Written by Rman

対戦日 平成26年9月28日  日曜日
対戦場所 RoR広島支部(卵帝さん家)
対戦者 Rman(スペースマリーン)、卵帝さん(タウ・エンパイア)
イントロダクション

昨年(2013年)暮れにRoRの管理人をムッチーさんに代わって頂いてからのこの1年間、僕ことRmanにとっては、かつて経験の無いくらいに激動の1年でした。
お嫁さんと一緒に暮らすための準備、引っ越し、新しく始まった2人の生活と結婚式の準備、そして迎えた6月の結婚式、それからも本当に色々ありました。
でも、思い返すと幸せで一杯の1年だったなぁって思います。

ウォーハンマーという僕にとって生き甲斐とも言えるホビーを(お買い物以外)お休みしたこの1年を振り返ってみると、
大げさかもですが・・・これからの僕の人生で一番大切にしたいことが見つかった1年だったように思います。

そして、2週間ほど前、臨月を間近に控え里帰りの準備を始めた妻が、
「今まで趣味のこともずっと我慢してくれてたけど・・・、赤ちゃん産まれたらまた忙しくなるだろうし、結婚式に来てくれた友達に一度会って遊んできたら?」
と勧めてくれた事もあり、それならばと卵帝君と遊ぶ約束をさせてもらいました。

この約束と同時に二人暮らしのアパートでもペイント解禁となり(笑)、新兵器を色々と準備して、卵帝君とのバトルの日を指折り数えて楽しみにしていました。
妻も臨月を迎え実家に帰ってからは、さらにペイントへの集中力も高まり、1年ぶりのペイントを存分に楽しみました。
やっぱりですね、ペイントは楽しいですねぇ〜。

9月27日(土曜日)
バトル前日の土曜日は妻の実家に寄り、妻と夕方までデート。

妻の妊娠経過も順調で、いよいよ37周を迎えるお腹とお腹の赤ちゃんも大きく育ってくれました。
ここにくるまで色々あったけど頑張ってくれて、妻には感謝の気持ちでいっぱいです。

夕方、広島での決戦に向けて出発前に、お腹をなでながら「父ちゃん、頑張ってくるからな」と赤ちゃんに声をかけたら、
妻に
「そんなこと、どうでもいいし!笑!(父ちゃん、バカなこと言ってるけど気にしないでね〜よしよし)と怒られました(笑)。
怒られつつも「思いっきり楽しんで来てね、皆さんにもよろしく〜」と送りだしてくれました。

土曜日の夕方に卵帝君、有機溶剤さん、鉄君と、僕の結婚式以来久しぶりに再会し、
東広島で知る人ぞ知る美味しいカレー屋さん「リトル・セイロン」で晩御飯となりました。

僕が頂いたのはプレミアム・牛ほほ肉のカレー。めっちゃ美味でした。大満足。
カレーの美味しさ以上に4人での会話が楽しくて楽しくて、笑いが絶えない食事の時間は本当にあっという間でしたね。

食事の後は卵帝君の愛車エボYの前で再会記念撮影しました(僕がせっかくなんで〜!とお願いしました笑)。

バトルの前に美味しい食事と楽しい時間を過ごせて、本当にありがたかったです。やっぱり、みんな得難い友人だなぁって感動したりしてました。

有機溶剤さん、その節はありがとうございました。
また色々と落ちついたら広島会に遊びに行きますので今後とも末長くよろしくお願いしますね!

有機溶剤さんとはここで別れ、卵帝君の運転するエボに鉄君と乗りこみ、RoR広島支部は卵帝城に向かいました。

いよいよバトルが始まります!!(イントロが長すぎて申し訳ありませんッ)
ストーリー by 卵帝

プロローグ


“帝国”の東部辺境宙域、ダモクレス湾外縁に浮かぶ過密惑星アレグラン。
現在、この惑星の軌道上に、遊撃作戦を完了したタウ宇宙軍「コー・ヴァトラ」の各分艦隊が集結しつつある…
艦隊中央に位置する、カストディアン級空母の無機質な回廊をそのタウは歩いていた。
彼の名は“黄昏の戦矛”「コマンダー・ダスクグレイヴ」。トゥルク家門出身の歴戦の司令であり、トゥルク家門を支配するエセリアル、キ・ナ導師の懐刀である。彼は、未だ戦乱の絶えないニムボザ方面軍の司体に所属していたが、急な召還を受け、アレグラン総攻撃の準備を進めるタウ本星艦隊へと馳せ参じたのであった。

「待ちくたびれたぞ、ダスクグレイヴ。格納庫で、貴様の趣味の悪い金色を見かけてから随分と時間が経つが、艦内で迷ってでもいたか?」

ダスクグレイヴがブリーフィングルームへ入るや否や、皮肉混じりの挨拶で一人のタウが出迎えた。

「クイックサンドか…麗しき総司令閣下にお会いできるのは無上の喜びだが、副官の君までついて回っている事を忘れていたよ。君の機体も見かけたが、また、より一層野蛮な装備が施されていたじゃないか。」


すかさず皮肉を返すダスクグレイヴ。目前のタウの名は、“流砂”「コマンダー・クイックサンド」。敵軍を流砂へと飲み込むかのようなカゥヨン(囮戦術)の達人であり、ダスクグレイヴとはヴィオルラ家門の兵学校時代から浅からぬ因縁がある。


「野蛮とは…最新鋭のエンフォーサータイプに対して随分な言い様よな。ここは、ニムボザの様な野蛮な辺境とは違い、真の最前線よ。我らがタウ本星の精鋭に任せ、貴様は出しゃばらぬ事だ。」

自身をイナカ者と呼ばわったクイックサンドをダスクグレイヴが睨みつけた刹那、ドアが開き新たな人影が現れた。

「二人共、旧知の語らいは結構ですが、そろそろ作戦の説明を始めても宜しいですか?」

両者は反射的に直立不動の姿勢をとり、儀礼的な敬礼を行った。
3者とも階級は火のカースト最高位のシャス=オであるが、実際には明確な上下関係が存在するのである。

「総司令閣下!ご無沙汰を致しております。ダスクグレイヴ参上いたしました。」

「ニムボザにおける貴官の活躍は聞き及んでいます。クイックサンドが何か言っていましたが、この度の作戦は、敵を知り尽くした貴官の力添え無くして完遂は難しいでしょう。期待しています。」

そう、この女傑こそ、タウ帝国の新たなる英雄にして、第3天球創設軍の総司令官、“影の太陽”「コマンダー・シャドウサン」その人である。彼女の伝説的な活躍については今更語るまでもないが、そのシャドウサンをして、この度のアレグラン攻略戦は厳しいと言わしめる程であった…

「既にコー・ヴァトラは制宙権を確保しつつありますが、少なくとも1ロッタ(15時間)以内には降下作戦が開始されるでしょう。アレグランは全域を帝国防衛軍及び惑星防衛軍、スペースマリーンの数個中隊が固めていますが、我々が突入するのは、アレグラン・プライム正面、最も苛烈な戦闘が予想される区域です。先行しているパスファインダーからの報告では、インペリアルフィスト戦団を中心として、帝国軍の巨兵も数体配備されています。また、いわゆる防護フィールド発生機のようなものも確認されているとのこと。」

「成る程、小官にお声がかかった理由が分かりました。そこなクイックサンド程ではありませんが、彼らともある意味旧知の仲…歓迎が期待できそうですな。アルアイ翁は、既に下に?」

「フン…あの老いぼれには、既に作戦の大筋を伝えてある。我々と顔を合わせて慣れ合うつもりはないらしいな。」



「ル’アルアイ翁には、私が独立行動権を与えました。今頃は、綿密な攻撃計画を立てておいででしょう。兎も角、アルアイ翁、クイックサンド、ダスクグレイヴ、そして私。我ら四将が力を合わせ、タウ=ヴァの精神を実践すれば、攻略出来ない局面はありません。例え、第3天球創設開始以来、最大の激戦が予想されるアレグランでもです。加えて、今回は我が軍の新型兵器も投入されます。」

「ああ、格納庫のあのデカいの。我々の機体より些か強そうに見えました。」



「技術者共からは、可能な限り戦闘データを収集し、機体を回収するよう言われているが…それは時の運というものよなぁ。」

「それでは、総員解散。十分に休息をとり、8デック後にマンタのデッキに集合せよ。大善大同がために(フォーザグレーターグッド)!」

フォーザグレーターグッド!!

