東西合同ウォーハンマーペイントコンテスト
「DAWN CROWN2020」
イベントレポート!


Written by ムッチー
イベント日
募集期間:2020年12月1日 〜 2020年12月14日
web投票期間2020年12月18日〜 2021年1月11日
場所
アイコノクラズム、ひがっちゲームズ、ミニチュアショップY&Y、ミニチュアフォレスト、
万代書店伊勢崎店、Craft Labo、ジャイアントホビー、ボードゲームショップ ディスカバリーゲームズ2号店、
HOBBY SHOP Arrows(敬称略)

参加点数
200以上



2018年、2019年に続き200点を越す東西合同ペイントコンテスト「DAWNCROWN」が帰って来た!
東西合同ウォーハンマーミニチュアペイントコンテスト「DAWN CROWN2020」 →サイトへ

 
レギュレーション
・基本的に告示日以降に各店舗で購入されたミニチュアで本人が作成した物。

【 部門(店舗コンテスト) 】
■ 40000スモール部門:台座を含み概ね 40×40×80 oまでのサイズのミニチュア1体の作品
40000ミディアム部門:台座を含み概ね 80×80×120 oまでのサイズのミニチュア1体の作品
40000ラージ部門:ミディアム部門を超えるサイズのミニチュア1体の作品
40000バトル部門:複数のミニチュアを1つの台座にのせて、ユニットやバトルシーンなどを再現した作品

■ AoSスモール部門:台座を含み概ね 40×40×80 oまでのサイズのミニチュア1体の作品

AoSミディアム部門:台座を含み概ね 80×80×120 oまでのサイズのミニチュア1体の作品
AoSラージ部門:ミディアム部門を超えるサイズのミニチュア1体の作品
AoSバトル部門:複数のミニチュアを1つの台座にのせて、ユニットやバトルシーンなどを再現した作品

■ミドルアース部門
■タイタニカス部門
■ブラッドボウル部門
(※ 店舗コンテストは、全ての部門で 40K、AoS、ホビットなど区別はありません。)

 
世間的なコロナ禍でイベントもなく消沈してた2020年のウォーハンマーシーンの中でようやく開催された念願のイベント!
最終的には全店舗併せて163名、220作の応募があり、盛り上がった前年よりも更に盛り上がった、一大イベントなったのでした。
以下限定的ですがレポートします。




今回のレポートも昨年一昨年同様で協賛店舗の内、自分が参加した秋葉原のホビーショップArrowsさんの店舗の様子をお届けします!
と言いつつも思わず「これは残さねば!」と思い立ったのでスマホ撮って出しです。画質の程はご容赦を。

去年に勝るとも劣らない作品数!!
ショーケースが大1本に小3本がみつしり!
なんとArrowsさんだけで70人以上、100作品以上も集まったとの事!
例年通り主催店と言う事で一際多いですねぇ! 綺麗に写真を撮ってくれると言うのも魅力だからしょうか。
それでは部門ごとに追っていきましょう。
スモール部門

40mmベースまでの単体のミニチュアがスモール部門になります。
レギュレーションではAOS、40Kが別部門なんですが店頭では混在してます。
端から少し寄って行きます。新モデルが豊富なシスターから細かな書き込みが美しいダイアロガス、
ネクロムンダのカル=ジェリコのサイドキック「スカヴ」を軸に作られたカルティスト、
この時期まだまだ旬のインドミトゥスからブレイドガード仕様のレフテナント、とその後衛にはジュディシア!
奥にはドウターオブカインのメルサイブラッドシスター、ブラッドエンジェルのサングィナリープリーストと
早々にバラエティ豊かで美しいミニチュアが並びます。
滑らかなグラデーションも目に美しいアークレヴナント、水面に仕立てたベースのケイオスマリーン・ハールケン。
レリックシールドのキャプテンも見えてインドミトゥスの人気やペイント映えするのが伺えますね。
中段に控えるサラマンダー戦団のスぺキャラ、アグラックス・アガトンもパワーの電撃と炎の2色照り返しが巧みな演出。
Twitter上での公開から気になってたので見れて嬉しいですねぇ!。
ナーグルの書記スポイルポックス スクリヴナー。鮮やかなビタミンカラーでのナーグルと言うのが新鮮!
インドミトゥスのチャプレイン、ネクロンのオーバーロード。
こうして見るとリリースから半年弱でコンテスト向けだと言う時勢が記録出来て味わいがあります。
プライマリステックマリーン、ダークエンジェルのプライマリスのスぺキャラ・ラザルス。
光エルフ、ルミナスライトロードから顔ヴェールで女性的なミニチュアサイナーリ・カサラールも見えます。


