ペテン師ルーカス by ムッチー
ムッチーさんのコメント
RoRを圭さんと見ていたところ、
「広島ミニチュアゲーム会に負けず俺らも交換ペイントしようぜ!」
とお誘いがあり意気揚揚と引き受けました!
…と言うやり取りがあったのがRmanさんとの交換ペイントの直前くらいだったので
Rmanさんからも交換ペイントのお誘いを頂いた時には「読まれてる!?」と思いました(笑)

お題はお互いのアーミーのキャラにしようと言う事で
自分が引き受けたのはスペースウルフのペテン師ルーカス。
スペースウルフは配色も鮮やかな上に、海外のゴールデンデーモンでも
上位に来る事の多いモデルと言うイメージがあり塗ってみたかったので張り切ってペイントしました。

圭さんのアーミーはウルフ系列のオリジナルチャプターなのですが
好きに塗って良いと言う事なので鮮やかなスペースウルヴズグレイの色味を塗ってみたかったのでスタンダードな配色にしました。

ウルフのもう一つのイメージで「クラシカルな作例」と言うのが自分の中にあったので
ライトニングクロウを90年代っぽい赤系のグラデにしつつ、
「風景に擬態しつつ、着用者を分身しているように見せる」と言うムチャクチャな設定のドッペルギャングレルの毛皮ですが(笑)
悩んだ結果、遠目で見るとルーカス自身に擬態するような色合いにしてみました。
エルダーの物のようなスコープ? 腰のフラスコっぽい物は?と、ウルフは不思議な装飾が多く四苦八苦しましたが想像しつつ好き勝手に塗ってみましたw

余談ながら「ほぼ完成かな!」と思った所でGWのグローバルブログに海外のスペースウルフのすごい作例が上がったので
負けじとパワーアーマーのグラデーションを塗りなおしたりしてようやく完成!
海外の猛者も塗りたくなるウルフの醍醐味をタップリ味わいました。
圭さん、ありがとうございました!

Rmanのコメント
ユニークなスペシャルキャラクターが豊富なスペースウルフの中でも、ルーカスほど異色なテイストを持ったキャラもいないでしょう!
どちらかというと筋肉で押し通るイメージのウルフの中で、知能犯というか(笑)、策士として独特の存在感を放っているルーカス、
その設定がモデルの雰囲気にも見事に表されていて、特に不敵に笑う表情が非常に印象的ですよね。

設定の面白さとモデルの出来が非常に高いところで噛み合った名作ミニチュアだけあって、
確かに海外のペインターの中でも人気の題材になっていますよね〜。
凄い作例が沢山あるだけに、真面目に取り組もうと思えば思うほどハードルが上がっていきそうなところでも、
だからこそあえて挑戦してみようというムッチーさんの意欲的な姿勢はほんと見習いたいものです!

途中で塗りなおしなどのエピソードも熱いですね〜。
「まぁこんぐらいでいいか」じゃなくて「やれるところまでやってみる」ペイントって修行じゃないですけど、そうやって上達していくものなんですよね、やっぱり。

苦労して完成させられた作品だけあって、とても素晴らしい完成度です!
90年代のちょっとクラシカルなウルフのイメージって僕も好きだったりするので、赤いライトニングクロウはツボでした。
またこの奇抜さというか、派手さがルーカスの性格を端的に示しているような、そんなイメージもありますね〜。

パワーアーマーの塗り込みによる滑らかなグラデーション、ウルフ色も黄色もとてもきれいです。
アーマーだけでなく、数々の装備品もそれぞれ丁寧に塗られていて、じっくり眺めて楽しめる仕上がりですね〜。
胸にステイシスボムが埋め込まれているのは設定だけかと思ってましたが、こうしてしっかり塗ってあることで、
モデル上も再現されていることに今回初めて気が付きました。

そして、このモデルで最も大切かもしれない、ニヤリとしたルーカスの表情がペイントで存分に表現されていて、本当に素晴らしいです!
この表情こそ、命!と思えるくらい、本当にイイ顔してますよ〜。ルーカスの性格を一目見ただけで感じ取れるほどですね。

また、ドッペルギャングレルの毛皮もなるほど〜そういう表現方法があったか!とまさに目から鱗。
ルーカスの色に合わせた鮮やかな塗り分けで派手好きなルーカスらしさを感じる上に、解釈方法を聞くと更に「なるほど〜」と納得させられる仕上がりです。

僕はスペースウルフはとりあえず「作りたいアーミー」リストに入ってなかったのですが、
今回このルーカスがあまりにも魅力的に見えてきて僕も思わず塗ってみたくなりましたよ〜(笑)。塗ってしまうとアーミー作りたくなっちゃうんですよね、きっと。

それにしても、これを交換ペイントでもらわれた圭さんが羨ましいですね!(笑)。
圭さんのソングオブアース戦団でも熱い活躍を期待しています!