Written by 卵帝
イベント日
2016年5月3日、4日
場所
東広島芸術文化ホール「くらら」
参加者
有機溶剤さん(主催者)、鉄さん、スニャフキンさん、狂道化さん、Rmanさん、バールさん、
粥さん、量産型さん、ベルさん、ハセガワさん、ダニエルさん、玲花さん、卵帝(順不同

社会人の心のオアシス5月のゴールデンウィーク!

廣島ミニチュアゲームの会は、2日会場を借りて遊ぶ特別例会をやったりやらなかったりで、今年は特にそういう相談はしていなかったのですが、
丁度1年前に広島にヘヴィギアを遊びに来られた
神奈川の粥さんから「今年はヘヴィギア会やらないんです?」と打診を頂いたので、
じゃあやろうかという感じで決まりました。
実に適当なのが廣島会です(笑)。

特に大規模な告知もせず、会場でのんびりやるぐらいのつもりだったのですが、
最終的には結構な人数の方に参加して頂いて、非常に盛り上がりましたので、レポートという形でまとめさせて頂こうと思います。

奥様のお許しを得て参加されたRman君も、RoR読者の方は基本的にレポートを書く際は登場しているので、
いつも来ているイメージがあるかもしれませんが(笑)、何と廣島会そのものに参加するのは2年半ぶりですからねー。会うだけなら、僕は半年ぶりぐらいでしたけど。

今回のレポートを書くにあたって、過去の5月連休はどんな感じだったかなーとレポートを読み返すと、色々懐かしいんですよね。あー!こんなことあったわ!とか。
HPは古い形態になりつつあるとは言え、何年経ってても流れたり風化したりせずスっと見ることが出来るのは大きな利点だと感じました。

そういうワケで、今度のやつも何年か後に僕が見返して笑えるようにという自己満足で書かせて頂きますが、お付き合いください。

5月3日
粥さんは、2日から広島入りされ、ヘヴィギア遊んだり、テレインペイントをしたりとかありましたが、イベント本番から記録に残させていただきます。
やってきました!東広島芸術文化ホール「くらら」。
今まで廣島会チャプターの要塞院として使われていた「東広島生涯学習センター」は、老朽化のためその役割を今年の2月一杯で終えています。
その機能の全ては、この新施設に移行されておるのです。
旧会場の道向かいなので(笑)、何年も前から建造されていくのを見つつ僕らも遊んでいたわけですが、遂にこの時が来たかー!って感じはありますね。
廣島ミニチュアゲームの会が内輪のゲーム会ではなく、サークルとして対外的に活動を開始したのは2005年春からですから、実に11年間の思い出が詰まった会場だという事になります。
寂しくもありますが、今は取り敢えず、よろしく新会場!ですかね。
内部へ入ると、巨大なホールが目を引きます。
近くのコンビニで偶然合流したRman君もご機嫌の様子(笑)。
館内にはレストランなどもあります。
会場へ到着しました。なんか、モニターとかあって凄いですよね(笑)。
しかし、特に催し物が予定されていないのか、この2日間は殆ど人がいなかったイメージですね。
会場は工作室なので、ちょいと机がゴツいですが、参加者の皆さん、セットアップを開始しました。
今日は、40kが2卓、PPが1卓、そしてヘヴィギアが1卓です。

ヘヴィギアブリッツ!
この極めてカッコイイロボゲーに関しては、去年粥さんとともに命を振り絞って書いたレポートがありますので、興味がある方はそちらを先に参照して頂くことをオススメ致します。
因みに、そのレポートでは、去年の8月ぐらいに新版リリース予定!と書いているのですが、
現在未だに(ほぼ完成とは言え)テストルールのままで、今年の8月も大丈夫かどうか怪しい雰囲気を出しています(笑)。
まぁ、今年中には何とか!日本中をヘヴィギアが席巻するに違いないと確信しております(笑)。
来年は新版のレポートをお届けできるといいですね…


そういうワケで、ヘヴィギア卓セットアップ完了です。
昨年のレポートバトル程ではないとはいえ、十分にヘヴィな戦場であると思います。


中でも目玉の1つが、アンコールワットめいたテレイン群です。
コレは、昨年末に僕がカンボジア旅行へ行きまして、その際に土産物屋を何件も物色しつつ買い集めたモノでして、大きさ的にほぼ1/144であるという確信があります。
まぁ、顔の像とかは違いますけど。多くの日本人が共感するように、ロボ物と古代遺跡の親和性は凄まじいものがあります。
即ち、まさにヘヴィギアを遊ぶためのテレインと言えるでしょう(笑)。材質はレジンです。多分。

これらを、昨日粥さんの協力を得て突貫工事で仕上げて投入しました。どうもありがとうございました。
アンコールワットは、本来密林の遺跡ですが、ヘヴィギアで主戦場になりやすいのは赤道付近の砂漠地帯であるため、
砂漠の遺跡風にペイントされるのは避けえぬ運命と言えるでしょう(笑)。


もう1つの目玉は、粥さんが建造された前線基地めいたアレ。
こういうの作らせたら、粥さんのセンスは一品ですよねー。パーツ選びのセンスが素晴らしいですね。
ラビアンローズとか、フリーザ様の円盤とかそういうものから出来ておるらしいです。電飾ギミックも凝ってますね。

それでは、簡単ですがバトルレポートをお届けします。
ストーリー
予てより、テラノヴァ衛星軌道に再集結し、降下の準備を進めて来ていたCEFが、第何次かはもはや数え切れぬ侵攻作戦を開始した。
先遣部隊の落着地点は、赤道直下のニュコール領ケヤードディン市近郊である。

圧倒的な地球軍の戦力に対抗するため、臨戦態勢のNSDFは勿論、ノース軍、サウス軍による迎撃準備が行われているが、
地球軍先遣部隊の橋頭堡形成を妨害するための遅滞戦闘命令が、都市国家ケヤードディン市に下された。

世界最大規模のギアアリーナを有するかの都市は、防衛部隊の大半が、アリーナのランカー達によって構成されており、
軍隊的な組織行動からは最もかけ離れていると言えるが、個々の技量の高さは折り紙つきである。
トップランカーの1人である女傑、ネザークイーンに率いられた猛者たちが、日頃の敵愾心をよそに団結して戦地へ赴く…緒戦の趨勢は、彼らの活躍如何にかかっているのである。

アーミー紹介
ニュコール300ポイント(KADAサブリスト)
アリーナヒーローズ


この1年で建造された、粥さんの新アーミーは、ニュコールです。ニュコールといっても、僕のものと同じアーミーとは思えませんね(笑)。
それもその筈、このKADAサブリストは、前述したように、ギアアリーナの強豪達による急造部隊を再現するために、
通常はアーミーに1体だけのデュエリストを何体でも入れられるというルールになっているのです。

機体の国籍も問わず、大体どこの勢力からでも引っ張ってこられます。一応ニュコールの都市国家アーミーの1つという体裁はありますが、
実際は、好きなギア買って、カスタム機てんこ盛りでヒャッハァー出来るお祭り的アーミーと言えるでしょう。

僕も気になってはいましたが、正式ルールで変わったら怖いので(笑)手を出しにくかったところ、粥さんは勇気あるなーと思います。
ともかく、ヘヴィギアの編成の柔軟性の極地みたいなアーミーですね。超楽しそう。

隊長である、ネザークイーン率いる部隊。アリーナを盛り上げる儀仗兵的存在だとか。
金ピカの騎士っぽいヤツがジェネラルです。他の機体も原型が何か分からなくレベルで(笑)カスタムされていますね。
因みに、デュエリストと単に見た目を派手にしただけの一般機(笑)が混在していますが、
その辺をいちいち解説していたら長くなりますので、ともかく実際はアーミーの約半分の機体がデュエリストだとご理解ください。

山岳戦ギア、ランシエを主体とした、局地戦部隊。コレは分かりやすいですね。
アシュランッンー…みたいなヤツとニンジャ的なのがデュエリストです。赤いのがビショップ。ニンジャが首狩りジェイソン

アリーナでも悪名を馳せる、ナーモブ四兄弟の部隊。
ガンダムヘビー何たらっぽいのが、長兄、ガサツ・ナーモブ。小型の偵察機が、次兄ヒレツ・ナーモブ。
ピンクのボアが3男ソコツ・ナーモブ。ザクっぽいのが、末弟ウカツ・ナーモブ。
編成的な意味ではなく、ロールプレイ的な意味で、アーミー中一番ネタ度の高い部隊ですね(笑)。

アリーナの護衛役として雇われている傭兵部隊。傭兵だからカスタムせず、地味な主力量産機シャスールに乗ってます。
一番手前のが隊長のエイリアス。重機っぽいヤツが、イシュトヴァーン爺さん。

アーミーの中でも最強を誇る、破戒僧ゲビル・ゲス・ゲドー。
デュエリストは通常はギアにしか乗れないのですが、1体だけ、大型機のデュエリストを作っても良いよ、というこれまた熱いルールがあります。
まさに、力こそパワー!ベース機は、ノース軍のギアストライダー、シミターですね。
この特徴的な武器は、ノース軍の戦闘僧侶が装備するもので、これ持ってるから坊さんなんだね、というのがひと目でわかる装備です。

2本持ってるのは熱いですが(笑)。

今回の粥さんは、かなりマニアックなアーミーを繰り出してきましたが、それに対抗する僕の地球軍はコレです!

