レリック・ストームレイヴン by Marl9
Marl9さんのコメント
 ブラッドエンジェルの中でも比較的新しいとされる兵器であるストームレイヴン。
しかし、いくらストームレイブンが新しい兵器と言えど歴史あるブレッドエンジェル戦団のストームレイブンの中にも、レリックと呼ばれる物がある。戦団長やサングィナリーガード、オナーガードやベテランといった歴戦の英雄達が乗り込むこのストームレイヴンはブラッドエンジェル戦団の誇るレリックの一つである。
セラマイト装甲には隙間なく戦団の栄光や英雄たちの偉業が書き記され、戦場にブラッドエンジェル戦団の威光を紅き風となり知らしめるのだ。

 二人のディバステイター・スカッドに所属していた同胞の話をしよう。二人は軍曹とスカッドメンバーの一人だった。軍曹とその一人は戦場において常に背中を合わせて戦う仲だったという。二人の絆の強さは戦団内でも仲間の絆を体現していると言わしめるほどだったという。
しかし、軍曹は戦闘で体の大半を失ってしまうほどの傷を負ってしまう。しかし彼の驚異的な生命力と鋼の意志で仲間に助けられるまで指揮を取っていたのだった。後の彼はドレットノートアーマーを付与される予定だった。しかし彼は密かに、そのスカッドメンバーに言ったのだった。
「いつかは俺も黒き怒りに支配されてしまい、戦団の手を最終的に煩わすだろう。そうなってしまうくらいなら、サーヴァイダーとなりビークルの砲撃手として皇帝陛下のために戦いたい。」と。

 そして、それを聞いたスカッドメンバーは静かに頷き、彼の入った生命維持カプセルを停滞フィールドに安置したのだった。

 スカッドメンバーにも時が来た。それは、テックマリーンとしての才能を見出されたのだった。彼の技術習得に対する情熱は他を圧倒し、異例の速さで技術を習得し、テックマリーンとして戦団に帰ってきたのである。彼には確固たる意志があった。それはかつて背中を合わせて戦った軍曹の、”最期の願い”を叶えることであった。

 停滞フィールドから取り出された軍曹はサーヴァイダーとしての改造を受けることになる。彼はサーヴァイダーになる最後まで穏やかな表情をしていた。
 彼らはまた、背中を合わせて戦っている。黄金のピュリティーシールを身につけた”軍曹”に背中を預け、金色のレイヴンを駆り・・・。

と、いうわけで、ストームレイブンのレリック仕様をつくってみました。操縦手のパワーアーマーも金色、戦団長達が乗るストームレイブンを預けられるくらいなのだから、オナーガードクラスの位階にあるテックマリーンなのだろう、という事にしました。
今回はせっかく豊富な武装のあるストームレイブンなので、装備できる武器は側面以外すべて換装できるようにマグネットを仕込みました。そしてついつい、側面ドアも開閉可能にしました(むしろこのためにハリケーンボルターを使わなかった、とも)
ペイントは・・・・ひたすら書き込むのみ!コデックスのチャプターバナーのイラストを参考にあれこれと書いていました。アイコンやイラストを囲む文字類ってなんかかっこよくて好きなんです。
あ、言うまでもなく某所にUPされていた、2年掛かりのレイザーバックに触発されたのは言うまでもありません(笑)

Rmanのコメン
これは凄いです!!!何が凄いってもう、見ての通りです!!(笑)
あらゆるスペースマリーンにとって自らの戦団で使役されるビークルはすべからく至宝であるわけですが、
そんなビークルの中でも伝説の存在というものがやはりあるんですよね・・・。
まさにこのストームレイヴンはブラッドエンジェルの誇りとも言うべき伝説のビークルに間違いありません!

ブラッドエンジェルが築き上げてきた伝説の数々がありとあらゆる装甲面に記されているのでしょうか、
プライマークの姿絵やチャプターマークの美しい描きこみと相まって、物凄い密度感で仕上げれています。
この祝詞の描き込みはきっと忍耐力を試されているような気持ちになられたと想像しますが(笑)、
凄まじい労力に見合うだけのレリック感を伝えてくれる強いインパクトが備わっていると思います。

エッジ部分を金色で縁取りされていることも高級感を演出する上で、上手な表現ですよね。
世にストームレイブンが発表されてからというものの、世界中で数々の熱い作品が生まれてきているでしょうが、
インパクトで言ったらこのレリックレイヴンは唯一無二のものを持っていると思います。

ここまでやっておきながらも、ゲーム的なことを考えて武装を変更できるとようにしてあるというのがMarl9さんの懐の深さを感じさてくれるポイントでもあります(笑)。

いやぁ、ほんと凄いものを見せていただきました。本当にお疲れ様でした!

このレリックレイブンから降りたつオナーガードの面々やコマンダーの勇姿を想像すると思わず身震いがしてきますね〜
この伝説のストームレイブンと僕のインペリアルフィストがいつかどこかの戦場で共闘できる日がくることを願ってやみません!