by Rman
この記事はRmanがリーヴァータイタンをいかにして作ったかをまとめた製作記録です。

「Reaver Titan」
イントロダクション

フォージワールドの目玉商品ラインナップがタイタンシリーズ。
タイタンシリーズとは40Kよりもはるかにデカいスケールのゲーム「WARHAMMER epic40K」に登場する超巨大兵器を40Kスケールでモデル化したシリーズで、
タイタンの中でも最も小さいウォーハウンド・スカウトクラスでもライノを片足で踏みつぶせるほどの大きさがあります。



とにかくデカい。

40Kでアポカリプスのルールが発表されてから、ハードコア趣味人はこぞってタイタンを買い、アポカリプス戦に投入しているようです。
日本ではタイタンを見かけることはまだ少ないようですが、海外では(高額キットな割に)けっこうな人気があるみたいで、
つい最近もエルダーのファントム・タイタンが発売され、エルダー野郎の熱い視線を集めていました。


そんなフォージワールドの商品ラインナップ中、色んな意味で頂点に位置するモデルがリーヴァータイタンではないかと思います。
マリーンにはサンダーホークがあり、エルダーには新しいファントムタイタンが、タウにはラインナップ中、最も高額であるマンタというキットもありますが、
趣味人の関心度の高さや存在感なども含めて考えてみると、やはりリーヴァータイタンには敵わないところでしょう(主観ですけど・・・)。

帝国のタイタンは様々な種類が存在しており、上から上げていくと

・エンペラークラス・タイタン(エピック40Kのみに登場する最大級のタイタン。背中に城が載ってます。モデルはエピック版も絶版で40Kに登場予定は無し)、

・ウォーロード・バトルタイタン(アポカリプス本1に収録の巨大タイタン。エピック版モデルのみ販売中。40K版は将来フォージが発売するかも?)

・リーヴァー・バトルタイタン(インペリアルアーマー・アポカリプス2に収録、フォージワールドから販売中のタイタンでは現在のところ最大級のサイズ)

・ウォーハウンド・スカウトタイタン(アポカリプス本1に収録、3種類のバリエーションがあります)

といったところが主だったタイタンです。
昔のエピック40Kではウォーハウンドの下にも色々と小さいタイタン(ナイト、ランサーとか)があったようですが、
40Kにおいてはオフィシャルルールが存在していませんのでここでは省略します。

自他共に認めるフォージワールド好きな僕としては、もちろんフォージのリーヴァータイタンには畏敬の念を抱いておりました。
しかし、欲しいとまでは思わなかったんですよね。その非常に高価な価格もひとつの理由ですが、
実際のところウォーハウンドタイタンを作って十分に満足してましたし、そもそもリーヴァーのデザインがあんまり好きじゃ無くて、
リーヴァーを買うくらいなら、もう1個ウォーハウンドタイタンを買うか、ウォーロード・タイタンの発売を待つわ!!と言い放ってました。

まぁ、僕はウォーハウンドタイタンだけでなく、サンダーホークまでも作っちゃったものの製作から1年近く経ってまだ1度も実戦投入出来て無いわけで、
そういう意味では、フォージの巨大兵器はゲーム方面の意味合いとしてはほとんど価値は無いともいえます。
でもまぁ、あれですよね。フォージの巨大兵器を作る上で、ゲームでどうこう言うのはまったくヤボというか(笑)、作りたいかどうか、だけでしょうけどね。

リーヴァータイタンのポスター

ところで、僕のペイント机の壁にはインペリアルアーマーの本にオマケとして付属していたリーヴァータイタンのポスターが貼ってあります。



毎日ペイントしている僕は、日々これを見ておりまして、不覚にも段々とこれが格好良く見えてきたんですよねぇ(笑)。
最初の頃は「顔」が嫌い!とか、頭の位置がオカシイ!とか思ってましたが、毎日見てると慣れたというか「そういうもんだよね」的な感じになってきました。

サンダーホークの製作にかなり苦労したこともあり、もう巨大モデルは懲り懲りと思っていたのに、「喉元過ぎれば熱さ忘れる」とはよく言ったもので、
リーヴァータイタンに対して抱いていた畏敬の念が、いつしか憧れというか親しみに変わっていったのでした。