CEF300ポイント(ホバータンクバタリオン サブリスト)
テラノヴァ外縁軌道統制統合艦隊所属 第506重戦車大隊


コレが、僕のセカンドアーミー地球軍です!
まぁ、ちょっと、例の宇宙人みたいな配色に見えない事もないのですが(笑)、僕も考えなしにやっとるワケではないのです。地球軍の特徴として、
@ 植民地拡張政策を進めている。
A 最新鋭ビーム兵器やホバー技術など超科学力を有する。
B 軍人の大半は、肌が青く、ハゲのGREL(遺伝子強化兵)である。
C 主力がバトルフレームというロボとホバータンクである。
D バトルフレームにはジェットパックという名前の装備がついている。
E 基本的に接近戦がゴミ。
…どうでしょう?

ここまで共通点があれば、僕がそういう配色で塗りたくなるのも致し方なしと思って頂けるでしょうか(笑)?

アーミーコマンダー、ヘチ大佐の乗る、スーパーヘビーホバータンクHHT-90!
戦車というより、対艦攻撃用の小型駆逐艦という扱いに近いようです。テラノヴァには大海が無いので、海軍は全て地上戦艦という熱い設定がありますので。
現在、ヘヴィギアで単体コストが最も高いモデルです。まぁ、このクラスのバトルなら全然使えますが。
車体と砲塔で別ユニット扱いという特別なルールがあります。地球軍遊ぶなら、是非作りたいミニチュアでした。

前にいる偵察機とちっこいフレイルバトルフレームも同じ部隊です。
フレイルは、安い見た目の割に(笑)強化人間の中でもチョーズンなエリートが着ているため、回避、殴りともに超強いです。

ミディアムタンクスカッド。他勢力の重戦車相当のコスト、能力ですが、アレがいる関係上、ミディアムにならざるを得ませんよね(笑)。
手前が新型プレデター級、奥が旧型プレデター級ですが、性能差はほぼないです。

ライトタンクスカッド。新型プロウラー級軽戦車。まぁ、性能はテラノヴァの同クラス兵器と比べても普通です。
地球技術を持つニュコールでも使えますしね。ただ、このホバータンク編成の特殊ルールで、側面からの奇襲攻撃ができます。
後ろの重量級バトルフレームは、ミサイルとか臼砲とか撃つ役回り。

我が軍のデュエリスト、クリムゾン・クライシス。
まぁ、ちょっと気まずい感じのアレですが(笑)、違和感ないですよね?
むしろ、完成した瞬間本家よりカッコイイんじゃないかと一瞬思ってしまったぐらいです(笑)。
こう見えて、ガチ偵察機で、火力は相当にありますが、接近戦はゴミです(笑)。持ってる剣は、ただの棒に等しいですね…
基本的には、偵察機だけど、重量級だから死ににくいよねってのがコンセプト。


初期配置完了!

そういうワケで、両軍セットアップが完了しました。実にヘヴィな戦場です。シナリオは、去年のレポートと同じ、4つの作戦目標を取り合う基本シナリオです。


KADA近郊のオールド・アングコール遺跡を中心に展開するアリーナヒーローズ。
古代遺跡と放棄された基地設備が混在する複雑な地形であれば、地球軍の足を留める事が出来ると、ネザークイーンは考えています。
「おお、来おったわ!バチ当たりどもを、拙僧が冥土へ送って進ぜよう。何、供養代は不要よ。お主らの残骸は高く売れるでの!」
遺跡にも隠しきれぬ巨体を誇る、ゲドー法師は既にやる気満々の様子。


地球軍側。地形が複雑なため、視界や移動が中々窮屈です。モデル置くときに苦労しました(笑)。
「磨呂たちが機動力を発揮できぬ瞬間を奇襲してくるとは…原住民にしては、小賢しいでおじゃるな…其の方ら、警戒を厳にしてたも!」
ヘチ大佐は、地球の極東に存在する島国の貴族階級出身であり、訛りがかった聞き取りにくい共通言語を使用している設定です(笑)。

バトル開始!
…の前に昼食です。
このタイミングで昼飯が入るのは、RoRレポートではよくある事と言えるでしょう(笑)。
廣島会の昼飯先として一般的な、きまずい感じの名前の店です。ここのビーフカツ定食は、特大で超美味しいですね。去年も行きましたが、粥さんも楽しみにされていた様子。

第壱ターン
昼食も食って、一息入れてから、バトルが始まりました。
ヘヴィギアは、交互にユニットを動かしていく方式ですので、前回同様、手番プレイヤーの名前を入れて書いていきます。
因みに、地球の科学力云々で(笑)、僕の方が先攻を取りやすい状況になっています。
あと、実際はもっと色々起こっているのですが、状況が動いたときのみ記録してる感じになってます。攻撃外したとかは、あまり記録してないです。

卵帝

まずは、ミディアムタンクから。主砲の重レーザーキャノン発射! ニンジャに3ダメージ!ギアは6ウーンズですから、いきなり半壊!幸先良いです。

ビショップ率いる山岳部隊が、装甲列車の影から攻撃!
因みにこのテレインは、粥さんが玩具をカスタムしてソレらしく作られてます。
こちらの偵察機を狙ってきましたが、障害物越しだったので楽々回避。

卵帝
「ホホホ…艦長…害虫駆除の時間でおじゃる。」
「イエッサー!ウェポンズフリー、本艦砲雷員は視界内目標に各個射撃開始!」
「な…火力が違い過ぎっ…」
主砲の直撃を受け、傭兵隊長のエイリアス、特に何もせず退場(笑)。
更に山岳部隊のランシエも撃破。 同時行動のフレイル2機が、偵察機も殴り壊しました。

「なんだい?あれくらいも突破出来ないのかい?歯がゆいねぇ!」
ネザークイーンと護衛部隊がフレイルに反撃!
しかし回避!実は、あまり射撃が得意な機体ではないのです(笑)。

卵帝
敵隊長機を目視。ファイア! ネザークイーンは殺れませんでしたが、護衛のガズエルだかガズアルだかを半壊!

「あ、姐さんに手ェ出すたぁ許ぜねぇー!殺っでやらぁー!」
ウカツ・ナーモブがロケットを制射!
範囲攻撃なので、2機まとめて損害を受けました。やりおる!
「南無阿弥法蓮華経!これがラピッドネハングレネードよ!」
ゲドー法師が肩のグレネードランチャーを発射!
しかし、ノーダメ回避ィ!こいつら強いですからね。見た目の割に(笑)。
ターン終了時に、奇襲部隊のライトタンクスカッドを側面に配置します。敵将を狙える位置!

