ゴシック・パワージェネレーターの紹介 by Rman(H24.4.14)


皆さんは40Kを遊ぶ時に、作戦目標はどんなマーカーを使っていますか?
40Kのカウンターセットに入っている旗を使っている人が一番多いところでしょうか。僕もあれを普段から愛用しています。
あのクリアーグリーンのマーカーはサイズが小さいにも関わらず、盤上でとてもよく目立ちますし、ゲームを遊ぶ上で必要にして十分なものと言えるでしょう。

とはいっても、両者が必死に奪い合う目標なわけですから、この目標物を少し工夫してみることで、よりストーリー性を高めたゲームが遊べるのもまた事実。
アポカリプスのルールブックの中でも、作戦目標をモデリングする楽しみについて解説してあったりしますよね。

僕はビデオゲームのスペースマリーンの中で、主人公タイタスが様々なウォーギアにアクセスするために各所に設けられたゴシック風の
建築物をいつか40kの盤上で再現してみたいな〜と考えていました。
しかしながら、いざ帝国の都市などのキットを使ってモデリングしてみようにも、なかなかサイズが掴めなくて難しかったのです。
その時はあっさりと諦めていましたが、海外のミニチュアメーカー「SECRET WEAPON」というところが面白いアイテムを先日(2012年3月末)発売しましたので、
勢い購入してしまいました。
それがこのゴシック風パワージェネレーターです。
まさにイメージはあのゲームの中に出てきた建築物です!これだ!って感じだったんですよね。
勢い5個も注文してしまいました。
到着したのはダニエルさんとのアポカリプスが終わった直後でしたので、どうせならゲームで使いたかった〜!ってな感じ。

非常にタイミングが悪いとしか言えませんでしたが(笑)、まぁ、無事に届いたのでヨシとしましょうか。
1個20ドルです。安くはありませんが、まぁ妥当な価格でしょうか。
袋を開けてみると、こんな感じで超シンプル構造でした。レジン製です。
このグリーンロッドの太さがマチマチで、穴にハマッたりハマらなかったりで、けっこう大変でした。
いい意味でも悪い意味でも手作り感のあるアイテムです。
5個同時に製作しました。支柱20本のバリ落としがけっこう大変でしたね〜。
レジンのバリやパーティングラインのクリーニングにはシタデルのクリーンナップキットに入っているスクレイパーなるナイフ?が非常に便利でした。
バリなんかはサクサク削り落とせるのですが、カッターみたいに削りすぎてしまうこともなく、絶妙な使い心地。お勧めです。
ざっくり1時間くらいかけて何とか5個組立完了!
このあと、黒サフを吹いて銀のスプレー吹いて、黒インクでウォッシュして、チェインメイルでドライブラシして完成!
こんな感じになりました!
これはもちろん40K専用品というわけではなくて、
SF系のミニチュアゲーム全般に使える汎用的なパワージェネレーターといった感じです。
銀ドライブラシがどうにも安っぽくて、なんか大量生産の粗悪な完成品みたいに見えてしまってちょっとアレな感じですが、
存在感はなかなかでしょうか(笑)。
盤面に置いて見ると、緑のロッドが非常に目立って、作戦目標として申し分無い目立ち度、存在感を放ってくれます。
思った以上に大きいのもいいですね。
これだけ大きいと遮蔽物としても割り切って利用できるので、ゲーム的にも使いやすいし面白いと思います。
ストーリー的にもこのパワージェネレーターから得られるエネルギーをめぐっての争いとか、
色々と想像力をかきたててくれる良いアイテムだと思います。
作ってしまってこう言っては何ですが、やはり汎用的な雰囲気が強いので、ちょっと物足りない気もしなくもありません。
フォージワールドあたりからゾーン・モータリス用として40Kに特化したパワージェネレーターが発売されないかな〜と今から期待しています(笑)。

とは言っても、このゴシック風パワージェネレーター、そのうち戦場デビューさせてやりたいですね!
パワージェネレーターを背にして孤軍奮闘するサージェントの勇姿!とか、そんな感じで格好良いシーンが撮影できそうです(笑)。