ブレトニアVSトゥームキング初バトル  by Rman(R6.7.2)


地元の友人、はたさんも今年2月にオールドワールドが発売されて以降、精力的にトゥームキングを作成されており、最近は大物のネクロスフィンクスも完成され、
いよいよ1000ポイントの大台も突破したということですし、ゲームを一緒に遊べたらと思っていました。

先月は僕も一足先に卵帝くんのエンパイアと初ゲームをできたことで、いよいよオールドワールド熱は高まってきているところですし、
ブレトニアの花形であるグレイルナイトのペイントも進みました。

それにしても最近、時間の流れが速すぎて、もう2024年半年が終わろうとしているのが驚きです。
ウォーハンマーを遊んでも遊ばなくても1年はあっという間に過ぎてしまいます。趣味人たるもの、どうせならウォーハンマーを遊びながら1年の終わりを振り返りたいじゃないですか。

妻からは「毎月遊ぶのはだめよ」と釘をさされているのですが、結婚10年目の記念日も終えて、
   
   

妻が上機嫌のところを狙って打診したところ何とかOKをもらえて、
はたさんの都合もついたため、この日を迎えることができました。はたさん、いつもピンポイントの都合に合わせてくださって本当にありがとうございます。

妻子持ち趣味人には分かってもらえるかもですが、ほんと、毎回遊ぶの大変なんですよ、まじで…。
もうちょい子供が大きくなってくれば、もう少し自分本位で予定も立てられるようになるのでしょうけども。

この記事はバトルレポートというより、当日の楽しいバトルを記憶に残すために記録したものです。


我が家のウォーハンマールーム、本日は「死者の砂漠」仕様として、はたさんのトゥームキングを迎える準備をしていました。
僕が積極的にトゥームキングを作っていたのはウォーハンマーファンタジーバトル(以下FB)が6版のころ(2003,4年頃)で、
その頃に準備した砂漠仕様のマットやテレインを久しぶりに展開しました。

はたさんとの最初のゲームは死者の砂漠にしたかったんですよね、個人的に。
トゥームキングって立地的に他のアーミーと接点を持ちづらいところがあって、トゥームキングが積極的にバッドランドを超えてエンパイアやブレトニア領に攻め込むっていうのは
強い動機が必要だと思うんですよね。
そういう意味で、ブレトニア軍が死者の砂漠で狼藉を働き砂漠の秘宝を持ち帰った、とかそういう恨みを買う機会が必要だと思ってたわけです。

そういう意味で、死者の砂漠からゲームを遊ぶことに強くこだわっていました。

Rmanのブレトニア1300P

今回ははたさんの最大戦力に合わせて1300ポイントで編成しました。
ジェネラルはデューク、バトルスタンダードベアラー、LV2ダムセルの3人のキャラクター、そして出来上がったばかりのグレイルナイト6騎が目玉戦力です。
やはりグレイルナイトが入ると一段とアーミーに貫禄が出ますね!


いや〜〜〜たまりませんね!!ゲームゆるふわ勢としてはもう、アーミー並べた時点で満足度100%くらいは来てるので、
この満足度を200%にまで高めるためにゲームしてる感はあります。いやしかし、超絶にかっこいい!自分でうなってしまうほどに!!(笑)


グレイルナイトは絶対に活躍させたいですね!宝石のようなユニットです。25年間温めてきた憧れの気持ちをついに戦場に解き放つことができて、
ウォーハンマーはやっぱり長く続けるものだなと改めて。

ゲーム的にもまさに最強の騎士の名に恥じないステータスが並んでおり、Wが1である以外はほぼキャラクター並みの能力を誇っています。


ぶっちゃけ、前回のゲームでここらへんの雑兵って要らないんじゃ?と思わなくもなかったのですが、やはり騎士の引き立て役として重要な役目はありますよね。
並べた時に絵的に必要というか。
というのは冗談として、使いこなせば騎士のサポート役として活躍できるはずなので、毎回入れて色々と試していきたいものです。


1300Pという編成枠だとナイトエラントのコストの安さはそれだけで採用する理由になります。ちゃんと突撃さえ出来れば十分な性能です。


ボウマンも10人の2ユニット編入しました。前回のゲームで期待値が高すぎたためにガッカリしてしまったものですが、
今回は期待していません!まぁ1ユニット50Pですからね。
ラッキーショットを狙うというよりも、単体行動をするキャラクターに対して心理的な抑止力となれば十分であります。


ルールの復習もしっかりやったつもりでしたが、やはり遊び始めると色々と忘れてしまってました。最近、年々とルール覚えるのが難しくなってきてる気がします。
加齢によるものなのか何なのか。せめて月に1回は遊んてルール習熟できればいいのですが。

