ホワイトドワーフ・ヴィジョンズ掲載記録 by Rman(H27.12.31)
GW社から発行されている週刊ホワイトドワーフと月刊ヴィジョンズ。 ホワイトドワーフが週刊誌になると聞いた時は正直そんなにネタがあるんかい!?と驚いたもんですが、2015年の最終号をもって100号です。 ゲーマー的には新モデルのいち早いルール紹介が注目を集めるところでしょうし、 WD限定の特殊ルール(フォーメーションなど)があったりと、バックナンバーもそれなりに価値がある気がします。 今年の夏頃にカルトメカニクス&スキタリアーミーを作ろうと思い立った際に、 バックナンバーのWD誌に掲載されていた強烈なフォーメーションを見て購買意欲を異様に刺激されたりもしました(笑)。 ヴィジョンズは純粋にミニチュアの写真を楽しむ本として、ミニチュアペインターにとっては至高の雑誌と言えます。 数少ない日本語表記となってしまったGW製品ですが、まぁそこはオマケという感じで、とにかく美しい作品のオンパレードが見どころです。 ついでに言うなら新製品の紹介写真もWD誌の二番煎じであまり有難みは無いんですが、それ以外はホントに見応え抜群! ゴールデンデーモンの作品群を最高の印刷で見れるのはかなりの贅沢感がありますし、海外趣味人の巨大なアーミーの紹介も非常に刺激的です。 加えてジョン・ブランシェの怪しいイラストの世界観を再現するコーナーはコアなファンには堪らない魅力に満ちています。 週刊WDはまぁ無理に買わなくても・・・って感じですが(笑)、ヴィジョンズはRoRを見に来るくらいのミニチュア好きならば、納得できる内容だと思います! 僕は大阪アイコノクラズムの定期購読を頼んでいるので、これまでのはコンプリートしています。 こういうミニチュア写真集はバックナンバーが積もり積もってすごく価値ある資料になると思うんですよね。 皆さんも買い逃さないように定期購読オススメですよ〜。 さて、ここまでは前置きでしたが、僕のインペリアルフィストが何度かこの2誌に掲載されてきましたので、 年末を良い機会に紹介&自慢(笑)したいと思います。 |
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週刊WD#1が刊行されたのが2014年の2月からでした。 この時から日本語版8版ドワーフのアミブが未訳決定ということになり、日本中の趣味人がショックを受けたんですよねぇ。 その後日本語版の展開は皆さんの知るとおりです(はぁ〜溜息)。 さておき、このWDにはリーダーズ・モデル・オブ・ウィーク(今週の読者の作品)というコーナーがあって、 なんとこの#2に僕の作品が掲載されていたのでした! |
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この写真は「いつか雑誌にも載せたいから白い背景で写真撮って送ってくれ」とGWスタッフのDan氏から言われて送っていたもので、 送ってから1年近く経っていたので、まさに忘れた頃にって感じで驚きました。 これまでもGW公式ブログには何度も紹介して頂けて嬉しかったのですが、雑誌への掲載は我ながら「ついに私もここまで来たか」的な感覚でした(笑)。 |
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しかし、あの時に僕のミニチュアを10作品以上はまとめて投稿して、掲載されたのはこのコンテンプタードレッドノートだけだったか〜と 少し寂しくも思ったのですが、2015年の4月号のヴィジョンズにその時に投稿した僕のライノが掲載されていたのには驚きました。 |
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ライノも色んな型を作りましたが掲載されたのは最もベーシックに作ったヤツでした。そもそも何でライノ!?と思わなくもなかったですが(笑)、 数々の力作と並んで掲載されていたのは嬉しくて飛びあがる思いでした。 これでヴィジョンズにも載ったぜ〜!クシシ・・・!と無駄な名誉欲が大いに満たされました(笑)。 自分の作品が雑誌に掲載されたら10冊くらい買って、友人知人に配って自慢しまくろう!と常々思っていたのに、 実際に掲載号が発売されツイッターなどで祝福のメッセージを沢山いただいて満足してしまって、結局自分用の1冊しか買ってません(笑)。 |
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2015年の5月号よりヴィジョンズはお値段据置きで一回り大きいサイズになりました。 これがミニチュア写真集としての価値を数倍に上げてくれてる気がします。本当に良い変更点でした。 この大きくなったヴィジョンズ第一号となった#16に・・・・ |
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ババ〜〜ン!!と掲載された僕の作品群。ヴィジョンズ改の見開き1ページを使って僕のインペリアルフィストを掲載していただいてました。 これは僕も驚きまくりでしたね・・・。これも最初に送った写真だったのですが、投稿から2年近く経っての採用に感激でした。 このページはGWの公式ブログでも写真が掲載され予告されていたので、反響も凄かったです。 普段は雑誌を買わない人もご祝儀的に買おうって言ってくれたりで、GWの売上に少しだけでも貢献できて嬉しかったです(笑)。 ちなみに僕はやっぱり1冊しか買いませんでした。というかお小遣い制限が厳しくて複数買う余裕がなかったです(涙)。 |