自室へ向かう中、ダスクグレイヴの脳裏には今までの数々の激戦が浮かんでいた。黄色い装甲服のマリーン、インペリアルフィストには、何度も自機をおしゃかにされた借りもある。この上なく厳しい戦いになることは容易に予想できた。
しかし!日の出の勢いで進撃を続けるタウ帝国の技術は日進月歩である。試作機もそうであるが、現在の我々の装備は一新され、往時とは比べるべくもない程、戦闘力は強大になっている。必ずや。この勝利は我らが大いなる理想に捧げられるであろう。

かくして、ダモクレス湾周囲の最重要拠点である過密惑星アレグランの戦端は切って落とされた。後にタウ帝国内で「血の道」として知られる、永い戦いの序章である。

アーミー紹介
タウ・エンパイア 3000ポイント(バトルフォージド・アーミー)
火のカースト ム=グラースの入江司体所属 ハンターケードリ”悟りの教示者”
僕が40Kを始めた時から常にライバルだったアーミーがこの卵帝君のタウ・エンパイアです。
射撃と機動力に特化したこのタウというアーミーは本当に手強く、版は変われど卵帝君の運用の巧みさは変わらず、未だかつて我がインペリアルフィストは勝利を収めたことがありません。
今回のアーミーはクルートを入れていないことで、見た目にも非常に硬質感半端無い感じで、新版となったタウの強力なオーラがヒシヒシと伝わってきます。
<大善大同の急先鋒>影の太陽たる司令、コマンダー・シャドウサンが今回の卵帝タウを率いるウォーロードとして登場です。
こいつの特殊能力の強烈さはゲームの中で明らかになるわけですが、とりあえず黄土色のタウカラーの中で白いアーマーは一際目立って、非常にカッコイイですね!
ヘルメットを被ったバージョンは何気にかなりレアなのではないでしょうか?タウの女性キャラってことで皆さん顔だしバージョンを選んでる印象があります。
今回シャドウサンの脇を固めるのがシャス=ウォこと、バトルスーツコマンダーです。金色に輝く「ダスクグレイブ」は卵帝君のタウではおなじみのキャラですが、
右側のコマンダー「クイックサンド」は今回のバトルのために新造された最新作です。オナガー・ガントレットを装備しているのがひと目でわかる改造で、メチャ熱いです。
さらにフォージワールドが贈り出すスペシャルキャラクター「ル・アルアイ」も登場です。この方の射撃性能は最高レベルの危険度を誇ります。
それにしてもバトルスーツが沢山居て、すごい迫力ですよねぇ。後方のバトルスーツ4機は2機ずつのチームに分かれて戦います。
これぞ新タウ一番の目玉ユニット、リップタイドです!凄まじい迫力、性能も超弩級。しかも2体!!
何でも僕がインペリアルナイト2機同時制作をしていたことを知り、急遽、途中まで塗っていた2機目のリップタイドをゲームで使えるレベルまで塗りあげたのだとか・・・!
やりますね、卵帝君。それでこそ我がライバル。
空軍戦力もさすが3000Pともなると充実してきます。バラクーダ爆撃機はフォージワールド製で、卵帝タウ軍ではおなじみといったところでしょうか。
新版タウの最新兵器、サンシャークボマーも堂々の登場です。見た目からはそれほど高い攻撃力を持ってなさそうですが、色々とギミックが仕込まれているようです・・・。
アーミーの屋台骨、ファイアウォーリアーも充実しています。デヴィルフィッシュAPCに乗り込むことで機動力も確保。
7版から加わったバトルフォージド編成のため、トループの優先確保能力が重要なこともあり、機動力をもつトループの存在がゲームの勝敗を分けるかもしれません!
かつてはタウ軍の主力火器だったハンマーヘッドも今では名脇役といったところでしょうか。
手前のテトラはフォージワールド製の兵器で、ハイインテンシティーマーカーライトという超優秀なマーカー量産機構を持ち、タウの火力に抜群の安定感をもたらす実力者です。
卵帝君の強力極まるタウ・エンパイアを迎え撃つのはご存知、僕のインペリアルフィスト第三中隊です。
しかも、今回は決戦兵器、インペリアルナイトを同盟に迎えているのです!
以下が僕のアーミーです。
ディフェンダー・オブ・テラ(インペリアルナイト編入) 3000ポイント(バトルフォージド・アーミー)
アレグランの守護者
このバトルに向けて僕が準備した三大兵器を編入することを第一に考えて(笑)編成した今回のインペリアルフィスト。
インペリアルフィストはインペリアルフィストでも、サプリメントの「ディフェンダー・オブ・テラ(第三中隊専用本)」を使用しています。
ま、地味なルール小変更があるだけですけどね。バトルフォージドで主力デタッチメントを組みました。
インペリアルナイトの雄姿!見た目通りの頼もしい性能を誇る我がアーミーの主人公がこのインペリアルナイトです。
ホークシュラウド宗家という公式設定に沿った配色にしながらこのマッチング感。実に良い感じです。必殺のラピッドファイア・バトルキャノンでタウ軍を焼き尽くすつもりですッ!
ちなみにこのインペリアルナイトに搭乗する騎士の名はトルステン・フォン・ウルサス。
主役機の2番手がこちらのインペリアルナイト!結婚してお小遣い制が引かれる直前に発売されたこのナイトを勢い2機買っちゃって、大正解でした(笑)。
3機までは主力デタッチメント内のインペリアルナイト枠で入れることが可能です。このクラスの戦力を気軽に使えるようになってきたのも7版ならではと言ったところでしょうか。
さすがに卵帝君も2機作っていたとは気が付かず、僕がツイッターでアップした時は正直焦ったとのことです(笑)。とりあえず、容赦なく使ってみることにします(笑)。
この騎士の名はジェラード・オブ・ザ・クローズドフィストと言います。
そして、このヴォイドシールド・発生装置こそ、今回の我が軍におけるトップシークレット!秘密裏に入手し、ペイントしていました。
手に入れる前までは「限定版とか、マジふざけんな」って思ってたんですけど、いざ入手したとなると、使うことに一瞬のためらいも有りません(笑)。
これで、我が軍はタウの強烈な火力を防ぐ確かな力を得たのです。
もはや怖いものなど何もない!(やけに強気)
今回の編成でウォーロードを務めるのはご存じ、第一中隊キャプテン・ライサンダー閣下です。
もう、この男なくして僕のインペリアルフィストは語れないというくらいに、頼もし過ぎる男です。新版では若干値上げしちゃったのも、しょうがないかなって感じですね。
アサルト・ターミネーターを率い、ランドレイダークルセイダーで敵陣地に真っ正面から挑みます。
我がインペリアルフィストの主席司書官ヌミトール氏はタクティカルスカッドを率いストームレイヴンに乗り込みます。
7版はサイキックルールが大幅に変更されたことが特徴ですので、7版を楽しみ尽くすという意味で、ライブラリアンをチョイスしました。
何気にサプリメント「ディフェンダーオブテラ」記載の第三中隊専用レリック「ボーン・オブ・オスラック」を装備しています。
これは追加でワープチャージポイントを得られる上に失敗したサイキックテストをリロールできる強力な性能を持ったアイテムです。
脇を固めるのはフォージ兵器群。デイモス型プレデターはレリックウェポンたるヘヴィーコンバージョンビーマーを装備しています。
最大射程時の威力は攻10、貫通1、ブラスト大の超威力!
アイアンクラッド・ドレッドノートはトランスポートにドレッドノート専用・ドロップポッドを選択。アサルトビークルの能力があるため、落ちたターンにアサルト可能です!
スカウトはファスト枠から専用トランスポーターに変更となったスンドスピーダー・ストームに乗車します。ランスピ・ストームはかなり使いやすくなった感がありますねぇ。
ミッションはせっかく7版を遊ぶなら、メイルシュトロム・オブ・ウォーでしょう!って感じだったのですが、僕は7版初体験で卵帝君もまだ遊びなれているというまではいかないため、
最もベーシックなシナリオ「焦土の中から」を両者合意のもと選択しました。6つのオブジェクトを配置し、最も多くの戦術目標を達成した方が勝利するというものです。
配置は「戦乱の曙」となりました。これも伝統的なピッチバトル的な配置です。
戦場は卵帝君自慢の荒廃地的レルムオブバトルボードを使用しました。やっぱり、イイデスねぇ。このモノトーンな感じ。
スチレンボードで作られた手作りの廃墟がよくマッチしています。
ちなみに、RoR防府支部(僕の家)と違って、この戦場が置かれた部屋(RoR広島支部)は非常に広くて開放的なため、伸び伸びとゲームに集中できる最高の環境なんですよね。
僕も帝国の前線基地(40Kが2版時代に販売されていたもの)や何故か髑髏の神殿などを持参して、使うことにしました。
爆撃痕はビークルが爆破されても使わなくなりましたので、予め戦場に配置しておくくらいになっちゃいましたね。大量に買って塗ってたんですけどねぇ(笑)。
テレインはサポーターの鉄君が中心になって3人で話し合って配置していきました。
マーカーも相方のプレイヤーがそれぞれ配置していきます。
6番マーカーは爆撃痕のすぐそばに。
1番マーカーは建物の敷地内に配置。
ちなみにこのメダル型マーカーは7版限定ルールブックの付属品です。
2番マーカーも建物敷地内に。
貴重なコレクターアイテムでもあるこのメダル型マーカー。
カッコイイんですけど、視にくいのが最大の欠点でしょうか。
ま、しかし純正のコレクターアイテムを大切にしたいのがGWファンの性(笑)。
7版限定ルールブックセット買っちゃったけど、後悔はしていませんよ!(たぶん)
5番マーカーは髑髏の神殿に。
4番マーカーは枯れ木の側に。 3番マーカーは帝国の基地、バトルメント内に配置。

