ブレトニア・ナイトオブザレルム by Rman | |||||
|
|||||
Rmanのコメント 僕がウォーハンマーを始めたのは今は亡きウォーハンマーファンタジーバトルの初日本語版がもたらされた5版の時でした。もう24年も前の事です。
そのウォーハンマーFB5版のスタートセットはブレトニアとリザードマンの対決セットだったので、 見た目華やかなブレトニアに惹かれ、ペイントに挑戦してみたものの、何か全然無理なんですけど、ってなりました。 ボウマンだけは1ユニット塗ったのですが、ナイトのバーディングが全然思ったように塗れない! 悩む間も無く、すぐにケイオスウォーリアーに目移りしちゃって、ブレトニアはいつかペイントが上手くなったら塗ろう、と投げ出してしまったのでした。 ウォーハンマー始めてすぐに卵帝さんと出会い、 彼のホームであった広島の有機溶剤さんのお店で彼のペイントした超絶カッコイイブレトニアを見せつけられてしまって、 僕の中ではブレトニアをきっちり塗る人は「別格」であり、自分にはまだまだ無理な領域がある、と畏怖の念を覚えたものでした。 それから何年も経ち、ブレトニアへの憧れは常にあったため、機会を見つけては細々とコレクションを続けていたのですが、 オールドワールドがエンドタイムしてからはブレトニアは完全にサポートが切られたこともあり、ミニチュアの入手難易度はどんどん高くなっていました。 もうちょっと買っておけば良かった…と思っていたところ、関東の超絶ペインターのZONOさんからコレクション一式をお譲りいただけることになり、 ZONOさんの意志引き継ぐ決意をしたのがもう5、6年前になるでしょうか。 ZONOさん、その節は重厚なコレクションをお譲りくださり本当にありがとうございました。 しかし、僕もなかなかプライベートが子育て中心で忙しく、なかなか遊ぶ目処のないブレトニアを塗るきっかけをもてずにいました。 ここ数年、ウォーハンマーFBが復活するという噂やGWから情報の小出しはあったのですが、 今年になってブレトニアが懐かしき5版のランスフォーメーションを組んだ写真が公式から発表され、僕の中で雷が落ちるくらいの衝撃がありました。 ついに抑えていた憧れの気持ちに一気に火が付き、勢いナイトのモデリングを始めてしまいました。 ブレトニアのナイトは一人一人の紋章やカラーパターンが異なることで、ペイント難易度が異様に高くなっており、 それが原因なのかある意味不人気アーミーだった気がします。6版更新されて以降、7版、8版でもアーミーブックが更新されなかったのも、不人気ぶりを邪推させました。 6版の性能で十分強かった説もあるようですが…。 その反省を活かしてか、今度復活するブレトニアは十字軍として統一した軍装のナイトユニットを編成できる、とか言って、 黒と赤と白の黒っぽいナイトが並んでる写真を載せていましたが、僕の憧れはやはりカラフルなブレトニアナイトです。 なので、まずは見本を参考にしつつ、真似できるところは真似しつつ勉強のつもりで1ユニット目を塗っていきました。 で、これがもう楽しい!久しぶりのFBという高揚感もあったとは思いますが、全色揃えたコントラストカラーが大活躍でした。 コントラストのセオリーでもあり、鮮やかなバーディングの発色を得るため白下地からスタートしましたが、40Kで使わなかった様々なカラーをガンガン投入できて、 あっと言う前にざっくり陰影のついたベースカラーが塗りあがるので、あとはグラデかけていくだけ、みたいな感じで非常に気軽に塗れました。 新しいカラーレンジにだいぶ助けられましたが、この1ユニットが塗りあがった時の達成感、それこそもう24年ぶりのアレなんで、実にアレでした。 いや〜まぁありていに言うと感無量ってやつですか。 ウォーハンマー長く続けてきて、最新シーンを追っかけるのがとにかく楽しかったのですが、こういう風に懐古に走るのも全然アリって気がしました。 そして来年にはこのブレトニアが最新ルールで遊べる!って思うと、いつ塗るの?今でしょ!って感じです。 ブレトニア、ちゃんと育てて見せます! 2023.7.2 |