Written by Rman


対戦日 平成24年4月1日(日曜日)
対戦場所 RoR防府支部(山口県のRman宅)
対戦者 ダニエルさん(ケイオスマリーン)、Rman(スペースマリーン)
ゾーンモータリスって何ぞや
ゾーン・モータリスとはフォージワールドから発売された専用のテレイン・システムを使って遊ぶ40kのエキスパンションゲームです。
専用テレインに関する詳しい内容が知りたい方はこちらの記事をぜひ見てください>ゾーン・モータリス制作記

ゾーン・モータリスについて平たく解説しますと、通常の屋外でのバトルではなく、要塞などの施設内や宇宙船の内部など、屋内での戦いを再現するためのもので、
2012年4月現在、試験ルールがフォージワールドのウェブサイトからダウンロードできます。
正式ルールは次のインペリアルアーマー本に掲載されるか、専用のエキスパンション本が発表されるようなのですが、
とりあえず、試験ルールとはいっても、ページ数は11ページもあって割りにかっちりと作ってあります。
こちらのページからルールはダウンロードできます。フォージワールドのページ

ゾーン・モータリスのダンジョンをいち早く作ってしまった僕としては、この専用ルールでぜひにも遊んでみたいと思ってましたので、
ダニエルさんとのマンツーマンのアポカリプスを遊んだ翌日、ゾーン・モータリスの40Kダンジョンを準備し、
「このJAPANでゾーン・モータリスを遊べる環境ってひょっとして現時点(2012年4月)では我が家だけなんじゃない?これは貴重な機会ですよ!」とか言いながら(笑)
バトルを楽しむことにしました。

先に鉄さんとダニエルさんが対戦され、時間的にもかなり軽く遊べる感じでしたので、引き続きダニエルさんと僕が対戦することになりました。

特殊ルールの簡単な紹介
ここでゾーンモータリスならではの追加ルールを簡単に紹介します。

編成について
・スコアリング・ユニット(目標を確保できるユニット)は通常のトループ枠に加えてエリート枠のユニットも可能。
・1ユニットの最大人数は10人まで
・専用トランスポーターを選択できない
・ウォーカーを除くビークルは4インチより幅が広いものについては入れられない
・モンストラス・クリーチャーは60ミリのラウンドベース以上のサイズのものは入れられない。

リアクション・ファイア
・アサルトを受けたユニットはイニシアチブ・テストに成功すればアサルトを受ける前に持っている射撃武器をアサルトしてくる相手に対して使用できる。
その際、BS値は−1すること。ヘビーウェポンは無慈悲なる猛攻を持っている場合のみ撃てる。

コールド・ヴォイド
・ストレングス4以上の攻撃はレンディングの効果を持つ。2+セーブを持つ相手に対してはこの効果は発揮されない。(2+は偉大なり!)
・元々レンディングを持っている武器の場合、6のみから5+に強化される。
・ブラストの射撃はピニング効果が追加される。

ファイアストーム・シャープネル
・プラストマーカーやフレイムテンプレートを使う射撃は失敗したダメージロールを振りなおせる。(狭い場所での爆発は威力が増すのです!)

ナウウェアトゥーハイド
・ブレイクしたユニットがフォールバックする際、敵から離れるように移動し、一番近いふさがれていない出口にむかうこと。
 もしもその時、敵に囲まれており、物理的に逃げられない時は全滅する。
・フォールバック移動するユニットが味方のユニットを通り抜けた場合、そのユニットもモラルテストに成功しなければフォールバックしてしまう。

ドアについて
・ドアはアーマー値13を持つ。グランシング・ヒットかペネトレート・ヒットを与えれば即破壊される。

ハウスルール
遊ぶターン数は5ターン以降はランダムというのが通常ルールでゾーンモータリスにも適用されていますが、
今回は10ターンまで遊ぶことにしています。(5ターンだとあっさり終わりすぎるので)