しかし、リーヴァータイタンの大きさは想像を絶するものでしょうし、金額も超高額の415ポンド。
空前の円高ポンド安のおかげでコレが発売された時よりは随分安く購入できるんですが、それでも高額であることに変わりはありません。
ちなみに415ポンドは本体のみの金額で、武器は一つ52ポンド〜63ポンドもします。
頭の上のミサイルランチャー含めて武器は3つなので、金額としては最低でも570ポンドになります。もう意味わからんレベルです。

ウォーハウンドは黒瞬着の鋳(イモ)付けで何とか作りあげたものの、リーヴァーにその手が通用するかどうか心配でもあったので、
広島会の代表、有機溶剤さんに電話で相談しました。
というのも有機溶剤さんは同じく広島会のケイオス使いかりびあんさんのケイオスウォーハウンドタイタン製作に際し、色々と技術指導をされており、
強力なネオジム磁石を仕込んだパーツ分割可能かつ可動式のタイタンを作り上げるのに尽力されていたのです。

Rman「じつは、リーヴァータイタンが欲しいんですよ・・・」
有機溶剤さん「ほぉぉぉ、いいじゃないか!ぜひ買いんさい」
R「いやぁ、作れるかどうかちょっと自信が無いので、ぜひ磁石関連で技術提供していただけませんか?というか組み立て手伝ってください!(笑)」
有「そりゃぁもちろん手伝っちゃあげますよ。製作に関する前向きなネタにはいつだって協力しますよ!」
R「おぉ!そういっていただけますと大変心強いです。ありがとうございます!では購入します!」

てな感じで背中を押していただき、勢い購入に踏み切りました(笑)。

購入(平成23年7月某日)

リーヴァータイタンを勢いとノリで注文することにしたものの、さすがに金額が大き過ぎるし、どうせいつ作るかわからんし(笑)、ってことで
武器の購入は先送りして、とりあえず本体のみを注文しました。
注文してすぐに届きましたが、買うまでの妄想期間が一番楽しい時でしたね。モノが届いたら一気に現実に引き戻されました(笑)

ボロい段ボールがドンっと届きました。注文して5日で届きました。
送料は250ポンド超えているので無料なのが嬉しいトコロ。
箱を開けたら「うげぇ」って感じ。
予想はしてましたが、なんかギッシリ詰まってます。
これがパーツが入ってる袋全部です。なんかもうわけわからんパーツ数。
あ〜これ誰が作るんだろうって人ごとのように思いました(笑)
ひとつ超嬉しかったことが説明書が8枚(両面で16ページ)もあったこと。
サンダーホークはたった3枚でしたから、この枚数は非常に心強い!!
お約束のアデプタスメカニクス認定証。
化粧箱というかパッケージすらないフォージの巨大兵器を購入した際、箱を開けるときの唯一のお楽しみがこの認定証です。

この認定証によると僕のリーヴァーは全世界で1167番目に製造されたキットだそうです。
「リーヴァーって1000個以上売れてるんだ、すげーな〜世界にはハードコア趣味人が一杯いる!」って思ってしまいましたが、
有機溶剤さん曰く
「全世界のプレイヤー総数からすると全然少ないでしょう1000個ってのは、やっぱりコレを作る人は全世界的にも少ないんだねぇ」ということでした。
まぁ僕みたいに使うあてもなくとりあえず買ったって人も多いでしょうし(笑)、
実働しているリーヴァーは半分の500体くらい?でしょうか。もっと少なかったりして。

まぁ、とりあえずモノが来て一安心、というよりパーツの数にビビったんで、届いた段ボールごと押し入れの奥深くに格納しました(笑)。


製作開始!
まずはパーツクリーニングから!(平成23年8月23日から25日)


