by Rman
衝撃のゾーン・モータリス発売

2012年の始め頃からフォージワールドが40Kのボーディング・アサルト用テレインを発売するらしい・・・そんな噂がまことしやかに囁かれていました。
ボーディング・アサルトというのはインペリアルアーマーVo.l9「Badab War」に収録されている追加ルールでして、屋内での戦闘を扱った40kのエキスパンションです。
そのルールは屋内の戦闘を扱うというだけではなく、全てのモデルを単独行動可能として遊ぶことを推奨しているのが非常に興味深く、
小規模戦でも十分に楽しめそうでもあり、一人一人の活躍が重要ということもあって、
ある意味では大規模戦では決して味わえない濃密でドラマチックな展開が楽しめそうなエキスパンションなのです。

屋内戦闘を扱うということで、ネックになってくるのはやはり、テレインです。
ボーディング・アサルトはかつてGWが限定販売していた「スペースハルク」の厚紙製のタイルを使用することを推奨しており、
確かにそれで十分に楽しめることでしょう。当然ながら僕もスペースハルクは購入してましたが・・・・しかし、そうは言っても贅沢言うなら立体物でやりたいものです。
そこで、僕は随分前に購入したドワーヴン・フォージ社の「Den of Evil」という立体ダンジョンをいざと言うときには使ってやろうと目論んでいました。

そんなことを考えていた矢先、突然というかついにというか、フォージワールドからゾーン・モータリスなる立体ダンジョンが発表されたのでした!
その衝撃たるや!
上のフォージワールドから発表された写真のエキサイティング度といったらもうマックス値を超えていく勢いで、
もう顎が外れるかというくらいの強烈なインパクトに打ちのめされました。
僕としてはもう、「買うしか」選択肢が無かったのは言うまでもありません。
お値段は1タイル(30センチの正方形)が25£(今は3300円くらいですかね)、4種類のタイルをセットにしたものは少しお安くなって90£。
全く持って現実的な価格です。案外安いなぁ・・・というのが率直な感想でした。

ま、しかしそうは言ってもゲームを実際に遊ぶならそれなりに数が必要です。
最大で6セット(180センチ×60センチのレルムオブバトルボード1セット分に相当)だろうけど、
何セット買うかな〜とかなり悩んで、結局注文したのはちょっとヒヨって4セットでした。
というのも、今後もまだ追加で違ったレイアウトのタイルが発売されそうな予感もしましたし、実際6セットの540£一括払いはキツいというものです(笑)。
発売日は2012年3月1日でしたが、悩みに悩んだため、僕が注文したのは3月2日でした。

到着

注文してから一週間も経たずに即行で届きました。5日で到着。この早さは嬉しいですよね。送料も250£以上の買い物なので無料です。
にしても、箱がデカくて圧倒されました。4箱分割で届いたので、誰か引越しでもしてきたかと思いましたねぇ(笑)。
家族もビックリ、
「あんた、また何を買うたんかね!?」と責められてしまうほどの圧迫感。
箱の中にはまた箱が大量に。全部で16箱ということは・・・・。
開けてビックリ。
中身は一発成型で組立不要という仕様になっていました。
しかも成型色は真っ黒。今までにフォージのテレインを買ったことは何度もありますが、
いわゆるカラーレジンは初めてですね。
並べて見るとこんな感じです。
さすが立体ダンジョンの発するオーラは未ペイントでもかなりの迫力があります。。
我が家の玄関にしばらく放置していたので、これを見た家族から
「な、なんじゃこりゃ!ええかげんにせえッ!はやく片付けんかい!」と散々(笑)。
実際のところ、これをどういう風にペイントしたものか。
皆目検討が付きませんでした。だいたいが、想像はしていたものの、やはりデカイ。普通の単発テレインとはちょっとスケールが違う感じで、
さしもの僕も(←自分で言う)これを作りきれるかどうか自信がありませんでした。
まぁ、遊ぶ予定があるわけでもないし、焦らずともいっか〜てな感じで、先日購入した40K画集「Emperor's Will」をパラパラと眺めていたら、上のページに目が止まりました。
この赤い塔の光景に非常に心惹かれるものを感じた僕は、直後「これだッ!!」とゾーン・モータリスのペイントにひとつの方向が閃いたのでした。

