by Rman(R4.9.24)
対戦日 令和4年9月11日(日)  
対戦場所 Rman亭(RoR防府本部)
対戦者 Rman(レギオ・アストラム)、はたさん(レギオ・モーティス)

イントロ
前回のゴールデンウィーク中に行ったタイタニカスバトルから4か月もの月日が経過し、ようやく次のバトルの日を迎えることが出来ました。
4か月前、これからはコンスタントに毎月遊べるかもしれない、と思ったりもしましたがそれは幻想でしかありませんでした。

病気になって死ぬか、経済が死んで死ぬかを迫られた時、ウィズコロナという言葉を尊重しなければいけない、という流れに日本国もなったとは思うのですが、
やはり個々の家庭によって事情はそれぞれです。
5月のバトル以降も頻繁に日程調整して何とか7月中頃に遊べるぞ、となっていたのですが、これはコロナ第七波を理由に妻から直前NGを喰らってしまい、
結果的にはたさん、たまさんとのお約束をドタキャンしてしまい、大変なご迷惑をおかけしました。お二人には申し訳ない限りでした。

紆余曲折を経て何とか遊ぶ日を確保できることになったのですが、何ともままならないものです。
自称「趣味人」が月に1度の遊ぶ予定も自由には決められないとは。


でも、家庭を持つというのはそういうことだと納得するしかありません。子供が小さい内は特にですね…。

そのうち、子供が友達と勝手に遊ぶようになってお父ちゃんお払い箱になるまではそう遠くないといいますし、今は何かにつけても家庭最優先のスタンスでいくつもりです。


とはいえ、遊べるチャンスは最大限に活かしたい!
ということで今回のゲームは貴重な機会ですので、バトルレポートもしっかり残して記憶に残したいと思いつつ、はたさんとのバトルに臨みました。



さて、今回のバトルフィールドもRoR謹製タイタニカス専用バトルボードです。
このバトルボードは眺めるだけもけっこう悦にひたれるというか、
こういうバトルフィールドを準備するところからミニチュアゲームというホビーは面白いな、と改めて思う次第です。


ある程度バトルフィールド上の背の低い建物は固定化されていますが、背の高い建物や赤いピラミッドは自由に配置変更できます。
今回はホストとして僕が戦場を構築して、はたさんをお出迎えしました。


やはりバトルボードはいいですね。下地処理もしっかりしたので今のところは塗装が剥げてきたという状況も見受けられません。
でも遊びやすさという観点ではシンプルなマット上で遊ぶゲームに劣るところもあるので、このサイズの色んな種類のマットも欲しい気がしてきましたね。

さて、今回のバトルも前回に引き続いて2500ポイント戦です。
シングルマッチでは基本ルールブック上の一応上限値が2500Pなわけですが、まぁ僕もはたさんもタイタンを作り過ぎちゃってるところがあるので、
全部投入したい気持ちを抑えて何とか2500Pまで削りに削り、といういつものジレンマを楽しみつつ編成になってますね(笑)。

ゲームは1500Pくらいを何度か遊んだ方がゲーム観も掴めると思うのですが、何と言ってもコロナ禍では作るペースに遊ぶペースが追いつかない感じです。

今回のバトル、はたさんの編成には新作の「ウォーマスタータイタン」が投入されるであろうという想定がありましたので、僕も重量編成で臨みました。

アーミー紹介
Rmanのレギオ・アストラム2500ポイント

レギオ・アストラムの特性:
ウォーマーチ:第一ラウンド、第二ラウンドは2mv多く移動できる。
この能力を使った場合、ラウンド中にリアクターダイスを振る時は2つ振って悪い結果の方を採用しなければならない。

ベテラン・プリンセプス:ダメージコントロールフェイズ中、緊急修理命令をオーダーする時、修理アクションダイスの一つを再ロールできる。
スケール10以上のタイタンは2個リロールできる。

今回は潔くナイトを外しました。やはり前回のポリュピリオン1ラウンド轟沈のトラウマは根強く…、というわけではなく(笑)、
今回は対ウォーマスターを想定して強力な火力を持つウォーロードタイタンを優先して投入した結果、ナイトの隙間が無くなった感じでした。


今回のマニプルは最もベーシックな「アクシオム・バトルライン・マニプルズ」を選択しました。
マニプルズ内のタイタンはコマンドチェックを失敗しても残りのタイタンも指令を出すことができる、というものです。
このマニプルズには上位継承者(プリンセプス)のタイタンとしてサンフューリープラズマキャノン装備のウォーロードタイタン、
リーヴァータイタン2機、最新のタイタンであるダイアウルフタイタンを投入しました。

新作かつ最新のダイアウルフタイタンはウォーハウンド以上リーヴァータイタン以下のサイズ感で、非常に使い勝手の良さそうなタイタンです。
一番のキモはストーカーというルールで、これは初期配置時に全軍配置後に敵よりも8mv離れて50%以上隠れている位置ならどこにでも配置できる、というものです。
このルールのおかげでダイアウルフはウォーハウンドにもリーヴァーにも出来ない役割をさせることが出来そうです。
マニプルへの編成時はウォーハウンドの代替えとして投入可能という扱いです。

さて、もう一つのマニプルは
「レギア・バトルライン・マニプル」を選択しました。
@2つのウォーロードタイタンが12mv以内にいるならば、片方がコマンドチェックに成功すれば同じ指令はロール無しで適用できる。
Aウォーハウンドタイタンはウォーロードの3インチ以内にいる限り、ベースコンタクトをしていなくともヴォイドシールドをスカッド扱いで統合できる。
というものです。残りのアポカリプスミサイルを背負ったウォーロードタイタンとウォーハウンドタイタン1機がこのマニプルズに含まれています。

策略はミッション目標が決まってから選択します。


はたさんのレギオ・モーティス2500P

レギオ・モーティスの特性
リーパーズ・タリー:モーティスのタイタンが敵タイタンを破壊するたび、近接特性の無い武器で攻撃を行うたびに、1つのダイスロールをリロールできるようになる。
これは敵タイタンを倒すたびに累積する。

ステイトオブデコイ:モーティスのタイタンはそれぞれゲームで1回だけクリティカルダメージの効果(MIUフィードバック等)の影響を無視できる。
これを使った場合、このターンは頭部に修理ダイスを割り当てることはできない。


