キャプテンカルロス・ラミレス(Carlos Ramirez)&コマンドスカッド  by 鉄
鉄さんのコメント
現在エンリコ卿はケイオスに堕ちてしまったので(笑)、現状HQとしてクリムゾンフィストアーミーを統べるキャプテンとその護衛ユニットでございます。
別にRman先輩のサンドロス中隊長のようにキャンペーンで戦死したわけでもありませんが、
いつぞやのバトルでペドロ・カントールにエンリコ卿が叛乱起こしたよ!と言う意味も含めまして新たな戦士の出番となったわけです。

無論俺はゲームでもそこそこ奇抜な事をしたいヤツでもございますから、当然次作るキャプテンはコルッサロ・ハーン!といろいろ試した結果、何故か手元には大量のプラビッツが。
するとあら不思議。マーク[アーマーめいた装甲服を着装し、ネメシスフォースウェポンを携えて戦場を駆けるキャプテンがいつの間にか出来上がったわけですね。
作業時間は忘れましたが、コイツもボルトガンマリーン生産ラインの片手間で生まれたヤツには違いありません(笑)。

片手間と言うぐらいなのでお察しだと思いますがエンリコ卿同様凝った事はあまりしてないので、いかにマリーンのプラが優秀であるかが分かりますね。
デヴァステイター、アサルト、タクティカル、キャプテン箱さえあればこのように疾走感があるキャプテンは作れるので試してみては如何でしょうか。
キャプテンといえばかなり派手なモデルを使うでしょ〜という声もありそうですが、コイツのモチーフはかのスペースマリーンに登場した渋いキャプテン。
自レギオンの誇りとも言える聖典に囚われない自由な発想に惚れ込んで我が戦団にも彼が欲しい!と言うモチベーションでした。

一方コマンドスカッドはと言いますと、中隊としてもそろそろコマンドスカッドは必要じゃろ〜と構成してみました。
どちらかというと回転すしでは一番安いサーモンばっか食べる習性がそのまま反映されたのか(笑)、ローコスト気味な構成になってますね。

このスカッドのアピールポイントと言えばベースを大きくせざるを得なかった限定バナーベアラーでしょうか。
折角の限定バナーと言う事でちょちょいとコンバージョンして持たせただけですが、コイツが一番偉そうなのはなんでしょうか(笑)。
ボルトガンを構えている彼も異様な存在感を誇ってますが、実はゲーム「スペースマリーン」で使っているクリムゾンフィストマリーンをイメージして作ったのでそうなっているのでしょう。
恐らくプレイしているブラザー諸氏は各々得意武器を持ってると思いますが、俺の頼れる相棒はやはりボルトガン!
と言いつつストーカーボルトとボルトガンを使い分けてるんですけどね(笑)。

キャプテンカルロスの設定

戦いが有らば栄光もまたそこに有る。敵が生まれれば戦功もまた生まれる。
敵が強力であればあるほど、打ち倒した勇者は称えられる。
それが、誰であろうと。敵のかつての姿が何であろうとだ。
喩え、それがかつて共に戦いし同胞であっても。

若きキャプテン、カルロスもまた同胞を殺す事で頭角を現した英雄だ。

エンリコ卿の叛乱の以前、彼は第四中隊のベテランサージェントの一人であった。
小規模な戦力を率いて制圧する、そのような聖務を淡々と行っていた。
惑星に生じた反乱軍の鎮圧、オルクの殲滅、混沌に堕ちし民衆の虐殺。
どれも必要不可欠ながら敵としても、戦功としてもさほど高くはない。
さながら日々の書類仕事を淡々と行うがごとく聖務をこなしていた。
平凡と言っても過言ではない彼の運命は、一つの転換点を迎えようとしていた

そう、エンリコ卿による叛乱戦争である。
エンリコ卿率いる「保守派」による甘言によって第四中隊の同胞はことごとく叛乱の軍勢に合流する。
その中、若きカルロスはエンリコ卿の甘言に疑問を抱き、甘言には乗らなかった。
エンリコの主張はカルロスから見て過激すぎるものであった上、保守派の主張は現状が見えているとは思えなかったからだ。
しかし、カルロスは同胞を引き止めることも、諭すこともできなかった。その機会すらなかったと言ってもいいだろう。
中隊長も、半数の軍曹が消えた第四中隊はこのように意図しない形で指揮系統が断絶してしまったのだ。