はたさんのトゥームキング1300P

はたさんが今年の2月中頃から製作開始されたトゥームキング、約4ヵ月でここまで仕上げてこられました。驚異的なスピード、そしてクオリティです。
いやほんと、はたさんのウォーハンマーのアーミー作りに対する真摯な姿勢には(いつもながら)心から感銘を受けます。
基本兵科となるスケルトンを多数並べるところから始まり、中サイズ、大サイズのモデルとキャラクターという非常にバランスよく美しい並びです。
こういうベーシックなアーミーの構築風景が僕にとっても一番ツボなんですよねぇ〜たまりません!


キングと2名のリッチープリースト。
キングは数々のモデルがある中で、あえてコイツがトップバッターでしたか!って感じですが、こうしてみると思ってた以上にかっこいい!煌びやかな装飾もよく塗られていますし、
6版初期の顔が小さいスマートなキングよりもだいぶ押しが強い顔ですよね。頭蓋骨大きめなトゥームキングのモデルらしいと改めてモデルの魅力に気づかされました。

徒歩のリッチープリーストがまた、微妙に弱そうで実に良い雰囲気出してます。今回は両方ともLV2で、騎乗している方がハイプリーストでした。


基本中の基本たるスケルトンウォーリアーがまた素晴らしい仕上がりです!
骨のペイントも適度にカサカサ感があって、砂漠の兵士らしさがありますし、盾の面積が大きいだけに盾の塗りこみでかなり印象を左右されてしまうものですが、
このターコイズカラーのグラデーションの丁寧さ、下部に向かっての自然な汚しもあって、非常に好印象です。バナーのクエムリ文字も実に芸が細かい!
あと、最低歩兵サイズを25ミリベースに置き換えたのは見た目的に大正解だったんだなぁと、はたさんのスケルトンを見て確信しましたね。
これくらいの余裕がないと、20ミリベースだとゴチャゴチャしちゃってましたもんね。


こちらのウシャブティは今回メタルで再販されたものではなく、僕が8版当時に買ってたファッ〇ンキャスト製のものです。
はたさんにプレゼントというか押し付けてしまってたのを律儀に塗りきって持ってきてくださいました。

モデリングは相当に苦労されたとのことですが、こうして塗られてみると普通に美しい仕上がりなので、アレキャスト製とは言われても分からないですよね。
本当によく塗ってくださったと思います。

スケルトンと違って黒曜石的なボディから醸し出される重厚感、ぜひ次はメタル版を塗ってメタルの良さを改めて感じてもらえたらと思います(笑)


アーチャーも16人×2ユニットをしっかり完成されていて、アーミーの見た目的な完成度が高まっていると思います。
はたさん曰く、
「海外のトーナメント向け編成ではスケルトンアーチャーやウォリアーは不要となっていることが多いんですが、
それは見た目的にどうなんかと思うんですよ!やっぱり基本のスケルトンはアーミーの絵的に必須と思うんでいれますよ僕は!」

もう1000%同意ですね!
海外のトーナメントロスターコピーして強いスパム編成して遊ぶの、それはそれで楽しいのでしょうけど、
僕は基本兵科からエリートまでバランス良く入った見た目の美しいアーミーを嗜好しがちなので、同じスタンスのアーミーとのバトルが一番噛み合うっていうか、
もう、ありがたい限りです。地元の友人と好みが一致していることは大変な幸せであります。


来ましたねぇ!トゥームキングの一番の主力ともいえるくらいの存在感を放つネクロスフィンクス。
僕も8版当時に買って塗りかけてから12,3年くらいは放置してしまってます。
FB的には8版の時代のモデルということで新しめではあるのですが、それでもかなり古いキットです。しかしこのデザイン、全く古さを感じさせないし、
やっぱりとんでもなくカッコイイ!!よくぞ完成させられました。大変な苦労があったことと思います。

黒曜石のボディと金色のアーマーの対比も美しいですし、各種宝石の塗りわけも丁寧です。僕も塗りかけのやつ、ちゃんと仕上げないとなぁって思いましたね。


オールドワールドでトゥームキングが復活した中で数少ない新規造形のモデルの一つがこちら、トゥームスウォームです。
前のスウォームのモデルが地面にひっついた虫というかなり地味だったのに対し、ものすごい躍動感と縦方向にボリュームだしてきてて、
最新のデザインに、表現の進化を実感しました。実に不気味でいい雰囲気です。スウォームがこんなキャラ立ちするとは想像を超えてました。
でも、新規造形してほしかったの、他にもあるけどなぁってちょっと思ってしまったのも事実です(笑)。


トゥームスコーピオンも黒曜石のような黒々したボディに金色のヘッド、最高にカッコイイです。
アーミーとして並べるとこのスコーピオンや構造物の色味がスケルトンの骨色と良い対比になってて、非常にハマるんですよね。
黒曜石的な黒さを保ったまましっかり造形の微妙な凹凸を浮きだたせるような繊細なグラデーション、さすが黒のペイントはレイヴンガードを塗ってきた賜物ですね!

