名高い失言をしたのはこの時期であったと言われている。

これを耳にした時のレイクランド皇帝ヴィルヘルムは、帝国陸軍大将アドルフ侯爵を総司令官とした強大なる征戦軍を結成し、ブレトニア領への侵入を開始した。

征戦軍は破竹の勢いでパラヴォンヌ軍を破ると、斧噛み峠を突き進み、3日のうちには峠の突破に至ったのである。



しかし、そこに待ち受けていたのは、万全の突撃態勢を敷き、ブレトニア王その人が指揮をとるバストンヌ王軍であった。

アドルフ将軍「奴輩は、黒色火薬の優位性にさえ眼を全く向けぬ古臭い田舎騎士の集団なり。
 我が最新最強のレイクランド州軍を持って鎧袖一触としてくれるわ!」


ルーエン公「誇り高きブレトニア諸侯らよ!
 嘘偽り無く事実を言えば、あれなるは余が今まで闘った戦の中でも最大の強敵なり。
 しかし、諸侯らよ!
 そういう相手こそ我らブレトニア騎士に相応しいのではないか!?
 湖の淑女の御加護は我らにあり!



かくして、斧噛み峠の闘いが開戦した。



バトルセットアップ


お互いのアーミーを並べてしばし歓談をしたら、いよいよゲーム開始です。
テレインはホストである僕が予め配置しておきました。戦場の中央を縦断する川も今回初めて使うことになります。
こちらの川は歓喜天の城の圭さんからお譲りいただいた手作り品で雰囲気は抜群です。
過去の版では川はなかなかにハイリスクなテレインだったため、使いづらいイメージでしたが、今版では単なるディフィカルトテレイン(Mが−1される程度)扱いなので、
せっかくだから雰囲気も良くなるし川が流れる戦場にしてみようと思い立ちました。

戦場の中心部に置いてある24インチの板棒は8版FBのオフィシャル定規です。中心からお互い12インチ離れた場所が初期配置エリアということになります。

お互いにとって初めてのオールドワールドということで、ゲームも一番の王道であるピッチバトル
シナリオも一番シンプルなオープンバトル(占有目標などはなく、単純に倒した点数を競うバトル)をまずはやってみますか!ということでシナリオを選択しました。


ロールオフの結果、僕が先行して初期配置エリアを選択しました。
配置エリア選択についても、自分でテレインを配置してるので、どちらにとっても特に有利不利ということもないかな〜と思いつつの選択です。

横で見ておられた はたさんが 「テレインはこんなにスカスカでいいんですか?」と不思議がっておられましたので、
「スカーミッシュゲームじゃないファンタジーバトルでテレインは非常にストレスな存在なので、スカスカくらいでちょうどいいんですよ!」的な回答をされた卵帝くん。
なるほど、確かにそういう感じだったなぁと。


今となってはこのレルム・オブ・バトルボードも初期版のものは珍しいアイテムになってしまったでしょうか。
ボードサイズも指定の標準サイズよりは大きいのですが、気持ち大きめ程度の差で、2000Pの物量があるのでちょうどいい感じではあります。

僕はこのバトルボードの起伏ある地面がいかにも情景感たっぷりのミニチュアゲームって感じで大好き過ぎるんですよね。
実際、傾斜面でミニチュアが転んだりして遊びにくいのは、情景優先故のご愛嬌といったところですが(笑)。

それにしても、圭さんの手作り川と橋が実にいい雰囲気です。特に橋は3つもあって、任意の位置に架け替えることができるので、これがまた便利です。
今回は戦場中央に大きめの橋をかけて、戦場中央付近での両軍激突になるべく川が影響しないようにと意図しています。
ちなみに橋の側の樹木は雰囲気配置ということでゲーム中は適宜動かすという事で置いてあります。


途中は省きますが、配置完了です!
僕が先行配置のしょっぱなで、ナイトオブザレルム13体の主力部隊を配置したことで、その後の流れが決まったと言っても過言ではないかもしれません。
ブレトニアと真っ正面からのぶつかり合いを避けるように川を挟んだ配置エリアに戦力を集中させたエンパイア軍。


ブレトニア軍の主力がエンパイア軍に突撃するためには川を越えねばならないようです。
うう〜む、先行き不透明ですね、これは。

誰ですか、川を置くなんて言い出したのは!!


ブレトニア側初期配置

まぁ、それはそれとして、こうして戦場に我がブレトニア軍が配置されるとめちゃくちゃに格好良すぎて、
もうゲーム始め無くても僕は満足ですよ!的な気分になりました。

いや、まぁ頑張りますよ!ナイトは足が早いので少々の配置ミスはカバー出来るハズです!!


ルーエン公とマーロボーテ卿が13騎のナイトに合流し、5ランクのランスフォーメーションになっています。写真からですらほとばしる圧倒的パワァ!
このユニットに勝てるユニットは同じブレトニアのクエスティングナイトかグレイルナイトくらいのものでしょう。
あのケイオスナイトにだって負ける気はしない!ましてやエンパイアナイトなど眼中にあらず!というものです(などと強がってみました)。


レディ・サラフィーヌもシールドオブレディというルールにより、ランスフォーメーションに合流した場合、真ん中に配置されます。
ここは直接殴られることなく、呪文は使えるというポジションです。選んだ魔法はロア・オブ・レディの3つです。

「The Lady's Wrath」自身(と合流しているユニット)のSが+1されるエンチャントスペル。
「The Lady's Gift」味方ユニットはキャスト値によって再生(6+)か再生(5+)が付与されるエンチャントスペル。
「Burning Gaze」キャスターから5D6の長さの一直線をひき、直線上の敵モデルに自動ヒットS4ダメージ、アーマーセーブ不可のマジックミサイル。

どれも使い勝手良さそうです。


丘の上の宿屋の前には20人のボウマンを配置。ボウマンが装備するロングボウは2列目も半分の人数で撃つことはできますが、丘の上にいれば2列目も全員が撃てます。
20個もダイス振れば鎧が薄い一般兵はひとたまりもないでしょうね!フフフフ。