以上に加え、今回は2回目のバトルということで、オプショナルルールを追加して遊びました。
カタストロフィックダメージ
・各プレイヤーターンのスタート時に2D6を振り、表にある結果に従う。
2−3   ハルクエイク 地面が揺れて動きにくくなる(移動は全てディフィカルト・テレイン扱い)
4−5   パワーサージ 電源が落ちて、真っ暗になる(このターンはナイトファイト扱い及びドアが自動で開かない)
6−9   ノーエフェクト 何も無し
10−11 ワイルドファイア 爆発がおきる(D6+1の爆発が起き、スキャッターダイス等でランダムにばらまく。ラージブラストS5AP5)
12    ストラクチャーコラプス 一定のエリアが崩壊する(ランダムで決定されたエリアにいるモデルは全てタフネステスト。失敗したらS4レンディングヒットを受ける)

アーミー紹介
今回は4フィート×4フィートの戦場ですので、ルールでも推奨されている1,000ポイントで編成しています。
ケイオスチャンピオン・アガレスの迎撃隊
司令官アガレスが再び編成した迎撃部隊です。
第一回目のバトルとほとんど同じ構成で、チョーズンスカッドをノーマルのケイオスマリーンスカッドに変えてあります。
ケイオススポーンが無くなった分、ケイオスマリーンが多く入っていることで、前回以上に安定感のある編成といえるでしょう。
前回はそれほど大きな活躍をしなかったオブリタレイターも決して侮れない戦力です。厳しい戦いになることが予想されます。
インペリアルフィスト「ライサンダー救出」特務隊
インペリアルフィストの方はダニエルさんとのアポカリプス戦で使わなかった戦力を中心に編成しました。
チャプレイン・ドレッドノート・カイウス氏も久しぶりの登場です!(ルールは通常のヴェネラブル・ドレッドノートを使用)
このクローズな戦闘でアサルトターミネーターは無類のパワーを発揮してくれることでしょう!
ライサンダー救出隊を率いるのはライブラリアンのグレンツスターン氏。サイキックパワーはスマイトとアヴェンジャーという超攻撃型の選択。
スターンガードベテランのコンビメルタも瞬間的破壊力はかなりのものになりますので、期待したいところですね。


ストーリー
アバドン卿率いるナイトローズはインペリアルフィストもろとも惑星タルスVを壊滅させ、アバドンのブラック・クルセイドはいよいよ佳境を迎えていた。
一方、ナイトローズはインペリアルフィストの重要人物であるダルナス・ライサンダーを捕らえることに成功しており、アイオブテラーへと一時帰還するべくタルスVを離れた。
ライサンダーを生きたままアイオブテラーに連れてくるよう混沌の神が望んだためである。混沌の神々がライサンダーをなぜ欲したのか、その理由は想像を絶する恐ろしいものであろう。

ナイトローズと囚われのライサンダーを乗せたハデス級重巡洋艦がアイオブテラーへ帰還するため暗い銀河への航行を始めた時、タルスVの惑星軌道上に留まっていた紺色のバトルバージから強行突入魚雷が出撃した。
タルスVの地表へ投入されたインペリアルフィストは確かに壊滅してしまったが共同作戦にあたっていたクリムゾンフィスト・チャプターは他でもない兄弟たるインペリアルフィストの英雄ライサンダーを救出するべく勇猛なるクリムゾンフィストの戦士を魚雷に搭載しヘビークルーザーに突撃をしかけたのである!

この突然の強襲に虚を突かれたクルーザーの司令官アガレスはただちに命知らずの侵入者を排除するべく迎撃部隊を編成した。

しかし、アガレスはまだ気付いていなかった。このクリムゾンフィストの突撃がインペリアルフィストの残存部隊との共同作戦であることを。

アガレスがクリムゾンフィストと交戦している間に、インペリアルフィストの特務部隊は密かにライサンダーが囚われている中心部へと迫っていた。
彼らは1機だけのサンダーホークでクルーザーに近づき、艦橋部にターボレーザーで大きな穴を開け、そこから突撃を果していたのだった。
恐ろしき迷宮のごときケイオスクルーザーの内部をインペリアルフィストのブラザーは作戦リーダーであるグレンツスターンのサイキック知覚能力だけを頼りに進んでいた。
そしてついに囚われのライサンダーを発見した時、クリムゾンフィストを破り憤怒に燃える司令官アガレスもまた中心部へと戻っていた。
アガレスはライサンダーがまだ奪取されていないことを安堵するとともに、配下のケイオスマリーンにむかって高らかに叫んだ!