1ターン目終了!地球軍は、損傷機は出ていますが、撃破機は無し。一方で、ニュコールは、ちょいちょい戦死者が出てきています。


第弐ターン

卵帝
僕が先攻!ここは当然奇襲部隊からです。バースト…じゃなかった(笑)
ロータリーレーザーの連射でネザークイーンを葬るつもりでしたが、半壊に留まりました。
護衛機とウカツ・ナーモブは撃破!
「ああああ兄ぎぃー!いでぇよぉー!兄ぎぃー!」
重装甲で結構耐えてたんですが、ソコツ・ナーモブも撃破。

「美しく散りたまえ!」
ビショップ君の対人散弾で、フレイル1機撃破!馬鹿な!
「イヤーッ」
半壊したニンジャが突っ込んできました。別に対決しているわけではなし(笑)。
ただ、味方に近いと範囲兵器に巻き込めないので、こちらは攻撃手段が限定されます。

卵帝
目標敵隊長機!重加粒子砲発射! 「ネザークイーン様!お退きを!」
「どこに退くって言うんだい!」
半壊状態では躱しきれず、ジェネラル死亡!
「しつこいぞ!ビショップ君!」
もう1機のフレイルに殴り壊されるアシュラなんたら。

「前に出たお味方は、相当の損害…
   つまり、ここからの手柄と報酬は全て拙僧のものよ!」

未だノーダメのゲドー法師。
フレイルに2ダメージ!あと1ウーンズです。
「クソ坊主に手柄はやれねェー!
  たまらないなぁー人殺しというのはぁ!」

続けてフレイルを狙う、長兄ガサツ・ナーモブ。
因みに、僕が適当にセリフ書いてますけど、
キャライメージはゴステロでとか粥さんの設定を反映させた上ですので(笑)。
しかし華麗に回避!コイツの写真ばかり(笑)。
「スキ有りでし兄貴!早う死にんさい!」
更に、次兄ヒレツ・ナーモブまでもが集中攻撃に参加!
遂にフレイル部隊全滅!まさか偵察機如きにトドメを刺されるとは思いませんでしたが…
しかし、MVP級の活躍でした。大善大アレ的なアレに殉じましたね。

卵帝
「グワーッ」
ジャミング波を展開していたニンジャでしたが、タンク出目が良く撃破。
「目標、敵重ストライダー…ロック。座標情報送信。」
「尻尾を掴んだか…
  良くやったでおじゃる。
   まさに先見者の如き活躍。」

先ほどミサイルスタンバイをしていたタンクから、
ゲドー法師に攻城ミサイルが雨あられの如く降り注ぎます。
「どこから来おった!
  そろそろ退き時かのぅ…
     命あっての物種よ。」
ゲドー法師半壊!
凄まじい威力のミサイルです。流石地球の科学力(笑)。

「あの野郎か!隊長の仇!」
生き残っている傭兵部隊がグレネード発射!
デュエリストに1ダメ。まぁ、かすり傷です。
しかし、コイツ、勇猛さとはかけ離れた存在です(笑)。
もう1機がこちらの偵察機に撃ってきますが、これは回避。
第弐ターン終了です。
ニュコール側の損失が馬鹿にならない事になってきました。1ターン目は上手く隠れていた連中が、攻撃のために出てきて、反撃でやられていった感じですかね。

第参ターン
「聞けぇーい貴様ら!我らが隊長は名誉の戦死を遂げられたァー!
  よって指揮はこの俺様、ガサツ・ナーモブが引き継ぐ!」
(ククク…あの目障りな女が消えれば、手柄と褒賞、
  果てはアリーナスターの座まで俺様が頂きよォーッッ!)


しかし、先攻は僕(笑)。

卵帝
「磨呂はそろそろ狩りに飽きたでおじゃる。
  これ艦長、早う終わらせぬか。」

HHT-90の全火力が解放されます。
「グワァー!脳がァー!脳が痛ェーーッ!」
主砲の直撃を受け、ガサツ・ナーモブ退場(笑)。
「ヒィィィ!カネ!ワシのカネが燃える!
  ヒヒヒ…地獄の沙汰もカネ次第よォーッ!」

ミサイル直撃でゲドー法師も撃破。
「そうだ…孫にシチューを食べさせてやらねば…
  昨晩、コトコト煮込んでおいた孫の生首シチューを…」

後ろで確保要員としてウロウロしてたイシュトヴァーン爺さん、行きがけの駄賃で死亡!
「兄貴…ソコツ…ウカツ…みんな死んじまったでし。
つまり…報奨金は全てワシのモノねよ!おまいら!今しぐにトンズラよ!」


指揮権が移譲したヒレツ・ナーモブのクレバーな判断により、アリーナヒーローズは撤退。粥さんアーミーが確保能力をほぼ失って投了という決着になりました。

エピローグ
かくして、都市国家ケヤードディン防衛軍の遅滞戦術に手を焼いたCEFは、降下作戦で最も必要とされる初動の遅れを回復出来ないまま、ノース、サウス、NSDF連合軍との本格的な戦闘に突入した。

現在の戦局は、若干のCEF優勢で進行しているが、今後、パクストンアームズ社、そして謎の勢力ブラックタロンの加勢などにより、形勢が持ち直す可能性を十分残している。
初期の作戦で、名誉と引き換えにほぼ壊滅の憂き目にあったケヤードディン市の戦力回復には相当の時間を要すると思われるが、アリーナを目指して全世界から集まってくる無法者は多い。

彼らが存在し続ける限り、ケヤードディンの隆盛は続くであろう。
お疲れ様でした!

まぁ、デュエリスト系は、接近戦はグロいですが、別に射撃が強くなるわけではないので、射撃主体のT…じゃなくて地球軍相手では、ワンサイドっぽい展開になってしまいましたね。
本家もそんな感じですしね(笑)。

前日も僕は(別アーミーを使用しましたが)このアーミーと闘っているので、お互い予想はついていた部分はあるんですが。
わざわざ廣島に来てのレポートで、去年と同じサウスを使用してもしょうがないだろうと言うことで、見栄え重視でお互いアーミーを変えての対戦というところを優先した結果でした。

ともあれ、正規軍のギアだけでなく、このような(強いかどうかは別にして 笑)本能の赴くまま好き放題組める編成や、
ギアがあまり入らない戦車道編成を組むことも出来る、というゲームの柔軟性を見て頂ければ良いと思います。

粥さん、どうもありがとうございました。


僕らがギアってる間、隣の卓では、狂道化君とダニエルさんのバトルが2回(笑)行われていました。

PPゲーも、6月には6年ぶりに改版という事で、僕も超絶楽しみにしているのですが、だからこそ、6月までは気分を変えてこういったギアなどを遊ぶことも出来るなーと思っています。
大会もありますし、PPゲーが改版されれば、そこまで別ゲーに割く余裕は無くなるでしょうからね。

鉄君とバールさんは、40kを楽しまれていました。

なんか、パッと見低ポイント戦みたいな盤面ですが(笑)、グレイナイトの凄まじい強襲が決まって、早々に終結したと聞きました。

Rmanの40K卓 by Rman

この黄色い背景のコーナーはRmanが担当させていただきます。
まずは何はともあれ、ほぼ幽霊部員の僕をいつも快く迎えてくださる廣島ミニチュアゲームの会の皆さんに感謝の気持ちを伝えたいと思います。
ありがとうございます!

さて、僕が前回40Kのゲームを遊んだのは・・・卵帝さんのタウとのバトルですから何気に1年半前です。
ウォーハンマーのことを考えなかった日は一日とて無かったと言えば大げさなようで本気なくらいに僕にとってウォーハンマーは大切な趣味・・・ではあるんですけど、
子供が生まれてからというものの、ゲームを遊ぶというのは中々難しいものがありました。

しかしながら、今回は妻から「せっかく卵帝くんが誘ってくれてるなら、遊んで来てもいいんよ。ただでさえ友達少ないんだから、友達付き合いも大切にしなきゃね」
と思いがけない言葉をかけてくれて、遊びにいけることになりました。けっこう直前まで遊べるなんて思ってもいなかったので、この世の奇跡かと思いましたね。
お父ちゃんのわがままを許してくれた妻と息子に感謝しつつ、約2年半ぶりの廣島会に出発です!

鉄さんのクリムゾンフィストとのバトル!

