40Kコデックスの履歴的なやつ  by Rman(R4.12.4)


40kも版を重ねて現在は9版です。
僕が40Kを始めた頃は3版でした。英語版しかなくて、まだ詳しい世界観も理解できていませんでしたが、ファンのホームページの解説を読んだり、
コデックスのイラストなどから世界を想像しながら楽しんでいたものです。

しかし9版に至るまでの二十数年間、膨大な量の書籍が発売されましたね。
コデックスだけでもハンパ無い物量です。見てください、これ。


多い多いよ!

どんだけ買ってるん?って感じですけども、書棚がこんな感じになってしまった年季の入ったプレイヤーさんも多いのではないでしょうか?
基本ゲーム用の本買ってるだけで、コレですからね。ブラックライブラリーの小説とかも買ってる人はもっとすごいことになってそうです。
ちょっと本が多過ぎて、今後どうしていこうかと悩んだりもするのですが、まぁ、難しい所ですよね。物理書籍は。

そろそろ当時の記憶も曖昧になりつつあるので、各時代の書籍を若干の思い出話と一緒に整理してみようと思います。


3版

一部2版のコデックスも交じってますが、3版時はまだ学生だったこともあり、毎週末バトルする勢いで卵帝くんや福岡の仲間と沢山遊んで楽しかったですね。
コデックスは薄くてペラペラでした。所謂アーミーリストしか無くて、どうせ英語の設定も読まないからってことで必要にして十分なものでした(笑)
ケイオスマリーンのコデックスはベッドに持ち込んで読みこむくらいに愛読書でした(笑)。
チャプターアプルーブドが発売され、ネクロンやシスターオブバトルのリストもホワイトドワーフ誌から再録されました。

4版

4版からは日本語版も発売されるようになりましたが、日本語版はPDF無料配信だったため、日本語版になる前に出たコデックス買ってました。
この頃はまだ自分でやる予定のあるアーミーしか買ってない感じですよね。そういう意味でもPDFが無料だったのは有り難かったですよね。

ケイオスマリーンの更新がとにかく楽しみで、アーミー更新の際に出るローンチボックス(コデックス入り)を予約して買ったのに、
届いたボックスをあけたらコデックスがミスパックで入って無くて発狂しそうになった思い出。

5版

5版も引き続き日本語版はPDF配信されていたので、ほとんどPDFで済ませちゃってましたが、途中から日本語版書籍も発行されるようになって嬉しかった覚えがあります。
まぁ、それと同時にPDFでの無料配信も終わりになっていったので、無料に慣れてた多くのプレイヤーから不満の声が聞かれたのも懐かしい記憶。
実際、本が無料で気軽に読んでついついハマってミニチュア買ってしまう、っていう流れもあったような気がするんですけどね。
ミニチュア屋として上手な商売な気もしていましたが、まぁ僕は本として出る方が嬉しかったですね。
PDFをパソコンで読むのは嫌だったし、プリントアウトするのも毎度めちゃくちゃ大変でしたし(笑)。

5版は広島に毎月遊びに行ってかなり夢中になって遊んでいました。インペリアルフィストを作って大阪遠征に行ったのも5版だったかな。
バトルミッションズという本が非常に秀逸で、この本があれば5版はずっと遊べるんじゃないかと思ったほどです。
アポカリプス

4版〜5版といえばアポカリプスが激アツでした。最終版となった8版時代のアポカリプスはあんまり流行らなかった気がしますけど、
この時代はもうアポカリプスは40K人気の起爆剤でしたね。
いっぱい作ったアーミーを全部ぶっこめるし、今までコレクター向きだったフォージ兵器を実際の戦場でガンガン使えるようになったという、
非常にエポックメイキングな1冊になりました。僕もアポカリ遊びたくて40K再開したんですよね。(4版時代はFBばっかり遊んでてあまり40Kやってなかったので)


フォージ書籍もずいぶん買いました。
フォージ本は設定面もすごく詳細に載ってるので、マニアにとっては最高に楽しかったんでしょうね。
僕は本の中の数ページのゲームルールを目的に買ってたのでちょっと割高感は否めませんでした(笑)。まぁでもパラパラ眺めるだけも楽しいもんでしたね。