僕は40Kのメイン・アーティストの一人であるジョン・ブランシェの大ファンなので、ブランシェの絵を所々に差し込んだフォージの見本にもかなり心惹かれていましたし、
この赤い塔の内部をイメージしたダンジョンを作ろうと心に誓ったのでした。

まずはお試しで・・・

配色の方向性は掴めたものの、実際にどういう雰囲気に仕上がるか、そこがなかなか想像できなかったので、僕にしては珍しくとりあえず先行試作をすることにしました。
とりあえず4枚だけ作ってみて、良いのが出来ればそのまま続けてやればいいし、あるいはそこで力尽きても4タイルもあれば写真撮影の背景くらいにはなるだろうと思って、
あまり気負わずに作業を開始しました。
まずは洗浄です。1タイルの重さは平均1キロ程度なので、割と扱い易い印象です。
しかし、4枚も磨くと実際腕は悲鳴をあげていました(笑)。
ガシガシとクレンザーで磨いて、2日間ほど放置しました。
完全に乾燥したところで、やっと週末がやってきました。
週末はもう何とも言えないほど清々しい小春日和でした。
こんな日に趣味人がやることと言ったらアンダーコートしかありませんよね!?(笑)
元が黒いレジンなので、アンダーコートを吹いてもよくわかりません。
とりあえず満遍なくたっぷりと吹き付けました。
例によって黒サフがテキトウに乾燥したら、
ホームセンターで購入してきたツヤ消しマットの赤色をブワーと吹きました。
かなり隠ぺい力も高く、マットな赤色に仕上がりました。
ここまではだいたい想像通りの展開です。
天井部のパイプライン部を銀ベタ塗りし、思い付きで全体に銀ドライブラシ。
これで複雑なモールドや無数にあるリベットが浮かびあがってきました。
そしてタイル部にアデプタス・バトル・グレイを、壁にはタウセプトオーカーをベタ塗り。
赤色に明るい茶色の組み合わせが僕的にはブランシェ風な感じを狙ってみたところです。
ここでファレホのお徳用ウォッシュが登場です。これはシタデルのウォッシュと似たような感じという話もありますが、けっこう濃いし、違うもんじゃないかと僕は思うのですがよくわかりません。使いづらくてミニチュアには使ってませんでしたので、ここでやっと役にたつことになりました。 壁や天井部には茶色ウォッシュをして、地面には黒ウォッシュをしました。
赤色の壁がいい感じに赤茶けて、いかにもブランシェっぽいテイストが出てきた感じではないでしょうか!?(笑)とニヤニヤしながら作業してました。
1枚目のウォッシュが良い感じに出来てるので、勢いに乗って残りの3枚もベタ塗り! 乾燥時間短縮のため、必殺の扇風機を使い風を当て続けます。扇風機を使うことで乾燥時間がかなり短縮できますので、僕の部屋には1年中扇風機が置いてあります(笑)
ウォッシュも一気にやりきった頃にはすっかり夕方に。 ブランシェ風を演出するには壁画がかかせません。40Kのルールブックから縮小コピーしてボンドで張り付け!本来コピーはダメなんだろうけども、個人で使う範囲ということで許してください・・・・。
じゃぁぁぁ〜〜〜〜ん。
とりあえず4枚のタイルが完成して、作業時間の割には良い感じに仕上がって大満足です。
よく朝になって改めて見るとタイルの暗さが目立つ感じがしたので、
タイル部のみファンデーション・カラーのデネブ・ストーンをドライブラシして、タイルのモールドをはっきりさせました。

