by Rman、卵帝
〜序文〜
「スローン・オブ・スカル」
このタイトルを聞いて熱いものがこみ上げてくる趣味人もいれば、何のことだか聞いたことが無いという趣味人も沢山いることでしょう。
スローン・オブ・スカル(以下、スローン)とは直訳すると「髑髏の玉座」となります。
それはこの左の写真のトロフィーがまさにそれというわけで、会場に集った趣味人がこのトロフィーを賭けて戦うというトーナメントなのです。

ゲームズワークショップ(以下GW)公式によるアナウンスはこうです。

スローン・オヴ・スカルは、ゲームズワークショップが世界各国で毎年開催している最大規模のゲームイベントだ。

ペイント済みのアーミー、ダイス、メジャー、ルールブックなどを持って、時間どおりに会場に集まってくれ。
まる1日かけて、エキサイティングなゲームを楽しみ、グレイトなアーミーを鑑賞し、新しい友達を作り、
その日生まれた輝かしい勝利や痛恨の敗北についてのバトルストーリーを語り合おう!

本当にこれだけだ。大勢の趣味人をひとつの場所に集め、お気に入りのゲームシステムで素晴らしいバトルを楽しんでもらう……
そして君はたくさんの趣味人と出会い、ゲームズワークショップ・ホビーを通じて新しい友達を作る

……これこそが、スローン・オヴ・スカルの目標なのである。

実に楽しそうじゃないですか!?
僕にとっては、このスローンオブスカルというトーナメントがUKやUSで行われるようになってから、ずっと憧れていたのでした。

それが昨年から日本でも開催されるようになり、ホビーのグローバル化を強く感じさせてくれて嬉しくもあり、
最近40Kをずっと遊んでた僕としては、40Kスローンが開催される時には絶対に参加する!と心に決めていました。

2012年はファンタジーバトルとロードオブザリングのスローンが開催され、2012年の暮れに「2013年2月10日に40Kスローンを開催」とアナウンスされた時の興奮といったらもう!
是が非でも参加したいと強く思いました。

スローンに参加するにあたって、ルールパックというものがPDF配信されていましたので、
これを確認すると
必要なのはフルペイント・フルベースデコレートされた1500ポイントのアーミー

これについて僕は全く問題ないわけですが・・・ここが障害になって参加を断念される方もいらっしゃるかもしれません。正直なところ敷居は高いと言えるでしょう。
しかし、これはこれで大切なルールだと思います。
ペイント済みのミニチュアが生み出す迫力やドラマはやはりこのホビーの大切な魅力ですし、会場に揃うグレイトなアーミーを観賞するというのもこのイベントの魅力の一つなのです。
そして、このトーナメントに参加することが目標になってペイントを続けてみようかな、っていうモチベーションにもつながる人もきっと居ると思うんです。
そういう意味で、フルペイント前提というルールは熱いと思いました。

フルペイントのアーミーを持ち込み、全力で戦い、対戦相手と楽しい時間を共有する。
3戦を戦い抜いた後に一番良かったと思えたバトル(対戦相手)にフェイバリットゲーム投票を行い、その得票数がゲームの勝利点にプラスされるという絶妙なルールも熱いものです。
ウォーハンマーは紳士淑女のホビーでもあります。
自分だけ楽しめば良い、勝つためにはどんな手を使ってもかまわない!そんなホビーでは決してありません(笑)。
どれだけ対戦相手と熱く、しかも楽しく遊べるか、そこに必要なのは譲り合いの心であったり、思いやりの心であったりするのかもしれません。
言わば、そういったジェントルマン度をも試される実に熱いルールです(笑)。
もちろん、対戦中に「
あ〜そういうことするなら、おめぇにゃフェイバリット投票しちゃらんけーねー!」とか言っちゃダメです(笑)。ま、言うわけ無いですけど・・・笑。

ちなみにペイントの出来栄えに関する加点は一切ありません。そこがまた熱いですよね。髑髏の玉座を得るための戦いはあくまでもゲームの結果とフェイバリットの投票によって決まるのです。

とはいえ、それとは別に、
ベストペイント・アーミー賞というものが設けられており、これは参加者全員の中で一人だけが選ばれる名誉ある賞でもあります。
更に、
ベストロスター賞というものもあり、ロスターシートの出来栄えまでもが評価の対象になるという、全く気の抜けない面白どころ満載のイベントなのです。
つまり、一言でスローンを表すと
ゲキアツ!なのです。

ゲームでの強さ、ジェントルマン度、そしてペイントの巧みさ、その全てを競うという意味で、勝つことだけが全てではない実にGWホビーならではのトーナメントなのかなって。
そして戦いの結果、スローンオブスカルを獲得することが出来た趣味人は会場にいる全員から祝福されることでしょう。
僕は自分自身のことをへヴィーペインターだとは思っていませんし、ヘヴィーゲーマーだとも思っていません。僕はホビーの色んな側面をほどよく楽しんできた趣味人なのです。
そんな趣味人として、このトーナメントの趣旨に対して胸が熱くならないわけがありません!!


さてさて、序文が長くなってしまいましたが、このレポートは2013年2月10日に東京で行われたスローン・オブ・スカル(40K)への参戦の記録です。
今回はこのホビーを始めて以来最も付き合いの長い親友である卵帝君と共に参加しましたので、彼のレポートも織り交ぜつつ進行していきます。

この青枠になっているのが卵帝君によるレポートとなっています。

それでは、僕達RoRコンビによる参戦記をどうぞお楽しみくださいッ!

大会までの事前準備

40kのスローンオブスカルに出ようや。
夏頃だったと思いますが、Rman君が電話でこう言ってきました。
あまり公式のイベントに詳しくなかった僕なのですが、話を聞くにつけマジで熱い!と思いました。

何より、Rman君が関東まで遠征してくるという事で、関東在住である僕としましては、ここに合流して共に出撃しない手はないと、そのように感じたわけです。

そして、実家が関東な
廣島ミニチュアゲームの会期待の新人、狂道化君もスローンに合わせてダークエンジェルを完成させ、共に出撃することになりました。

出撃を決めたは良いですが、我々にはまず大きな問題がありました。
それは、廣島会は基本的に3000Pとかで遊んでいるので、狂道化君はもとより、僕らも1500Pというレギュレーションからは離れて久しかったのです。

そういうわけで、秋冬の廣島会では1500Pの特訓が大目に行われました。
年明けも、三が日が終わってすぐ、Rman君が僕の実家に遊びに来て、泊りがけで時間を切って遊んだりしました。

アーミー制作も万端(直前更新があったダークエンジェルの狂道化君はホントにお疲れ様でした!)、特訓もまぁまぁ(笑)、ロスターなどの準備も完璧!という事で遂に前日を迎えました。
もう、ここまでの期間が既に濃密でしたねー。

僕ことRmanはスローンオブスカル40Kに参加したいとずっと思っていただけに、公式発表を待ち続けていました。
そして、2012年の年末に
2013年2月10日に開催決定!スローンオブスカル本戦への参戦チケットの販売枚数は28枚!
と発表された時のテンションの高さと言ったら!

しかし次の瞬間、ふと冷静になりました。全国でたった28人しか参加できないのです。
この人数を聞いて、少ないなぁ〜!と思った人もいることでしょう。僕も一瞬そう思いましたが、しかし、この日本においては過去最大規模の40Kトーナメントであることは間違いないのです。
40Kのフルサイズ卓が14卓も並んだ会場なんて、見たことありませんからッ!!これはもう、チケットを確実に確保せねば!と意気込んでいました。

そういうわけでチケットの販売はホビーセンターの店頭もしくは電話でのみ受付ということでしたので、僕はチケットの販売開始日、仕事で山の中の現場に居たのにもかかわらず、
上司の許可をもらって休憩時間に下山し(笑)、電波が立ったところで東京のGW事務所に電話して、何とか予約を完了しました。
チケットは瞬間で完売するんじゃなかろうかと心配していただけに、電話をしてすぐに繋がった時は安堵しましたね。もし通話中とかだったら、たぶんめちゃ焦ってたと思います(笑)。

その時に確保したチケットの番号が2番ということで、僕の気合いの入りっぷりが分かってもらえるでしょうか(笑)?
チケット確保に関しては多くの方に色々ご心配いただき、大変ありがたかったです。



仕事が終わってから、その日の夜に卵帝君に電話して彼も無事にチケットを確保できていたので、二人して「これでいよいよ決まったねッ!」と深夜に闘志を燃やしていました。

さてさて、チケットを確保してからの僕のマインドはスローンに向けての準備一直線となっていきました。
その間に、大阪のカリスマ趣味人、野原さんが広島会に遊びに来てくださり、野原さんのスカットIGとめちゃめちゃ熱いバトルを戦えたことも、スローンに向けて良い刺激となりました。

僕はご存じのとおり、インペリアルフィストを15000ポイント以上作ってきました
しかし、今回のスローンはヌルい編成で勝つことは出来ないであろうと考え、所有ミニチュアのことは考えずゼロベースで理想の編成を考えてみました。
その結果、新たに制作する必要が出てきたミニチュアがストームタロン(ラスキャノン装備)、ドロップポッド1台、そして2台目のサンダーファイアキャノン。
これらのミニチュアを作ることで理想の編成が出来る、15000P以上作ってきて何で今更1500Pのために増強するんじゃ!?みたいな感じではありましたが(笑)、
このスローンで勝つためにはやはりペイント面における努力も必要なのです。

で、結局、ドロップポッド以外は間に合わなかったので(爆)、持ってるミニチュアの中でベストの編成をすることにしました(笑)。
しかし、その分、ロスターにはこだわりました。一応やるからには何でも全力でやるのが僕のモットーなのですッ!
あとで掲載していますが、自分で言うのも何ですが(笑)あまりにも史上最高の良いものが出来たので、ちょっと自慢したくなって卵帝君に見せたところ、
彼もいたく感心してくれて、気に入ってくれたようでしたので、編集用の元データを彼に譲って、彼自身も同じレイアウトでこれまた熱いロスターを準備されました。

僕もゲームでの戦術論やスパーリングなどでは彼にお世話になっていましたので、ここはギブ&テイクな感じですよね。
卵帝君は僕の良きライバルということで、ロスターにおいては僕が圧倒的過ぎても面白くないだろうと(笑)。
でも、万が一、卵帝君がベストロスター賞を受賞してしまったら、
このロスターの元を考案したのはRman君なので彼のおかげです!」とコメントするように念押ししておいたのは秘密です(笑)。

そんな感じでアーミーの準備も整い、ロスターも整い、ゲームの準備だけは練習不足感も否めず若干不安が残りましたが、スローン開催の数日前には気持ちも落ち着いていました。
ツイッターではメチャくちゃハイテンションだったとは思いますけどね(笑)


2月9日、いよいよ出発!
山口県からの出発です。東京に行くのは何年ぶりでしょうか?
ウォーハンマーを始めた年(2000年)の年末に東京に行き多くの先輩趣味人と2001年の元旦を迎えさせていただいたのは、とても懐かしい思い出になっています。
新幹線を待つ時に、12年前に東京で出会った先人達のことを思い出し、これから出会うであろうまだ見ぬ仲間のことを思うと、一人、胸が熱くなってきました。
あの頃の燃え上るような情熱と希望に満ちた思いを今でも変わらず持ち続けることが出来ていることは僕にとって本当に幸運だったと思います。

それはそうと、僕は基本的にウォーハンマーを遊びに行く時は車で行くので、大荷物を抱えて移動したことがほとんど無いんですよね〜。
新幹線の指定席を取ってたわけですが、荷物が多過ぎで席が狭いのなんの(笑)。何か、大変でした。

移動中はルールブックを再読してルールの復習をしつつ睡魔に襲われ、気が付けば1時間寝てた、とかそんな感じで、4時間半の移動時間を過ごしました。
途中、窓の外に広がる都会の景色や、雪が積もった平原を眺めていると、
こんな広い日本で自分一人の存在ってほんと小さいものなんだなぁ・・・と何だか感傷に浸ってしまいました(笑)。

しかし、数えきれない多くの星の中で他でもない僕を待ってくれている人が、東京に集まっていると思うと、一人で嬉しくなったりもしました。

東京駅に着いたら、すぐに卵帝君と
歓喜天の城の圭さんに電話をしました。
歓喜天の城の圭さんとはRoRを通じて知り合い、よく電話で話したりと(主に僕の人生相談に乗ってくれます笑)とても親しくさせていただいてまして、
今回も東京駅まで迎えに行くよ!と非常にありがたいことを仰っていただけて、お言葉に甘えさせていただいてました。

圭さんからは会いたい人がいたら声をかけておくよ〜!と仰っていただけてたので、僕は、
ムッチーさんはもちろん当然として(笑)、
自称ドMペインターにしてゴールデンデーモン保持者の
ZONOさんにもお会いしたかったので、マッチングをお願いしていました。

東京駅の新幹線口を降りてから、待ち合わせ場所の南乗り変え口にたどり着くまでに大荷物を抱えて30分以上彷徨いつつ、
圭さんに「もうどこにいるかわかんないんですよ!」とか逆キレしつつ(笑)何とかまずは卵帝君と合流し、ほどなくお三人方と合流できました。
随分お待たせしてしまって、申し訳ありませんでした(笑)。

それにしても、3人とも初めてお会いするのに、普段から密にお付き合いさせていただいてたので、全く初めてというのに特に緊張感もなく(笑)一瞬で打ち解けました(笑)。
RoR副管理人のムッチーさんともやっと会えたということで、非常に嬉しかったです!

お三方とも僕が想像していた通りの温厚で楽しいお人柄でしたので、和気あいあい楽しく話しながらお昼ご飯をどこで食べようか〜と東京駅内を歩き回ったのですが、
さすが三連休の初日のお昼時です。どこもかしこも長蛇の列です。
東京ラーメンストリートでラーメンでも食べようか〜と話していたのですが、どのお店も満席行列だったので断念。田舎っぺなので並ぶの苦手なんですぅ・・・。

この先は、圭さんのご自宅である「歓喜天の城」にお邪魔する予定でしたので、東京駅内での食事は諦め、城の最寄り駅である巣鴨駅まで移動することになりました。

歓喜天の城へ

関東にお住まいの方にはミニチュアの魔窟として有名という「歓喜天の城」に一度は行ってみたい!今回の上京にあたっての一つの楽しみでありました。
一体どれだけのミニチュアが待ち受けているのか、はたしてリアル「嘆きの壁」とはどのような光景なのか・・・!

東京駅の移動中にガンダム・カフェとか見つけてビビりました。
ここがもし田舎だったら、こういうお店に入ってお茶したら即オタク認定されて指さされそうなのに、全然普通に馴染んで見えるのが凄いです。
さすが東京。ま、人のこと言えませんね(笑)。

巣鴨駅に着いてから駅ビルの中にあるキッチン・ジローというお店で少し遅めの昼ごはんとなりました。
5人揃ってメンチカツ定食(笑)。何でも、お店の一押しなんだそうです。実際、めっちゃジューシーで美味しかったですッ!!
5人それぞれのメンチカツの食べ方がそれぞれのペイントスタイルに酷似しているという話題になったりで、楽しかったですね(笑)。
黄色成分が足りてないんじゃないですか〜?とか言われてカラシを沢山盛られそうになったり(笑)。
前日はお昼頃Rman君が東京駅へ到着するという事で、僕も合流すべく向かいました。
30分以上迷うという東京の洗礼を早速受け(笑)、
微妙に疲れているRman君と合流し、その後すぐ迎えに来て下さった、圭さん、ムッチーさん、ZONOさんと合流しました。
御三方ともネットでは非常に親しくさせて頂いているのですが、ムッチーさん以外は直接お会いするのは初めてでした。
巣鴨駅まで移動し、そこの駅ビルで楽しく歓談しながら昼食。その後、圭さんの本拠地かつ、関東の魔窟の一つとして名高い「歓喜天の城」へ向かいました。

「兎に角モノが多い」というイメージだったのですが、もう、マジで何というかヤバいという単語しか出てこなかったですね。Rman君の撮影した写真が雄弁に物語っていると思います。
僕も、昔福岡に住んでいたころは、チャリで十数分のRman君の家に入り浸り、ビッツやらを漁って色々なコンバージョンに勤しんでいたものですが、
歓喜天の城が近所にあると趣味人としてこれほど頼もしい事はないでしょうねー。


巣鴨駅を出てから、僕が「さすが東京は都会じゃなぁ〜!」と感慨深げに言うと、4人共が「いやいや、ここは東京といっても下町なんでね・・・」とたしなめてくれたのはウケました。

歓喜天の城まで歩きながら話していると、
ZONOさんから「Rmanさんってネットに載せてる写真はフェイクで、実は可愛い女の子だったりして、とか少し期待してたんですけどね〜」とか言われて爆笑してしまいました(笑)。
な、なんでそうなるんですか!(笑)。まぁ、飲み会とか言っても仕草がおネエっぽいとか、女子力高いとか言われることがあるので、ネット上でも、そんな感じなんでしょうか?
まぁ、男ですからね、一応!

