スタンダードシナリオ用TYRANID 1000ポイントロスターbyDavid,(Rman)

スタンダードシナリオ
 CLEANSE(クレンス)、NIGHT FIGHT(ナイトファイト)、PATROL(パトロール)、RECON(リーコン)、RESCUE(レスキュー)の5つのミッションを含みます。

 
クレンスはゲームテーブルを4つに分割し、その各盤面をより多く支配しつづけた方が勝つというミッション、
ユニットしか盤面を支配することが出来ず、半数以上を保たねばならないため、個々のユニット力が重要になります。
 

 ナイトファイト
はクレンスと同様盤面支配を目的としたミッションですが、その名の通り夜間の戦いの為、視界が著しく制限されます。
よって遠距離からの射撃が難しくるため、射撃と接近戦能力のバランスが重要になります。
 
 パトロール
は初期ターンの時点ですべてのユニットが戦闘に参加できず、次ターンからランダムで出現してきます。
VPを競うのですが、運が少し強いゲームです。遅れて来ても死にユニットにならないよう移動力が重要、と言えるかも知れません。
 
 リーコン
はVPを採用しつつお互いの配置エリアに浸入できたユニットにつき、ボーナスポイントが出ます。
その合計が高い方が勝利となるので、待ち戦術が通用しにくくなっています。
 
 
レスキューは盤面にちりばめられた6体の対象(ダミー5体)を目指し、真の対象物を発見+最終ターンにそれを持っていた方が
勝ちというなんともランダムゲーです。すばやく真の対象物を発見する為の移動力、それを守り抜くユニット力、そして運が必要となるでしょう。


どれもスタンダードながら、すべてのミッションに対応する為には絶妙なバランスが必要となってきます。

それではティラニッド1000Pのロスターを紹介します。


HQ
6Tyranid Warriors(ティラニッドウォーリアー)
 オプション
  3 Warrior with Deathspitters(デススピター)
  2 Warrior with Devourers(デヴォウラー)
  1 Warrior with VenomCannon(ヴェノムキャノン)
  4 Warrior with ScythingTalons(サイジングタンロン)
  2 Warrior with Rending Claws(レンディングクロウ)
  Extended Carapace
...236p
ELITES
1 Lictor(リクター)...80p


Troops
12 Genestarers(ジーンスティーラー)...192p
23 Termagants(ターマガント)...161ポイント
21Hormagants(ホーマガント)...210p

HeavySupport
2 Zoanthropes(ゾアンスロープ)
  WarpBlast(ワープブラスト)
...118P


合計997ポイント
解説
 と、その前にもしもあなたが40Kの編成ルールを知らないのであれば、ココをみてください。>40Kの編成

ティラニッドアーミーの特徴

ティラニッドには様々な特殊能力がありますが、中でも最も重要で覚えなければならないのが以下の三つです。
”Shoot the big ones!”(ショット、アットビッグワン)、instinctive behavior(インスティンクティヴ ビヘイヴァー)、 SynapseCreatures(シナップスクリーチャー)です。
”Shoot the big ones!”はその名の通りデカい奴を撃てぃ!というルールです。
instinctive behaviorは本能の行動と言いましょうか、ターンの始めにLDテストをし、失敗した場合そのユニットはランダムに行動してしまうのです。
SynapseCreaturesはアーミーの一番大切なユニットと言えるでしょう。この能力を持つクリーチャーの12”以内の仲間は様々なLdチェックを無視しできるのです。
接近戦で負けても逃げ出さない上に、前述した本能の行動も抑えることができます!。非常に重要なユニットです。
しかしながら、ティラニッドは自らが壁となって味方のユニットを隠す事が出来ない為、シナプスクリーチャーは一番狙われやすいユニットになる可能性があります。

じゃ、どうしよう?それはそう難しくありません。
シナップスクリーチャーにとって脅威となる存在に対し、それよりもさらなる脅威を持って強く、早く攻撃するのです!
幸運にもティラニッドはそれができます。

