Steam Roller Nippon 2014
Written by 卵帝
イベント日
2014年 10月12〜13日
場所
ふくやま市民交流館
参加者
Ericさん(主催者)、ダニエルさん、ヤマナカさん、Rachelさん、M-seyaさん、KTさん、ざんじさん、蒼一郎さん、Tanyaさん、Dungeon Lordさん、ゲンキさん、野火さん、バールさん、量産型さん、鉄さん、W-nightmareさん、高橋誠さん(とご家族)、気ままな旅人さん、卵帝(順不同)

始めに

10
月の連休!今年もこの時期がやってまいりました。
そう、福山で開催される大規模なスチームローラーです。

昨年の第一回大会は、日本では公式なものは(恐らく)初開催ということで、
かなりの注目が集まり、参加者もほぼ定員一杯という大成功なものだったと思います。

それから一年経って、ネットを通して見ている分には、
日本のPPゲー環境はかなり盛り上がって来たなという印象ですね。
ミニチュアゲームショップさんが数店舗取り扱いを始めたり、
それに伴って新規のプレイヤーさんが増えたりという感じで。

それらの店舗や米軍基地の中でも公式なスチームローラーの大会も何回か行われていました。

そのような環境にあって、もう一度福山でやるんかい?という事ですが、
やはりサージェント・エリックはやる気満々で、
開催の運びとなりました。


正直、現在の状況では「敢えて福山」ではなくても良くなってきているので、
参加者はどうなるかなーと不安な部分もあったのですが、
告知後、かなり速攻で枠が埋まってしまって、
参加を諦められた方も出たぐらいで嬉しい驚きだった反面、
申し訳なかったなという気も致しました。

昨年は、初開催でどうなるか分からんから、サポートの層を厚くしておきたいというのと、
記念すべきイベントのレポート作成という大義名分があったため、僕はスタッフとして動いていました。

しかし、前のレポートの最後にも書いたとおり、大会の盛り上がりを見ていて、
次は一人のウォリアーとして参加したい!と思ったため(笑)、
今年は、いち戦士としてペイントやスパーリングをしてきました。


そういった感じで、第2回のレポートをお届け致しますが、
なにぶん僕自身戦いながらという状況であったため、
全体のレポートというよりは、むしろ「参戦記」みたいな感じになっております。
全体の雰囲気とか、完成度なんかは去年一球入魂したヤツの方が遥かにいい感じだと思っていますので、
未読の方は是非そちらを読んで頂いた上で、今年の分という流れだと嬉しいです。


大会当日

今年も、前日組で色々と盛り上がっていましたが、僕は普通に仕事だったため(笑)、夜遅くに福山入りし、普通に大会当日を迎えました。
一週間前から分かっていたことですが、今回は、
今年最強の台風が迫りつつある中、というタフなコンディションでの開催となりました。
そのため、台風関連で
2人のドタキャンが出てしまったため、やむを得ず14名でのトーナメントです。
W-nightmare君が補欠として待機してくれていたのですが、二人キャンセルが出たんで、出番はなしという感じで、申し訳なかったです(笑)。

会場が確実にセットアップされていきます。
参加者の皆様のご協力もあり、スムーズに終わりました。

皆さん、アーミーを出したり、ロスター書いたりと、準備されています。
まぁ、僕もこんな写真を撮っている場合では無かったんですが(笑)。
去年と比べると、今年はテレインがかなりパワー
UPしています。
エリックさんはいつの間にこれ程揃えられたのか…

岩国ベースでもイベントを開かれているみたいなんで、
それ用もあるんでしょうね。

エリック&ダニエルの司会で、いよいよ開会式が始まりました。
写真ではイマイチですが(笑)台風にも負けず、
戦士たちのテンションは上がりつつあります。

第一回戦のカードも発表され、一気に盛り上がってきました。
どの大会もですが、
カードが決まって阿鼻叫喚な感じになるテンションが好きなんですよね(笑)。
しかし、
KTさんは流石前回チャンプという貫禄の落ち着きですね。
まぁ、素でこんな感じという話もありますが(笑)。


Paint or Die!

恒例のオアダイです。参加者達のフルペイントアーミー写真は、RoR的には、このレポートの本命であり、
ここさえしっかり撮影できておけば、後はまぁ流れで…という感じすら漂います(笑)。


今年も、
一人もDieされることなく無事に開始できました。そろそろ「その場面」を見てみたい気がするので、
来年度はリザーバーを用意した上でのフェイク参加者として誰か廣島会の方に
Dieされる役になってもらいましょうかね(笑)。

それでは、各選手のアーミーをご覧下さいませ。参加登録順にご紹介していきます。


@ダニエルさん/Trollblood

一番手は、やはりその漢、ダニエル!去年と同じくトロブラで参戦です。
廣島会の
PP環境では、僕の最大のライバルであり、昨年度は3位入賞している強者です。
僕を始めとして、一年中PPしかやりこんでないって方は殆どおられないんじゃないかと思いますが、
ダニエルは去年以来、ホントに
PPSRシナリオしか遊んでいないので、マジで強化されていると思います。

A卵帝/Skorne

2番目は僕がエントリーさせて頂きました。使うのはホード発売直後から作り続けてきたスコーン!
塗るのが大変なファクションですが、その分完成して並んだ時の感動は大きい奴らですよね。
戦闘力もパワフルな感じでナイス。
詳しい説明を後で書こうと思います。
因みにドタキャン含めても、今回ホード勢は僕とダニエルさんの二人のみ。来年はもっと増えると嬉しいですね。