そして、いよいよ歓喜天の城に到着しました・・・・!!!
こ、これが「リアル嘆きの壁」かッ!!!た、確かにッ!!!(笑)
いやぁ、凄い、確かに凄まじい迫力です。ミニチュアが天井近くまで壁一面に積みあがっています。し、しかも中身はランナーがギッチリ!!
ダークヴェンジェンスとか6箱もあるんですけど・・・、な、何がな、な、なんなのか・・・・!?しばし圧倒されてしまいました。
このプラスチックケースに収まったランナーの数!!ライノのランナーだったんですけども、一体何台分あるんでしょうか?
マーズのアデプタス・メカニクスの兵器工場ってこんな感じなんでしょうか!?(笑)
とにかく、一般的な常識の理解を超えた、凄い物量でした・・・・
くはぁ〜〜!一体何個あるんですか、ど、どういうこっちゃ!?みたいな(笑)。
ドロップポッドの数がマジで半端無いです。ドレッドノート専用ドロップポッドって僕の中じゃけっこうレアアイテムだったんですけども、ええと・・・とりあえず6台は見えますよね?
あれ?みたいな(笑)。
組み立て済みのライノが積み上げられてる光景も、すごい迫力ありました。

物量に驚きつつ、腰を落ち着けますと、すかさず圭さんが豆から引いたエスプレッソ・コーヒーをふるまってくださいました。
これがもうじわーっと体と心に沁みまして、本当に美味しかったです。思わずおかわりまでお願いしてしまいました(笑)。
ZONOさんが持ってきてくださったチョコレートのかかったラスクもとっても美味しかったです。ごちそうさまでした!

そして、ほどなくしてムッチーさんとZONOさんの超絶ミニチュアの観賞タイムが始まりました。
お二人は言わずと知れた初代ゴールデンデーモン・ニッポンのゴールデンデーモン保持者なのです。
ペイントテクニックの凄さはRoRにも掲載させていただいてる通りで凄まじいのは理解していたつもりですが、実物はマジで凄かったです。

もはや、「げぇぇ」とかも出てきません(笑)。ただただもう「うわぁ・・・・・(最上級の感嘆詞)」て感じ(笑)。


ムッチーさんのチャプレインwithベテランスカッドのクオリティーの高さは想像を絶するもので、
ムッチーさんのミニチュアペイントはまさに芸術の領域に到達していると感じました。本当に感動してしまい、しばし無言となってしまいました。




そして、ZONOさんのウルトラマリーン・ベテランやシカリウス中隊長といった最新作もあまりにも凄まじい美しさで、
ミニチュアペイントってこんなに塗りこめるものなんだって感動しきりでした。シカリウス中隊長もめちゃめちゃカッコ良かったです。

ゴールデンデーモン、その名は伊達では無かった・・・・。
今の僕では、ゴールデン・デーモンに出てもまず勝つことは出来ないと実感しつつ、僕の中でメラメラと燃えてくるものがあったのもまた事実です。

お二人の作品を生で見ることが出来、ミニチュアペイントのひとつの到達点を垣間見れた気がして、これだけでも東京に来た甲斐があった!と思いました。
早いですけど(笑)。

その後、僕のインペリアルフィストのモデルもいくつか紹介して、とっておきのレリック型コンテンプタードレッドノートを出した時には大好評で嬉しかったです。
やっぱり黄色の美しさが際立ってるよね!とか一番嬉しいコメントも頂けました(笑)。



圭さんに淹れて頂いた本格派のエスプレッソを楽しみつつ、ムッチーさんとZONOさんの超力作を拝見させて頂きました。
御二方とも先のゴールデンデーモンを受賞されている猛者ですから、まさに感動的な作品が続々と出てきて圧倒されました。
これ程の作品を生で見る機会など滅多にないですから、じっくりと何度も見させて頂きました。
かなり無言だったと思うんですけど、夢中になっていたからで申し訳なかったです(笑)。

全力投球の作品に対して、僕が持参していたIGは、量産塗りがメインで、気合の入ったキャラとかも特に入っていなかったので、とても場に出せませんでしたねー。
あと、
そもそもIGを使うというのをバラしたくないというゲーマー的なアレもありましたが(笑)。

気が付けば5時を回っていたので、名残惜しくも大急ぎで歓喜天の城を後にしました。
ミニチュアを見せ合ったり、歓談していると時間はあっという間に過ぎていき、気が付けば5時を回っていました。
最後に記念写真を撮影しました。歓喜天の城に招待してもらって、日本屈指のペイント作品を見せてもらえて、美味しいコーヒーをごちそうになって、
本当に充実の時間を過ごさせていただきました。

圭さん、ムッチーさん、ZONOさん、本当にありがとうございました!めっちゃ楽しかったです。
歓喜天の城に今度お邪魔する時はもっとたっぷり時間を確保して、奥の奥の隠されたミニチュア達をまた見せてもらえたら、すごく楽しそうです!
うわーーー!こんなのまで持ってるんですか!!?さ、さすがーーーー!ってか何でも5つも持ってるんですかーーーっ!!みたいな(笑)
またいつか遊びに行ける日を楽しみにしています。

そして、ムッチーさんから、ムッチーさんの主催する同人サークル「ヘルズ商事」から過去に発行されてきた同人漫画をプレゼントしてくださいました!
あまり漫画ネタに詳しく無い僕ですが、面白ネタ満載でとても楽しい内容ばかりでした。
ムッチーさんは現在ウォーハンマー趣味人が主人公の熱血少年漫画ノリの作品を執筆中という話ですし、期待度はますますアップしました!
完成の暁にはウォーハンマーが日本で広まる起爆剤になるかもしれません!(笑) ぜひ頑張ってくださいね!


大切なコレクションを本当にどうもありがとうございました!ムッチーさんのペイント以外の面も知ることが出来て、とっても嬉しいですし、大切にしたいと思います!!




圭さんからはウォーハンマー6版のポスターを頂きました!この絵、最高にカッコイイですよね。
僕は過去にホワイトドワーフに付属していたこの絵のA1サイズのポスターを数年間部屋に貼ってたこともあるくらいで、この絵が醸し出すFBの世界観が大好きだったんです。
そのポスターは元々紙質が悪かったこともあってボロボロになっちゃいましたが、これからはこっちをまた貼って、僕の部屋をへヴィーでダークな世界にしてやりたいと思います(笑)。
ありがとうございました!!

歓喜天の城を卵帝君とZONOさんと一緒に後にし、電車で神田に向かいました。ZONOさんとは途中でお別れしましたが、本当にお会いできて良かったです。
温厚なお人柄の中に深い情熱を持っている素敵な方でした。奥さんの写真も見せていただきましたが、すごく美人な方でしたッ!
ZONOさん、お忙しい中、本当にありがとうございました!
またいつか、いえ、ゴールデンデーモンの会場でぜひ再会しましょう!!

懐かしの面々による歓迎会
歓喜天の城の後は、13年前、僕らがWH始めた時から特に親しくさせて頂いている旧知の方々が、6時から歓迎の飲み会を開いて下さることになっていたのです!
主催者の
CaptainYさん、まるまさん、V1ALさん、ざんじさん、
若手代表として
SirMotorさん、そしてRman君、僕(卵帝)、という超絶濃い面子でした。
僕は関東に住んでいる関係もあり、メチャメチャ久しぶりという事でも無かったですし、V1ALさんにはスローンの練習相手にもなって頂いてたぐらいですが、
Rman君的には感動の再会レベルの面子ですよね。
これだけの方々が貴重なお時間を割いて一同に会し、歓迎会開いて頂いたのは、本当にありがたいお話です。

僕と卵帝君がスローンオブスカルに参加することをツイートした時、CaptainYさんから一言「夜は空けておけ・・・」とツイートが返ってきました。
もう、この一言に僕は
チビりそうなくらい胸が熱くなったのです。

CaptainYさんと言えば、10年以上前、まだまだ日本のウォーハンマーシーンにファンタジーバトルしか無かった時代に、Codex40,000というホームページで、
40Kの世界観とゲームシステムを詳しく紹介し、日本に40Kブームを起こした偉大なる先輩趣味人なのです。
僕はCaptainYさんがいらっしゃらなかったら40Kを始めていなかったことでしょう。
僕らの世代には絶対的カリスマを持っている趣味人であり、僕の良き理解者でもあってくださった本当に心から尊敬するお方です。
そのCaptainYさんが僕らの歓迎会を開いてくださるということで、本当に感激でした。

そして、この歓迎会に集まってくださったのは今や時の人となって漫画界の最前線でご活躍なさっている
まるまさん、昔から最強のゲーマーとして名高いV1ALさん
言わずと知れた愛すべきミニチュア人
ざんじさん、そして数々の功績によりミニチュア界にその名を知らぬものは居ないSir Motorさん
何とも濃い方々が揃ってくださいました。僕にとっては本当に感動の再会、そして新たな出会いです。
僕がウォーハンマーを始めた時から良き先輩として、また良き理解者として楽しい時も辛い時も支えてくださった皆さんとのお食事会は、本当に心から楽しく、
笑いが絶えることのない本当に素敵な時間でした。
みなさん、12年前に会った時からまったく変わらない熱いものを持ってらっしゃいました。

まるまさん    「Rman君もあの時はほんと、大変だったよね〜」 
CaptainYさん  「うん、うん、あれはね。」
         「いえいえ〜」 
V1さん     「え?何だっけ?そんなことあったっけ?」 
ざんじさん   「ほらほら、あれですよ、あれ」
V1さん    「あぁーーー!!あったあったそんなこと!」 
まるまさん  「思い出すの早ッ」


V1さん    「でも、オレもあん時はきつかったな〜あそこまで言われてビックリだったよね」 
       「え?なんでしたっけ?それ・・」
まるまさん  「あれでしょ〜あれはねぇ・・」
        「ああぁぁ!!思いだしたッ!!!」
まるまさん  「ってか早えぇよ!!思い出すの!笑」

こういうのを阿吽の呼吸って言うんですかね(笑)。
過去に日本ウォーハンマー界で起こった様々な事件やネタを酒の肴にしつつ(笑)、めちゃめちゃ盛り上がりましたね。
歓迎会が行われたのはビアパブ&ピザのデビルクラフト。CaptaiYさんのチョイスです。
僕は翌日の本戦のことも考えてアルコールは控えましたが、何と言っても料理がボリューム満点でめっちゃ美味しかったです!!
ピザもこの写真の通りで、シカゴピザって言うらしいんですけど、ものすごい厚みと具がたっぷりで、食べ応えも味も抜群でした。
ジャガイモの揚げ物もサクサクで美味しかったわけですが、
そこではざんじさんの卵帝恨み節
前に会った時、ジャガイモ料理をこいつに全部食われちゃってさー!!」が炸裂して一同爆笑でした(笑)。

過去についての話ばかりでなく、SirMotorさんのこれからの展望や次の戦略など、興味深い話も沢山聞けましたし、まるまさんのD&D愛にも触れて胸が熱くなりました。
とりあえず何でも「
D&Dに使えるからまぁいっかー」とか言ってミニチュアを集め続けるまるまさん、素敵過ぎます!!(笑)。

卵帝君がしきりに「明日のスローンオブスカルにV1ALさんが出なくて、最高に嬉しい」と言ってたのも面白かったです(笑)。V1ALさんも「俺も出たかったなー!」って。
確かにV1さんが本気で出たらヤバいのは間違いないですよね・・・。

ツイッター上で、CaptainYさんがBot扱いされてる件とかも、みんなで爆笑でした(笑)。あとGWのスペシャリストゲームの話とかも。
ほんと、エピック40Kを再販とかしてほしいですよね。スペースハルクみたいに1ボックス完結のリニューアルでも大歓迎!みたいな。

そして、皆さんから翌日のスローンオブスカル出場に関しても沢山沢山激励してもらって、本当に嬉しく、楽しい時間でした。

楽し過ぎた時間はほんとあっという間に過ぎていきました。
お店の外に出たら、最後に記念写真を撮影しました。
この面々が揃うことってもう一生無いかもって思うくらいレアで激熱いと思うんですよね(笑)。皆さんと再会できたことにマジで感動し、楽しさ溢れたお食事会でした。

そして、とりあえず皆このポーズが大好きですよね、ほんとにも〜。ウォーハンマー面子で集まったら100%この伝説のポーズを決める人が居ますよね。
このクラスの面子になると、皆やりますからね、僕とまるまさん以外(笑)。僕とまるまさんは
良識派ですからね・・・(笑)。

こんなに素敵な会を開いてくださったCaptainYさん、そしてお忙しい中集まってくださった皆さん、本当にありがとうございました!!
ここで再会できたことは、一生の思い出になりました!!
みんな、大好きです!!


CaptainYさんからは今となってはめちゃめちゃレアな40K財布をプレゼントくださいました。
これは、ブルドッグバックルというイギリスのメーカーがGWのキーホルダーやらベルトバックルなどを作ってた時代のもので、見た瞬間に「うわーー!懐かしーー!」と思いました。
大切に使っていこうと思います。こういうの、僕は大好きなんですよ〜(笑)。
CaptainYさん、本当にありがとうございました!!


まぁ、会の内容はヤバ過ぎましたね(笑)。 とても僕は書けないのですが、ありとあらゆる話が出たように思います。

旧知の仲との飲み会は、もう本当に楽しくって、3時間とか一瞬でした。

最後の締めに例のポーズで記念撮影し(笑)、明日の激闘に備えて解散となりました。 あ、更にヤバい二次会もあったっぽいですけど(笑)。


ホテルに戻って、よし就寝!
…という事にはなりませんでした(笑)。
同じホテルに宿泊されていたアイコノクラズム店長の平山さんが部屋に遊びに来られ、これまたヤバいぶっちゃけトークが出まくりました。
僕らは平山さんがアイコノを起業される前から親しくさせて頂いてましたので、その頃の話とか、最近のアレがどうとか、まぁ、色々です(笑)。

そして、日付も回り、今度こそ激闘に備えて就寝しました。
もう、この一日だけで普通の遠征レベルの充実ぶりですね。
朝起きたら、よし帰ろうかーとなっても不思議ではありません(笑)。

皆さんと別れて、卵帝君と一緒に歩きながらホテルに帰る途中、コンビニで買い出ししつつ、「もう平山さんは到着しちょるんかねぇ?」などと話しながら、
ホテルに着くとフロントに一通のメッセージが。

「戻られらたら電話ください by平山」

うおおお!!!平山さんキターッ!!!!

そう!今回僕達が泊ったホテルは神田グランド・セントラル・ホテル。スローンの会場から徒歩5分の絶好のビジネスホテルです。
ここに大阪の老舗ウォーハンマーショップ「アイコノクラズム」の平山店長さんもご予約されていたのです。

もちろん、平山さんもスローン・オブ・スカルの本戦に出場されます!!

平山さんには通信販売でお世話になっているのはもちろん、お店を開かれる前から親しくさせていただいてまして、
アイコノクラズムで行われたワールド・ワイド・ウォーU以来の3年ぶりの再会でした。

ってか、何ですか、この熱い展開の連続は・・・(笑)。

平山さんが僕らの部屋にいらっしゃって、3人でそれはもうぶっちゃけトークが炸裂しまくり、3人で爆笑しながら夜は更けていきました。
ウォーハンマー黎明期のころの信じられないような逸話の数々、平山さんは僕よりも古くからウォーハンマーを始められており、関西地方の昔話や、様々なお話を聞けました。
僕らも僕らでネット界隈の熱いネタを盛り込みつつ、話題はまったく尽きないという感じでした。

それにしても、平山さんの話が面白過ぎて、ほんとこの人凄いなぁ・・・と心から畏怖の念(笑)を覚えました。
そして一趣味人としてウォーハンマーを愛する想いもヒシヒシと伝わってきました。クールな外観からは想像できないほどに本当に情熱あふれる熱いお方だと思います。

深夜になり、ぼちぼち明日に備えて寝ますか〜ということになり、平山さんも自室にご帰還なさいました。

それからシャワーを浴びてすぐに布団に入ったわけですが、この1日で出会った方々のことや楽しかった会話が思い出されて興奮冷めやらぬ感じで、
全く寝付けない感じでした(笑)。何時頃に落ちたのかわかりませんが、朝起きた時には運よく体調は万全でした。

さぁ、いよいよ、髑髏の玉座ですよ。


いざスローン・オブ・スカルへ

スローン・オブ・スカルの会場の熱気、それはもう会場の外どころか会場となったビルの外にまで溢れているようでした。
開場前からその熱気は天井知らずで熱くなっていましたね!

