スペースマリーンタクティカルスカッド by 林哲平
林哲平さんのコメント
最近のウォーハンマーブームを眺めていたら、以前はまったく格好良く思えなかったスペースマリーンが猛烈に格好よく見えてきまして。
モーラーフィーンドに踏み潰させる用に以前購入したスペースマリーンタクティカルスカッドのうち5体を勢いで仕上げてみました。
本来10人一組のタクティカルスカッドですが、残りは生贄用にキープしておきたかったのでこの構成となりました。
塗装はいろいろ悩んだのですが、アニメ映画「装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー」に登場するアーマードトルーパーというロボットで構成される、
レッドショルダー部隊のスコープドッグとブラッドサッカーをモチーフに塗装してみました。
塗装は基本色をスプレーで塗り、立体感の強調はレイヤリングではなく全てドライブラシで行っています。
赤い肩の位置は劇中では本来逆なのですが、これは本家に遠慮したわけでなく、純粋な単純ミスです(笑)
スペースマリーンはシンプルだから楽だろう、とたかをくくっていたら関節の隙間やダクトの中など意外に塗り分けが多くてびっくりでした。

人生初マリーン完成してすっごく嬉しいんですが、軍団作るならティラニッドがいいなあ、とジーンスティーラーのように奥さんの監視を掻い潜りつつ、
といろんなキットを買いあさり中です(笑)
ブログに完成写真と解説を掲載しているので、一読していただけると嬉しいです。
http://blog.livedoor.jp/teppeihayashi-klberdyne/archives/30457153.html

Rmanのコメント
以前にもウォーハンマーファンタジーの作品をいくつかご投稿くださった林さんが40Kの制作を始められたというのがまず熱いですよね!
これも日本限定販売のスペースマリーンヒーローズのおかげでしょうか!?
ホビージャパンさんで作例を手掛けられている林哲平さん、ウォーハンマーのペイントの楽しみ方の一つ「スピードペイント」に惹かれて、
このマリーンをドライブラシ主体で勢いよく仕上げられたとのことです。
スピードペイントと言うと純粋な模型制作の観点から言えば「手抜き」と思われがちですが、
林さんがブログでも提唱されている「完成させることの大切さ、面白さ」は僕も100%同意するところです。
そのためのスピードペイント、そして押さえるところをしっかり押さえた作品はやはり光るものがあります!
こちらのマリーン達はやはりアイレンズのペイントが全体をビシっとひきしめて見せてくれますね。
はみ出さないきっちりとした塗り分け、ベースデコーレトなど、格好良く見せるために手抜かりはないというまさにスピードペイントのお手本のような作品と思いました。

ボトムズをモチーフにした配色もカッコイイですねぇ〜。改造まではせずとも好きな世界観をマリーンに投影させるという楽しみ方も、とても熱いものだと思います!
スカッドリーダーだけ配色がガラっと変わっているのも、40K的にもあり得る感じでこれはこれで良いですね!エリート感がよく伝わってきます。
黒いアーマーがドライブラシで灰色にならない絶妙な加減!いいですね〜。

これからも林さんならではのウォーハンマー作品をぜひとも見てみたいと思いました!

2018.3.24