カヤ・ザ・ワイルドボーン -Kaya The Wildborne-  by ムッチー
ムッチーのコメント
もう何年も前からウォーマシーン、ホード(以下PPゲーム)をやっている趣味人仲間もチラホラ居て 気になりつつも横目に見てたのですが、
卵帝さんに拠る一昨年、昨年のスチームローラーレポートを見て あまりの激アツさに中てられ熱が燻っていた所で、
新規プレイヤーがみんなと徐々にルールを覚えて増強していくイベント 「ジャーニーマンリーグ」がホームであるミニチュアゲームショップArrowsさんではじまり、
さらに気になっているファンクションであるサークル・オルボロスのスターターが趣味人界隈で引き取り手を探されてて背中をひと押しどころかふた押し、三押しされとうとうPPゲームへ参入を決意しました!

と言う訳で選んだファンクションはサークル・オルボロス。
どうせやるならウォーハンマーとは違う雰囲気の造形をと思い マリーンと対照的に、女性キャラ、動物、石のゴーレムなど普段塗らないミニチュア群に惹かれました。
手始めにスターターに入っているウォーロックであるカヤ・ザ・ワイルドボーンをペイント。
イベントのレギュレーションでは序盤の期間はスターターやそのままの編成が推奨されてるので 幸先よく女性ミニチュアを塗って活用できるので楽しかったです。

今回はイベントに合わせると言うのがありペイントも気合を入れ過ぎず省力とは言わずとも平均化していくつもりなのですが
さすがのカヤはアーミーの顔のウォーロックと言う事と、塗って楽しい女性ミニチュアと言う事で気合を入れてペイントしました。
お顔は凛々しい欧米美女を意識して適度な濃さの顔立ちにして、マントのサークル特有の稲妻(?)模様もペイント。背面は遊んでる自分が一番見ると思い頑張りました。
公式の作例では革の服で全体が茶色っぽくなってて地味に感じたのでサークルの特徴の 黄緑の発光したようなルーンをイラストのイメージを先行させて作例より強めにしました。

GWに比べるとモールドがダルいなんて聞いてたのですが個人的にはそこまで感じず楽しくペイントできました。
むしろパーティングラインが変な所に入っていたのでその処理や解釈しづらいモールドに苦戦しましたが フォースブックで設定画などを見て解決したりしました。
これから塗る皆さん!分かりづらいズボンの右腰の段々のモールドはベルト通しですよ!w
また自然派の人たちなので革製品ばかりで服の色味が被らないように配色を考える方が苦労しましたが、今回しっかり試行錯誤してレシピを決めたので、以後はスムーズに行きそうです。
カヤは上位のエピックもありそちらはより美人のようなのでいずれ塗りたいと思います。 イベント中はカヤを相棒に闘っていきますよ!



卵帝のコメント
2015年度のミニチュアゲー界隈の一大ムーブメントを一つ挙げるとするならば、間違いなくジャーニーマンリーグですよね。
広島やら岩国でもエリックさんが主催して開催されてはいましたが、それでも数名という規模が普通なところを、 最終的な参加者はなんと70名以上!
ミニチュアゲー自体初めての方も多数いらっしゃるとのことで、まさに空前絶後のスケールです。 関東という環境の底知れぬスペックを感じられました。イナカとは違う(笑)!
横須賀にまだ住んでたら、僕も絶対参加してましたねー。

そのような中、ムッチーさんを始めとして何名かの方は、福山で2回行われたスチームローラーに影響を受けてという事を言っておられるのが嬉しいですね。
日本のPPゲーシーンに少しでも貢献できたのなら、レポート作成を頑張った甲斐があるというものです。

そういうワケで、遂にPPゲーを始められたムッチーさんが選択されたのはサークル!素晴らしいですね。 いきなりホードからってのが、良いと思います。
カヤはスターターに入ってるだけあって、多くのサークルを始めた方が最初に触れるウォーロックだと思います。
ステータスもバランスが良いし、スペルや能力も使いやすいものが多く、まさに初心者からベテランまで幅広く愛されているキャラではないでしょうか。

ジャーニーマンリーグを通して数ヶ月共に闘う相棒だけあって、気合を入れて仕上げてこられましたねー。 顔が実に精悍で、まずそこに目を惹かれました。
僕は、昔から女性ミニチュアを塗るのが苦手で、何とかここ最近は克服してきたところなのですが、 濃すぎず、アニメっぽくもならず、確かに外人映画俳優みたいな感じで、凛々しいです。

マントの描き込みも良いですねー。 マントの色って、ミニチュアの印象をかなり決めてしまうところなので、見本通りとは言え、
女キャラのマントをまっ茶色にしてしまうというのはかなり勇気がいる行動だと思います。
しかし、このサークルっぽい描き込みのお陰で単調になっていないというか、表と裏から見たときの印象が全く違うように仕上がっていますので、様々な角度から見るミニチュアペイントの楽しさを感じさせてくれますね。

靴紐だけ赤を使われているというのも目を惹きます。
鎧の補色ですし、茶色でペイントされているマントと足がごっちゃにならずにパッと分かって良いですよね。
流石は、ペイントの理論に精通されているムッチーさんだなーと思いました。 こういう、一見地味なテクが最終的な印象に関わってくるというお手本ですね。

そういうワケで、僕もムッチーさんのPPウォリアーとしてのデビューを応援しております。
PPゲーは結構難しくて、僕も上級者に勝てるようになるまで50回ぐらいは死んだんじゃないかと思うぐらいですが(笑)、
ペイントにゲームにと、新たなジャンルを存分に楽しんでいただけたらと思います。 頑張ってくださいー


2015.3.15