僕も出会った皆さんに積極的に自己紹介をし、RoRを通じて、またツイッターを通じて知り合った多くの趣味人と感動の、初対面の連続でした。
自分で言うのも何ですが、
僕のことをご存じない方は全然いらっしゃらなくて(笑)、みんなが僕を知ってくださってる感じでちょっと嬉しかったです。

おおー!Rmanさん!いつもホームページ見てますよ!!」みたいな(笑)。

役得ですね(笑)、RoR続けてきて良かったなぁ、なんて改めて思いました。

お名前を挙げ始めると終わらなくなっちゃいますが、ネットを通じてしか交流が無く、ずっとお会いしたかった皆さんとついにお会いすることができて、
もう挨拶の後には必ず力強く握手し、はたまたいきなりがっつりハグとか、めちゃめちゃテンションあがってましたね、僕は!!(笑)、そしてみんなも!

また、懐かしい方々や久しぶりの友とも再会出来て、本当に来て良かったなぁ〜とこの旅が始まって10回目くらいですけど(笑)、その思いを噛みしめました。

何と言っても、ネットを通じて、またRoRを通じて育んできた多くの趣味人との友情が本物であり、尊いものに育っていたことが実感できて、とても感動しました。
もう、控室で開場を待つ間の30分間だけで、僕の小さな胸は喜びと感謝の気持ちで一杯に満たされていました。

そして、いよいよGWスタッフから開場の声がかかりました。

僕も気持を落ちつけ、皆と共に髑髏の玉座を賭けた戦いの場へ歩みを進めました。


遂に数か月待ちに待った日が訪れました。

全国各地から猛者が訪れ、鎬を削り、多くの見学者の方々も集結したスローンオブスカルが遂に開幕です。


もう、試合開始前からそこいらじゅうで挨拶のラッシュが起こりまくり、熱気が半端ないです。
若干名のキャンセルがあったのは残念ですが、26人の闘士がフルペイントアーミーで集結です。



タウ!やはり根っからのタウマニアである僕としては、タウ星人の勝利を願ってやみません。
じゃあ、何でお前はIGなんだっちゅう話ですが(笑)。



僕と同じくRoR副管理人のムッチーさんのダークエンジェルも堂々の登場です。
ムッチーさんとは、一日ぶりの再会でした(笑)!


会場が開いた瞬間、目の前に飛び込んできた光景はまさに絶景でした。14ものテーブルに広がる小宇宙。
まさに会場全体がはるか遠い遠未来、ダーク・ミレニアムの戦場となっているかのような、それほどの迫力と臨場感に満ち満ちていました。
テレインの量も豊富で、かつ砂漠から雪原までバラエティー溢れる戦場!

やっぱり14卓は凄いボリュームなんですっ!!

これだけのクオリティー高い戦場を準備されたスタッフの皆様の努力を考えると、本当に頭の下がる思いでした。
そして、感動をありがとうございました。
この日の僕は感動の連続でしたが、感動の気持ちが僕の心から枯渇することは最後まで全くありませんでした。

今からレポート終了まで感動という言葉を100回以上使うと思いますけど、それが真実なのですからしょうがありません(笑)。




開場と同時にスタッフの呼びかけにより、各人アーミーの展開を始めました。
みんなワイワイと盛り上がりつつも、それぞれ自慢のアーミーを粛々と展開していきました。



アーミーの展開も終わったら、次にスタッフの木村さんから大会のタイムスケジュールや注意事項などの説明が一通りありました。
皆さん、この場では私語は一切なく、いよいよバトルが始まる緊張感に包まれてきたようです。もちろん僕も、いよいよと覚悟を決め、気持ちが引き締まってきました。

この説明のあと、1回戦目のマッチングが決まるまでの間、スローン・オブ・スカルの醍醐味でもあるフルペイントされたアーミーを見学する時間が設けられました。
このお楽しみタイムのレポートは後ほどということにして、とりあえず僕のアーミーを紹介したいと思います。

Rmanのアーミーとロスター

僕のアーミーはもちろんスペースマリーンインペリアルフィスト
今回は序文でも書いたように、妥協なき理想の1500Pを追求した結果、色々間に合わなくて(笑)、準備期間の最終盤になってから、あるものの中でベストの編成を探りました。
僕自身はここ最近のゲームといったら2000Pから4000Pくらいがメインのポイント帯となっており、1500ポイントのゲームから離れていたため、
1500ポイントのバランスというか、あんばいが難しく、本当に難しかったです。とにかく
何も入らねぇ!!みたいな(笑)。
とはいえ、それは参加者全員が同じ条件なわけですから、1ポイントも無駄にしないで1500ポイントをかっちりきっちり使い切って戦うという視点も大事にして編成しました。

そのアーミーが、これです!!

じゃーん!!!!(笑)
今回の編成はずばりドロップポッドによる降下作戦を中心に編成してあります。
1500ポイントとなるとタクティカルスカッド1人の力さえも無駄にすることは出来ませんから、彼らを適切な場所に落とし作戦目標確保なり、
敵の強襲に用いるなり、臨機応変の対応が出来るという意味で、ライノではなくドロップポッドをチョイスしました。
また、もうひとつの確保ユニットであるスカウトは恒例のランドスピーダー・ストームには乗せず、徒歩で戦場に侵入してもらうことにしました。
そのストームのポイントですら、十分に確保できないのがこの1500ポイントのシビアなところでしょうか。



1500Pといっても、やりようによっては尖った編成も無理ではないでしょう。一点突破を狙うような超重量級主役ユニットを中心とした編成も考えてはみましたが、
どうも、僕のプレイスタイルでは使いこなせる気がしなかったり、歩兵もビークルも適度にバランス良く置きたいという長年の積み重ねてきた趣向というか癖が、
最後の最後まで抜けきれず、結果的には無難なバランス編成になってるような気もします(笑)。

このアーミーを率いるのはインペリアルフィストの代名詞たる不死身の男、ダルナス・ライサンダー!!
1500ポイント帯ではほぼ無敵とも言えるパワフルさを備えた超マッスル野郎です。ま、インペリアルフィストアーミーなので、居てもおかしくはないですよね?(笑)
ただ、お供の第一中隊のベテラン達まで迎える余力が無かったので、そこはアーミーの設定を掘り下げることでカバーしたつもりです。



そしてお気づきの通り、このスローン・アーミー専用で地面も作りました。気合い入ってますよね、我ながら。
過去の公式大会においても、アーミーの土台まで作り込んだアーミーが脚光を浴びたこともあると聞いてましたので、僕も全力で挑戦しました。

もちろん、ベストペイント・アーミー賞を狙うというのもありましたが、考えられるベストを尽くさないで、受賞を逃したりすれば、
その時はまさに「後悔先に立たず」でしょうから、編成そのものはともかく見栄えに関しては(笑)一切の妥協をせず、あくまで全力を出し切ろうと入念に準備をしました。

結果として、アーミーの土台まで準備してたのは僕一人でしたけどね・・・(笑)。

ちなみに、これらのアーミーの写真は1枚目と2枚目はBetzさんが、3枚目は圭さんが撮影してくださったものです。
綺麗に撮影してくださって、本当にありがとうございました!!


そして、気合い入れて全力で準備したロスターシートがこちらですッ!!

これは良い!!!!!!自分で言うッ

ロスターを作るにあたって、過去の公式大会で様々なロスターがあったことを見聞きしていましたので、
紙にスペックとポイントを列記するだけの必要にして十分な「通常のロスター」ではベストロスター賞を狙うことは不可能であると分かっていました。

何せスローン・オブ・スカル公式PDFの中にも
ベストロスター賞は、アーミー編成の巧さや強さではなく、どれだけ魅力的なユニット名、
キャラクター名、アーミーの背景などが考案され、 それらがロスターシートに記入されているかで決定する。
」と書いてあるのです。

いやいや、それを全部盛り込んだらとてもじゃないですけど1枚には収まらないですよ・・・(笑)。

とか思いつつ、僕自身の美学としてロスターの本分にはまず「見やすさ、分かりやすさ」があり、さらに「1枚で収める」というものもあり、この2つは譲れないと考えていました。
思考錯誤をしながら、このフォーマットを構成するまでに約1ヶ月はかかったと思います。アイコノの平山さん曰く「どんだけ気合いはいっとんねや!」みたいな(笑)。
こんなメモが大元になってたりします。


この真面目さ!ヤバいですね(笑)!

ってなわけで、今回は「この編成が組まれた理由、いわば戦う理由」を設け、その流れを「作戦指令書」という形で構成することで
アーミーの背景などを表現することにしました。さりげにライサンダー閣下が第三中隊を率いることになった経緯も盛り込んでいます。ま、無理やりですけど(笑)
サンドロス中隊長を救出するのが今回の我が編成のメインテーマということにしたからには、こいつも塗らなければなりません!

そう、負傷したサンドロス中隊長です!!


これは以前、圭さんからプレゼントしていただいた思い出のミニチュアでもあり、スローン・オブ・スカル出場というこのタイミングでペイント出来たことは
個人的にも熱く、圭さんにも喜んでもらえて嬉しかったです。
このミニチュアを作戦目標マーカーのひとつとして使用することで、僕の編成は本当の意味で完成するのです。

「ほんと、スペースマリーンの死体とか、欲しけりゃ自作すればいいのにわざわざモデル出すとかどんだけ〜」
とか、発売当時には思ってたんですが、このミニチュア、めちゃめちゃ名作です!(笑)。
この大往生感というか絶望感漂う空気、これはなかなか狙って出せるもんじゃないですよ!マリーン野郎の皆さんもぜひコレクションにどうぞ!笑

ロスターのフルサイズはこちらにあります。

ぜひフルサイズのものも見て、背景設定なども読んでもらえたら頑張った甲斐もあるということで嬉しいです!

卵帝のアーミーとロスター

こちらが僕こと卵帝のモルディアン・インペリアルガードです。


タウ星人、ケイオスマリーンと悩みましたが、最近流行りの戦車道リスペクト(笑)という事で、
ビークル弱体化の傾向にある6版で敢えてのビークル満載編成でGOです。
微妙な戦力は一杯入れて試してみようが僕のモットーです。 メタ外しを狙っているといった意味も含まれております。

現状空の支配者と言っても過言ではない最強機体ヴェンデッタ2機や、個人的にIG最強のコストパフォーマンスを誇ると思われるグリフォン3門も配備し、
猛者たちに挑むモルディアンの勇者達!



ロスターシートは、Rman君が作成した気合の入ったプラットフォームを改変させて作らせて頂きました。
ウェブアートデザイナーの使い方に四苦八苦しつつ、分からないときはRman君に電話をかけ、「またかい!」と言われつつも(笑)教えてもらいながら制作しました。

それらしい雰囲気を狙って、旧日本軍の標語やら、当時の新聞やら調べまくってみました。
ウケて下さる方がメチャ多かったので嬉しかったです。

万が一このロスターが賞を貰えるようなら、殆どRman君のお手柄である、と僕はコメントするつもりでしたし、
「そう言ってくださいよぉー!」彼から念も押されていましたが(笑)、実際その通りです。

我ながら超カッコイイブツが出来たと思うので、額縁に入れて部屋に飾っておきたいですね。


会場の熱気と圧巻のミニチュア達

さてさて、僕と卵帝君のロスターの紹介も終わったところで、会場に戻りたいと思います。
趣味人がそれぞれに放つ情熱と各テーブルに並んだ各人の誇るべきアーミーが見渡す限りに勢ぞろいしたこの会場の凄さ、
(こういっては元も子も無いですが)これは会場に居た人でなければ、写真だけでは伝わりきらないと思います。それほどに熱かったんです!
本当にこのホビーの熱さが会場には満ち満ちていました。

とはいえ、せっかくのレポートですから、僕も一参加者として、この会場の空気を少しでもお伝えするべく微力ながらも、ここに紹介していこうと思います。

ちなみに、アーミー観賞タイムはたったの30分しか無かったので(全体のタイムスケジュールが超タイトでしたからね!しょうがないです)
全てのアーミーを撮影しきれなかったのは残念です!しかし、僕の記憶には会場に集った全てのアーミーが今も鮮明に蘇ってきます。本当にみんなのアーミーは超カッコ良かった!

とにかく皆がみんな、ウォーハンマー大好きなわけです。
会場の熱気はその事実だけでも十分伝わるのではないかと思います(笑)
本戦出場の方以外にも沢山の方が見学に来てくださっていました。
僕も見学者の方と沢山お話できて、非常に楽しかったです!マジ黄色いですね!とか(笑)
遠景ですけども、スペースマリーンの代名詞たるウルトラマリーンも参戦!
クリーンな作風が非常に印象的でカッコ良かったです!
そして僕が一番見たかったアーミーの一つ、Betzさんのネクロン!!
やはりというか何と言うか、凄い密度、迫力です!
DaiZoさんのレッドスコーピオンもついにお披露目です。
やばい、マジでこの配色カッコイイ!!
ツキカゼさんのオルクアーミーも新旧モデルを巧みに盛り込んだ超圧巻の赤さでした!
テーマ性も明瞭で本当に素敵でした。写真がちゃんと撮れて無くて残念・・・涙
ホワイトスカー&インペリアルガード同盟軍も登場です!
リアルにホワイトスカーを見たこと無かったのでマジで感動!白さが盤面で際立ちます。
RoR代表選手の一人(笑)ムッチーさんのダークエンジェルはさすがの出来栄え!
贖罪の砦もアーミーの一部なのに、撮影し忘れているという抜けっぷり汗。
ケイオスマリーンとオルク&インペリアルガードの異色タッグアーミーのテーブル。
めっちゃ斬新なアイデアが具現化されているというこの幅の広さ。さすが東京!
会場で唯一のタウアーミーもめっちゃカッコ良かったです。
キャラピラ付きのブロードサイド・バトルスーツの異形は忘れられません!
大友さんのティラニッドアーミーはアーミーブックから飛び出してきたかのような、
さすがのクオリティー。モンスター一杯でマジで怖いです。
圭さんのアーミーはスペースウルフとインペリアルガードの混成アーミーでした。
フライヤー対策もばっちりのフォージ製ハイドラがイカしてます。
廣島ミニチュアゲームの会期待のホープ狂道化さんのダークエンジェルも
ついにこのスローンで全軍お披露目です!新型フライヤーも完成!!
会場で唯一となったケイオスマリーン、雪原に映えるダークな配色がカッコイイ!
6版ならではのフォージフィーンドも堂々の登場です!
このオルクの大群!!!!見た瞬間にもう目が点になりました!!
さすが、ヤニヤマさん!尖ってらっしゃいます!熱過ぎる!お会い出来て光栄でした!
本大会唯一のデーモンは野火さんです!!カイロスとブラッドサースターが率いる
超迫力のアーミーです。新旧のメタルが揃った歴史を感じるアーミーでした。
デザートカラーで統一されたインペリアルガード。この統一感はIGならではですね!
バジリスク3台がまじでもうヤバ気なんですけど・・・笑
ブラッドエンジェルの後継チャプターも登場です!
白と赤の組み合わせに優れたセンスを感じました。
サンダーファイアキャノン友の会の広報部長として大変お世話になっている
KOTABEATさんのサラマンダー!さすが、サンダーファイアキャノン2門投入ですか!
ぐるりと会場を回って再びBetzさんのネクロンをじっくり鑑賞させていただきました。
ため息が出てくるほどの美しさです・・・!
グランド・セントラルホテル・チーム(笑)の平山さんのネクロンも新兵器テンコ盛りで
超絶カッコ良かったです。緑のハイライトの丁寧な仕事は特筆ものでした!
会場唯一のダークエルダーを駆るのは大阪最強と名高いゲンキさん。
ペイントのハイクオリティーさでも会場の注目を集めていました。
ツイッターでは大変お世話になっているdarutoneさんのダークエンジェルも
新兵器投入に加え、サマエル率いる非常にスピード感溢れる編成のようです!
オルクは意外や意外、大人気でしたね!
Vanさんのオルクアーミーはバラエティー豊かな兵を揃えた編成のようです。
岩田さんのスペースマリーンは銀色が美しいオリジナルチャプターです。
歩兵メインでマジ男らしい編成です。
この男はマルネウス・カルガー準拠ということで、投入されていました。
キットバッシュ・コンバージョンのお手本のようなカッコイイ作品です!
本大会唯一のグレイナイトアーミーです。人気アーミーなのに唯一というのも驚きです。
ストームレイヴン2機にドレッドナイトにドレッドノート!凄いパワフルな編成です。
グランドマスターのコンバージョンが半端無くカッコ良かったです!
この背中のバナーのアイデアはぜひ僕もパクりたいッ(笑)。
Marl9さんが撮影してくださった僕のアーミーです。
皆さんからは土台まであるしー!と好評で何よりでした。
生で見ると黄色がやっぱり良いとか、いっぱい褒めてもらいました(笑)。
卵帝君のモルディアンIGも会場中の注目を集めていました。
スタッフの方も忙しい中、時間の合間をぬって、
この会場に集ったアーミーを楽しまれていらっしゃいました。

とまぁ、そんな感じで、会場の熱気、趣味人の気合いの入りようが少しでも伝わったでしょうか?
フルペイント・フルベースデコレートが施され、しっかりと完成されたアーミーが日本全国より集ったこの会場の豪華さたるや他に類のないものであり、
まさにスローン・オブ・スカルという公式のトーナメントだからこそ実現されたとも言える、誠に尊い光景が広がっていたと思います。

もう、このトーナメントの1参加者になれただけでも、僕はどれほどの名誉を感じたことか分かりません。
きっと26人の闘士がみんな僕と同じ気持ちだったと確信しています。

それにしてもですよ、30分の観賞タイムは激短かったですね。瞬きした瞬間終わってたくらいの勢いで時間不足でした。
むしろこの観賞タイムだけで丸1日イケるぜ!って感じだったのですが(笑)。
それはまたいつか、スローン・オブ・スカルが大きくなって2日間開催とかになってからの「夢」ですね!