というわけで、久しぶりのゲームということもあり、1500ポイントで編成しました。
事前に鉄さんと対戦する約束をしていましたので、会場に着いたらさっそくゲームの準備開始です。
今回の編成は鉄さんが持ってきてくれた最新のコデックス・サプリメント「エンジェル・オブ・デス」のインペリアルフィスト専用ルールを使用しています。
僕もエンジェル・オブ・デスを注文済みなんですが、品切れで未だ入手できてなかったんですよね〜。
各チャプターの詳細な設定から新しいルールのオンパレードで激アツな一冊でした。


バトル・デミ・カンパニーを中心とした非常にオーソドックスな編成で、
今回はあえてライサンダーを入れずに新コデックスマリーンがどういう感じか見てみたいという思いがありました。
いきなりエンジェル・オブ・デスとか使ってますが、そもそも新コデックス自体も使ったことないんですよね。初バトル。

ちなみに、30周年記念マリーンもギリギリ完成させることができましたので、さっそく投入してみました。
25周年記念のサージェントと並べて一人で熱くなってました(笑)。


今回は基本的にフォージルールは無しで、このドレッド専用ドロップポッドは普通のドロップポッドで、
チャプレインはヴェネラブルドレッドノートのルールを使用しています。
アーミーの絵的にこの黒いチャプレイン・ドレッドノートが入るとビシっと締まる感じがして好きなんですよねぇ。


インペリアルフィスト専用ルールであれば、このサンダーファイアキャノンをデミカンパニーにプラスするだけで1アーミーとして構築できるという
お手軽さがあります。

サンダーファイアキャノンも以前よりずっと使いやすく強力になっているようで、もはやネタ兵器ではありませんよ!


対する鉄さんのクリムゾンフィストもインファントリーを中心とした編成です!しかもこの色にしてルールはアイアンハンド!
エンジェル・オブ・デスのルールを熟読し、研究の結果を体現されたアーミー、実に恐ろしい相手です。
と言いつつも、このゲーム。メイル・シュトロームミッション「影と外套」を遊んだのですが、僕が1ターン目にして先制打撃含めて5点くらい取っちゃって、
かなり一方的な展開でゲームが続いていきました。
鉄さんも持ち前のサービス精神と反逆のクリムゾンフィストのロールプレイのおかげで盤上は熱い展開が続きました。
盛り上がりつつも僕の方はカードの引きがめちゃめちゃ良くてどんどんVPを稼いでいく一方、鉄さんはカードの引きが悪く全くVPが入らない状況が続き、
3ターン目が終わった時点で鉄さんの方に勝ち目がほとんど無くなったということもあり、投了されました。
今回の編成のキモはやはり3台のドロップポッドにあった気がします。カードの引きを見つつ、VP取れる場所や相手に対しドロップポッド強襲をしかけるという、
まさにエンジェル・オブ・デスらしいゲーム展開を楽しめました。
鉄さん、対戦ありがとうございました!
久しぶりのゲームということもあって、鉄さんのルールサポートあってこそ成り立ったゲームでした。
また機会を作って対戦しましょう!今度は因縁の対決の最終決戦ということでデカイ規模でやりたいねぇ〜!

スニャフキンさんのアストラ・ミリタルムとのバトル!

スニャフキンさんとお会いするのもめっちゃ久しぶりでした。過去のレポートを確認すると・・・丸3年ぶりですね。
久しぶりではありますが、そこは旧知の仲間ということもあり、最近のGW(ゲームズワークショップ)情勢とか時事ネタとかテンコ盛りでメチャメチャトークが盛り上がりました(笑)。
そういう流れからのスニャフキンさんのアストラ・ミリタルムとのバトルです!!
1日に2回もゲーム出来るなんて、幸せ過ぎな1日でしたね。
こちらがスニャフキンさんのアストラミリタルム1500Pです。もう見ての通り、タンクがデスロケット1機という人海アーミー。
しかしよく見ればメルタガンとかプラズマガンとかテンコ盛りのかなり殺る気満々の編成だったりします。
HQは太ったコミッサー(何とルールはヤーリック)。このアーミーのキャラクターはスニャフキンさんのパテ技術で作られたモデルになっています。
マジなんだかネタなんだかわからないのですが、このコミッサーにセーブ決められた時に「見たか、これぞ拳法殺し」的なことを言われて爆笑してしまいました。
やっぱりネタなんですかね(笑)。
こちらはけっこうマジにカッコ良いラフ・ライダーのリーダーです。タラーン仕様でめちゃめちゃコダワリのスカッド。
アサルトした瞬間の破壊力は半端無いものがあります。
これがスニャフキンさんのアーミーの代名詞とでも言うべき、アレな一般兵(新米)です。
元はLotRのウルクハイなんですが、肌色で塗ったらめっちゃアレですね。しかもこの人数で1スカッドで攻めてきます。
ゲームは普通のミッションで異種族撃滅命令です。シンプルに殺し合いました。
スカッドの構成数が一部を除いて少な目のスニャフキンさんのアーミーに対して、マリーンの強襲が上手くハマって、確実にVPを重ねていきました。
ちなみに戦場に置いてあるストンパは有機溶剤さんによる作品で、ゲーム的にはただのテレインですが、
設定的には「アルマゲドンでオルクと激闘中のAMに対して異端の疑いを持ったIFが強襲をしかけた」という何とも混沌としたバトル(笑)。
お互い見せ場を作りつつ、ゲームは最終局面へ・・・
写真だけ見ますとアストラミリタルムの猛攻にインペリアルフィストが圧倒されているようですが・・・・
実はゲーム的にはVPの差はインペリアルフィストが圧倒的に勝っている状況になっており、最終的にスニャフキンさんが投了となりました。
しかしHQ同士の熾烈なバトルはコミッサー率いるオグリン・ボスの一撃で我がキャプテンが葬られてしまい、
ゲームには勝ったが勝負に負けた、みたいな感じでした(笑)。
とにもかくにも、笑いの絶えない非常に面白いゲームになって、大満足です。


スニャフキンさん、対戦ありがとうございました!
このスニャフキンさんのAMはまだまだ拡張されていく予感しかしないので、ぜひまた対戦してください!むしろアポカリプスでぜひ同盟軍組んで欲しいです(笑)。



ヘヴィギア2戦目

ヘヴィギア2戦目は、粥さんはサウス軍300Pを選択されました。
ギアが1機も入ってない戦車道編成で、まぁ、なんというか(強弱は考慮せず)何かの方向に尖らせるのが大好きな粥さんらしい編成と言えるでしょう。
旧知の趣味人の間で、俗に言う「粥い編成」というヤツです(笑)。

ただ、これはかなりガチですね。この編成ならば、先ほどの僕のホバー戦車道ともガッチリ闘えると思います。
ただ、それをやると、このゲームってヘヴィ何だっけ?ってなりそうなので(笑)避けたという事ですね。

じゃあ、僕のホバー戦車道がピーキーではないのかと突っ込まれそうですが、
設定的に地球軍は、バトルフレームはあくまでサポートで、ホバータンクを一番の主力に据えているので、むしろ正しいとも言えるぐらいです(笑)。

対するは、PPゲーを終えたばかりの狂道化君のサウス軍300Pです。

レポートを意識して、頑張ってフルペイントにしてきてくれました。コレは初登場ですので、細かくピックアップしていきましょう。
彼も、前の版から一緒にヘヴィギア遊んでるので、当初は配色で悩んでいたのを知っているのですが、
こうして白赤で完成したのを見ると、相当カッコイイアーミーだなーと思いますね。

編成の内容自体は、現在のバージョンではほぼ初心者のため、
僕が彼の持ち駒から最適化した編成を組んでいますので、欲を言えばベストではないですが、かなりのスペックを有しているとは思います。

ストライダースカッド。
彼のアーミーは、去年粥さんも1機だけ使っていた、重ギアストライダー、ドレイクが最大の主力です。
強そうな見た目ですが、実際凄い強いので(笑)、コレを中心にゴリ押す感じですね。真ん中の機体がジェネラルです。

ストライクスカッド。
サウスの最新鋭エリート用ギア、ブラックマンバ4機で構成されています。
こいつらは、敵陣後方に空挺降下を行い、後ろから引っ掻き回す役割を持っています。旗はカッコイイですが、特に意味はありません(笑)。

ミリタリーポリススカッド。
サウス独自の軍警察部隊です。
こいつらは対人相手の暴動鎮圧部隊なので、ギア戦において火力はゴミですが、大きなシールドを持ってるせいで、とにかく硬いです。
ともかく前線を押し上げ、猛火に耐え続けて目標を確保するという使い方に向いています。接近戦もかなり強力です。