というわけで、マーカーの配置状況はこういう感じになりました。相方、相手の出方を見つつ慎重に配置していきましたが、結果的にバランス良く散らばった感じです。
ここで改めてロールオフし、珍しく勝利した僕は先行を選択。先行の場合、初期配置を先にすることになりますが、やはり火力がものを言う世界。先行は捨てがたい魅力です。

「夜戦」についてはロールの結果ナシということになりました。
まずはこのアーミーの中心となる防御施設「ヴォイドシールド発生装置」を帝国の前線基地(バトルメント上)に建築!
この2版の紙製テレインと最新の情景模型であるヴォイドシールド、まさに時を超えた奇跡のコラボレーション!
などと、若干マニアックな理由で自分の中では大変盛り上がってました(笑)。
ヴォイドシールドの端から12mv以内はシールド圏内となり、射撃に対してかなり頼もしい防御力を得ることになります。
プレデターはヴォイドシールド圏内に。
ランドレイダーは攻める気満々で初期配置ラインのギリギリに配置です。
サンダーファイアキャノン(略してTFC)もヴォイドシールド圏内です。
正面ガラ空きでも目に見えないバリアがTFCを守ってくれているのです。
ジェラード卿のインペリアルナイトも堂々の初期配置。 トルステン卿のインペリアルナイトは廃墟が邪魔で、
思いがけず戦場の端寄りに配置となりました。これが吉と出るか凶と出るか。
卵帝タウ軍の超主力、コマンダー3人集結のバトルスーツチームは森の中に配置されました(森の木は便宜取り外されています)。
この密度、凄いです。落とせる気がしない・・・・けども、今回我がインペリアル同盟軍はブラスト大の攻撃は得意。ククク・・・森ごと焼き払ってくれるわ・・・
リップタイドを中心にタウ軍は整然と初期配置につきます。 2機目のリップタイドは戦場の端でこちらの出方を伺うようです。
ル・アルアイは廃墟裏に隠れています。
こういう手堅い初期配置が卵帝君らしいと言えばらしい。
卵帝君の側から戦場を見通すと、いよいよ決戦が始まるのだな・・・と武者震いが。
それにしてもハンマーヘッドのレールガンが良い位置に着いてます。
相方、初期配置も完了しました。終わってみると、タウ軍の密集した配置が美しい。
それにしても、自分でテレインを配置しておきながら、ギリギリ初期配置エリア外にあった横長の廃墟が鬱陶しいのなんの!(笑)
おかげで分散配置になってしまい、各個撃破されちゃう危機感を早くも感じてます。
こちらはタウ軍の猛烈な火力を受けて立つ覚悟はありますが、実際のところ、どれだけ耐えられるのでしょうか。
こちらは予備戦力です。ドロップポッド1個以外は2ターン目以降に登場します! こちらはタウの予備戦力。けっこう予備戦力も充実です。
後半戦にトループが入ってくるとかなり厄介かもしれません。
さて、初期配置も完了し、今回は特別気合いを入れてのバトル前記念撮影です。
こういう写真を撮るためだけに買ったと言っても過言ではない限定版コデックスとレアな限定版サプリメントを相方掲げて(笑)記念撮影。
それぞれのアーミーへの愛が如実に伝わる写真になってると思うんですが、どうでしょうか。ま、別に
払ったお金で愛を計るわけじゃないんですけどね(笑)。

こういうものを迷わず買い、こういうアホな写真を楽しんで撮れる友人が居て、僕は幸せですね(笑)。
タウ先行奪取成功!!!
アホな写真撮って油断してたら、
先制権奪取ロールで6を出され、卵帝君に先行を取られてしまいました。
こいつは・・・ヤバいことになった!
メイルシュトロム・オブ・ウォーを遊ぶ際は間違いなく、
戦術目標デッキがあった方がいいでしょう。無い場合、記録管理が相当に面倒です。
ちなみに右側の僕が所有するデッキは限定版ルールセット付属のものです。
通常版に比べシンプルデザインとなっており、プレミアム感は全く無いです(笑)。
皆さん、通常版のカードを購入して遊びましょう!

腹が減っては戦は出来ぬ
というわけで、セットアップも終わった頃にはまだ11時でしたが早めに食事に出発です。
東広島で知る人ぞ知るイタリアン食堂「アクア・サンタ」。卵帝君が特にイチオシのお店で、僕も何度か来たことありますが、本当に美味しい記憶しかありません。
お洒落な雰囲気もあって、とにかく大人気のため、開店する11:30にオーダーする気概で入店しなければゲームへの復帰が大幅に遅延してしまう恐れがあるのです(笑)。
開店前にもすでに駐車場待機組もおり、油断ならぬとお店の前で待ちました(笑)。
ほんと、それだけする価値のある美味なパスタにピザが出てくるんですよ〜。
こういう黒板に書いてあるメニューってその時々の旬なものを使ってる感じで良いですよね〜。
僕はパスタ・ランチを注文しました。
店内には薪の窯が。職人のごときテキパキとした動きでシェフが
パスタにピザにと忙しく料理されているのを見ているだけでも、楽しめてしまいます。
サラダはシェフ自ら栽培している自家製野菜を中心に、自家製チーズも合わせて。
プチトマトの甘さといったらもう・・・。このサラダだけで満足って感じ・・・。
パスタは茄子をたっぷりトマトソースに絡めた濃厚なのにサッパリした味わいで、
絶品でした。食べ終えるのが惜しいと思うくらいに美味しい。
鉄君が頼んだピザも目の前の窯で焼けるのを見てるので、テンション上がってしまいます。
僕もちょっと分けてもらったら、チーズの旨みとトマトソースのジューシーさ、凄かった〜
ついでに贅沢しちゃおうってことで、デザートセットも注文。
アクアサンタ、やっぱり最高に美味しかったです。
今度、妻と一緒にこなければ、と心に誓いました。絶対、喜んでくれるだろうなぁ〜。
2人とも満足気な表情です。
いやぁ、ゲームをガツガツ遊ぶだけでも満足だったのに、
こんなに美味しいお店でゆったりと食事できて、何かとてつもなく贅沢してる気分でした。
卵帝君、アクアサンタを提案してくれて、改めてありがとうございました。
さて、食事が終わったらいよいよバトルです。二人とも真剣に向き合います!
(と言いつつ、この写真はヤラセですけどね(笑)
スコアボードも準備しました。記録係は鉄君が買って出てくれました。
7版の習熟度も高い鉄君にはルールサポートも随分して頂いて、本当に感謝です。

ゲーム開始!!
第壱ターン

ゲーム開始と同時に卵帝君から提案がありました。
卵「我々は敵同士ではない。大いなる理想の為、無益な争いをやめ共に戦おうではないか。」
R「良い提案だとは思いますが、まぁ、それはゲームが終わってから改めて考えましょう・・・」
卵「まぁ、そうですよね・・じゃぁ・・・・・」


(タウ人としてのロールプレイを楽しみつつ笑、いよいよゲーム開始です)

7版から導入されたメイルシュトルム・オブ・ウォーというミッションは戦術目標カードを3枚、デッキから引くことから始まります。
元カードゲーマーが多い趣味人にとっては中々に盛り上がるポイントではないでしょうか(僕も元MTG野郎なので、カードのデッキを持ってるだけでワクワクしてくるタチです)。
卵帝君が引いた戦術目標はシンプルなものが揃いました。オブジェクト1、3、4をプレイヤーターン終了時に確保していれば勝利点1点を得られるというものです。
オブジェクト3と4は我が陣営に近いマーカーのため、1ターン目からの確保は厳しいかもしれません!
移動フェイズ開始時にリップタイドはノヴァ反応炉の機動を試みるも失敗!
しかし痛みを知らぬ者を持つためダメージは防がれました。
タウの移動フェイズは静かな幕開けとなりました。
リップタイドとル・アルアイは射撃ポジションを確保します。 コマンダーチームもわずかに動き、射撃フェイズに備えます。
いよいよ緊張の瞬間がやってきます。タウのメインフェイズとも言える射撃フェイズが始まります!!
口火を切ったのはル・アルアイ。狙うはサンダーファイアキャノン。
試作型パルス拡散ライフル(EMP弾頭)を放ちます!これは対ビークル専用弾で、
相手の装甲値に関わらず2+跳弾、6で貫通という恐るべき性能!
サンダーファイアキャノンはヴォイドシールドに守られています!
つまりEMP弾は3層にわたって張られたヴォイドシールドに直撃!
装甲値12のシールドを2枚も破壊します!何たる威力!
リップタイドはイオン・アクセラレイターを同じくTFCに放ちます! しかし、この射撃はヴォイド―シールドを貫くことは出来ませんでした。
クライシス・バトルスーツは猛烈な火砲をインペリアルナイトに向かって放ちます! ジェラード卿の駆るナイトもヴォイドシールド圏内です!
ついに、というかあっさりとヴォイドシールド3層目も破壊!しかし、これだけの射撃を直で浴びていれば被害は甚大であったに違いありません。
ヴォイドシールドがあったことで、この瞬間まで我が戦力が無傷であることの意義は非常に大きいものがあるのです(ということにしておいてください・・・)
ファイアウォーリアーはパルスライフルを最大射程で放ちます!狙うはTFC! しかし!TFCは耐7もあり、しかも3+セーブもあります。難なくこの射撃を耐えます。
しかしリップタイドのイオン・アクセラレイターのオーバーチャージ弾は脅威!! 見事に直撃させてきました!この瞬間TFCは猛烈な高エネルギーに晒され蒸発!
貴重な先制打撃の勝利点1を得られました。
テトラは高輝度マーカーライトをナイトに放射! ナイトに2発命中させました。
そのマーカーライトを消費し、射を上げたハンマーヘッドがレールガンを放ちます。 ナイトは眼前にイオンシールドを展開!
しかし、防ぎきれずに被弾。車体ポイントを1点失いました。
オープンになった謎の作戦目標。
「敵の爆破工作だ!」がタウ側に配置されたマーカーに。
こちらのマーカーも同じく爆破工作!
帝国軍の罠がタウ陣営にはしかけられていたようです!
ちなみに両方とも爆発はしませんでした。
一方、インペリアルフィスト側は攻撃目標捕捉装置でした。
出目1で失敗したヒットロールを振り直せるという良いものです。
ナイト・トルステンの側の目標もオープンに。同じく攻撃目標捕捉装置でした。