そして、いよいよ対戦のマッチングが始まりました!!

第1戦がいよいよ始まる!

今回は2名の方が欠席され、結果26人の闘士による戦いとなりました。
そして13卓のテーブルに登録番号と名前が呼ばれる緊張の時間が始まりました!

僕の1戦目の対戦相手は誰になるのか・・・・!?
このスローン・オブ・スカルの展開を占う非常に重要な初戦です。
対戦相手は・・・・・・何とッ!KOTABEATさん!!!
うおおおおおおおおおお!!!!!いきなり熱いッ!!!!!!!
まさか、初戦からサンダーファイアキャノン友の会の
つぶし合い(笑)が始まろうとは!
Rmanのバトル1戦目(対戦相手はKOTABEATさんのスペースマリーン)
KOTABEATさんは僕が会長を務めるサンダーファイアキャノン友の会の広報部長を務め、ツイッターでいつも熱いセリフをツイートされており、
そのホビーセンスにとても魅力を感じていましたが、実際にお会いしたご本人はまさにそのままの印象の、激熱な漢でした。
過去に僕が出会ってきた多くの趣味人の中で彼ほど底抜けに明るく楽しく、そして
ウインクが上手で、かつ似合う趣味人がいたでしょうか!?いや居るはずがありません(笑)!
開場前にご挨拶した時から、惚れ惚れするほどの快活さを持った方と思ってましたが、対戦出来ることになって、僕の方もテンションあがりまくりです!

この際、共にサンダーファイアキャノンを撃ち合える喜びを我ら友の会として、分かち合おうではないか!
とかよくわからんこと言いながら(笑)盛り上がりつつゲームが始まりました!
いや、何か広報部長の編成には2門も入ってて、けっこうシャレにならないんですよね・・・汗

ミッションは「巨砲は眠らず」
戦場は「ヴァンガード・ストライク」となりました。
巨砲は眠らずということで・・・・サンダーファイアキャノンは確保ユニットになれるのです!これは熱い!友の会の二人にとって最高のミッションと言えるでしょう。

戦場は、ネクロンの遺跡があったり、髑髏の神殿やいわくありげな石碑などが点在する実にミステリアスな雰囲気あふれる荒野となっていました。
このバトル、何だか初戦とは思えないほどにヒートアップしまして、めっちゃめちゃ面白かったんですよね。
なので、すこし記憶があいまいになっております(笑)。
とりあえずギャラリー含めてすごいハイテンションで盛り上がりました。
スタッフの木村さんから「
この卓だけ3戦目の決勝戦のような盛り上がりでしたよね」と言われちゃったほど(笑)。

それもこれも、KOTABEATさんのリアクションの熱さであったり面白さであったり、決め台詞やポージングといった熱いノリがあってこそだったように思います。
まぁ、僕もRoRレポートにあるように所謂「死亡フラグ」建てまくりのダイスロール(僕はですね、2+は得意なんですよ!アチャー!みたいな笑)で場を湧かせたりしてたようには思いますが、
ほんとにもうノリが噛み合いまくって、めちゃめちゃ面白かったです!

ウォーハンマーのバトルってここまでエンターテイメントになるんだ!って思いながら僕は感動しておりました。
ゲームの展開としては、僕のライサンダー閣下率いる第四分隊が作戦目標を確保しているサンダーファイアキャノン2門とスカウト5体を攻めまくり、
盤面の中央ではお互いのアイアンクラッド・ドレッドノートが爆散され、実に熱い展開です。
とはいえ、序盤は僕の方が押せ押せムードだったように思います。が、しかしッ!!
3ターン目、ついにヴァルカン・ヘスタン率いる超精鋭アサルト・ターミネーターの載ったランドレイダーが盤上に登場してからはKOTABEATさんの猛反撃が始まりました。
アサルトターミネーターの破壊力たるや、しかもヘスタンの能力により強化された攻撃力により、次々と倒れていくインペリアルフィストのマリーン達。
ランドレイダーもヘビー枠のため確保ユニットとなっているのです!傷ついたサンドロス中隊長(作戦目標)を強襲してきます。
この鉄壁を破壊する能力は我がインペリアルフィストにはもはや残されていません。そして、ヴァルカン・ヘスタンも容赦なく黄色マリーンを斬り伏せていきます。
見事なまでの盛り返しっぷりに焦りつつも、ゲームはスムーズに展開し、事前の予想もなんのその、5ターンがきっちり終了しました。

ポイントを集計した結果、
僕の方が僅差で勝利となりました。
このミッション「巨砲は眠らず」はヘヴィ枠のやつは確保ユニットに成るというメリットもある半面、やられると1点取られてしまうというデメリットもあり、
今回はライサンダーがサンダーファイアキャノン2門を叩き割ったのが利いた感じでしょうか(笑)。

それにしても、本当に熱く面白く、初戦にしていきなり灰になりそうなくらい燃えたゲームでした。
KOTABEATさんのホビーセンスに触れることが出来き、僕も元気と勇気、そして力をもらえたような気がします。本当に素敵なバトルをありがとうございました!

最後にがっつり握手をして抱き合い、お互いの健闘をたたえました。いや、ほんと熱かった。

ぜひまたいつか再戦しましょう!

卵帝のバトル1戦目(対戦相手はタケシさんのスペースマリーン)

今大会の流れを占う貴重な緒戦の相手は…ホビーセンター神保町スタッフのタケシさんでした。
僕は、中野とか神保町に買い物に行った時に何度もお会いしてますが、先方が覚えておられたかどうかは不安でした。
しかし、流石にこの一週間前WoCが更新された際に神保町でレジ打ってくれたのがタケシさんでしたので、覚えていてくださいました(笑)。

シナリオは
「皇帝陛下の御意志のままに」で、配置は「前衛部隊の激突」でした。



タケシさんのアーミーはコデックスマリーンです。
歩兵戦力が主体で、ランドレイダーがドカンと一両。マルネウスカルガー扱いのチャプターマスターが率いてます。



これTwitterで見ました!って感じでした。実に勇ましい。



しかし、チャプターマスター無念の憤死!
配下を率いて向かってくるも、IGの火力は圧倒的でした。

緒戦は何とか勝利出来ました。タケシさんは、この後2連勝されておられましたので、本当に厳しいゲームを制することが出来たなと安堵しました。

GWスタッフらしく、ガッチリと握手を交わしました。


一回戦を終えて会場を見渡すと、見知った外国人が!
何と、かつて廣島会に所属されており、現在は仙台へ引っ越してしまいましたが、たまーに遊びに来られるナイスなスペイン人
ハビエルさん&ラッケルさん夫妻です。
ちなみに奥さんのラッケルさんも趣味人です。

東京観光がてら、仙台からはるばる僕らの応援に駆け付けて下さったのでした。
これは全然知りませんでしたので、マジで驚きました。
必ず勝つぜ!とハビエルさんに誓います。


1戦目の途中、元廣島ミニチュアゲームの会のメンバーであり、現在は仙台に住んでらっしゃるハビエルさん夫妻が会場にいらっしゃって、超ビックリしました。
ハビエルさんをご存じない方もいらっしゃるかもしれませんので、そんな方はこちらをぜひチェックしてください。>ハビエルさんのブラッドエンジェル特集
超熱い男のまさにサプライズ訪問!
何でも東京へ観光を兼ねて、僕ら廣島勢の応援に来てくださったというのです。
久しぶりの再会を喜びつつ、めちゃめちゃ盛り上がるKOTABEATさんとのバトルを見学してくださいました。

KOTABEATさんのリアル・アクターっぷりにはハビエルさんも驚かれ、また楽しまれていたように思います。
ハビエルさんはサプライズ訪問でしたが、KOTABEATさんの取り計らいもあって、夜の打ち上げ会に参加されることになり、昼休憩に合わせて会場を後にされました。

「Ryogoが勝つなんて、信じられない!ミラクルだよ!2戦目で勝つのはかなりインポッシブルだろうけど、頑張ってね!」と英語で応援されました(笑)。

昼休みは50分確保してあり、重要な休息時間です。しかし、僕には
ひとつの使命がありました。

そう、
サンダーファイアキャノン友の会の会長としてやらねばならないことがあったのです。
って、言いながら忘れてたんで(笑)、呼びかけてくださったKOTABEATさんには感謝です!さすが広報部長!

さぁ、我らサンダーファイアキャノン友の会、ここに結集せよ!

見よ!この勇壮なる光景を!!
うおおおおおお!!!熱い、熱過ぎるぜ!!
銀河に巣くう背教者、異端者、ゼノ、そして全ての敵を焼き払う我らの必殺兵器、
その名は
サンダーファイアキャノン!!!
やべぇ、マジで熱過ぎる。感動ですね、ほんとに。
ぶっちゃけ、何なんだろうと、この友の会というのは・・・と僕もここに来るまで何度か自問自答したのです(笑)。
しかし、
この光景を見て魂を揺さぶられない趣味人がいるでしょうか!?そう、それが全ての答えなのですッ!!

僕も、ほんと友の会の会長とか熱い役職付きで、この時はほんとに得した気分でした。
左手前がDaiZoさんのレッドスコーピオン戦団、その後ろがゲンキさんのグレイガーズ戦団、中央2列がKOTABEATさんのサラマンダー戦団、
右側手前がBetzさんのナイツ・オブ・アヴァロン戦団、その後ろが僕のインペリアルフィスト戦団、
そして一番後ろに控えるのが
darutoneさんがこの日のために半ば徹夜で仕上げたサンダーファイアキャノンを積む超弩級ランドレイダー「アキレス型」
熱い、熱いぜ!サンダーファイアキャノン!!

このスローン・オブ・スカルが終わっても我ら友の会はサンダーファイアキャノンの威光を世に知らしめるために共に頑張っていきましょう!!

さぁ、今日も一緒に「サンダァァァー!ファイアァァァー!

ふぅ、テンション上がり過ぎたので、少し休憩しましょうか(笑)。

昼ごはんの時間は僕と卵帝君、狂道化さんの3人で近くのコンビニでお弁当を買って、控室に戻って軽く済ませました。
ここでも熱い光景が見られました。

グァーグ!!!お弁当!良いですね〜〜〜!
趣味人の方の手作り弁当が何かオルクめいてて、超美味しそうでした!素敵です!
何をとっても、どこまで行ってもスローンはウォーハンマー尽くしなんですね!最高!!

また、お弁当を食べながらスタッフのシュウヘイさんのナーグル・ケイオスマリーンを見せてもらえたのも楽しかったです!
とても素敵なコンバージョンがされているアーミーで、迫力満点でした。FBケイオスのパーツを巧みに利用されたコンバージョンも素晴らしかったです!
お弁当食べながら、ナーグルミニチュアを眺めるという、なかなか熱いシチュエーションもスローン・オブ・スカルならではですね!まったく!

ロスター展示場
今回は28人の戦いを想定して14卓の戦場が準備されていましたが、急遽2名の方が不参加となった関係で余った1卓はロスターの展示場にされていました。
これはもう、これで激熱じゃないですか。
しかも、皆さんA4サイズに収めているのに、僕と卵帝君だけは確信犯的A3サイズという暴挙(笑)。
いや、これはこういう場を想定していたのではなく、A4版を提出しつつも、字が小さくて読みにくいだろうなぁと思ってA3版も一緒に提出していただけなんです。
あくまでスタッフの方に向けて、ということだったんですが、結果こういう場所に置かれることになり、かなり目立っちゃってラッキーでした(笑)。

そして写真左上に見えるのが狂道化さんのピューリティーシール風ロスター。雰囲気抜群でした。

第2戦目、開始!
昼食後、全員が時間通りに集結し、第2戦目のマッチングも発表されました。僕の対戦相手はナカムラさん!
ブラッドエンジェルの後継チャプターです!!
Rmanのバトル2戦目(対戦相手はナカムラさんのブラッドエンジェル)
僕はブラッドエンジェルと対戦して勝ったことが一度も無く、もう対戦前から戦々恐々としていました。これは、ヤバい相手と当たってしまったと・・・。
もちろん、ナカムラさんも初戦を勝利されてこられている方ですから、強敵なのは言うまでもありません!!
ミッションは
「徹底調査」、戦場は「ハンマー&アンヴィル」となりました。何気にハンマー&アンヴィルで遊ぶのは初めてでけっこう戸惑いましたね(笑)。
今回、僕はゲームの進行を遅らせまいと写真を撮るのを極力控えていたこともあって、しかもゲームは超一生懸命だったので、ほんと詳しくは覚えてないのです・・・。
しかし、このゲームも初戦と同じく激しくも熱く面白いゲームでした。全体的にナカムラさんの運が悪い感じで(笑)、
1ターン目先行をとったナカムラさん渾身のドロップポッド強襲(デスカンパニー!)が盤外にずれて出てしまって、いきなり戦場の端っこに再配置されてしまったり、
がっちり確保しようと思った作戦目標の得点が1点のやつだったりと、最初手で出遅れてしまった感がありました。

しかし、あくまでスローン・オブ・スカルは真剣勝負であるがゆえ、僕も手を緩めることはなく、がんがん攻めていきました!
しかし、僕もことあるごとにダイスロールで熱い出目を出すものですから、
ナカムラさんからは「RmanさんってDaiZoさんと比べて出目がめっちゃ優しいんで助かります〜」と連呼されました(笑)。

後半は一気に押され気味となり、ストームレイヴンの圧倒的火力の前になすすべもなくなりそうだったのですが、5ターンまできっちり遊んだ結果、
最終的に4点の作戦目標を辛うじて確保したタクティカルスカッドの功績により、
何とかギリギリの勝利を得ることができました

最後まで一進一退のどちらが勝つか分からない白熱したバトルで、本当に楽しかったです!!
ナカムラさんの紳士的な立ち振舞いやルールの習熟度に助けられて、2時間半できっちり最終ターンまで遊べたのは本当に良かったです。
さすが関東の方だけあって、ゲーム面に関してはしっかりされているし、そんな中でも和気あいあいとして優しいお人柄がとても素敵な方でした!
最後にがっつり握手をし、最終戦の武運を共に祈願しました。

ナカムラさん、ありがとうございました!またいつの日か、ぜひ対戦しましょう!!

