“雄牛の角”モロス・エルナト by 湊
湊さんのコメン
Infernal Castellanとして製作したオリジナルキャラクター、“雄牛の角”モロス・エルナトです。
元はフォージワールドから発売されているディーモンスミスセットの一つで帽子が短かったのですが、
前作のゲラスと同じくグリーンスタッフとビッツパーツで“長い帽子”に変更しました。
元ミニチュアのソーサラーっぽさを霧散させるべく、ファイアグレイヴを持たせています。
帽子を派手にした為に風格がロード級になったのですが、現在TAMURKHAN本では二つのロード枠がソーサラーしかいないのでヒーローとして使用します。

彼の設定は、“雄牛の瞳”ゲラス・アルデバランの片腕。戦闘で負傷し、左腕が義手となっています。
彼にはかつてディーモンスミスの友人がいましたが、その友人は魔力の風を掴み損ね“石化の呪い”で命を落としました。
モロスは友人であった石像の頭部を肌身離さず持ち歩き、戦場に於いても決して手放すことはありません。
自分への戒めか、はたまた夢半ばで斃れた無き友人の遺言か。それはモロス・エルナト本人以外誰も知りません。

Rmanのコメン
もう、名前からしてバッチリ決まったインファーナルキャスティランのモロス・エルナトさん!
いやぁ、オールドスクールなケイドワ好きとしては、この湊さんのハイハット改造は直球で良いなぁ〜と思います(笑)。
巨大な角は元のモデルには無かったこのエルナトさんだけのアイコンになっていますね〜!まさにふたつ名の「“雄牛の角”」がピッタリです。

ケイオスドワーフは作っている人が本当に少ないので(昔から・・・)、
この元ソーサラーの方もまだまだ見慣れないモデルなのですが、ハイハットの改造も加わって実にカッコイイですね!
鬼のような角が生えているのも新しいケイドワ像が伺えて素敵ですし、湊さんのストーリーテリングも合わせての「友人の石化した頭部」を持っているというのも熱いです!
非常にドラマが込められたモデルとなっていることがよく伝わってきました。

ペイントもオールドスクールなケイドワらしい配色で、実に馴染み深く感じられる分、新しいモデルであることがより伝わってきますね。
瞳までしっかり描かれた険しい表情もどこか愛嬌が感じられますし、髭の配色もちょっとだけ派手でキャラクラーっぽい感じです!
ハイハットのシックな赤色と、服の明るい赤色とが違った質感で塗り分けられているのも良い感じですね〜。
背中のマーキングも独特なテイストがあってケイドワ感を強調しています!
ベースデコレートの溶岩板上の表現もまさにケイドワらしいです。ベースデコレートからも、湊さんのケイドワ愛がよく伝わってきました。