ライオン・エル=ジョンソン像 by ムッチー
ムッチーさんのコメント
コデックスには写ってた情景モデルが発売されカッコイイなぁとは思っていたのですが
巨大マリーン像を見てる内にプライマーク像に出来たら面白いんじゃないかと思い着手しました。

ただ調べてみると自分のアーミーのダークエンジェルのプライマーク、
ライオン・エル=ジョンソンは資料が少なく、先輩趣味人に画集を見せて頂いても他プライマークは載っていてもライオンは一切なく、
海外に画像検索を掛けてもファンアートばかりで公式イラストは見つかりませんでした。

ただファンアートもおおよそのイメージは似通ってるので何かの原点があるのでは…と思いながら
ファンアートから更に連想した自分の想像で作製する事にしました。
「秘密主義のダークエンジェルなのでおそらく同胞やチャプターの職人も 画像や肖像画もほとんど無い中で、かすかな伝承から想像して作ったに違いない!」
とチャプターの職人の気持ちになっての作製でした(笑)

顔つきの改造、髪の毛、あとは各部に装飾の追加が主な工作です。
鼻や眉間あたりの改造は小さいけど効果的だったかなと思ってます。
今回はゲームで酷使する訳でもないので国産のエポキシパテを使用しての改造。
慣れた作業だったのと、ウォーハンマーの改造でエポキシパテの扱いが上達していたようでミニチュア改造よりもラクでサクサク作れました。
またもコンテストで時間がなくフィギュア的に見れば表面処理などまだまだなのですが
ウォーハンマー規準で見た上に石造だと考えると粗さがうまく素材感に繋がった気がします。

頑張った甲斐あり趣味人仲間にもとても評判が良く、いずれ作製したい贖罪の砦もあるのでダークエンジェルの本拠地に華と加護を添えてくれそうです!

Rmanのコメント
この石像を見て胸が熱くならないマリーン使いは居ないでしょう!
僕はインペリアルフィストの人ではありますが、このプライマーク像から心打たれるものを感じました。

これの元になったマリーン像がチラホラとコーデックスの写真などに載りはじめて随分時間がたちましたよね〜。
僕はこの巨大マリーン像を見て、GWの専属テレインメーカーの人が本当に羨ましかったものですが、
あるいはフォージあたりが発売してくれんかな〜と思って期待していたのですが、まさかGWからプラキットとして発売されるとは思いもしませんでした。
でもこれまた僕の悪い癖で「プラなんですぐには絶版にならんだろうから、また今度買おう」って購入を後回しにしてしまったんですよね。

しかし、このライオン・エル・ジョンソン像を見て、やっぱりマリーン使いたるものこの石像を1個は作らねば!と思い至りました。
とはいえ、あのマリーン像をここまでしっかりプライマーク像に見せるのは並大抵じゃないですね〜。
ムッチーさんの元々のホビースキルの高さがあって初めて成し得た偉業だと思います。

ムッチーさんのコメントにもあるように、プライマークもイラストが豊富にあるのもいれば、ほとんど無いのも居ますよね。
ライオン・エル・ジョンソンも公式イラストは僕もほとんど見たことがありませんが、結局のところプライマークは西暦4万年の今では伝説の存在で、
定まった形というのは無いのでしょうから、
ムッチーさんがチャプターの職人になったつもりで造られたというその心意気こそが大事だったのではないかと思います。

そして生粋のダークエンジェル使いだけではなく、僕のような他チャプターのものから見ても一瞬でこれが「ライオン・エル・ジョンソン」と判りましたので、
ダークエンジェル使いの職人魂がこの石像には存分に込められているのでしょう!

改造はもちろんのこと、ペイントも素晴らしいです。単なる灰色ではなく、奥深い色ですね〜。
もともとは真っ白な石像が数千年という長い年月をかけてこのような色合いに風化していったという感じが漂っており、
さらに所々にコケむした色合いなども足されたことで、一層情緒深い雰囲気を感じさせてくれます。

何気にソードに描かれたダークエンジェルも凄いですね。これぞ職人魂の成せる技だと思います。

このプライマーク像が戦場にあれば、その戦場で戦うダークエンジェルの士気は非常に高くなりそうです。
実際にダイスの出目がよくなるなどの加護があっても不思議ではありません!(笑)

このマリーン像はオブジェクトにももってこいですし、他のテレインと組み合わせても非常に映えるでしょうから、
僕も是非とも購入して作ってみたいと思います!