卵帝のバトル2戦目(対戦相手はDaiZoさんのスペースマリーン)

大会はスイスドロー形式なので、当然勝てば勝つほど手強い強敵が出てきます。
次なる相手は、RoRギャラリーにゴールデンデーモン受賞作品も投稿されているDaiZoさん!

僕は以前にお会いしたことありましたが、総魔長の渾名でも親しまれている、感じのいいおやっさん(失礼!)です。

DaiZoさんのアーミーはまたしてもコデックスマリーン。そして、かの高名なレッドスコーピオン戦団!このアーミーはかなりネットで有名ですので、僕も対戦できて非常に光栄でした。
DaiZoさん自身も、レッドスコーピオンって書いてあるパーカーでその身を鎧っておられ(笑)、半端ねぇ気合です。

そして、何といってもアレですね。TFC。サンダーファイアーキャノン友の会と当たることは避けられないと思っておりましたが、早くも登場です。

そして、戦場を見ると…ほぼ平原でした(笑)。
建物が端にちょこんとあるだけで、FBよりテレイン全然少ない恐怖の卓です。
まさに撃ったモン勝ち!一番奥の左端ですが、ここで悶絶された方少なくとも6名はいらっしゃるかと(笑)。

「廃墟要塞化使えねー!」というTFC使いの悲壮な叫びが響き渡ります。
そして、DaiZoさんとはTwitterで「テレインのカバーセーブの扱いって地方毎で違ったりしますから、その辺の擦り合わせが重要ですね。しっかりやりましょう。」
みたいな話をしていたのですが、全くその必要がない戦場でしたので、お互い爆笑でした。

シナリオは
「征戦の刻」で、配置は「戦乱の曙」でした。

先ほども書きましたが、
この戦場は撃ったモン勝ちです。
僕が先攻だったので、よっしゃ行くぜ!と思っていたら、奪取されました!

よりにもよってこの大一番でコレはヤバい!!!


IGの砲列に強襲降下してくるレッドスコーピオン。
ヤバいカッコイイです。そして、あっさりと先制点取られましたー。

いきなり苦境に立たされたIGですが、冷静に戦力を見つめると、こちらのタンクを撃破できる火力が意外と少ないうえに個々が脆い感じでした。
メタ外しが効いたのかもなーと思いました。
そこで、まず重火力を完全に除去したうえで、こちらの重火力を叩き込み続けるという作戦を敢行し、何とか勝利出来ました。

逆にこの平原マップに救われたという感じなのでしょうか。
何れにせよ、DaiZoさんの楽しいプレイスタイルも含め、忘れられないバトルになりました!


二回戦を終えて、周囲を見渡すと、
Rman君、平山さんも2勝してます!おおーホテル組行けてるぜ!と盛り上がりました。

最終決戦でRman君と当たったらこの上なく熱いよね。と話しましたが、
「まぁ、当たったら勝敗はジャンケンで良いでしょう。」とRman君が言うので、
「いやいや、普通に戦って
ブチ殺しますから。」と言いました(笑)。


レポートやスパーでは僕が勝ち続けてますが、ここで今までの鬱憤を晴らしてRman君が激勝するって展開も熱いよねーなんて、話しながら休憩時間を過ごしました。


ゆきじさんとの再会

2戦目の途中、会場のどこかから赤ちゃんの泣き声が聞こえてきました。その声の方を振り返ると、何と僕の心の師匠であるゆきじさんが会場に、赤ちゃんを背負っていらっしゃってたのです!!
ゆきじさんの姿を見た瞬間、もう僕はどうにも落ち付かなくなって、どうしよう、どうしよう・・・!とうろたえてしまいましたが、熱いバトルの途中でもあり、席を外すわけにもいきません。

しばらくすると、ゆきじさんが僕とナカムラさんのテーブルにお越しくださって、感動の再会を果たすことができました。
ゆきじさんとは戦槌王国主催の北海道unGT以来(?)の再会だったので、約12年ぶりの再会です!!
僕がウォーハンマーを初めて、タケイさんの家でゆきじさんのケイオスドラゴンを見た瞬間から、僕はゆきじさんのことをずっと心の師匠として慕ってきました。

そのゆきじさんと再会できて、僕がどれだけ嬉しかったか、わかります?(誰に聞いてるんだ笑)
ゆきじさんは時間があまりないようでしたので、またの再会を誓って握手をしてくださいました。ゆきじさんに会えて本当に嬉しかったです。

ゆきじさん、どうもありがとうございました!
もしかしたら、今年のゴールデンデーモンでお会いできるかもしれませんね!ぜひそうしましょう!!
よろしくお願いします!!
ゆきじさんの神のごときペイントをまた見れるならば、僕はどこにでも参ります!

そしてついに最終戦が始まります!!

最終決戦がいよいよ迫ろうとしていました。
2戦の決闘を終えた26人の闘士たちはすでに疲労困憊の度合いを深め、心地良い疲れの中で最終決戦のマッチメイクを待っていました。
そして、スタッフがマイクを握り、いよいよマッチングの発表が始まりました・・・・!

「1番テーブルから勝率が高い人ということになります!では、1番テーブルは2番のヤマネさん、4番のミヤベさんです!」
オオオオオオーーー!!!

会場から巻き起こる、どよめきと歓声!そしてBetzさんと顔を合わせる僕。
二人の顔がどれほど嬉しそうだったか、想像できるでしょうか(笑)。
この大一番でまさかの決闘となろうとは・・・!!

僕が本大会に出場するにあたって、最も戦いたいと思っていた一人が何を隠そうネクロン使いのBetzさんだったのですから!
Betzさんは僕がRoRで発表するバトルレポートをいつも熱心に読んでくださって心のこもった感想を寄せてくださり、
また彼自身もブログ「Brogarium40K」の中でビジュアル豊かな上にストーリー性にも富んだとても熱いバトルレポートを書き綴ってこられた趣味人なのです。

お互いのホビースタイル、いや、KOTABEATさん風に言えば「
ホビーセンス」はとても通じるものがあるとずっとそう思っていましたし、
RoRのへ投稿を通じて、またツイッターなどでの交流を深める中でいつしか
「いつか対戦できたら良いですね!その時はお互いのバトルレポートをぜひ書きたいよね!」と誓いあっていました。

バトルレポートを書き合おう!こんな約束が出来ることって、なかなか無いです。いや、今までの僕が生きてきたホビーライフにおいてBetzさんだけです。

このバトルは偶然ではなく、お互いの想いが手繰り寄せた奇跡
といっても良いと思います。
本当に胸が熱くなりました。

泣いても笑っても最終決戦。命をかけて戦いに臨みました。
Rmanのバトル3戦目(対戦相手はBetzさんのネクロン)
僕がインペリアルフィスト以外にも巨大なるネクロンアーミーを持っていることは多くの皆さんがご存じのことと思います。
GW公式ブログでも紹介されたことがあったりしますので・・・(さりげに自慢)。
それで、自慢しといて何なのですが、現行コーデックスが出てからネクロンを使ったことは実は、一度もありません(笑)。しかも対戦したことも実は一度もありません(笑)。
つまり、新ネクロンについては全てが未知数で、まったく分かって無かったりします。あれ?Rmanさんってネクロン持ってますよね・・・みたいな(笑)。
アーミーブックも出た時は一読したものの、それっきりこれっきりで・・・。

というわけで、今や名実共に日本のネクロン使いの第一人者であるBetzさんにネクロン特性を丁寧に教えてもらいながら、ゲームを始めました。
ミッションは
「征戦の刻」、戦場は「ハンマー&アンヴィル」となりました。決戦の場は砂漠の荒野です。
Betzさんは前バトルでもこの戦場で戦っており、この枯れ木の立ち並ぶおどろおどろしさからは、今やネクロンのホームワールド的な雰囲気さえも漂っています!

先行は僕が取得することが出来ました。ついに始まる運命の闘い。お互いの健闘を誓いあっての熱い握手からゲームは始まりました。

このバトルでは僕は例によって時間に追われていて、またゲームに没頭していたこともあり、写真をあまり撮ることが出来なかったのですが、
大会終了後にBetzさんから写真を沢山譲っていただきました。それらの写真も一緒に使わせていただき、これから始まるバトルレポートは出来ています。
Betzさん、写真を提供くださって、本当にありがとうございました!当日の熱き戦いを思い出させてくれる素敵な写真が一杯で本当に感激でした!
ずらりと初期配置された<死神ガフラ>率いるカルラディン王朝のネクロン軍。Betzさんのネクロンとの対戦という夢がまさかこのスローン・オブ・スカルで叶うとは!
この畏怖すべき軍団を目の前に並べられて、言葉では言い表せないほどの恐ろしさを吹き飛ばすかのごとく闘志が湧いてきました。

我らインペリアルフィストに砕けぬ敵は、この銀河に存在しないッ!
 ガフラとやら、覚悟せよ!この銀河を貴様ら機械人形の好きなようにはさせん!
先手必勝!!ドレッドノートを積んだ大型ドロップポッドをネクロン軍の最前線に投下!
若干ズレつつも、良いポイントに着陸成功です!(ルールは普通のドロップポッドです)
重たい扉が轟音と共に開く!!
中から登場したのはアイアンクラッド・ドレッドノート!!!
そしてガフラの目の前に落ちてきたのが不死身の男ライサンダー率いる第四分隊!
死神と不死身の男の戦い、どちらが勝つのであろうか!
戦場に配置された作戦目標はわずか3つ。
そのどれもが我が陣営寄りに配置されています。攻める気満々のBetzさん。
トレードマークでもあった深く被ったフードを払いのけ、真の力を覚醒させた死神ガフラ。
まさにその猛々しいオーラがこの戦場の空気を圧しているようです!!
しかし、我ら恐れを知らぬ者。その力がいかほどであろうとも、インペリアルフィストのブラザーに後退の二文字は決して無い!
アイアンクラッド・ドレッドノートがアナイアレーション・バージを全力で射撃し、
見事に爆散させることに成功!先制打撃1点ゲットです。幸先の良いスタートです!
さらに我が軍後方に配置しているサンダーファイアキャノンの砲撃により
ファランクスを組んだイモータルを半壊させることが出来ました!
しかも、彼らは機体再生のロールにも失敗し復活せず!
早くも盛り上がりを見せる最前線。2ターン目開始と同時にスパイダーがスカラベを産み出し、スカラベはドレッドノートに向かって走り始めました。
不気味な機械音を響かせながら・・・・。
この刻を待っていたぞ!
我らが王朝の復興を邪魔立てする貴様達インペリアルフィストの命を、私自身の手で刈り取る、この刻を!

死神ガフラがタクティカルスカッドに襲いかかる!!

ライサンダー閣下は早くも先の射撃フェイズで2ダメージを被っていたものの、ガフラの一騎打ち宣言を受けて立ちました!
ライサンダーが一騎打ちを受けた瞬間、ガフラの指先から放たれたのは目には見えないほど極少のスカラベ群。そう、
「精神束縛スカラベ」です!
これは3D6で士気チェックを行い、失敗したらネクロンに精神をのっとられ味方を攻撃してしまうという大変凶悪なウォーギアです。
しかも一騎打ちを受けているライサンダーは自らを殴ってしまうという大変危険な状態です。
やらせはせん、やらせんはせんぞ!!吠え猛るライサンダー!

3D6で目標は合計10以下。運命のダイスロール!!
なんと、成功!!!(おぉ〜自分でもびっくり)

湧きあがるギャラリー、そして悶絶するBetzさん(笑)。しかし直後、不適な笑みを浮かべ宣言するは「四次元立方体の迷宮」の使用!
これぞ、死神ガフラが死神たる所以の必殺のウォーギアです。D6を振り、残り傷以下の出目が出なければ、対象のキャラであろうとモンスターであろうと、
一瞬で次元牢獄の彼方へと封じ込められ二度と脱出できなくなってしまうという凶悪極まりない性能なのです。

つ、つまり、我がライサンダーの残り傷数は2点。1か2を出さねば、不死身の男ライサンダーは二度と帰ってこられなくなるのかもしれないのです。
もうあの「コラーッ」が見られない!!そんな馬鹿な!やるしかない!
絶対に成功させなければ、この銀河は暗黒に包まれてしまう!


ええい、やむをえん、この際、祈っても声が届くかどうかわからん皇帝陛下などに頼ってはいられん!
暗黒の神、スラーネッシュよ!!!!我に力をッ!!!(注:プレイヤーの叫びです)

運命のダイスロール!!!!!!!
出目は何と・・・・・!!!!テスト成功!!!!信じる者は救われる!!
(笑)
ぬおおおおおお!!!!
ライサンダー怒りの鉄槌がガフラを捉え、一撃の下に粉砕する!!!

死神ガフラ、まさかのインスタント・デス!!!

ってか、1ターン目でウォーロード陥落というこのテンション!!めちゃめちゃ熱いです(笑)。
一方、スカラベがアイアンクラッド・ドレッドノート同胞エドムンドに喰らい付き、その装甲をジワジワと剥がしていきます。
結果、装甲を完全に食い破られたドレッドノートの崩壊をもって、この接近戦は2ターン目裏には決着してしまいました。
スカラベのエントロピー・ストライクの恐ろしさを肌で感じた瞬間です。
ライサンダー閣下は単独行動をし、トライアーク・ストーカーを一撃で粉砕!まさに無敵の男。
しかし、2ターン目後半にはネクロン全軍から猛火力を浴びせられ、あえなく撃沈・・・。
彼の不敗伝説をこのスローンで築きたかったのですが(笑)、無念!
ゲーム後半、いよいよゴーストアークがインペリアルフィスト陣営に配置された作戦目標に向かって侵攻を開始しました。
あまりにも不気味な光景。そして、その圧倒的な射撃力には驚かされました。
中のウォーリアーとゴーストアークのガウスフライヤーが加わり無数の閃光が戦場で炸裂していきました。
そして、戦局はいよいよ終盤へ・・・・。
盤面中央、倒れたサンドロス中隊長(作戦目標)を死守せんとする第三分隊。
そこに迫りくるカノプテック・スパイダー。圧倒的な装甲の前にボルトガンの一斉射撃にもびくともしません。
さらにゴーストアーク2船が画面右上の作戦目標に向かって不気味に航海を続けます・・・・。何と言う絶望的なシルエットでしょうか!
我ら不退転の覚悟!!サンドロス中隊長を守り抜き、この地からゼノの脅威を一掃するまで、我らは戦い続ける!
例え、我らの身が滅びようとも、我らの志を継ぐ者が、この銀河を貴様らの自由にはさせん!!!!


ロメリウス軍曹叫ぶ!

しかし、心なきカノプテック・スパイダーに対して、彼の熱き叫びは一言たりとも届くことなく、一方的な殺戮劇が始まりました・・・・。
タクティカルスカッドはクラック・グレネードで応戦するも歯が立たず!

そして・・・・
あ、あぁぁー!!!(笑)
5ターン目裏、最後の最後にイモータルまでもが接近戦に合流し、タクティカルスカッド全滅!そしてイモータルが作戦目標をがっちりと確保!

3つある作戦目標のうち二つを確保し、最後の一つを守り続けてきたスカウトスカッドも射撃にて全滅させたBetzさん。もはやスコアを計算するまでもなく、

Betzさんの完全勝利です!!


死神ガフラをライサンダーが一騎打ちで奇跡の勝利を勝ち取った瞬間、僕はこの戦いの気運を掴んだつもりになっていましたが、
Betzさんは深かった!指揮官を失ってなお、冷静さを失わず(めちゃ2人で盛り上がってましたけどね笑)、
着実に侵攻を進める様は、まさに生きたネクロンそのものの素晴らしい戦術であり、迫真に満ちたドラマが盤面に展開されていたように思います。

本当に最後まで熱く、楽し過ぎるバトルでした。
Betzさんのプレイスタイルは僕が想像していた通りで、とてもジェントルで落ち着きがあって、なおかつ盛り上げ所では思いっきり情熱を燃やし、
ダイスロールの結果を共に喜びあえる、まさに理想のゲーマー像を体現されていらっしゃると思い、深く心を打たれました。

彼と出会い、そして戦えて本当に良かった。

このスローン・オブ・スカルの3回戦目でBetzさんと全力で戦えたことは僕の一生の誇りです。
Betzさん、心からありがとうございました!
またいつか再戦しましょう!
その時はリベンジさせていただくことを、ここに誓います!

