Teraph−Light Warbeast by W-nightmare
W-nightmareさんのコメン
今回の投稿作品は、エヴァーブライトと言うドラゴンの因子を基に作られた魂無き怪物・・・「ライトウォービースト・テラフ」
リージョンオブエヴァーブライトには似たような怪獣が沢山いますけど、
何故かおいらはこいつのデザインが一番気に入ってしまったので周りの反対を押し切って戦力投入。

ちなみに何故周りが反対したか?弱いからですw

塹壕を掘って敵の射撃攻撃を防いだり、敵の間合いの外から攻撃できる毒の染み出た尻尾があったりはするのですが、
いかんせん戦力にいる他の連中が強すぎて今ひとつ活躍しません。
それでもモデルが気に入っている以上、活躍するように願をかけてペイントしてみました。

ただし、やった事は果てしなく単純です。
青い肌は、シタデルウォッシュのアシュルメンブルーでウォッシング。
口の裂け目や指の間は、バールレッドでウォッシング。
トゲや各甲殻部分は、下地として塗ったスネークバイトレザーの上からバダブブラックでウォッシング。
尻尾にある毒の棘はザラガグリーンでウォッシング。
ハイライトを使ったところと言えば、せいぜい口の中にびっしり並んだ牙くらいですw

ですが、それだけで今までおいらが塗ってきたモデルに比べて圧倒的に高い完成度になったのは
シタデルウォッシュマジックと言ったところでしょう。
こういう怪物を再現するのには(個人的に)シタデルウォッシュは最適だと思うので、今後もシタデルウォッシュが大活躍してくれるでしょう。


Rmanのコメント
単純なペイント工程ということですが、いや〜どうして完成度が高いんですね。
たぶん、配色とウォッシュの使い方がドンピシャなんだと思います。
エイリアンみたいな生々しいツヤツヤ感もばっちりですよね〜。こういう色合いって逆に重ね塗りなんかだと再現できないと思うんです。
そういう意味では、こういう仕上がりが好きだからあえてウォッシュを多用するってのは今後のメインストリームになりそうな気がします。
口の中の牙も一手間加えたおかげで、狙い通り凶悪度がアップしてみえますよ〜!

ところで、このテラフってサイズ感が絶妙ですよね。大きすぎず、小さすぎず、ちょうどいいテラフ。
何となくそこがW-nightmareさんのツボにハマッったのかなぁと想像したり(笑)。

それはそうと、
W-nightmareさんが仰ってるように、「造形が好きだから使いたい」ってのはミニチュアゲームならではの理由ですよね。
そりゃ、紙や将棋の駒なら好きも嫌いも無いですが、強い弱い以上に好きか嫌いか、塗りたいかどうかっていうのも当然あると思うんです。
僕も強いか弱いかの前に塗りたいか塗りたくないかでアーミーの編成をすることがよくありますので(←よくあるのか、笑)
W-nightmareさんの心意気には通じるものがあります。
愛情注いで完成させたモデルって活躍させたくて一生懸命考えるから、得てして周囲の予想を(良い意味で)大きく裏切ったりもすることもありますよね。

ま、逆に嫌いなモデルもゲームで強かったら何時の間にか好きになってたりするんですけどね(笑)

このテラフもW-nightmareさんの愛情が注がれてこうして完成したわけですから、ゲームでも今後益々大活躍してくれることを願ってます。