かつての同胞との戦い、その逆境が彼を変えた。平凡だった軍曹はもういない、かつての同胞を狩る狩人と化してしまったのだ。
残されたカルロスは残存戦力によってタスクフォース「重斧」を再構築し、30人に満たない部隊を以ってして度重なる奇襲攻撃を指揮する。
惑星リインを半数以上制圧していた保守派を翻弄し、着実に兵力を弱体化させていた。

そして、叛乱戦争の末期、カルロスはペドロと共にエンリコ卿と戦い、戦いの最中にカルロスは気を失ってしまった。
不思議なことにカルロスはエンリコ卿と戦った最中の記憶が失われていた。まるで"意図的に消された"ような、不自然なモノであると記録されている。
それが何を意味するかはカルロスは知らない。だが、戦争終結後ペドロから贈られた剣には手がかりが隠されていた。
宝剣「報復の炎」、それはアーモリー内に眠っていたとされる"誰も存在を知らなかった剣"。
時折、カルロスがそれを振るう時、超常なる力の発現が見られると言う。

彼らの知る由も無いが、同様の剣を振るう戦団は存在する。
かの謎めいた戦団の剣を入手したペドロは、彼らとの繋がりがあるのだろうか。
すべては、手段を選ばぬ戦団長のみぞ知る……。


Rmanのコメント
鉄さんのクリムゾンフィストの顔といえば魔道に堕ちた「エンリコ卿」を思い浮かべるのですが、ついに正統派というか善キャラの登場ですね!
キャプテン・カルロス。
かつての同胞を狩る「狩人」という設定がまた業を背負っている感じで、非常に鉄さんらしい気はしますが、
1万年前の悪夢がクリムゾンフィストチャプターの内で繰り返されていると考えると実に興味深く思います。

キットバッシュで作られたこのカルロスさんは実に躍動感あるポージングがキマっていて、とてもカッコイイと思います。
片手間で生まれたヤツということですが、さすがクリムゾンフィストを大量に作ってこられたことにより磨かれたセンスがパーツチョイスにも活きていると言えるのではないでしょうか。
それにしても、このデヴァステーター附属のイケメン頭は大人気ですね。
まさに主人公的カッコよさで、キャプテンにも持ってこいでしたね〜。ビデオゲームのスペースマリーンに登場したキャプテンにも通じるイケメンっぷりです(笑)。

コマンドスカッドもいよいよ登場ですね!
まず一番に目を引くのがチャプターバナーですね〜。25周年記念モデルに附属のクリムゾンフィストバナーをもっとも実用的に使われていると思います(笑)。
鉄さんにとってはマストバイなアイテムでしたよね。
ペイントも奇をてらわずモールドに忠実にペイントされていることが好印象です。
これだけの絵を無地のバナーに描くのは至難の技でしょうから、ほんと良いバナーですよね、我々フィスト使いにとっては(笑)。

個人的にはバナーはもう少し低い位置に掲げたほうがサマになる気もするのですが、これぐらい高々と掲げていると戦場での目立ち度は半端無いので、ある意味正解なのでしょうか!
このバナーベアラーの人が赤い力拳でビシっと指を差しているのもキマってますね〜。カッコイイ組み合わせだと思います。

他の方々はローコストを意識されて組まれたということで、チェーンソード&ピストル持ちとボルトガン持ちという実にベーシックな装備ですね〜。
ほんとちょっとサンダーハンマーとか装備させようものなら莫大なポイントコストになって、
結局ロスターに入れ辛くなっちゃうってところも否めないので、こういうローコスト的な組み合わせも十分アリなのではないかと思います。
要はキャプテンの「傷」要員ですよね(笑)。
装備はベーシックながらもパーツのチョイスやカラーリングはベテランらしさ万点で、鉄さんの渋めなコダワリがよく伝わってきます。
アポセカリーが膝を着いているのもまさに外科手術中といった雰囲気があって上手いな〜と思いました。

カルロス共々、大活躍してくれることを期待しています!