Bヤマナカさん/Mercenaries

ハイヤマナカです!ミニチュアゲーム会でひょっとしたら最も有名かも知れないヤマナカさんが今年も来てくれました。
今年はコロッサル・ガレオンを引っさげて、マグナス様でのチャレンジです。
マグナスは、ヤマナカさんが
PP始められた時に最初にセレクトされたキャラなんで思い入れもありますよねー。
去年は全敗だったので、今年は目指せ一勝だとか。

CRachelさん/Protectorate of Menoth

廣島会の古参メンバーではありますが、結婚、出産を機に暫くお休みされていたレイチェルさん。
今年から復活し、メノスで参戦です。超大量のモブ編成を塗り上げたのは素晴らしいですね。
因みにベースデコされてないように見えて、
ん〜?Dieって思ったんですが、石畳みたいなペイントがされてて、
普通にベース塗るより大変そうだったんで
OKになりました。一児の母の闘いに期待です。

DM-Seyaさん/Cygnar

今年も来てくれました。埼玉はザット会の強豪M-Seyaさん。去年はワニでしたが、今年は本気ファクションのシグナーです。
僕もシグナーの人というイメージだったので、戦闘力は昨年とは比べ物にならないでしょう。
ダブルコロッサル&バトルエンジンという見た目の圧力は、今大会中一番ではないでしょうか。

EKTさん/Retribution of Scyrah

下馬評では優勝候補筆頭!まぁ、当然です。彼こそは昨年度のチャンピオンなのですから。
ここにいる全員が…対KT用スペシャルホールドを使う日を夢見ていたのだよ…
と思わず猪狩さんのセリフが出てきてもおかしくはありませんね。
チャンプ
KTは、今年は使用ファクションをリトリビューションに変更されているので、
そのへんに唯一付け入る隙があるといえばあるのでしょうか。

Fざんじさん/Convergence of Cyriss

福島という最遠方の地から、今年も参加して頂けましたざんじさん。
最強のフットワークの持ち主です。前夜祭からかなりテンションを上げられてたみたいですが、大丈夫なんでしょうか(笑)。
驚くべきことに、最新勢力のセファリクスではありません。去年に引き続きコンバージェンス。
これは、昔からざんじさんを知る人間にとっては、かなり異例の事態です。
持ってくるのが面倒だったからとか。来年に期待しましょう!

G蒼一郎さん/Convergence of Cyriss

KTさん最大の対抗馬、昨年は2位の強豪、蒼一郎さんです。昨年のお二人はマジで強かった。まぁ、今年もか(笑)。
使用ファクションはコンバージェンスに変更。
発売から一年以上経ち、かなり戦法が練りこまれてきて海外でもトーナメント上位に来るようになっています。
去年も思いましたが、オリジナルカラーがカッコイイですよね。

HTanyaさん/Protectorate of Menoth

昨年から引き続きメノスでの参加となりましたターニャさん。名古屋から車で来られたとか。お疲れ様です。
しかし、アレなんですかね。メノスは女性プレイヤーに人気がある(笑)?
重装甲のイグザンプラーバスティオン、シネレイターが目立つ感じで、レイチェルさんのとはまた違う迫力を感じますね。

IDungeon Lordさん/Cygnar

ターニャさんと共に名古屋から来られました。初参加のダンジョンロードさん。外国の方で本名はフィルさんです。
日本語ペラペラで凄く良い方でした。この方のシグナーはかなり塗りこまれてて、
もし僕が審査員をしていた昨年参加されていたなら、迷うことなくこの方をベストペイント賞にしたなーと思いました。

Jゲンキさん/Cygnar

廣島とも交流の深い大阪からは、ゲンキさんが初参加してくれました。
何度も廣島会には遊びに来て頂いているので、嬉しいですね。
GWゲーにおいては、かなりの強豪で色々なトーナメントでお会いしたことがある強力なライバルです。
PP
歴はそれほど長くないので、大会前には廣島にも特訓に来られましたが、ゲンキさんの実力からして、
その時よりは遥かにパワーアップしている事は間違いありません。
しかし、たまたまシグナーテレインが背後にあったんで良い写真ですね(笑)。

K野火さん/Retribution of Scyrah

闘うイタリアンシェフ、野火さんが関東から初参加です。昨年のSR後にその盛り上がりで始められたというのが嬉しいです。
なので、
PP歴はそれほど長くはありませんが、GWゲーにおいてはかなりの強豪です。
RoRレポートにもあるスローン参戦記でも、Betzさんや僕と共に33勝組に残ったことは記憶に新しいですね。
リトリビューションのカエリッサで発表された最新かつ強力なティア編成を使われているのが特徴です。恐ろしい!

Lバールさん/Cryx

廣島会からバールさんが初参加です。
40kがメインで、
PPはキャンペーンなどでのんびりと遊ばれていましたが、大会参加者のキャンセルを受け、
リザーバーとしてダニエルの傍から見たら脅迫にも見えかねない(笑)熱烈な説得で参戦を決意されました。
何げに今大会唯一のクライクスプレイヤー。珍しいですよね。ケイドアなんか一人もいないのは奇跡じゃないかと思います。

M量産型さん/Retribution of Scyrah

2人目のリザーバーとして、廣島会の量産型君が参戦してくれました。
去年は、始めて間もなく、いきなり苛烈な闘争に放り込まれた感がありましたが(笑)、
一年を経てどのぐらいパワーアップされているかが楽しみですね。
使用ファクションも続けてリトリビューション。今大会はシグナーとリトリビューションが多いのが特徴的です。


以上、全14闘士をご紹介いたしました。
去年は、この段階で参加しときゃ良かったと思っていたのですが、今年はなんと、参加してますからね(笑)。

しかし、今回のデカブツ率の高いこと高いこと。むしろ入れてない方が目立つんじゃないかと思うほどの勢いです(笑)。
やはりポイントも増えて入れやすくなったのと、時間制限があるんで運用の短縮のためってのが大きいんですかね。