「侵入者を徹底的に破壊し殺せ!ここは我らの庭だ!インペリアルフィストの死に損ない共に悪夢を見せてやれ!!」


ボード・セッティング
やはりこのボードセッティングが面白いですね。
ああでもない、こうでもないと言いながら3人で組んでいきました。
ここがちょっと糞詰まり気味だよね、う〜ん、じゃこれをこうして・・・、いやいっそこっちのほうがいいんじゃ?そうだね、まぁそんな感じかな?う〜ん。
みたいな(笑)。
でも、あれですね。基本4種類のタイルの組み合わせに過ぎませんので、あまり万能に動き易い組み合わせばかりを考えると、
行きつく配置は同じになってしまいそうなので、適度な動き難さも尊重されるべきかもしれません。
ただでさえモンスターやドレッドノートは接近戦がパワフルなので、移動の面で大きさゆえのデメリットがあって丁度バランスがいいとか、
そんな感じでしょうか。

ちなみにゲーム中のバックミュージックはスクエアのTVゲーム「ベイグランド・ストーリー」のサントラでした。
あの3Dダンジョンで奏でられた音楽とゾーンモータリスの相性は抜群(笑)。

初期配置
今回のミッションは「ゾーンモータリス・エンカウンターミッション」というものにしました。
初期配置エリアが画面端から6インチ以内になるというものです。ミッションは「キャプチャーグラウンド」を選択。
両軍それぞれ2つのオブジェクトを配置し、それとは別に戦場の中心に3点扱いの特別目標を配置します。
ゲーム終了時にオブジェクト獲得数が多い方が勝利します。中心の3点だけの確保だけで勝てる可能性もあるので超重要ですね。
配置はインペリアルフィストから。
ライブラリアンとサージェント・ハイフォリオン率いるコンバットスカッド。
アサルトターミネーターも初期配置。
我が軍の主力部隊ですので、迅速に敵に近づかねばなりません。
そして、ヴェネラブル・チャプレイン・カイウスも初期配置。
例によって2グループに分けて配置となりますので、我が方はこれで配置終了。
一方、ダニエルさんの配置。
足の遅いオブリタレイターも端から6インチギリギリのラインからスタートです。
アガレス率いる9人のケイオスマリーンも初期配置。 ケイオスドレッドノートももちろん、配置されました。
ドレッドノート対決ができるでしょうか?楽しみですねぇ。
そして、戦場の真ん中にはライサンダー閣下を配置。これが確保したら3点になる最重要作戦目標です。
ケイオスの呪縛により拘束されている雰囲気がうまく表現できているでしょうか。
全景はこんな感じになっています。
よりによって戦場の中央は非常に狭い部屋になっているので、ここが激戦区になると思うとなかなか難しいゲームになりそうな予感がしました。
しかし、僕もゾーンモータリス初ゲームです!これはもう全力で楽しむ方向で(笑)!

1ターン目
それではまずはカタストロフィック・ダメージのチェックからです。
結果はパワーサージ!!!
1ターン目表は真っ暗闇の中での進軍となりナイトファイトルールが適用されます。
あんまり影響は無いですが、ナイトローズの初手に相応しいなんとも不気味な開幕です。
オブリタレイター、今回はいきなり6で素早く動きます!
2回目のバトルで調子が上がってきた感じでしょうか!やるね!
ケイオスマリーンとドレッドノートも前進。
前進しつつ、邪魔なドアをメルタガンで粉砕。 オブリタレイターは全力移動でさらに6を出してパワフルに前進。
はやくも戦場中央の部屋に到達する勢いです。
ドレッドノートも全力移動!単機で迫ってきても、対処方法が限られているこの戦いでは脅威度はかなりのものです。
それにしても、「ドレッドノートinゾーンモータリス」の絵がなんとも美しい。この写真が撮れただけでも遊んだ甲斐があったというものでしょうか(笑)
1ターン目後半スタート。
まずはカタストロフィック・ダーメージの判定から。
結果はノーエフェクト!このターンは通常行動が可能です。
インペリアルフィストも戦場中央に向かってひた走ります! チャプレインは重厚なパンチでドアを破壊!
ナイトローズの設備を破壊することにためらいは要りません!