リーヴァータイタン購入から1ヶ月以上、段ボールごとすっかり放置しておりましたが、いきなりやる気が出てきました。
こういうのを「衝動」って言うんですかね(笑)。8月23日の夜から作業を開始しました。
まずは検品(笑)。総勢200個近いパーツ数ですが嬉しいことに欠品はひとつも無し!この辺はさすがフォージの目玉商品だけあってちゃんとしてますね。
ま、しかしコレですよ(笑)。ちなみに手前の黄色いのがスペースマリーンです。
このパーツ群を見てまともな神経の持ち主ならば先行き不安にもなろうかと思われますが、
僕の場合は「よ〜〜〜し頑張るぞ!」と気合いが入るわけですから、ある意味無謀だなと今にして思います(笑)。
パーツの抜け具合の素晴らしさの秘密が、この余分なレジンの量ですか。
もうニッパーとかで切断できるレベルではないためノコギリ登場です。
約2日間パーツをクリーニングし続け、切除したバリやらタグやら諸々。
こんだけのレジンがあったらドレッドノート5個以上作れるでしょうね(笑)
一通り、パーツを全てクリーニングしました。2日間で約4時間作業しました。
並べてみると、やっぱりパーツ数がもう半端無い感じです。でもまぁ、なんていうかサンダーホークの時ほど「ヤバイ」感じはしませんでした。
というのも、パーツの状態がまぁまぁ良いのです。サンダーホークはパーツの歪みとかヘコみとかがあって前途多難な感じだったんですよね。
このリーヴァーはそういうことはほとんど無くて、(とはいっても5ミリくらいの段差は日常茶飯事ですが)
ごり押しのパーツクリーニングでほとんどのパーツは綺麗になりましたし、これなら普通に組み立てていけば完成しそうじゃん?と思いました。
これがリーヴァータイタンの頭です。内部までガッチリ作ってあるのは
さすがフォージって感じです。中はねぇ、塗らないんですけどね。
クルーも凄まじい出来です。もはやオーバークオリティーと言っても
過言ではありません。中は塗る気が無いので、関係無いんですけどねぇ。
これはウェポン・サーヴァイターという中の人です。
ちなみにクリーニング中に勢い余って親指をズバっと削ってしまいました。
もう血がボタボタ出て、痛かったけど・・・根性で作業はつづけました。
説明書のうちから一コマ。組み立てたらほとんど見えないのに、
こんなに内装が充実してます。誰がこんなん塗るんや!みたいな(笑)。
ヤバイのがこの手のチューブやたパイプ、ピストン類。
半端無い数です。しかもピストンの多くは余分無し(笑)。
1本たりとも無くせません。しかも組み立てにあわせて、
ピストン類の長さは自分で調節しながら切れって書いてあります。
失敗は許されません!さすがフォージ。
説明書のうち、パーツチェックリストが5ページにわたってあります。
今回のキットで一番嬉しかった点といえば
チューブ類がちゃんとキットにフィットするように曲がってたことです。
ウォーハウンドはまっすぐのチューブを自分で好みに曲げてくれ、
みたいな感じで大変だったんですよ・・・。

武器を注文!(平成23年8月29日)

8月28日の広島ミニチュアゲームの会で久しぶりに参加して遊んだこともあり、製作モチベーションはさらに上昇!
普通はスペースマリーンで遊んだところで、スペースマリーンの増強を頑張るぞ!となるところですが、机の上に広げたリーヴァータイタンのパーツ群を前にして、
これを放置できないってことで、とりあえず次のステップ、パーツ洗浄をすることにしました。

その前に製作を本格的に始める覚悟を決めるために、武器をフォージワールドに発注しました。
注文したのは頭に背負う「アポカリプス・ミサイルランチャー」と定番中の定番Dウェポンの「レーザーブラスター」、見た目が熱い「メルタ・キャノン」の3つです。
いつ届くのかはわかりませんが、武器が届くまでに本体がそれなりに形になっていれば、製作に勢いが出るかもしれないという目算もありました。


洗浄(平成23年8月30日から31日)

ゲームズワークショップ社のシタデル・ファインキャストとは違い、フォージワールドのレジンキットは型から外す時の離型剤がベタベタに着いてます。
触るとベタベタするぐらいですから、この離型剤を確実に落とさねばペイントもままなりません。

