スペースマリーン・キャプテン by ムッチー
ムッチーさんのコメント
以前よりフルメタルマリーンで実践したフルメタリックメタル法(仮)を発展させて色味を増やせば玉虫色のようなマジョーラカラーを
擬似的に再現できるのではないかと思いつつ、なかなか実行に移す機会がなかったのですが
先日ホビーセンターでコンテストがあった機会に挑んでみました。

モデルは溢れるカッコ良さと装甲面が広いので塗装が映えると思いエンペラーズ・チャンピォンをスペースマリーン・コデックスに沿うようコンバージョンしました。
射撃0の男らしい装備です(笑)
ペイントに関しては実験を踏まえてからの挑戦だったのでおおよそイメージ通りになりました。
前回同様バーニッシュを掛けた装甲部分とツヤ無しの布部分との比較やバナーの書き込みが面白いかなと自分では思ってます。

フルメタルマリーンの指揮官としてイメージした配色なので玉虫色ですがウルトラマリーンとして製作しています。
青い部分にコーティングされてると言う事でひとつ。

最後にビッツ提供してくれた友人の名前(ハンドル)に一部あやかって「キャプテン・イェール(JERL)」と命名しました。
まだ10人にも満たないフルメタルマリーンですがいつの日か増えたらコデックスマリーンとしても戦ってみたい物です。

Rmanのコメント

ムッチーさんによるエポックメイキングな技法フルメタリックメタルというアイデアをさらに発展させてマジョーラ色を塗ってみようという、
その着眼点がまずもって素晴らしいです!
そしてそれを狙い通りに見事に「らしく」魅せてくれているのはさすが。普通のペイントもきちんと出来るからこその発展的ペイントだと思います。

こうして写真だけ見ると本当にマジョーラカラーっぽく色の移り変わりが美しいですね〜。ムッチーさんのコメントによると「擬似的」ということですので、
光の当たり方で色が変わる本当のマジョーラではないってことなんでしょうか?でも、この玉虫色感は本物ですね!実に美しいです。
エンペラーズチャンピオンのパワーアーマーは典型的な型式に属してないので、やっぱりアーティファイサーアーマーなのかな?って感じですが、
このマジョーラ色が非常に特別感を感じさせてくれて、この鎧が只ならぬモノであることを自ずと語ってくれているようです。

また、アーマーのメタリック感と打って変わってバナーや前掛け布のしっとりしとした質感が素晴らしいです。
厚みを感じさせてくれる要因はやはりなめらかなグラデーションゆえでしょうか。この辺りのペイントはダークエンジェルでならしたムッチーさんの18番ですね!
この布があることで、よりメタリック技法が活きてみえるので、新技法を試す意味でもエンペーラーズチャンピオンのモデルを選ばれたのは大正解でしたね!

男らしい装備の組み合わせも良いですね〜。BSが5もあるので、ちょっと惜しい気もしますが、レリックブレイドとストームシールドの組み合わせは
コーデックスマリーンならではですし、接近戦での迫力はかなりのものでしょうから、僕も密かに憧れの組み合わせです。

それにしても改めて思ったのは、このモデルをブラックテンプラーの同胞だけのものにするには勿体なさすぎなくらい、良いモデルですね〜。
コーデックスマリーン的にはこれ以上は無いってくらいレリックブレイド持ってくれてますし(彫刻がしっかり分かるペイントがイイですね!)、
武骨なアーマーデザインが独特な雰囲気を醸し出してます。ヘルメットのデザインも唯一無二の格好良さ。
ムッチーさんがウルトラ仕様でペイントされているのを見ると、思わず僕も塗ってみたくなりました!

しかしアレですね、このフルメタリックメタル技法で1スカッドなり1アーミーなりを作られたら、もう滅茶苦茶な格好良さでしょうね〜。
ビデオゲームのスペースマリーンの発売が迫る中、これからさらに注目を浴びそうな新技法を駆使したさらなる作品をぜひとも見てみたいです!