ウルフロード by 圭
圭さんのコメント
待望のスペースウルフ2ndリリース(?)のウルフロード(サンダーウルフ騎乗)をキットバッシュで作成してみました。
名前は”ぶった斬りの”アスター。ウルフロード扱いでゲームに投入する予定です。

自分の考えではスペースウルフはレギオン級の兵を有しているので、1つの群狼団がほぼ他チャプター1つに匹敵する規模を持つ物と捉えています。コデックスにある”狼団長”はリストのウルフロード以上の英傑だろうと妄想しています。

*****たまには設定を。*****
ソング・オブ・アースは「スペースウルフ13thカンパニー」を母体としたチャプターであり、ある急進派の異端審問官が発した「渾沌を狩るには猟犬では足りぬ。渾沌を知る狼こそ相応しかろう」という言葉が地球の至高卿を働かすに至り創設された。

ソング・オブ・アースは様々なチャプター出身のスペースマリーンにより構成されている。戦場で死に瀕したスペースマリーンを助け、再び人類を守護する誓いを果たす機会を与えるのだ。その為、ソング・オブ・アースは非常に特殊な組織の編成を行っている。13thカンパニーに属する者はベテランの様に扱われ(彼らには実存空間で一万年に及ぶ戦闘経験がある)、以下に並ぶ中隊を出身チャプターの属していたレギオン毎に分けて戦闘集団を形成している。彼らは自分らを総主長ではなく皇帝の血に連なる同胞と考えており、己を律して戦団間の伝統的な諍い事を避けている。殆どのパワーアーマーはソング・オブ・アースの戦団色とされるが、かつて自身が所属していた戦団色を身にまとう者もいる。その場合は小隊の構成員全てが同色のパワーアーマーを身につける。また、戦団司令部に属する者や一定の称号を得た者は自身の装甲服を塗り替える特権を持つ。

ソング・オブ・アースの行う聖務は他のスペースマリーンと比べても大きな困難を伴うことが常である。彼らはこの世で最も穢れた戦場、即ちケイオスの使徒やディーモンと、或いはアイ・オブ・テラーの中で戦う事を定められている。その為、資源や物資を敵から調達する事すら当然だ。それ故に、略奪したケイオスアーマーを身に着けている者は戦闘と生存術双方の技前に長じているとされ、尊敬を受ける独自の文化がある。

ホームワールドはアンチクトンという太陽−地球のラグランジュ点L3に設置された半人工的な惑星である。渾沌と戦う事を宿命付けられているソング・オブ・アースはグレイナイトの拠点に近く、且つ枢密軍としての役割を果たすべく聖なる地球の傍らに常に控えているのである。

ソング・オブ・アースは様々な戦役に参戦しているが、その役割は巧妙に隠蔽されており、真実を知るチャプターは少ない。その内の一つがグレイナイトであり、他ならぬスペースウルフもその存在を知っている。だが第十三群狼団に関わる事は禁忌とされており、敢えて近付く者は存在しない。例外は当代の<大狼>のみである。
*****以上、説明不足な所もありますが。*****

Rmanのコメン
2012年3月3日に発売されたばかりの最新モデルをいきなりキットバッシュする圭さんの豪気さに驚きの声をもらさずにはいられないウルフロードの登場です!
スペースウルフのウルフロードは全員名前が決まっていることについては賛否両論あるようですが、圭さんの解釈「コデックスにある”狼団長”はリストのウルフロード以上の英傑」はなるほど納得できるものですね〜。
もちろん、固有名詞のキャラを作りあげてもいいでしょうし、その逆でオリジナルの名前を付けてあげても何ら設定に反するものではないということですよね。
圭さんのウルフロードは新しい名前を与えられ、また顔を変えられたことで名実共にオリジナルキャラクターとして完成しているのが素晴らしいですね!

顔の挿げ替えにはじまる改造箇所も違和感なくまとめられており、まだ元のモデルを見慣れていないこともあって、あれ?こういうモデルだったけかな?と思わず元の写真を確認してしまったくらい自然な改造がナイスです!そして元の写真を見ると、武器のコンバート、バックパックにショルダーパッドなど、様々な箇所が変更されていることに気付いて3度ビックリです。
また、ドラマチックなベースデコレートも見逃せません!うずたかく盛り上げられた地面のおかげで、全体のポージングにさらなるアクション性が加わり、元の躍動感ある造形を越える迫力を生み出していると思います。

よくよく見ると、これは・・・25周年記念モデルのベースでしょうか・・・?あのベース、なかなか使えますね〜(笑)。元のモデルに附属のサウザンドサンズをちゃんと置いてることで、本体と同じく元のイメージをほとんど変えずに大胆なアレンジがなされていて、玄人っぽいと思います(笑)。

また、ペイントもウルフロードだけあって気合入ってますね〜。
この方の二つ名でもある「ぶった切り」に相応しい力強さと若さ故の勢いを感じる表情が良いですよね。
またフロストブレイドの青さが鮮やかでカッコイイですね〜。一目でちょっとヤバい武器というのがわかって良いと思います。
これだけ気合入ったキャラクター、しかもオリジナルキャラともなると愛着も湧きますよね〜。個人的にはスペキャラよりも自分で名づけたキャラの方が何倍も思い入れが強くなるもんじゃないかと思うんです。そういう意味でも、ゲームの盤上でも熱い戦いを繰り広げて欲しいものです!

そして、謎に包まれていたソングオブアース戦団の設定もめちゃめちゃ熱いですね〜。通常のチャプターとは全く違う生い立ちと役割を持っていて、壮大なスケールを感じます。
チャプター名にもあるアースの意味からして、テラとはどういう関係なのか長年の謎が解けて、グレイナイトのコーデックスを日本語で読んだ時のあのワクワク感が蘇ってきました。
これからもソングオブアース戦団の活躍を願ってやみません!