XV8-VP Crisis Battlesuit Vanguard Package by かっつん
かっつんさんのコメント
密林地帯や市街地など、ジェットパックの機動性を十分に生かせず、逆に奇襲や待ち伏せを受けやすい戦場において制圧部隊の第一陣として敵勢力と真正面から撃ち合うことを目的に開発された機体。
「耐えるより避ける」ことを重視した標準型とは異なり、対弾性能の向上に重点を置いた本機は「突撃型」「前衛型」と呼称される。
日進月歩の技術進化を続けるタウ・エンパイアの兵器群の中にあって、機動性に劣る本機を「時代遅れ」と敬遠する者も存在するが、一方でその頑丈さを愛するベテラン・パイロットの数は決して少なくない。

まさかのHQ枠2機目。トループ枠?いま必死こいて作ってるよ!
ごついおっさんが乗ってる、という脳内設定をベースに「旧式」「重装甲」というイメージで制作しました。
耐弾性=被弾傾斜=曲面=丸い・・・という(斜め上に間違った)発想からブラックリーチ付属のターミネイターを分解してバトルスーツの各部に組み込んでいます。
この曲面がクセモノでして、付属のデカールがとにかく剥がれる。軟化剤使っても剥がれる。ヤケになって流し込み式セメントで無理矢理貼る。そうすると今度ははみ出して周囲の塗装がグッチャグチャになる。イ゛ーッ!ってなるの繰り返しでした。
この写真撮るときも剥がれました。イ゛ーッ!

武装も相応しいものを持たせてやろうと、右腕はアサルトキャノンとパルスライフルの砲身から作ったバトルスーツ用大型パルスガン(ルール上はプラズマライフル)、左腕にはフュージョン・ブラスターと削ったプラ棒からでっちあげた男の浪漫兵器ことパイルバンカーを装備させてあります。
タウのユニットは白兵戦弱い弱いと言われていますが、バトルスーツの「攻」の値だけみれば5あるんですよね。
銀河最強スペースマリーンのチェーンソードに切られるより、バトルスーツにグーパンチされる方が痛いわけですよ。
その辺りを再現したつもりなんですが・・・まぁ接3敏3なんで当たりゃしませんし、パワーソード持ってこられたらズタボロ、フィストなら木っ端微塵なんですけどね。

さて、最近のRoRはキャラクター枠にフレーバーテキストを添えるのが流行り(?)のようですので、冒頭の機体設定とは違ったパイロットの詳細なんかも書かせていただきました。
タウは階級や戦力規模に独特の区分や名称が多く、自分の言いたいことを文章にするのに難儀しました。
この辺りもコデックス改定(2012/3現在情報なし)で各カーストごとに整理されるといいですね。期待してますよGWSさん(チラッチラッ

「“清流たる司令”の愛弟子が聞いて呆れるッ!戦の定石も知らぬのか、あの小娘はッ!」
「落ち着きたまえよ“破城槌”。目減りするのは彼女の手勢であって、我々の兵ではないさ」
「よく平然としていられるな貴殿・・・ッ!」
「いずれ泣きついてくることもあろうさ。それまでは、まぁ、高みの見物といこうじゃないか」

・・・・・・アークヘルム包囲戦における通信記録より
オ・シャセラ及びタウ軍総司令部はこの発言を不敬として発言者両名に対する査問を要求したが、最高代表評議会によって却下された。



タウ・ファルシア国防企業連合和体 軍事行動統括責任者 “神託”ハイコマンダー・シャス=ウォ・ラークル>※画像左
タウ・エンパイア最大規模の経済団体「タウ・ファルシア国防企業連合和体(ファルシア企業連)」直轄実働司体(=惑星・星域規模の駐留軍)の至上司令(=総司令官)。
同司体「テクノ・コンコード」は、各企業から人員・補給・金銭などあらゆる面において潤沢な支援を受け、最新鋭の装備に身を固めた精鋭集団として名高く、特にオ・ラークルが直接指揮を執る第一集体(=連隊規模)は戦力の中核であると同時に彼自身の親衛隊でもある。
“有限なる時の司”導師ミネエル・ヴァを筆頭とし、企業利益追求を第一とする企業連評議会に唯一のファイア・カーストとして名を連ね、天球拡張戦争を巡る政局と利権争いへ積極的に関与する戦争屋。
「大善大同」への献身よりも策謀と政治ゲームを愛する彼の思想・行動は、ファイア・カーストのみならずタウ人そのものの規範から明らかに逸脱している。
なぜ導師ミネエルはこのような男を呼び寄せ、自身の腹心として重用するのだろうか・・・?

