モヒカン創世記


気をつけぃ!!!休め!!!
バボ・フェットである。久しぶりだな諸君。思い出したように再開されたこの企画、連載2回目の今回は、少々応用編を行う事にする。
順当に行けばメタルの組み立て方を説明すべきなのだが、「モヒカンの作り方を教えてくれ!」という
メールが100通以上来たので急遽予定変更となったわけだ!

そもそもモヒカンとは、大モンゴル帝国の支配者「猛飛・汗」に端を発する。
当時、大陸各地に派遣していた軍隊の勝利をより確実なものにするために
猛飛が編み出した戦闘用の髪型だと言われている。見た目の威圧感はもとより
内部に刃のついたブーメランを仕込んで不意打ちをしたり、頭突きの際の
カウンターウェイトとして用い、破壊力を倍増させたとも言われている。
モンゴル帝国が大陸中を制圧できたのは、猛虎覇極道に加えこのモヒカンの存在が大きかったのだ!

さて、モヒカン史はこのくらいにしておいて、本題に移ろうか。


用意する物

ミニチュア:まず大前提としてハゲである事が重要だ。ハゲであれば
プラだろうがメタルだろうが構わない。

エポキシパテ:モヒカンの製作に使用する。今回はシタデルグリーン
スタッフを使用しているが、田宮などの安価なもので良いだろう。

トレカ:ある程度厚みがあり、丈夫な紙であれば問題ない。レア
カードは使わないように(笑)。

スパチュラ:パテ作業には欠かせない一品。爪楊枝で代用できない
事は無いが、できれば欲しい。結構高価なので財布と相談すると
良いだろう。
土台を作る

カードをハサミで切り、好きなモヒカンの形を作る。それをミニチュアの
頭に瞬着で接着する。作業中に結構負荷のかかる部分なので
しっかりと接着しよう。ハゲ頭にしっかりフィットするように接着面を
カーブさせることが重要だ。
エポパテを盛る

先程作った土台に、パテを盛りつける。エポキシパテは5分以上
しっかりと練ること。指に少量の水を付けながら練るとくっつかない。
パテは練ってから1時間ほど放置しておき一次硬化が始まって
から使用すること。盛りつける量はかなり少なめに。このサイズの
モヒカンなら片面につき直径3ミリの球体程度の量でOKだ。
エポパテは人によっては肌がかぶれる事がある
ので触った後は、石鹸で手を洗うこと。
モールドをつける

盛りつけたパテを指で平たくならした後、スパチュラを使用して
毛のモールドをつけていく。放射状にいれる事を心がけること。
頭の方から外に向かって引っ掻くようにすると良いだろう。
力を入れすぎたら土台がとれる可能性があるので落ち着いて
作業をしてくれ。スパチュラには水をつけながら作業すると
パテにくっつかないのでオススメだ。
パワーアップ!

上の写真の状態でモヒカンは完成だが、さらにパワフルにしてみよう。
余ったパテをひも状に伸ばした物をモヒカン上部に張り付ける。
そしてスパチュラの先(爪楊枝)でポツポツと沢山の穴をあける。
これで完成だ!!!
この作業はモヒカンをパワフルに見せるだけでなく、モールドを入れる
作業で歪んでしまったモヒカンの縁を美しく整えると言う意味もある。
パテが余っていたら是非ともトライしてもらいたい作業だ。


以上で説明は終了だ。最初は上手くいかないだろうが、ここは練習あるのみである。
そのうちハゲをみたらモヒらせずにはいられなくなるだろう。
諸君等もこの記事を参考にヘヴィなモヒカン職人を目指してくれると嬉しい!
なお、さらに凄まじいモヒカン製作法をご存じの兄弟は、是非教えてくれ。
感想なども掲示板に書いてくれると嬉しい。それでは次回!

ジーク・モヒカン!!!!!

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