2ターン目
カタストロフィック・ダメージ判定はノーエフェクト!!
増援戦力のターミネーターがさっそく登場。 同じくケイオスマリーンも登場し、全戦力が揃いました。
いやぁ、迅速すぎる展開。ケイオスマリーンのやる気度がうかがえます。
アガレス率いるケイオスマリーンとドレッドノートも全力で移動! 1ターン目は爆走したオブリンも今度は出目がまったく冴えず、
1歩前進するのみ。帳尻が合いましたね(笑)。
かなりやる気なドレッドノートとケイオスマリーンスカッド。
自軍側のオブジェクトを無視してインペリアルフィスト討伐へ走るあたり、ケイオスマリーンらしい行動で熱いですね!
はやくも戦場の中央に迫るナイトローズ陣営。2ターン目にして非常に迅速な展開です。
カタストロフィック・ダメージ判定はパワーサージ!
ナイトファイトルールが適用されます。
スカウトユニットがアウトフランクを使って側面から侵入を果しました。 狙うは個室に配置しれたオブジェクトマーカー。
地味に確保し続けるぜ!
パワーサージの効果により電源が落ちているため、自軍コントロール下のドアもD6を振って5+を出さねばドアは開きません。
しかし、こういった工作こそスカウトは得意なはず!とばかりにD6振ったら出目は5!見事ドアをオープン!
エリア中央にひた走るライブラリアンとコンバットスカッド。 アサルトターミネーターも全力移動です。ライサンダー殿はすぐそこに!
今後はどのような展開が待ち受けているでしょうか!次のターンからいよいよ射撃と接近戦の応酬が始まりそうです!

3ターン目
カタストロフィック・ダメージ判定はパワーサージ!!
このターンもナイトファイトが適用されます。まぁ、今は接敵するための移動が忙しい状況なので、あんまり関係無いところでしょうか。
ケイオスマリーンとケイオスドレッドノートは前進しつつ、チャプレインドレッドノートとの距離を保ちます。
前に出すぎるのも危険と判断し、ここで一旦待機。ケイオスドレッドノートのヘヴィーボルターではヴェネラブル・チャプレインの装甲を貫くことは出来ません。
やっぱり、こういう時にツインリンク・ヘヴィーボルターは頼りないですねぇ〜・・・といってもヴェネラブル・チャプレインもヘヴィーボルター装備ですが(笑)
移動が終わった時点で、オブリタレイターがすでに盤面中央のライサンダー(オブジェクト)に到達しています。
オブリタレイターがわずかな隙間を塗って、プラズマキャノンを
アサルトターミネーターに放つ!ナイトファイトチェックも成功!
プラズマキャノンは見事にターミネーターにヒット!
しかもゾーンモータリスではブラストは威力が上がっているのです!
結果、2名の勇者がここで無念の死亡。
ゾーンモータリスではピニングテストまで強いられるのですが、これは辛うじて成功です。
カタストロフィック・ダメージ判定はノーエフェクト!
増援戦力のスターンガード・ベテランがやっと登場!とにかく急がねば! スカウトはオブジェクトを確保しつつ扉を閉じて安全を確保。
ここのマーカー確保は磐石でしょう。
ライサンダー殿!お助けにまいりました!! 第一中隊のターミネーターを我らも援護するぞ!!とばかりに
先を急ぐライブラリアンとサージェント・ハイフォリオン。
T字路で待ち受けるケイオスマリーンに対し、一旦体勢を整えるために、
一歩下がったヴェネラブル・チャプレイン。
チャプレイン・ドレッドノートの荘厳な佇まいが、
ゾーンモータリスに似合います、ほんと。え?親ばかですかね(笑)
ライサンダー殿は我らが救い出す!!!
アサルトターミネーターがオブリタレイターに決死のアサルト宣言!
それに対抗してオブリタレイターはリアクション・ファイアを宣言!ツインリンク・プラズマガンをラピッドファイア!!!
6発のプラズマ弾が放たれ、ターミネーターの強固な装甲の上で弾ける!!4ダメージを受けて頑張って何とか3つはセーブ!!
アサルトターミネーター2人VSオブリタレイター3人の接近戦開始!百戦錬磨のターミネーターといえど、実に厳しい戦いです。
まずはターミネーターのライトニングクロウが肉にまみれたオブリタレイターの装甲を切り裂く!!
オブリタレイターのパワーフィストを辛うじてストームシールドで弾きつつ、サンダーハンマーを振り下ろすターミネーター!
結果はオブリン1匹死亡で、ターミネーターはノーダメージ。奇跡的勝利です!しかし、オブリタレイターはフィアーレスなので接近戦継続です!