この時点で、卵帝君のターンが終了です。
リップタイドが作戦目標1を確保しており、他に先制打撃1点を加え、合計2点の勝利点を獲得されました。
初ターン裏、インペリアルフィストのターンが始まります!引いた作戦目標カードは作戦目標確保6が2枚!しかも「敵の背後を取れ」も引きました。
この作戦目標はドロップポッドを擁するインペリアルフィストにとって容易に達成可能な目標です!かなりラッキーな引きと言えるでしょう!!
というわけで、ドレッドノートドロップポッドが敵陣深くに着弾です!
鋼鉄の扉の中から歩み出たのはアイアンクラッド・ドレッドノート!!
そこに飛んできたのはリップタイドが放つイオン・アクセラレイター!
卵帝君のリップタイドは脅威迎撃システムを搭載しているのです!
しかし、これは運よくドレッドノートを外れて着弾。結果ノーダメージでした。ッホ。
インペリアルナイトは2機とも力強く大地を踏みしめながら前進! ライサンダーが乗車するランドレイダークルセイダーも全力前進です!
移動フェイズ終了時。ここからが、シージマスターの異名をもつ我がインペリアルフィストの火力を見せつける時です。
射撃力でもタウに負けているとは思っていません!(1ターン目なのでやけに強気)
まずは1万年の時を超えてなお最強の威力を誇るレリックウェポン、
ヘヴィーコンバージョンビーマーをあいさつ代わりに放ちます!
若干ズレつつもクライシス・バトルスーツチームにヒット!
シャドウサンが合流しているため、カバーセーブ値はなんと2+!信じられない防御力。
1ダメージも入りません!
あんなにコマンドチームがカバーセーブ値高いのであれば、もはや撃つだけ無駄です。
手近な目標に目を付けたインペリアルナイト!
サーマルキャノンをファイアウォーリアーに直撃させます!
しかし、ここで通った5点のダメージを全てカバーセーブで防がれます!マジか!
ええい、ジェラード卿は何を手間取っておるか!
トルステン卿はラピッドファイア・バトルキャノンと
ヘヴィースタバー×2をファイアウォーリアーに放ちます!
結果、6人のファイアウォーリアーを始末するも、壊滅とはならず・・・。
カバーセーブ4+の出目が絶好調ですね、卵帝君。
ランドレイダーはフラットアウト移動を行います!とにかく、ランドレイダーを壊される前に敵戦線に到着しなければ!
我こそは死の天使。ドルン公の裁きの鉄槌を体現するものなり。
軟弱なるタウ人がいかな兵器を持ちだそうとも、この鋼鉄の体の前では無力!

ハンターキラーミサイル×2発、メルタガン、へヴィーフレイマーを目の前のリップタイドに浴びせます!
しかーし!!ヒットロールで大失敗!1発だけヒットしたハンターキラーミサイルもアッサリとセーブされてしまいます。

ええい、かくなる上はアサルトのみ!我が必殺の鋼鉄百連突きを受けてみよ!
(実際は攻10、回3+1です)
ギャー!!!
リップタイドのスマッシュがクリティカル!、ドレッドノート一撃轟沈!!!

アイアンクラッドの攻撃は全てスペシャルセーブと痛みを知らぬ者で無効化されちゃいました。うげげ・・・
ターン終了時、ヴォイドシールドが1枚復活! 作戦目標に仕掛けられていた爆弾が爆発。ファイアウォーリアー1名が戦死。
あのぉ・・・シージマスターの名前、返上させていただきます〜。
ってな感じで非常に不甲斐ない滑り出しとなった第一ターンが終わりました。
とはいえ、作戦目標の確保には余念がありません。インペリアルナイトが作戦目標6を確保。これは同じ効果のカードをダブルで引いていたため2点ゲットになります。
さらに敵戦線にドロップポッドを落としているために、もう1点追加です!リップタイドは殺れなかったけど、良いですよ、この調子。
獲得ポイント(1ターン目)
タウ・エンパイア(卵帝) インペリアルフィスト(Rman)
第二ターン開始!
卵帝君が引いた作戦目標カードは「心理戦の勝者となれ」、「作戦目標確保2」です。心理戦の勝者となれ、中々狙いどころが難しい作戦と言えるでしょう。
先のターンから引き続きの作戦目標確保3と、作戦目標確保2を狙ってくることは間違いなさそうです。
予備戦力から登場のバトルスーツチームがヴォイドシールドのバトルメント上に直接ディープストライク!!!
しかもズレない!ヤバい、キメ過ぎでしょう!
サンシャークボマーも予備戦力から登場です!
7版は予備戦力が比較的出やすいのが良いですねぇ。
バラクーダも反対方向から戦場に到達!
2機のフライヤーが同時に出撃となると、そのプレッシャーたるや!
ファイアウォーリアーを満載したデビルフィッシュ一隻も戦場に到着。 リップタイドは2体ともノヴァシールドを展開!
その後、恐るべき射撃フェイズが始まります!!
リップタイドはイオン・アクセラレイターに加えツインリンク・フュージョンブラスターをインペリアルナイト(ジェラード機)に放ちます!
ナイトの正面に展開しているイオンシールドはあっさり破られ、結果2点の車体ポイントを削られました!
サンシャークボマーは車体からシーカーミサイル2発を発射! デイモスプレデターに見事にヒット!しかも2発とも貫通!
しかしながらその後の出目が振わずクルー衝撃とクルー昏倒のみ!
ル・アルアイはEMP弾頭をランドレイダーに浴びせます! 最強の装甲を誇るランドレイダーも2発の跳弾ヒットを被ります・・・ぐぎぎ。
バトルスーツは足元に向かってフュージョンブラスターをゼロ距離射撃!
ちょっと、この光景、カッコ良すぎませんか!?
敵ながら、あまりにも美し過ぎる展開!
我が軍の最強秘密兵器ヴォイドシールドがこうもアッサリ爆破されるとは!
バラクーダがナイトを狙う!
インペリアルナイトのイオンシールドは正面のみ!ここでさらに被弾してしまいます。
真っ正面からナイトを撃つハンマーヘッド!あくまで堅実な目標選択。
コマンドチームもインペリアルナイト・ジェラード機を狙います! 各方面から撃ちまくられても、何とか車体ポイント残り1点で耐えました。
よく頑張ってくれました!
リップタイドは先ほどの迎撃時にイオンアクセラレイターは使用済みのため、
スマートミサイルをデイモス型プレデターに放ちます!
一撃でもカスればアウトでしたが、ここは運よくヒットロール失敗。
白兵戦フェイズ!
まさかのファイアウォーリアーがランドレイダーに突撃!何と、こいつらはEMPグレネードを持っていたのです!!
万事休すかと思われましたが、卵帝君の出目が振わず与えられたダメージは跳弾1点のみ!
脅威の車体ポイント4点を誇る堅牢なる移動要塞は、まだ落ちません!
ターン終了時、
猛爆に巻き込まれつつも運よく軽傷で済んだバトルスーツが作戦目標3を確保。
リップタイドもリスクを承知の上で作戦目標2を確保。
タウはジェットパックによるスラスター移動による行動力がかなりの脅威です。
2ターン目後半戦がスタートです!
先のターンで僕は作戦目標を全てクリアしていましたので、3枚とも新たにカードをドローしました。
引いたのは「重要地点調査」・・・・まだオープンにされていない作戦目標(今時点で髑髏の神殿上にある5番の作戦目標)を明らかにすることで1点。
「暗殺命令」・・・敵キャラクターを1体以上殺せば1点。3人以上殺した場合はD3点もらえます。
「上空を掃除しろ」・・・・フライヤーかフライングモンスターを戦死者として取り除けば1点。
この3つです。確保系は無し。
予備戦力からドロップポッドが到着!若干位置がずれましたが、
作戦指示に沿って5番の目標を目指します!
しかし!そこに迎撃システム起動によるイオンアクセラレイターの猛爆撃が!
容赦なく命中するオーバーチャージ弾!
攻8貫通2の威力の前ではパワーアーマーも紙きれ同然!
うおおお・・・・リップタイドに迎撃システムはちょっとグロ過ぎませんか・・・
出てきた瞬間にマリーン2人を残して壊滅状態。しかし、モラルチェックは成功!
ついにランドレイダーから降車したライサンダー閣下とインペリアルフィスト最強の精鋭アサルトターミネーター。
狙うは眼前のリップタイド!!
インペリアルナイトもリップタイドに迫ります。
リップタイドは作戦目標を確保するためにこのような位置でターンエンドを迎えたわけですが、
これはインペリアルナイトとの接近戦を演出してあげようという卵帝君の粋な計らいであったようにも思います(笑)。
とはいえ、リップタイドはノヴァシールドを展開中で3+インバルセーブ!!こちらのナイト・ジェラード機は残り車体ポイント1点という、まさに満身創痍な状況!
リップタイドに手痛い迎撃を受けたマリーンですが、
全力移動を行い何とか作戦目標に到着。謎の作戦目標は「特に異常無し」ということで、
作戦目的を達成です!
ランドレイダークルセイダーはファイアウォーリアーを
アサルトキャノンとハリケーンボルター(片側のみ)全力で射撃するも、
2人しか削れません。ぬおお
ナイト・トルステン機はアサルトするには距離が足りないため、射撃に専念します! ハンマーヘッドにラピッドファイアバトルキャノン直撃!
しかし、ハンマーヘッドの正面装甲を貫くことは出来ませんでした・・・・!
いよいよアサルトフェイズの開始です!ジェラード機がリップタイドに挑みます!
距離は2D6で最低でも9以上を出さなければ届きません!
ここで失敗しては男が廃る!気合いを入れる時はアポカリ・ダイス!!
うおおおおおお!!!!9が出たーーー!!
リップタイドの警戒射撃は失敗!アサルト成功ですッ!!
我こそはホークシュラウド宗家の騎士ジェラード・オブ・ザ・クローズドフィスト!
この惑星を貴様たちゼノの好きなようにはさせん!
もう、大興奮の瞬間です!インペリアルナイトの真価は必殺のリーパーチェーンソードを振るう白兵戦にこそある!って感じですからね。
このチェーンソードを振りかぶったド迫力!腕を可動式にしといて良かったです。
非常に強力な性能を誇るリップタイドもチェーンソードの攻Dに関しては、こちらの出目次第ではありますが、簡単にセーブできるものではありません!
この一撃が、この戦いの勝敗を・・・そして歴史を変える!
さらに!確実にリップタイドを倒すべく、ライサンダー閣下もアサルトをしかけます!ま、僕に限って万が一ってこともありますからね・・・
アサルトターミネーターはファイアウォーリアーに同時アサルト!
ここで白いヘルメットのシャス=ウィ(チームリーダー=一応、キャラクター)を倒すことができれば、作戦目的を達成できるのです!
さぁ!!!白兵戦が開始です!この巨体サイズにもかかわらず敏が4もあるナイトが先制攻撃です!!
この巨体をこれほど俊敏に扱う帝国騎士の人間離れした技を感じる瞬間です!2発攻撃ヒット!!!そしてダメージはD!
スギャァァァガガガガガガーーーー!!!飛び散る火花!!!
バーーーーン!!
D判定は6でセーブ不可の6+D6ダメージ!!