続けて
ミディアム部門

ミディアム部門一つ目のショーケース。遠目にもマリーンバイカーが多い気がします。
その時の人気ミニチュア、被り回避の読み合いのジレンマもコンテストの華だと個人的には思ってます。

と言う訳でインドミトゥスからのアウトライダーと続けてリリースされたプライマリスチャプレイン・バイク騎乗。
塗りたくなるミニチュアです。分かる。
ロブート・グィリマンの偽装が剥がれて行く最中を切り取ったアルファレギオンのロード!
演出もドラマチックでコンバージョンも多く手を加えられた力作!
投票前からSNSでもめちゃめちゃウケてた目を引く逸品!
ブレーキと放電エフェクトがかっこいいいオルクのノブバイカー!
ネクロンのスコーぺクロードとドゥームストーカー。インドミトゥスの新造形ミニチュアでネクロン人気もウナギ上り!
ウナギと言えば奥には海エルフ、イドネスのアクヘリアンガード。水ベースもお洒落。ペインターの裾野の広がりと技術の底上げを感じます。
そしてブラッドエンジェルのフュリオッソドレッドノート。サンギニウスへの信心が篤い。
ミディアム続けて2ケース目。遠目にもAOSが充実してくるので更にバリエーション豊かな一角。
デスの軍勢から黒のアーカン、スラーネッシュ信徒ヘドナイトのスペキャラ・シルエスケ。大胆なコンバージョンを施されたケイオスソーサラー!

手前には力強くも静かなポージング
レイスロードも控えてます。
AOS世界で発見されたヨセフ・バグマンの子孫?と話題になったヤコブ・バグマン・13世!
元々セットだったかのように見えるくらい馴染んでる酒盛りしてるジオラマが見事!
奥にはナーグルのカタツムリライダー・スライマックスさん。

ナイトホーントの残忍なるレイケナー。黄緑系に振られた配色が個性的。
奥にはクラシカルな味わいのペイントが渋いフォモロイドクラッシャーが。
銃火の発光表現とアクティブなポーズが目を引くインヴィクター・ウォースーツ。
手前にはマリーンの銃座サーボターレットが居てグッとスペースマリーン度の高くなる一角。





ラージ部門
続いてラージ部門。大型モンスター〜ガルガンチュア相当がラージに当たります。
手前には今回の第二のキラーミニチュア、メガガルガントと、イドネスのエイドロン・オブ・マスラーン〜嵐の相。
どちらもインパクト抜群のミニチュア!いやデカチュア!
後方にはマグマのペイントが美しいアーケイオン、ナーグル仕様にペイントされたケイオスインペリアルナイト。
一体一体が大型なので1ブースに4体しかいないのにミチミチで迫力満点!
続いて第二のブースへ。ベースサイズの都合でミディアムからラージに上がったミニチュアが多い箇所かも。


世にも珍しい葬式のミニチュア!シスターの聖カトリーヌの凱旋。
何人もいるお付きのシスターや細やかな装飾まで実に美しい仕上がり

超絶コンバージョンによるオルクウォーボス・バイク騎乗!
元々フォージにこう言うミニチュアがあると言われたら納得してしまいそうな程の
説得力ある改造は正にビッグメクの仕事!
照明で飛んでしまってるのが惜しいほどナーグルらしいくすんだ色味が良いマゴスロード!
進軍する先にある鮮やかな花も次の瞬間には枯れるか散るのだろうと言うドラマを感じます。
カメラに収まらない毒々しい色合いのエグザルテッドフレイマーバーニングチャリオット騎乗
次のブースには2体しか収まらないくらい巨大なミニチュアが!
ショーケースを眺めて行くだけで迫力も激戦区なのを痛感しますね!!
オルクストンパを徹底改造したヤドカリ型ストンパ!
メク魂溢れる改造と丁寧なチェック模様や虎縞、部位ごとのカラー差の演出もされており
情報の密度が高い、見て楽しい作品に仕上がってます。