4ターン目
カタストロフィック・ダメージ判定はノーエフェクト!!
均衡を破ったのはケイオスマリーン!
通路を抜けてインペリアルフィスト陣営に迫ります!
オブリタレイターの背後に迫るケイオスマリーンスカッド!
さらにその後ろにはケイオスターミネーターが控えています。
超過密状態!
オブリンVSターミネーターはお互い1ダメージずつ食らい引き分け!
私はここで引くわけにはいかないのだ!
後続の部隊がライサンダー殿を救出するまで、私は戦い続ける!
カタストロフィック・ダメージ判定はパワーサージ!
パワーサージばっかりでちょっとつまらないですね(笑)。
やっと最後の増援部隊が到着!!
しかし、時間は残り少ない!主戦場まで間に合うか!?
ケイオスドレッドノートとケイオスマリーンに向かって歩み出たチャプレイン。
ライサンダー殿!今しばらくの辛抱ですぞ!
やっと中心部に到達したライブラリアンのグレンツスターン。
サイキックテストに成功し、正面のケイオスマリーンにスマイトを放つも、ダメージロールで大失敗。ノーダメージ。くはッ。
浄化の炎を浴びよ!
ヴェネラブル・チャプレインがヘヴィーフレイマーとヘヴィーボルターを正面のケイオスマリーンに放つ!
しかし1人しか殺せません!ならば、アサルトするまでよ!!

すかさずリアクションファイアを宣言するケイオスマリーンスカッド!!しかーし、イニシアチブチェックに失敗し、射撃出来ず!
タルスVで散っていった我らの同胞の無念を晴らすため、私はここにやってきた!
私の拳に慈悲の二文字は無いッ!!!

チャプレイン・ドレッドノート(ルールは普通のヴェネラブル・ドレッドノートです)大暴れ!!
我ら不退転の覚悟なり!!
ライブラリアンとサージェント・ハイフォリオン率いるコンバットスカッドもケイオスマリーンにアサルト!!
こちらのリアクションファイアは成功するも、合計5ダメージを全てパワーアーマーで弾き返してアサルト開始!!やってやるぜ!
しかし、一方でターミネーターがオブリタレイターに1ダメージ与えるものの、反撃のパワーフィストで殺されてしまいましたッ!
ドルンの子たるインペリアルフィストは永遠に不滅なり!!
トレイターどもよ、私は先立った兄弟達の思いを伝えに来た!!今こそ大逆の報いを受けるがよい!

ライブラリアンのフォーススタッフ(パワーウェポン)が唸るッ!!!合計4回の攻撃は・・・・・・
な、なに全部ミスだとッ!!ま、お約束的な展開ですかね、これは(笑)。
もう僕も驚きませんよ?(笑)
しかし、不甲斐ないライブラリアンの代わりに良い仕事をしてくれたのは25周年記念モデルのサージェント・ハイフォリオン。
2人のケイオスマリーンを潰してくれました。反撃でインペリアルフィストのブラザーも一人倒れるものの、この接近戦は辛うじて1勝ち。
しかし、ケイオスマリーンはモラルチェックに当然のごとく成功し、膠着です!
黒き怒りの拳が司令官アガレスのパワーアーマーを砕き、アガレスはインスタントデス!!
ゲーム的にはそれほど影響はないといっても、やはりジェネラルを殺れると心情的には「ヨシ!勝った!」みたいな気持ちになる僕は未熟者でしょうか(笑)。
ケイオスマリーンのメルタボムも辛うじてかわし、接近戦継続です!

