イーサン&“百眼の”ラフェロウ by 湊
湊さんのコメン
我がケイオス軍総司令官“異端たる”イーサンの新たなる騎乗動物、“百眼の”ラフェロウです。
ケイオス版マンティコアということで、変異を表すため、至る所にグリーンスタッフで眼を作成しました。
モンスターベースにイーサンとラフェロウを同時に配置するのに苦労して、組み立てに約2週間弱掛かりました。
ベースのバランスを保つため、写真の左側の底に釣り用の重りを仕込んであります。
完成したとき、嬉しさのあまりにこのマンティコアのフレーバーストーリーを作ってしまいました。

渾沌の荒れ野を我が物顔で蹂躙する“百眼の”ラフェロウ。彼に挑んだ勇敢な北方人は数知れず。だがその全てが骸に帰した。
奴の百眼に睨まれたが最後、いかな勇敢なる北方人といえど赤子のように震え上がる。
故にラフェロウは常に渾沌の荒れ野に暴君として君臨し続けた。“異端たる”イーサンが現れるまで。
イーサンが“百眼の”ラフェロウと対峙するや、すぐに残虐な戦闘が開始された。
彼らの攻防は20日間にも及ぶ壮絶なものであったという。最終的に“百眼の”ラフェロウが渾沌の荒れ野に倒れ伏した。
それは、その戦いにイーサンが勝利した証であった。
しかし生命力の強い“百眼の”ラフェロウはあれだけの攻撃を受けてなお、死んではいなかった。
イーサンはその雄々しき獣に賞賛を送り、彼を自身の騎乗動物にすることを決めたのだった。
しかしいくら“異端たる”イーサンといえど、この荒くれ者を御することは難しい。
今は己の背に乗ることを許している“百眼の”ラフェロウだが、いつ牙を剥くかは分からない。
従う価値無しと判断したら、奴はすぐにイーサンを喰らってしまうだろう・・・・・・


Rmanのコメン
騎乗モンスターにまで名前を付けてしまうことから、湊さんのイーサン卿に対する思い入れの強さを改めて感じました。
とても素晴らしいですね〜。アーミーのジェネラルといえば自らの分身とも言えるわけですから、その気持ちは僕もよく分かります。

マンティコアをミューテーションさせるという発想が凄いですよね。そしてそれが「百眼」というのは中々思いつけるものじゃありません。
ただでさえアクが強いマンティコアという生き物をこのオリジナルのミューテーションによりすっかり湊さんの世界に取り込まれてしまいましたね〜。
「従う価値無しと判断したら、奴はすぐにイーサンを喰らってしまうだろう・・・・・・」というフレーズも、
「バウンドモンスター」というルールがあったころに「究極の」バウンドモンスターとして名高かったマンティコアを思い出させてくれました。

熱いです!

それにしてもジャガーノート騎乗版と同じ手でマンティコアが出てきたのはかなり衝撃でした。
こうして直立させるには湊さんのコメントを読まずとも苦労されたのではないかと思いました。
これでけ設定的にも圧倒的な存在感を示す、言わばキャラクターのような存在である“百眼の”ラフェロウだけに、
イーサン卿を背に乗せるだけではなく、まさにこのミニチュアのように共闘することもあるのでしょうか。
格好良いですね〜。

個人的にはイーサン卿の元モデルであるアーケイオンには騎乗モデルがあるので、そのパーツを利用した
ラフェロウの背にまたがったイーサン卿を見て見たい気もします!