by Rman、卵帝 |
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〜序文〜 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「スローン・オブ・スカル」 このタイトルを聞いて熱いものがこみ上げてくる趣味人もいれば、何のことだか聞いたことが無いという趣味人も沢山いることでしょう。
2012年はファンタジーバトルとロードオブザリングのスローンが開催され、2012年の暮れに「2013年2月10日に40Kスローンを開催」とアナウンスされた時の興奮といったらもう! 是が非でも参加したいと強く思いました。 スローンに参加するにあたって、ルールパックというものがPDF配信されていましたので、 これを確認すると必要なのはフルペイント・フルベースデコレートされた1500ポイントのアーミー。 これについて僕は全く問題ないわけですが・・・ここが障害になって参加を断念される方もいらっしゃるかもしれません。正直なところ敷居は高いと言えるでしょう。 しかし、これはこれで大切なルールだと思います。 ペイント済みのミニチュアが生み出す迫力やドラマはやはりこのホビーの大切な魅力ですし、会場に揃うグレイトなアーミーを観賞するというのもこのイベントの魅力の一つなのです。 そして、このトーナメントに参加することが目標になってペイントを続けてみようかな、っていうモチベーションにもつながる人もきっと居ると思うんです。 そういう意味で、フルペイント前提というルールは熱いと思いました。 フルペイントのアーミーを持ち込み、全力で戦い、対戦相手と楽しい時間を共有する。 3戦を戦い抜いた後に一番良かったと思えたバトル(対戦相手)にフェイバリットゲーム投票を行い、その得票数がゲームの勝利点にプラスされるという絶妙なルールも熱いものです。 ウォーハンマーは紳士淑女のホビーでもあります。 自分だけ楽しめば良い、勝つためにはどんな手を使ってもかまわない!そんなホビーでは決してありません(笑)。 どれだけ対戦相手と熱く、しかも楽しく遊べるか、そこに必要なのは譲り合いの心であったり、思いやりの心であったりするのかもしれません。 言わば、そういったジェントルマン度をも試される実に熱いルールです(笑)。 もちろん、対戦中に「あ〜そういうことするなら、おめぇにゃフェイバリット投票しちゃらんけーねー!」とか言っちゃダメです(笑)。ま、言うわけ無いですけど・・・笑。 ちなみにペイントの出来栄えに関する加点は一切ありません。そこがまた熱いですよね。髑髏の玉座を得るための戦いはあくまでもゲームの結果とフェイバリットの投票によって決まるのです。 とはいえ、それとは別に、ベストペイント・アーミー賞というものが設けられており、これは参加者全員の中で一人だけが選ばれる名誉ある賞でもあります。 更に、ベストロスター賞というものもあり、ロスターシートの出来栄えまでもが評価の対象になるという、全く気の抜けない面白どころ満載のイベントなのです。 つまり、一言でスローンを表すと「ゲキアツ!」なのです。 ゲームでの強さ、ジェントルマン度、そしてペイントの巧みさ、その全てを競うという意味で、勝つことだけが全てではない実にGWホビーならではのトーナメントなのかなって。 そして戦いの結果、スローンオブスカルを獲得することが出来た趣味人は会場にいる全員から祝福されることでしょう。 僕は自分自身のことをへヴィーペインターだとは思っていませんし、ヘヴィーゲーマーだとも思っていません。僕はホビーの色んな側面をほどよく楽しんできた趣味人なのです。 そんな趣味人として、このトーナメントの趣旨に対して胸が熱くならないわけがありません!! さてさて、序文が長くなってしまいましたが、このレポートは2013年2月10日に東京で行われたスローン・オブ・スカル(40K)への参戦の記録です。 今回はこのホビーを始めて以来最も付き合いの長い親友である卵帝君と共に参加しましたので、彼のレポートも織り交ぜつつ進行していきます。
それでは、僕達RoRコンビによる参戦記をどうぞお楽しみくださいッ! |
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大会までの事前準備
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2月9日、いよいよ出発!