追記(H25.3.2)
Betzさんもご自身のブログ「Brogarium40k」にこの熾烈なる熱き戦いをバトルレポートとして執筆してくださいました。
僕のバトルレポートをはるかに上回る詳細な記述、そこに熱いストーリーも添えられています。
ぜひ冒頭のBGM設定をONにして、ぜひお楽しいただければ、対戦相手としても幸せです。
Betzさん、バトルレポートの執筆お疲れ様でした!そしてありがとうございました!!

卵帝のバトル3戦目(対戦相手は平山さんのネクロン)

遂に来ました最終戦!

泣いても笑ってもコレがラストバトルで、その後は楽しい打ち上げです。
そして、僕を含め相当数がかなりグロッキー状態です(笑)。 5時から夜7時半まで、最後の踏ん張りどころですね。

最終戦の相手は…
何とアイコノ店長平山さん!!!

名前が呼ばれた瞬間、お互い爆笑でした。付き合い超長いですが、何気に初対戦です。
しかし、皆さん非常にフレンドリーかつ紳士的なプレイヤーが揃っておられましたが、そんな中でも旧知の仲と初対戦出来るというのは、何というかとても嬉しい事です。
お互いクタクタでしたが、「
よっしゃ!やりますかー!」と気合を入れて戦場へ向かいます。



平山さんのアーミーは、ネクロンです。正直言って、僕はマジでネクロンに苦手意識があるので、今大会で一番当たりたくないアーミーでした。
ネクロンが新しくなって以降、V1ALさんと2回ネクロン対IGで戦っているのですが、どちらのゲームも2ターン目投了という超ワンサイドゲーで、マジでトラウマものでした。
IGにとっては超絶相性が悪くデンジャラスな相手です。

やはりラスボスが来たか?って感じでした。
平山さんも「あかん、ラッキーで勝ち続けてきたけど、ここが年貢の納め時や…」とほぼ同じセリフ言われてましたけど(笑)。
お互い付き合いが長いので有り体に言ってしまうと、アーミー相性は平山さん有利、プレイヤー戦闘力は僕有利って感じです。



そして遂に戦闘開始です!
シナリオは続けて「征戦の刻」、配置は「前衛部隊の激突」です。

開幕直後に、我が軍の決戦兵器グリフォンが火を噴き、平山さんのネクロンウォリアー20体を瞬殺しました。
攻6貫通4というスペックが、耐4防4のウォリアーに刺さりまくりです。

「何なんですか!そのウォリアーを殺すためだけに開発されたような武器は!ホンマ絶妙すぎて悔しいわぁー!」

大阪の人はホント、ゲーム中のトークが面白いです(笑)。
しかし、あっさりと半分ぐらい蘇るウォリアー。ハイハイって感じですね。
パニックで逃げてくれないと復活マーカーは流れないので、射撃戦主体のアーミーは苦戦を強いられます。

デストロイヤー部隊がIGエリアに切り込んできて大被害が出たりしました。
しかし、こちらの砲撃が徐々に、しかし確実に敵のトループを削っていき、確保能力を奪いつつあります。



5ターン目、遂にネクロンが確保能力を失いました。勝利は目前!
ここぞとばかりに全員降車し、目標確保を行います。
自分のアーミーで恐縮ですが、写真を撮ったとき、この大舞台で完全勝利へ向けて最後の作戦を行うモルディア将兵達の姿に不覚にも感銘を受けてしまいました。

貴様等!よくやった!帝国軍人万歳!

ついでに、輸送ビークルから降りないと確保できなくなった6版ルールにも感謝です(笑)。
5版までは、せっかく気合入れた中身用意してても、基本降ろさないんで使わないことがざらでした。

そして、ゲーム終了です。
「これからもアイコノで通販していきますよ!」と意味深にニヤニヤしながらガッチリと握手しました。


やりました!3連勝!
超嬉しいです!


しかし、ゲームの実力だけでなく、ペイント、ロスター完成度、フレンドリーさなど、総合的な趣味人力、分かりやすく言えばアレが求められるのがスローンオブスカルです。

僕と同じ3連勝の方は、ネクロンのBetzさん、デーモンの野火さんがいらっしゃいます。

人事は尽くしました。後は天命を待つのみぃ!

結果発表と表彰式
3回戦目のゲーム終了と同時にフェイバリット・ゲームの投票が始まりました。
そして、ゲームが終了した人は激戦を共に戦い抜いた誇るべきアーミー達をいよいよ片づける時間となりました。

何とも言えない充足感。満身創痍ながらも、これほどに満足感を覚えた時間は今までのホビーライフでも無かったと思えるほどでした。
おそらく、いや、間違い無く26人の闘士みんなが同じくらいに満たされた気持ちで、自らの誇らしいアーミーに今まで以上の愛着を刻みこんだことでしょう。

この時間にもなってくると、ワンダーフェスティバルで活動されていたワンダーフェスティバルのスタッフ・チームの皆さんもスローンの会場にいらっしゃってました。

憧れの籾山さんや、13年ぶりに再会となる国友さんもいらっしゃって、疲れ切っていたはずの僕の心は再び熱く燃えてきました。
籾山さんにご挨拶して、少しだけお話して、それから国友さんと一緒に席について結果発表を待ちながら、国友さんが最近作られたミニチュアの話などで盛り上がりました。

国友さん、やっぱ熱い方でした!再会できて、本当に嬉しかったです。13年前の僕とか、くそ生意気だったと思いますが、ほんとこのホビー続けてきて、
自分で言うのも変ですが成長した姿を、他でもない国友さんに見てもらえて、何だかとても感慨深いものがありました。
そしてついに表彰式が始まりました。
各アーミーのベストジェネラル賞が順々に発表されていきます。
僕は、IGのベストジェネラルに選ばれました!

賞状を頂き、籾山さんとガッチリ握手する僕。
分かります?この嬉しそうな顔(笑)。
なにせ、初めてかの伝説の書
「趣味人への道」を読んだ瞬間からリスペクトし続けている、
不敗の帝王」籾山さんと握手できたのですから!

光栄極まりない話ですホント。


ベストロスター賞は、
リアルピューリティーシールを作った狂道化君!

有機溶剤さんとこんなブツを作っていたとは知りませんでした!
身内とはいえ、二人にはしてやられた!と思うと同時に誇らしい気持ちになりました。

狂道化君は戦績も一勝一敗一分け。
このスローンの為に有機溶剤さんの指導の下40kアーミーを必死こいて作り、僕のスパルタ教育に耐えて(笑)スパーを積み、初実戦の場がこの日です。
素晴らしい功績ではないでしょうか!
これからも、廣島会で共に楽しんでいきましょう!


そして、
ベストアーミー賞は、出ました!
地球上で最も黄色い漢Rmanセンパイです。

コメントの際の
ヤッタネ☆が無駄に女子力高くて素敵でした(笑)。



そして、
栄えあるチャンピオンに輝いたのは…
千葉の趣味人、ネクロンの
Betzさんです!!!

まさに威風堂々たる勝利、同じ3勝とはいえ、彼のアーミーと当たれば僕はほぼ確実に粉砕されていたという確信があります。
僕はペイント上手い方とゲームが強い方は、無条件に超尊敬します。

まさにチャンピオンに相応しい最高のプレイヤーではないでしょうか。

Betzさんと、不定休趣味人会に栄光あれ!

いやぁ〜結果発表の瞬間の、会場の一体感はほんとに素晴らしかったですね。
いつの間にか見学者の方も一気に増えて会場の人数は最初の倍以上になってたように思います。

ベストプレイヤー賞では我らがムッチーさんがやってくれました!
最新コーデックスの
ダークエンジェル・ベストプレイヤー賞!!
この名誉ある賞を獲得されたのが贖罪の砦を投入した意欲的なアーミーで、会場を沸かせた
ムッチーさんです!!



まさに堂々たる受賞だったと思います!

おめでとうございました!

RoR繋がりということもあり(笑)、何だか僕まで誇らしくなりました。



そして、最後にこの
スローン・オブ・スカルを制し、トロフィーを獲得した趣味人は、僕と最終戦で戦ったBetzさん!!!
会場に集まった全ての趣味人、そしてスタッフの皆さんから湧きおこる惜しみない拍手喝采!
僕も彼の受賞を確信していましたが、やっぱり嬉しくて、心から祝福させていただきました!会場に集った全ての闘士、そして趣味人が彼の名誉を称えました。


Betzさん、スローン・オブ・スカルの受賞、
本当におめでとうございました!!

このスローン・オブ・スカルに集った全ての趣味人方、
スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした!

そして、心からありがとうございました!!
受賞式のあとは皆で並んで撮影会です。これ、GWの公式イベントではいつもやってるんですよね!?
実は僕、こういう皆で集合写真を撮ることに凄く憧れていたので、スタッフのウチダさんに無理やり(笑)僕のカメラをお渡しして、僕のカメラでも撮影してもらいました。
ウチダさん、本当にどうもありがとうございました!この場を借りてお礼申し上げます。

この皆の楽しそうな笑顔、本当に素敵ですね!全力で戦い抜いた後の自信と満足感が皆さんの顔に表れていると思います。
そして、
この笑顔にこそ、ウォーハンマーというホビーの真髄が宿っていると、写真を改めて見た時に感じました。

会場の空気、一体感、本当に凄かったですね!
僕のウォーハンマーライフにおいて、これほど皆の気持ちが一つになったイベントは無かったと思いました。
スローン・オブ・スカルを制覇し、がっちりとトロフィーを握ったBetzさんと僕のツーショット写真。ちょっと、この僕の嬉しそうな顔(笑)。

いやぁ、ほんとBetzさんと最終戦で戦えたことは僕の一生の思い出です。
Betzさん、感動をありがとうございました!これからも幸多き趣味人ライフを送っていってくださいね!

いやぁ、しかしトロフィーカッコイイなぁ〜〜!!
僕も持たせてもらいましたが、何とも言えない重みがありました。まさにこのトーナメントでしのぎを削った闘士の想いが詰まったトロフィーだと思います。
しかも日本における初代40Kスカルですから!偉大な功績を残されました!本当に、本当におめでとうございました!
そして、廣島ミニチュアゲームの会に所属する3人もやりましたね!
狂道化さんのベストロスター賞は本当に熱かったです。
僕や卵帝君も頑張って準備してましたが、形に捉われない独創性、そして「本物感」は見る人を圧倒する力があったと思います。
本当におめでとう!!!これからも一緒にウォーハンマーを楽しんでいこうね!

追記(H25.3.30)
狂道化さんがベストロスター賞を獲得されたロスターを3月の廣島ミニチュアゲームの会にて改めて見せていただきました。
スローン・オブ・スカルのイベント当日に撮影できなかったので、改めて撮影させていただきここに掲載させていただくことになりました。
文体もそれっぽく雰囲気抜群で、かつ丁寧に書き込みされており、実にカッコいいロスターだと思います!

そして、
卵帝君は3戦全勝ながらも惜しくもスローン・オブ・スカルの獲得こそ逃しましたが、ベストIG賞も獲得し堂々たる結果でした。
さすがですね!
君という親友を持てて、僕も誇らしい気持ちで一杯でした。

そして、
僕自身はといいますと、ベストアーミー賞ですよ!奥さん!!
マジでやったねー☆!って感じでした(笑)。いやぁ、ペイント面においてはやるべきことは全てやった上で臨んだスローンでしたが、
こうやって受賞出来ると、今までの努力を皆に認めてもらえたような気がして、すごーく嬉しかったです。
今思えば、受賞の時のコメント、400字詰め原稿用紙3枚くらいの分量で何か気が効いたもんでも考えておけばよかったんですけど(うそ)、
なんか緊張しちゃって「ヤッタネ☆」の一言だったことが悔やまれます(笑)。
ま、いっか☆!
ロスターを頂きました!
今回のスローンオブスカルの見せ場のひとつであったロスター。
頑張って準備したからには
対戦相手にも配ろうと思っていたサービス精神豊かな趣味人も沢山いらっしゃったようで、
ま、実を言いますと僕もその一人だったんですけどね(笑)。厚めの硬質紙に合計8枚刷っていってました。

そして、対戦してくださったKOTABEATさんとBetzさんから、お二人の素晴らしいロスターを頂きました。
KOTABEATさんのロスターは大ボリューム。しかし、この脱力感(笑)!おい!みたいな。しかもタイトルが「触ると火傷するロスター」ですよ!
マジ熱い!こういうノリ、大好きです!笑
表紙のインパクトは僕らのビジュアルロスター以上ともっぱらの評判で悔しいんですけど笑、
中身も実にKOTABEAT節が炸裂しまくってて爆笑必至の傑作ロスターでした。これはぜひ前頁PDF配信してほしいです!(笑)
Betzさんのネクロンロスターはシンプルながらもセンスを感じさせるロスターに仕上がっていますよね。
写真も盛り込み、さらにスペシャルルールもしっかり列記してあり、機能性は抜群です。これぞ
ロスターの王道といった仕上がりです!
そして、今回は対戦する機会を得られませんでしたが、レッドスコーピオンを駆るDaiZoさんからも、美しいロスターを頂きました。
2枚構成で両面に印刷されています。真ん中のサソリが熱い!ビジュアルだけでなく、詳細なルール要約までも記載されており、
初めて対戦する相手にも見せてあげることでゲーム進行がスムーズになりそうな非常に手厚い内容となっていました。本当にカッコイイです!

KOTABEATさん、Betzさん、そしてDaiZoさん、素晴らしいロスターを下さって本当にありがとうございました。
このロスターは僕のスローン・オブ・スカル参戦の思い出として末長く大切にしたいと思います。

ロスター1つとっても十人十色の作り方、魅せ方がある。みんな違ってみんないいんですね。
何て奥深いんだウォーハンマーはッ!!
といった感じで、またもや感動してしまいました(笑)

拍手喝采の後に激闘が終わりましたが、スローンオブスカルはまだ終わりません。
参加者と応援に駆け付けて下さった見学者の方々を合わせ、総勢50名弱の超大規模打ち上げが敢行されました。

その名も打ち上げ・オブ・スカル!

この超大規模飲み会を企画し、円滑に回して下さったタスクフォースの方々には、感謝感激でございます。

打ち上げ・オブ・スカル
スローン・オブ・スカル、もうはっきり言って過去最高のイベントだったでしょう(僕の知る限り)。1参加者である僕が言うのも変ですがまさに大成功だったと思います。
そして、その大成功の後にはもうひとつの超ビッグイベントが控えていました。

そう、スローン・オブ・スカルの打ち上げ会、その名も打ち上げ・オブ・スカル!(そのまんまのネーミングなのに超ハイセンス!とか思いました笑)
お店はこのビッグな打ち上げ会の主催を務められたKOTABEATさん渾身のチョイス「沖縄料理のきじむなー」(琉球アグー豚のしゃぶしゃぶがおすすめ!)というお店でした。
しかも貸しきり!
何せ、参加人数は総勢50名弱。って、スローン本戦の倍近い人数じゃないですか(笑)。
スローンに参加された方はもちろん、見学された方も打ち上げ会から参加の方も皆が皆、熱い趣味人魂をもったウォーハンマラーなのです。
それが、本当に熱かった!
KOTABEATさんの乾杯の音頭から打ち上げ・オブ・スカルがいよいよ始まりました!
はっきり言って、スローンの会場を後にした時の疲労感はピークに達しつつあったように思いますが(たぶん、26人の闘士はみんな同じだったでしょう笑)、
でも、打ち上げ会のこの雰囲気の中でその疲労感は一気に解放されて、皆さん本当にエネルギッシュに呑み、語らい、盛り上がってらっしゃいました。もちろん、僕もです!

もう、言葉は不要ですかね(笑)。打ち上げ会の熱気や賑やかさ、一体感。本当に夢の中のような時間を過ごせました。
今回の打ち上げ会でもう一つ素敵だったのは、GWスタッフの皆さんも一緒に参加されたことです。
スローン本戦の後片付けをされた後に少し遅れてではありましたが、スタッフの皆さんがお越しになった時の盛り上がり感も半端なかったですね!
みんな、スタッフの皆さんの苦労を労い、そして惜しみない拍手と賞賛の声をあげてらっしゃいました。

そうなんです。
趣味人のみんなとスタッフの皆さん、会場に居た全員で作りあげた最高のイベントだったわけですから、
その打ち上げ会にスタッフも合流されるというこの流れは、打ち上げタスクフォースからの呼びかけにより実現したものですが、自然な流れでもあり、また本当に熱いと思いました。

国友さんともふたたびじっくりお話することが出来て、とても楽しかったです。いやぁ、ほんと情熱が体中から発散されている本当に熱い方でした。
「今日までウォーハンマー続けてきて良かったって、ほんとに思ってるよ」と国友さんは仰いましたが、僕も全く同感です。
これからもよろしくお願いします!