リップタイド一刀両断!!!
アサルトターミネーターもライトニングクロウで切り刻みました!
これで、1勝利ポイントゲットです!
接近戦が終了し、再編移動でさらに攻め込むぜ〜!と思ったら出目は1。
ま、よく頑張ってくれましたよ。騎士ジェラード様は。
インペリアルナイトがリップタイドを一撃で葬ったこと!
それに尽きるといった印象の第二ターンが終了しました。
まぁ、実際それ以外のことも色々とあったわけですが(タクティカルスカッドなんて、出てきた瞬間に壊滅ですからね・・・)
それにしても、ここでゲームを終えても良いかなって思えるくらいに、すでに満足感で一杯です。
いや、別に次のターンにナイトが落とされそうだからってわけじゃないですよ(笑)。

このターンの作戦達成はそれぞれ2点で、まだまだ互角の戦いが続きます!!

獲得ポイント(2ターン目)
タウ・エンパイア(卵帝) インペリアルフィスト(Rman)
第三ターン目!
卵帝タウ軍の作戦目的は
「作戦目標確保6」
「栄光への渇望」・・・一騎打ちを挑んだ場合、1勝利点を得る(挑むだけでOK)
「完全掌握」・・・全ての作戦目標マーカーを確保した場合、3+D3の勝利点を得る
この三つとなりました。完全掌握の全てのマーカーを確保するってのは、さすがに厳しいでしょうが、やる気を見せる卵帝君。
リップタイドはノヴァ反応炉を機動させます!しかーし!
またも出目が渋って、1ダメージ食らってしまいました。ラッキーです。
予備戦力からデヴィルフィッシュに乗車したファイアウォーリアーが登場!
すぐさまアサルトターミネーターの眼前に展開!
サンシャークボマーは90度旋回し、狙うは背面を晒したインペリアルナイトか!
クライシス・バトルスーツも2チーム目が縦深攻撃成功!
プレデター狙う気マンマンですね・・・
バラクーダ爆撃機は攻撃対象が居ないということで潔く戦場から離脱です!
リップタイドが髑髏の神殿に降り立つ!この圧倒的な巨体。常人であれば恐怖心を覚えたかもしれません!
しかし我ら百戦錬磨たるインペリアルフィストの勇者、
恐怖を知らざる者!
ル・アルアイらタウ軍はリップタイドの仇を討つべく、陣形を整えます! コマンダーチームもシールドドローンを前面に押し出しつつ、微速移動。
先のターンで出撃していたデビルフィッシュは難なく6番マーカーまで到着。
確実に1点を確保です。7版からビークルでも確保能力あるから、
4版以前を思い出す感じで懐かしい感覚です。
まぁ・・・・残り2体となっていたタクティカルスカッドはリップタイドに軽く撃たれて全滅です。
これでリップタイドも5番マーカーを確保。
テトラは高輝度マーカーライトをインペリアルナイトに掃射!
それにしても、この1枚。何か、ミニチュアゲームの醍醐味を感じる光景だと思いませんか。何気にお気に入りの一枚。
マーカーライトは3発もヒット!! 当然ながらル・アルアイの射撃性能向上のためにマーカーライトを消費!
こざかしい人間どもめ、わしらの理想郷に貴様らの居場所などない・・・!
特に目障りなのはインペリアルフィスト共よ、やはりあの時に根絶やしにしておくべきだったわ。
・・・無粋な巨兵までも持ち込みおってからに、もはや容赦せん。