この洗浄作業がもう超面倒で、面白くもなんともない作業なので僕にとってはかなり苦痛な時間です。まぁ離型剤落としの作業が好きな人も少ないでしょうね(笑)
まずは桶に洗剤を混ぜたお湯を張って、そこにキットを1日間漬けこみました。
離型剤をキットから浮かせるのが目的です。
非常に小さいパーツもあるので、
それらは個別に袋に入れて洗剤水に漬けておきました。
準備したアイテムは粉のクレンザーと大小ブラシ2本、
手荒れを防ぐためにゴム手袋も準備しました。
風呂場にて。クレンザーをしっかりつけてガリガリ言うほどの勢いで磨きました。
レジンはけっこう硬いのでパーツが痛んだりすることはありません。
約2時間くらいかけて全パーツを徹底的に磨きました。もうアホかって量だけに後半はウンザリしてきましたが、頑張りましたね(笑)。
磨く際に結構手に力が入っていたのか、終わった後は手のひらが痛くて大変でした。
それと以前、風呂場でフォージのキットを洗って、パーツを無くしたことがあったので(たぶん排水溝に流れた)、
今回はそういうことが無いように気を配りながらの作業でした。
洗浄が終わり水分をしっかり拭きあげて、パーツを触ってみるとヌルヌルベタベタは雲散霧消し、キュッキュ、サラリとした肌触りになっておりました。
洗う前はワサビのような辛みがあった表面も、洗浄後はミントのような爽やかな味わいでした(うそですよ)。
まぁ、とりあえず、頑張って洗浄しただけあって、実に良い感じです。


組み立て(平成23年8月31日から9月1日)

洗浄が終わって2時間くらい乾燥時間を置き、夜9時頃から作業開始。
キットはまだ生乾きで奥まったところに微妙に水分が残ってたりもしましたが、がちゃがちゃやってるうちに乾くじゃろ!と適当な感じで組み立てを始めました。
乾燥などの地味な作業を丁寧にすることも大事だとは思うんですよ。でも、それ以上に「勢い」とか「パッション」が重要なんです。この手の大物は!(笑)

基本的に組み立てにはこの2つを使います。
Waveの黒い瞬間接着剤と瞬間硬化スプレー。この2つが無かったら、
僕みたいな素人ではこれほどの巨大レジンキットの組み立てはまず無理。
それほどにこの2つは偉大なツールです!趣味人全員にオススメしたい!
組み立て前に説明書をしっかり読み解き、例によって仮組などはせずに(笑)
パッパと組んで行きました。リーヴァーは仁王立ちが似合う!と思ってたのに、
ついつい色気が出て関節を微妙に曲げてしまいました・・・・。
このピストンパーツがもう半端無く面倒だろうなぁと思ってましたが、
案ずるほどでもなく、割にサクサクっとハマっていきました。
足を組み立てる上で懸案事項だった腰下のチューブも黒瞬着のパワーで
無理やり接着しました。微妙にちゃんと出来てませんが、
塗ったらわかりません、きっと(笑)。ここまでやって寝床に就きました。
翌日の夜に作業再開。
足の爪の接着にあわせて2本のピストンを組み込みます。
このピストンは長さの調節が大変難しかったです。ヤベ、切り過ぎた!とか。
でもまぁ苦戦しつつ、何とか全部くっつけました。
作業時間としては1時間はかかった気がします。
これにて足が完成!よっしゃ〜と思いきや・・・・
しまったぁぁぁぁ!!!!
正面のアーマープレートと背面のアーマープレートを逆にくっつけていることに気が付きました。
うわぁ〜かなり目立つ部分なのにどうしようか・・・と一瞬思いましたが、昨晩の股下チューブ接着にかなーり苦労したのを思い出し、
これをやり直すのは嫌だったので、「ま、いっか!」とそのままにすることにしました。物事を完結させるためにはこのテキトーさも必要なのです!(笑)。
まぁ、仮組みしとけよって突っ込みは大いにあろうかとは思いますけどね・・・・。
ボディーはの各ブロックは接着せずともガチっとフィットする構造で、
バラしてペイント後、再び組むことが可能になっていました。
しかし、凄い内装です。塗らない人からするとここを端折って
30ポンドでも安くして欲しいとか思うんじゃないでしょうか(笑)
頭の中もすごく緻密です。
ちなみに頭の下のチューブも最初からそれなりにフィットするように
曲げてあったので大変ラクでした。
まぁ最後は黒瞬着で無理やりでしたけどね(笑)。
とりあえずアーマーも装着させてみました。
これにてとりあえず組み立ては完了です!
いや〜〜〜勢いで組んだとはいえ、やはり形になると感動しますね。
でけー!!!!って感じです(笑)。
ほんま、こんなん塗れるんかいな?って思いました。
下の黄色いのがドレッドノートですからね。小さッ!
ウォーハウンドタイタンと比較してもこの背の高さ。若干足を曲げているので、仁王立ちだったらもっと背が高く見えることでしょう。
ウォーハウンドの製作もけっこう(かなり)勢い重視でしたが、さすがに勢いでどうにかなるサイズじゃないなぁ・・・・と思いました。
サンダーホークの時並みに長期戦を覚悟でペイントすることを心に誓いました。といってもサンダーホークも丸々2週間程度でしたけどね(笑)。
目標としては9月一杯に完成させたい!ということにしました。それならメインのインペリアルフィスト増強にもそれほど影響は無いでしょうしね。