現行のアデプトゥス・タイタニカスで最強のユニットが、中央にそびえ立つウォーマスタータイタンです。
圧倒的な偉形といいますか。凄まじい迫力、凶悪な面構え、武器の数がまたすごい。
タイタンのステータスを示すコマンドターミナルも標準サイズの2倍の大きさ。
その攻撃力、破壊力はまさにゴッドマシーンの名に恥じないものを誇っていますが、コストもウォーロードタイタン2体分。操縦もかなり難しそうな印象です。

ウォーマスタータイタンは各種マニプルズに編入することはできず、基本的にマニプル1個につき1体登用できるという扱いです。
(ナイトバナーにおけるアカスタスナイトみたいな扱い)


マニプルは「マンダタム・バトルライン・マニプル」を選択されています。
マニプルのウォーロードが戦場にいる限りウォーハウンドタイタンは、命令時のコマンドチェックの結果に+2できる。
さらにマニプルのウォーハウンドは、このマニプルのウォーロードタイタンの12mv以内のユニットに対して行われた攻撃のヒットロールに+1できる。
というもの。

赤い顔のウォーロードタイタンと2体のウォーハウンドタイタンがマニプルに編入されており、白い顔のウォーロードは単独編入です。
ちなみに上位継承者(プリンセプス)はウォーマスタータイタンではなく、マンダタム・マニプルに編入されている赤い顔のウォーロードタイタンです。


ウォーマスタータイタン!!本当に凄まじい力作です。 いやほんと、凄く丁寧な塗り込みでよくぞ塗りきられました!
という感じで、はたさんの情熱のほとばしりをヒリヒリと感じました。はたさんのプラズマ兵器のコイル部分の銅色の仕上げが実にリアル感あって大好きです。

今回のゲームでも間違いなく活躍されることでしょう。対戦相手として気を引き締めなければいけません。
全力射撃でもされようものならウォーハウンドクラスは一撃轟沈もありえるのではと恐ろしくなってきましたが、頑張りましょう…。



朝イチからタイタン並べて写真を撮って、ウォーマスタータイタンの格好良さにヤラれて、すでに満足度高しな一日になってます。
まぁゲームを遊ぶ前後にアーミーショウダウンって言って持ち寄ったアーミーを見せ合う時間があるじゃないですか。
この時間こそミニチュアゲームの超醍醐味だと僕は信じています。
けっこうその時点で満足しちゃってその後のゲームは消化試合っていうかですね、それは言い過ぎですね。ゲームももちろん楽しいです(笑)。


プロローグ「赤き衛星ダイモスの戦火」(ホワイトドワーフ第462号日本語版の記事を元にしました)
イラスト by Midjourney Inc



ホルスの大逆が始まってから最初の数か月の間に、大元師背信の真の規模が徐々に明らかになっていった。
九つのスペースマリーンの兵団が皇帝に牙を剥いていたのだ。
そして銀河系の全域において数え切れぬほどの惑星が<帝国>への忠誠心を投げ棄てて、かつて皇帝の第一の愛でし子であった者へとなびいた。

技術局の指導者であった製造総司令ケルボール・ハルでさえもが、誘惑に堕して反逆への道を進んでいた。



彼は皇帝が永遠の禁忌として封印した数々の技術を提供すると約束され、赤き惑星を戦火の中に追いやったのである。
マーズの衛星ダイモスも戦火に見舞われた惑星の一つである。

衛星ダイモスの駐留軍であるタイタン・レギオンのうち、この戦争の際に惑星上にいたのは十個部隊であった。
そしてその中でも最も高名であったのが、レギオ・アストラム、レギオ・モーティス、レギオ・ディフエンソアという三つのタイタン・レギオンであった。

レギオ・アストラム
主席継承者 ゲルハルト・フォン・ウメヅ
レギオ・モーティス
主席継承者 パトリック・ファン・ローゼン
レギオ・ディフエンソア
主席継承者 マルティーヌ・ド・ビアン

このタイタン・レギオンの間には長年にわたる競争意識と確執があり、ホルスの大逆を機会とし、ついに彼らは互いに対して牙をむいた。

特にレギオ・モーティスは製造総司令の意志に完全に忠実なる部隊であり、アストラム・レギオンに先制攻撃をしかけ一気に滅ぼそうとした。
デスヘッド・タイタンの一部隊が恐ろしいほど効率的に工場神殿を次々と襲い、テリン宗家の防衛隊を蹴散らして、ダイモスの潜在的な反乱分子を殲滅していった。

この時、レギオ・モーティスの攻勢の最前線に立っていたのが、新たに建造されたウォーマスター・タイタンであった。
この兵器の存在は、銀河全体の戦の血腥さを新たな段階まで引き上げたと言ってもよかった。



赤い惑星は内戦状態となり、大逆者の勢力がほとんど完全な勝利を収めたため、新たな神機の登場の知らせがテラに届くことさえなく、
それが広く知られたのは大元師が改めてそれを用いて人類に攻勢をかけた時であった…



バトルセットアップ

マッチプレイ
基本ミッション「武力衝突」
アストラム側作戦目標:回収
モーティス側作戦目標:各個撃破
配置:コンフロンテーション(オープンウォーカードを使用)



作戦目標はダイスを2つ振って、2つの作戦の中から一つを選ぶというルールで、僕の方はちょっと微妙なだなぁってなりつつ「回収」を選択しました。
もう一つの作戦目標が「栄光と名誉」で最も高いポイントのタイタンを出来るだけ早期撃破するという作戦のため、
いやいやウォーマスタータイタンを1ターン目に破壊する(出来れば20点!)のは不可能だろうという判断をして、採用を見送りました。


作戦目標「回収」は戦場中心に置かれたマーカー(生き残った歴戦のクルーという設定)を回収すれば高得点を獲得できるというものです。
回収
概要
あなたのタイタンレギオンに所属する高名なウォーロードタイタンが敵陣にて撃破されたが、そのクルーはまだ生きている。
彼らの数百年分の経験を失うわけにはいかない…何としても回収せよ!