マイアーミー紹介

早速、第1回戦と行きたいところなのですが、こっから後は、基本僕の戦闘が続きますんで、
PP
ゲーを嗜まれている方向けに、
僕のアーミーの戦法をご紹介しておいた方がより楽しんで頂けるかなと思い、ちょっと紹介させて頂きます。

今回のレギュは50P2リストです。
去年は
42P、2リストでしたが、去年と違い、どちらかのリストは最低一回は使わないといけないというルールが追加されてます。


リスト@
スコーンで最もバランス取れてて手堅いキャラとの評判も高い、
ロードアービター・ヘキセリス(以下
eヘキセリス)が率いるマンモスを主力とした編成です。

単体ではうんこなマンモスさんを最大限活躍させることに焦点が置かれており、色々な強化要員が含まれています。
大まかな基本戦法は遠距離からクレアのビームで痺れさせた上での、
マンモスの砲撃や
eヘキセリスの魔法連打を行って優位を保ち、
焦れて近づいてきた相手をスコーン最強歩兵(笑)ワニやらマンモスの殴りで仕留めるという感じです。

eヘキセリスはモブ掃射が得意なんで、モブ系編成にはこっちを使います。
大物がいても、ある程度ならマンモスの殴りで粉砕出来るだろうという算段。

どんな相手にも対処可能なバランス編成を目指したので、基本はこっちを使うつもりです。

リストA
見た目から超目立つザークシス・フューリー・オブ・ハラーク(以下eザークシス)率いる、超ビースト重視編成です。
スコーン最強の切り札、紅き武者モリックさんもこちらに投入しました。
先の編成の対応限界を超えているようなジャック、ビーストヘビーな編成、
もしくは射撃に対してクソ守りが堅いようなアーミーに対して投入します。

戦法は極めてシンプルで、モビリティーをかけて足が早くなったビースト軍団を突っ込ませ、
キルゼムオール!するだけです(笑)。
ジャックヘビー編成というのは、相手が自軍戦力を破壊しきれない前提で押せ押せな運用をするので、
そこを正面から破壊し尽くす(笑)のが目的です。

最強の矛ではありますが、逆に、ピーキー過ぎて相手がモブ編成だと全く役に立ちません。
その辺を選んで使える
SRレギュならではの編成と言えるでしょうねー。
あと、この編成は回すのに時間がかからないし、疲れないです。
こういう長丁場の大会では純スペックよりもそういう要素も重要になってきますよね。

実は、当初もう一人は、スコーン最強と名高いザール先生を使う予定で特訓もしていました。
しかし、超カッコイイ
eザークシスが発表され、しかも発売日(11月下旬)前に大阪のゲームショップVillage店長、
高橋さんに海外で
8月中旬に先行販売されたものをゲットして頂いたのです。
ご本人も大会の見学にはいらっしゃるとのことでしたので、
ここはやはり感謝の気持ちを込めてザークシスで行くしかねぇ!という感じで急遽変更になりました。

最新中の最新キャラなので、僕自身練度は低いのですが、
逆に日本国内で
eザークシスと戦ったことがある人は居ないでしょうから(笑)、そのへんでプラマイゼロですかね!

そういうわけで、少し時間を頂き、僕が用意したウェポンについて理解を深めて頂きました。
それでは、一回戦に進みましょう!



一回戦

遂に始まった一回戦目。僕の相手は…M-Seyaさんです!
日本でのPPゲー黎明期から熱心に遊ばれている一人で、僕が関東にいた時も何度かバトルをさせて頂きました。
はっきり言って、緒戦の相手としてはキツ過ぎる感じです(笑)。

デカブツ多めの本大会においても、ダブルコロッサル&バトルエンジンは異様に目立っていました。
トレー1枚にしっかり収まって、持ち運びしやすいのも利点であるとのこと

遂に始まりました。シナリオは8番。ラリーポイント。因みに、全部の卓が同じシナリオです。
M-Seyaさんの使うのはエピックハーレイ。
PP界においても3本の指に入る程の極悪キャラです。その魔法力は半端ないですが、防御の薄さが唯一の弱点。

僕が選んだのはリスト2。こういうデカブツ多めな無茶な相手と戦うためのザークシスさんです(笑)。
シグナーは電撃によるディスラプションやエレクトロリープのモブ掃射が持ち味ですが、
そういうのはこちらのアーミーには一切効かないので、
M-Seyaさんとしても二人しかいないホードに当たってしまったのは苦しいところ!…と思いたいですね(笑)。

最強のフィートとも呼ばれるエピックハーレイのフィート中は、こっちはマジで何も出来ないのでひたすら忍耐の一文字です。
シグナーのお家芸の猛砲撃でザークシス本人も瀕死に追い込まれ、正直投了レベルだなーとか思っていたら、
ブロンズバックがトランプルすればハーレイの目の前に立てるという事に気がつきます(笑)。

早速、ザークシスさんのフィートを発動し、ブロンズバックに殴りに行ってもらいました。
ハーレイは、フォーカスは大量に乗っていたものの、
殴りの化身とも言える荒ぶるブロンズバックの前にはひとたまりもなく、暗殺で決着がつきました。



いきなりトーナメントで最も当たりたくないキャスターとの戦闘で、
ヤバかったのですが、一瞬の隙をつけて辛勝出来た格好です。
っていうか、エピックハーレイが負けるとしたら、大体こういう感じ以外は無いと思います(笑)。

M-Seya
さんの編成は、前回入賞したような関東の上位陣を喰う事を視野に入れたような編成で、
関東人は対戦を嫌がっていましたので(笑)、
結果的に関東勢を助けてしまったという可能性がデカいです。

何はともあれ、熱いバトルでした。
M-Seyaさん、ありがとうございました。

自分のバトルが終わって初めて、他の卓に目線を向ける余裕が出てきます。
どの卓も熱いバトルで盛り上がっていました。
興味深いバトルも幾つかあったのですが、僕は昼休憩中に先ほど掲載した全アーミーの写真を撮らないといけなかったため、
一足先にお昼に行きました。お店は去年もいった尾道ラーメン一丁です。

激闘のダメージを美味しいラーメンで癒さねば。

戻ってくると、皆さんご飯を終えてまったりとお話ムードになっていました。
激闘の間の休息ですねー。エリックはデータ処理に追われています。お疲れ様です。


二回戦

昼休憩も終わり、サージェントからマッチングが発表されました。
僕の相手は、一戦目で廣島会のバールさんを破った
フィルさんです。2連続シグナー(笑)!