アンダーコート(平成23年9月2日)

組み立てが終わった翌朝の早朝、アンダーコートを吹きました。ここで吹いておけば、仕事終わってからすぐにペイントを開始出来る!という思いもあり、
台風の影響で若干湿度が高めなのが気になりつつも、勢い実行しました。ムチャですね(笑)

吹くのはもちろんシタデルのアンダーコートスプレーです。
もうこれ無しではペイントは考えられない!ってくらい高性能だと思います。
とりあえず吹きます。まぁ、湿気でカブらないか心配で様子見しながら・・・・
うん、大丈夫そうだな!よし!ぶわーーーー!!!!
ってな感じで吹きました(笑)。
赤色で塗るつもりのアーマー関連は
スカルホワイトのアンダーコートスプレーを吹きました。
雨が降ってきました。もう湿度はかなりのもんですが、
ギリギリセーフでしたかね?
仕事が終わって夕方帰ってきてから
アンダーコート済みのリーヴァーを組んでみてニンマリ。
晩御飯を食べる前にスプレーを吹きます。
僕のタイタンはウォーハウンドの時と同じくレギオ・メタリカという配色なので、
赤色がメインです。タミヤのイタリアン・レッドという色をチョイスしました。
空模様は曇り空。雨も降っており、湿度はかなり高めです。
ま、でもあんまり気にしてたら作業が進みませんから!
いいのかそれで!という感じですが・・・
丁寧に吹いていきます。
湿気が留まらないように扇風機の風を軽く当てつつスプレー。
3、4回に分けて丁寧にムラなく吹いていきました。
かろうじてカブることもなく、綺麗に吹けました。
まぁ、予定通りですけどね。
ドライヤーで強制乾燥させた後は、後のペイントで塗料が乗りやすいように、
つや消しのトップコートを全体に吹きつけました。このトップコートにより
表面が若干ザラっとしてシタデルカラーの食い付きが非常によくなります。
ボディーにはライト・ガンメタリックというスプレーを吹きました。
これもまんべんなく数度にわたって丁寧にやっていきました。
足もメカ部分が多いのでガンメタを吹きました。
奥まったところとかはもう筆じゃ無理なので、スプレー必須かもです。
ドライヤーで強制乾燥。まぁ、あんまりオススメはしないんですけどね。
基本、経験に基づく無理やり工程です・・・・。
こんなむちゃくちゃは当然ながら教科書には載っていません!笑
銀ベタ部分にもトップコートを吹きつけました。
スプレーすると色によっては表面がツルツルになって
筆塗り塗料を弾くことが多々ありましたので、
このつや消しスプレーを吹くのが定番作業化しました。
スプレー完了後の状態です。スプレー吹いたら何だか完成までの道のりが明確に見えてきた感じがしました。
それにしても足がデカくて、これを塗るのは大変だろうなぁと思いました・・・。
とりあえずまた組んでみました。じゃーん!かなり良い感じ。完成後のイメージがだいたい掴めてきました。
正直申し上げますと、フォージの見本配色である青&黄色の配色(このページの最初のポスター写真のやつ)が格好良過ぎて参ってたんですよねぇ。
ウォーハウンドを赤く塗ってしまった結果としてリーヴァーも赤く塗るということに少々、後悔に似た念を抱いていたので、
この時点でちょっと嬉しくなってきました。こいつは意外にも格好良くなりそうだ!ってな感じで。
晩御飯を食べた後、湿度がマックスに近づく中、
最後のスプレーワークを始めました。マスキングテープを張り・・・
黒スプレーをブワーっと吹きます。
マスキングテープを剥がすとこんな感じにストライプ模様が入りました。 メタリカは赤&白黒コンビネーションがカラーパターンなのです!
これにて全スプレー作業が完了しました。


中編(ペイント編)に続く




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