マウンテッドヨーメンとスクワイアは森の後ろに陣取りました。
スクワイアのスカウト配置もなかなか難しいですね。
敵から12インチ離れればいいといっても、ブレトニアは基本後攻を選択するので、あまり視界が開けたところに置く気分にはなれません。


エンパイア側初期配置

めちゃくちゃ密集してますね!
ブレトニアの主力ナイトとの正面決戦を避けるべく、戦力をかなり寄せた結果の密集具合ですが、基本あまり自分から攻め込む必要が無いでしょうから、
この分厚い層に突っ込んで行くのかと思うと少々気が重くなってしまったというのが率直な感想でした。


アドルフ将軍はグリゼルダ上級大尉が率いるレイクランダーガードに合流です。
貫禄ありますねぇ、この御方は。いやほんと名モデルだと思います。エンパイア発売の暁にはメイドトゥオーダーでこういった名モデルをぜひ復刻して欲しいですね。


バトルスタンダードを掲げるルドウィッグ中佐は意外にもソードマンに合流です。
てっきりもう1ユニットのインナーサークルナイトに合流するのかと思っていました。この歩兵部隊もアーミーの中心的な主力ということなのでしょう。

フレジランツの後方に単独配置されているのがウィザードロードのゲッペルン師です。
チョイスしたデモノロジーのスペルはレベル4なので4つ。
「The Summoning」 レンジ18 2D6発のS4のマジックミサイル。(2D6発というのが別格に強烈です)
「Gathering Darkness」 対象の敵ユニットのI値とLD値をー2し、ジェネラルの士気を使えなくなるというヘックススペル。
「Demonic Familiars」 白兵戦で2D6発、S2、通常セーブ不可の攻撃ができるアシルメントスペル。
「Demonic Vigor」 レンジ内の味方のユニットはM値、T値、I値に+1できるエンチャントスペル。

どれもこれも良いですね実に。デモノロジー優秀な魔法です。正直ブレトニアでも使いたいくらいですね(だいぶ怒られる)。

申し訳程度にナイトの正面に配置されたハンドガンナー達は完全に囮的な運用になるのでしょうか。


丘の上のキャノンが実に恐ろしいです。こちらの気分はもうトムクルーズ主演のラスト・サムライですね。
しかし我らには湖の淑女の加護があります。
淑女の加護は、ゲームの先行か後攻かを決めるロールオフを棄権し、
祈りを捧げる(後攻を選択する)ことで、アーミー全体に6+ワードセーブ(S5以上の攻撃に対しては5+ワードセーブ)が付くという非常に強力なアーミールールになります。

ほとんどのブレトニアプレイヤーは祈りを選択し後攻を取るのではないでしょうか。
僕も当然後攻をチョイスしました。キャノンでも何でもかかってこい!っていう感じですよ!!(やけくそ)


両軍の初期配置が終わり、いよいよ戦いの火ぶたが切って落とされようとしています。

それにしても自分で言うのもなんですがオールドワールドの光景、たまりませんねぇ。
伝統的なウォーハンマーって感じの戦場に、両軍平に睨みあう構造、これぞ望郷のウォーハンマーって感じで最高です。


僕らのバトルレポートではもはや恒例となるバトル前の記念撮影です。いやぁ、お互いおっさんになったなぁとシミジミ・・・(笑)

盤面はすでに最高レベルと言っても過言ではないほど美しいので、
後はどれだけ格好良く戦えるかですね、楽しんで行きましょう!


第1ターン開始!!

新しいオールドワールドでは、ターンの開始時にストラテジーフェイズというものがあり、
被害状況に合わせて士気チェックをしたり、エンチャントメントスペル(味方強化呪文)やヘックススペル(敵兵弱体化呪文)をかけたり、
逃走中のユニットの復帰チェックなどをすることになります。

深淵の暗黒よ、我が呼び声に応え、力を授けよ!
ゲッベルン師がさっそくエンチャントメントスペルのデーモニックヴィゴー(悪魔の活力)をキャスト!
ダイスロールの結果は10、こちらのウィザードのディスペル範囲外のため、シンプルにダイスを2つ振ってディスペルを試みるも結果は9で1点届かず。
キャスト成功です。


フレジランツは悪魔の活力を得て、移動力が高まりました。マーチムーブで全力前進です。
魔女狩り隊みたいな狂信者集団に悪魔的な増強を与えるっていう絵面が実にベルセルク的な皮肉感で素晴らしいですね。


粛々と移動フェイズ、スカーミッシュゲームではないオールドワールドでは移動周りのルールが非常に面倒かつ、一番面白いところかもしれません。
卵帝くんにとっても我が家のウォーハンマールームでのゲームは何気に初めてということで、時の流れの速さを実感しつつ、
コロナが明けてようやくご招待でき、この部屋で遊べたのは嬉しいですね。

射撃フェイズに入ります。まずはジャブでアーチャーがヨーメンに射撃を宣言するも、移動後、遠距離でヒットロール-2修正で、6のみヒットです。
結果5発ともヒットせず。まぁ、こんなもんですか(笑)。実に地味です。

射撃フェイズの一番のキモはグレイトキャノンですね!!グレイトキャノン一発目はルーエン公その人を狙ってきました!

おおっと!!いきなりミスファイア!!!????
いやいやいや、こちとらマスターエンジニアのレオナルド先生がおられますのでね。リロールできますからね!と言いつつも動揺を隠せない卵帝くん。

リロールの結果は2、ルーエン公に直撃です!
もちろん、ルックアットサー(閣下危ない!)を宣言。(ユニットの兵士がキャラクターの身代わりになれるルール。D6振って1が出たら失敗するけど)閣下危ないは何とか成功!