フィルさんが使うのは、女スナイパーのキャスター、カラ。
超射撃重視で、ある意味シグナーを体現している存在です。
強力な相手ですが、エピックハーレイと比べると女神に見えます(笑)。
編成も
PPゲーの常識の範囲内という感じでしたので、こちらも鉄板のマンモス編成をセレクトしました。

編成を決めたら相手と同時に発表するんですけど、
シグナーのどちらの編成もマンモスの方が適切だろうと思ったという事ですね。
これで、最低一回ずつ使うというノルマはクリア。

いきなり決着の場面です(笑)。
僕はかなり気をつけている方なのですが、
それでもバトルに夢中になりすぎると写真を撮ってなかったーって事がありますよね…

フィルさんはコロッサル・ストームウォールを全面に押し出してがっぷり四つの構えでしたが、
後ろにカラが薄いフォーカスで立っていたため、ブラックスポットやヘルファイアなど、
ヘキセリスの魔法を撃ちまくり、ウィルブレイカーでパペットマスターかけたクレアビームを無理やり当てて
DEFを下げ、
マンモスの主砲で仕留めたという感じでした。

フィルさん曰く、スコーンは殆ど知らないので、いきなりそう言う攻撃に出てくるとは思いもよらなかったとのこと。
何とも申し訳ない感じですが、この分からん殺し感が
PPとも言えますねー。

早めに決着がつき過ぎて申し訳ないので、
ここで僕が審査員ならばベストペイント賞間違いなしであろうフィルさんのアーミーをご紹介しましょう。
ストームウォールは、大型モデルでありながらグラデをかけるべき部分にはしっかりとかけてあって、良い感じですよね。

キャラクター系。シーリスのなんか魔力っぽいコンバージョンがカッコイイです。
青いシグナーの中にあって一際目立つウィッチハンター、ハーラン・バーシュの渋いペイントも注目です。

シグナーの鉄板ユニットであるロングガンナーもきちんと塗りこんであります。
バナーも凄い綺麗ですし、全軍に渡って施してあるレンガのベースデコレートがまたイイんですよ。

因みにこのアーミー写真は、大会翌日のフリープレイの際にゆっくり撮影させて頂いたものです。
あくせくしている大会中は、じっくりミニチュアを見つつ語らいが出来ないのは善し悪しですねー。

隣でダニエルと蒼一郎さんが、なんか揉めたりしてたんですが(笑)、
この卓は終始実にフレンドリーかつ和やかな雰囲気でした。
フィルさん、楽しいゲームをありがとうございました。

他の卓の様子。恐らく一回戦負け組の中で最強であろうM-Seyaさんの不幸な相手は、量産型君ですね。
スマヌ…と心の中で謝りましたが、ここでも謝っておきます(笑)。

なんかモメてた隣のダニエルvs蒼一郎さんの卓。
何げに前回の2位と3位という好カードですね。
いきなり
「ソレはデキナイデショー!?」って大声が聞こえてきてニヤニヤしてしまいました。
ダニエルとゲームすると多かれ少なかれ必ずモメます。
僕にとってはいつもの事ですが、初対戦の蒼一郎さんは洗礼を受けた様子(笑)。
とはいえ、きっちり勝利されていたのは流石蒼一郎さんという感じでした。

そういう感じで
2回戦も無事に終了しました。
既に結構クタクタで、
まだ半分!?って感じです。
そして、稼いでるポイントの関係で、
恐らく次の相手は
KTさんか蒼一郎さんかという
地獄二択な雰囲気がしてきました(笑)。
どっちとも戦いたくねぇ!


第三回戦

サージェントからカードが発表されるとその結果は予想通りというかなんと言いますか…
チャンプKT遂に戦うことになりました。

今までに何度も対戦していますが、勝率はかなり悪く、去年のフリープレイでも敗北を喫しています。
まさにハイクを詠む瞬間が訪れた感がありましたが、今回はクライクスじゃない!
そこに希望を託すしかありません。

何故なら、
KTさんは色々なファクションを遊ばれていますが、
僕と戦ったゲームは全てクライクスしか使っていないのですから…


チャンプのアーミーが姿を現しました。
キャスターは魔力高くてひ弱なタイプのアデプティス・ラーン。
心なしか、オーラを纏っているようにも見えます。
しかし、緑色の配色は新鮮ですが良い感じですよねー。

バトルが始まりました。シナリオは2番、サプライ&ディマンド。
僕がセレクトしたのは再びマンモスの方。
スコーンはプレイヤーが非常に少ないため、いかにチャンプでも搦手が満載のこのアーミーなら、
さっきの暗殺みたいに何か決まる事もあるだろうと考えてのことです。

僕から見たチャンプのプレイングの特徴として、とにかく守りが堅い、
ウォーキャスターが隙を晒さない、というのがあるので、直線的なザークシスでは殺しきれないでしょう。