ツイッターで大盛り上がり

完成がてらツイッターに写真を載せてみたところ、面白げな話が始まりました。
>Rman
朝からベランダで作業中です。ここまでやっておけばあとは部屋の中でこつこつ作業するだけで完成させることができるので、じっくり取り組んでいこうと思います。一週間くらい部屋の中は足の踏み場がなくなりそうな予感。
>圭さん
おフォージ様のフロアプランです
>上海帰りの髭ダンスさん
おフォージ様ですか、これは良いものですね。でも、お高いんでしょう?w
>圭さん
1フロア£25のところ、4組でたったの£90!(おおー)円高のこの機会に是非お求めください^^
お申し込みはフリーダイヤルxxx-xxx、時差にお気をつけて今すぐお申し込み下さい!(早速鳴るスタジオの電話)
>上海帰りの髭ダンスさん
90£!それはお買い得!フロアの壁面のイメージはGW社の戦場情景キット、
『贖罪の要塞』や『帝国の街並み』との親和性も抜群!戦場を舞台としたTRPGの建物内部再現にも勿論お使いいただけます!
ごらんの皆様はこの機会をお見逃しなくw!
>Rman
いつの間にかテレビショッピングになってて笑いました(笑)。
しかもやらせ感がすごい!実際、日本に入ってきたタイル、これが唯一の物ってことはないですよね。きっと日本のどこかで汗水流して塗ってる人が他にもいると信じたい。
>ムッチーさん
<使用者の声> いやー、最初はお買い得さに惹かれて買ったのですが、一体成型で完成も早く、雰囲気も抜群! 
自宅ハンマーがより一層楽しくなりました。(個人の感想です。 感覚は個人差があります)
>Rman
ムッチーさんまで(笑)。お3名の息ぴったり感は凄いですねぇ(笑)。かなり胡散臭い商品に思えてきましたよ!笑
>darutoneさん
まて待つんだ。これではタダの胡散臭い商品だ。ステマっていうのは、こうもっと自由で救われてないとだめだ
>ゲームズワークショップ広報さん
アケスケマーケティングです。もちろん最高さ。
>Rman
アケスケマーケティング(笑)。全てをさらけ出したうえで「さぁ買え!」って話ですね。実際、40Kの熱い商品なのは間違いありません!
>上海帰りの髭ダンスさん
いや、これはステルスマーケティングではありません。ジ ョ ー ク で す  (ファントム無頼の基地指令の声でw)
>圭さん
『ゾーン・モータリス?週末は当然コイツでバトルを楽しんでいるよ。それに、時間が無いときもキルチーム・ミッションで楽しめる手軽さが嬉しいね』(やけにイイ声の吹き替えで)
>Rman
そんなヤツはぁ(まだ)居ないぃ〜〜と声を大にして叫びたいけど、テレビで外人が映ると妙に説得力ありそう。うちの親なら買う・・・
>Rman
いやぁ、ちょっと目を離してある間に面白いことになってて。ほんと皆さんのノリというか頭の良さに感動しました。ほんと、こういう風に楽しく話ができて僕も幸せです(笑)。
>上海帰りの髭ダンスさん
いや、圭さんのノリの良さなら絶対乗ってくれると確信してましたからw!この禄に面識もない人間同士で掛け合いができる自由さこそ、ミニチュアゲーム(に限らないけど)業界の宝だと信じて疑わないオイラがいますww
この調子で会話は続いていき大盛り上がりでした。
おかげでけっこう疲労していた僕もやる気とテンションを復活させることができました。
皆さん、その際はお世話になりました!
ツイッターってチャット的にも使えてハマる時はほんと面白いものだなぁ〜と改めて実感しました。
昔、RoRにチャットルームがあって深夜スタートで明け方まで延々とダベっていたのを思い出しましたね〜。

一気に残りいくぜ!!