あ、ちなみにウルトラマリーンの方はスタッフではなく一ハードコア趣味人の方です(笑)。なんか、めっちゃカッコイイです!
皆の笑顔が本当に素敵でした。僕もあっちこっち移動しまくって(笑)、皆さんと乾杯しまくりました。
どの席に言っても話題は今日行われたバトルの話題であったり、はたまた全然関係無い話であったり、色々だったようですが、とにかく楽しい会話はまったく尽きることが無かったようです。
どこもかしこも凄い盛り上がりでした。
僕も普段は(関東の趣味人にとっては特に)かなりのレア・キャラなので、とても珍重してもらえたように思います(笑)。
たぶん、僕は会場とこの宴で合わせて50人以上の方と握手させてもらったように思います。なんか、選挙前の候補者みたいだったかも(笑)。
実は、僕はあんまり飲める方じゃなかったりで(ビールが苦くて飲めないお子様なんですっ)、打ち上げ会か〜どうなるかなぁ〜と少し不安に思ってた面もあるんですが、
いやいや全然、ちょーぜつ面白かったです(笑)。あんまり呑める呑めないとか関係ないですね!とにかくこの熱気、それだけでも頭がクラクラしてくるくらいほろ酔い気分に浸れました。
1杯だけ飲んだカシス・オレンジも美味しかったなぁ〜。あ、もちろん沖縄料理のフルコースも期待をはるかに超える美味しさでした!
シャブシャブも、その後の煮込みうどんも最高でしたね!普段あんまり食べない僕もがつがついきました。
スローン本戦はとにかく時間が押せ押せだったこともあり、ほとんど話せなかった参加者、見学者の方とも腰を落ち着けてお話できたり、本当に楽しかったです。
ハビエル夫妻とも久しぶりにお食事できて、楽しかったですね〜。
大阪最強(と僕が勝手に思っている)ゲンキさんともゆっくりお話できて、マジで嬉しかったです。ゲンキさんとはまたいつか、熱く対戦できたらと心から思います。

それから、ツイッターでいつも楽しくやりとりさせて頂いているL7(えるしち)さんのサン・オブ・メデューサのマリーンを見せてもらえて、ほとんど初ペイントということでしたが、
まったくそうは見えないほどのクオリティーの高さに、スタッフの木村さん達と一緒に盛り上がったりも熱かったです。(うお!この戦団のマリーン、初めてみた!とか笑)
えるしちさんからは「僕はRoRを見てウォーハンマー面白そうだなって思って始めたんですよ〜」とかサービストーク連発していただけて(笑)、大変嬉しかったです。
ぜひ、これからも楽しんでやっていきましょうね!
また、同じくツイッターではもちろん、
RoRにも堂々たるブラッドエンジェルを投稿し続けてくださっている東北は岩手県の趣味人Marl9さんともやっとお会いできて本当に感激でした。

会場やその控え室で見せていただいたNMMを駆使した素晴らしいクオリティーのサングィナリーガードは生で見るとやっぱり凄い作品で、
彼が今年のゴールデンデーモンに出場してきたら、ほんとにヤバイ・・・と内心焦りつつ(笑)、これからもRoRを通じて交流を深めていけたらと心から思いました。
現在は東北の仙台に引越しされたハビエルさんとも連絡先を交換されてらっしゃいましたので、この打ち上げ会を通じて新たな和が繋がったと思うと、感慨深いですね!
ホントに皆さん、満足そうな顔をされてらっしゃいます。
あ〜、ほんとマジ東京来て良かったわぁーー!!!!
とか思ってました(笑)。
東京往復だけでアーミー揃っちゃう金額になるんですけど、
この笑顔はプライスレス!!!ですよね☆
沢山の方と沢山お話できて、本当に楽しかったです。この宴でお会いした全ての皆さんに感謝です!

皆さんの素敵な笑顔、僕は忘れません!
すがやさんのタウ風サンダーファイアキャノンもここでしっかり見せていただけました。ほんと、凄いハイセンスでまとめられた作品で、
タウとマリーンがこれほどに親和性を持っているのかと驚きました。ちなみに、この作品は近々RoRに掲載させていただける運びとなっております!ご期待ください!

そして、その横にいるのが宅人さんが塗ってこられたイアンデンのボーンシンガーです。黄色の発色が素晴らしく、青の配色も見事なバランスでした。
僕もイアンデンで一度エルダー塗ろうと思ったことがあったので、これは大変よい刺激をいただきました。
また、宅人さんはPS3のスペースマリーンでいつもオルク討伐ミッションでご一緒させていただいてたバトルブラザーでしたので、この場でお会い出来てほんと感激でした。
またぜひ北海道のシュンヤさんを誘って共に出撃しましょう!

楽しすぎる宴はあっという間に過ぎていき、終盤にかかったところで、
打ち上げタスクフォースのミヤザッカルさんによる特別賞の授与式が執り行われました。
特別賞を授与されたのはベストロスター賞を獲得された狂道化さん
ロスター制作には必要不可欠な我ら趣味人にとっては聖なるウォーギアとも称される「電卓」が進呈されました!!
電卓って妙に実用的で、ギャグなのかよくわかなかったんですが、チョイスのセンスが熱い(笑)。狂道化さん、おめでとうー!!

そしてもう一つの特別賞はな、なんと
スレイヤーソードならぬコーン神のヘルブレイドが、ベストアーミー賞を獲得した不肖、ワタクシに授与されました。
しかもこれ、マジックウェポン風に塗ってあるんですよ〜(笑)。気合入ったヘルブレイドをもらって、皆からバカウケ&大祝福してもらって超嬉しかったです。

素敵なプレゼントをくださって、打ち上げタスクフォースの皆さんには本当に感謝です!ありがとうございました!!

T.F.C
この最高に盛り上がった打ち上げ・オブ・スカルもいよいよ最後になりました。
KOTABEATさんに最後声をかけてもらって、僕が締めの挨拶をさせていただき、
一旦お開きとなった後も、ほとんどの方はまだまだ時間が足りないとばかりに話続けて盛り上がってましたね!

そして、忘れちゃいけません!
我らサンダーファイアキャノン友の会の存在を(笑)!!
サンダーファイアキャノン友の会で考案し、制作した専用Tシャツを身にまとい、皆で記念撮影です!
もう、ほんと、最高でしたね!!マジ熱かったです。みんな、輝いてるぜ!!あと、ざんじさんがTシャツ着て居るのがマジうけました(笑)。
ざんじさんもサンダーファイアキャノン作りましょう、メタルの持ってるでしょう!!(笑)。

今このレポート書きながら気がつきましたが、

我らがサンダーファイアキャノン友の会の商品開発部長であるBetzさんがスローン像を獲得された
ということで、
サンダーファイアキャノン友の会すげぇ!まじすげぇ!って感じじゃないですか、これは(笑)。
ほんと、素敵な集合写真が撮れて、この瞬間のためだけでもTFCシャツ作って良かったって感じですよね、KOTABEATさん♪
でも、かっこいいシャツなんで、今度広島会に遊びに行く時に着ていこうと思ってます(笑)。

友の会の皆さん、そしてこの友の会がここまで盛り上がる一番の原動力となったKOTABEATさん、ありがとうございました!最高に楽しかったですよ!

最後に、打ち上げタスクフォースの皆さん、本当にお疲れ様でした!

楽しかった3時間はあっという間に過ぎ、帰り際に、スタッフの岩田さんがフルスクラッチされたヴァンパイアのミニチュアを見せてくださいました。
本当に凄いクオリティーで、そのまま型で抜いて売って欲しいと思うほどでした(笑)。
岩田さんはペイントも凄いし、こういったグリーンの技術も磨かれており、ホビーへのあくなき探究心を持っている熱く、しかもファッショナブルな方でした!
最後にしっかりとした握手が出来たことは、とても感激でした。

また、今回のスローン・オブ・スカルの最高責任者を務められたスタッフの木村さんと翻訳スタッフのシュウヘイさんとも楽しくお話できて、
日本語版への感謝の気持ちも少しだけでも伝えられて、良かったです。

それから、DaiZoさんとも帰り際に熱く語りあうことができて、僕もここにきていよいよ感極まり、思わず涙が出そうなほど嬉しくなりました。
DaiZoさんのロスターをこの時に戴き、またの再会を誓いあいました。DaiZoさん、いつか必ずバトルししてやってくださいね!

お店の外に出てからもまだお話が尽きることはありませんでした。
僕はBetzさんやKOTABEATさんといった千葉の趣味人がよく通っているHOBBY SHOP Arrowsの店長さんと沢山お話できて、とても楽しかったです。
店長さんがもつ魅力的な雰囲気が、お店の素敵な雰囲気作りに繋がっているんだろうなぁってひしひしと感じました。僕もいつか遊びにいきたいミニチュアゲームショップです!

はっきり言って、くったくたでしたが、それでも楽しく色々な方とお話しさせていただきました。
会場の片づけが終わって駆け付けてくれたスタッフの方々も追っ付け参加され、ユウスケさんともお話しできました。
RoRレポートの最古の部類に属すると思いますが、僕らがミニチュアゲー始めてから一番最初にお会いしたゲームズワークショップのスタッフは他ならぬユウスケさんなのです。

書けば枚挙に暇がないのですが、この打ち上げだけでも沢山の再会、出会いがありました。
ざんじさんやSir Motorさんとも一日ぶりに感動の再会でした(笑)。

あと、ご挨拶をさせて頂いている中で、

「卵帝さんって現実に存在する人だったんですね!」

という熱いコメントを頂きました(笑)。

Rman君の裏人格で邪悪なる存在とか、電脳世界のデータとか、そういう感じでしょうか。
我ながらカッコイイです。

日付を回ってホテルへ帰ってから、またしてもRman君、平山さんと今日の思い出を語り合いました。
3人とも死にかけてましたが、話題が尽きず3時間以上も楽しく語り合い、その後爆睡でした。

ホテルへの帰り道をざんじさんに尋ねると「あっちのほうだよ!」とちょーテキトーな説明をしてもらえまして大変助かりました(笑)。

徹夜カラオケ組みと別れ、卵帝君と平山さんとホテルに帰りながら、いや〜楽しかったね〜いや〜ほんと疲れたね〜〜と互いの戦績だったり色々を労いつつ歩きました。
3人になってからの時間がまたなんとも言えない充足感に包まれていて、今も目をつむるとあの東京は神田の街を歩いたあの情景が蘇ってきます。

ホテルに戻ってからはまた僕らの部屋に平山さんをご招待しての感想会が開かれました(笑)。
スローンの話はもちろん、前日に引き続きのめちゃめちゃぶっちゃけトークがまたもや花開き、3人とも大爆笑しっぱなしで大いに盛り上がりました。
何を喋ったかあんまり覚えてないんですが、もうけっこうアレな話だったように思います(笑)。
結局、ホテルに帰ったのが12時くらいでしたから、それから4時近くまで話が尽きることはありませんでした。

平山さんと同じホテルでほんと、良かったです。熱い男の熱い心に触れて、ますますアイコノクラズムのファンになりました。
平山さん、ありがとうございました!そしてお疲れ様でした!!

これからもよろしくお願いします!!
東京滞在の最終日
スローン・オブ・スカルの旅もいよいよ最終日になりました。
この2日間は僕にとって本当に特別な2日間となりました。
沢山の友と出会い、そして握手を交わし、RoRやネットを通じて暖めてきた多くの趣味人との繋がりが本物の友情であったことを心から実感できました。

そして東京滞在の最終日の3日目は、僕のことを「良き友であり兄弟」と呼んでくださる方とお会いする約束をしていました。
この本をご存知の趣味人は多いと思います。とはいえ、もう随分昔の本ですから、お持ちじゃない方も多いかもしれませんね。
この「
趣味人への道」と題されたハンドブックは、記念すべきゲームズワークショップ最初の日本語書籍でもあります。

この本を執筆されたのがゲームズワークショップの
籾山庸爾さんです。
日本の趣味人の多くが愛するあの「両腕をクロスさせた伝説のポーズ」の原点となった男であり、その写真もこの書の中に収められています。
この本を見たことが無くとも、この日本で籾山さんのお名前をご存じない趣味人は一人もいらっしゃらないでしょう。

僕が13年前に初めて手に取った本がこの趣味人への道であり、ウォーハンマーの面白さ、奥深さ、親しみやすさや高みの凄さまで、夢が詰まった1冊でした。
この本は僕のバイブルとしてずっと大切にしてきましたし、人に貸しては帰ってこなかったので都合3冊買いなおしました(笑)。
僕の趣味人ライフの原点ともなったこの本を書かれ、日本に広くホビーをもたらした偉大なる先人として、
籾山さんは僕の永遠の憧れの方でした。


関東在住の方ですと、ホビーセンターなどで籾山さんとお会いする機会もよくあるようなので、あまり大げさに考えるのもあれかもしれませんが、
何といっても僕は13年間のホビーライフで一度もお会いしたことがなかったわけですから、スローンの会場でお会いした瞬間はまさに超絶感激だったんです。

スローンへの参加を決めた2012年の年末に籾山さんからご連絡をもらい、「11日は私もお休みなので一緒にお食事でもいかがですか?」とお誘いを頂いた時の
僕の興奮度といったら100%が最大限界だとしたら250%くらいの勢いでメーターを振り切ってたのは間違いありません!

11日のお昼前にゲームズワークショップビルの前で籾山さんと待ち合わせしました。
このスローンの旅でずっと一緒に過ごしてきた卵帝君も一緒です。
記念撮影をしつつ、籾山さんを待つときの僕らの気持ちの高ぶりはいかほどだったでしょうか。一言で言うと
MAXハイテンションでしたね!
兵どもも夢の跡、今日は帰るだけだぜ!と言うかというと、そんな事はありません。
なんと、Rman君と一緒にオフの籾山さんとお話をさせて頂く機会も設けて頂いたのです。

僕の籾山さんへのリスペクト度は先ほども書きましたが、前二日と同じぐらい重要なイベントでありました。

つくづく濃いです。この3日間。

ホビセン2階のホビーバンカーで、籾山さんの超絶作品群を鑑賞しつつ色々とお話を伺いました。
僕は、何度か移転前の神保町へ赴いて、これらを目にする機会もあったのですが、
どうしても買い物やゲームしてるお客さんに気を遣わないといけない位置にショーケースがあり、この時ほどじっくりとは拝見できない感じだったのです。

ホビーバンカーの2階に展示されている現在こそ、籾山さんの作品群を見る最適な時期でしょうね。
しかも、この時は製作者本人の解説付きです。もはや言う事ありません!
初めてのホビーセンター。ここだけイギリスみたいで、なんか東京とイギリス気分一緒に味わえて得しました(笑)。
ほどなくして、籾山さんがいらっしゃり、ホビーセンターの中へ案内してくださいました。
昨日、スローンの会場でお会いして、その後の打ち上げ会でも色々とお話させていただいてただけに、極度に緊張するということはありませんでしたが、
やはりあの伝説の男が目の前にいらっしゃると思うと(笑)、超絶シビれまくっていたのは言うまでもありません。
籾山さんの作品がずらりと飾られたショウケースの前で、しばし歓談を楽しみました。
籾山さんがペイントされた作品はどれも凄まじいクオリティーで、僕の想像をはるかに越える高みにあることが一目瞭然でした。
そして、一つ一つの作品に籾山さんが込められた思いの熱さが作品を通して伝わってくるだけでなく、籾山さんの生解説付きとあっては、もう凄まじいまでの情報量でした。
籾山さんのシタデル・ミニチュアに対する知識の深さは僕などは及びもしないほどディープなもので、
籾山さんから飛び出す意外な事実や知られざる真実を聞かせていただけて、シタデルの魅力を再発見しながらもその魅力を再実感できました。

僕も一般的な感覚でいえばかなりのシタデル好きGWマニアですけども(笑)、
籾山さんの知識量にはまったく歯が立ちませんでした(笑)。


しかし、あの伝説の男、籾山さんが僕の想像をはるかに超える男でいらっしゃって、憧れ続けてきた者としては、心から嬉しかったのも本当です!
昨年のゴールデンデーモンのオープン部門でゴールドに輝いた作品も生で見る事ができて本当に眼福でした。
卵帝君と2人で見ながらあまりの圧倒的クオリティーに対して「こりゃ、ゴールドとるわよなぁ〜」と思わず笑いながら見てしまいました。
本当に考えられないくらいに作りこまれ塗りこまれた作品でした。
ゴールデンデーモン、やっぱり凄い!!