6版

日本語版第1次黄金期と勝手に命名しちゃってますが、この頃から日本語版で出た書籍は応援の意味も込めて全部買うぜ!みたいなノリになってきました。
ハードカバーになって書籍代も上がったし、限定版商法も始まって、本で儲ける来になってないかGW!?って反感もあったようですが、
僕はうひょー!!限定版!!買うぜ!ってなってました。スペースマリーンなんてチャプター毎に表紙が違う限定版出すの凄くないですか。めちゃ嬉しかったですよ。
まぁでも6版ってなんか短かったですよね…
7版

多くは6版から継続のコデックスですが、7版は基本的に英語版オンリーでした。6版の日本語版全盛期から結構な凋落っぷりでしたよね。
僕は大阪のアイコノクラズムさんが抄訳をつけてくれるという涙ぐましいほどのサービスをしてくださってたので、出来るだけ買うようにしていましたが、
結婚直後でお小遣い制限も始まり(月15000円!!何も買えんやん!)、苦しい思いをしました。でも限定版スペースマリーン(右下)は買いましたけどね!
ゲームも数えるほどしか遊べませんでしたが、カードを引いて遊ぶメイルシュトロームという遊び方も出てきて楽しかったと思います。
8版

8版になって、重くなったルールを一旦整理しようということで、全てのアーミーのルールをまとめたインデックスが発売されました。
このぐらいで十分だよってくらいによくまとまってたと思うのですが、これで数年持たせるぜってなるわけもなく、けっきょく新しいコデックスが次々発売されていきました。
実は9版でも8版コデックスは互換性があるので、今インデックスで遊べば面白いんじゃないか?みたいな話も聞いたことがあるので、
試してみたい気もしますが、まぁ新しいルールがあるのに古いヤツをわざわざ使うってのは理由が無いというか、なかなか難しいですよね。


8版の最初の頃は日本語版は抄訳版の発売だったのですが、途中から完訳本が販売されるようになりました。
段々盛り返していってる気がして嬉しかったですね。相変わらずあんまり遊べませんでしたが、出る本は都度購入するようにしていました。
スキタリとカルトメカニカスがアデプタスメカニカス一本にまとまったのは嬉しかったですね。

そして9版

日本語版黄金時代の第二シーズン到来!って感じで、9版はキャンペーン本含めほぼ全て完訳されているのでめちゃくちゃ嬉しいですよね。
応援の意味も込めて全部購入しています。
しかし、更新ペースも早いし、シーズン毎にルール変更やユニットのコストが変更になるので物理書籍は置いてけぼりくらいがちですね。
難しいところです。


あと、クルセイドのミッションパック本出過ぎです。全部買っているけど、そもそもクルセイド遊ぶのかこれ?って感じで途中で苦しくなってきました(笑)。
まぁいつか、遊びたいと思った時には買えませんからね!はっきり言って40Kは9版でアガリにしてもらって、これ以上版上げしなくても
10年は軽く遊べるよ!ってくらいのボリュームがあると思うんですけどね。


でもそれじゃ商売にならないのでしょうから、来年あたり10版出ちゃうんでしょうね、きっと。まぁ買うしかないですけどね。

(ちなみに写真は夏頃に撮影したものなので、最近のコデックスは写ってません)


僕はこうして旧版になっていくルールブックをゴミだとは思っていません。
これも大事なコレクションだと思いますし、40Kもいつか旧版を遊ぶムーブメントが来るのではないかと思うんですよね。

僕らが老人になった頃、15版とかですっかりデジタル化されたコデックスを操る若者を遠目に見つつ、
古くからの仲間と古い本を持ち寄ってアナログに遊ぶというのも、想像するに楽しい未来な気がしています。

最後になりますが、こうして本はどんどん更新していっても、作ったミニチュアはほぼ半永久的に使えるのはウォーハンマーの魅力ではないかと思う次第です。
これからも版更新含め40Kを前向きに楽しんでいきたいですねぇ。

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