4枚は思ったよりちゃんと出来たし、成せば成る、何事も!ってことでいっきに残り12枚をやる気になりました。
ツイッターなどで応援してもらえたのもほんと励みになりましたね!皆さんに感謝です。
1枚のタイルが30センチ四方とあって、さすがにデカいです。
普段使ってる大桶でもさすがにムリだったので風呂に12枚のタイルを漬け込みました。
そして粉のクレンザーをたっぷり使ってゴシゴシゴシゴシとひたすら手のひらがおかしくなるまで洗い続けました。こうしてしっかり洗っておかないと、後で泣きを見る事になるのです。
12枚磨き終わった頃には手の握力がまったく無くなっているほどでした。
さすがにキツかった〜。でも、これで離型剤もバッチリ落ちたでしょう!
外で乾します。元が黒いので乾くのも早い早い!そこは助かります。
2時間くらいで完全に乾燥したので、ベランダに移動してサフを吹きます。
汚いベランダではありますが一応、これ以上汚さないように新聞紙を引きました。
シタデルのケイオスブラック・アンダーコートを丸々1本ともう半分近く使いきって、
たっぷり吹き付けました。吹き終わった頃にはもう噴出し口がワヤなことに。
そしてホームセンターで買ってきた赤色を満遍なく吹きました。
こちらも1本半くらい使ってたっぷり吹きました。
どんだけ吹いても噴出し口がワヤになったり、手が汚れることは全くありませんでした。
国産のスプレーは優秀ですねぇ(笑)
さぁ、室内に持ち込んでいよいよ塗り分け作業を開始です。と言っても、凄い量だ・・・。
ここで指揮チェックに失敗しないのが僕の強いところでしょうか(笑)
まずは天井のパイプラインを銀ベタ塗りです。
この銀色は一度固まりかけて粒子がすこし荒くなったイケてないチェインメイルとかボルトガンメタルをミックスして再生した塗料を使いました。これもエコですかね笑。
そして全体に銀色でドライブラシ!!この山を前にして僕もよく頑張りましたよ(笑) 銀ドライブラシは思いの他、重労働でもう終わる頃にはクタクタになってました。
そして、床を灰色に塗っていきます。ファンデーションカラーのアデプタス・バトルグレイだけだとちょっと暗すぎたので、白色を混ぜてペイント。 ほんと、1回の作業(30分くらい)で3枚が限界です。体力的に・・・。
一週間こつこつと作業をつづけ、12枚全てに下塗り完了!!
もうこれで完成でもいいんじゃない?って思いたくなりますが、そういう意味では先に4枚作ってて正解でしたね。あともう一仕事を頑張ります!
ウォッシュは手荒く撹拌(かくはん)すると泡だらけになっちゃって大変なので、棒で丁寧に混ぜます。そして水も適量足してシャバシャバの色水を作ります。
壁と天井には茶色、地面には黒をウォッシング!ぼう盛大にバシャバシャとやります。 一心不乱にシャバシャバやり続け、部屋はもう足の踏み場も無い状況に。
乾燥させるにもスペースが足りない!ってことで枕の上にも置いて乾燥。 テーブルの上はこぼれたウォッシュ液でワヤクソに。
ここまでやったらあとは布団に入って寝るだけです。朝起きたら乾いているでしょう・・・。
さすがにゾーンモータリスのタイルに囲まれて安眠できるはずもなく、早朝に目が覚めましたので、さっそく布団を片付けて、ゾーンモータリスを並べてみました。
朝からテンション高し!
床にドライブラシをかましていきます。
ちなみにシタデルのドライブラシ筆は超有用です。この筆ほどゾーンモータリスの地面の凹凸を浮き出させてくれる筆は無いでしょう!お勧めです。
これがウォッシュだけして乾いた状態のものです。 こちらが地面にドライブラシをした状態のもの。
すこしだけ明るくなって、地面のモールドもハッキリした感じでしょうか。
とりあえず、これでだいたい全部出来たぁぁ!!って感じで凄い充実感に包まれました。 ジョン・ブランシェ風の演出に欠かせないのがこちらの本。
40Kのダークな雰囲気が大好きな人にはお勧めの一冊です。僕の中では聖典級。
縮小コピーしたイラストをボンドで張り付けていきます。 こういう雰囲気、もう狙い通りですよ(笑)
この配色の一番の指針になった塔の絵も壁画として入れておきました。
イラストはかなり細かいのでマクロ撮影にも耐えられそうです。
これで、とりあえずは完成ですかね〜!

