ウォーハンマー40,000 8版限定版の紹介 by Rman(H29.9.2)


まず、ゲームズワークショップの限定版商法について賛否両論あろうかと思いますが、個人的には毎回どんなものがどんな特別仕様で発売されるのか、
プロダクトの一つとして楽しみにしています。もちろん、買うかどうかは別問題ですけどね(笑)。

そんな中で僕が可能な限り購入するようにしているのが基本ルールブック更新時の限定版ルールブックセットです。
これまで、FB7版、8版、40K6版、7版と購入してきて、8版も発売されれば当然買うしか(もはや仕様は関係なし)選択肢は無かったハズですが、
今回ばかりは注文することを躊躇してしまったのもまた事実です。

その理由はお値段。

57600円です。おいおい、マジかよ、と。確か同じくらい充実してた7版限定版でも3万円くらいだったよ・・・?(覚えて無い)
いやまぁ、豪華なのは分かりますよ。しかし5万円突破は正直ヒキました。
だって、5万円あったら何が買えるんですか、家庭用のゲーム機の最新ハードでもそこまでしないですよね・・・・?

いやでも冷静に考えてみましょう、8版の基本ルールブックの出版部数というと想像つかない部数が発行されるのでしょうけども、
この限定版は世界中でたったの2000部、そのためにわざわざ企画を起こし、特別仕様で生産しているコストを考えると、むしろ激安なのではないか。
いやまて、そもそもお値段で買うかどうか悩むなんてナンセンス、欲しいか欲しく無いかで考えれば欲しいのである。
ならば買うしかないでしょう。買わなければ軽く10年後も後悔している自信がある!!

とプレオーダー開始の6月3日11時から1分くらいで思考をまとめ、ポチったのでした。(思考停止とも言う)



プレオーダー当日にGWの公式サイトでも限定版の開封動画をやってたんですが(リンクはこちら)、これがまた面白かったんですよね〜。
特にテレビ映えするわけでもない太ったおじさん(たぶんGW社の幹部みたいな?)がヒャーヒャー言って喜んでる、実に奇妙な動画で、
これがツボだったんですよね、僕にとっては。僕は太ったおじさんが好きなんですよ。
でも綺麗なお姉さんが紹介してくれた方がもうちょっと評判良かったのでは、一般的には・・・。

まぁ、実際のところ、これを書いてる現時点でも売れ残ってるようなので(笑)、やっぱちょっと価格設定が苦しかった感じは否めませんね…。

さて、発売から1週間後には我が家に怪しい箱が届きました。不気味過ぎるイラスト。
わざわざ梱包用の段ボールにこんなイラストが描かれているとこれはこれで捨てられない感じになっちゃいます。



重厚感たっぷり(実際重い)ものがドーンと入ってます。ワクワクしますねぇ・・・



つや消しのソフトな肌触りのプリントで、8版のダークインペリウムを象徴するお馴染みのイラストが描かれています。
もうこの箱だけでも5万出した価値はあった!!と断言できます!(盛り過ぎ)



基本ルールブックももちろん限定仕様です。ソフトな質感で効果的に光沢仕上げになっています。
旧来の限定版よりも繊細なデザインですね。



ボックスが独特な仕組みになっていて、横板が開きます。マグネットが内蔵されていて、パカっと離れたりくっついたりします。
右端にさり気なくシリアルナンバーも記載されています。
2000冊中、148番なのでさすがプレオーダー開始からほぼ瞬間で注文しただけの若い番号です(笑)。



基本ルールブック、このセットだけの96ページのアートブック、ポスターが入ってます。
基本ルールブックの中身は全く同じもので、ページのエッジが黒い光沢仕上げという豪華版です。



アートブックはまぁ、新しいイラストも含まれてはいますが、期待以上のものでも以下でもないといった感じでした。
ただ、アートブックの類は40Kの世界観の面白さや熱さが眺めるだけで伝わってくるので、個人的には大好きなんですよね。



これまでも出版されてきたアートブックの類はほぼ全て購入してきたので、この本もコレクションの一環としては貴重なものになります。
8版になって歴史が前進し、新しいストーリーがまだまだ日本語になりきっていない現在の状況では、
見ただけで歴史の一歩を感じさせてくれる新規イラストは貴重ですよね〜。



