“雄牛の瞳”ゲラス・アルデバラン by 湊
湊さんのコメン
私のオリジナルキャラクター“雄牛の瞳”ゲラス・アルデバランです。Forge Worldからリリースされたケイオスドワーフのキャラクターセットに入っていた一つをコンバージョンして製作しました。
素体としたこのキャラクターは一目見て気に入ったほど非常に魅力的なミニチュアなのですが、唯一残念な点は彼が“長い帽子”を被っていなかった点でした。
個人的にケイオスドワーフの特徴は“縦ロールの髭”と“長い帽子”だと思っているので、“長い帽子”は外せません。
そこでグリーンスタッフを使ってキャラクターの兜を延長し、“長い帽子”を再現するアイデアを思い付きました。
しかしグリーンスタッフだけで“長い帽子”の頭頂部を再現するのは自分には難しく、アイデアだけで放置していたのですが、ドワーフのシールドを頭頂部に載せるアイデアを思い付き、一気に組み立てて完成させました。
ペイントは色々悩んだ結果、鮮やかな赤色をメインにしました。流石はForge World製ということもあり、極小の小物一つ一つが非常に綺麗に丁寧に作られており、ペイントにも自然と気合いが入りました。
彼の持つ“雄牛の瞳”は魔力の流れを捉え見据える事が可能な魔法の瞳。彼はその瞳を使いこなし、武器や武具に魔力を込めてマジックアイテムを製作することに長けています。イーサンの新調したケイオスアーマーも彼が作ったという設定です。
ちなみにこのモデルは非常に軽く、手に持った時に重さを全く感じません。そこである程度このミニチュアに重さを与えるべく、釣りの重りをベース裏に仕込んであります。

Rmanのコメン
ケイオスドワーフは6版が発売されたときにお情けレイヴニングホードという簡易アーミーリストが発表されたっきり、長らく忘れさられた存在として全くサポートされることはありませんでした。ミニチュアは2003年か4年頃には完全に絶版になってしまい、もう消える運命にあると誰もが覚悟していましたが、2011年、フォージワールドからファン歓喜の大復活を遂げました。
僕も長年のケイドワファンだっただけに、この再誕に大喜びしたのは言うまでもありません!全てレジンキットというフォージワールドならではの敷居の高さも完全に絶版だった過去に比べたら何と言う事はありません(笑)。
僕が何より嬉しかったのはケイオスドワーフのキャラクターの新規モデルが発売されたことです。このディーモンスミス・ソーサラーの格好良さはほんと痺れまくりでしたね〜。過去のコミカルだったモデルを今風に正統進化させたような格好良さがありますよね。
そしてこの縦長帽子は外せませんね!と湊さんの作品を見て納得していたら、実はコンバージョンだったということにコメントを読んで気が付きました(笑)。
僕の中でもケイドワ=縦長帽子というイメージが完全に定着しているので、ビシっと整った形と相まって全く違和感ありませんでしたね〜。湊さんも通好みな改造をされますね(笑)。
ペイントについてもキャラクターだけに非常に丁寧にペイントされていて、湊さんのケイドワに対する愛の深さを実感できて、僕までついつい嬉しくなってしまいました。
赤い鎧に金色のスケイルメイルの組み合わせは豪華ですし、いかにもマジックウェポンなピッケル?もアクセントカラーになってて配色のセンスの良さを感じます。
表情も良いですね〜目線と掲げた手の方向がぴったりで、今から何かの魔法を発動するかのような緊迫感をも感じさせてくれる表情に仕上げられていると思います。
ベースデコレートも溶岩風で凝ってますね〜。

僕もこのモデルは僕のケイドワアーミーを拡張する歳にぜひ塗りたいと思っていましたので、とても参考になりました!
湊さんのケイオスウォーリアーにとってもケイドワの増援は設定的にも戦力的にも必要不可欠なようですから、今後の拡張がまた楽しみです!