はたさんのトゥームキングをたっぷり鑑賞し、もうこの時点で150%満足でしたが、いよいよゲーム開始です。


ゲームスタートです

オープニング

帝国歴1453年、アラビィにおける十字軍遠征の際、アルマンド公率いるブレトニア十字軍は広大な砂漠地帯に立ち寄った。
そこには栄華の名残が色濃く残る数々の遺跡が広がっており、その光景を目にした騎士たちは興奮を抑えきれなかった。
彼らは未だ手つかずの宝がこの地に埋まっていることを確信していた。

しかしこの地は死者が徘徊する不死者の王の領土であった。ブレトニア軍は不死となったファラオの呪いを知る由もなく、
眠れる死者のピラミッドや遺跡から多くの宝物を略奪し、これらを遠征の勲章として持ち帰ることを目論んだ。

数々の財宝を手にし、浮かれた騎士たちの意気揚々とした姿勢が一変するのは、蜃気楼のように現れた死者の軍勢との遭遇であった。
地平線にまで及ぶその軍勢を目の当たりにし、彼らは恐怖に打ち震えた。


というわけで、盗掘帰りにトゥームキングに行く手を阻まれた格好という設定で(笑)ゲーム開始です。


ホストの僕が主にテレイン配置をやってたんですが、ちょっと戦場中央のルートが狭小でしたね!
ピラミッドはインポッシブル、崩れた柱群はディフィカルトという扱いにしています。


これはやばい。
ウォーハンマーのミニチュアは戦場に並んだ時が一番格好よく見える。僕が産まれる前からある格言ですが、いやほんとそう思いませんか?


スケルトンもしっかり丘の上に陣取っています。
今回のゲームでもやはり弓は微妙という話になりましたが、
丘の上で撃ち続けるだけでなく、アンデッドの特性+アーサプの矢のルールを生かし、前に出ながら撃つ、というのもアリなのかもですね。
まぁでも、こうして大量に矢の雨を降らせると刺さるアーミーには刺さるんですよね。ブレトニアは主力の騎士がセーブ固いのでなかなかでしたね。


我がブレトニア軍も戦場中央にドカンと主力を配置しました。正面決戦あるのみです。
ちなみにゲームはピッチバトルとました。まだ基本ルールを覚えることを優先したいので、スペシャルルールの無いシンプルなシナリオを採用したというところです。


いかにも墓所で大暴れしてきたぞ、という雰囲気が出てますね、エラントは。


グレイルナイトも正面決戦狙いです。
逃げも隠れもしません。


この主力ユニットは1000P前後のバトルにおいてはオーバーキルなパワーを持っていると思いますが、
逆に言うとここが一番ポイント喰っているところなので、ここが落ちたら負けます。


ブレトニアが淑女の加護を選択するため、トゥームキングは自動的に先行となります。


もともとウォーハンマーは先行有利なゲームになりがちですが、
先行を譲ることでワードセーブ6+ないし5+を得られるブレトニア特性は非常に強力ですので、ほぼ毎回後攻スタートになるのではないかと思います。

レディーウォー!

ケペシュ(エジプトのソード)持参のはたさん、笑顔がいいですねぇ(笑)。
はたさんが今日のバトルを楽しみにしてくれていたことが伝わる1枚です。長物を持ち出してこられて、いったい何を持ってきたのかと思いました(笑)。


ハイプリーストがエレメンタルスピリットを召喚!


ブレトニアの進軍を阻む絶妙な位置にエレメンタルスピリットのボルテックスマーカーが配置されました。これが毎ターン、ランダムで動くし、こっちのディスペルの出目が悪くて、
だいぶ悪さをしてくれました。


ブレトニアも1ターン目は静かな滑り出しです。トゥームキングの出だしもゆっくり目ですし、距離的にもいきなり突撃することはできません。


いや〜しかし、死者の砂漠でゲームできる機会がまた巡ってくるとは、ほんとに幸せでしたね。
この光景、古き良きファンタジーバトルって感じで、前回の対エンパイア戦でもそうでしたが、なんともいえない幸せな時間でした。


アーチャーも必ず5+でヒットする高性能っぷりですが、やはり相性の問題というか、3+セーブの騎士に対してはなかなかダメージを与えることはできません。
改めてオールドワールドの弓矢の性能を体験してみて、
はたさん「実際、トーナメントでこいつらの出番がないのもやむなしって感じだけど、まぁ見た目的にはやっぱり欲しいよな〜」と葛藤されていました(笑)。
アーマーの薄いオーク&ゴブリンやビーストマンとかにはもっと刺さるかもしれませんよ!?