はたさんのモーティスは「各個撃破」、「戦線維持」の2つから「各個撃破」を選択。
各個撃破
概要
長距離アウスペクスにて敵戦闘群を確認した。任務は単純だ・・・自軍への被害を最小限に収めつつ、各個撃破せよ。
「各個撃破」はシンプルに敵タイタンを破壊するごとにポイント加算されていく作戦です。


配置ルールは過去に販売された「オープンウォーカード」というシナリオ自動生成デッキを使いました。
コンフロンテーションは横30mv、縦18mvで斜線を引いた範囲内が初期配置エリアになります。

我が軍の作戦目標である「孤立したクルー」マーカーは対戦相手が戦場の中心から6mv以内の位置に置きます。
当然、中心から敵陣側に、こちらからは最大限離した位置に置かれますよね(笑)。
マーカーも塗ってあったので初使用です。ちょっと嬉しい。


お互い交互に1機ずつ神聖機械を配置していきます。レギア・バトルライン・マニプルのウォーロードタイタンはキングとクイーンを表すということで、
相互にサポートできるように近くに置きます。
クイーン役のウォーロードにはアリオク・タイタン・パワークロウを装備させていますので、上手く機動してウォーマスタータイタンに一撃を喰らわせてやりたいですね。


はたさんも満を持してウォーマスタータイタンを配置。
戦場端から見てもその巨体さは一際目立ちます。いやぁ、かっこいいですねぇ。ほんと。
わりかしど真ん中。1ラウンド目から猛烈な射撃をかましてくる気満々ですねッ!!


はたさんの全戦力が横並びになりました。やはりこうしてウォーロードタイタンと並ぶとウォーマスタータイタンの大きさ、迫力が際立ちますね。
もうこの戦場配置終了の瞬間の光景が神がかっているといいますか。美しく作りこまれた戦場に丁寧に作りあげた神機が並ぶ、最高ですねぇ・・・・(笑)。


こういう光景が見れただけで、僕は今ホルスヘレシーの時代を追体験している!という気持ちにしてもらえます。本当に美しく恐ろしい光景です。
ほんと、よくこんな超機械神聖獣を塗りきられたなぁと何度も感心してしまいます。実際、めちゃくちゃペイントは大変だったそうです。
それはそうでしょう。僕もぼちぼち重い腰をあげないといけないですね・・・。


両軍配置が一旦完了しました。

我ながら自画自賛しまくりで恐縮ですが、「絶景」ですねぇ!ルールブックにも載ってる美しい戦場に憧れてタイタニカスを始めた身としては、
我が家にこれだけの戦場を構築出来て、しかも友人の美しいタイタンレギオンと対面させられることをこの上なく幸せに感じた瞬間です。

コロナ禍でなかなか遊べないからこそ、余計に嬉しいっていうのはありますよねぇほんと。

この時点でまだ時間は10時前です。朝早くからバトル開始出来て時間的な余裕が嬉しいですね。


やはりウォーロードタイタン3機の圧もかなりのものです。今回の編成、中途半端で使いづらい武装はなるべく排除し、過去2回のバトルで使って安定感のあった武装、
ウォーロードタイタンの甲殻搭載武器アポカリプスミサイルランチャー(10発も撃ててヴォイドシールドを一気に削れる)、大破壊力を誇るベリコサ・ヴォルケーノキャノン、
そしてモリ・クエイクキャノンもフォージ製品ですが、安定の高火力、射程距離を誇っています。
あまり武装を近距離型に固めると配置状況によっては性能を活かしきれないということもあるので、それぞれの機体に遠距離、近距離とまんべんなく持たせるようにしてみました。


ダイアウルフ・ストーカー配置!!
両軍全機体を配置し終えたところで、いよいよダイアウルフの特殊配置です。
敵機から8mv離し、敵の視界から50%隠れる場所ならば戦場のどこにでも置けるというルールです。
作戦目標マーカーに近い場所に置きたいところでしたが、作戦目標は完全に敵陣の視界内ですので難しい!悩みに悩んで・・・


敵陣のバトルラインギリギリに配置しました。これより前に出るとウォーハウンドタイタンの視界範囲に入ってくるため、
むしろもうここにしかポイントは残っていない感じでした。

しかし絶妙な位置ではあります。マーカーにも比較的近く、指令「全力移動」+レギオン特性のウォーマーチで機動出来れば最大24mv移動できますので、
1ターン目にして「取り残されたクルー」を回収することも可能です!!行ける、行けるぞ!!
いやーダイアウルフ、頑張って仕上げて良かったッ!

以下、バトルを始めますが、詳細な記録は取れていないので、割と雰囲気重視でライトな内容になります。
タイタニカスのルールが分からなくても全体の流れが伝わるように書いてみますのでお楽しみください。

第1ラウンド開始!!
ラウンドでの行動の優先順位を決めるオーパスタイタニカをゲットしたのはモーティス。(D6勝負で決めます)
このラウンドの各フェイズははたさんが先行することになります。

何はともあれ、戦略フェイズにてダイアウルフに「全力疾走」を発令。これで移動フェイズに移動後、戦闘フェイズにも射撃をしない代わりに移動が可能です。
一気にダイアウルフで目標マーカーをゲットだぜ!!と思ったら、はたさんが策略発動!

「妨害工作」敵ユニットを選択し、その指令を無効にし、指令ダイスを振って出た指令を適用する。というものです。

うぎゃひ!ダイアウルフの指令が書き変えられてよりによって「ファースト・ファイア」になってしまいました。
この指令下のユニットは移動フェイズで移動も旋回もできないかわりに、武器1つで射撃ができる。というものです。いや移動したかったんだよ〜!っていうね。
(しかも視界内に撃てる奴もいないっていう。)
妨害工作、キマり過ぎですって・・・。


出鼻をくじかれつつ(笑)、相互に指令を出した後は移動フェイズです。はたさんは積極的に「ファーストファイア」の指令を発令。
こちらは作戦目標を回収すべく、前進しつつも普通に射撃も行いたいので特に指令は出さずに進軍開始です。
レギオン特性の「ウォーマーチ」(2mv追加移動できるやつ)を忘れないようにしたい!ところです。


リアクター加熱!ロコモーター全開!!ウォーマーチにより14mv移動!
ウォーハウンドタイタン、戦場中央のクルーを回収すべく全力移動!!(全力疾走の指令はコマンドチェックは失敗してました笑)


移動フェイズにて、ファーストファイア指令下にて、アポカリプス・ミサイルランチャー掃射!
最大120mvという長距離射程、攻4、10発というまさにヴォイドシールド剥がしのためだけの武装ですが、ファーストファイヤで撃ってくるのは実に有効な一打。


ヴォイドシールド展開!!
タイタニカスのタイタンはみんなヴォイドシールドを標準装備しており、このバリアが有効な間は本体にはダメージが通りません。
攻撃力4以上の攻撃はヴォイドシールドの残数を削ることができる可能性があり、防御側がD6で3以上(負荷が高まってくると4以上)を出せばどんな攻撃も防げます。
ヴォイドシールドを破壊するにあたっての武器の攻撃力は高くても低くても関係がありません。

弾数をいかに叩きこむかが大事なので、アポカリプスミサイル10発は脅威です。
まだまだ最初の射撃です。まだまだ余裕で、ヴォイドシールド1発のダメージで耐えられました。

ヴォイドシールドのイメージはこんな感じです。
左はメーカーのCGで、右写真は僕が用意したガラス玉を被せたものです。
雰囲気は抜群でツイッターでも大いにウケたのですが、ゲーム中にいちいち被せるのは非常に手間ですので(笑)、脳内でシールドを可視化してもらえたらと思います。


皇帝を裏切りし逆賊兵団を討伐すべし!
アストラム兵団群はウォーマーチを宣言し、通常よりも素早く前進していきます。


真なる正義は大元師にあり!偽りの皇帝に仕える哀れなるアストラムよ。貴様らを打倒し、我らの正義を見せつけてくれよう!