わしの試作型パルス拡散ライフルをくらえぃ!!!
最後の車体ポイントを削りきられ、インペリアルナイト・ジェラード機轟沈!!
おおっと、こんな写真を撮る前に・・・スーパーヘヴィーは壊れた時ってどうだったけか爆発するんでしたっけ?
ドッガ------ン!!!
若干位置ズレしつつの大爆発、出目は4。大爆発です!中心円の中はダメージD、二番目の円は攻8、3番目の円は攻4です!!
こりゃあ、相当死ぬ!!!
うわぁぁぁ我が軍最強の精鋭部隊アサルトターミちゃんが半壊に!!
タウ人が何人死んでも比べ物にならないような被害ですっ!!うわ〜ん。
クライシスチームはフュージョンブラスターでデイモス型プレデターをアッサリ爆破!
あぁ〜インペリアルフィストのレリックがぁ〜〜何も悪いことしてないですよね・・・・
こちらのチームはランドレイダーにフュージョンブラスターを放ちます! しかーし!これは最強の装甲を誇るランドレイダーを貫くことはできませんでした!
コマンダーチームは全力でインペリアルナイトを狙います! この巨体はタウの射撃に対しては格好の的といったところでしょうか。
しかし、正面に展開したイオンシールドのおかげで1ダメージの被害を抑えます。
しかしサンシャークボマーはミサイルポッドをインペリアルナイトの側面に放つ! さらに1ダメージを受けてしまいます。しかし、まだだ!まだやらせはせん!!
レールガン発射!!このS10弾はホントに怖い!
今回の卵帝君、出目はいつも以上に安定してるんですよ!
しかし、こんなところでアッサリ落ちるわけにもいきませんから!!!
イオンシールドでレールガンを弾きます!!こうやって写真撮るなら、
透明のプラ板にクリアースプレー吹いてイオンシールド準備しておけばよかったですねぇ
地味に!白兵戦開始!ファイアウォーリアーが自らターミネーターに挑みます!
しかも一騎打ちの宣言!
この宣言により作戦目標達成!やるな!
しかし、アサルトターミネーターは本気で殴りかえしました。
結果、逃げ出すファイアウォーリアー。
ターン終了時にマーカー確保状況の確認です。
リップタイドが5番マーカー確保。
スラスター移動で4番マーカーを確保したクライシス。
こちらのクライシスもアサルトフェイズのスラスター移動で3番マーカー確保。 デビルフィッシュAPCはトループであるファイアウォーリアー専用のトランスポーター!
つまり、優先確保能力により、2番マーカーもタウが確保!
合流解除していたコマンダーダスクグレイブも1番マーカーを確保!! そして悠々と6番マーカーを確保しているデビルフィッシュ!つ、つまり・・・・
完全掌握!
ま、まさかの!!!タウ軍の機動力、まさに恐るべし!!
すげぇ・・・敵ながら感動。しかし、出目は優しくD3は1となり、このカードで4点ゲット!
このシャス=ウィも頑張りましたねぇ。しかも生き残ってるという。
タウらしからぬ「栄光への渇望」という目的も見事に達成し、1点ゲットしています。
今までのゲームでは想像できなかったような行動を選択肢に入れながらの7版ゲーム。
実に面白いです。
6番マーカー確保に加えて合計6点の勝利点をもぎ取られました!やべぇ!
まだだ、まだゲームは終わっちゃいない!!
我が方の引きはどうか!
「作戦目標確保6」、「作戦目標確保2」、「心理戦の勝者となれ」・・・・戦意テストなどを相手が失敗すれば1点。3回以上失敗してくれたらD3点ゲット!
うううむ、地味だが、頑張るしかない!
予備戦力より満を持してストームレイヴン出撃!!!!
デビルフィッシュを撃破して6番マーカーを確保したい!
しかし、次のターンに爆撃されて墜落爆破っていう展開が怖すぎるので、こんな絵面ではありますが、ホバーモードでしっとりと出撃です・・・。
インペリアルナイト・トルステン卿がコマンダー・ダスクグレイブに挑む!圧倒的な迫力。
いやぁ〜インペリアルナイトをゲームで使ってると、すっごい優越感ありますね。ま、それでゲームに勝てるかどうかは別として(笑)。
中身を下して機動も軽やかにランドレイダークルセイダー180度旋回! ターミネーターはル・アルアイを仕留めるべく、突撃の瞬間に備えます。
ライサンダーは合流を解除し、デビルフィッシュに単身挑みます! ランドレイダークルセイダーはマシーンスピリットの力を駆使し、2方向に射撃!
クライシスバトルスーツをマルチメルタで1機撃破! こちらのバトルスーツもアサルトキャノンで撃破!どちらも最後までは仕留めきれずか!
ストームレイブンは全ての射撃を外します・・・あぁ〜。
弾幕薄いよ!何やってんの!!
インペリアルナイトは目の前の目の前のヘヴィースタバーで狙いをつけつつも、
バトルキャノンを後方に控えるコマンドチームに放ちます!
ラピッドファイア・バトルキャノン2発直撃!
今ならカバーセーブも使えまい!!
直撃弾2発で合計3枚のシールド・ドローンを割りました!!よっしゃー!!
って言うほど殺せてないですよね・・・
白兵戦フェイズ、ついに開始です!!!
我らインペリアルフィストはゼノの存在を断じて容認しない!!
大善大同などという偽善に付き合うつもりなど、ない!!

しかし、この白兵戦を余裕の笑みで受けとめるル・アルアイ。
何故か。
何と彼は気10で鋼鉄の意思を持ち、耐えれば一撃離脱も可能だったのです。
このターン、ダメージさえ気をつければ十分にやり過ごせる算段の卵帝君。
この世界は皇帝陛下の慈悲によってのみ救われる!!
そのために我らは命尽きるまで戦い続ける!我らが総主長ドルン公がそうしたように!
タウ人よ、我らの生き様、とくと見よ!!
私の名はホークシュラウド宗家の筆頭騎士トルステン・フォン・ウルサス。
いざ、尋常に勝負!(このサイズ比で言える台詞では無い気もするけど・・・)
ハンマーオブドルンの魂の一撃でデビルフィッシュを粉砕!
この男の怒りに触れて無事でいられた者はこの銀河に存在しない!!
ル・アルアイ戦意テストで
6ゾロ失敗!!!まさかの!!!

アサルトターミネーターも2人の死亡者を出しつつ、ル・アルアイを盤外へ敗走させます!
ホークシュラウド宗家の筆頭騎士とな。フフ・・・相手にとって不足なし!
覚悟を決めたコマンダー・ダスクグレイブは強かった!まさかのノーダメ―ジ!(僕のヒットロールが失敗したという説も・・・涙)。
戦闘継続です!
ル・アルアイが戦意テストに失敗して敗走したため、1点確保です。 ライサンダー閣下がデビルフィッシュを破壊し、作戦目標2を確保!
このターンも非常に激しいものでした。
何と言っても芸術的とも言えるタウの高機動能力をフル活用して、全てのマーカーを前半に確保した卵帝君の手腕は見事の一言。
完全掌握によるポイントゲットで大きく点差を開けられてしまいました。
正直、この得点差を埋めるのは厳しいかもしれません。それほどに劇的な1ターンでした。

獲得ポイント(3ターン目)
タウ・エンパイア(卵帝) インペリアルフィスト(Rman)

しかし、まだまだドラマを楽しむのはこれからです!
インペリアルフィストは最後の一兵になっても、決して諦めることはありません!
第四ターン開始!
圧倒的勝機を掴んだタウ軍の作戦目標は
「作戦目標確保2」
「流血と臓物」・・・白兵戦フェイズ中に1ユニットを全滅させることで1点得るというものです。3個以上のユニットを全滅させればD3点獲得。
「優位構築」・・・ターン終了時に3個以上のマーカーを確保していれば勝利点D3獲得。

うおお、ここで「優位構築」は名前といい効果といい、ドンピシャで悔しい!(笑)敵ながら天晴な引き。
敵ユニットを白兵戦で破壊・・・まさにうってつけの目標がドロップポッド。 ここで最後のデビルフィッシュが出撃です。この層の厚さこそ卵帝タウの真骨頂か。
ダスクグレイブよ、よくぞ帝国の巨兵を押しとどめてくれた。後は我らが引き受けよう!
(先のターンにヤツが引いていれば!私の射撃でナイトを沈められたものの・・・)
貴様はもう後退しろ!


コマンダー・クイックサンドがダスクグレイブに命じるも、決死の攻防を繰り広げる彼の耳にはもはやその声は届かない。
一機ずつ残ったクライシスは相方の仇を討つため、クルセイダーに迫ります! 2機のフライヤーはホバーモードのストームレイヴンを狙います!
「らき☆すた」という、
大善大同マーキングを施した車両から展開する12人のファイアウォーリアー。
射撃フェイズ開始です!
サンシャークボマーのミサイルポッドがストームレイブンを襲う!
バラクーダ爆撃機のイオンキャノン・オーバーチャージの威力! ストームレイヴン撃破ぁぁぁぁ!!いやぁぁ〜〜ん。
ストームレイヴンから緊急降車したタクティカルスカッドを狙うはハンマーヘッド。 レールガンのクラスター弾がビル越しに直撃!!!しかし貫通4なのでセーブは可能!
結果、3人の死亡のみで耐えました・・・・。くわばらくわばら。 クライシス・バトルスーツはランドレイダーを遂に仕留めます!
ファイアウォーリアーのパルス・ライフルをライサンダー閣下にラピッドファイア!!
攻4で24発!

そして、合計15点ものダメージを不壊なるターミネーターアーマーで2点のダメージに留める奇跡のセーブロール!!
ライサンダーはファイアウォーリアーの射撃ごときで倒れるほどヤワではないッ!!!
再集結を果たしたファイアウォーリアーの射撃でターミネーター・サージェントがまさかの死亡。このセーブ事故は手痛い。
リップタイドがドレッドノート専用ドロップポッドを強襲する!
しかし、出目が全く振るわず、破壊することは出来ませんでした。
私は大善大同の思想をこの銀河に広めるためであれば、喜んでこの命を捧げよう!
インペリアルナイトのチェーンソードはシールドドローンを一枚割ったのみ!
ダスクグレイブ奇跡の善戦!(というか僕の出目が・・・)
またもスラスター移動でマーカー3を確保するクライシス。 こちらも確保。この2体、戦場のマーカーをコントロールし過ぎです。
タウのジェットパックという科学力、マジでやばいです。帝国にもちょうだい。
トループ枠のファイアウォーリアーがライサンダーを差し置いてマーカー2を確保!
やっぱりトループの優先確保能力がこの終盤の局面では効いてきますねぇ・・・
結果的に、「優位構築」も達成!しかしD3は1点のみ!マーカー2も確保。
合計2点獲得です。
そろそろ逆転の目が欲しい!!!
ここで引いた2枚のカードは作戦目標確保の1と5。何としてでも得点を稼がねば!!
ランドスピーダー・ストーム、ようやくの登場です!
奇襲攻撃によりドンピシャで作戦目標5を押さえます!
先のターン、ストームレイヴンから緊急降車したライブラリアン・ヌミトール氏は
スカッドから離脱。虚ろな表情でフラフラと歩きだしました・・・・。
ここに来て、最初のサイキックフェイズ!!!彼が発動したサイキックパワーこそ!!!
7版で新しく導入された
ディモノロジーという新しいパワー体系!
しかも
マレフィック・パワー(不浄なる力)は「上級悪魔の憑依」!!!!
キャストは全力で成功!!!
フハハハハハハハハ!!
全能なる力を我に!
まさに悪夢到来!!
高潔なるインペリアルフィストの上級司書官がキーパーオブシークレットに変貌を遂げる!
いや、
これぞ、奇跡!
もはや、未来に希望などない!唯一確かなものは
肉体と精神の快楽のみ!
それこそが
我らに残された唯一の救いなのだ!!
只ならぬ空気の変容を感じ取ったライサンダー。
な、なに・・・ヌミトール殿に一体何が・・・・!