AOSに転生した新テクリスは巨大なグリフォン状のモンスターを率いてラージサイズモデルに!
ベースの遺跡が海から突き出ていて、脇には別の木々が繁るくらい放置されたような、物語を感じる。
ミニチュア本体だけでなくベースの大きさでドラマ性を大きく演出できるのもラージ部門の面白さと言えるでしょう。
更に次のブースへ。ガツンと大きなAOSのジオラマに対し、インペリアルナイトなど40Kの大型ミニチュアが並び、
実力者の圧力をひしひし感じる一角。
インペリアルガードの重戦車!実際の兵科にない理想のタンクを求めて複数種のタンクをミキシングした意欲作。
改造範囲は幅広いのに「元からこう言うタンクがある」かのようなまとまり!
しかも連隊はヴァルハラ・アイスウォリアー!渋い!
地面から飛び出すティラニッドのトライゴン。
ガレキと土煙、躍動感あるポーズが一瞬の場面を切り取っているような上手さを感じます。
遠目にも目を引くナイトホーントのレディオリンダー。
単体でも圧力があるミニチュアなのに、
奥行きもドラマ性もある朽ちた古城のような情景が加わり強烈な印象を与える作品。
奥にそびえるインペリアルナイト・ヴァリアント。
元キットから更に静になるよう改造された仁王立ちのポージング。

カリッとしたグラデーションを細部まで抜かりなく施された高密度のペイント。
前回、前々回と同じアプローチで敢えて攻めて来ると言う無言の圧力を感じます。



バトル部門
バトル部門はいわゆるゴールデンディーモンのデュエルに加えて、ユニットなど複数体のミニチュアで構成される物は全てバトル部門になるので
激戦が予想されましたがやはり力作揃いでした!
もうちょっと寄り。
オシアークボーンリーパーから死都の御使カタクロス。
前述のシスターもそうですが複数体のミニチュアで元々がジオラマ仕立てのようなミニチュアが増えたのも、
近年のウォーハンマーシーンのニュースと言えるでしょう。
元々ドラマティックな風景が浮かぶミニチュアに謁見する一般人が加わり新しい物語性を感じる作品。
アンダーワールドのウィッチエルフ達ドーターオブカインのウォーバンド「モルグワースの魔女団」。
鮮やかな水色の髪のクラシカルさと、ピンクのメタリックの新しさが交わる。
タウのドローンとネクロンスカラベの対決、ドローンとグレッチェンとの対決と言う最小ベース対決!
ラージサイズでのドラマを感じた後に、この1ベースでもドラマが演出できる…!
ウォーハンマーの面白みを一際感じる事ができます。

ジャイアント(ガルガント)から逃げ惑う「お助けぇ〜」のヨハンさん。
ジャイアントにボロの服を着せて往年のメタルっぽいビジュアルに改造していたり、各所ジオラマにもドラマがある見ごたえのある作品。
これでビギナー部門なんですってよ!すごい!
ピントがあった写真を挙げられず恐縮です。後のリンクの公式サイトで堪能していただきたい個人的イチオシ作。
ネクロンのウォーロード「沈黙の王スザーレク」
公式の作例とは打って変わり黒と金のツートンに蓮の花をあしらい仏像のような神々しさ、和の雰囲気が美しい作品。
巨大になった新プラのキーパーオブシークレットと対峙するストームキャスト!
海外の趣味人の方らしく、日本人にはない鮮やかなグラデーションが実に美しい作品。
床の石畳とか全部ペイントなんだよ!
大体のミニチュアは生で見た方が面白い事が多いですが
このミニチュアは色んな角度に見どころがあるのでショーケースでは見切れない角度をサイトで堪能できる有難さを痛感しました。
スカルブランドーに引きずり降ろされるブラッドクラッシャーの上のブラッドレター。
コーンの領域での闘争の1シーンでしょうか。
コーン様式に溢れた建物、高さのある構図が迫力満点!
リデンプタードレッドノートを足掛かりに飛び出すレイヴァー。
氷山の下には溺れてるマリーンなど相手が見えないのに激戦を見せると言う演出が巧みな作品。
次のブースはバトル部門とタイタニカスほかが混在してます。遠目の段階で既に賑やか。
ウォークライのウォーバンド「スオアイアタイラント」とオグロイドミュルミドンの混成ジオラマ。
ケイオス蛮族に加えてケイスドワーフ、ビーストマンなどいる元々ケイオステイスト満載のウォーバンドな所に
奇をてらわない王道なペイント、古来からの北の大地を思わせるベース、イラストのようなヒロイックな配置と
ベテランの味と古式ゆかしいケイオスの野蛮なカッコ良さがガッツリでた作品。
ラージに収まりきらなかった部門のベインブレイド型超重戦車ドゥームハンマー。
後部のスペースにはコマンドスカッドが立ち並び、アーミーの中枢である事が分かり、
ミニチュア(デカい)の中にもドラマを感じます。
羽飾りも鮮やかなアストラミリタルムのヴェントリリアン連隊がティラニッド強襲され、
ヴェントリリアンは古の物を呼び覚まし、両者とも魂が抜き取られて行く!と言う独自の世界観!
AOSの子ヴんスローンを40Kに持ち込む大胆さと、脅威にIG兵もティラニッドも為す術なく襲われてると言う
ドラマが圧倒的な説得力で迫ってくる!強烈なパワーのある作品。
最後のバトルは少し戻って先ほど紹介したリデンプタードレッドノートがいるブース…
…のココ!
鳥に攫われていくグレッチェン!
レギュレーションの高さ300oギリギリを攻めた作品!
ずっと支え棒がプラプラしてました(笑)


