絵画展ミックスアートへのミニチュアの出品
Written by Rman
第二回絵画展覧会「ミックスアート」

開催日
平成21年4月24日から26日の3日間
場所
防府市地域交流センター(アスピラート2F) 

ポスター アスピラート
ミックスアートという絵画展に僕のウォーハンマーのミニチュアを展示しました。
この絵画展は防府市の絵画サークル「アトリエ・アミ」さんとそのメンバーのお友達が集まって、日頃の成果を発表するというものです。
そもそも僕が何故(笑)出品することになったのかと言いますと、このサークルに参加されているメンバーの方に知り合いの方がいらっしゃって、
今までも何度か展覧会にご招待いただいたことがあったのでした。

今年に入ってすぐの頃、
「昨年やった展示会、今年の4月にまたやるから、ぜひ見にきてね、ところであなたは最近絵を描いてる?」
「いや〜僕は最近絵は描いてませんね〜ミニチュアの色塗りにハマっちゃって」
「ミニチュア?どんなもんなの?ぜひ実物を見たいわ」
ということになり、作品を見せにアトリエ・アミさんにお邪魔したのが1月末。

「わ〜これは凄いわね〜こんな小さいものによくもまぁ!」などと幸いにも好評を頂いて、
「ぜひ私たちと一緒に展示しましょう!」
「あ〜でも僕のはアートじゃなくてホビーっていうジャンルなので、どうなんでしょうかねぇ」
「何言ってるの!これも立派なアートじゃないの。これはインパクトあるし、絶対来場者の目をひくわよ!ポスターにも載せましょうかしらね」
「そこまで言ってもらえるなら、お恥ずかしい限りですが、よろしくお願いします!」
と、こういう感じです(笑)。

よく考えたら、こういう自分の作品を展覧会に発表するなんて大げさな機会ってなかなか無いですよね。
絵でもこういう機会は得難いだろうに、ましてやミニチュアという(少なくとも地元では)全く認知されていない分野のものは。
それで、僕もウォーハンマーを始めてから10年目の節目に良い機会を頂けたと思って、張り切って準備をしました。

展示台に添えたメッセージ
4月23日木曜日、準備の日。展示室はアスピラートの部屋でも一番大きい部屋で、絵を壁にかけていきました。
こういう絵画展の準備なんて初めての経験でしたが、絵画が壁にカチっとくっつくまでに、様々な大変な作業があるのを知って驚きました。
僕の方はというと、「絵は壁なんだから、お人形さんの展示台は真ん中に置きなさいよ」ってことで(笑)、会場のど真ん中にミニチュアを並べました。

今回は気合を入れて、ここ3年で作ってきたエンパイアとハイエルフのバトルシーンをバトルボード上に再現しました。
テーブルの余白には僕からのメッセージとテクリス師とグリフォンリージョンの拡大写真(RORに掲載している分)を飾っておきました。
もちろん、虫眼鏡も置いておきました。
それにしても、皆さんの素晴らしい絵画の中にあって、ミニチュアがあまりにも異色なので、
自分でも恥ずかしくなってしまいましたが、「せっかくミックスアートって名前にしたんだから!」っていうことで、ま〜何とかなるか〜と開き直りました(笑)。

24日金曜日、初日。
この日、僕は仕事なので夕方に仕事の合間を見て、ちょっと会場の様子を見に行きました。
そうすると、「あなたのお人形さん、大人気よ!」とメンバーの方。
それからすぐに数名のお客さんがいらっしゃって、「本当にこれは素晴らしいですね〜」とお褒めを頂き、とても自信がつきました。

25日土曜日、26日日曜日。
朝9時開場から、メンバーの方々と一緒に会場に居ました。沢山の方々がご来場下さいました。
写真を見ていただけたら伝わるかと思うのですが、ほんとに多くの方々がじっくりとミニチュアを見てくださいました。
そして自分で言うのも何ですが(笑)、大好評をいただきました。
一見すると全くミニチュアに興味の無さそうな方でも、やっぱり絵が好きで見に来られる方だけに、
皆さん虫眼鏡をもっていただいて、じっくりとミニチュアの顔まで興味深げに見てくださいました。
ご来場いただいた方々から頂戴したお褒めのお言葉には嬉し恥ずかしでした(笑)

「いや〜私はこういう素晴らしい趣味があるなんて、全く知りませんでした」
「わ〜ほんとに顔までしっかり塗ってあって、表情まで見てとれますね!」
「このひと韓流の人みたいで、イケメン〜(←アリス・エーナル笑)、綺麗ね〜」
「おぉ、こりゃ映画俳優みたいな顔しとるわ、ワシほどじゃないが笑」
「お若いのによく根気強く続けてですね〜やっぱり虫眼鏡で見ながら色を塗ってるの?
  え?肉眼で!?さすが若い人は違うわねぇ〜笑」
「まこと、凄いものですよ、この世界観は。感動させられました」
「今にも動き出しそうな雰囲気ですね〜。一人一人生きているみたい!」
「防府市にこんな素晴らしい趣味をお持ちの人がおられて嬉しいです」
「絵を見たあとに、最後、なんだろうと思ったらこれツボにハマりました(笑)。
  これほんと塗ったんですよね?いや〜見事ですね」

などなど(笑)。僕も思わずニコニコしっぱなしでした。
そして2日間ともあっと言う間に夕方5時になり、無事に閉会となりました。

今までもRoRを通じて、ミニチュアを作っている仲間に新作を見てもらうのも素晴らしい経験でしたが、
このたび、こうして地元の展覧会で一般の方を相手に今まで作ってきたミニチュアを見ていただき、大好評たったのは本当に嬉しいものがありました。

そして、メンバーの方々が描かれた絵について色々なお話しをうかがったこともまた楽しい経験になりました。
絵とミニチュアは全然違うものですが、やっぱり話しが合うことも沢山あって。

皆さんから「来年もぜひ一緒にやりましょう!」と言っていただけて、本当に嬉しい気持ちで一杯になりました。

最後にメンバーの皆さんと記念撮影をパシャリ!

思い切って出品してみて本当に良かったです!これからも製作に力が入りそうです!



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