“狂王”イーサン・ドミナートゥス by 湊
湊さんのコメン
新たなる姿となって復活した新生イーサン、我がケイオス軍の総大将“狂王”イーサン・ドミナートゥスです。
以前秋葉原イエローサブマリンでお相手していただいた方のコンバージョンされた素晴らしいドゥームブルの格好良さに触発され、帰宅するや真っ先に秘蔵の“徒歩アーケィオン”のブリスターを開け放ち一気に組み上げました。
この新生イーサンは、当初別の名前にする予定でした。というのも、最初自分は小説『渾沌のエンパイア』に登場するケイオスロードを立体化しようと考えていたのです。あそこに登場するケイオスロードこそ自分の目指すケイオスロードなので、それをイメージしてパーツをチョイスして組み立てました。
しかし組み終わって改めて『渾沌のエンパイア』を読み返すと、自分のイメージしているケイオスロードと実際小説に登場しているケイオスロードとの間で大きなギャップがあり、出来上がったのは完全な別人でした(余談ですが、劇中登場したケイオスロードの得物である“グレイヴ”を“グレイトウェポン”と無意識で読み間違えていたことに気付いた時は、思わず声を上げて笑ってしまいました)。
これに気付いた時、まだアンダーコートをする前だったので修正は可能だったのですが、自分の今の技術であのケイオスロードを忠実に再現するのは難しく、また出来上がったミニチュアの出来映えにかなり満足していたため、これ以上手を加えずに製作を開始しました。
ペイントはWoCのカラーページで紹介されているケイオスウォーリアーの作例の一つを真似して、幾何学的な模様を書き込んでみました。また、シールドにはアーミーブックに書かれた渾沌のルーン文字を刻んであります。
またこの新生イーサンのパワーアップアイテムとして、ディスク・オブ・ティーンチを製作しました。素体としたのはゲームで使用する小テンプレート。このディスクはスライム状の存在であり、召喚者の周囲の地面に自身の体を同化させ、召喚者を載せて宙に浮かび上がるという設定です。これにグリーンスタッフを貼り付けてモールドを作り、中央にイーサンをはめ込めるようにしてあります。
コーン神からティーンチ神に彼の奉ずる神が変わった理由は、ティーンチ神がコーン神の隙を見計らって前々から興味のあったイーサンを掠め取り、自らの手中に収めたという設定にしました。そのような天上の思惑などつゆ知らず、彼はより膨大な知識と強大な力を授かったことに大変満足しています。
しかし何事にも代償はつきもので、ティーンチ神はイーサンに魔術の知識を与え、ディスクを召喚する術を教えましたが、その代価としてイーサンの魂はティーンチ神に捕らわてしまい、彼の思惑通りに動く傀儡と化してしまいました。イーサンは常にその束縛から逃れようと抗い続けているのです。
制作中、常に前作イーサン以上の技術と情熱を注ぎ込みミニチュアを完成させる事を心がけました。その甲斐あってか、自分としてはかなり納得できるミニチュアに仕上がりました。3000ポイントの大台を超えた我が黒いケイオス軍の象徴であり、記念碑的なミニチュアになったと思います。

Rmanのコメン
まさかの徒歩アーケイオン2体目のコンバージョン、しかも湊さんのトレードマークともいえるイーサン卿のリメイクとは気合もひとしおですね〜!
素体は前回と同じく徒歩アーケイオンでも装備している武器と頭、そして何よりペイントで全く違った印象を与えるまことに力強いキャラクターだと思います。

前作の異端たるイーサン卿が湊さんの成長と共にコンバージョンを施され、湊さんの溢れるばかりの勢いがモデルからも感じ取れる大迫力の作品でしたが、今度の「狂王」版は湊さんのペイントスキルやコンバージョンスキル、そしてケイオスに対する嗜好が成熟の域に達したことを感じさせてくれるまさに今の湊さんの生き写しとも言える作品のように思いました。
情熱的だった真っ赤な鎧は漆黒にマグマのごときルーン文字が刻まれたことでよりダークさを増し、控えめなコンバージョンからも全体に落ち着いた雰囲気が感じられ、ベテランらしい渋みのある作風に進化していますね〜。
それでいて、背面から見ると、湊さんのアーミーのトレードマークでもあるケイオスアイコンがド派手に描がかれており、このギャップがまた魅力的です。

装備している武器がケイオスソードからグレイトウェポン(ハンマー)に変わっているのも渋さをより強調させてくれる要員でしょうか。キャラに装備させる武器を同じグレートウェポンといっても「剣」型にするか「鈍器」型にするか、この選択は趣味人の好みが如実に反映されるポイントですよね。今回は小説のキャラを再現される前提があったとはいえ、読み間違えというアクシデントがこのイーサン卿を生み出すきっかけになったと思うと面白いですよね。アーケイオンモデルにぴったりハマってみえるのがまさに災い転じて福となる、ってな感じでしょうか(笑)。

またティーンチ神の加護も受けて、ディスクを得られたというのも熱いですね〜。
フライングベースからパテを盛って作られたという完全オリジナルのディスクも「スライム状の〜」という設定にぴったりな不気味な雰囲気を感じさせてくれる逸品です。
イーサン卿のベースがピッタりハマるというシステマチックなところは湊さんらしいポイントですね(笑)。

今後もイーサン卿は素体になったアーケィオンのごとく、他の神々の寵愛を受ける存在になっていくのでしょうか?

“狂王”イーサン率いる湊さんの黒いケイオス軍の快進撃を期待しております!!