祝!コーデックス出版 by Rman(H24.8.20)


日本のホビーシーンにおいてひとつの特徴でもあったコーデックスやアーミーブックのPDF無料配信のサービス。
メリットもデメリットもありましたが、このPDF配信も新規のものは無くなってきて、最近は書籍出版という形になってきました。
PDF配信はもともと世界中でも異例中の異例な形だったわけですから、有料販売というのは本来あるべき姿に戻ったというところでしょうか。
PDF配信が始まる前まではスローペースながらもアーミーブックは書籍出版されていたので、それらを購入していた僕としては待ちに待った展開です。しかも昔と違うところは日本語版も世界同時発売というところですね。これは本当に素晴らしいことですし、昔を知っているだけに感慨深いものも実際あります。

まぁ、今まで無料だったので有料化に対して不満を持つ方もいらっしゃるとは思います。5000円近い本というのは決して安くは無いですしね。
今まで通りPDF配信が始まったらとりあえずダウンロードしてみて、敵さんのアーミーもばっちり研究するぜ!みたいなことはお気軽には出来なくなって寂しい思いをしている方もいるかもしれませんが、まぁこればっかりは今までがある意味で恵まれていて、特異な状況だったということで、しょうがないとしか言いようが無いかもしれませんねぇ。

書籍化を個人的には大歓迎しているのにはひとつわけがあって、僕がけっこうなアナログ人間なのでじっくり読む時はペーパーベースにして読みたいというのがあるのです。モニターの前で目を凝らして読むのはどうにも疲れるもので。
でもそうなってくると、100ページ近くあるPDF版をプリントアウトするのは実際かなりコストがかかります。紙代よりもインク代とかが半端無いですし、真面目に計算したことないですが、2000〜3000円くらいは軽くかかる気がします。

で、せっかくプリントアウトしたからにはちゃんとしたクリアーファイルに綴じて本のようにして読みたくなるじゃないですか。
そこで僕が活用していたのがKING JIM製のhiktas(ヒキタス)というクリアーファイルです。
名前のとおりページ数を減らしたり増やしたりできて、非常に使い勝手がよく、表紙のプラスチックも丈夫で、背表紙もきっちりと固いプラスチックで作ってあるため、安物にありがちなフニャフニャグニャグニャする感じが全く無く、とても気に入ってました。値段は中のポケット数によりますが1000円前後するので、決して安くは無いのですけどね。
今までPDF配信されてきたアーミーブックやコーデックスのほとんどをプリントアウトした上にこのファイルに綴じてきたことを考えると、実際けっこう金がかかってますね(笑)。

まぁ、そんなわけで僕のようなアナログ人間にとっては書籍化は本当に朗報だったわけです。
で、マイアーミーのアーミーブックはやはり書籍として持っておきたいと思って、このたび発売されたコーデックス・スペースマリーンを購入しました。

ちなみに今まで愛用してきたのがこれです。
インペリアルフィストらしく黄色の表紙をチョイス。
そしてクリアーファイル版ならではのお楽しみということで、表紙はオリジナルにして楽しんでました。
コーデックス・スペースマリーンは他のアーミーよりもかなりぶ厚くて144Pもありますから、このhiktasクリアーファイルにページを大幅に足して何とかギリギリ収まったという感じで、かなりのぶ厚さになりました。
重さも1.2キロもあって相当な重量物で、イベントに持っていくのは、ほんと大変。

でも、これからは書籍版があるからイベントへの持ち出しは重量半分(450グラム!)で楽チンだし、自分でプリントしたものよりずっと美しいカラー写真なども改めて楽しめて、良い買い物になったと思ってます。
ま、これで6版アップデートも入ってればもっと最高だったわけですが、これはこれで海外のものと全く同仕様なので、そこは我慢して6版向けアップデートは自分の手で修正していこうと思います。

ちなみにFBのアーミーブックはハードカバーになってフルカラーになっているのも特筆すべきポイントですよね。
その分値段も上がってますが、プレミアム感を感じさせてくれる熱い仕様だと思います。
40Kの6版アーミーブックもハードカバー化されたりするのでしょうか?これからの発表が楽しみですね!