にじり寄る両軍。写真としては見えませんが、実際は結構な数の魔法や射撃が応酬されています。
コロッサル・ハイペリオンはチャージできないポラエティーシールドを張りつつ接近中。
ラーンはやはり堅い位置にいます。とても暗殺は狙えない。

ジャック
3機に殴られればマンモスは瞬殺ですが、ここでスコーンの必殺兵器アゴナイザーの鳴き声が響きます。
フォーカスが割り振れなくなり、思うように進めない
KT軍。

両者ともに決め手を
欠き、泥沼の様相を呈します。
お互い苦しい!を連発しますが、チャンプと互角に戦えていること自体が素晴らしいですね。

マンモスが、その巨体をハイペリオンにぶつけ、粉砕しました。
実際はチャージできなかったので、手前にいるグリフォンにチャージしてます。
モデルの関係で(笑)、グリフォンの方を向けてませんが。

一回分攻撃が少ないのに、十分にハイペリオンを粉砕したので、
KTさんもですが、僕も驚きました。
アゴナイザーも何か生き残ってますし、ここで、
KT軍がジリ貧になっていく流れが漂い…

(もうころすしかない…)

とチャンプの目に殺意が宿ります(笑)。

追い詰められたKT軍。後衛キャラであるはずのラーンが前線に出張ってきました。

ヘキセリスの目の前で呪文禁止フィールドを張っていたオリンを殴り殺し、
フォースハンマーをヘキセリスに叩き込んで転ばせ、全軍の射撃を集中して暗殺するというプランでしたが、
傍にいたワニにかかってたアッシェンヴェールが絶妙な感じで効いたり、出目がしょぼったりして命中しません。
オリンを倒した時には、既にラーンはフォーカスが尽きていました。


次のターン、目の前のラーンをマンモスで小突き、
打倒チャンプに成功しました。
最後の殴りはかなり迅速に決行しましたが、
ゲーム終わったすぐ後ぐらいに時間切れになったんで、危なかったです。

いやー…まさか、ここでKTさんに勝てるとは夢にも思いませんでした。
様々な要素がありましたが、僕がミスった時にやり直しを認めてくれたチャンプの広いお心や、
出目など、まぁ、色々あって勝たせて頂いたという感じですよ。マジで。


「俺に勝ったからには優勝してくれ。」

と応援して頂きましたが、まぁ、善処はします(笑)。一応…
KTさん、ありがとうございましたー。


第四回戦

遂にここまで来ました。うーむ…我ながら素晴らしい善戦です。
そして、最終戦の相手は勿論…



前回2位の蒼一郎さんです。やはりここに来るまできっちり3勝しているので、恐るべき実力。

「卵帝君が勝ってくれたから、相手がKTじゃない!良かった!」

と感謝されました(笑)。まぁ、決勝の組み合わせが、去年と同じってのもねぇ。
何か、イイじゃないですか。
西と東の代表って感じで。

両者、熱い握手を交わしつつも、
殺意が見え隠れしています(笑)。っていうか見えてます。

蒼一郎さんとは、結構前から知り合いなのですが、何げに初対戦なんですよね。
そのゲームがこのような大一番になるとはって感じですが、僕も折角だから優勝だ!って気分が出てきました。
相手にとって不足なしです。

他の卓もセットアップが始まっています。
皆さんクタクタでしょうけど、もうひと頑張りですね。
青一郎さんと僕の決勝卓は、真ん中にあって今まで使われていなかった決勝専用テーブルです。
テレインやマットも一段豪華な入魂の卓です。


こんな良いとこでゲームできるとは!

遂に始まったラストバトル。
青一郎さんのコンバージェンスは、当たり前ですがコロッサルを始めとしてジャックが一杯入っており、
更にコンバージェンス中最強の防御力特化を誇るファーザー・ルカントが操っています。

対射撃にせよ、接近戦にせよ、並みの硬さではない最強の盾といっても過言ではないアーミーです。
耐えて勝つ、というシンプルな戦術を攻撃力超偏重な
PPゲーで実現できるというのは恐ろしいことです。

やはりここで使うのは
最強の矛であるザークシス編成!まさに、こういう相手が欲しかったんです。
相手もちょっと焦るぐらいにメタな編成(笑)。
まぁ、これで勝てたら、高橋さんの方に足を向けて寝られないですよ。ホント。
因みにご本人も真横で観戦されています。

シナリオは、
12番のファイアサポート。蒼一郎さん先攻でのスタートです。っていうか僕は4ゲームとも後攻でした(笑)。

早々に、コロッサル・プライムアクシオンに引っ張られてブロンズバックが沈み、フィートが発動されます。
バカみたいな防御力。しかし、こちらの攻撃力もヤバイ級です。

怒らせる+イグナイト+ザークシスフィートで最強モードになったモリックさんが殴りまくり、
ARM24のプライムアクシオンをスクラップ直前まで追い込みます。

続けて、グラディエーターが突進し、完全粉砕の予定だったのですが、ルカントのウォッチャーが発動し、
プライムアクシオンに殴り返されて、よりにもよってボディが潰れ、有効打を与えられません。

まさか、このアーミーの正面衝突を受けきるとはぁ!因みに、もはや
二人共シナリオを遊ぶ気はゼロ(笑)。

進撃は止まりましたが、以前状況は僕優勢。
コンバージェンスに特に効果てきめんなアゴナイザーの鳴き声が響き渡り、
ジャックどもが役立たずになる中、ずっと俺のターン!な感じで攻撃が続行されます。
奥にいるジャックもタイタンに叩き壊され、かなり焦る蒼一郎さん。


「続くかァ? 続くかァ? 蒼一郎 続・くゥ・カァ」

と思わずカーズ様の名セリフを言いたくなる状況ですが、
こっちもアゴナイザーが死ぬ前にアクシオンを何とかしないと、フォーカス供給再開されたら、
ザークシスさんが死亡確定な位置で頑張ってるんでかなり焦っています(笑)。