ウォーマスタータイタンは動きはさすがに遅く、数歩前進しつ中央でドンと構えています。この威圧感だけで戦場の空気を重くしてくれますね、こいつは。

白い顔のウォーロード・タイタン(以下、ホワイトヘッド)とウォーハウンドタイタン2機は機動し、射撃体勢を整えつつ攻め込んできます。

移動フェイズの後はダメージ・コントロール・フェイズがあり、個々のタイタンは自身の損傷をダイス目に応じて回復させることができます。
ここでファーストファイアでのヴォイドシールドのダメージもほぼほぼ回復しました。

ウォーハウンドタイタンのインフェルノガンは涙型テンプレートでの攻撃です。攻7あるのでなかなかに侮れない威力。
しかもヒット回数はダイスロールで決まります。5回もヒットし、ヴォイドシールドいきなり爆散!うげぇぇ。けっこうキツい。

さらにプラズマブラストガンもヒット!
プラズマブラストガン、射程距離こそ短いですが、通常攻8のところを「最大火力」のルールによるリアクター稼働をさせれば攻10で撃つことができるため、
どんなタイタン相手にも柔軟に対応できる汎用力がじつに魅力的だなぁ…と今回のバトルの学びのひとつです。

感心してる場合でなく、脚部にクリティカルを喰らってしまいました。いきなり受難が続きますね、ダイアウルフ。新作は活躍しないマーフィの法則的な。

ちなみにテンプレートは40K第六版発売時に売ってたやつです。凝ったデザインが最高なんですよね。

リーヴァータイタンはウォーハウンドタイタンに仕返しとばかりに撃ちますが、射程も微妙で撃てたり撃てなかったり。
しかしながら2機のリーヴァーの射撃の的になればウォーハウンドタイタンもヴォイドシールドを散らし、脚部に壊滅的ダメージ(2点)を被りました。

リーヴァータイタンの背中のワープミサイルは超ロングレンジで威力も抜群ですが、1発しか撃てないので温存です。

偽りの皇帝に死を!
モーティスの主席継承者が狙うは正面、ウォーロードタイタン!アポカリプスミサイルランチャーがヴォイドシールド上で豪快にはじける!!

ベリコサ・ヴォルケーノキャノン直撃!ヴォイドシールド!!
モリ・クエイクキャノンはヒットロール失敗!スキャッターダイスで横のウォーロードタイタン(キング)に直撃!
双方のヴォイドシールドを削ります。

アストラムのウォーロードタイタンがウォーマスタータイタンを撃つ!
バラバラとアポカリプスランチャーを浴びせつつ、マクロガトリング・ブラスターは射程24mv!
近距離の敵に攻7の弾を6発!しかーし!わずか0.5mv届いていませんでした!ぐぬぬ。
(タイタニカスは今時の40kでは当たり前になっている事前計測いわゆるプレメジャー不可のシステムとなっています)

ベリコサも直撃させ、着実にヴォイドシールドを削っていきます。


いよいよ巨神兵が射撃体勢に入ります。

せっかくなので解説しますと、両肩に仕込んだアポカリプス・ミサイルアレイ×2は意外に攻撃回数片側3発ずつで控えめです。(合計6発の対シールド武器)
甲殻上のリベレーターミサイルランチャーは攻8でかなりの威力かつ長射程ですが3発。
そして両腕のメインウェポンはスゼライン級プラズマ・デストラクタ―!!攻11でリアクター稼働で攻+2出来るため、最大攻13で3発。
さらに近距離での射撃においてはヒットロール+1、アーマーロールが通常のD6ではなくD10となるため、ほぼ100%装甲を爆砕できます。

しかし、意外に見た目ほど弾数は無い気も…。

ヴォイドシールドは猛烈に火花を散らしつつもウォーロード・タイタンを守りきった!
ギリギリ、ヴォイドシールド1トラック残りました。今日は出目も安定していますよ。

ホワイトヘッド・ウォーロードは正面の我がアストラムの主席継承者が駆るウォーロードタイタンに全力射撃!
しかしこれもヴォイドシールドで耐えます。


ビリビリと輝くヴォイドシールドが画面上に見えているでしょうか!?
もうちょっと時間的に余裕があれば画像加工してエフェクトつけてもいいのでしょうけどねぇ・・・(そこまでの技術も無く)。

お互い射撃戦が継続中です。
この戦闘フェイズもそれぞれの陣営のタイタンを交互に機動させていくので、ワンサイドプレーにならない点がタイタニカスの面白いところと思います。
傍観者になっている暇が無いと言いますかね。

ウォーロードタイタン(クイーン)はウォーマスタータイタンを視界内に捉えました!
建物が一部かかっているため、ヒットロールにマイナス修正を受けつつも、やれるかどうかいっちょやってみるしかありません!

アポカリプス・ミサイルランチャー10発中8発ヒット!そしてベリコサ・ヴォルケーノキャノン直撃で2発ヒット!!
ウォーマスタータイタンのヴォイドシールドは過負荷に耐えかねて爆散!
なんと、削りきれました!奇跡的というかはたさんのヴォイド判定失敗し過ぎ!?

ホワイトヘッド・ウォーロードタイタンの先兵たるウォーハウンドタイタンはプラズマブラストガンを放ちましたが、これはヒットロールに失敗しテンプレートがズレて射撃失敗!

第一ラウンド最終の射撃ユニットは走り損ねたダイアウルフです!数歩進んだことでダイアウルフの視界内に捉えられたウォーマスタータイタンに
甲殻に搭載した主砲ヴォルケーノ・キャノンをぶっ放します!
ウォーマスタータイタンは現在ヴォイドシールドがありません!頭か胴体か足か武器か、どこに当たるかの部位ダイスをロールし、胴体に直撃!