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それから4カ月後の#20はエイジ・オブ・シグマー特集です。ストームキャスト・エターナル通称「金ぴかマン」の登場は感動でしたね。 正直格好良すぎると思います。 と思いますが僕は今年は「火星」に私財を投入しましたので、金ぴかマンのコレクションは来年以降に見送りました。 |
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この#20にはデカデカと僕のコンテンプタードレッドノートが掲載されておりました。 このコンテンプターは世界最速の完成品(FWでの発売日に完成していましたので!)となって非常にインパクトがあったのか 公式ブログでも紹介してもらったことがあるお気に入りの作品でした。大きく掲載されていたのも嬉しかったです。 今思えば、この2カ月後にホルスの大逆ボックスセット(コンテンプタードレッドノートも入っていた!)発売への布石だったのかもしれませんね。 といったわけで、僕の作品掲載号を紹介しました。僕もすっかり黄色い人ですね。 僕がこれまでにGWに投稿した写真は概ね掲載されましたので、次の予定はもう無さそうではあります。 しかし良い作品が出来たらまた性懲りも無く投稿は続けてみようと思います。 これまでに僕の作品が掲載されたGW公式ブログはすっかり過去のページも全て消え去ってしまって寂しい限りですが、 紙媒体で出版されれば買い逃さなければ一生ものですものね! 買い逃し厳禁、そういう意味でもやはりヴィジョンズとWDは定期購読がベストです! 公式の定期購読は送料含むからか高額なだけに、アイコノクラズムの定期購読は本当に助かります! あ、別にアイコノのまわし者ではありませんよ笑。 |
2016年8月2日追記 |
あっと言う間に2016年も半ばを過ぎ去ってしまいました。 国内のホビーシーンにおいても日本語版が俄かに復活の兆しを見せる中、 本家ゲームズワークショップ社も何かとこれまでのやり方を変えていく方針のようです。 (主観ではありますが)高額になり過ぎた新モデル群をスタートコレクティングというシリーズに含ませた上で、 比較的買いやすい価格の製品として発売するようになったりと、我々趣味人にとって良い方向への方針転換は大歓迎といったところです。 また、週刊ホワイト・ドワーフ誌と月刊ヴィジョンズ誌の2刊は一旦廃刊となり、 2013年以前のように月刊ホワイト・ドワーフ誌として生まれ変わることが発表されました。ちなみにヴィジョンズは季刊誌となるそうです。 週刊ホワイトドワーフは一部のアンチ・ファンから「ただのカタログ、中身の無い雑誌だ」とか揶揄され、 一般的な評判もそれほど良く無かったようには思うんですが、 定期購読をしている者からすると毎週ウォーハンマーの情報誌が届くというのは、けっこう楽しみだったんですよね〜。 なので月刊誌への移行は正常進化(原点回帰)と思いつつも少し寂しく思いました。 さてさて、前回のこの記事の締めくくりでは僕の作品がWDやビジョンズに載ることはもうしばらくなさそうだ、 と書いてましたが今年もなんかちょいちょい掲載されましたので、追記させていただきました。 |
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2016年3月号#26はスペースウルフが表紙。 |
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けっこう何の前触れもなくまた僕の作品が掲載されてました。ジャンプパック・チャプレインとプレデターエクスキューショナーの2作品です。 実はこの2つの作品はどちらもかなりお気に入りだったので思いがけない掲載に小躍りしたのを覚えています(笑)。 まぁ、この辺りの作品は全て2013年頃に投稿したやつなんですけどね・・・。 |
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それから1ヶ月過ぎた頃に発売されたホワイトドワーフ#116はインペリアルナイトのボックスゲーム「レネゲイド」特集号でした。 僕もインペリアルナイトは2体作ったのですが、後に発売されたワーデンを2機追加で購入してましたので、 レネゲイドは見送りで〜と思いつつページをめくると・・・・! |
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何と、僕の作品がドーン!と2体掲載されておりました!!これ、もうメチャメチャ嬉しかったですね!一番嬉しかったかも。 インペリアルナイト特集号で、僕の作品が2体も!そして僕の紹介文も添えてあって、それがまた最高に嬉しくて。 このインペリアルナイトは妻が一人目の子を出産直前に里帰りしている時に独りアパートで塗りきった思い出の作品なんですよね・・・。 あまりにも嬉しかったもので、結局お礼を兼ねて「レネゲイド」を購入させていただきました(笑)。 |