圭さんからの応援

歓喜天の城の圭さんと言えば豪気な増強っぷりがあまりにも有名です。
その圭さんが憧れのシタデル・スプレーガンを応援として送ってくださいました!圭さん、この場を借りて改めてありがとうございました!
専用のエアー缶が入手し辛いということもあって、なかなか購入に踏み切れませんでしたが、このフレイマー型のエアーブラシの格好良さといったら!
40Kファンにはたまらないものがありますよね。

ところで、エアーブラシを何に使うかというとゾーンモータリスの地面が単色で面白みに欠けるので、地面に少し彩りを持たせたいと思ってたんですよね。
SFなので青っぽい光が漏れていたり、緑色に光ってたりとか、そういうのを表現できるんじゃないかな〜と期待は高まります。
実物を見たのも実際初めてでしたが、思ったより良い質感だし、握りごこちも良好!
しかし、このデザイン、思わずペイントしたくなりますね・・・(笑)
昔から通っている近所のプラモ屋さんに行ってエアボンベを買ってきました。
アタッチメントは対応してないことを店頭で確認しましたが、店主さんが「ま、飛び出してる分を切れば使えると思うよ」ってな感じで軽く言うので、とりあえず買ってみました。
さぁ、シタデル・スプレーガンに国産のエアボンベは使えるのでしょうか!?わくわく。 やっぱり、ダメでしたね(笑)。この国産の缶から突き出ている口が長すぎて、
シタデルのアタッチメントと絞りキャップには対応していませんでした。
なので、ニッパーで無理やりバツンとエアー口を切り落とします。店主お勧めの荒業。
危険なので真似はしないでください。
そして、シタデル・フレイマーでビャーっと吹きました!これがやりたかった!
歓喜の瞬間!しかもかなり良い感じに淡く吹けます。これならイケる!
タイルにも要所要所に青を吹きかけて、良い雰囲気になってきました。
そして、次は違う色を・・・・と思って調色していると、いきなり
バンッ!!!!
と破裂音が!
缶が爆発したかと思うほどの音に心臓が止まりそうになりましたが、
なんと、管が破裂して破れてエアーが噴出しはじめました。
何が原因かわかりませんが、やはり無理やり接続した関係でしょうか・・・・。
とりあえず、管は修復不能ですが、これ自体は国産のものでも使える事を店頭で確認済なので、また後日買ってスプレーガンは愛用していこうと思います。

てなわけで、シタデル・スプレーガンで地面に彩りを注すというのは道半ばではありますが、けっこう疲れてきたので(笑)、ここらで一旦完成としたいと思います。
また気がむいたら塗りたしていきたいですね〜。

ドアを買うか、作るか・・・

ところで、このゾーン・モータリスには各セクションを仕切るためのドアがあり、閉ざされたドアはロックを解除するか破壊する(装甲13扱い)などのアクションが必要になったりと、
ゲームの上でも非常に重要な要素を持っています。そんなドアがこの記事を書いている(3月17日現在)はまだ発売されておらず、発売日はゾーンモータリスの発売から一ヵ月後になる4月1日だそうです。
この別売りのドアが超良い感じなんですよね。重々しいドアが開いたその先に待っているのはオルクの大群!とか熱いシチュエーションもありそうで、ドアは絵的にも必須です。
が、しかし!!
このドアの値段がなんか半端無いことになっているのです。もう完全に足元見られたなぁ・・・って感じの1枚15ポンド。ドア1枚が約2000円とか、もうアホかと。
1タイルが25ポンドなのに、ドア1枚が15ポンドという不条理な値段設定にもう呆れてしまいました。
下の写真が製品の写真そのものです。
もちろん、出来が良いのは間違い無いでしょう。しかし1枚15£は鬼かと。 こちらの小型扉は2枚で15£。ドアってけっこう数がいるハズなので、
フォージの商売根性がよくわかる値段設定です。