一瞬の動揺を見せるライサンダー。
しかし敵は目の前に!彼が持つ最強のハンマーを振るえば、ファイアウォーリアーは一撃で消滅できるはずです!

その前にファイアウォーリアーの警戒射撃!!6のみヒットで、
2発のダメージが通りました。
まぁまぁ、先ほど13発もセーブに成功したのです。

そんなもの当たったうちにも入らん!
どぅわーーーーー!!!!
ライサンダー2+セーブにまさかのダブル失敗!!

ここで、こんなところで倒れるのかぁぁぁ〜〜〜〜〜動揺し過ぎちゃったんでしょうか(僕の自作自演なのにぃぃぃ〜〜〜!!)
ってこっちもか〜〜〜〜!!
警戒射撃の1発ダメージを防げなかったぁぁ!!
もう僕も卵帝君も鉄くんさえも、大爆笑で腹筋が崩壊しました(笑)。
インペリアルフィスト勢がワケわからんことをやってる間に(笑)、
インペリアルナイトはコマンダーを撃破。
私の刃にかかれば倒せぬ敵などいない!
・・・・と威張るのはいいけど、2ターンもかかってますけどね。
タクティカルスカッドはマーカー6をしっかりと確保。 インペリアルナイトはマーカー1を確保!ここでコマンダーを排除出来たのは大きかった。
スカウト乗車のランスピ・ストームはマーカー5を確保!
というわけで、この後半ターンは作戦目標を全てクリアして3点獲得することができました!
まさかのグレイターデーモン出現というサプライズに、3人で大いにドラマを楽しんだ感のある1ターンでした。
いよいよバトルは終局へと向かっていきます。
獲得ポイント(4ターン目)
タウ・エンパイア(卵帝) インペリアルフィスト(Rman)
第五ターン開始!
戦いは最終局面へ・・・
先ほどのターンから引き続きキープしているカードは「流血と臓物」
新たに引いたのは「作戦目標確保5」と「爆砕命令」・・・建物等を壊したら1点というものですが、これは該当するものが無いため無視することになります。
またも戦場を離脱するバラクーダ。まさに一撃離脱戦法が決まっていますね。
わたし、悔しいわ。
デビルフィッシュから展開したファイアウォーリアーは突如出現した脅威に対処するべく、
射撃体勢に入ります!
ダスクグレイブよ、我らが理想の為、よくぞ散ってくれた・・・
いよいよコマンダーチームが動き始める!!
リップタイドは「流血と臓物」さらにはマーカー5を確保するため、
ランドスピーダーを全滅させるべく向き直ります。
一斉射撃よーい!!撃てぇぇ!!!
キーパーオブシークレット死亡!えぇぇ〜〜〜はやッ!
うわ〜出てきた意味無かったぁ〜〜〜いやいや、メイクドラマを楽しんだじゃないですか。それで良いんです・・・それで(涙)。
イオンシールドが張られていない背面装甲を狙うサンシャーク!1点のダメージ! レールガンはイオンシールドで防ぎました!!
私たちが掲げる大善大同の思想は、あなた方のとる方法とは違えど、行きつく未来は同じはず。
今こそ我らと同化するのです!!

特に、誇り高い帝国宗家の騎士が私たちと同化すれば、帝国臣民に大きなメッセージを示すことが出来るでしょう。
さぁ、手を取りあう時は今!

何を馬鹿なことを・・・貴殿らの掲げる大善大同と、我らが皇帝陛下の目指した世界は明確に違うものであろう。
私は帝国の騎士!ごたくはいい。
剣で語るのみ!

ついにここまで来ました。
タウのコマンドチームVSインペリアルナイト・トルステン卿!
今こそこの試作兵器を試す時ですぞ、総指令閣下ッ!!

コマンダー・クイックサンドの右手が唸り光り輝く!!!

これぞ希少極まるシグネイチャー・アイテムの一つ、
オナガーガントレット!
これは本来の自分の攻撃を全て諦める代わりに、攻10、貫通1の攻撃を一回繰り出せるというものです。
まさに必殺のシャイニング・フィンガー!!的な熱いアイテム。


と言いつつも、敏はインペリアルナイトが上です。
リーパーチェインソードが轟音と共にバトルスーツに振り下ろされる!しかーし、ヒットロール全部失敗〜〜〜。あれれ〜。
その流れを汲んで、オナガーガントレットの一撃もヒットロール失敗(笑)!ま、ダイス1個での勝負ですからね、しょうがないでしょう。
ここは膠着しました。
リップタイドは白兵戦でランドスピーダーストームを落とそうと白兵戦を挑み、これをあっさりと爆破!「流血と臓物」による1点を確保です!
ひょっとしたら最終ターンかもしれない5ターン目後半戦スタート。
こちらが引いたカードは「作戦目標確保3」が2枚、
「首級を挙げよ」・・・敵ウォーロードを殺した場合D3点獲得できるというものです。
作戦目標マーカー3は帝国の前線基地に配置されていますが、もはやインペリアルフィストは満身創痍。
そこまで辿りつくことが出来るか!?
指導者を失いながらも、決して闘いを諦めることなく、
全力で作戦目標3を目指すタクティカルスカッド。
ランドスピーダーを破壊され、リップタイドから逃れるスカウト達。
こちらも作戦目標3を目指すしかありません!
射撃できるユニットはインペリアルフィスト側には残されていません!すぐさま白兵戦フェイズです!

皇帝陛下が築き上げたこの世界を守ること、それが私の生きる道である!
いつの日か私も倒れることがあるかもしれん。
その時、私の魂は
皇帝陛下の元へ召されるであろう!

振り下ろされたリーパーチェーンソードはシールドドローンを次々と屠ってゆく!
シールドドローン、マジで厄介です・・・。

返す反撃で、
コマンダー・クイックサンドのオナガーガントレットが遂にヒットする!!
「皇帝がそんなに好きかぁぁぁ!!!」
ズガガガガガーーーーン!!!!
装甲を貫かれたインペリアルナイトはついに全ての車体ポイントを失い、大爆発をおこす!!!
おのれ〜
大爆発はコマンドチームを容赦なく巻き込み、ナイトにトドメを刺したクイックサンドもダメージDを受けて猛爆の中で倒れる!
ここで、シャドウ・サンを倒せれば「首級を挙げよ」で1点確保できたのですが、さすがにそこまで上手くはいきませんでしたね。
シャドウ・サンの防御力、あっぱれの一言です。
インペリアルナイトの大爆発という劇的なシーンを終え、戦場に一瞬の静けさが戻りました。
それにしてもここまで熱いシーンを楽しめるとは、インペリアルナイトの醍醐味を存分に味わった気分で、大満足でした(笑)。
とはいえゲームの上ではもはや、インペリアルフィスト側にはタウに対抗する戦力は残されていません。
ここで投了しても良かったのですが、一応ランダムゲームのため、ダイスロールの結果、もう1ターン継続となりました。

獲得ポイント(5ターン目)
タウ・エンパイア(卵帝) インペリアルフィスト(Rman)
「爆砕命令」を捨てていた卵帝君がドローしたカードは2枚。
「圧倒的火力を見よ」・・・射撃フェイズ中に敵ユニットを全滅させれば1点。3ユニット以上を全滅させることが出来た場合はD3点獲得。
「妖術狩り」・・・サイカーなどを1個全滅させた場合、1点獲得。
「妖術狩り」は対象が居ないため、無駄な1枚となりますが、「圧倒的火力を見よ」はタウにとってはまさに最高の1枚。
ここまで来て、まだ攻めてくるか。タウ人め、大善大同の恨み、半端ない!
バラクーダ爆撃機は良い感じに一撃離脱を繰り返してましたね。
ここに来てベストポジションから狙うはタクティカルスカッド!
イオンキャノン・オーバーチャージドがヒット!!
カバーセーブで何とか耐えれるか!?
圧倒的な高火力の前になす術もなく倒れる戦士たち。
ところで、センチネル・オブ・テラのスペシャルルールに
「クローズレンジ・ボルタードリル」っていう優秀なものがあったんですが、
そもそもタクティカルスカッドがボルトガン撃つ暇なんて無かった・・・悲劇。
リップタイドは射撃のみでスカウトを壊滅させる!!
これにて作戦目標「圧倒的火力を見よ」による1点を獲得。
加えてリップタイドは作戦目標確保5も得ている状態。
このターンダメ押しの計2点獲得です。

もはやここまでか・・・いや、まだだ、まだ諦めてはならん!