そんな中…遂に紅き武者、
モリックさんが力尽きる…続けて、アゴナイザーも…

最後の力を振り絞るザークシスさんですが、これだけやっても後数ダメージが削りきれない!
後ろでメカニックがチマチマ修理してますしね。遂にアクシオンが本格的に再起動を始めます。

ちらりと壁時計を見ましたが、ゲーム終了時間が来そうなところ(ある程度の範囲でランダム)までは、
無慈悲にも
20分以上あります(笑)。

アクシオンにぶっ飛ばされるのかと思いましたが、ここで敢えてルカントが前に出てきて殴り殺されました(笑)。
まぁ、勿論後詰めとしてアクシオンもアップを開始はしていたので、死亡確定な状況ではありましたが…

そういうわけで、
完敗です!
ちょっと悪役キャラっぽかったのが不味かったか(笑)!

決勝に相応しい熱いゲームだったと思います。流れを簡単に説明すると

「ガキーンしてるところにバーンと突っ込んでギリギリ壊せなくて負けた」

という感じですが(笑)、一見単純な流れでも色々と複雑な要素が重なっての結果なんですね。ホントか?

我がザークシスにトドメを刺したルカントお父さん。

スターウォーズのグリーヴァス将軍みたいな見た目しやがって(笑)。
横の重歩兵もチクチクとザークシスを削って頑張っていました。

全てを出し切った感のある悔いのないバトルでした。

蒼一郎さん、どうもありがとうございましたー。

最後まで激闘が繰り広げられていたダニエルvsKTさん卓。
当然のごとく、モメていたみたいです(笑)。
結果は驚くべきことにダニエルの勝利!チャンプは僕との戦いで力尽きてしまったのか!

決勝卓の端に置いてあった凄い塔のテレイン。オルサンクみたいですよね。
ダニエル秘蔵のテレインで、ebayで買ったワンオフの焼き物なのだとか。
値段は言いたくないそうです(笑)。
しかし、マジでカッコイイ。分割して持ち運べる親切設計なのも良いです。


結果発表!


全てのゲームが終わり、いよいよ表彰式です。
激闘の一日が終わり、皆さんの顔も笑顔ですねー。
何故かチュッパチャプスをなめているダニエル(笑)。


3位!ダニエルさん!

チャンプKTとの激闘を制し、去年に引き続き3位へ入賞です。
実に安定した実力の持ち主と言えるでしょう。廣島会の仲間として非常に嬉しいです。

おめでとうございます!


ファイナリスト!卵帝!っていうか僕!

ついでに、
最も大量虐殺したプレイヤーでもあるらしいです(笑)。
ウォーキャスター死んだら、そのバトルグループは軒並みポイントになりますしね。

いやいや、十分に力を入れてはきましたが、
まさかここまでやれるとは思っていなかったので、非常に嬉しいです。

実は、優劣のつけ方を勘違いしていて、同じ勝敗数ならシナリオ点が多い方が良いと思っていたんですよね。
そういう意味で、僕は殆どシナリオ点を稼いでいなかったので、
他の
31敗プレイヤーから選出されるだろうと思っていたのですが、
実はその上に優先すべき「強い相手と戦った点」みたいなのがあって、
実際は
3勝どうしが当たるあのテーブルに出た時点で双方最低でもファイナリストは保証されていたみたいです。

全く知らなかっただけに名前を呼ばれた時、嬉しさも大きかったんですね。


そして、今年度チャンピオンは、勿論!蒼一郎さん!

前回のファイナリストでありますが、もう一つ順位を上げてきました。恐るべし!

2年間に渡っての8戦で1回しか負けていない!まさにチャンピオンに相応しい漢と言えるでしょう。
来年、蒼一郎さんを倒せる漢はいるのでしょうか!?勿論前チャンプ
KTさんの巻き返しも怖い!

続けて特別賞が発表されました。

ベストペイント賞!卵帝!またしても僕!

これも嬉しいですね!
ミニチュアゲーマーとして、ある意味最高の栄誉です。
むしろ、トーナメントでは勝ちが薄そうなんで、こっちで目立つために制作に力を入れていたという感じですが(笑)、
ゲームの方も予想外に健闘出来ました。
そういえば、僕は着てるシャツもオンライン直販限定のスコーン
Tシャツなんですよ。
この気合の入りよう(笑)!


最下位賞!量産型君!
何か去年はブービー賞だった気がするんですが、何故か最下位へ変更(笑)。
去年よりも更に強敵との連戦だったため、この順位となりましたが、
誰かが背負わなければならない宿命です。
ポスターを手にして実に嬉しそう!急遽リザーバーでの参加お疲れ様でした!


黄金、白銀、青銅の聖闘士で並んで記念撮影。

順位は違えど、KTさんが僕に入れ替わっただけの顔ぶれです(笑)。
しかし、トップは取れなかったとは言え、廣島会の面子が並んで地元としては嬉しいですよね。
最下位まで含めて駒が揃っているということです(笑)。


来年は、似たような面子になるのか、ガラリと変わるのか、楽しみですね。

皆様、改めておめでとうございます。

最後は、参加者&見学者&スタッフ、ともかく会場全員で並んで記念撮影!

秋の日は釣瓶落としで、外はすっかり真っ暗ですが、皆さんの笑顔は明るいです。お疲れ様でしたー。

特に、
主催者のエリックさんと、スタッフの鉄君!
陰ながら、本大会を支えてくれて
ありがとうございました。
鉄君も実力は僕やダニエルと勝ったり負けたりでかなり拮抗していますから、来年はウォリアーとして出てみますかね?


