いつかまたファンタジーバトル遊びたいなぁ by Rman(R3.7.16)



エイジオブシグマーも第二版の最後にはキャンペーン本4冊もきっちり翻訳がなされ、すっかり死なざる神々が織り成す神話の世界観も定着してきた昨今、
今こそが日本語版ウォーハンマー時代の黄金期と言えるのではないかという程に充実した状況です。


本当に嬉しいものです。

第三版ドミニオンも満を持しての登場で盛り上がってますね!


僕も買いましたよ!

だけども僕はいまだAoSデビューが叶っていません。
40Kだけでも手いっぱいっていうのも事実ですが、やはりオールドワールドに魂を引かれるオールドタイプだからなのかもしれません。

エイジオブシグマーが誕生する以前、ウォーハンマー40Kに対するファンタジー部門はその名も「ウォーハンマーファンタジーバトル(以下FB)」というタイトルでした。
古き良きオールドワールドを舞台とした世界観。そしてスカーミッシュではない隊列を組んだ兵士が重厚な機動をしつつ合戦を繰り広げるバトルゲーム。
実にへヴィな遊び応えでした。

しかし多くの方がご存じの通り、FBは年々人気に陰りが出て、第8版においてエンドタイムというストーリー展開と合わせて設定的にもマジに世界がぶっ壊れ、ゲーム展開も合わせてエンドしてしまいました。
このエンドタイムのストーリーがめちゃくちゃ熱い展開だったので当時熱狂的なファンはもの凄い盛り上がったのですが、FB人気が復活とまではいかなかったですよね、たぶん。
僕もこの2014年頃にはほぼほぼ40Kばかり遊んでてFBは対戦相手がほとんど居なくて遊ぶことも難しくなってました。
FBがどうこうって言うより40Kの方が圧倒的に人気になってたって感じだったのでしょうね、思い返すと。

しかし、隊列を組んだミニチュアでの戦争っていうか、FBをですね、たまにめちゃくちゃ遊びたくなってしまうのです。
最後に遊んだのは2013年だから随分前ですが、ほんと。たまにフワっと波がきます。たぶんFB好きだった人には定期的にくるやつだと思います(笑)

たまにはFBのミニチュアを愛でましょうか。

いやぁこれですこれ。たまらないノスタルジーな雰囲気。
手前に並べたのはFBが5版だった頃の英語版のルールブックやアーミーブック(今で言うバトルトーム)です。
僕の中で一番思い入れが強い版は僕がウォーハンマーに出会ったころの5版なんですよね。
ゲームとしては版を重ねるごとに洗練されていったFBですが、5版の頃のデフォルメ効いたミニチュアが好みのど真ん中でしたし、
ヒーローがやたらめったら強化出来てゲームバランス悪く、
良く言えばキャラが強くて歩兵がそれほどでもなかったので、あんまりミニチュアを用意しなくても遊べる感じがまた好きでした。
ケイオスウォーリアーとかブラックオークのような強いユニットは4人かける3列の12人でも十分に戦えると言うか。
騎兵は5人で十分パワフルに戦えるとか。
これが8版になる頃には20人は最低必要でものによっちゃ40人で1ユニットとかがネタじゃなくアリなゲームになってましたからね。
ペイントの負担がデカ過ぎるって感じでした。

まぁつまるところ、僕のウォーハンマーの原風景が5版なわけです。


古き良き、ハイエルフVSケイオスドワーフの対戦風景をマイルームで独り、再現してみました。
ハイエルフの領土に攻め込むケイオスドワーフ、この2アーミーは設定的にもライバルだったので、過去のWDでもハイエルフとのバトルレポートが掲載されていました。
それがまためちゃくちゃ良い雰囲気で、それを自分の手で表現したくなっちゃったんですよね。

もう並べて満足出来ちゃうくらいに、あ〜これ。これいいわ〜って独りでゴチてしまいました。


僕の一生物の宝物と言える5版時代のドラゴンプリンスとエルサリオン!今見たら意味不明なくらいに気合い入れて塗ってます。
当時はまだペイントで天下取ってやろうって気合いが満ち溢れてましたね、僕は。
今や神ペインターいっぱいで僕もその他大勢のエンジョイペイント勢になっちゃてますが。笑