着弾した砲弾が何mv転がるでしょうか!?(次にミスファイアが出ると転がらず弾が埋まって終了です)

最大値の10!!!うぎゃぁぁ〜〜〜!!
ナイトオブザレルムを突き破ってナイトエラントにまで砲弾が到達!!ヤ、ヤバ過ぎ!2+でダメージで、5+アーマーセーブは出来ますが・・・!
流石に被害甚大か!?
淑女の加護!!(5+ワードセーブ)成功!!!
ナイトオブザレルムの一人は自前の鎧と盾でダメージを防ぐも、貫通した2発のダメージは淑女の加護により両方ともセーブ成功!
熱い、熱過ぎる!これぞブレトニアの騎士が人智を超えた騎士である証。開幕早々、テンション上がってしまいますねぇ!ナイトはノーダメージでした。


しかし、エラントは淑女の加護を得られず2騎倒れました。まぁ、これぐらいの被害は仕方ないと言えるでしょう。


もう一門のグレイトキャノンも火を噴きます!こちら、旧メタル版のキャノンですね。
プラ製のより若干コンパクトですが、重厚感があって良いモデルです。
狙うは正面のナイトオブザレルム!!

ど真ん中から貫かれ、4騎にヒットし4騎ともダメージロール成功、さらにアーマーセーブを失敗してしまいますが、淑女の加護ぉぉぉぉ!!!!

結果、2体はワードセーブに助けられました。倒れたのは2騎のみ。被害軽微。まだまだ行ける。

FBの1ターン目は白兵戦が発生しないことがほとんどなので、割と早いです。


1ターン目後半

勇猛なる騎士達よ、そして国を、家族を守るために集いし兵士たち、今我らは隣国の許しがたき侵犯を受けている。
この戦いから生きて帰れることは約束できぬ、しかし、誇り高きブレトニアの戦士としての名誉はこの戦場に永遠に刻みこまれるであろう!
我らは最期の時を恐れずにこの戦いに挑むのだ!

淑女のために!我らが剣が地に落ちるその瞬間まで!恐れることなく戦うのだ!!
私に続け!!



格好つけつつ、流石に突撃レンジには届かないため、とりあえずマーチング移動(M値×2倍)ですね。
ブレトニアナイトは仮に突撃されてもカウンターチャージという特技を持っており、自身もチャージした扱いになるため、どんと来いという構えです。


ボウメンは移動せず矢を構えます。移動しちゃうとヒットロール-1ですからね。

僕の持論では、ブレトニアアーミーのキモはやはりボウマンの射撃。
一見地味なロングボウですが、このサポートがあってこそ騎士の本領が発揮できるものと考えています。

ペガサスに騎乗したレデモンド卿は敵陣深く降り立ちました。そしてヨーメンは森を迂回し射撃位置に着きます。スクワイアは森の中に身をひそめます。

ペザントボウマンの射撃を受けよ!エンパイアーチャーに向けてロングボウから20発の矢の雨を降らせる!
相手はスカーミッシャーのため、−1修正でヒットロール目標5以上!
4発ヒット!ダメージロール4以上!で結果は1体のみ!??えーっと、地味ですね?あれ、こんなハズでは。

いやー、なんかジャラジャラーと20個ダイス振った瞬間は40Kみたいに派手でいいなと思ったんですが、こ、こんなもんでしたっけ?FBの射撃って。

ええい、動揺するでない!(自分で言う)
川に足を踏み込みつつ、腰を据えろ、構え!!!撃てぇ!!!!
ナイトに15発の矢を放つボウマン!!(ロングボウ持ちは2列目も半分が撃てます)
3発命中、1発ダメージ、2+セーブ成功、ノーダメージです。あるぇ?

え〜、前言撤回させていただきます。ブレトニアのボウマンはアーミーの要どころか、フレーバーでした。


指輪に秘められし炎の輝きよ、そして我が心に宿りし力よ、
今、指輪の力を借りこの身に宿る炎のごとき情熱を解き放つ!
灼熱の炎舞が貴様の悪行を浄化してくれるであろう!
(何を言ってるんだか)

レデモンド卿の指にはめられた紅きルビーの指輪が光る!!
マジックアイテム「ルビーリングオブルーイン」発動!バウンドスペルとしてファイアボールを放ちます!
対象は邪悪な魔法使いゲッペルン!
ファイアボールは8でキャスト成功!しかし、レベル4のウィザードであるゲッペルンは仮面の奥で邪悪な笑みを浮かべつつ、余裕のディスペル。
指輪の力を借りた魔法など、児戯に等しい…!

が瞳に宿る炎よ、この灼熱の視線で燃やすべくはこの地を汚すならず者とその下劣なる心よ!

バーニングゲイズ(燃える視線)を放つレディ・サラフィーヌ。キャストは成功するもレンジ5D6もあるのに届いた距離はたったの10mv!?

まじか、アーチャー1体に当たったのみとは!う〜む、ここはソードマン本体をズバっと貫きたかったところです。
アーチャー1体を焼いて射撃フェイズ終了です。


といったところで1ターン目が終了です。
1ターン目は余程射撃に振ったアーミーでなければたいていはスロースタートになる感じですね、FBは。これはオールドワールドでも同じテイストです。
本番は2ターン目以降、といったところでしょうか。


それにしても1ターン目は淑女の加護の恩恵をしっかり享受することが出来て、ブレトニアのアーミーを使っているという特別感を大いに実感することができました。
この調子でワードセーブを振りまくり無敵の行進を続けたいものです。

さて、ここで11時を過ぎましたので、一旦ゲームを止めてお昼ご飯に出かけることにしました。

お食事の時間です
お食事は、はたさんとのゲーム会ではすっかり定番の近所のお蕎麦屋「兎屋」さんにて美味しいお蕎麦をいただきました。
はたさんと卵帝くんとの3人で最近のウォーハンマー談義なども楽しみつつ、バトルを忘れてのしばしの休息となりました。
お店選びの際に、卵帝くんが最近はお腹の調子があまりよくなく、脂っこい物が特にダメになった、という話をしていて、お互いオッサンになったからねぇ、年だろうねぇ、
なんて話していたのですが…。


2ターン目開始

フレジランツもImpetuous(衝動的)のルールを持っているため、突撃レンジ内に敵が居た場合はD6を振って1〜3の出目なら強制突撃宣言となります。
目の前には森に潜むスクワイアが。
しかし、ここは5を出して突撃宣言は踏みとどまりました。

そして、レイクランダーガードがナイトオブザレルムに突撃宣言です!