ファルシア企業連実働司体「テクノ・コンコード」 第二集体司令 “破城槌”コマンダー・シャス=エル・ダウロス>※画像右
退役を目前に控えた高齢にもかかわらず、今なお戦意旺盛な歴戦の猛将。
オ・ショウヴァー離反事件に端を発する親オ・ショウヴァー、旧ダルイス派閥に対する粛清人事によって一時期シャス=エルの階級を剥奪されたが、導師ミネエル・ヴァの招聘を受けて復帰、テクノ・コンコードに高級士官として着任した。
自身を献体として企業連に提供することで最高レベルのバイオニクス置換手術を受け、全盛期の肉体年齢を保ち続けている。
生身の体を捨ててまで最前線に立つ姿勢は「ファイア・カーストのあるべき姿」として賞賛される反面、「単なる戦争狂」と彼を揶揄する声も多く、特にオ・シャセラら新体制からはその存在を危険視されている。

Rmanのコメント
かっつんさんのオリジナル・バトルスーツ開発もRoRの名物になってきたような気がして管理人としてはついついニヤニヤとしてしまいます(笑)。
今回のバトルスーツは前回のタンク型にも引けを取らないほど大胆にアレンジされて、完全に新型ですね〜(設定では旧式なのですね!)。
特に今回は背が高く上から見下ろすような威圧感のあるフォルムが生まれており、設定どおりタフさを感じさせてくれるタウにあるまじき
たくましさを感じます。ターミネーターのパーツを効果的に取り込みつつ、帝国臭を消してしっかりタウ風にアレンジされているのはさすがです。
何とか面白い新型を開発しようとかっつんさんが試行錯誤されたのがよく伝わってきますし、今回はある意味タウの象徴でもあるドローンをボディーに組み込むというアイデアがバッチリ決まって形になっているのが素晴らしいですね〜。
このシールド機構から発せられる防御フィールドにより通常よりも重装甲のスーツを更に鉄壁の守りにしている・・とか勝手に想像が膨らんできます。
顔のデザインもいかにも兵器っぽくて、あえてキャラクター性を持たせないで四角にモノアイだけ、というのがいかにも旧式っぽくて、そこがまたツボを突いてますね〜。

ところで、バトルスーツがS5というのは今更ながら意外な気がしました(笑)。
しかもこのパイルバンカー(カッコイイ名前ですね!)まで装備したら、なんかめちゃめちゃパワフルに見えます。
こういう分かりやすい装備は第41千年紀の今でもきっと強いに違いありません(笑)。
このニードルでスペースマリーンをグサっと貫く姿が容易に想像できて、なんか熱くなってきますねぇ。

タウもなかなかリニューアルの具体的な噂は聞こえてきませんが、次はもっと設定を掘り下げてくるのは間違いなさそうですし、
期待は高まりますよね。そんな中でかっつんさんのオリジナル設定はかなり具体的に掘り下げられていて非常に興味深いものがあります。
タウって柔和なあの顔が何とも言えない癒し系なわけですが、いやいや実際は色んなヤツがいるんだなぁと思いました。
やけに男臭いキャラで熱いです!

デカールには大変苦労されたようでお疲れ様でした〜。僕も曲面にデカールを貼る事はよくありますが、軟化剤をつかって馴染ませて乾燥させた後に周りと馴染ませるのと表面保護を兼ねてつや消しクリアー(Mrカラーとかの水性のやつ)を筆で塗ってます。
これで今まではゲームに使っても剥がれたことはないので、お勧めです!