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第2戦目、開始! | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
昼食後、全員が時間通りに集結し、第2戦目のマッチングも発表されました。僕の対戦相手はナカムラさん! ブラッドエンジェルの後継チャプターです!! |
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ゆきじさんとの再会 2戦目の途中、会場のどこかから赤ちゃんの泣き声が聞こえてきました。その声の方を振り返ると、何と僕の心の師匠であるゆきじさんが会場に、赤ちゃんを背負っていらっしゃってたのです!! ゆきじさんの姿を見た瞬間、もう僕はどうにも落ち付かなくなって、どうしよう、どうしよう・・・!とうろたえてしまいましたが、熱いバトルの途中でもあり、席を外すわけにもいきません。 しばらくすると、ゆきじさんが僕とナカムラさんのテーブルにお越しくださって、感動の再会を果たすことができました。 ゆきじさんとは戦槌王国主催の北海道unGT以来(?)の再会だったので、約12年ぶりの再会です!! 僕がウォーハンマーを初めて、タケイさんの家でゆきじさんのケイオスドラゴンを見た瞬間から、僕はゆきじさんのことをずっと心の師匠として慕ってきました。 そのゆきじさんと再会できて、僕がどれだけ嬉しかったか、わかります?(誰に聞いてるんだ笑) ゆきじさんは時間があまりないようでしたので、またの再会を誓って握手をしてくださいました。ゆきじさんに会えて本当に嬉しかったです。 ゆきじさん、どうもありがとうございました!もしかしたら、今年のゴールデンデーモンでお会いできるかもしれませんね!ぜひそうしましょう!! よろしくお願いします!! ゆきじさんの神のごときペイントをまた見れるならば、僕はどこにでも参ります! |
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そしてついに最終戦が始まります!! | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最終決戦がいよいよ迫ろうとしていました。 2戦の決闘を終えた26人の闘士たちはすでに疲労困憊の度合いを深め、心地良い疲れの中で最終決戦のマッチメイクを待っていました。 そして、スタッフがマイクを握り、いよいよマッチングの発表が始まりました・・・・! 「1番テーブルから勝率が高い人ということになります!では、1番テーブルは2番のヤマネさん、4番のミヤベさんです!」 オオオオオオーーー!!! 会場から巻き起こる、どよめきと歓声!そしてBetzさんと顔を合わせる僕。 二人の顔がどれほど嬉しそうだったか、想像できるでしょうか(笑)。 この大一番でまさかの決闘となろうとは・・・!! 僕が本大会に出場するにあたって、最も戦いたいと思っていた一人が何を隠そうネクロン使いのBetzさんだったのですから! Betzさんは僕がRoRで発表するバトルレポートをいつも熱心に読んでくださって心のこもった感想を寄せてくださり、 また彼自身もブログ「Brogarium40K」の中でビジュアル豊かな上にストーリー性にも富んだとても熱いバトルレポートを書き綴ってこられた趣味人なのです。 お互いのホビースタイル、いや、KOTABEATさん風に言えば「ホビーセンス」はとても通じるものがあるとずっとそう思っていましたし、 RoRのへ投稿を通じて、またツイッターなどでの交流を深める中でいつしか 「いつか対戦できたら良いですね!その時はお互いのバトルレポートをぜひ書きたいよね!」と誓いあっていました。 バトルレポートを書き合おう!こんな約束が出来ることって、なかなか無いです。いや、今までの僕が生きてきたホビーライフにおいてBetzさんだけです。 このバトルは偶然ではなく、お互いの想いが手繰り寄せた奇跡といっても良いと思います。 本当に胸が熱くなりました。 泣いても笑っても最終決戦。命をかけて戦いに臨みました。 |
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結果発表と表彰式 |
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東京滞在の最終日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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このスローン・オブ・スカルを振り返って
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このスローン・オブ・スカルを振り返ってみると、 僕がこのホビーを始めてから13年間の中で一番盛り上がって、最高に楽しかったイベントだったと思います。 僕はこのRoRを通じて日本全国に沢山の友人が出来ました。今まで繋がってきた多くの出会いを、僕は僕なりに大切にしてきたつもりです。 今回のスローンではその友人達とリアルで会うことができ、楽しく話し、そして力強く握手が出来たことで、僕の胸は熱いものでいっぱいになりました。 僕は本当に友人に恵まれています。 僕が今こうしてホビーを謳歌できているのは他でもないこのレポートを楽しく読んでくださってるみんなのおかげだと心から思っています。 思い返せば2000年にウォーハンマーを始めてから、僕のホビーライフは山あり谷ありでした。 ウォーハンマーを始めて、イワサ博士の世界塔の掲示板に書き込みを始めた時から、僕は多くの先輩に可愛がっていただき、応援もしてもらえました。 そして、このRoRを2001年1月31日に開設してからは、すくなくともネット上においては、このウォーハンマーというホビーの最前線に立ってきたという自負のようなものも少しはあります。 だからこそ、楽しいことは数えきれないほど、いっぱいありました。感謝すべき多くの出会いが僕のホビーライフを彩ってくれています。 でも、時に辛いこともありました。ウォーハンマーをやめられたら、楽になるのになぁ、と思ったことも一度ならずありました。 今、ペイントしているこのミニチュアを壁に叩きつければ僕はウォーハンマーをやめられる、そんな激情にかられた瞬間も・・・ありました。 でも、ミニチュアが大好きな僕にはそんなことは出来ませんでした。 楽しいこともいっぱいあったし、時に苦しいこともありました。でも、だからこそ今の僕が居ます。 この13年間、僕に関わってくださった全ての趣味人のみなさんに心から感謝しています。 この最高に楽しいウォーハンマーというホビーを全力で楽しみ、続けてきて本当に良かった! 出会いに感謝。 この濃密で最高の3日間を過ごした今、僕は改めてその思いを胸に刻みました。 我が趣味人人生に一遍の悔いなし! とは言えませんが(笑)、僕はこれからも、このホビーを楽しんでいきます。みんなと一緒に。 これからも皆さん、よろしくお願いします! 最後までこのレポートを読んでくださってありがとうございました。 |
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追記(H25.3.7) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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