ヴォルケーノキャノンの攻は10そして出目は6!!合計値16!クリティカルヒット!!
いきなりウォーマスタータイタンのリアクターに高負荷をかけることに成功しました!大戦果!!

ダイアウルフいいじゃん!無難かなぁとヴォルケーノキャノン装備型を今回使ってみたのですが、手堅いです。実に。
しかし、すでにヴォイドシールドを破壊され、自慢の健脚もクリティカルを喰らってしまい、次ターン、上手く目標回収の役目を果たすことができるのでしょうか。


第一ラウンド終了時の我がアストラムの指揮端末(コマンドターミナル)の状況です。
ウォーロードタイタンは3機ともヴォイドシールドを損耗させつつも、何とか他はノーダメージです。
ダイアウルフはヴォイドシールドも破壊され、脚部にダメージを負っています。


レギオ・モーティスのコマンドターミナル。
ウォーハウンドタイタンがダメージを脚部にダメージを負い、ウォーマスタータイタンもまさかのヴォイド爆散にクリティカルを喰らい、
意外やウォーマスター落とせちゃう?という楽観的な印象を持ってしまいました。


間髪入れずに第2ラウンド開始!


第二ラウンドも最初の主導権争い(D6勝負)ではたさんが勝ち、オーパスタイタニカをはたさんが取得されました。
毎フェイズの全ての行動が交互に行われるタイタニカスではこのラウンドでの行動で先行する者の目印としてタイタニカスのTマークのアイコンを持つことになります。

いやーしかし、このアホみたいなバカでかいミニチュアゲームテーブルを余すところなく使い切ってる感じで、アデプトゥス・タイタニカスは実に我が家向けのゲームだなぁと
ヒシヒシと嬉しさがこみあげてきますね、それに何より友人がいればこその光景です。一緒に時間を共有してくださるはたさんに改めて感謝しかありません。

戦略フェイズでの最初の指令でウォーハウンドタイタンに「突撃」命令が出ました!
「突撃」はいわゆる白兵戦をしかけにいくやつです。タイタン同士のクラッシュはタイタンの大きさによって攻撃力が変わってきます。
もちろん、ヴォイドシールドで防ぐことは出来ません!

コマンドチェックも成功!


ウォーハウンド、ダイアウルフに激突!!
ウォーハウンドのタイタンスケール6がそのまま攻になり、移動距離に合わせて攻撃力が2上がって攻8のクラッシュ!
手負いのダイアウルフにさらならダメージが!!


主席継承者が駆る我がアストラムのウォーロードタイタン。比較的射程短めの武器が多いため、とりあえず前進です。
ウォーマーチのルールを使い最大限進みました!これで敵機を射程内に収めた!

モーティスの主席ウォーロード・タイタン(レッドヘッド)とホワイトヘッドは仁王立ちしたままアポカリプスミサイルランチャーを発射!(指令ファーストファイア中のため)
こちらのウォーロード達のヴォイドシールドをバチバチと削っていきます。


お待せ申した!しかし我参上の暁にはどうかご安心なされい。

ウォーハウンド・タイタン、このターンも全力で移動し、作戦目標マーカー「取り残されたタイタン・クルー」を確保!!
このまま次のターンまで生き残ることができれば、何とか逃げ切れるはず!耐えてくれ、耐えてくれよ。ウォーハウンドタイタン!

このウォーハウンドタイタン、タイタン界随一とも言われる自慢の脚力で逃げ切って見せようぞ!
(でも、コマンドチェック2回連続失敗してて戦闘フェイズに後方へ逃げるっていう「全力移動」はできないんですよね…)


ウォーハウンドを守れ!
とばかりにほぼ全軍カツカツに前進。ダイアウルフもウォーハウンドのクラッシュを耐えて距離をとりました。
意外に攻撃力高めだったということもあり、マーカー確保要員はウォーハウンドに譲り、ダイアウルフは専ら攻撃態勢を整えます。


ちなみにウォーマスタータイタンは先の戦略フェイズにて「緊急修理」をオーダーされていて、ヴォイドシールドもがっつり回復されています。
サーヴァイタークレイドル6はかなりエグイです。(ダイス6個も振れば大抵ステータス異常を解消できますね)。

さらにはダメージコントロールフェイズにてほぼ全回復の勢い。ヤバい。やっぱウォーマスターは難攻不落でしたわ。。。

戦場の各所で猛爆が巻き起こる!!
ウォーロードタイタン同士の壮絶な撃ち合い!アポカリプス・ミサイルランチャーの弾が我がアストラムのウォーロードタイタンに降り注ぎ、結果シールド爆散!!

シールド爆散後にベリコサ・ヴォルケーノキャノンとサンフューリープラズマアニヒレイターの直撃を脚部に受け、猛烈なダメージを被りました。
こ、これはヤバイんでは!?

リーヴァータイタンはウォーハウンドタイタンを撃ちますが大きな戦果はあげられず。

ウォーハウンドタイタンのプラズマブラストガンがウォーロードタイタンに刺さる!ヴォイドシールドが無い状態でまたも脚部に被弾!
スタビライザー損傷!

マーカーを確保したウォーハウンドタイタンに降り注ぐウォーロード(レッドヘッド)からの猛爆撃!シールド爆散!
さらには武器破壊!


貴公の勇気、相手が違えば美談になったやもしれぬ。しかし我の眼前とあってはいささか蛮勇であったな。
我がスゼライン級プラズマデストラクタ―を浴びて後悔するがよい・・・!