私は信じている。

この限定版・作戦目標デッキで私が次に引くカードこそ、
起死回生の一手になると!!

一発逆転はあるか!?
運命のドロォー!!!!
作戦目標確保4〜〜〜〜〜!!!
一発逆転ならず!!
っていうか、そういうゲームじゃなかったですね(爆)。
いえ、つい元カードゲーマーのノリが・・・・。
ここに来て僕もさすがに有効打はなく、出来ることはたった2人だけ残ったタクティカルマリーンを走らせることだけ。
Rman投了です!!
いやぁ、実に熱い攻防が繰り広げられた戦場です。終始噛み合ったバトルになっていたようで、終わってみるとこちらはほぼ全滅。
卵帝君のタウはかなりの戦力が残っているという、得点のみならず盤上においてもまさに圧倒的な差が付いていました。

獲得ポイント(6ターン目)
タウ・エンパイア(卵帝) インペリアルフィスト(Rman)

卵帝君のサブボーナスとして敵ウォーロード撃破による1点、敵戦線突破による1点を加えた合計は17点。
対して僕のインペリアルフィストは勝利点の合計は10点!


合計獲得ポイント(ゲーム終了時)
タウ・エンパイア(卵帝) インペリアルフィスト(Rman)
17 10

まさに
卵帝君の完勝です!
勝負は3ターン目に「完全掌握」を達成された瞬間に決まっていたのかもしれませんが、タウらしいロールプレイに加え(笑)、
タウの高機動を完全に使いこなした巧みな運用、
まさに
彼こそ大善大同の体現者であると確信しました・・・・!

ストーリー by 卵帝 
エピローグ

日没が近づき、アレグランの陥落は目前であった。“影の太陽”の緻密なる奇襲戦術や合計12機以上投入された新型のリップタイドバトルスーツの活躍により、今や防衛軍の大半が壊走を始めている。
実しやかに流れる情報では、惑星総督は既に水のカーストの降伏勧告に応じており、まもなく停戦交渉が始まるとの事であった。
真紅の夕焼けが、激しい戦いで血染めになった大地を更に紅く染め上げていた。
夕焼けの空に、大気圏外から飛来するマンタ編隊の威容が影を落とす。



紅い大地に、一人の男が佇んでいた。

彼の右腕には彼自身の身長も超えるかのような巨大な鎚が握られており、その目は、上空のマンタを睨めつけていた。

ここにおいでだったか、中隊長殿。息災でなによりですな。

不意に、背後から声がかけられる。
中隊長と呼ばれた男、ダルナス・ライサンダーが振り向くと、二人の男が立っていた。
二人共、ライサンダーに負けず劣らずの威丈夫であり、緻密な装飾が施された大剣を携えている。その姿を一目見るだけで、彼らが高貴な出自の武人である事は容易に想像できるであろう。

トルステン子爵、ジェラード男爵、貴卿らも生きておったか。あの爆発の中をよくぞ…

爆発の直前、騎体の機械精霊が我らを脱出させてくれたのだ。死に損なってしまったな。

愛騎を失ったとは言え、我らも誇り高きホークシュラウド宗家の帝国騎士。この命尽きるまでまだまだ闘えますぞ!まさか、ライサンダー殿ともあろう御方が、腰抜けの惑星総督の方針に同調するということはありますまい。

帝国騎士らの戦意は全く衰えていない。そして、それはライサンダーも同様であった。

無論。しかし、その前に一つ確かめなければならぬ事がある。ついて参られよ。


ライサンダーは、騎士二人と共に真紅の大地を歩く。途中で、自動哨戒を続けるドローンが幾つか現れたが、三人はそれらを苦もなく叩き伏せながら進む。
やがて、彼らはその場所に到着した…

戦闘の終盤に確認された看過できぬ事態。即ち、戦団司書官である同胞ヌミトールが突如として忌むべきスラーネッシュ神の大悪魔へと変貌と遂げた場所である。
タウの兵器が残す無数のパルス弾痕が大地の形を変え、ドス黒い物体が辺りに散らばる中、耐え難い腐臭が立ち込めていた。いや、甘く芳しい香りとも言うべきなのか…

来ると思っていたぞ、同胞よ。

微かに、ライサンダーに備わったライマン耳管が辛うじて聞き分け得る程度の、囁き声。

貴様は既に同胞ではない。ヌミトールよ。

ライサンダーが顔を向けた方角を見るやいなや、帝国騎士達は固唾を呑んだ。
肉塊、と言うべきであろうか、大悪魔の一部なのか、かつてスペースマリーンだったものの残滓なのか、“それ”はそこにおり、落ち窪んだ眼窩でこちらを見つめていた。
肉塊は、ぶつぶつと何かを囁き始めたが、どうやらライサンダーにはあれの言うことが理解できるようである。



我は遂に、真理に辿り着いたのだよ、同胞ライサンダー。我は、迫り来る敵から同胞達を守りたい一心であった。そして、その瞬間、悟ったのだ。我ら“戦闘者”の本質をな。既に大局が決した中、お前達は、尚も闘おうとしているだろう。その不屈の感情はどこから来るのか?皇帝陛下への忠誠心か?気高き総主長への畏敬の念か?
どちらも正しい。だが、本質はもっと深い処にある。

欲望”だよ。

我々“戦闘者”は闘うために生み出された存在。闘うことこそが本質であり、我らの欲望なのだ。
そして、全ての欲望は…あの御方に通じておる…

目を見開くライサンダーの周囲には、かつて同胞であったこの訳のわからぬ事を喚く肉塊をブチ殺したい雰囲気がまん延していた。しかし、此度のあってはならぬ事象が一人の司書官の乱心なのか、それとも、考えたくはないが…戦団に混沌信仰が深く根ざしつつあるのか。教戒官へと判断を委ねねばならないだろう。
彼は、座標ビーコンのスイッチを起動した。

スラーネッシュ神だよ!同胞ライサンダー!幾ら気高い言葉で言い繕っても、我らの本質は紛れもなくスラーネッシュなのだ!貴様がこの事実をゆっくりと理解していく様を、我は地獄で楽しませてもらうとしようか。グ…ズ…ギャァァァァム!

それきり肉塊は動かなくなった。

終わりましたかな?変わった御友人をお持ちだ。

帝国騎士の声が、ライサンダーを我に帰らせた。

なに、取るに足らぬ用事に貴卿らを付き合わせてしまい、申し訳ない。では征くとしようか。

次の用事は少しばかり長いものになりそうですな。

しかし、どれほどの時が流れようとも、我らは必ず戻ってくる。必ずな。

違いない。実を言うと、時が流れてから戻ってくるのは得意でな。

軽口を叩き合いながら、全裸の漢達は歩み始める。
先ほどのマンタ編隊の着陸地点へと…

ゲームを終えて

いや〜〜〜実に面白かったですねぇ〜〜!
長年共に切磋琢磨してきた親友とのバトルは心躍るシーンの連続でした。

また、7版のメイルシュトロム・オブ・ウォーって遊ぶ前にサラっとルールを読んだ感じだと、とんだランダムゲーだなこりゃって感じで
あんまり面白そうに感じなかったのですが、いやいやメッチャ面白いですよ!

最終的には勝利を目指し全体の戦場の流れを読みつつも、毎ターン提示される作戦目標をこなしていく難しさ。
これが良い感じに相反していて、非常に悩ましい選択を迫られます。
今まで以上に頭の柔軟性を求められる上に、ドラマチックなシーンも量産される良いミッションだと思いました。

そして、タウって良いアーミーだなぁとしみじみと。
タウも良いですね。僕もタウを始めたくなりました!(笑)。
最後にバトル記念ということで、このバトルを盛り上げてくれた役者達を揃えての記念撮影です。

本当に楽しい時間を過ごせて、卵帝君には感謝です。ありがとうございました!
そして、このゲームを一緒に盛り上げてくれて、ルールサポートをしてくださった鉄君にも改めて感謝です。鉄君、ありがとう!
ぜひ、いつか、君のクリムゾンフィストと決着をつけましょう!楽しみにしています。

そんなわけで、このバトルレポートはここで終了です。これを読んでくださった皆さん、最後までありがとうございました。
楽しんでいただけたでしょうか?
ウォーハンマー40Kの迫力、ミニチュアが織りなすドラマの数々からこのゲームの面白さが伝わったら僕としては一番嬉しいところです。


僕も子供が産まれたら、なかなかこういうレポートを作りながらのたっぷり時間をかけたゲームは今後数年は遊べなくなるかと思いますが、
まぁ、この趣味は流行りもしなければ廃りもしないってことで(笑)、気を長く楽しみ続けたいと思います。
次に40Kを遊べるのはおそらく8版が発売されてからかな〜(笑)。

それでは皆さんご一緒に!
フォーザグレーターグッド!!
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