それにしても、ショウケースを撮影させてもらってる時の僕の真剣な表情、ちょっと面白いですね。いつもカメラ目線でピース☆!ばっかりやってるんで、
僕が真剣な時ってこんな顔してるんか〜と写真を見て思いました(笑)。
籾山さんの作品を生で見る機会をいただき、そしてその作品に込めた思いを直接聞かせていただき、こんなに贅沢な時間を過ごせて、心から幸せでした。
ここで見せて頂いたどの作品も、僕の眼と心にしっかりと焼き付いています。

趣味人一人一人にドラマがあるように、ミニチュアひとつひとつにもドラマがある、そんな当たり前だけど忘れがちなことを今日ほど実感できた日はありません。
籾山さん、素晴らしい作品を沢山見せてくださって、本当にありがとうございました!!

僕のそんな感謝の気持ちをささやかながらも受け取ってもらいたいと思って、僕は籾山さんに僕の分身でもあるミニチュアをひとつ持ってきていました。
それがこのインペリアルフィスト・コマンダー「トレシオン」です。
籾山さんはかなり恐縮されてましたが、半ば無理やり(笑)、受け取っていただきました。

籾山さんにもらってもらえて、プロパダス戦役で華々しい活躍を遂げたトレシオン自身もきっと喜んでいるのは間違いありません!
後ろを振り返ると、そびえ立っていたのは、スタッフの小泉さんが作られたファントムタイタン!!このファントムタイタンを生で見たのは生まれて初めてです!!
ってかデケー!!!!(笑)マジかっこいいですね〜!!!
色もすごく綺麗で、こんなタイタンが実際のアポカリプスに出てきたらと想像するとそれだけでもワクワクしました。
僕もいつか自分のリーヴァータイタンを出撃させて、このファントムタイタンとタイマンバトルしてみたい!と思いました。夢は膨らみますね!
そしてスタッフ国友さんの作られたアイアンウォーリアーアーミーをしっかり偵察させていただきました(笑)
え?何で偵察って言うかと言いますと、
決まってるじゃないですか!
アイアンウォーリアーは公式設定的にも我がインペリアルフィスト最大のライバルなんですから!

まぁ、もちろん、偵察というのは冗談で(笑)、国友さんのアイアンウォーリアーとバトルしたいという気持ちは以前からずっと持ち続けてきたものでしたので、
対戦まではいかなくとも、こうしてミニチュアを見る機会に恵まれてテンションはどんどん高まっていきました。

どのミニチュアにも愛着たっぷりなコンバージョンが施され、本当にカッコイイアーミーでした。
アイアンウォーリアーって基本銀色なのでペイント簡単そうなのがいいよねーとか昔は思ってましたが、とんでもない(笑)!
作りこみ、塗りこめば、アイアンウォーリアーでしか表現できない凄まじい世界が広がっていることを実感できました。

国友さん、いつか僕のライサンダーと一騎打ちしましょう!
木村さんのウルトラマリーンもじっくり拝見させていただきました。中隊規模で揃ったアーミーの迫力、凄かったです。
そして、
テックマリーン専用レイザーバックは本当に熱い作品でした!
こういうのを作ってみたかったんですよ!!とか後だしジャンケンみたいなことを思ってしまうくらい、僕もインスピレーションを刺激されまくりでした。
本当にカッコイイアーミーです!!

後ろ髪を引かれる気持ちながらも、ゲームズワークショップ・ビルを後にして3人で近くのファミリーレストランで腰を落ち着けました。
憧れの籾山さんと卵帝君と3人でお食事とか、どんだけ恵まれてるんだろう!!!って口は悪いですが、
くっそ嬉しかったです!!!
籾山さんはGWホビーの先輩として、また友として、そして兄弟として僕たち2人と向き合ってくださり、本当に熱く会話してくれました。
僕が憧れていた籾山さんは趣味人への道に載っていたあの時の情熱を今もずっと燃やし続け、
このホビーを愛してらっしゃることが、籾山さんの言葉からはもちろん、真剣な眼差しからも伝わってきました。

そして、RoRを通じて僕たちがホビーの魅力だったり面白さであったりを発信し続けてきたことを、籾山さんがずっと応援してくれていたことを知って、
涙が出るほど嬉しくなりました。RoRに関する子ネタにも精通してらっしゃって、もう3人で爆笑するシーンの連続でした(笑)。

Rman&卵帝  「え、何でそんなことご存じなんですかッ!」
籾山さん     「(サラリと)Realm of Rmanのファンだから、全部見てるもん」
R&卵       「ま、まじっすかー!」

みたいな(笑)。

また、最近のRoRのバトルレポート群についても読んでくださっていて、
卵帝君が常々「まぁ、ストーリーとか書いても自己満足っていうか普通だれもそんな読みませんからね・・・」なんて言ってるんですが、
そのことについても、真っ正面から籾山さんは「オレは読んでるよ。しっかり世界観を掴んだ上で面白く書いてあってすごいと思ってる」と仰られた時は、
僕はもちろんですが、卵帝君も感動されていました。
あと
籾山さんから「コラーッ」は面白かった!
とポーズ付きで仰ってもらえたのはマジで大爆笑になりました(笑)


ほんと、熱過ぎる方でした。籾山さん。

最後に、僕が持ってきていたバイブル「趣味人への道」にサインをお願いして、快くサインしてくださいました。
嬉しかったです。この「趣味人への道」は今までもでしたが、これからも僕のホビーライフにおける一生の宝物です

ところで、この本は例のポーズといい、籾山さん的にも「いや〜ちょっとあれはねー」みたいな感じだったらマズイかなぁって思ってたので、
サインを頂く前に恐る恐る聞いてみたのですが、
過去の自分を否定しちゃったら、その時頑張ってた自分が可哀想じゃん、
   その時々で一生懸命やってきたから、今があるんだしね
」と仰られました。

ほんと、もう、惚れました!籾山さん!

熱い。まさにその通りです。しょうもないことを聞いてしまってすみませんでした!(笑)

ファミレスに入ってから約4時間、僕の電車の時間も迫ってきたということで、楽しい会談も終わりとなりました。
籾山さんから、
「お互いこれからも作品を通じてホビーを語る趣味人でありたいね」と熱い言葉をかけていただき、
そして、東京駅まで送ってくださいました。

東京駅に行くまでの間、籾山さんと卵帝君と僕の3人で歩いていると、何だかとても不思議な気持ちになりました。
ウォーハンマーを始めた頃には想像もできなかったような出会いや感動を僕は今、全身で受け止めているのですから。

とても、とても幸せな帰路でした。

最後に新幹線口に着いて、籾山さんとがっしりと握手していただき、これからの互いの健闘を願い、誓い合ってお別れしました。

籾山さん、本当に素敵で熱い方でした。
僕の巡ってきたウォーハンマーライフが、今こうして籾山さんに繋がっていたということ、
そして、これからも新しい道に向かって進んでいくであろうと、強く感じた最高のお別れでした。


また、いつか籾山さんとお会いして熱く語りあえると信じています。籾山さん、本当に心からありがとうございました!

やっぱり・・・ゴールデンデーモンNIPPON2013に出るしか無いですね!僕は!(笑)
その後、ファミレスに入り、色々とお話をさせて頂きました。
まぁ、この辺はRman君もメチャメチャ書くでしょうから、割愛させて頂きますが、
特に
高校1年の時から始まる籾山レジェンド(笑)を聞かせて頂いた事などは、本当に貴重でした。
その時のテンションを二十年以上経過した現在も維持しておられ、
まさに、かつて僕らが憧れた、「趣味人への道」に載っている
腕をクロスさせた「不敗の帝王」に抱いたイメージそのままの方でした

これからもホビーの為に走り続けて頂きたいと思います。勿論、僕らも走り続けます。


4時間ぐらい話してたと思いますが、あっという間に過ぎ去り、籾山さんに東京駅へ送って頂いた後、新幹線に乗るRman君とも別れました。

「まぁ、ほいじゃあ、またイベント会場でね。」

と今まで100回以上交わしてきた何気ない挨拶です。

そして、僕も横須賀への帰路へ着きました。

籾山さんとお別れしてから、卵帝君と一緒に東京のお土産を買い、そして改札口でいよいよ3日間付き添った卵帝君ともお別れです。
「ほいじゃ、また広島で会いましょう!」
この3日間の劇的な出会いと別れの中にあって、2人の別れは実にいつも通りの何気ないものでしたが、
卵帝君がこの3日間一緒にいてくれて、僕は本当に心強かったし、楽しかったです。僕のホビーライフにおける全てを知っている彼と最高の3日間を過ごせて、本当に良かった。

卵帝君、どうもありがとうございました!
帰りの新幹線の中で目をつむると、この3日間に出会った多くの趣味人の笑顔が走馬灯のように蘇ってきて、嬉しくなった一方で、
何だか楽し過ぎた反動もあってか、寂しい気持ちもにもなりました。

良い出会いに恵まれて、本当に素晴らしい旅になったと思います。この場を借りて、お会いした全ての方に感謝申し上げます。
ありがとうございました!

このスローン・オブ・スカルを振り返って
一言でいうと、「超楽しかった!超疲れた!」です。まぁ、二言ですけどね(笑)。

Rman君にスローンに誘われた時から、アーミー増強、スパーリング、色々な相談、ロスター制作、本番、と嵐のような数か月でした。

多くの初めまして!お久しぶりです!お疲れ様!がありました。

特にお疲れ様!を言わなければならないのは何を於いてもゲームズワークショップのスタッフの方々です。
あんな大人数のトーナメントなんて、今までありませんでした。それを殆ど遅れなく、タイムテーブル通りにキチッと回されたという凄さは、
イベント主催者を経験した方ならば超人技だと言わざるを得ないと思います。
しかも、今回は同日のワンフェスと両面作戦です。

スローン出る気満々でアーミー増強し、経過をTwitterにUPされていたのに、
実はワンフェス会場の責任者だという事を土壇場で思い出したユウスケさんの無念は如何ばかりだったでしょうか(笑)。

ともかく、スタッフの皆様お疲れ様でした。そして、「次はこのイベント超えるようにしないと。」とさらっと言い放つ籾山さんがクール過ぎます。

そして、この大規模大会を皆で協力してスムーズに進行させた僕らを含めた趣味人の皆様も本当にお疲れ様でした。
あまりにも楽しすぎましたし、こんな熱気溢れる大会は無かったです

そして、打ち上げオブスカル!
僕の知る限りこの日本WH史上最大の飲み会を企画し、完璧に運営されたKotabeatさんを始めとするタスクフォースの皆様。
本当にありがとうございました。


当日親しくなった仲間や、再会した旧友たちと思い思いに飲みに行っても、それは超絶楽しい思い出になったと思います。
しかし、この打ち上げがあったからこそ、更に楽しさは何倍にも増したと考えているのは僕だけではないと思います。

もう一回書きます。
不定休趣味人会に栄光あれ!千葉ホビーシーンに栄光あれ!


最後に一番どうでも良い(笑)、僕自身の事を書いときます。

本音を言うと、スローンが取れなかったのは悔しいです。この手に握る直前まで行った実感があるだけに超絶悔しい!

しかし、そこの悔しさより、このスローンという大一番で3連勝できたという事の嬉しさの方が大きいのです。

今回のスローンのレギュレーションは、ゲーム勝利以外の要素が多々あり、
まさに「人事を尽くして天命を待つ」でしたが、天命が下らなかったことより、全ての人事を完全に尽くせたことの方が嬉しいのです。

ガチなゲーマーとして、戦い続けてきた僕の誇り的なアレには微塵も傷はついていません。

Rman君と僕は、この13年余、ペイントとゲーム、どちらも最大限に全力投球しつつも、
究極的な根っこの部分ではそれぞれぺインターとゲーマーとして相容れない部分がありますし、それでいいと思ってます。

お互い、今回の個人的なミッションとして、
Rman君はベストアーミー賞を取る!僕はゲームで全勝する!というのを課していました。
そこ2つは、ばっちり果たせたので、今回のスローンは、お互いの趣味人歴の集大成になったと思います。

そして、更に頑張っていきましょうこれからも!

皆様、本当にありがとうございました。また機会があればお会いしましょう!

そして、是非廣島にも遊びに来てください(笑)。

このスローン・オブ・スカルを振り返ってみると、
僕がこのホビーを始めてから13年間の中で一番盛り上がって、最高に楽しかったイベントだったと思います。

僕はこのRoRを通じて日本全国に沢山の友人が出来ました。今まで繋がってきた多くの出会いを、僕は僕なりに大切にしてきたつもりです。
今回のスローンではその友人達とリアルで会うことができ、楽しく話し、そして力強く握手が出来たことで、僕の胸は熱いものでいっぱいになりました。

僕は本当に友人に恵まれています。
僕が今こうしてホビーを謳歌できているのは他でもないこのレポートを楽しく読んでくださってるみんなのおかげだと心から思っています。

思い返せば2000年にウォーハンマーを始めてから、僕のホビーライフは山あり谷ありでした。

ウォーハンマーを始めて、イワサ博士の世界塔の掲示板に書き込みを始めた時から、僕は多くの先輩に可愛がっていただき、応援もしてもらえました。

そして、このRoRを2001年1月31日に開設してからは、すくなくともネット上においては、このウォーハンマーというホビーの最前線に立ってきたという自負のようなものも少しはあります。
だからこそ、楽しいことは数えきれないほど、いっぱいありました。感謝すべき多くの出会いが僕のホビーライフを彩ってくれています。

でも、時に辛いこともありました。ウォーハンマーをやめられたら、楽になるのになぁ、と思ったことも一度ならずありました。
今、ペイントしているこのミニチュアを壁に叩きつければ僕はウォーハンマーをやめられる、そんな激情にかられた瞬間も・・・ありました。

でも、ミニチュアが大好きな僕にはそんなことは出来ませんでした。

楽しいこともいっぱいあったし、時に苦しいこともありました。でも、だからこそ今の僕が居ます。
この13年間、僕に関わってくださった全ての趣味人のみなさんに心から感謝しています。

この最高に楽しいウォーハンマーというホビーを全力で楽しみ、続けてきて本当に良かった!




出会いに感謝。

この濃密で最高の3日間を過ごした今、僕は改めてその思いを胸に刻みました。

我が趣味人人生に一遍の悔いなし!
とは言えませんが(笑)、
僕はこれからも、このホビーを楽しんでいきます。みんなと一緒に。

これからも皆さん、よろしくお願いします!

最後までこのレポートを読んでくださってありがとうございました。

追記(H25.3.7)
GWグローバル・ブログにも日本のスローン・オブ・スカル
平成25年3月6日、GW日本の「ホビーライフを始めよう」ブログにスローン・オブ・スカルの公式レポートが掲載されました!楽しみに待っていた公式レポートは、さすが専属カメラマンのナミさんが気合い入れて撮影しまくっていた写真も超豪華で、当日の興奮がつぶさに蘇ってくるような熱いレポートでしたね!ちなみに、ベストアーミー賞を受賞したということで、僕のコメントもありますので良かったら読んでやってくださいね。

そして、その翌日の3月7日、また熱い展開が!
何と、GWのWHITE DWARF DAILY通称公式ブログに日本のスローン・オブ・スカル特集が掲載されたのです!
いやぁ、こんなに大きく1本の記事として取り上げてもらえるとは僕もちょっと驚きました。実は、この「スローン・オブ・スカル参戦記」を書きあげまして、公式ブログ宛てに「スローンに参加してレポート書いたから日本語だけど、ぜひ見てね!」ってアドレスを送っていたのです。
そしたら公式ブログのライター(黄色好き)Dan氏より「素晴らしい!日本語は読めないけど、超熱いレポートだった!ぜひブログでも紹介したいから写真とコメント使っていいかな?」とお返事を頂けたのでした。もう、これは載るのかしら?ワクワク!ってな感じで待ってたわけですが、日本の公式ブログと連続で来たので、嬉しさも半端無かったですね!オマケにトップページにBetzさんのネクロンと僕のライサンダーのツーショット写真!
ちょっとこんな熱いことがあるのかと思いました。この写真を撮ることを提案してくれたBetzさんに改めて感謝しつつ、スローンに参加して良かったという思いを噛みしめてます!
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