あーもうこれ、やっぱ無理目な感じでしょうかねぇ・・・・


両腕の主砲ほか、リベレイターミサイルランチャーもありますし、なんかですね近接してると瞬間火力がヤバいです。
さっきはヴォイドシールドあるから「弾数少なくないっすか〜?」と余裕かましちゃったんですが、いやー・・・。
一発の攻が高いので、たぶんヴォイドシールド剥がれた状態なら無傷の状態のウォーロードタイタンですら一撃轟沈できる火力ですよ。

ウォーハウンド頑張れ!(棒読み)


ウォーマスタータイタンのこの重厚なるコマンドターミナル。
圧倒的過ぎやしませんか。

ちなみに余談ですが、最近のキットはコマンドターミナルがキットに同梱されているのは嬉しい所なんですけども、
微妙に紙が薄くてステータストラック部も穴が空いて無いので、スターター付属のマーカーがそのままは使えないんですよね。
穴開け加工をして使われてる人もちらほら見かけますが、僕は強力なマグネットシートをコマンドターミナルの下に敷いて、
これまたネオジム磁石仕込みのピンポールを使ってます。これならほぼズレないし面倒な加工も不要なのでオススメの方法です。


ウォーハウンドタイタン!クリティカル喰らいまくって脚部のクリティカルダメージトラック(三角形の部分)が満杯を超えたため、
壊滅的なダメージ表を振ることに。頭や胴体、足のどれでも一つの三角形のクリティカルダメージトラックをオーバーしてしまうとタイタンは破壊されたということになります。

いやぁぁぁわかっちゃいたけど、死ぬ時はアッサリ逝くもんだなぁあああ

流石に飛んで火に入る夏の虫状態過ぎましたね、これは。拙者、幾分浅はかでありました!
いえね、ヴォイドシールドをちょいと過信し過ぎたといいますか、この辺りの塩梅がまだまだゲーム感が弱いというか、想像力が足りないんですよねぇ…(言い訳)


壊滅的なダメージ表をロールした結果「沈黙」となりました。
ウォーハウンドタイタンはその場に残りますが破壊された扱いとなります。作戦目標マーカーは近くに再配置です。

ちくしょー!!仕返しだい!
ダイアウルフの両腕に装備されたアルデックス・ディフェンサーメガ・ボルター(名前長いけど、両腕合わせて6発しか撃てないバルカン・メガボルターです)を撃ち、
ヴォルケーノキャノンもぶっ放しましたが、ウォーマスターのヴォイドシールドをわずかに濁らせただけでした!

一方モーティスのウォーハウンドタイタンは射界内のリーヴァータイタンにお返しのプラズマブラストガンを発射(これはヴォイドシールドで防ぎました)。

継承者カルヴァス・ヴォラニィスルよ(ウォーハウンドのパイロットの人)、貴様の無念必ずや俺が晴らす。

俺のこの手が真っ赤に燃える。お前を倒せと輝き叫ぶ。
くらえぇぇ!ベリコサヴォルケェェェノオオオキャノオオオン!!


ウォーマスタータイタンのヴォイドシールド再び爆散!

皇帝陛下を裏切りし逆賊どもめ、我が怒りの一撃を受けるがいい!
リーヴァータイタンの甲殻兵器はワープミサイル。こいつはゲーム中にたったの1発しか撃てない虎の子の一撃であります!
ワープミサイルは通常はヴォイドシールドの影響を受けずに本体に到達できるヤバい性能です。

狙うはウォーロードタイタン(レッドヘッド)!!ヴォイドシールドは元々爆散中、そして見事胴体に直撃ッ!!

ワープミサイルのダメージは特殊ルールでD6を振って出目1で構造ポイント1点、出目2〜3はD3ポイントのダメージ、出目4〜6はその部位にクリティカルダメージです。
出目は5!胴体にクリティカルダメージが入りました!
一撃必殺、決まりました!!
うれピーです。


第2ラウンドがこれにて終了しました。
まだ状況は拮抗しているというか、勝敗がハッキリしている段階ではありません。
しかし、マーカーを確保した我がアストラムのウォーハウンドタイタンが轟沈してしまったので、次のターンでは必ずやマーカーを再度回収し、生き残らなければなりません。
そのための「策」は、あります。


我がアストラム兵団のコマンドターミナル。
ヴォイドシールドで敵の攻撃を受け流しつつもそれなりにダメージを蓄積していますね。
特にひどいのが主席継承者の駆るウォーロードタイタンです。胴体と脚部に大ダメージを被っています。嫌な予感もしつつ。


はたさんのレギオモーティスのコマンドターミナル。5機のタイタンの内4機がヴォイドシールド無しの状態まで追い詰めました。
このままどんどん攻めていきますよ!


2ラウンド目終了時点で丁度お昼ご飯の時間になりました。

はたさんと我が家で遊ぶ時に定番となりつつあるお蕎麦の「兎屋」に行ってきました。


小盛りのお蕎麦とヒレかつ丼のセットが美味しかった〜。ご馳走様でした。
やはり腹が減っては戦は続けられませんからね!


激動の第3ラウンド目!


このターンは激動の予感。
オーパスタイタニカを僕がゲットし戦略フェイズで作戦指令を発令していきます。

ほぼ存在を忘れられていたくらいに影の薄い存在でしたが、はたさんのもう一つの策略は支援施設のマクロキャノン砲でした。
攻10の一撃は360度の視界を持ちロングレンジも対応できるということで、数値だけ見ると優秀なのですが、なんかヒットロールでミスったりで微妙な存在感でした。
ダイアウルフに撃ってきましたが、ダメージには至らず…。

ダイアウルフは「ファーストファイア」の指令を出していました!狙うは主席継承者の駆るウォーロードタイタン(レッドヘッド)。
ヴォルケーノキャノンが刺さる!主席継承者を倒すことにこのラウンドは集中したいところ!

そしてアストラムの策略発動!「ブラインド・バレッジ(煙幕砲撃)」です。
このラウンド中は対象のタイタンは煙に囲われて、射撃のヒットロールに−2の修正がかかります。
作戦目標を確保したリーヴァータイタンを煙で守ります。


果敢に詰め寄るモーティスのウォーハウンドタイタン。
後方ウォーロードタイタン(ホワイトヘッド)の完璧な尖兵役を演じています。

騎士道大原則、ひとーつ!
騎士たる者、罪を憎んで人を憎まず!だが貴様らデスヘッドに未来はない!

作戦指令下のファーストファイヤでウォーロードタイタン(レッドヘッド)にベリコサ・ヴォルケーノキャノンを命中させます!

お前が死ぬか、俺が死ぬか、それだけだ!!
リアクターの温度をその怒りで高め、ファーストファイヤーでベリコサ・ヴォルケーノキャノンを撃ち返すウォーロードタイタン(レッドヘッド)!!
ヴォイドシールドも消えているため、脚部に直撃!!

脚部に壊滅的ヒット!手痛いダメージです。
ダメージコントロールフェイズも経て、戦闘フェイズでも射撃が続きます。
執拗にウォーロードタイタン(クィーン)を狙うモーティスのレッドヘッド!
ベリコサ・ヴォルケーノキャノンはヒットロールに失敗し、ずれた砲撃は隣のウォーロード(キング)に着弾!
ヴォイドシールドで防ぎました。

開幕以来、執拗にダイアウルフを追い続けるウォーハウンドタイタン!
インフェルノガンで辺り一面を焼き尽くし、続けざまにプラズマブラストガンを最大威力で発射!
プラズマの猛爆に包まれたダイアウルフ!