この頃が僕が一番真面目にアーミーペイントしてた時期ですね、きっと・・・


このボルトスロワーがまた好き過ぎて。古めかしいデザインですが、実にペイント映えなデザインといいますか。木目調にペイントするのが楽しかったんですよね。
ちなみに後ろのテレインはGW純正のカードボード製のハイエルフのお屋敷です。
この時代(97〜99年頃)は紙製テレイン推しだったんですよね、GW。出来も結構良かったというか塗らなくてよかったので楽な割にかなり戦場映えします。
またこういう紙製テレイン出してくれても良いのになぁ〜と思わなくも無いのですが、最近はテレインキットもめちゃくちゃ出来良いので塗るのが大変な贅沢な悩み。
難しい所ですね。

ハイエルフのグレートイーグル騎乗のヒーローです。
今でこそゲームデータのあるやつは全てキット化されてるのが当たり前ですが、昔はルールはあるけどキットがないってのはザラでしたので、
改造したり別のモデルと組み合わせてオリジナルのモデルを作ることが楽しみであり、また必要なスキルでもありました。
こうして作ったオリジナルキャラへの思い入れはかなりのものがありましたね。

最近はもう改造の必要性を全く感じないほど、どのモデルも凄い凝ったやつばっかりで、嬉しいけどどこか置いてかれた感を感じちゃう年寄りです(笑)。


睨みあう両軍!
本当のゲームじゃないので、カッコよさ優先で配置しています。
ゲームだったらグリフォン騎乗のジェネラルが先行して飛び出すようなことは出来ません(笑)。


ケイオスドワーフは実にラブリーなアーミーで、古くからのウォーハンマーファンの中でもコアな層には大変な人気があります。
ブルケンタウロスとか、最高にアホなデザインでめちゃくちゃ好きです。フォージワールド版ケイオスドワーフで大きく野性的になってリニューアルされましたが、
僕は断然コッチ派です。というか、ケイオスドワーフ使って遊ぶなら5版〜6版までのルールで遊びたいので、この旧モデルがむしろ必要です。
打撃力だけならFB5版の中で最強と言われたケイオスナイトに匹敵する力強さがあって、まさに華形でした。


このケイオスドワーフウォーリアーを塗ってた頃はまだまだペイントの技術が発展途上だったこともあり、かなり荒削りな仕上がりなのですが、
右のヒーローはだいぶペイントが一定レベルに到達した後に塗ったものなので、塗ってからもう20年近く経ってますが満足な作品です。


ホブゴブリンウルフライダー。この真ん中のヒーローがもう大好き過ぎます。

ところで、新しいAoSの新しいオールクが実にホブゴブリンっぽい雰囲気じゃないですか。
あの超絶ディテールの新しい種族が仮にホブゴブリンオマージュなのであれば、ケイオスドワーフのリニューアルも有りえるのではないか!?
何気にめちゃくちゃ期待しています。何せ昨今のGWは割と出し惜しみせずガンガンに攻めてきますからね。AoS版ケイオスドワーフ、来ますね!(予言)


こうして見ると、やっぱりケイオスドワーフはまたじっくり取り組みたいアーミーだなぁって思いますね。めちゃ可愛い。
こうやって塗りたいものを残し続けてるから、新しいミニチュアに素直に取りかかれないというか、AoS塗るんならFBのモデル塗りたいなって思ったりもしちゃうんですよね。
AoSもかなり節操無く色んなアーミーを買い続けてはいるんですが…。
建設的に考えるとほぼ遊び相手の居ないFBを塗るより、現在進行形のAoSを塗る方が正しい。それは分かります。

でもですね、山口県はどっちみち過疎地なので、あまり周りに合わせる必要も無いと言いますか。マイブームに忠実であれば一番幸せな気もします。

同郷の友人であるティラニッド使いのはたさんがAoSも本格参戦となれば僕もAoSに舵をきる踏ん切りがつきそうではあるのですが(他人任せ)。


FBは老後にまた遊べたらいいな、なんて言ってますが、僕も今やアラフォーなので、
この先の健康寿命はそれほど長くないかも?と思ったりもして、あまり楽しみを先送り出来ない気もしてきました。
こうして、FBを並べて見たらやっぱこれが原点だな、という思いを新たにしました。

まぁ、ぼちぼちFBを塗ってコレクションしとけば、数年後に子供が一緒に遊んでくれそうな気もしなくはないですが…
そこは期待し過ぎないようにします(笑)。


そうそう、このFBを並べるきっかけになったのがホワイドワーフの表紙をプリントしたTシャツを買ったことだったりします。
いいでしょう?このTシャツ。

県外のゲーム会に遠征にいけることになったら必ず着ていきたいです!(笑)

トップページに戻る    雑文ページに戻る