インファントリースカッド。
先ほどのフレイル兵もですが、このゲーム、専用の対人兵器を使わないと、
どんなに出目が良くても歩兵に1ウーンズしか入れることができないというルールがありますので、
相手にそういう武器がない場合は確保要員として相当しぶとい存在です。安いですし、アーミーの見た目も良くなりますよね。

当然、デュエリストも入っています。
ストリートヴァイパーという安い雑魚機体をカスタムしたもので、そんなに強くないけど、安いからイイよね、という割り切ったヤツ。
パイロット名「ノリン・ザ・グレイト」。機体名は「シルバーサーフ」。
荒野をギアで駆ける危険なレースとして知られるバッドランドラリー上がりの危険人物で、特攻が大好きという設定(笑)。


両者配置完了です。先ほどのバトルを元に、お互い射線通らなくてイライラ感があったので、ちょっとテレインを薄くしてあります。
しかし、ルールには半分ぐらいはテレインにしてねと書いてあるので、基本的には一杯置いてイイみたいですけど。

粥さんの陣営。チーズ過ぎて、正式ルールでは弱体化必至だろうと我々が予想している(笑)パルスレーザーを複数装備した、
フォースドラゴンを主力に、主砲をパルスレーザーに換装した(笑)ホバータンク、フォースヘタイロイが3機います。
粥さんのガチ度が伺えますね。大体、サウスの装備バリアントで「フォース」って付くと、それにしとけ的な感じなんですよ(笑)。
実にフォースが覚醒している編成と言えます。
ま、正式版でどうなるか知りませんけどね…

遺跡を盾に、密集配置を行う狂道化軍。フォースは覚醒していませんが、正面から平押しする場合、僕のアーミーをも凌ぐパワーを誇るでしょう。

バトル中盤、フン級軽戦車を殴って気持ちよくなっているシルバーサーフが、空爆にやられて退場の一コマ(笑)。
この飛行機なにげに凄いんですよ。本来、飛行機は「この上空にいるよ」って事だけを表す指先ぐらいの小さなトークンなんですが、
そのトークンをほぼ同じデザインで普通のデカさに立体化してるんですね。粥さんのヘヴィギアに対する狂信的な一面が垣間見える作品です(笑)。

バトルは、白熱していましたが、時間切れで2ターン目で終了という事になりました。


僕とのゲームと違い、2ターン目終了時で趨勢は全然分からない感じで、どちらにも目がある面白いバトルでしたね。
狂道化君も、粥さんのレクチャーを受けつつ大分理解が深まってきたのではないかと思います。カッコイイアーミーも出来たことですし、ちょこちょこ遊んでいきましょう!

1日目が終了しました。
晩飯は、有志の参加者で、スリランカカレー屋「リトルセイロン」へ。
この店は、広島ミシュランに載るほど美味しいので、廣島会では定番化してる感じです。店が超広いのと、ちょっと僻地にあるせいで、大人数でもほぼ間違いなく座れるというのも大きな利点です。
皆さん久しぶりにあったので、かなり盛り上がっていました。ミニチュアゲー界隈の過去やらこれからから、まぁ色々話題は出ていましたね。楽しかったです!

ヘヴィギアのイントロゲーム
晩飯を終えて、粥さんとRman君は、僕の家に宿泊だったので戻ってきました。
そして鉄くんも合流し、
本日のメインイベントの1つであるRman君へのヘヴィギアイントロが行われました。

コレは、中々記念すべきイベントですよ。

生粋のGWゲーマーであり、そのGWゲーですらFBと40k以外は遊ぶことはないRman君
に、
別ゲームのミニチュアをペイントしてもらって、イントロする事ができるというのは、まさに奇跡的な展開です(笑)。

実は、フロントミッション大好きですからね彼も。まぁ、ロボが嫌いな日本人はいないというところでしょうか(笑)。
Rman君のサウス軍は、ペイントは完了してはいないものの、ゲームをするには全く問題ないレベルにはなっていますので、
折角ですからやりましょうと、僕からお願いしたのもあります。

サウスって正規軍カラーがグレーと黒主体で非常に地味なんですが、オリジナルの青とオレンジの配色は非常にセンスいいですよね。相手は、僕のNSDF。
僕がメインで、粥さんと鉄君がRman君のサポートという感じでしたが、
まぁ、基本的なルールを最初に説明し、適当に僕の部隊をバカバカ射殺してもらって(笑)、僕がちょいと反撃に出て、お互いこれから、というぐらいで1時間ぐらいで終わりました。
なんかこの日はやたらと彼の出目が強力で、非常に盛り上がったと思いますね。
笑いの絶えないバトルでした。

今後、RoRギャラリーに、これの完成体が登場するのを楽しみにしております。

それにしても、このドロップゾーンコマンダーの紙テレイン群の使い勝手は素晴らしいです。
ヘヴィギアと同じ1/144ですし、安いし、持ち運びも楽ですし、なにより見栄えが良い。アーマードコアの練習用ステージみたいで良い感じです。
本来の用途に使ったことが一度もないのが申し訳ない限りですが(笑)。でも海外で愛用してるヘヴィギア趣味人は絶対多いと思います。オススメの一品。

そういうワケで、イントロも終了し、昔話に花も咲かせつつ、1日目が終了しました。

感謝状 by Rman
改めまして、ヘヴィギアのイントロをやってもらってありがとうございました。
卵帝さんによるイントロ、粥さんや鉄さんのサポートもあって非常にワイワイと盛り上がって楽しかったです。
ダイスロールの独特な勘定なども面白いと感じましたし、モデルによって役割がはっきりしていて運用の仕方も勉強になりました。

僕も他のゲームやミニチュアに興味が無いわけではないのですが、何せウォーハンマーFBと40Kだけでも寿命が足りないと思っていることもあって、
他のゲームに自分の限られた「寿命」というリソースを割く余裕はない!と思ってたんですよね。

でも、ヘヴィギアだけはもうミニチュアのカッコよさに我慢できませんでした(笑)。
ちゃんと塗って、300Pの編成くらいは組んでガッツリ遊んでみたいと思ってますので、また対戦よろしくお願いします!

5月4日
昨日は、何気に外は土砂降りで、実にミニチュアゲーム日和だったのですが、本日は、カラッと晴れて、実にミニチュアゲーム日和になりました。
Rman君、粥さんと共に、会場へ到着です。




Flames of War

ヘヴィギアに続く、今回のもう1つの目玉が、
ニュージーランドのバトルフロント社が展開する、第二次大戦ミニチュアゲーム、フレイムズオブウォー(以下FoW)です。
かなり昔から存在するゲームで、2000年に僕がミニチュアゲーム始めた時には既にあったんじゃないですかね。現在は3版が遊ばれています。

存在は知りつつも、歴史の一場面を再現しつつ遊ぶというのは、結構敷居が高く感じていました。
例えば、このアフリカ軍団仕様の戦車が、この時期、この場所の戦闘に出てきたらオカシイでしょ?みたいなのがあると思うんですよね。
ロードオブザリングのミニチュアゲームを、普通のミニチュアゲームとして映画と違う編成で遊ぶことに抵抗があったのと同じ意味合いです。

しかし、2016年現在、
女子高生が武道の一環として戦車戦を繰り広げるようなクレイジーな設定のアニメが一世を風靡しまくっている状況ですから、
まぁ、別に深く考えなくても良いかなと思うようになってきました(笑)。

連合国同士のアメリカとソ連が戦ってても、あー、サンダース大学附属と、プラウダ校の試合ね。
みたいな感じで、何とも思わなくなってきたと言いますか。
多くの人が、ミリタリーに対する精神的な敷居下がりまくってていいなと思います。

そういうワケで、僕は昔から鉄君にFoWやりましょうよーと言われ続けていたので、この際だから始めてみるか、となったわけです。年明けぐらいからですかね。

やると決まったからにはミニチュアやテレインをきっちり揃え、数ヶ月が経過して、広島でもかなりカッコ良く遊べるようになるところまで来ていました。
粥さんも、丁度フィンランド軍をお持ちということなので、是非ヘヴィギアと共に遊びましょうという事で、持ってきて頂いたワケです。



