我が家の愛犬マリちゃん by Rman(H22.10.27)


我が家の愛犬マリちゃん。
シーズーのメスです。
この可愛いマリちゃんが我が家にやってきたのは9年5ヶ月前。まだ生まれて2ヶ月の幼犬でした。
このマリちゃんを迎える前は柴犬しか飼ったことがなかった我が家。
姉が嫁ぎ先で飼い始めたシーズ犬のあまりの可愛さにやられ、シーズ犬のマリちゃんを飼いはじめたのでした。
マリちゃんは特に大きな病気をすることもなくすくすくと育っていきました。
寝る子はよく育つといいますが、マリちゃんも寝てばっかり。
散歩とご飯の時以外は・・・24時間中、22時間くらいは爆睡してました(笑)。

我が家の子供はわがままに育ってしまうらしく(笑)、
マリちゃんも相当にわがままな子でした。どこにでもついて来るくせに、呼ばれて来ることはほとんど無かったり、よその犬には吠えまくる。
抱っこされると足で突っぱねてくるし(でも人や家具を噛んだりはしませんでした)。
存在感は人間以上。大きい2人掛けのソファーを一人でのびのびと体を伸ばして寝てることもしばしば。

ご飯もなかなか食べてくれません。でもおやつとか竹輪は大好き(笑)。これは飼い主に問題ありですね・・・・。
育て方を失敗してるのはアリアリだったんですが、本当に可愛い子でした。
いつも家族や近所の人からも「マリちゃん、マリちゃーん」と可愛がられていました。
僕もマリちゃんの前では猫撫で声で「まぁぁぁり〜〜ちゃぁぁぁん〜」って感じでした。
お腹をさすられるのが好きらしく、いつもゴロンとお腹を出してました。

寝るときがまた凄いんです。
イビキ。
ぐぉ〜ぐぉ〜と顔に似合わない、大の大人も顔負けというくらいの迫力ある大音量。
テレビの音がかき消されるほどの音量に達することもしばしば。
でも、マリちゃんだから許せちゃうんです。そんなイビキだって家族を楽しませてくれてました。
いつも我が家の中心はマリちゃんでした。
週末に出かける時もいつもマリちゃんと一緒。呼んでも来ないくせに、一人にすると凄く寂しがって、
両親が旅行に行く時は僕がずっと一緒に居てあげたり、家族みんなで旅行に行くときはペット可のホテルしか選択肢が無くなりました(笑)。
夜、寝る時は僕の布団に入って寝てました。
たぶん、マリちゃん的に僕は家来扱いでした。僕の枕をやたら取ろうとするんです。
人が頭を乗せててもおかまいなしで、ぐいぐい体を被せてくるんです(笑)。
それで僕が諦めて頭をよけたら「フぅー」って溜め息をついてくるという(笑)。

まぁ、完璧にお姫様って感じで、「シーズーの育て方マニュアル」みたいなのからすると、典型的な失敗例って感じでしたが、
そんなことはもう全然どうでもいいんです。ただただ可愛くて、どれだけマリちゃんに癒されてきたことか。
マリちゃんの居ない家は想像も出来ないくらい、マリちゃんマリちゃんの日々を送ってきました。
そんなマリちゃんが病気になって急死したのが2010年10月18日。
何となく元気が無かったので病院に行ったものの原因がわからず、症状が悪化してきてからやっと病名がわかって投薬治療を始めたものの、
その甲斐なく、あっけなく逝ってしまいました。
9才7ヶ月という短い一生でした。
まだまだ生きられただろうに、本当に可哀想で、申し訳ない気持ちと悲しさで涙が止まりませんでした。

家族みんなで泣きながら、庭にマリちゃんのお墓をつくりました。
そして今はもう手を合わせることしかできません。

マリちゃんが居なくなった我が家は何だかぽっかりと穴が開いたようです。
そこに居るはずのマリちゃんが居ないという喪失感はとても辛いものがあります。
何を見てもマリちゃんを思い出します。
でも、落ち込んでばっかりはいられません。マリちゃんの思い出を大事に胸に、元気を出して頑張っていこうと思います。
そのほうがマリちゃんもきっと喜んでくれるでしょうから。
マリちゃん、さようなら。天国でも美味しい竹輪もらって、元気でね。