フォージLOVEな僕でもさすがにこれは呆れ果ててしまったので、ドアぐらい自作してやろうという気になりました。こんなもん、楽勝ですよ!
100円ショップの材料でドアくらい作れるさ!気分はルンルン。 ま、こんな感じのサイズかな〜と厚みのあるスチレンボードを切ってみます。
それから約10分ほど格闘した結果、とりあえずこんな感じになりました。
う〜ん、時間かかったわりにイマイチなうえ、ここからデティールアップさせるのもけっこう辛い。急に面倒臭くなってきた・・・・
部屋がものすごい散らかっていたので、一気に大掃除してきれいにしました。
ふう、これで頭を整理できるというものです。

結論、
フォージのドアを買います。(笑)

ま、自作もいいけど、結局本物を越えることは出来ないのだから、お金出してでも良い物を買わなくちゃね!
まんまとフォージにしてやられちゃってる気もしなくはないけど、まぁ、それもいいじゃないの!一応挑戦はしたんだからさ〜(笑)。
まだ発売されてないので、予約注文しておこうかな。


というわけで、現時点ではこれにて完成です!!!

ドアはまだ無いけども!(まぁまだ発売されてないんだし!)
それでも、こうして並べてみると何とも言えませんね、これはッ!!
この迫力、従来の立体ダンジョンをも上回るといっても過言ではない存在感さえも感じます。
なんといっても大きいのがいいですね〜。高さもあって。組み換えのしやすさも特筆すべきものがあります。
ゾーン・モータリス内に潜入を果たしたキャプテン・サンドロスと第一中隊の精鋭アサルトターミネーター達!
いやぁ、ちょっとこれが実際のゲームだったらちょっと格好良過ぎですよね・・・うふふふふ。
1マスの大きさはおおむね40ミリ。なので、かなり道幅は広くてプレイアブリティーにも優れています。
こんな感じでベテラン達をキルチーム的に使って遊んでみたいですねぇ〜。
スカウトこそキルチーム編成でよく活用される人たちでしょうから、将来的にはこんなシチュエーションがありそうです。
壁は6センチ程度で、ドレッドノートとほぼ同じくらいの高さがあります。この壁の高さが従来の他社製ダンジョンとの一番の違いでしょうか。
フォージワールドから試験的に発表されているゾーン・モータリスの専用ルールも非常に興味深いものがありますので、
そのうちこのルールで遊べたら言うこと無いですね〜!
40Kも6版の噂がチラホラする時期にこんな魅力的なエキスパンションを出してくるとは罪深いもんです。
こうしてターミネーターを見ていると思うのが、立体でスペースハルクを遊べるようにもなったということですかね。
いつかあのブラッドエンジェルやジーンスティーラーを塗って遊んでみたいですね〜。いやぁ、ほんと夢が広がる。
はじめに届いた時には一瞬「こりゃ無理だ」、と思ったりもしたもんですが、いやぁ〜僕も頑張りましたよ(笑)。
我が家にゾーン・モータリスが広がっているという情景。

ダンジョンを我が家に構えるのは漢の浪漫ですよね、やっぱり。

ちなみに、こいつは相当かさ張るので、広島ミニチュアゲームの会に持っていくことはちょっと考えない方が良さそうです。
ってなわけで、ゾーン・モータリスに突入したくなったら山口県は防府市の我がRoR亭にお越しください!

ドアも発売されるし、そのうち専用のオブジェクトやら追加タイルなどなど商品展開も予想されるところなので、
これからもこのジョン・ブランシェ風ダンジョンをもっともっと育てていきたいと思っています。


H24.4.18加筆
ゾーンモータリスを使って遊びました!
ゾーンモータリス(クリムゾンフィストVSナイトローズ)をぜひご覧ください。
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