戦場のセットアップが完了しました。どうですか!大戦期のヨーロッパの農耕地帯みたいな感じになってますかね?まぁ、大きくは間違っていないと思います。
ルルブに載ってる戦場の写真もこんな感じだったので(笑)。
ちなみに盤面中央の針葉樹は関東の趣味人タンケンさんが作成されたものです。ウォーハンマーには少し小さめですが、FoWにはドンピシャなサイズ&雰囲気です。
タンケンさん、改めてありがとうございました!大切に使っていきたいと思います。


視点を落としてみると、実に良い感じです。
バトルフロント社は、完成済みテレインも販売しており、いくつかはヘヴィギアに転用可能なのですが(笑)、この辺は転用不可能だから買ってなかったあたりですね。
どちらもテレインを専用に用意しないといけないのが大変です(笑)。


僕は、戦場をセットアップ後、Rman君と例のゲームで決戦せねばならなかったので(笑)。
最初は粥さんと鉄君が戦いました。

フィンランドvsソ連!普通に因縁の対決で素晴らしいですね。




両軍の戦車とも、それらしく塗ってあって、とてもカッコイイです。僕のアーミーに比べたら、どっちも超物量多いんですが(笑)。




セットアップ後。ヘヴィギアも、見た目が超カッコイイゲームですが、FoWも負けてないと思いますホント。
ガルパンみたいに、本当に現代のテレインでやってみたくもありますが、揃えるのが大変そう。




粥さんの置いた地雷原にビビるソ連軍。
まぁ、ここは鉄くんが
「同志大尉?模範的な革命戦士ならば、祖国の勝利のため喜んでこの中に突入する筈だな?」
と、1人コミッサープレイをして、戦車を吹き飛ばしてたのには笑いました。

そういうの大事(笑)。




ソ連軍の誇る、重対地攻撃機「シュトルモビク」に強襲されるフィンランド軍砲兵陣地。
なんか色々吹き飛んで、指揮官が戦死し、凄まじい速度でゲームが終わっていました…


横では、PPゲーを楽しむ、ベル君と狂道化君。どちらも、今後の福山SRを勝ち抜く上で重要な戦力ですからね。切磋琢磨して頂きたいと思います。

RENEGADE by Rman

さてさて、ここからは再びRmanによるレポートです。
最近、ゲームズワークショップがボードゲームを連発してますよね。その中の最新タイトルが「インペリアルナイト・レネゲイド」です。
インペリアルナイトが2体とテレインが入ったボックスが、それぞれのキットを別々に買うよりもかなりお買い得な価格になっており、
実質的にはボードゲームというよりは、ナイトの値引き販売みたいな形になってます。

とはいえ、インペリアルナイトの決闘を扱った専用のルールも盛り込まれており、インペリアルナイトのファンとしちゃ、一回は遊んでみたいなと思ってました。
でも、僕は昨年ナイト・ワーデンを定価で2体買っちゃってるんですよね。しかもそれを未だ作ってないという状況では、
いくらインペリアルナイトが安くなったからって
「ま、スルーで良いでしょう、今回は」と思ってたんですよね。

だけど、GWがそれを許してくれませんでした(笑)。

このレネゲイド発売時のWDはインペリアルナイト特集号。
その中に僕が過去に作ったナイトが
2機ババーンと掲載されちゃってたのでした。
これを見ちゃったら、あ〜〜嬉しいから感謝の気持ちを込めてレネゲイドの売上に貢献しなくっちゃね!ってなるのは自然な流れですよね(信者的には)。

というわけで?今回の廣島会では卵帝さんとレネゲイドを遊ぼうと約束していました。
彼のナイトは冒頭の写真の通りコーンのロードオブスカルの二脚歩行版ともいえるフォージワールド製のカイタンです。
厳密にはナイトではありませんが、ま、カッコイイのでいいでしょう。ルール的にもそれほど無理もない武装ですしね。
相手にとって不足なし!

インペリアルナイト・レネゲイドのルールは各ターンの最初に作戦フェイズというステップが設けられており、
予め行動計画を立て、それを公開することで行動順が決まっていきます。
射撃に出るか接敵移動するか、どしっと構えて精密射撃を行うか、はたまた距離を置くために高速移動をとるか・・・選択肢は色々とあり、
相手の動きを予測しつつ作戦を考えるこのステップが最大の魅力と言えるでしょう!

卵帝さんの流血騎士アールバル卿が駆る〈不敗の宣誓〉と対峙する、
僕の
トルステン卿が駆る〈真実を掴む手〉

シナリオは3番目の名誉の対決をチョイス。
序盤は建物のカバーを取りながら慎重に射撃戦を積み重ねていく両機。
それにしても卵帝さんのカイタンのカッコイイこと。元のキットと組み方を変えて見た目の雰囲気がけっこう変わってます。
シールドを装備しているのも彼のカイタンならではですね。今回のゲーム的には全く意味はないですが。
このゲーム、他の行動を全て見送って精密射撃をしない限り射撃は狙ったところになかなか当たってくれません。
上写真の専用ステータス表の各グリッド内の○が各部位の耐久度となっており、○が3個の部位に3ダメージ食らうと各部位が壊れたということになります。
このグリッドの部位が6か所壊れた方が負けとなります。各グリッドには特殊ルールもあったりでどこを削るか悩みつつ、結局射撃ではズレる、という展開が続きました。

ちなみに、ダイスは2個しか使いません。今回は僕の準備したダイス(アポカリプス初版の発売時に販売されたアポカリプスダイス)を使用しました。
いよいよ中盤戦となり、ナイトが近接!カイタンの突撃により接近戦が始まりました。白兵武器による攻撃は射撃と違って狙った部位を確実に削れます。
やっぱり巨大ロボ対決は燃えますね!盛り上がってきましたよ。それと同時にこの辺りからナイトの耐久力を意識しつつ、作戦を考え始めました。
一度は近接するも再び距離をとるフォークシュラウド宗家のインペリアルナイト。
接近戦でダメージを受け過ぎたため、射撃でカイタンの耐久力を少しでも削る作戦が功を奏し、最終的にはほぼ両者満身創痍の状態に。
最終ターン。両者、5ダメージを受け、接近戦の一撃をどちらが先に振り下ろすかで勝負が決まるという非常に熱い状況まで勝負はもつれました。
ダイスを振る手にも力がこもります!(ちなみに右上の写真はヤラセ写真です(笑))

と、ここで卵帝さん「ちょっとRman君のアポカリプス・ダイスは出目が信用できんので、自分のダイスで勝負させてもらいますわ」
Rman「我がダイスの性能を疑うとは愚かなり!その言葉、後悔するでないぞ・・・・!!」

運命のダイスロール!!!

卵帝:ブラッド・フォー・ザ・ブラッドゴッド!!!!
Rman:(最後はやっぱり)スラーネッシュよ、我に力を!!!!
最後のロールオフで勝利した卵帝さんのカイタン〈不敗の宣誓〉の一撃により、
我がインぺリアルナイト〈真実を掴む手〉は撃破されてしまいました!


いや〜思った以上に白熱した決闘になりましたね。
最後までどういう手を取るか相手の作戦を予想しつつ・・・・これが博打みたいな感覚もあって、非常に熱く楽しめました。

まぁ、そうは言ってもけっこうノリで作戦目標を立てちゃう人ときっちり考える人が対戦すると、かなりアッサリ終わったりして面白くない人もいるかもという感じで
好みは分かれるゲームかもしれません。

ただナイトの操縦者になってロールプレイを楽しみながら情緒的に遊んでみたり、
あるいは2機、3機を同時運営してバトルすると、かなり展開が読みづらくなってグッと面白さがパワーアップするような気もしました。
いつか対戦相手に恵まれれば複数運用で遊んでみたいですねぇ。
卵帝さんと対戦した時はやはりこの記念撮影は欠かせません(笑)。
まさに今が旬のゲームをスペシャルなモデルを使って遊べて、とても満足度の高いひとときでした。
ほんと1時間くらいで終わりましたので、がっつり40Kを遊んだ時の合間に息抜きで遊ぶのにもいいかもしれませんね。

卵帝さん、対戦ありがとうございました!