タイタニカス/エアロノーティカ、ブラッドボウル部門


過去の受賞者やスタッフも流れ込んで何気に魔境と化した部門です。
エアロノーティカの墜落したマローダー爆撃機が尖塔に激突する場面。
綿の雲で尖塔の高さと、墜落した煙を演出しているクラシカルな技が冴える作品。
エアロノーティカのヴァルキリー戦闘機がナーグルディーモンと対峙する。
40Kのナーグリングを違うスケール感に持ってくる事でグレーターディーモンのように見せるのが面白い!

エアロノーティカ/タイタニカスはまだまだ色んな余地があるのを感じさせます。
エアロノーティカ盛り合わせ。
オルク対帝国の激しいドッグファイトの一場面でありながら、
ベースがカラフルな木製ブロックで卓上のインテリアのようにも見せてる、遊び心を感じます。
それなのにペイントは美麗かつめちゃ細かいのがエゲつない。
オルクボマーが爆撃してる瞬間を切り取った作品。
迎え撃つタウの火砲陣地は自作だとの事。
スケール感が小さいことによりドラマがより遠景になるのが醍醐味ですね。
真上から見たライトニングファイターのカットと、
インペリアルナイトに特攻するオルクボマーと、ゲームのカットインのようなグレッチェン。
どちらもウォーハンマーではなかなか見ない角度の演出がとても
面白い作品が並びます。
ブラッドボウル部門。Arrowsは異様にブラッドボウルが盛り上がってるので充実してます。
ピントボケボケですいません。
この時期に出たばかりの新スターターのヒューマンチーム!
リリースされて間もないのにお手本のように美しい仕上がり!
海辺のリザードマンチーム。南国のような水面とスキンクの鮮やかなカラーリングが楽しい。
奥行きが面白いブラックオークチームや、スレイブジャイアントとしてのツリーマンが目を引くハーフリングチーム、
新スターターからの審判など非常に見てても個性豊かで賑わってる一角でした。


そして映えあるMVP
web投票で各部門に賞が与えられた中でも、最も評価された作品に最優秀作品賞が与えられます!
映えある第3回DAWNCROWN最優秀作品賞は…
西の達人ペインター野原さんのモースラグ!
スペースマリーンヒーローズ3からのミニチュアでイージーキットとは思えない強烈なペイントの密度!
ナーグルらしい錆とグロ過ぎない加減や、しっとりとした金属のNMM、舞台のスポットのような紫の光源。
どれもがぶっちぎりの腕前で文句なしの受賞でした。


ウットリタイム
最後に自分も参加したので併せて記載しておきましょう。
RoRは自分の作品大好きですからね!





サラッと流しましたがシングル部門ではダークエンジェルのマスターラザルスをペイントしました。
初登場したサプリ本「リチュアル・オブ・ザ・ダムド」の表紙になった赤い光源に照らされたイラストがカッコ良かったので
いつかやってやろうと思っていたので満足です。
後ろからは面白みの為に紫の光源、剣には物理で放電エフェクトを付けました。



細かくは→●RoRギャラリーまで


もう一つはティーンチのエグザルテッドフレイマーです。
ティーンチをハチャメチャなグラデーションで塗りたいと言う気持ちがありつつ、
推敲の後にエグザルテッドフレイマーは「ホログラムシールやゲーミングPCのように変わり続ける極彩色のワンカット」と言うのを閃きました。
まだまだ途上のアイディアですが面白く仕上がったんじゃないかと思います。