2ターン目後半、ブレトニアの突撃宣言!ヴォーテックスをディスペル出来なかったのは痛かったが、行くしかない!


ヴォーテックスをかすめて突撃したことえ、S4を4発喰らってしまい、4騎のナイトが倒れてしまいました!これは痛すぎる!!


しかし、恐怖にもめげずウシャブティに何とか突撃!!
ぶつかることさえ出来れば、勝機は我にあり!


グレイルナイトもネクロスフィンクスに突撃!!


くは〜〜!!もうこの写真撮れただけでも今日のゲームを遊んだ甲斐があったなというものです。正直どうなるかは僕もわかってないのですが。勢いってやつ。


ネクロスフィンクスに4点のダメージを叩き込むグレイルナイト!しかし返す刃で4騎の聖騎士も打倒されてしまいました。いやぁ〜ネクロスフィンクスの攻撃力、半端ない!
これは痛み分けか〜と思ったら、コンバットリザルト的にはグレイルナイトの点数が勝ってまして・・・・


アンデッドの特性として、戦闘から逃げない分、リザルトで負けただけ追加ダメージを受けるというものがあり、
何と、ネクロスフィンクス倒しちゃいました。


ジェネラル率いるナイトオブザレルムも二人倒れつつもリザルト勝ちからのウシャブティ全滅!
いやはや一点突破の力強さはさすがでありますね、ブレトニア騎士。


息子がゲーム部屋を覗きにきて「お父ちゃん、どっちが勝ってるの?」と聞いてきました。
はたさんが「う〜ん、お父さんがちょっと優勢だけど、まだわからんよ〜?」と答えてくれました(笑)。僕もこの時は正直これは行ったか!と思ってたんですけどねぇ…。


3ターン前半、スケルトンがグレイルナイトに猛射撃を浴びせるも、やはり重装+加護付きの騎士に矢は通りません。


スケルトンもブレトニアジェネラル率いるナイトオブザレルムに向き変えて対決姿勢を強めます。


一方、トゥームスコーピオンは単身、民兵に突撃してきました。これは人数差もあるし、何とか撃退したいところ。


しかし、お互い一歩も引かずの攻防で、膠着状態となってしまいました。


さて、3ターン後半戦です。このターンは激動の予感。


グレイルナイト、スケルトンアーチャーに突撃!出目が振るえば2騎でも十分勝機はあります。


ナイトオブザレルムがスケルトンを後ろから捉え突撃成功!これは渾身の一撃になるはず!


トゥームキング自ら一騎打ち宣言!これを受けねば男が廃る、っていうか淑女の加護が消えるので、受けるしかありません!
やってやるぜ!



やられたぜ!
いやまぁ、さすがにしょうがないですよね。なんか、このキングマジックアイテムとかでめっちゃブーストされてました。


しかし大事なのはトループ同士の戦いです。ここで数を稼ぎたい!


結果的に大差をつけてナイトエラントの勝利。リザルトの結果も含め6体のスケルトンを葬りました。大勝利まであと少し!


グレイルナイトはもうちょっと出目が振るわなかったものの、結果的に5体のスケルトンを消滅させました。


男たちよ、頑張れ!って感じでしたが…


まぁ、だいぶ殺されました。でもリザルト的には同点なんで膠着してます。


再び、ちょっとだけ覗きにきた息子たち。今日は妻が午前中お仕事だったので、妻が帰宅するまで息子もこちらの家で一緒に過ごしてました。
彼らにとっても大の大人がこういうゲームを夢中で遊ぶ光景を見るのは良き社会勉強になっていると思います(笑)。


お昼ご飯の時間です。

     
     
お昼ご飯は我が町 防府市内の「ラモンの食堂」に行きました。
タイやミャンマーの郷土料理を提供しているお店で、はたさんが美味しそうなので行ってみようか、と提案してくれました。
僕は行ったことないお店でしたが、このお店がオープンしていることは知ってたんですよね。良い機会と思って。

僕はガパオライス的な料理、はたさんはグリーンカレーをチョイスしました。すごく美味しかったですね!
これはこれから我が家でバトルする時のお昼ご飯で定番のお店になりそうな予感がします。

