TAU Hammerhead Gunship by かっつん
かっつんさんのコメント
エンパイア・マトリクス社(旧・帝国第二工廠)が供給する反重力戦車の最新モデル。
主砲をより大型の「レール・キャノン」に換装、重量増による推力バランスの見直しを図り、新たにブースター6器を追加することで火力と機動性を両立させた。
なお、本機の新規生産分及び現地改修用の増設ユニットは、その大部分が帝国<インペリウム>との国境線付近に駐留する惑星防衛隊へ向けて出荷されている。

バトルスーツばっかりだといい加減(アーミー構成的にも)アレなんで、タウ地上軍ヘヴィ枠の主役ことハンマーヘッド・ガンシップを作ってみました。何気に40k初のビークル製作です。

以前から「拡散照射すら可能になったビークル搭載型大口径砲がなぜレール“ガン”なのか。そこは“キャノン”じゃないのか」と疑問に思っていまして、それを自分の納得できる形にするべく1/60サイズのロボットモデルからレーザーキャノンを流用。
大型化した主砲と本体のバランスをとるためにスカイレイ用のパーツを使って主翼を追加、機体が大きく見えるようにしました。
機首左右のジェットエンジン(後ろがスカスカなのが気になったので市販パーツでディテールアップ)と主翼、ミサイルポッド、レール・キャノンの基部はボールジョイント接続によって360°フル可動、差し替えで翼を折り畳んだ降着姿勢をとることができます。

組立て段階でもパーツ同士のズレがひどくて修正に苦労しましたが、特に塗装に関しては40k世界のビークルの論法が分からずに「このカラーで仕上げて本当にかっこいいのか」と疑心暗鬼に駆られてしまい、2ヶ月ほどサフ吹きのまま放置してホコリまみれにしてしまいました。
正直なところ、よく完成まで持っていけたなぁと・・・。
クライシス・バトルスーツや国産モデルのメカ・ロボット類には「多少ブサイクでもデカール大量に貼っとけばそれっぽく見える」という必殺技が使えるのですが、ハンマーヘッドは面構成が複雑であんまりペタペタ貼るとこないんですよね。

Rmanのコメント
新エキスパンション「フライヤー」と同時発売が予定されている新型ハンマーヘッド!
とか言っても通用しそうな(笑)、かっつんさんのオリジナリティー溢れるハンマーヘッドが登場です!
かっつんさんといえばバトルスーツ・バリエーションの開発に余念が無い趣味人としてRoRでは定番となっていらっしゃいますが、
今回はまさかのハンマーヘッド・バリエーション!これは驚きの展開です。
ハンマーヘッドやデビルフィッシュというと、登場した当時はその先進的なデザインに感心したものですが、
タウプレイヤーが比較的少ないことも手伝ってか、今見ても十分に斬新かつ新鮮味が失われていないようにも感じるんですよね。
とはいっても、キットの登場から10年近く経っていることもあって、さすがに昨今のプラのように組み易いということはないのですね・・・。
そこで、メゲずにしかも大胆にオリジナリティーを追求したかっつんさんの姿勢には頭が下がります。
フロントにジェットエンジンを持ってきたことで威圧感がすごいアップしているようですし(攻撃機なのでこれぐらい迫力あってもいいですね!)、リアに主翼を持ってきたことで独自のシルエットを生み出しており、ハンマーヘッドならぬ新型兵器としての新しい名前を与えてあげたくなりますね。
キャトルフィッシュとか、ソードフィッシュとか・・・。

巨大なレール・キャノンも迫力満点です。レールガンも40K最強クラスのパワフルなウェポンなわけですが、それがキャノンともなるとこれぐらいハッタリ効いた見た目になってもおかしくありませんよね。こうしてボディーと一体に塗られていると違和感無くタウ兵器に見えてくるのが上手いと思います。
どうせならアポカリプスでオリジナルルール(ストレングスDとか)にして使ってみたくなりますね!とはいえ、そうなるとポイントも凄いことになってしまいますが・・・笑。

配色については文句無くカッコイイと思います!何よりかっつんさんのアーミーにしっくり馴染むカラーですし、キッチリと塗り別けられ、色ムラの無いボディー表面もとても美しい仕上がりです!
40Kのタンクのペイントというとハードドライブラシが標準的な気もしますが、やはりフラットなベースカラーは大事ですし、こういう適度にミリタリー感を感じさせてくれる配色も改めてみると非常に魅力的だと思いました。
国内のプラモデルも沢山作られていらっしゃるかっつんさんならではの作品だと思います。
完成して本当に良かったですね!

次はいよいよファイアウォーリアーでしょうか!?楽しみにしています!