昼食です。
僕もRman君との決着がついていたため(笑)、ここで皆でお昼です。今日は、西条駅のすぐ脇にある、尾道ラーメン屋「あおぞう」です。
尾道ラーメンは、まぁ、福山SRレポにもしばしば出てきますが、広島人にとっては欠かせないラーメンと言えるでしょう。魚介系の醤油に背脂がドバっと乗ってるのが特徴です。
まぁ、あおぞうは、尾道ラーメンカテゴリーの中では、メチャメチャあっさり系だと思いますけど。
あと、夜は焼き鳥屋なので、定食の手羽先とか唐揚げが美味しいです。皆さん、気に入って頂けたようでなにより。

帰りに西条プラザの100円ショップに用事があったので行ったら、休日のみ出現する西条プラザのマスコット「プラゴン」に遭遇しました。
プラゴン、数年ぶりに見ましたわ(笑)。休日のお昼どきに出現して、子供達とジャンケン大会をやります。
しかし、アレなんですよね。東広島市民にとって、あって当たり前だと思っていた伝統的ショッピングセンター西条プラザも、今年の8月で建物老朽化のため閉店です。
超ショック。プラゴンは路頭に迷うことになるのでしょうか…


アップルパイ
RoRを知り尽くしている趣味人であれば、5月連休に行われる例会では、エァポォパァイや、それに準ずるケーキ系が(実費で)振る舞われる伝統があるのをご存知でしょうか。
この伝統がどのようにして生まれたか?

確か2010年の5月イベントを告知した際、詳しい内容は覚えていませんが、Rman君が
「たまには、アップルパイと紅茶でも頂きながら、余裕をもってミニチュアゲームを楽しみたいですよね。」
と言った内容の事を軽い気持ちで発言をしたところ、やたらと反響があったため(笑)、
大勢の参加者の手前それを実現させる必要性が生じ、そこから続いているという凄まじい理由があります(笑)。

流石は、Rmanセンパイといったところでしょう。



そういうワケで、じゃぁぁぁーーん!
アップルパイの登場です。2個あります。

今回のアップルパイを手配したのは、この僕なのですが、経緯を説明させて頂きましょう。
イベント前日、アンコールワットテレインに吹くサフが切れていたため、粥さんと鉄くんのヘヴィギア中に、僕はプラモ屋に買い物に行きました。
そこの駐車場で、リアカーを引いた行商のオバちゃんが、「ちょっとお菓子やらケーキやら見て行ってぇや。20秒でええけぇ。」みたいな事を言ってきたので、
20秒見るつもりが、そこにアップルパイを発見し、用意した方がネタ的にウケるという事を思い出したのでした。

「いやー…丁度、明日アップルパイが必要だったんですよ。ナイスタイミング!」と嘘くさいけど本当の事を言って、オバちゃんに笑われつつ、入手に成功したのです。

因みに、この話を、まずプラモ屋の駐車場にリアカーのオバちゃんが現れる段階から廣島会の誰も信じてくれなかったので(笑)、ここに書き留めておこうと思います。
ホントにホントだぞ!


アップルパイが、Rman君の手により、的確に裁断されていきます。流石は、パン職人と言ったところでしょう(笑)。


用意されたお皿に乗せて、紅茶を添えて完成です。
実のところ、この写真を撮るためだけにそれらしい食器系と切断用のナイフを買いに、さっき100円ショップへ行ったのです(笑)。
勿論、撮影用の2セットのみで、後は紙皿&プラフォークですが。廣島会のネタに対する情熱を垣間見て頂ければ幸いです。



「こんな格言を知っているかね?“Paint or Die”
「ダニエル・J・マッカートニーですね。」


ゲームしながら対戦してる風ですが、粥さんがカメラNGなので、代わりに僕が出演で。いやー…全体的に高くついた1枚でした(笑)。

しかし、アップルパイは美味しかったですよホント。これからも続けていこうと思います。


粥さんとのFoWバトル!

そして、遂に来ました!粥さんとのFoWバトル!
試合前に、両者が整列します。
戦車道は礼に始まり礼に終わる!

しかし、いつも鉄君とのバトルでも感じますが、今回は特にヤバ過ぎる物量差です(笑)。

そして、これが僕のドイツ軍アーミー
「シュバルツバルトスピッツェ戦闘団(カンプグルッペ)」です!

まぁ、
和訳すると黒森峰ですけどね(笑)。僕が再現を狙ったのは、どこのドイツ軍編成でもなく、ガルパン最強を誇る、黒森峰女学園の戦車道チームです。
まぁ、真にミリタリーを愛する方から見れば、邪道であるのは、重々承知してはおりますが、実際ね、こうして希少なFoWプレイヤーが増えたわけですから、許しとってください。

アニメを再現するためとはいえ、コスト度外視の超戦車が山盛りで、アーミーとしての構造に欠陥があるのは明白ですね。
やりたかったからやったんだよ!という点で、ヘヴィギアの粥さんと、立場が逆転しておる(笑)!

因みに、一番手前の黒森峰には欠かせない超重戦車マウスですが、FoWにはデータもモデルも存在しないため(笑)、同スケールの他社商品を製作しました。
扱いは、ただのオブジェクティブマーカーです(笑)。故障して動けなくなったマウスという事でしょう。


…そして、僕が最も手間暇をかけたのは、ガルパンにおけるラスボスポジションである、
主人公のお姉ちゃん西住まほ隊長と、その忠実なるしもべ(笑)逸見エリカ副隊長を同スケールで制作したことですね。
パテで、チマチマ作りましたが、雰囲気が出ていると嬉しいですね。それにしても、ティーガーはカッコイイ…


そして、粥さんのフィンランド軍です。戦車の質の差が圧倒的のため、半端ない物量差。
フィンランド軍って枢軸国だったということ以外は、あまり知らないのですが、同盟国のドイツから供与を受けた兵器と、敵国ソ連から鹵獲した兵器が混在している面白い勢力なんですね。
僕を始めとする、多くのガルパン好きは、BT-42という戦車以外は知らないと思います(笑)。


そして、BT-42の登場です(笑)。劇中でフィンランド担当の継続高校の校章もキチンと入ってますね。カンテレを弾くミカ隊長も再現されております。
僕がやってる事を見て、即効でこういうノリを合わせてくれるのは、ありがたいですよね。まぁ、そもそも論として、
僕より粥さんの方が重度のガルパンファンでしょうけど(笑)
因みに、コレもオブジェクティブマーカーです。まぁ、既にぶっ壊れてますしね。


初期配置前のお楽しみが、ドイツ軍には存在します。その名もティーガーエースロール!
ティーガー戦車に乗る奴らは、マジにベテランのため、D6して特殊能力を1つ持った状態で始めることができます。射撃回数が増えたり、士気が上がったり、色々です。
ティーガーのブリスターに付属している、専用のティーガーエースダイスがカッコイイ。
まぁ、慣れていないため、ルルブをイチイチ参照しないと、このマークって何の能力だっけってイライラしますが(笑)。40kでもそういうのありますよね…


初期配置終了!
大まかに言えば、盤面中央の村に、2つのオブジェクティブ(マウスとBT-42)があり、それをドイツ軍が守っているところを、前後から挟撃するフィンランド軍って感じです。
マーカーのうち、1つでもフィンランドに確保されたらドイツの負け。6ターン目まで寄って来る敵を倒せばドイツの勝ち。そんな感じです。


レポート的な見栄えを考慮して、粥さんは戦車と歩兵を分けて配置してくれました。粥さんは戦車戦では性能差があり過ぎて全く勝ち目がないため、こちらは完全に囮のサイドですね。


こちらが本命の歩兵や砲兵部隊。逆に、僕の重戦車群は、対戦車は無敵ですが、歩兵をチマチマ倒す能力は無いため、マーカーに向かって進んでくる歩兵をほぼ倒せません。
歩兵にアサルトされたら、戦車はほぼ死ぬので、いずれかの時点で確保されるのは確実視されます。


街道沿いに防衛戦を張るW号駆逐戦車ラング部隊。粥さんが倒せるとすれば、我がアーミーで一番雑魚いこいつ等ぐらいですが、
それでも砲、装甲ともに、粥さんの保有するどの戦車よりも強力です(笑)。


マウス脇のブドウ畑に、最強クラスのティーガーUが2輌布陣し、ガッチリ確保の構え。
ブドウ畑ってテレインが売ってるんですが、ブドウまでしっかり作ってあって驚きですよね(笑)。


BT-42の方は、第二次世界大戦最強の戦闘車両とも言われる、ヤークトティーガーが単騎で防衛に回ります。
12.8センチ砲の破壊力は、ゲーム中最強ですが、相対する敵は歩兵の集団なんですよね(笑)。


お姉ちゃん率いるティーガーT部隊は、砲兵に相対します。


「見てなさい…邪道は叩き潰してやるわ。」
いつもの感じで粋がる人(笑)。因みに、アーミー編成の関係で、実は副隊長のこの人がコマンダーです。

ゲーム開始!