さて、ゲームに戻ります。


4ターン目、グレイルナイトのサイドからスカタベスォームが突撃してきました!手数の多いスォーム、かなりやっかいな相手です。


トゥームスコーピオンにS4の攻撃は全然通りません!毎ラウンドきっちり4体ずつヤラれてしまいます。


ここを耐えれば!アルマンド公が助太刀にきてくれる!歯を食いしばって耐えるのだ!!ってな展開です。


さすがにスゥオームから15発も殴られると、グレイルナイト1騎倒れました。
しかし耐えます。


4ターン目後半!ブレトニアジェネラル率いるナイトがキング率いるスケルトンウォーリアーにリアチャージ!
と同時に一騎打ち宣言です!


ジェネラル同士の一騎打ちは全く互角の結果となりましたが、スケルトンのすり減らしは進みました。


しかし、ここにきてグレイルナイトのチャンピオンがスォームとアーチャーの攻撃を一身で受け、さすがに耐えきれませんでした。
グレイルナイトは今回の編成で最もヘヴィな270点のポイントを誇るユニットです。全滅ということでその点数をまるまる献上することになり、これは手痛い損害です。


5ターン目最終ターンの開始です。


スウォームがエラントを襲う!!めちゃくちゃカッコイイですね・・・!このスォーム。


スコーピオンは民兵を全滅させてしまいました!うわぁ〜
ま、まぁ、よく頑張ったと思いますよ。


一騎打ちを続けるジェネラル。しかしお互い一歩も引きません!


リザルト的にはブレトニアが勝っているものの、アンデッド特有の粘り強さがまさに発揮されている状況です。


5ターン後半戦でも最終的に一騎打ちは決着がつかず、ここでバトル終了となりました。

最終結果を集計してみると、
はたさんトゥームキングの損害約400P
ブレトニアの損害約600Pと大きな差がついていました。

ということで、このバトル、はたさんのトゥームキングの勝利です!

いや〜2ターン目で突撃成功した時にはこの勝負もらった!くらいの勢いだったのですが、派手にぶつかって派手に吹っ飛んだのはむしろ我が軍だったというオチでした(笑)
でも、実にブレトニアらしいという気もしますし、蓋を開けてみるまでどっちが勝ったか分からないゲームってだいたい面白いやつじゃないですか。
まさにこのバトルがそれって感じで、めちゃくちゃ楽しかったですね!

はたさん、初めてのバトル、大変お疲れ様でした!そしてありがとうございました。


エピローグ

眠りを妨げられた不死の王とその軍勢に対し、ブレトニア軍は死に物狂いで抗戦を試みたが、蘇る骸骨たちの前には彼らの剣は無力であった。
十字軍遠征の疲労も手伝い、ついにはアルマンド公自らが不死王の眼前で膝を折るに至った。

アルマンド公は墓所の埋蔵品を略奪したことを認め、非礼を働いたことを深く詫び、全ての宝物を返却することを王に誓った。


辛くも死者の砂漠を脱出した騎士たちだったが、公は一つの秘密を心に秘めていた。
それは巨大なピラミッドの宝物庫から持ち出した、黄金の像の心臓部に輝いていた黒い大きなダイヤモンドを隠し通したことであった。

この黒きダイアモンドが、ブレトニア王国とクエムリ帝国との数世紀をまたぐ確執を生むことになるのであった・・・。




最後に両軍のイカスすモデルを並べて記念撮影です。

二人にとっては初めてのゲームで、ルールのミスや解釈が不安なところは多々ありましたが、何とか遊べてしかも白熱したゲームになったのは幸いでした。
ルールの習熟は遊ぶ回数が増えてくれば追いついてくると思いますし、まだまだ戦術的にもぜんぜんブレトニアを扱いきれていないという思いはあります。
まだまだこれからが楽しくなってくる予感しかしません。

それはさておき、ルールのレジュメを提供してくださっている見越し入道さん
そして今回ルール本の抄訳版をご提供くださった歓喜天の城の圭さんに改めて感謝申し上げます。

お二人の間接的ルールサポートのおかげで英語版オンリーのこのオールドワールドのルール理解を大変助けてもらっています。
本当にどうもありがとうございます!


オールドワールド、最高に楽しいです。
まだまだミニチュアが出揃わずで、新規に始める人には色々とハードル高いと思いますが、遊べば間違いなく面白いゲームです!

どうか、これからもプレイヤー人口が増えていきますように。

僕はこれからもこの部屋でバトルを続けて物語を紡いでいきたいと思います。
 
 

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