打ち上げ

当日帰られる方も何名かいらっしゃいましたが、恒例の打ち上げがスタートしました。
今回のお店は去年と変えてみて、鳥料理の「鳥好」さんです。
今年度チャンピオン!黄金聖闘士である蒼一郎さんの音頭で乾杯となりました。



乾杯!!!
お疲れ様でしたー!!!



皆で飲んで語らい、実に充実した時間を過ごせました。
戦術論、昔の話、今日の話、来年の話、アニメの話(笑)など、色々な話題が出ていましたね。



宴会もお開きとなりました。
が、料理は美味しかったんですが、主食系が出なかったので、最後にシメのラーメン組、
更に二次会で飲む組(笑)、普通に帰って寝る組に分かれ、解散となりました。

僕、
night君、鉄君、M-Seyaさん、蒼一郎さんの5人はラーメン屋へ。
この店は福山駅前の
「八十吉」という博多ラーメン屋で、尾道ラーメンの「一丁」と並んで、中学高校時代の僕らが通いつめていたお店です。
僕は博多で
6年過ごしたことがありますが、その僕が改めて食べてみても、本場と何ら遜色ない美味しい店でした。
福山来た時は、いつもどっちに行くか迷うんですが、今回はどっちも行けて満足です。

まぁ、昨年のレポートにも小さく書いてますが、実は去年の飲み会のシメでもこれに近い面子で行ってました。
奇しくも、今日の対戦相手が中心でしたので、ゲームのことなんかも含めて色々と馬鹿話に花が咲きました。

M-Seyaさんは明日の朝一で帰られる予定なので、ここでお別れです。
お疲れ様でした。
対戦ありがとうございますー。
そういうワケで、今度こそ本当の解散となりました。

マジでクタクタだったんですが、ホテルに帰っても
興奮とか嬉しさで中々寝付けなかったですねー。

しょうがないんで画像の選定とかしてました。


2日目フリープレイ

二日目の朝はのんびり始まったという感じでした。
まぁ、僕は早めに会場入りしましたが、昨日の飲みが効いて(笑)、皆さん遅めの出撃でしたね。
ダニエル&エリックも二日酔いでくたばってました。
その一方で、台風が接近してくる中、
KTさん、フィルさんTanyaさんなど何名かの方が、予定を早めて朝一で帰られました。
折角の機会なのに、残念でなりませんが、まぁ、天には勝てませんからね。
因みに
JRもこの日は正午で運休になると告知されていました(笑)。
外は雨風か強くなりつつあります。

蒼一郎さんの優勝アーミーを改めて撮影。
トロフィーと並ぶと、威圧感が半端ないですね。
セラミック装甲みたいなペイントもカッコ良くて、まさに
王者に相応しい貫禄を漂わせています。
これと戦えたのは実に光栄なことですね。

朝ごはんや牛乳を摂取して、ようやく二日酔いモードからエンジンがかかってきた(笑)、
ゲンキさんとゲームを始めました。

実は、大会前から、本戦で当たらなかった場合は是非やりましょうと決めてたんですよね。
ゲンキさんも
31敗と大健闘されており、戦績自体は2位の僕と遜色ありません。
流石は、僕の強力なライバルの一人よという感じです。今日は、タイマーを切ってのんびりと遊ぶことにしました。

ゲンキさんのアーミーは、シージ率いるシグナー。
プレスギャンガーで足止めしている間に、後続が展開するという算段でしょうか。
正統派なプレイングが持ち味のゲンキさんらしいスタンダードな編成です。

そういうわけで、僕が使ったのはマンモス編成の方。
プレスギャンガーにブラックスポットをかけ、スナイプかかったマンモスキャノン驚異の
8連打で、
プレスギャンガー、奥のガンメイジ、手前にいたスカウトなどが軒並み壊滅状態です。

あまり本戦ではやる機会がありませんでしたが、このアーミーは、モブ掃射はお家芸なのです。
崩れたシグナー軍の戦列に、ワニ軍団がなだれ込みます。

次ターン、シージはフィートも交えて苛烈な反撃を繰り出します。
我が軍の前線にかなりの損害が出ますが、シージが危険な位置に立っているのをヘキセリスは見逃しません。

そう、このアーミーの必殺プランの1つである、
ブラックスポット→パペットマスター→クレアビーム→マンモス砲
3連射の暗殺攻撃が見事に決まり、シージを倒します。
この攻撃は、まぁ、ウォーキャスター暗殺ができれば最高なんですが、
ホードが相手の場合は、サークルのヘビービーストぐらいまでなら余裕で射殺出来るので、
睨み合いにおいてかなり優位に立てます。

やれやれ、何とか白銀聖闘士としての面目躍如ですね(笑)。

互いの将を並べて記念撮影。
ゲンキさん、今回は、大阪から来て頂いて
ありがとうございました。
また是非、
PPやらGWゲーで激闘を繰り広げましょう!

他の卓に目をやると、チャンプ蒼一郎さんも、
大阪から高橋さんと一緒に見学に来られた気ままな旅人さんとゲームをされていました。

気ままな旅人さんのアーミーは、凄く綺麗に塗られたトロブラ!奥のパンダに乗った(笑)エピックボルカが素敵です。
うーむ、この戦力で大会参加できなかったのは実に残念です。
来年は是非大阪勢が一大勢力になると嬉しいですよね。

ようやく出番が来た鉄君は、高橋さんの奥様のクライクスとバトル開始。
鉄君も、ホント滅私奉公してくれてありがとうねー。

女性ゲーマーもかなり珍しいですが、こんなに一杯歩兵を塗られてるってのは凄いですよね。
マジで来年の大阪勢に期待!