アングライフェン!!!(全軍突撃ィィィ!!!)
インナーサークルナイトは激突に合わせてドリルドのルールにより隊列を横1列に整えてブレトニアナイトに向かってきます!
もちろん、ブレトニアナイトもカウンターチャージをすべく馬を走らせます!両者真っ向から激突!!


エンパイア軍も攻め込んできました。橋の上で進路妨害をねらってかアーチャーが移動。
実に良い感じに後方の本体を守るウザいスクリーンになってますね、これは。

グレートキャノンは眼前に迫るペガサスヒーローにグレープショットを放つ!
キャノンは遠方には一級入魂の一撃を放ちますが、12mv以内に迫る敵がいるならば、アーティラリーダイスの出目分オートヒットS4、AP−1のグレープショットを放つことも可能なのです。
結果4発ヒット、4+セーブと6のみワードセーブで、ダメージは1点通ってしまいました。

深淵に住まう影よ、我が呼び声を聞き、この世界に襲いかかれ!
暗黒魔術師ヘッペルンは悪魔(マジックミサイル)をペガサスナイトに解き放つ!しかし、これはレディ・サラフィーヌが渾身のディスペル!

もう1門のグレートキャノンは再びルーエン公が合流するナイトオブザレルムを狙うも、通常セーブと淑女の加護により何とか1ダメージで耐えました。

アーチャーがペガサスナイトに矢を放つもこれを全てはじき返したレデモンド卿。
ピストラーもナイトエラントに向けて10発の火薬銃を放つも、これは1ダメージも通らず。

う〜ん、これぞファンタジーバトルの射撃フェイズっていうか、何だか渋い。まさか、普通のインファントリーの射撃って微妙だったりします?


2ターン目のメインディッシュ、ナイトVSナイトのプライドを賭けた闘いが始まります。
今版はI値が高い順で攻撃をすることになっており、なおかつ突撃移動した場合は移動した距離分I値がプラスされるというルールがあります(ただしMAX3点まで)。
とはいえ、ブレトニアナイトもカウンターチャージの移動で3mv動いているため、お互い互角の条件です!

と思ったら、インナーサークルナイトはI値が標準のナイトより1高く、結果的に先に殴ってくるのでした。


エンパイアナイトから8発殴られ、2騎が倒れ、さらに馬が追い打ちの一撃でさらにもう1騎のナイトが倒れてしまいました。
反撃で倒せたレイクランダーガードは1体のみ。

コンバットリザルトは
エンパイア側 殺傷3点、バナー1点の計4点、
ブレトニア側は殺傷1点、ランスフォーメーションボーナス1点、バナー1点の計3点で、エンパイアの1勝ちです。



ブレトニアナイトのLD値8から負けた1点を引いて、7以下を目標値に2D6でブレイクテスト!
これは余裕で耐えました。ということは、
ギブグラウンドです!!
(向きを変えることなく2mv後退し、そのまま接近戦を継続します)

このブレイクテスト周りの処理方法が今版のルールで一番のキモというか、一番すぐれた変更点かも、と今回のゲームを通じて学ぶことになりました。


2ターン目後半


私に続け!誇り高き勇士たれ!
Virtue of Impetuous Knigts(情熱の美徳)を持つルーエン公は最大突撃距離がかなり伸びていることもあり、ソードマンに突撃宣言です!
しかも、合流しているバトルスタンダードベアラーが所有するマジックバナーはランページングバナー!突撃ロールをリロールすることが可能です。
つまり、MAX突撃レンジは22mv!どこまでも届いてみせる!!

渾身のダイスロール!!!



リロールしても、これ、ですか?
5+2+1(D3)+素の8=16mv!

ソードマンには届きませんでしたー!!突撃失敗で8mv移動して終了です。
いや、もともと若干無謀な距離ではあったかもしれません。橋の上にいるアーチャーを避けつつの機動もかなり無理がありそうですし。グヌヌ。


我が名は炎の君レデモンド、湖の淑女より授かりし力をもって栄光を照らす者!
レデモンド卿、グレートキャノンに突撃です!
続く射撃フェイズではグレイトキャノンの後方に控えるレオナルド博士に指輪の炎をかざすも、またも暗黒魔術師ゲッペルンの野郎にディスペルされました。ウヌゥ!

スクワイアとヨーメンがゲッペルン師を狩るために好位置を確保し矢を浴びせる!
しかし、単独行動キャラはヒットロール-1、移動後の射撃でさらに-1で6のみヒットです…。え〜、当たるわけないじゃん!?
ブレトニアに射撃、いらなくね?(2回目)

オイオイオイオイ!ちったあ良い所見せろや、ペザントボウマン!
まぁ、1ターン目の射撃で期待し過ぎは禁物と理解しましたが、やはりダイスロールには力がこもりますね。
橋の上を陣取る鬱陶しい筋肉マッチョ含む3体のアーチャーを仕留めました!よく頑張った!!(褒めるハードルがだいぶ下がりました)

もう1部隊のアーチャーは前方のデタッチメント部隊を撃ち、3体仕留めました。
まぁ、これぐらいなんでしょうね、BS4、S3の射撃の期待感は。居ないよりマシ?的な・・・
でもせっかく頑張って塗ったのでこれからも使いますよ。


我らの勇気、誇り、そして信念が我らを勝利へと導くのだ!
グレートキャノンのクルーをランスで貫き2体を血祭りにあげるも、ブレイクテストの目標値5以下で奇跡的に4を出され耐えられました!うわお!
掛け声は立派な割に手数がもうちょい足りない感じですね…


ナイトVSナイトの接近戦の続きです。
エンパイアナイトが先に殴るもダメージ通らず、ブレトニアナイトが反撃するもこちらもダメージ通らず。
しかしお互いの馬が頑張って、お互いのナイトを1騎ずつ蹴り倒しました。お馬ちゃん、頑張った!やっぱりウォーハンマーは馬が強い!のジンクスは今版でも健在なようです。

リザルトはランスフォーメーションが有る分だけ、ブレトニアの1勝ちです!
エンパイアは素のLD値が9ですので、8以下でブレイクテスト!

