ベアードエンジェルズ キャプテン by 天使ササキエル
天使ササキエルさんのコメント
新生ベアードエンジェルズを率いるキャラクター第一号です。
タクティカルスカッドではスペースマリーンに近付けたデザインにした分、
髭要素が物足りなくなってしまったので、その分思い切りパテで髭を増量しました。
その他、眉毛、鼻、唇もパテでボリュームアップし、前回のタクティカルスカッドでは
全体が蛇腹状だった太股部も、アーマーをつけて関節部だけを蛇腹状にすることに成功、
肩には磁石を仕込んで武器の換装を可能にしてあります。

色々と工夫した分苦労も多かったですが、それが報われる作品に仕上がったと思っています。
新生ベアードエンジェルズの設定

「帝国」に身を寄せて暮らす亜人種「スカット」達の間で、いつのころからか囁かれる奇妙な噂があった。

「我等の祈り 地球におわす皇帝陛下に通じし時、蒼穹の鎧を纏いて『天使』たち降臨す」と。

周囲の帝国臣民たちはその噂について「しょせんは亜人種の戯言」と一笑に付していた。だが…。

その噂が広まり始めてよりほどなく、帝国各地のスカット居住区より
「ゼノによる襲撃発生のさなか、突如として『天使』の軍勢が出現し、襲撃者を撃退した」
との報告、さらには『天使』との接触報告、『天使』の姿を収めた映像までもが複数上がり始めた。

『天使』との接触に成功した者の記録によれば、『天使』たちは自らを
「皇帝陛下に遣わされしスペースマリーン戦団『ベアードエンジェルズ』」
と自称したものの、その他のことについては頑なに口を閉ざし、襲撃者を撃退するや風のように去って行ったという。
そして中央執務院のスペースマリーン登録名簿には、確かに「ベアードエンジェルズ」の名は存在したものの、それ以上の記録は残っていなかった…。

彼ら『天使』たちの正体について、帝国内では
「彼らはただ単に、背の低い人間から新規入団者を迎えることにこだわるスペースマリーン戦団であり、スカット達を守っているのも彼ら独自の思想によるものに過ぎない」
「かつて、スペースマリーンの遺伝種子をスカットに移植する実験が試みられたことがあり、彼らはその実験によって誕生したスペースマリーン戦団である」
などの説が乱れ飛んでいるが、いずれも決定的証拠は無く、憶測の域を出るものではない。

もちろん帝国内に、彼ら『天使』たちを異端視、危険視する者たちもいないわけではない…。が、
「『天使』たちに救われたスカットたちが、皇帝陛下への忠誠を新たにする事例が多く見られること」
「スカット居住区とはいえ、『天使』たちが帝国領防衛のために戦っていること」
「ゼノやケイオスによる侵略への対処の方が、よほど差し迫った問題であること」
などの理由から
「現在のところは、彼ら『天使』への詮索は差し控える」
という態度を取る者が大勢を占めるようである。

だが…。もし君がスカットたちに危害を加えようとしているなら、用心することだ。
今日にも、スカットたちの悲痛な祈りが『天使』達の耳に届かないとも限らないのだから…。

Rmanのコメント
新生ベア−ドエンジェル待望のキャプテンが登場ですね!!
新生タクティカルスカッドは髭成分を減らし、フルフェイス・フルアーマーの出で立ちが非常にカッコよかったのですが、
キャプテンはあえてヘルメットを取り去り、たっぷりな白髭を見せているという、このギャップが実に男らしく、
しかも彼が何者であるかを如実に示していて何かもうたまりませんね!

よく考えたらマリーンの偉い人はたいていヘルメットをしてなかったりするわけですが、
このベア−ドエンジェルのキャプテンがヘルメットを脱ぎその髭を見せることは、
通常のマリーンがヘルメットを脱ぐことで意味することよりも重要で誇り高い意味があるように思えてなりません。

もう、アイデアの勝利!って感じですが、アイデアを具現化された造形テクニックやパーツチョイスのセンスも本当に特筆すべきものです。
マリーンのキャプテンの豪華装飾があしらわれたパーツを使いつつ、ドワーフの飾りなども付け加えて高級感というか並みの戦士ではない空気がヒシヒシと伝わってきます。
あまりにも上手くまとまっているものですから、2014年のホワイトドワーフ定期購読の限定ミニチュアです、って言われても違和感ない完成度だなって思いました(笑)。
ペイントについても白い髭の美しさは見所ですし、青いアーマーに緑のマントもよく映えてます。
赤色の前垂れもこうやって装備させると何かドワーフっぽく見えてくるから不思議ですね。

3種の武装変更が出来るのも素晴らしいです!
元ドワーフって感じの人なので、やはりパワーアックスがよく似合ってますが、バチバチという発光音が聞こえてきそうなパワーフィストの迫力は凄いですね〜。
パワーソードの輝きも美しいです!

まさにササキエルさんのベア−ドエンジェルを率いるに相応しい威厳たっぷりのお方ですね!
戦場での活躍を期待しております!

それはそうと、新しい設定も謎めいていて、実にカッコイイですね〜。
彼等の謎がまた何かの事件などがきっかけで明らかにされていくのが楽しみでなりません!