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まるで毒蛾のような大きな羽根で腐敗の鱗粉を撒き散らしながら、
死肉の瓦礫が積もり広がる世界の空を悠々と舞う 神に最も近い悪魔。
羽根は蝙蝠ではなく 昆虫に寄せ、羊たちの沈黙で有名なメンガタスズメをモチーフに、アブラゼミの要素を入れました。
また、個人的に馴染めなかった煙(炎？)を排し、後ろの目を鎖の先に付けて、後ろの視野もOK！にしました。
ベースは キットの物を使い、パテではなく グルーガンでグルースティックを盛った上に、さらにデコレーションし、
マルチプライマーを塗布してから塗装しました。
Rmanのコメント
ついに来ましたね〜ＫＩＬＬＶＥＲＮさんのモータリオン！！
まず、見た瞬間に見慣れないシルエットに度肝を抜かれました！まさかの二刀流！！この自由過ぎる発想力が素敵です！
禍々しさも2倍、いや数倍に跳ね上がっているだけでなく、全体のシルエットのバランスが見事！これを狙われていると思うと、さすがの一言です。
そしてペイントもじっくり取り組まれていて、絶妙なローブの色味がもうＫＩＬＬＶＥＲＮさんの真骨頂で、
見本のドギツイ配色と比べると淡白になりそうな配色なのに、落ち着いた不気味さが総魔長としての格調高さまでも感じさせてくれます。
羽根の色も素晴らしいですねぇ・・・まさに毒蛾。この自然な色の移り変わりは凄いです。僕はけっこう奇抜に塗っちゃった所なので、
こういう風に真っ正面から「不気味さ」に挑戦した塗りを見ると、ちょっと居た堪れない気持ちになりました（笑）。本当に不気味で美しい！
まるで生きているかのような存在感。
褒めちぎってしまいましたが、ＫＩＬLVERNさんのプレーグマリーンのセンターピースとして最高傑作と思います！
2018.2.15