ミニチュア「ゲーム」ならではの魅力 by Rman(H21.6.24)


ウォーハンマーをやってる人はホント色んな目的を持って遊ばれています。

ミニチュアが好きな人、ペイントが好きな人、ゲームが好きな人、もちろん、集めるのが好きな人だっていると思いますし、全部ひっくるめて好きなんだという人もいらっしゃるでしょう。

その中でもゲームを遊ぶ人も沢山いらっしゃるわけですが、ことウォーハンマーに限っては「ゲーム」って一言ではとてもくくりきれない程、本当に色んな好みを持った人がいると思います。
ゲームに勝つことを至上命題としている人もいれば、ミニチュアが好きだから遊んでいる人だって、当然居ると思います。

ウォーハンマーはミニチュアで遊ぶゲームです。それがただの紙にデータだけ書いたチットやトークンで遊ぶゲームなら、駒にそれほどの思い入れは無いでしょうし、明らかに弱い駒を使う選択肢はあり得ないでしょう。
だけど、ミニチュアゲームには、主役たるミニチュアへの思い、好き嫌い、そういうのもあると思うんです。
だから、何でこの駒使ってるの?と聞かれた時に、ゲームでこういう役どころを狙って入れてますって答える人もいるでしょうし、このミニチュアが好きだからって人もいると思います。どこに趣きを置くかは人それぞれなんですね。それぞれの考え方に優劣は無いと思います。

当然、勝ち負けのあるゲームですから、遊ぶ時には真剣に、ってのは当然のことだと思います。これは大事ですよね。ミニチュアで遊びたいから遊んでるだけさ〜と、テキトーに振舞っては対戦相手に失礼です。対戦相手が同じ趣向の人とは限らないわけですし。

ま、勝敗にだけこだわって、ひたすら勝ちを目指して編成したアーミーと、好きなミニチュアを優先して編成したアーミーとじゃ、最初っからゲームにならない、なんてこともあるかもわかりません。
もし、そこまで極端な結果になってしまったのなら、たぶんお互い対戦する相手を間違えたってことなんでしょう(笑)。

ゲームである以上、勝利に向かって努力をするのは当然の義務と考える人もいるでしょうが、
結果としての勝敗にそれほど拘らない人がいるのも、このウォーハンマーという複合趣味の面白いところだと思います。

僕がウォーハンマーに夢中なのは、「ミニチュア」ゲームだから、だと思います。
これがミニチュアを使わないで紙の駒で遊ぶゲームだったらそもそも遊んで無いでしょうし、
逆にミニチュアがゲームの駒じゃなかったら、ミニチュアペイントだけでは長続きしてなかったと思います。

やはり自分で塗った兵士が、戦場で生死をかけて戦う、ここにグッとくるんですよね。

ほんと、ミニチュアゲームってのは奥が深い趣味だと思います。