ダニエルとエリックは二日酔いの低いテンションのままゲームをしてました(笑)。
サークルのガルガンチュア・
ウォルドラスにトロール達が襲い掛かります。
まぁ、僕はこいつの事はアイアンコングならぬストーンコングと呼んでいるんですが…

SAGA


福山SRの名物(笑)の一つが、関東で流行っているゲームのイントロです。
去年はドレッドボールでしたが、今年は
SAGA
ヴァイキングとかイングランド人とか、あの辺の時代の連中が闘うヒストリカルなゲームです。

ヴィンランド・サガは僕も大好きな漫画ですね。
ヒストリカルなんで、嵐を呼んだり、雷落としたりも出来るらしいですよ(笑)。

専用のSAGAダイスを振って、出たマークの特定の組み合わせで、
毎ターンアーミーの特殊能力を発動していくみたいで、
ランダム要素と戦術が良い感じで噛み合っているような印象を受けました。

関東は、ミニチュアゲームの移り変わりが激しいですから、また来年は別のゲームが出てくるんでしょうかね(笑)ー

奥様とのゲームを終えた鉄君は、ゲンキさんとバトッていました。
鉄君の編成の中ではかなりマジな
eカヤのティア編成で、僕もかなり苦しめられるアーミーですが、
ゲンキさんの
eケインに暗殺されて負けたみたいです。

いやー、ゲンキさんが僕とのバトルでそっちを使わなくて良かった(笑)!

僕も高橋店長とバトりました。

店長のアーミーは奥さんのヤツを借りて、クライクスです。僕は、感謝の気持ちも込めて
eザークシス。

いきなり終了の瞬間の写真で申し訳ない感じなのですが、デネグラの目の前に立ってたスレイヤーをモリックさんで破壊し、
ザークシスが突っ込んで倒したという感じのゲームでした。

高橋店長、
eザークシスの入手から、対戦まで、どうもありがとうございました。
Villageで今後より一層PPゲーが盛り上がっていく事を願っております!

来年も是非お越し下さい!

量産型君とnight君もゲーム開始。
因みにこの時点でとっくにお昼は回ってるんですが、
外は暴風雨のため(笑)マジで出る気が起きず、
皆様が持って来てくださったお土産のお菓子を皆で食べまくって昼飯にしていました。

闘争心の塊であるゲンキさんは、続けてダニエルとバトル。
かなり苦しめておられましたが、最終的にはダニエルが勝利してました。
やはり、
青銅聖闘士としての実力は本物ですね。トーナメントでお互い潰し合う展開にならず本当に良かった(笑)。

この写真じゃ分からないですが、台風マジ凄いです。
関東組もお昼ぐらいで早めに帰られ、現時点で残っているのは、近くに住んでるとか、
車で来ているから最終的に下道を使えば絶対帰れる人しか残っていません。
具体的には廣島勢と大阪勢。

ちょっと早めに3時ぐらいから片付けを始めました。
皆様がテキパキと動いて下さったおかげで、撤収準備もスムーズに終了しました。

残った面子でおつかれさまー!をして解散となりました。
二日目はかなりまったりでしたが、ともあれ、無事に
全日程を終えることができました。
皆様
台風に気をつけてお帰りくださいね。まぁ、僕もですけど。


大会を終えて

そういうワケで、第2回のレポートをお届けいたしました。
最初に書いたとおり、2回目となるとプレミアム感(笑)も薄れ、
敢えて福山に来て遊ばなくても…と僕などは思ってしまっていたのですが、
全くそんな事はなく、キャンセル分や、参加したくても出来なかった方の事を考えると、
前回を大きく上回る人気でした。

PPの盛り上がりや、この福山大会を楽しみにして頂いてる方が多いことが分かり、嬉しかったですねー。
プレミアム感こそ薄れますが、大きなPPの大会として、
皆様に年中行事の1つに数えて頂けるよう、今後も開催していく予定です。

終わりの会(笑)の時にエリックさんが言うには、来年はデカい会場借りて、
枠を32名に増やしたいとのことです(笑)。
マジかい!って感じで、流石に全枠埋まるとは考えにくいですが、
キャンセル待ちとか、ドタキャンとか細かい事を考えず、
どなたにも気軽に参加して頂けるようになると思いますので、
全国のPP戦士は是非宜しくお願いします(笑)。


しかし、やはりこういう大きなイベントはイイものですよね。
全国から、人が集まり、初めましてや久しぶり、と挨拶を交わし、楽しい休日を過ごす。
まさにホビーです。
参加して頂いた皆様、お疲れ様でした。どうもありがとうございました。

そして、このような楽しいイベントをスムーズに回してくれた
運営スタッフのエリックさんと鉄君
、本当にお疲れ様でした。
大会中のTwitterでスタッフ人数の話が出ていたのを目にしたのですが、
2人!ですからね。驚異的ですよね。
勿論、参加者の皆様のご協力もあってこそ、スムーズに大会を回せたというのも大きいです。

最後に、僕個人の話ですが、2位とベストペイント!
2つも賞を頂けて、驚きな2日間でした。

帰宅してから、作業机の上にドカンとトロフィーを置き、
ようやく実感が沸いてきてニヤニヤしているところです(笑)。

ホード発表直後から、入念にクソ面倒臭いモールドを塗り続けてきた(笑)
スコーンの兵士達が誇らしいですね。
そして、今回勝利に大きく貢献してくれたeザークシスにもお疲れ様を言いたいです。

激闘に次ぐ激闘という感じでしたが、やはり非常に楽しかったですので、
来年もウォーリアーとして参加したいですね。スコーンはお休みするかもですが。

それでは、来年まで、更なるPP人口の増加と盛り上がりを祈念しまして(笑)


PP最高!Paint or Die!


第3回スチームローラーで会いましょう!

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