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ヴィジョンズ6月号#29は独立型ボックスゲーム「ウォーハンマークエスト・シルバータワー」の特集号です。 このシルバータワーに日本語訳が添付されたのは日本の趣味人にとってまさに吉報でしたね。 既存のタイトルが若干飽和気味の中で、こうした独立型のゲームを多数リリースするようになったのも最近の流れですね。 個人的にはミニチュアの出来も抜群に良いし、日本語訳も付くとなると買わない理由が無いって感じで、 もちろんシルバータワーもオーバーキルも購入させていただきました・・・・(笑)。 |
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この#29にも僕のライノが掲載されてまして、お〜載ってる〜と嬉しくなったのも束の間、アレ?これって・・・前にも載らなかったっけ? って感じで振りかえってみますと2015年の4月号に掲載されたやつでした。たぶん、編集者がチョイスを誤ってますよね? それともこのライノはあまりにも素晴らしいので再度掲載しよう!ってなったんでしょうか?いや、それは無いはずです(笑)。 ま、一応掲載されたということは喜ばしいことですので、この記事でも再掲しておきます。 |
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ヴィジョンズもこの7月号#30で最終号となりました。ヴィジョンズも発売当初は「ミニチュアグラビア集」とか言って、 大々的に言ってる割にどっかで見たことあるような作例ばっかりな印象でイマイチでしたが、 内容はどんどん見応えが出てきて、特に一般趣味人が作ったアーミーの紹介なんかはもう凄い刺激的でした。 最近では毎月の発行をかなり楽しみにしてましたから、ここで季刊誌への移行はやはり寂しくもありましたね。 それにしても最終号の割に表紙は地味でしたね。これは「ストームクラウド・アタック」という独立型ゲームに焦点をあてたものです。 |
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この記念すべき月刊ヴィジョンズの最終巻に、なんと僕のランドレイダーが掲載されてました。これは大変名誉なことと嬉しくなりました。 特にこのランドレイダーは僕が初めて作った黄色いランドレイダーですので、思い入れの強い作品でもあります。 そういう意味では二重に嬉しい掲載でした。 |
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週刊ホワイトドワーフもこの#131で最終号となりました。 最後はオウガキングダム改めビーストクロウ・レイダーズの特集号です。メチャメチャ格好良いノヴァマリーンも見所ですよ! |
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何も期せずページをめくっていましたら、最後のリーダーズモデル・オブ・ウィークに僕のランドレイダーが!! あ、ヴィジョンズに載ってたヤツ、また載せてくれたんだ・・・・とちょっと微笑したのも束の間、文面を読んでみますと 「この素晴らしいランドレイダーをペイントしたのはトム・クレップだ!」って書いてあって、思わず固まりました。 あのぉ・・・・これワタシの作品なんですけど・・・とちょっと思いましたが、なんかその後の文章でもめっちゃ褒められてるんで、 ま、トムの作品ってことでも何でも、載せてもらっただけでもヨシとしますか、最終号だし、と心を広く持つことができました(笑)。 若干、不消化感はありましたが、週刊ホワイトドワーフと月刊ヴィジョンズが発売されるようになって約2年半。 こんなに何度も載せてもらえて、とても光栄なことですし幸せを感じております。 改めてGWの編集部の方々に(ここで言っても届かないかもしれませんが)、感謝の気持ちを伝えたいと思います。 ありがとうございました! |
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2年半で発刊されたヴィジョンズは合計30冊。これ、もの凄い資料価値があると思います。 世界でも最高峰のゴールデンデーモンの作品が毎号掲載されてますし、趣味人が思い思いに作りあげた独創のアーミーが紙面狭しと掲載され、 公式ウェブサイトで見られる作例よりもずっと身近で刺激的な作品がこれでもかと掲載されていました。 このヴィジョンズは紙質も上質でしたし、ゲーム的な情報がほとんど無いだけに年月が経っても内容が古くならないという意味で、 アーミー制作においてもペイント上達においても、とても良い資料集になった気がします。買ってて良かったと素直に思います。 |
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そして2年半の間に131冊も出た週刊WD。こちらもコンプリート出来て嬉しいんですけど、やっぱり見直すとカタログ的な色合いが強いのは確かです。 とはいえ、僕のように熱狂的なGWファンにとっては「何がいつ発売されたか」といったような製品知識さえも貪欲に求めてしまうのです。 その点でWDのバックナンバーはかなり貴重な資料です。これはこれで大切なコレクションと言いきれる気がします。 さて、月刊ホワイトドワーフの発売まであと少し。どんな魅力的な紙面に生まれ変わるのか楽しみに待ちたいですね! |