出目は11!?え〜〜〜〜と、これは・・・フリー(逃走)ってことですかね?
待て、待てぃ!後方に控えるルドウィッグ中佐のバトルスタンダードの効果によるブレイクテストのリロールが可能です!


結果は4!!一同、ふ〜〜〜と安堵のため息が出た瞬間です。(僕までホッとしましたよ何故か笑)
ということでギブグラウンドです。
いやー流石にここは空気読んで耐えてくれましたね。


2ターン目もここで終了です。
中々に波乱の展開となりましたが結果的にはまだ戦況はほぼ拮抗しているように思います。
ちなみにレディ・サラフィーヌはこのターンも次のターン以降もマジックスペルの発動を試みていますが、ことごとくあの邪悪な魔術師にディスペルされてしまっています。
LV3とLV4の力の差を見せつけられた感がありますね。


このゆっくりとした展開が実にFBを遊んでる感があって懐かしいというか、贅沢な時間を過ごしていることを実感できますね。


3ターン目開始

このターンは激動の予感がしますね。
闇よ、我が手に宿りし焔を解き放て!この者らの良心の課せを焼きつくし、無慈悲なる力を与えよ!
暗黒魔術師はデモニックヴィゴーを苦戦中のナイトにキャスト!

タフネスが上がるというのは強い、っていうかヤバい。これはかなり強力なバックアップになってますね。ディスペルを試みましたが叶いませんでした。
やっぱりLV4は偉大。


アーチャーがキャノンのクルーを助けるためにペガサスに突撃!


ソードマンは川を挟んで待機するようです。一度、ナイトの突撃を受け止めて、ナイトでサイドチャージを狙うという完璧な布陣。
そうなることが分かっていてもブレトニアナイトたるもの、行くしかありません。


暗黒の契約を結ぶ時が来た。我が前に姿を現し、我に従え!悪夢をもたらさん!!
サモニングを唱えるゲッペルン師。その出目2D6でなんと12!!もうこいつケイオスソーサラーやん!


マウンテッドヨーメン、一撃で消滅!!
あちゃー、何もしてないよ〜〜射撃がダメならせめて突撃くらいはしたかったなぁ〜〜〜!


2ターン目まではほぼ空気だったハンドガンナー部隊もレンジ内に的がくれば活躍の機会もやってきます。
ナイトエラントを撃ち、2ダメージ叩き込むも、2発ともセーブ成功!まぁ、FBの射撃ってのは、こんなもんってことでね(笑)
この写真は非常にカッコイイので、ヨシとしましょう。(え?)

グレイトキャノンは主力のナイト部隊に砲弾を放ちます!
マーロボーテ卿は閣下危ない失敗!あじゃじゃあああ〜〜〜キャノン直撃しちゃたぁぁぁ
と思いきや、淑女の加護でセーブ成功!!!!
いや〜淑女の加護ってルールはすげぇ、人間力が高まっている今の僕には最高のルールですよ。(自分で言う)

ユニット内の騎士1名が殉職されましたが、これは許容範囲の被害です。


ペガサスナイトは流石にグレイトキャノンのクルーを屠ります。返す刃でアーチャーも1匹始末。
しかし、ブレイクテストに耐えられてしまいました。やるな・・・!


この体の底から湧きあがってくる無限の力はなんだ!?こ、この力があれば、ブレトニア人など恐るるに足りん!
我らこの力を持ってして、劣勢民族を粛清する!!


インナーサークルナイト、勢いが出てきました。ナイト2騎が倒れる!反撃するもダメージ通らず。やはり帝国騎士はフルプレートアーマー故にセーブが硬い!


流石にブレイクか〜!となりましたが、こちらも近くのバトルスタンダードベアラーの効果もありブレイクテストを振り直し、
ギブグラウンド!!耐えました。


3ターン目後半


ナイト・エラント、衝動的のルールチェック、ありゃ〜ラインオブサイトに入ってるじゃないですか、ハンドガンナー。
この視界チェックのアイテムもFLOSTさんの製品です。オシャレ!


衝動的チェック失敗!!全力で突撃です!!!あちゃーこっちに行っちゃったかぁ〜〜!!
ちなみに突撃リアクションの迎え撃てで1体の若騎士が倒れました。

我らがブレトニアに栄光あれ!!!


超主力のルーエン公とマーロボーテ卿が合流する地上最強のナイトオブザレルム、ついに突撃宣言!
栄光に向かって前進!


勇者たちよ、栄光の勝利へと突撃せよ!
ソードマンと真正面からの決戦です!!