脚部をプラズマの爆発で粉砕され、ダイアウルフ轟沈!!
いや〜ウォーハウンドけっこう強いですね、火力とコストのバランスかなり良い!敵ながら感心しちゃいました!


ウルリッヒ卿が、やられた!?やっちゃいけなかったんだよ!!
急に少年みたいになって叫びながらリーヴァータイタンが怒りの報復を敢行するも、致命打にはならず!

戦闘フェイズの前のダメージコントロールフェイズにてウォーマスタータイタンは「スーパークーラント」を稼働させていました。
通常4+で溜まったプラズマリアクターを放出できるのですが、このスーパークーラントを使ったターンは2+で放出できます。
かなりの勢いで回復されてしまって、いやもうウォーマスターヤバいです。強いです。墜ちないっす。

そしてついにウォーマスターの射撃が始まります…

本物の暴力を教えてやろう!



ウォーロードタイタン(クイーン)に降り注ぐ猛爆!!
最大火力で放たれるスゼライン級プラズマデストラクタ―の破壊力たるや!


胴体の損傷激しく、リアクターから液漏れ発生!
しかし、何とか耐えきった。次の指令で緊急修復に努めねば・・・!


まだだ、まだやらせんはせんぞォォ!
ウォーロードタイタン(クイーン)は胴体を激しく燃やしながらも、
危険を承知でリアクターの稼働を高めベリコサ・ヴォルケーノキャノンをウォーロードタイタン(レッドヘッド)に撃ちこむ!

ホワイトヘッドが我が主席継承者搭乗のウォーロードタイタンに全力射撃をぶち込む!!
ヴォイドシールドはすでに破壊されています!ベリコサの攻12が胴体部を貫く!!


D A N G E R ! !
ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン。
一人はみんなのために、みんなは一人のために……忘れるな。
ウォーロードタイタン爆散!!!


しかも「壊滅的なダメージ表」の結果は「マガジンの暴発!」
結果的に13mv以内の全てのユニットに対しこのタイタンが持つ最も攻の高い武器でD3回のヒットを受けます。
うわあぁぁああおおおぉぉぉぃぃぃ!
ほぼ全部入ってるやん!

撃った本人にもかかってました。
でもなんかみんな微妙に致命傷にはならずかすり傷でしたね。それよか僕の心に致命傷が・・・・うぐぐ。


派手にぶっ壊れてくれましたウォーロードタイタン。いやいやこれぞアデプトゥス・タイタニカスの見せ場、盛り上がる瞬間ではありますよね。
あまりの大爆発っぷりに二人で大笑いしてしまいました。


ウォーロードタイタン(キング)もウォーマスターを撃ちますが、すでにヴォイドシールドも回復されていることから、ヴォイドシールドを再び爆散するに留まりました。
耐久力がこの上なく高いだけにサシで撃ち合うにはあまりに性能差があり過ぎです。


我らが過ちなら我らを倒してみろ! それが我らの贖罪となろう!
だが、我らが正義ならここで滅びよ! それが我らによる断罪であるッ!


戦場を圧するこの重苦しい空気。このラウンドで確実に流れがモーティスに傾きつつありました。


ヴォイドシールドこそ落ちてますが、ほぼ回復しきったと言える状況のウォーマスター。
残りのターンで墜とすことはほぼ不可能と理解しましたので、主席のウォーロードタイタン(レッドヘッド)に攻撃を集中させていきます。


2体のリーヴァータイタンとウォーロードタイタン(キング)はほぼ無傷ですが、ウォーロードタイタン(クイーン)は満身創痍です。持たせられるか。
敵軍の作戦目標は各個撃破。2体のウォーロードタイタンを落とされたらポイント差は決定的となってしまいます!


アストラム陣営、確実に攻め込まれています。
せめて、当初作戦目標の「クルー救出」だけはゲーム終了時まで持ち堪えねば。


そして運命の第4ラウンドへ

オーパスタイタニカはアストラムが取得!
ウォーロードタイタン「クイーン」へ緊急修復の指令を命じ、続く移動フェイズでクルー救出中のリーヴァータイタンは建物に隠れられるように後退しました。
モーティスのウォーロードタイタン(ホワイトヘッド)がこちらに向き直り射撃体勢を整えています…!


ほぼ損傷を回復しきったウォーマスタータイタンがそこに立っているだけで、勝てない感がすごい。
間違いなく本ゲームのタイタン・オブ・ザ・ゲームを決めるならウォーマスターですね!


ウォーハウンドタイタンの軽妙な機動もらしくていいですね・・・。ほんと、はたさんはタイタンの機動が上手です。
それにつけても、こちらはまだ一機もモーティスのタイタンを墜とせていないという現実!想像以上に厳しい戦いだった!(過去形)
いや、まだ勝負は終わっちゃいねぇ。ここが踏ん張りどころよ!

俺のこの手が真っ赤に燃える。お前を倒せと輝き叫ぶぅぅ!!
俺の拳は皇帝陛下の悲しみと、怒りだー!ゴォッドフィンガー!!!
(ベリコサ・ヴォルケーノキャノン)


見よ!東方は赤く燃えている!!
ウォーロードタイタン、轟沈です。(壊滅的なダメージ表の結果は「かがむ」で単に後ろに倒れました)


師匠…。師匠、師匠!師匠ぉ!!!!(茶番)
実は師弟関係にあった二人の悲しい戦いがここに終結しました。
(うそやろ!)

さて、おふざけが過ぎた所で、ウォーロードタイタンの射撃です。満身創痍のウォーロードタイタン(クイーン)を完全にロックオン。
2ポイントだけ回復したヴォイドシールドはミサイルで爆砕され、プラズマの猛爆とベリコサのハイパーメガ粒子砲が胴体を貫く!!

ぎょわああああ!!ウォーロードタイタン轟沈!
そして壊滅的ダメージ表のロール結果は「ワイルドファイア」
よりによって真っ正面のクルー救出作戦下のリーヴァータイタンに撃っちゃうっていう!これ絶対ヤバいやつ〜


でも、リーヴァータイタンって実は無傷なんですよね。ヴォイドシールドも健在ということで、後ろからの猛爆撃もスルーできました。
そしてウォーロードタイタンが倒れた方向もなんとか他のタイタンにぶつからずで、不幸中の幸いでしたね…。

いやーしかし、ウォーロードタイタンが2体も倒れたとなると、モーティスが獲得した勝利ポイントはでかい!
アストラムは物理的に勝ち目が無くなった!?