5ターン目
カタストロフィック・ダメージ判定はノーエフェクト!!
意外に何も起こりませんね〜。
アサルトターミネーターを始末したオブリタレイターはさらに前進する・・・・。 チャプレインの背後からケイオスドレッドノートが迫る!!
ひょぁぁああああ!死ね死ね死ね死ねぇぇぇ!!!!
ケイオスドレッドノートがチャプレイン・ドレッドノートにアサルト!!!
攻勢から一気にピンチに陥ったチャプレイン・カイウス。どうなる!?

一方、エリア中心部の激戦区は大変なことになっていました。
どうしてこうなった!
ライブラリアンの必殺のスタッフがまたも全部ミスって、おまけにサージェントのパワーフィストも不発!
一方ケイオスマリーンの攻撃で3人ものブラザーが憤死。
こりゃ、なんというか、ダイス目というか人間力でビッグ・ダンには勝てないことが如実に出た結果ですかね(笑)。
結果は2負けだけど・・・
に、逃げちゃいます!え!?不退転の覚悟の戦いのハズが・・・・!(笑)ま、「不退転の覚悟」って言葉は少し安っぽくなりましたよね、最近。
そういう問題じゃないけど、どうなんですか、この展開!ぴ、ピンチです。
ドレッドノート同士の熱すぎるバトル!!
チャプレインの眩しい装甲に目がくらんだのか、ケイオスドレッドノートの攻撃は全部失敗!!
同時に反撃したチャプレインの黒き拳はケイオスドレッドノートの腕を掴み、もぎ落とします!!ケイオスマリーンのメルタボムも失敗!
接近戦は継続です!
しかし、ドレッドノート同士の接近戦って想像するとめちゃめちゃカッコイイですよね、
きっと凄い駆動音と金属音のぶつかり合いで激しい応酬が繰り広げられているのでしょう!
カタストロフィック・ダメージ判定は6ゾロ!12って何でしたっけ?
え〜と、12は・・・・ストラクチャーコラプスです!!!!!
宇宙船の1エリアが崩壊!!盤面を4つに分割し、ランダムに決定したエリアに居る人は全員致命的なダメージを被ります!
ガーン!!!よりによって、インペリアルフィストが多数居るエリアがランダムで決定!!!
この範囲にいるモデルは全てタフネスチェックを強いられます!
天井の崩落か、床が崩壊したのか、わかりませんが、
安全にオブジェクトを確保していたスカウトマリーンが3人死亡!
スターンガード・ベテランも突然の崩壊に巻き込まれ一人死亡!
うわ〜これは辛い。しかしメゲたりはしませんよ!
スターンガードは前進後、メルタをオブリタレイターに放ち、これを討ち取りました。
チャプレインは再びケイオスドレッドノートを殴り、今度は駆動部を破壊!(イモビライズ)
逆にケイオス側の反撃は一切受け付けないチャプレイン・カイウス!!モデルの見た目も相まってたまらなく頼もしいヤツです!

6ターン目
カタストロフィック・ダメージ判定はノーエフェクト!!
ライサンダーを縛り付ける魔法陣の前に立ち塞がるケイオスマリーン。 眼前に迫ったスターンガードに全力で射撃!!
フレイマーの余波を食らって、逃げ中だったサージェント・ハイフォリオンが
まさかの焼死。うわぁ〜。むごい。
そして、3+セーブに大失敗し、スターンガードまさかの3名死亡!!
うわぁぁぁ〜〜ヴェンジェンス・ボルトガン撃ちたかったよぉ〜。
さらに逃げまくるライブライアンのグレンツスターン氏。
かなり情けない展開。
一人奮闘するヴェネラブル・チャプレイン・カイウス!
まさにチャプターの理想を体現する存在です。ケイオスドレッドノートを破壊!
カタストロフィック・ダメージ判定はクエイク!!
このターンの移動は全てディフィカルトテレインチェックが必要です!
う〜ん、タイミング悪ッ!って感じだけど、ゾーンモータリスらしくなってきた〜と一同ニヤニヤの展開
タクティカルスカッドは揺れる足元に気を配りながら慎重に前進。
今は慎重さより大胆さが必要な時なのですが!出目が冴えず。
最後の一人になってしまったスターンガード・ベテランがやれることはただ一つ。
必殺のヘヴィーフレイマー!!
憤怒の炎が全てを焼き尽くし、奇跡を起すかに見えたが、しかし!
焼き殺せたのはたった2名のみ。
ぬぉおおおおおおおおおお!!
捨て身の突撃ィィィ!!!
チャプレインはケイオスマリーンを一人殺しました。素晴らしい活躍。
膠着です(笑)。
しかし、奇跡は起こらず。ライサンダーの眼前で無残にもはかなき命を散らしたスターンガード。
男には負けると分かっていても戦わねばならない時があるのだ・・・・
玉砕こそ、まさにインペリアルフィストの生きる道!!