ポスターも非常に大きく、また凝ったものになっています。



両面仕様で非常に丈夫な紙質です。これをバーンと部屋に張ってストーリーとかを考える時の手助けにしたい気持ちもあるのですが、
張る場所が無いという現実があるのです。
昔は「将来はウォーハンマー博物館を自分で作って、集めたポスターとかいっぱい張るぞ〜」と夢を抱いていたものですが、
もう僕も夢見る少年ではいられない歳になったということでしょうか・・・これは箱から2度と出されることはなさそうですね…



ダークインペリウムを象徴するプライマリス・マリーンとデスガードのサイン入りイラストも入ってます。
サインはプリントなので、そんなに貴重なものでもない気がしますが、あらゆる手を尽くして内容を充実させたいという気概を感じますね。



このボックスの中のルールブック・アートブックの下には独立携帯できるボックスが入っており、こちらにはゲーム用アイテムが詰まっています。
今回の限定版の目玉アイテムがここに揃っているといっても過言ではないでしょう。

特に左側のミニルールブックは7版の時と同じような感じで112ページとフルサイズのルールブックの約半分。
中身はフルサイズ本からルールのみ抜粋してあり、ゲーム用には最適な1冊です。
この仕様がここで準備できるなら、この112Pだけのソフトカバー日本語版を素直に出版してくださいよ〜!!と思わなくもないんですけどね。
まぁ、きっとそのうち出版されると信じています。



僕がこの高額な限定版を買おうと強く決意したのには、この特別仕様のメタル製コンバットゲージの存在があります。
これ、ヤバくないですか。超絶カッコイイ。
AoSのコンバットゲージももちろん購入していますが、あちらは普及版に対し、こちらは世界に2000個しかないアーティファクト感半端無い!
ゲームで使うのが楽しみでなりません。マイナーアイテム過ぎて誰も気付いていくれなさそうですけどね・・・



メダルも非常に凝った美しいデザインです。7版の時の最初のメダルと比べても格段に進歩し複雑化したデザイン。
8版は限定版コデックスにメダルが付属しなくなってるので、この基本セットのメダルの価値は相対的に高まってる気もしますね。
あと、サーボスカル型のメタル製アイコン。ポイントカウント用だそうです。無駄にカッコイイですね。
ゲーム中、無駄にじゃらじゃらと手の中で転がしてみたいです・・・(ウザイ人)



8版でもメイルシュトロム系ミッションは健在で、オブジェクトデッキも特別仕様が含まれています。
美しい仕上がりです。



カードは非常に硬質で、基本はソフトタッチですが背面はイラストが光沢仕上げ、側面も光沢仕上げという凝った仕様です。
デザインそのものは通常版と同じようです。でもまぁ、アーミー専用カードが出るのでどうせ使わないんですけどね・・・



限定版のフルサイズルールブックの背面も美しいイラストが描かれています。特別感はたっぷりですね。



中身を全部出したボックスがこんな感じで、無数の髑髏が描かれています。このセンスが40Kらしくて非常に好きです。
ほんとこの箱だけで5万の価値が・・・なわけないか(笑)。さすがに。



唯一、何故か中途半端に側面の壁が足りて無い仕様なのがちょっと気になりました。凝ったデザインといえばそうとも言えるのでしょうけど。

ともあれ、心から満足できる仕様でした。
買っただけでこれほど満足しているのですから、これからゲームで特別アイテムを使うようになったりすると、
より買って良かったと感じられるようになることでしょう。もう良いことしかありませんね。財布が軽くなったこと以外は!

これからも版の更新が4年に1度くらいの頻度で行われていくことでしょうけど、ここまで来たら次の更新も限定版買うぜ!って感じです。
実際、8版が出た今でも7版の限定版も1アイテムとして大事に思えているので、これもきっといつまでも大事に出来そうです。

ただし、ソフトタッチのルールブックは痛むのが怖くて、枕元に常備できないのが悩みです。
いっそ通常版も買おうかなと悩んでいるのですが、日本語版が出ないとも言い切れない状況で踏み切れないんですよね〜ジレンマです。


コデックス:スペースマリーン限定版の紹介

コデックス:スペースマリーンの発売が思ったよりも早くて、
「え?もうインデックス使えないんですか?せっかく日本語版で出したのに」とあっけにとられた人も少なくないことでしょう。
ま、僕のことなんですけどね〜。

しかしこの際、コデックスの出版ペースについてどうこう言うのは止めておきましょう。
何と言ってもコデックス:スペースマリーンは日本語版が発売されることになったのですから!もうそれだけでも最高です。
売れ行き次第では順次日本語版が出るのかどうか、そこまではまだ分かりませんが期待は高まりますよね。楽しみです。