一つの注意点があります。
ティラニッドが戦う多くの相手は火力を持ち、射撃でティラニッドを殺そうとするでしょう。しかしティラニッドには有効な射撃はほとんどありません。
それではどうやってその火力を生き残るのでしょうか?答えは数です!
ゴーント40体を2ターンの火力で殲滅できるアーミーはそうそういるものではないのです!
個々のユニット解説
HQ
ティラニッドウォーリアー
このロスターではウォーリアーだけがシナプスクリーチャーです。
重要度が高い割に非常にもろいユニットの為、アーマーセーブを4+にあげてやるしかありません。
武器は装備がそれぞれが違う為、長いレンジから撃つことが出来るウォーリアーも居ますが、
短いレンジの射撃武器の方が強いです。

ウォーリアーは接近戦も強いのですが、数少ないので他の部隊の支援があったほうがよいでしょう。

ELITE
リクター
テーブルのどこでも隠れられる能力を持っているため、かなり怖い。
単独行動しているキャラを攻撃するか、
(数やアサルト能力が)普通位のトループに強いのですが、
数多くの攻撃に強い相手には仲間のティラニッドの支援があった方がいいでしょう。

Troops
ジーンスティーラー
WS6、S4、I6、A2、ヒットロールが6だったら自動ウーンズとセーブを無視します!
40Kの一番攻撃に強いユニットに違いない!
3、4体になってもレイスロードすら倒せる!
さらに!infiltrate(インフィルトレート=潜伏配置)もできるし、
instinctive behaviorのルールも無視します!
その代わりにT4、セーブ6のみで火力にかなり弱い。
アサルトされるのが怖いから相手はいっぱい撃つかもしれない。


Troops
ターマガント
安い!速い!撃たなければシューティングフェイズに追加移動ができます。
武器はAPはありませんが、S4なのでまぁ弱くはないです。

それだけです。

Ld5だからウォーリアーの近くにいないとね。


Troops
ホーマガント
非常に速い!(アサルトムーブは12”なのでアサルトしたら19”ー24”も移動できます)
ベースコンタクトにならなかってもフル・アタックが使えます。
アサルトしたら21体のゴーントがアタック・ダイスを63個も振ることが出来るのです!

けれどもS3だからタフな相手にあまり強くはありません。

数少なかったら何となくできますけどね。ホーマゴーントもLd5。

HeavySupport
ゾアンスロープ
ウォープ・ブラストだけはティラニッドのAP3武器です
(AP3=マリーンなどのセーブ3+のヤツをセーブ無視できます。)
それでS5、blast,24”レンジなのでかなりいいとおもいます。
さらにサイキック・チェックで使ったら18”のS10、AP1のタンク・バスターになります!

けれどもゾアンスロープのBS3を使わなければならないから当たる確立は50%しかない。


アーミーの運用法(Tactics)

射撃で数を減らされるまでに一刻も早く敵に接近しアサルトしてください!ティラニッドはそういうアーミーです。(Rman)

アーミーを揃えるための費用
この編成に必要なミニチュアは
トループのTyranid Gauntsボックスセット24.99$(ホーマ、ターマ各8体入り)が3ボックス
Genestealersボックスセット24.99$(12体入り)1箱。
エリートのTyranid Lictor ブリスター19.99$1つ。
HQのTyranid Warriorsボックスセット24.99$(3体入り)2ボックス。

ヘビーサポートのTyranid Zoanthrope 9.99$が2つ必要となります。
合計金額はざっと189.91$(日本円にして約23000円)もかかります。といってもGWーusから購入した際の値段ですので、
WarStoreなどの小売店を利用すれば、20%OFFで購入することもできます。
これだけを素直に揃えるよりも、アーミーディールを買ってしまった方がお得、とも言えるかも知れませんね。

また、
BattleFoceの購入がお得といえます。ジーンスティーラー12体、ターマ、ホーマガント各16体、ウォーリアー3体はいって、89.99$です。
これを購入し、Gauntsボックスをもうひとつ購入すればトルーパーは充分な数が集まりますし、
ティラニッドの場合ウォーリアーがHQになれますので、このセットだけでも500P前後のバトルを楽しむことが出来ます。

最後に

 この編成はあくまでサンプルに過ぎません。40KのベテランDavidさんの編成はトルーパー中心ということもあって、
ミニチュアを沢山作る事に慣れていない初心のプレイヤーにとっては少々敷居が高いと感じられるかも知れません。
ティラニッドの基本戦術は数で押す、というものでしょうから、いずれは多くのトループを作らなければならないと思いますが、
慣れるまでは、これら以外の色々なユニットを作って使ってみても面白いでしょう。


それでは楽しんでください!

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