我が領土に土足で踏みこんだ罪、その命を持って償ってもらおうではないか!
いや〜この光景が見れて最高が過ぎますね!格好良すぎるでしょう。
いや〜突撃宣言に対してクレバーに逃走の選択肢もあったのでしょうけど、卵帝くんの空気を読んだホールド宣言。ありがたい。
ここまで雰囲気の良いゲームでは戦術より情緒の方が大事、というわけではないですが、どうもありがとうございます。


盤面中央が混み入ってきました!実にええ雰囲気ですねぇ。ここまで来るとワクワク感が高まってきます。
ちなみに、マンアットアームズは方向転換してみたものの、主戦場には届かない気配が濃厚ですね・・・。まぁ20体で97点ではありますがね。

ナイトエラントのランスチャージによりハンドガンナー4人が倒れます。流石に生身の人間にランスでの突撃は凄まじい威力!
ハンドガンナーもたまらずブレイク!そして盤外へ逃走です!ここはナイトエラントは追いかけずに隊列再編したいところでしたが、
LDテストに失敗し、追いかけて盤外に出ていってしまいました。まぁ、これも若さゆえの何とやらですね…。


勇者たちよ、駆け抜けよ!立ち塞がる者は容赦なく薙ぎ払え!

圧倒的攻撃力で歩兵を屠るナイト達、強い!一気に9人もの兵士を打ち倒します。反撃もままならぬソードマン。
コンバットリザルトは
ブレトニア側:殺傷9点+バナー1点+バトルバナー1点+ランスフォーメーション1点+ランクボーナス1点の合計13点!
対するエンパイア側は何とグリフォンスタンダードを持っていました(ランクボーナス2倍)!
よって、ランクボーナス最大値×2の4点+バナー1点、バトルバナー1点さらにルドウィッグ中佐はウォーバナー装備で更に1点の合計7点!

圧倒的なブレトニアの勝利。ブレイクテストの結果、修正を加える前のLD値以内には収まったため、フォールバックイングッドオーダーとなります。
(ここで修正を加えないLD値以上の出目になった場合は2D6逃げますが、収まった場合はin Good Orderとなり2D6のうち高い出目のほうだけ下がり再集結できます)

もちろん追撃し(ギブグラウンドと違って突撃扱いになります)、戦いは次ターンに継続です。


膠着中のナイトVSナイトは流石にブレトニア側が厳しい戦いを強いられています。レディ・サラフィーヌも2ダメージ負いました。
ここはブレトニア側が負けるもギブグラウンドで踏みとどまりました。


レデモンド卿、アーチャーを切りふせる!
レデモンド卿はVirtue of Ideal(理想の美徳)を持っており、WS、I、A、LDが+1されているので攻撃回数もそこそこあるんですよね。
それだけにキャノンのクルー3体を1回でやりきれなかったのは痛かった。


だいぶ戦局が動いたターンとなりました。
次のターン、エンパイア軍の反撃が怖いッ!


4ターン目開始


空虚に響く呪詛の言葉よ、この身に宿りし禍を放たん!
ブレトニアナイトにギャザリングダークネスをキャストする暗黒魔術師ゲッペルン。I値、LD値が-2されるヘックススペルです。
しかし、突撃扱いのため、I値ボーナスが若干削がれるだけでまだまだ勢いに衰えはありません!


ルドウィッグ中佐よ、よくぞ耐えてくれた!
今こそ帝国の誇りをかけ、我ら突貫す!
バストンヌの田舎騎士にひと泡吹かせてやろうぞ!


ソードマンと交戦中のルーエン公率いるナイトオブザレルムに突撃宣言するジェネラル・アドルフ将軍率いるインナーサークルナイト!
この位置取り、成功すればサイドチャージとなります!川(ディフィカルトテレイン)を通過する経路で突撃の場合、2D6して高い方の出目を排除します。


え!!??
(注:このダイスはウォーハンマー25周年記念ダイス=13,4年くらい前のダイスなので、絵柄の出目=1です)


ふむ、少々水量が多く、吾輩の愛馬も戸惑っておるようだぞ?

川の前で足踏みしちゃったジェネラル率いるエンパイアナイト!
うわぁぁぁぁ〜〜〜〜!!マジっすかぁぁぁ〜〜〜(笑)。
もう、大爆笑でしたね、この展開。
川、ヤバ過ぎ。

虚無の深淵よ、我が血潮を呑み込み、混沌の力を解き放て!

サモニングの魔法をレデモンド卿に解き放つ暗黒魔術師。
11発ヒット!7ダメージ!流石にもうダメか!?
しかし!
渾身のアーマーセーブで3発セーブ!!更に淑女の加護で3発セーブ!!!

勢いは我がブレトニアに有り!


やば〜!超カッコイイです。このペガサスナイト。
約25年前、僕の人生初めてのウォーハンマーで有機溶剤さんが駆るこのペガサスナイトヒーローのモデルに我がケイオス軍をギタギタにされた時からずっと憧れのモデル、
それを今、自分の手で活躍させられているというこの喜びが皆さんにも伝わるでしょうか!?
ちなみに今年になってからメイドトゥオーダーで一時的に再版されたのでゲットされた方も多いと思います。ほんと、作って損の無い至高のモデルです。


しばし感慨にふけっていると目の前のキャノンがグレープショットを宣言!
はっきり言って、無敵の聖騎士が火薬兵器などでやられる気など、今更ありません。

8発ヒット!3ダメージ!1発アーマーセーブ!からの〜淑女の加護ぉぉぉ!!!


あ〜れ!?最期の1ダメージが通ってしまいました。まぁ、そうですよね。


レディ・サラフィーヌも容赦なく切り伏せられてしまいました。ここはギブグラウンドです。
基本、余程出目がぶっ飛ばない限りギブグラウンドですので、一度ぶつかると白兵戦は長引く傾向にあるようですね、今版は。


栄光を求めよ!情け容赦はいっさい無用!全力で突撃せよ!
ブレトニアナイト、突撃扱いのため、凄まじい勢いが継続しています。ランス持ちが突撃する時の瞬間火力ヤバい。


またも9人の兵士を屠ります。いや〜ウォーハンマーやっててこんな気持ち良い接近戦やったことないでよ!ってくらいにやっちゃってくれましたね。
たまらん!
リザルトは圧倒的にブレトニア勝利のため、3以下を出さねば逃走しかありません!
バトルスタンダードベアラーのおかげでリロールはできるが結果は・・・!

