Von Zeppel Steam Tank by Yuukiyouzai
有機溶剤さんのコメン
随分と昔に作ったものですが、いつだったのか調べてみたらなんと2003年でした。
このコメントを書いてるのが2009年ですから、なんと6年前!
我ながら今見返すとマズいところが結構あって、撮影直前に少し手直しをしてあります。
直らない部分はまぁあきらめが肝心ってコトで(笑)

当時、大阪で行われたアンオフィシャルGTの秘密兵器として製作し、
戦績、ペイントコンテスト共に大活躍だったので、ホント完成して良かったです。
UGT参加の方はコイツを覚えててくれてるんですかね?

ちなみに、現在のルール7版ではタンクの上のヒトたち(ファイティングプラットフォーム)は
サポートされていないのでまぁリストラってことですな(笑)

カラーリングはワシが当時使っていたエンパイア軍のアルトドルフカラーにすることは当初から決めていましたが、
それから色々考えた結果、思いついたパターンで最もメンドクサイ唐草模様にしました。
グラデーションを入れるために同じ模様を3回ぐらいなぞって死にそうでした、当時(笑)

このフォン・ツェッペルはワシの中では最も旧い車両のイメージなので、
キレイに手入れされた装甲部分とかなり古びたウッドデッキ&駆動部の落差を出すことを心がけていました。

ちなみに上のヒト達のカラーリングは、このモデルより更に旧いエンパイアウォーワゴンの作例見本に準じてますので
現在のシンプルなアルトドルフカラーより派手になってます。

あと、実はこの車両には様々なバリエーションがあって、
それを再現できるように車体上部は取り外し式にしています。
なので、通常のパターン(ターレット&キャノン)にも出来ます。
他にもモーターやらヴォレイガンやらも実は作ってたりしますが、お披露目する機会は来ないと思いますよ、多分(笑)


Rmanのコメント
これを初めて見たときの衝撃といったら、ヤバかったですね〜。
これぞ芸術作品だと思いました。スチームタンクという無機質の塊に、
ツートンカラーというだけでも斬新なのに、この模様!
馬のバーディングとかにならまだ思いついたかもしれませんが、スチームタンクにこの唐草模様を書き込まれるのは
僕の想像を超えた配色でした。いや、想像できたとしても、技術、根気(というか根性)が伴っていなければ、
これほどのものは出来ようがありません。
アルトドルフというエンパイアの首都に鎮座ましますスチームタンクが、これほどに派手でも違和感は全くありませんし、
GTのペイントコンテストで大好評だったというのも納得です。

有機溶剤さんとしては6年前の作品で今思うと色々あるのかもしれませんが・・・
僕からすると、このスチームタンクが発売されてこれまで、これほどに塗りこまれたタンクを生で見たことは一度もありません!
(他に完成品を見た事がないんじゃ?というツッコミは無しですよ)
唐草模様は丁寧なグラデーションがかけられていて、本当に美しいと思います。職人技ですね。

スチームタンクも近々プラ化されるという今になって、フォン・ツェッペル型というのが哀愁漂ってますよね。
しかしこの型式ほど(見た目が)格好良いスチームタンクは無いと思います。
迷わずこれを作られた有機溶剤さんの伊達ぶりには感服しました。さすがアルトドルフを選ばれただけのことはあります。
上の人も色合いが派手で、これぞ古き良きエンパイアという感じですよね〜。
一人一人がしっかり塗りこまれて見応えも抜群です。

それにしてもGWも「リストラ」とかヒドイですよね。一応製品として売ってるんだから、
せめてWD誌でサポートぐらいしてくれても良さそうなのですが。
でも有機溶剤さんはエンパイアに復帰されることは当分無さそうですから(笑)、
飾った時に一番格好良いのがこのフォン・ツェッペル型ということで、結果オーライ、なんでしょうか?(笑)