チャリオットの通った跡が燃え尽きると言うのも前からやりたい表現でした。
仕上がり直前に「10年近く前にリリースされたシタデル焦げた草」が急に必要だ!「他社製品は見つからない!」」となったのですが、
「いつかやろう」と言う日の為に10年近く前に自分で買っておいて詰んでいたのを完全に忘れてた物が出てきて発掘できました。
コンテストには常にドラマがありますね(笑)

細かくは→●RoRギャラリーまで

光栄な事にマスターラザルスの40Kシングル部門で銀賞をいただきました。
実はダークエンジェルで賞に縁がなかったのでとても嬉しいです。
同じ部門に最優秀作品賞の野原さんが居たのはしょうがないと思う事にします(笑)

自分の作品では背面の紫の照り返しが正面から見えないのですが、
野原さんの作品では正面からでもチラ見せしてるので
細かな演出などももっと詰めていきたいなぁと勉強になりました。

コロナ禍だった事もあり例年と開催時期もズレ込み、
春先に表彰式があり、夏頃に参加者には全作品が乗ったフルカラーのカタログ、デジタルのCD-ROMが配られました。
自分は表彰状と副賞のバニッシュもいただきました。



感想
3度目の開催となったDAWN CROWN。趣味人の裾野も広がり、別ジャンルからウォーハンマーに来た方の参戦や、
水面ベース、ドラマティックな演出などコンテストとしての魅せ方など、日本のウォーハンマーシーンが更に円熟してきたように感じるイベントでした。
自分がペイント寄りの趣味人である事もありますが、実店舗だけでなくwebで熱量も密度も高い日本中の作品を見てとても興奮し、
「まだまだウォーハンマーは面白くなって行く!」そう体感できたイベントでした


自分のはスマホ撮って出しの写真で画質も良くないですし、その他の店舗の作品も気になる所ですよね。


下記の特設サイトで掲載作品を全て、
高画質で閲覧できるんです!




↑画像クリックで作品掲載ページにリンク↑

上記の自分の作品もそうですが店舗で綺麗に撮ってもらった作品を大きな画像で見れるので実に意義深いサイトになっていますし、
実物では気付かない箇所も気付けたりするのでいくら見ても飽きないので是非ともご覧ください。
繰り返すように自分がペイント寄りの趣味人だと言う事もあるのですが、
「たまのコンテストだから塗るぞ!」と意気込んで秘蔵の(詰んでた)ミニチュアを引っ張り出して来たり、
ゲームで使う予定の無かったミニチュアを買うプロセスや、
コンテスト映えに頭をひねったり、思いついた新しい技術に挑んだり。
コンテスト系のイベントは臨むまで、挑んでいる最中にも自分との闘いや対話がある部分も面白みだと感じています

この過程に自分は堪らない魅力を感じるのでした。

いやぁ〜コンテストって本当に楽しいですよね!

店舗コンテストと後日のスペシャル
ホームにしているArrowsさんではwebコンテストだけでなく後日、店頭でのコンテストも併催されていて、
webの分類ではなくこの記事で紹介したように
・スモール
・ミディアム
・ラージ
・バトル
・他
だけでAOSと40Kを混在した部門分けになっていたのですが

ちょっと注目していただきたいのが40Kラージ部門

webではこのように金子かづやさんのインペリアルナイトが3連覇で金賞、
「打倒!金子さん!」を掲げていた小野仙台さんのヤドカリストンパが僅差での銀賞だったのです

ショーケースのレポートでも少し言及しましたがドミナス級ナイトヴァリアント。
常連からすると一目で金子さんだと分かるアプローチでありながらの連覇!
王者の風格ですね。
追う小野仙台さんのヤドカリストンパ。
詳しい数字は聞いてませんが意気込みと渾身のペイントで僅差の追い上げだったようです。

ですが店舗コンテストでは
ヤドカリが1位!インペリアルナイトが2位と
逆転劇が起きたのです!


webでジックリ見た時の印象と、ショーケースの位置取りや生で見る箇所での印象の差
店舗に来る人のウケとwebと違う要素で逆転現象が起きたんですね。
実に接戦だったのが分かります。

外ウマ予想では自分、ムッチーが一番店舗コンテストの順位を的中させました!
スモール部門では自分が他の方に負けることも見越しての的中なので、
我ながら見る目はありますね(笑)

…と、笑って終わった店舗コンテストでしたが、
接戦を繰り広げた2つの美麗デカチュアが、
まさかあんな事件に繋がるとは、この時は思いもしなかったのです…


次回「禁断の古式決闘法バナーベットバトル!」に続く



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