3!!!
フォールバック イン グッドオーダーです!全滅は免れました!!!

劇的なダイスロールで、はたさん交え3人とも大いに盛り上がった瞬間でした。

ここでルーエン公はLDテストに成功し、ソードマンを追いかけず隊列再編です!


4ターン目後半
何とも予想外につぐ予想外の展開です。


帝国の将軍よ、我が騎士としての誇りをかけ、汝の信念と力を試させてもらう!
ルーエン公率いるナイトオブザレルム、アドルフ将軍率いるレイクランダーガードに突撃宣言!!


主力と主力のぶつかり合い!!これぞメイクドラマ!!
最高を超えた最高の瞬間です!(僕にとっては)



我がランスは正義の重みを背負っている。
汝が真の強者であるならば、否、汝らの闘いに正当な理由があるならば、我が挑戦を受けよ!

一騎打ちを宣言するルーエン公!



バストンヌの若き王よ、我が帝国の威厳をいまここで示してくれよう。
一騎打ちを受けてたつジェネラル!!
ジェネラル同士の一騎打ち!!いやこれね、やらせじゃなくてマジに自然の流れですからね、初ゲームでこの展開って奇跡的じゃないですか!?


激しい戦い!エンパイアナイトは3騎、ブレトニアナイトは2騎が斃れ、
ルーエン公のハートウッドランスはアドルフ将軍に1点のダメージを与える!

S8、A5回の人間界の限界を突破した圧倒的破壊力なので、一瞬で血祭りかと思いきや、ヒットロールを派手にミスりました(笑)


ルーエンの君よ、勢いだけでは吾輩を倒すことはできぬぞ。
正義を背負うランスの重さ、おぬしには少々荷が重いのではないかな?

余裕の台詞を返すアドルフ将軍。


エンパイア、ギブグラウンド!!


インナーサークルナイトに追い詰められた最期のファーストナイトに加勢すべくボウマンが突撃していました。
しかし、最期のファーストナイトは倒れてしまいました。

ここでようやくブレトニアナイト1ユニットが全滅となり、大きくポイントを献上することになります。


ボウマンは数の圧力で、何とかリザルトは勝利。毎度ながらエンパイアのギブグラウンドで接近戦継続です。


ちなみに、ナイトエラントも戦線復帰しています。ルーエン公とエンパイア将軍との闘いに加勢すべく馬を走らせます!!
あ〜、えっと、マンアットアームズは間に合いませんね、もう。




5ターン目開始

狂気と暗黒の化身よ、我が手に顕現し、混沌と破壊の嵐を巻き起こせ!
ゲッペルン師によるデモニックヴィゴーは最終決戦中のエンパイアナイトにキャスト成功、そしてヘックス系のギャザリングダークネスはブレトニアナイトにキャスト成功。
LV4の魔法使いのマジックをディスペルするのは中々容易ではないことをこの期に及んで実感させられます。


帝国は屈せず!!
ブレトニアナイトにサイドチャージを仕掛けるのはルドウィッグ中佐率いるソードマン!

グレートキャノンが火を吹く!狙うはナイトエラント!
一騎散る!


闇の深淵より、禍々しき力を解き放て!虚無の炎、虹彩に輝け!
我が望むものを召喚し、この地を暗黒に染め上げよう!

サモニングをエラントに放つケイオスソーサラーゲッベルン。かなり独壇場でしたね、この人。

エラント貴重な1体が斃れ、ユニット全体の25%が失われた為、パニックテストです!!



パニックテスト、ギリギリ成功!!やはりプレシジョンダイスは期待値を裏切らない!!


こちらの接近戦ではインナーサークルナイトの攻撃が爆裂してました。やはりナイトは生身のヒューマンに対してはやけに強いですね。
アーマーセーブがあるかないか、ですかね。



俺達だって、ここで頑張らなきゃ帰る家が無くなっちまう!
この戦闘もペザントボウマンがギブグラウンドし、継続です!



最終決戦とも言うべき接近戦がついに始まります!!
しかしお互いアーマーが硬いこともあり、ダメージはルーエン公が1点負ったのみです!

リザルト結果は、エンパイア側は殺傷1点、バナー1点、ウォーバナー1点、バトルスタンダードベアラーの1点、サイドチャージ1点、ランクボーナス2点の合計7点。
対するブレトニア側はバナー1点、バトルスタンダードベアラー1点の2点のみ!
ブレトニアの5負けですが、ここで4以下は出ませんでした!!

しかしフォールバックイングッドオーダーになったので何とか全滅は免れました。


ユニットストレングスが多い方から後退するということで、ソードマンに向き直って後退し、そのまま突撃してくるナイトとソードマン!
次がいよいよ本当のラストバトルです。



5ターン目後半


お互いの時間の都合上、バトルはこのターンで終了と決めてあります。泣いても笑っても最期のブレトニアターンです。
ナイトエラント、突撃宣言!!ルーエン公の助太刀をするのだ!!
まぁ、一応川がありますんでね。ディフィカルトテレインチェックをば。


げぼぼ!マジ!!!???

でも普通に2+8mvなら到達可能でした。焦ったわ!



ルドウィッグ中佐
運命の糸が、絡まる不可解な縁が、我らに勝利をもたらす刻が来た。
この戦い、この試練に打ち勝つのだ!勝利を我らに!

マーロボーテ卿
ブレトニアの勇者よ!己の剣を持ち、誇りと名誉をかけて立ち向かうのだ!
湖の淑女は我らと共に!



こんな場面に普通なる!?ってくらいに入り組んだ白兵戦。なるんですね、これが。

一発ブレイク消滅の機会が少なくなったオールドワールド版ウォーハンマーの魅力が凝縮したワンシーンと言えるのではないでしょうか!



ここの接近戦もめちゃくちゃにぶっ殺されてるんですが、ブレイクテストで一発消滅はほぼしない感じですね、ギブグラウンドです。


最終決戦です!!
再び一騎打ちの宣言をするルーエン公!再び名乗りを上げるアドルフ将軍!