第壱ターン
攻撃側の粥さんが先攻です。いきなりラング部隊の背後に飛来するJu-87スツーカ!
ドイツ軍の誇る急降下爆撃機に、ドイツ軍が攻撃されるハメになるとは(笑)…
いきなり1輌大破!1輌緊急降車。
唯一我が軍に対抗しうる戦車とも言える(笑)、T-34/85も猛砲撃!
ぶっ壊れはしませんでしたが、どちらも緊急降車状態。次のターン復活できるか… 観測部隊からの情報を元に、丘の向こうから、砲兵が猛砲撃してきます。
砲撃とか、飛行機の爆撃は薄い上面装甲に当たるため、
直撃すれば重戦車とはいえ、撃破は免れません。
しかし、ティーガーT部隊、ここは華麗に回避!
流石は、西住流後継者(笑)。
後攻、僕のターンです。まずお姉ちゃんの部隊は、
砲兵を排除するため、攻撃を諦めて倍速移動で進撃します。
緊急降車から華麗に復活したラング部隊と共に、
指揮官エリカさんの8.8センチ砲が火を噴きます。
ズガーン!2輌撃破!重装甲のT-34/85とはいえ、我が軍の火力にかかればライノのようなものよ。
それ程、戦車に関しては性能差があります。
ヤークトティーガーは、その最強の12.8センチ砲を!
撃たずにマシンガンで地味に迎撃(笑)。
出目が良くて3ベース死にました。勿体無い使い方!
ところで、このココヤシの泥落としマット、マジで小麦畑に見えてオススメです。
こちらのティーガーUも攻撃開始!カッコイイ写真ですねー。
街道を進んできていた重戦車KV-1を1輌撃破。ティーガーUの主砲は当たれば死ぬDウェポン級の破壊力があります。
第弐ターン
粥さんのV号突撃砲が肉薄してきました。コレもドイツの代表的兵器ですが(笑)…
ラング1輌撃破!
後は、他の部隊はジリジリと前進する感じで終わりました。
後半、僕のターン。
実際、ラング以外の戦車には、粥さんの戦車の攻撃が効かないため、
射撃フェイズの処理が大幅に減っています(笑)。砲兵に肉薄するティーガーT。
ヤークトティーガーはまたもマシンガンを撃ちますが、
歩兵は3+カバーセーブ持ってるため、基本的にはハジかれて死にません。
戦車で撃つ相手ではないので(笑)。
残り1輌のラングが頑張り、V突を2輌撃破。
エリカさんは、する事なかったので、ウロウロしてたT-28を撃破。
まさに、戦車戦では無双が続いています。
まぁ、こういう場面を撮るために粥さんが空気読んでくれてるんですけどね。
マシンガンを撃ち込んでからのタンクショック!
抵抗する術を持たぬ、脆弱な砲兵達を容赦なく轢殺していくお姉さま。
これが西住流だ(笑)!
第参ターン
再びスツーカが爆撃に現れますが、回避!粥さんの出目が宜しくない。
爆弾当たれば普通にぶっ壊れるんですけどね。
他の戦車は、ラングを倒すために背後に回り込みます。
フォイヤー!ティーガーTの8.8センチ砲が、無慈悲に放たれる! 僕に飛行機がないため、仕事がなく確保へ向かっていた対空車両を撃破。
白旗トークン用意してあるの熱いですね(笑)。
砲兵チームの生き残りを追撃し、再度タンクショック!
淡々と機械的に、人間を挽き肉に変換する作業を遂行し続けるお姉さまは、まさに西住流の化身とも言えます(笑)。
第肆ターン!
そして、飛来するスツーカ!
なんとなくそんな気はしていましたが、カッコイイ写真の割に攻撃は失敗!
まぁ、爆弾の命中率は良くないんですが、それでも粥さんの出目が悪いですね…
ラングの背後についたT-28部隊と、
コマンダー搭乗のT-34/76の集中砲火で、ラング部隊が遂に壊滅!
ティーガーUのDウェポンに対しては、どっち向いてても関係ないわとばかりの潔い運用です(笑)。
そして、ジリジリ近づいた歩兵達が、遂にヤークトティーガーにアサルトを敢行し、爆殺!
攻撃効かなくて、攻撃されたら絶対死ぬのヤバい!
そのまま、BT-42のマーカーをガッチリ確保!
さらに牽引車が、KV-1の残骸を引っ張って、ティーガーUの物理的封鎖作戦を敢行します(笑)。
渋い…
後半!エリカさんが、敵将の乗るT-34/76を撃破! さらに、お姉さまが森に隠れる副将を撃破!
これで半壊な上、指揮官を失ったフィンランド軍は撤退を開始し、
ドイツ軍の勝利に終わりました。
シナリオ決着の前に、損失多くなって撤退というケリのつきかたも多いゲームです。
戦車戦ばかり写していましたから一見ワンサイドに見えましたが、
このマーカーを確保する歩兵を射殺は出来ないし、轢殺に行ったら、恐らく返り討ちだしで、シナリオ的には粥さんがかなり勝ち確定に近いところまで行っていたのです。
ドイツ軍の攻撃が紙一重で間に合った感あります。
お疲れ様でした!僕はFoWについてはかなり素人なので、かなり勉強になったバトルでしたね。
今回はかなり歪なバトルで、「お互いの主力が、敵の主力を倒す装備を有していない」という意味わからん状況でした(笑)。

40k的な言い方をするのであれば、キメラとライノと歩兵ばかりの粥さんは、僕のレマンラスとランドレイダーてんこ盛りを射撃で絶対倒せないが、
こちらはラスキャノンしかないので、メルタボム持って特攻してくる歩兵を除去できず絶対殺られるの確定、といった感じでしょうか。

ミカ隊長の言い回しを使うのであれば
「この戦いに意味があるとは思えない。」
と言ったところでしょう(笑)。

まぁ、そんな事はお互い最初から予想できていたのですが(笑)、レポートらしいカッコイイ写真を沢山撮れたので、そこが一番の勝利とも言えます。お疲れ様でした!
最後はこのセリフでシメましょう(笑)。
「FoWには、人生の大切な事が全て詰まっているんだよ。でも、殆どの人はそれに気づかないんだ。」


我々の激闘が行われている横では、スニャフキンさんのIGと、バールさんのダークエルダーの戦いが行われていました。カイタンはただのテレインです(笑)。
それにしても、相変わらず凄まじい物量ですね。ザ・40kって感じです。
僕も、最近はこんなに大量にミニチュア並べて、脳内麻薬ドバることも減ってきてるので、たまには思い出したいところですね。
楽しかったイベントも、いよいよお片付けの時間が来てしまいました。
皆様お疲れ様でした。

イベントを終えて。

皆様のおかげで、今回のイベントも非常に良いものになったと思います。
いつも主催して頂いている有機溶剤さん、ありがとうございます。

今回は、急な増員により、直前になっての部屋変更などバタついてご迷惑をおかけしました。
この2日間の会場が非常に良い感じだったので、今後はここを取っていきたいですね。

遠路はるばる参加して頂いた粥さん、スニャフキンさん、Rman君お疲れ様でした。
皆様が持ってきてくれた素晴らしいミニチュアがあってこそ、このレポートの価値が一層高まっていると言えるでしょう。
久しぶりにお会いして、馬鹿話が出来て、ホント楽しかったです。

そして、鉄君や狂道化君を始めとするレギュラー会員の皆様。いつも会を盛り上げてくれてありがとうございます。
今後共、一緒に楽しく頑張っていきましょう。



そういう感じで、レポートをお届けしました。何年か後に読み返すのも今から楽しみです。
Paint or Die!

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