ライノ by Marl9
Marl9さんのコメント
ビークル2代目、ブラッドエンジェルバトルフォースに入っていたライノを作りました。
スタンダードな車両ではありますがこれこそ縁の下の力持ち、マリーン達の足ともなる大切なビークルと思い、あれこれと仕掛けを仕込んで作りました。
主な仕掛けはサイドとトップの扉が開くようにしたこと、そして、中のシャッターもスライドするようにいじってみました。

このライノも、内部にもしっかり造形があるのは皆様ご存知の通りですが、このまま閉じちゃうのがもったいない!ということで塗ってみました。
モニター類の塗装、ボルターのラック等の小物類は塗ってても楽しいものでした。

ペイントは内装は淡いグリーン、外装はいつもどおり赤く塗り、エッジ立て+塗装ハゲを再現するため銀でドライブラシ。
あとは足回り、エンジンの排気部分であろう部分にウェザリングを少々、天板にはチャプターアイコンを手書きしてみました。

前回のストームレイヴンでは内装が見えず悔しい思い?をしたので、やりたいことを詰め込めたライノに仕上がりました。
次のライノも同じように仕掛けを仕込みたいな、と思わせてくれる楽しいキットでした!

Rmanのコメン
手の込んだギミックを満載し、外装から内装までの全てを、まさにライノというキットを楽しみ尽くしたと言えそうな思い入れたっぷりの仕上がりで非常に素晴らしいですね〜。
この手の込み具合や気持ちの入り具合はMarl9さんがまさにリアル・テックマリーンとしての素養をお持ちであるという何よりの証拠ですね(笑)。
芸術センスに抜きんでるブラッドエンジェルに相応しい力の入れ方です。

それにしても、スペースマリーンの車両1作目がいきなり大物のストームレイヴンというのにも驚かされましたが、
このライノの外装を見ると、その堅実な仕上がりも堂々たるものです。
しっかりと赤色を発色させつつ、適度なバトルダメージやウェザリングにより、赤色の発色はキープしつつも派手さを抑えながら歴戦の車両に見せてくれてますし、
天板に描かれた巨大なチャプターアイコンもバッチリ決まってカッコイイです!
また、キューポラのガラスなども綺麗に塗り分けてあり、こういう細かいところも実に丁寧な仕上がりで、Marl9さんの作品作りに対する真面目な姿勢をひしひしと感じます。
ゲームを遊ぼうと思うと、ライノは複数台必要になってくるのですが、ここで量産性を考えるのではなく、あくまで一球入魂な姿勢は素晴らしいと思います。

さてさて、外装が素晴らしいだけでなく、内装こそが(実は)見所と言っても過言では無いほどに、作りこまれていますね〜。
僕も全開閉は一度挑戦して玉砕した経験を持っておりますので(笑)、Marl9さんの苦労がよくわかるというか、あまりにも華麗に仕上がっているのでただただ驚くばかりです。
ドアや天井板の大きさの割に接合部は非常に小さいため、これがこのように自然に仕上がるためにかなりの工夫をされているのだと想像しますが、
本当にビックリするほど「普通に」開いているのが凄いです。

自分で作ってなかったら、思わずスルーしてしまいそうな(笑)自然な仕上がりです。

また中のドアをスライド式にした人はそれこそ世界でも過去に例が無いのでは!?少なくとも日本人初のような気がします(居たら教えてください)!
ドアが開くだけでも驚きなのに、中のドアまでスライドしてくれたら、その驚きは2倍です!
内装の床や壁だけでなく、モニター類やボルターなども丁寧に塗られているのが、これだけ沢山開口部があることでしっかり楽しめて、本当に素晴らしいですね〜!
僕も前に内装まで塗ったライノを仕上げた時の喜びは半端なく大きかったことを覚えていますが、Marl9さんの喜びはきっとそれ以上の大きなものでしょう!

アーミー作り=量産性第一という考え方もありますし、それはそれで良い選択だと思いますが、
こうしてキットを改修しつつ己の技術の限界まで楽しみ尽くすという方向性も良いモノだな〜と改めて思いました。
Marl9さんのブラッドエンジェル・アーミーのこれからの発展が益々楽しみです!