しかし!戦いはまだ続いている!
我らがここで敗れようとも、
この銀河に皇帝の威光がある限り、裏切りには必ずや報いがもたらされるであろう!!


リーヴァータイタン、ウォーハウンドタイタンを撃つ!!


ウォーマスター・ホルスに栄光あれ!
ウォーハウンドタイタン、轟沈!


この時点で、モーティス側の勝利が確定していましたので、僕が投了し、ゲーム終了となりました。
現時点での獲得ポイントを集計していきます。

レギオ・モーティス「各個撃破」 レギオ・アストラム「回収」
獲得ポイント 獲得ポイント
ウォーロードタイタン(スケール10=15点)×2体=30点 回収失敗=0点
ウォーハウンドタイタン(スケール6)=6点 第二目標(撃破したタイタンにつき4点)×2=8点
ダイアウルフタイタン(スケール6)=6点 第三目標(策略)とどめの一撃=5点
第二目標(半分以上残っている)達成=5点 対戦相手の各個撃破 第二目標(半分以上残っている)=0点
合計47点 合計13点

と言う訳で、
はたさんの駆るレギオ・モーティスの圧倒的勝利となりました!!


少し言い訳しますと、当日はアストラム側の「クルー回収」=「タイタンが作戦目標をキープしている状態」と思って遊んでいましたので、
リーヴァータイタンが回収した状態でゲームエンドになった場合、
その時点で20点を獲得したつもりでいました(それにしてもウォーロード2体が倒れると挽回は不可能でありましたが・・・。)

ゲーム後にルールをしっかり読み返してみると、
何と回収したクルーは自軍テーブルエッジまでタイタンごと運んで、その運んだタイタンを盤面から撤去して初めて達成できる
ということでした。
いや〜それは全然無理でした。ウォーハウンドの脚力を最大限生かさなければ難しい機動でしたね、おそらく・・・。


策略の第三目標「とどめの一撃」は対戦相手の主席継承者を破壊出来れば勝利点を5点得られるというもので、
結果的には達成できたので良かったですが、焼け石に水ではありましたね・・・(笑)。でもフレーバー的には熱いものがありました。


ウォーマスターの最終的なコマンドターミナルを見て見ると、ほぼほぼノーダメージです。いやぁこいつは手強過ぎました。
ウォーロードタイタンが2機で持てる火力を一極集中すれば、あるいは打倒できたかもしれませんが、
相手にもウォーロードタイタンが居て普通に撃ってきますからね。ここに集中できる余裕は全くなく。

途中からは攻撃をすることを割り切って諦めてしまってたところはありました。

この規模のバトルになってくると達成しやすい作戦と、達成しにくい作戦がわりとハッキリしてくるというのもゲーム後の気付きでした。
「回収」はかなり難しい方かもしれません。

とはいえ、今回のバトルは「回収」という作戦のおかげでメイクドラマという意味では抜群に面白かったですし、
最高に濃密な一時を過ごすことが出来て、ただただ楽しい時間でした。


はたさん、対戦していただきありがとうございました!
そしてお疲れ様でした!

エピローグ(ホワイトドワーフ日本語版第462号を参考にしました)
イラスト by Midjourney Inc

それはまさにホルスの大逆の時代にふさわしい大激闘だった。しかし、この悲惨な闘いも衛星ダイモスにおける無数の闘いの中の一つでしか無かった。

ダイモスにおけるタイタンレギオンの戦いは苛烈を極め、都市は燃え、大地は引き裂かれた。
そしてホルスに忠誠を誓う背教者がこの衛星の実権を握るに至った。


この衛星は秘密裏にウォーマスタータイタンを製造する工業惑星としての役割も担っていた。

ウォーマスタータイタンは政治上の駆け引きに使われるような存在でもなければ、力の誇示として讃えられる象徴でも無かった。
それはただ単純に、死と破壊をもたらす終末兵器だったのだ。
それは一つの工業惑星が破滅に瀕した際に初めて送りだされるような秘密兵器であり、それが歩いた後は血と灰以外の何物も残りはしなかった。

ウォーマスタータイタンの製造権をホルスが得たとなれば、この反乱戦争の趨勢はホルスに傾き、地球圏は間違いなく危機的状況に追い込まれるであろう・・・。

最後に

三回目となるタイタニカスのゲーム、大満喫できました。
やはり交互アクティベーションのタイタニカスは一方的にやられるシーンが少なく、相互の行動が作用しあって、とても面白いですねぇ。
戦力が基本同じものを使うというタイタニカスの特性もあって、割と拮抗したバトルになりやすい、というのも安定感があって改めて気に入りました。

いやほんと、タイタニカス面白いです!
割とデカいポイントで続けて遊んだので飽きるかも?という心配もあったんですが、全然そんなことはなく、
むしろもっと回数こなして上手くタイタンを操縦したい!という気持ちが非常に高まりました。

アデプトゥス・タイタニカス最高です!


それにしてもウォーマスタータイタン格好良かったです。細かいところまで非常に丁寧に塗りこまれていて、
はたさんのペイント力が確実に高まっているのを実感しました。そして根気強さも凄い!

昨年の8月頃から約1年でこんなにアーミー塗りきって、戦場もよくこれだけ作ったよ、お互いよくやったよねぇ、
と苦労を労いあうことが出来たのも嬉しいところでした。

僕もウォーマスタータイタンかアイコノクラストタイタンを避けては通れないな、と決意を新たにしました。


ちなみに今回のバトルでは使ったルールブックはこの2冊だけです。
基本ルールブックとロイヤリスト・レギオン(英語版)のみ。昨今の40Kに比べると2冊で済むというのは凄い軽く感じますね(笑)。
まぁ、基本ルールですら確認不足や勘違いが色々あるので、すんなり遊べるようになるにはまだまだ実戦経験を積みたいところです。


タイタニカスブームはまだまだ終わりが見えてきません!
(むしろ適度に完結してる感じで安定感すらあります。)
これからも流行り廃りに関係なく楽しんでいきたいと思います。

はたさん、たまさん、そして全国5千人のタイタニカス野郎の皆様、ぜひこれからもタイタニカスを楽しんで参りましょう!

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