ルーエンの君よ、油断したな。
吾輩が率いるは常勝無敗、無敵の銀色超重装甲撃滅猛進レイクランダ―騎士団なり。
汝らの古き良き戦術で我が鋼鉄の鎧を貫くことは叶わじ!


ナイトエラントのランスはソードマンを6人も屠るも、インナーサークルナイトのサイドチャージによりナイトオブザレルムの死傷者も2名。
リザルトの結果はエンパイア8点、ブレトニア9点でわずかながらブレトニアの勝利です!

ここで、バトルの勝敗を左右しかねない決死のブレイクテスト!
まぁ、1点負けなんで、大丈夫でしょう・・・コロコロコロ
11!?ブ、ブレイク!?
待て待て待てぃ!!
ルドウィッグ中佐のバトルスタンダードで振り直しで、今度は成功です(笑)

最期の最後でまた笑わせてくれました。
エンパイア側はギブグラウンドでゲームセットです!


いやー激熱過ぎる最終バトルでした!!!

あ、フレジランツとマンアットアームズさん、お散歩お疲れ様でしたー(笑)!

最終結果発表です。

ブレトニア負傷点  合計678点
エンパイア負傷点  合計356点

結果、エンパイアの勝利です!!
卵帝くん、おめでとうございます!


最終盤面を見渡すと、エンパイアで全滅したユニットはハンドガンナー、グレイトキャノン、アーチャー2ユニットのみ、半壊以上は25%入りますがそれもステートトループのみ。
対するブレトニアはレディにナイトオブザレルム、ペガサスヒーローと重めなところがけっこうなポイントになりました。

雰囲気的にはお互い拮抗していたように思ってたし、実際、最期までどっちに転ぶかわからないバトルでしたがしかし、
結果的にはエンパイアとのポイント差は大きかった!というところでしたね!


それにしても楽し過ぎましたねこれは。

遊んでみた感想として最初に浮かぶのは「ウォーハンマーは馬が強い」のジンクスは健在でした。
あと、バトルスタンダードベアラーマジ重要です。



エピローグby 卵帝
戦は払暁と共に始まり、日没近くまで一進一退の攻防が続いたが、最終的にはブレトニア王軍は押し込まれ、領土内への侵入を許す事になる。
ここでルーエン公は、帝国軍に特使を遣わし、

「ブレトニア王の名に於いて、レイクランド皇帝ヴィルヘルムこそが、エンパイアの正統にして最も強大なる皇帝であると認めるものであり、
今後他の皇帝領との軋轢が生じた場合、レイクランド皇帝に最大限の支援を保証するものである。」


との声明を発表。皇帝全権代理であるアドルフ将軍も

「貴国ブレトニアの勇猛さは音に聞こえし以上のものであり、ヴィルヘルム皇帝の名に於いて最大限の賞賛と敬意を表明するものなり。」

と返答し、ここに講和が成立した。

数日の後のバストンヌ王城


ルーエン公「まさに我が国が、帝国の属国とも言うべき扱いを甘受する結末であり、余は到底納得がいかぬわ!」

マーロボーテ卿「バストンヌ公爵としては、その見解は至極当然のものにございまする。
 しかし、ブレトニア国王としては、極めて正しい御判断であった事を疑う者はこの国に誰1人としておりませぬぞ。」


レデモンド卿「領内には獣びとや、オークどもが跳梁跋扈し、聞けばル・アンギーレ公国の港付近にも不死者の水軍が現れたとの由。
 我らに人間同士の小競り合いに割く国力はありませぬ。それはレイクランド皇帝も同様であるかと。」


ルーエン公「うむ…かつてのアラビィ遠征の如く、近い将来あの者らと沓を並べて、外敵と闘う時も来ようぞ。
 それが不死者であるか、オークであるか、渾沌の軍であるかは分からぬがな…」



数年の後、ルーエン公はオークの大規模討伐を実施し、
強大なるブレトニア王としての名声を確固たるものにするのである。


ゲームを終えて

いや〜もうまじで、面白かったですねぇ。
お互い全力でぶつかりあってこんなに噛み合うゲームが出来るってなかなかに珍しいと思うんです。
多分に卵帝くんの空気読んだ選択のおかげでもあるとは思いつつ、
過去のファンタジーバトルではあまり記憶にないレベルでがっつり取っ組み合いが出来たなと。

オールドワールドの新ルールあってこそ粘り強い展開を楽しめるし、最期のダイスロールの結果次第ではどっちが転ぶかわからない。そんな感じ。
40K程攻撃面で派手さは無く、実際地味な展開になりがちかもしれませんが、
このじっくりゆっくりとしたユニットの機動がまた味わい深いファンタジーバトルならではの魅力というか。

まぁ、ごたく並べるまでもなく、このゲームレポートを最期まで読んでくださった方にはきっとオールドワールドの魅力は伝わったと確信しています!


バトル終了時に1枚記念写真をば。僕のTシャツも5版ブレトニアアーミーブック柄のオフィシャル品ですからね!気合いの入り方がやばいオジサンです。

このゲームを終えた後、卵帝くんは帰宅後の深夜、猛烈な腹痛に襲われ緊急入院、大腸に穴が空いているということで緊急手術という、
とんでもないことになってしまったということです。

手術は無事に済み、このレポート執筆中の現在は病院で静養中とのことです。病院からレポート用ストーリーも書いて送ってくれました(笑)。
回復傾向にあるということで本当に何よりです。

僕のブレトニアのランスがリアルにお腹に穴をあけたわけじゃあないのですが、最期のバトルになっていたかもと思うとぞっとしました。

彼の回復を願いつつ、このバトルレポートを締めたいと思います。

最期まで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。
皆で新しく生まれ変わったウォーハンマーThe Old Worldを遊びましょう!!


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