とは言ってみたものの、これはもう投了コースですかね(笑)

7ターン目
カタストロフィック・ダメージ判定はパワーサージ!!
フハハハハハハ・・・!ライサンダーを簡単に渡すわけにはいかぬ。
この男を我らが主に捧げることで、我らに与えられる褒賞は想像を絶するものになるであろうからな!

このタイミングで未だ全く無傷のケイオスターミネーターが、ライサンダー(作戦目標)をがっちりと確保。
ま、待て!私は、私はまだ死ぬわけにはいかないのだ、
ナイトローズの諸君、私と取引をしようではないか・・・・!?

袋小路に追い詰められたライブラリアンのグレンツスターン氏!! ついにケイオスに魂を売ったか!?
こんなシーンはゾーンモータリスでしか表現できませんからね、カッコイイじゃないですか!?え?開き直りって?(笑)
孤軍奮闘のヴェネラブル・チャプレイン・カイウス。
まさに鬼神のごとき活躍で、ケイオスマリーンを屠り続けました。しかし、大勢には影響せず・・・・。
死ねぇぇぇヒャァアッハッハッハ!!!
狂ったケイオスマリーンに言葉が届くはずもなく、ボルトガンの連打を浴びて倒れたグレンツスターン氏。
生き恥を晒した男にもはや帰る場所は無かったのだった・・・・・。

中心の3点のオブジェクトはダニエルさんががっちり確保。
僕が残りターンで挽回できる可能性が限りなくゼロに近いということで、ここで僕が投了しました。
よって、今回のバトルもビッグ・ダンことダニエルさんの勝利です!!

エピローグ
インペリアルフィストとクリムゾンフィストの威信をかけたライサンダー救出作戦は失敗に終わった。
しかし、ライサンダーは同胞が殺戮されていく光景を目の当たりにし怒りを爆発させた。
体の内から湧き起こる無限の力により、ケイオスの呪縛を解き放ったライサンダーは、ナイトローズの猛追をかわしながら単身、銀河の虚空へ身を投げだしたのだった。

その後のライサンダーの行方は定かではないが、彼ほどの男が簡単に死ぬことはありえない。
ライサンダーは必ずや再びインペリアルフィストの精鋭を率いて、聖戦の場に姿を現すであろう!!!

ゾーンモータリスを遊んでみての感想など
結果としては負けてしまいましたが、いやぁこれは面白かったです!
40Kの屋内戦闘がこんなにドラマチックに盛り上がるものなのか!と自分で作っておきながらゾーンモータリスが醸し出す雰囲気にすっかりのめり込んでしまった2時間でした。
1000Pくらいだとサクサクとしたスピーディーな展開で約2時間というプレイ時間も好印象ですね〜。
それでいて、情感たっぷりに楽しめて、1,000P戦ながらも満足度は高く、物足りなさを感じることもありませんでした。

ゾーンモータリスを準備するのは一般的にはかなり難易度が高いかとは思いますが(笑)、しかし頑張って作ったらほんとに楽しいゲームが遊べるので、
少しでも興味が湧いた方にはぜひ挑戦してほしいな〜と無責任に思ってしまいます。とはいえ、買うまでからしてハードルは高めでしょうかね・・・。

今後は拡張タイルも予定されているということですし、内部に配置するオブジェクトや設備なども発売が予定されているということですし、
我がRoR亭の名物としてこれからも拡張を続けていきたいと思います。いや、ほんと、このゲームのお手軽さと奥深さにはハマりました!

ダニエルさんのナイトローズには結局一度も勝てず終いでしたが、まぁそれはそれで永遠のライバル!ということでひとつ(笑)。

ダニエルさん、楽しい対戦ありがとうございました!
またいつかナイトローズと再戦できることを楽しみにしています!

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