さて、限定版の話です。
コデックスマリーンの予約開始日の7月22日11時。今度は限定部数1500部。おそらく30秒以内には注文完了していました。
どんだけ・・・・って感じですね(笑)。



スペースマリーンの限定版だけは無駄に凝ったプライマリス・エディションという豪華仕様がラインナップされました。
何と、34500円。通常コデックスの実に5冊分の価格。高過ぎるやろ〜と言う人は買わなくてもよいのです。
たった1500部のための特別アイテムということに価値を見いだせる人だけが買えばよいアイテム。
残念ながら未だに売れ残ってるので、そこに34500円の価値を見いだせる人は世界に1500人は居なかったようです(笑)。
せめてメダルが入っていればなぁ・・・と思わなくもないです。



じゃーん。豪華で厚みのあるボックス仕様です。
7版のコデックスもハードケース付きで、どんどん豪華になっていきましたが、このプライマリスエディションはまさにボックスです。
しかし・・・コデックス1冊を盛りまくった仕様に、一瞬むなしさを感じたのは気のせいでしょうか。



8版ってルールを毎年アップデートしていくとかアナウンスされているので、
新ユニット追加に合わせてコデックスも更新とかやりそうなのが怖いんですよね。特にマリーンは。ま、その時はまた考えることにしましょう・・・。



蓋をあけると限定仕様のコデックス。ソフトタッチなのは8版限定版と同じ仕様です。



左の本はこのセットだけの96ページのアートブックです。もちろんスペースマリーンのアートだけを集めたものです。



プライマリスマリーンの新しいイラスト(コデックスに含まれているものなど)を大きく見れるので満足度の高いものでした。
いや〜プライマリスマリーン、マジでカッコイイですわ〜。



このセットの目玉はコデックス内のルールセクションのみを抜粋したハードカバー・ミニコデックスが含まれている点です。
チャプレインが表紙というのも聖書感あって熱いですよね。



このミニコデックス、すごく手軽に持ち運べるのでゲーム会に持っていくにはピッタリです。
ただ僕の生来の貧乏性ゆえか限定版ってことで、なんか勿体なくてあんまり酷使できない感じがして、ちょっと扱いに悩むところです。



シリアルナンバーは675番。瞬間で頼んだのに、この番号です。
シリアルナンバーが本の中にちゃんと刻まれているのはやっぱり嬉しいですね。



各本の裏面には特徴的なアイコンが描かれています。カッコイイですね〜。いかにもCGですって感じであんまり好みではないですが・・・



スペースマリーンのメインデザイナー・ジェスグッドウィンのラフデザイン画も入ってました。これはファンにとっては嬉しい感じでしょうか。
ビビったのは2014年にスケッチされたものなんですよね、これ。



7版が出た頃にはすでにプライマリスマリーンの構想が始まっていたのかと思うと、
現在のGWスタジオではどんなものが仕込まれているのだろうかとワクワクしてきますね。



今回の限定版でかつてのメダルに代わるアイテムがポイントトラッカーです。
見ての通りコマンドポイントとヴィクトリーポイントを計算できるようになっています。
この限定版だけのアイテムなので凝ったデザインも含め、非常に貴重なアイテムであることは間違いありませんね〜。



裏面も不気味で荘厳。実に凝ってます。これ、普通に使えるアイテムなので通常版も売って欲しいですよね〜。



でも、いくら凝ったデザインとは言っても厚紙製なんですよね〜微妙にチープな仕様がちょっと残念な感じもあります。
オマケ以上の重さがちょっと足りないかなって気がしました。



内容物はトラッカー、ミニコデックス、その他の本ときっちり収められるようにスポンジもきっちりカットしてあります。
ひとつの製品として非常に丁寧な仕上がりで、満足度はやはり非常に高いものでした。



ボックスの背面も美しく装丁されています。
このボックスだけでもGW製品マニアとしては楽しめるものでしたし、買わないで後悔するよりは買って後悔するほうが人生は楽しいですよね。
つまりGWの限定品を買うのは、あの時買っておけばよかった〜と後で思わないために買ってるようなものかもしれません(笑)。

このコデックスがいつまで現役か分かりませんが、ずっと大事にしていきたいと思います。

最後になりますが、日本語版出版決定本当に嬉しいですね!!!
おかげでこの限定版は通常仕様で酷使する必要が無くなり、安心して神棚に保管しておくことが出来ます!(え?)

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