オウガタイラント(ブルーザー) by かすけん
かすけんさんのコメント
恥ずかしながら私はFBのルールを未だにしっかり理解していないのですが、
その存在は10数年前に雑誌(たしかホビージャパン?)で紹介されていて知っていました。
ちょうど1年くらい前にまた雑誌(多分グッズプレスかモノマガジンみたいな)で紹介されているのを見て、
中学生時代、値段が高すぎ&販売店が遠いで断念した購入&製作欲が再燃し、とりあえずネットで情報収集をしました。

10年以上たった今でもミニチュアは十分高価で、欲しいものを手当たり次第に購入というわけには行かなかったのですが、
コチラで紹介されているへらぱさんのオウガタイラントに一目ぼれし、
勢いでアイコノクラズムさんのアカウントを作ってオウガキングダムの旧コアアーミーボックスを購入しました。

タイラントも購入しようか迷いましたが、当時は1体に数千円出すのは法外なように感じられ、
タイラントとブッチャーはアーミーボックスからブルとリードベルチャーを一体ずつ生け贄に捧げて製作しました。

アーミーのコンセプトは、東方文化にかぶれたタイラントがオウガ相撲の横綱として一族を仕切っているという設定です。

頭部はへらぱさんのようにアイアンガットの鉄仮面から持ってきたい衝動に駆られましたが、
これを使うと本格的にバッタモノになってしまうと感じ、グッとこらえてリードベルチャーの比較的ハンサムな頭部にグリーンスタッフで髷を結って作りました。
(練習にブルとリードベルチャーの頭部にも髷を付けました)。
オウガに髷が結えるほど頭髪が生えるか不安でしたが、アーミブックを読むと頭髪は生えるが獲物の抵抗で抜けしまうとあったのでオッケーにしました。

体はブルと同じなので、なるべく大きく見えるように真鍮線とグリーンスタッフでポーズ変更し、ベースも足元だけ若干高く盛りました。
また、横綱っぽくするために化粧回しとしめ縄をグリーンスタッフで作りました。

武器は正直、二刀流とグレートウエポンのどっちが強いのか分からなかったので、差し替え出来るように何種類か作りました。

剣士ノブラーは鎧の色で迷いましたが、そろそろルールを覚えないとまずいと思って流血島を買っていたので、
ハイエルフの練習に銀と青にしました。これも差し替えで数を変えることができます。

このミニチュアはタイラントのつもりで作っていますが、タイラントは専用のキットがありますし、まかり通らなければブルーザーとしてやって行ってもらうつもりです。


Rmanのコメント
これは素晴らしいコンバージョン作品ですね!
オウガ相撲の横綱というオリジナル設定、かすけんさんのこの着眼点がまずもって素晴らしいです。
相撲が国技である日本人の趣味人だからこそ辿りつけた発想と、それをしっかり形にできる技術力の高さ、
ちょんまげと綱のコンバージョンがばっちり決まっていて、渋い表情とあわせて非常に威厳が感じられ
タイラントとして実に説得力のあるタフさを感じさせられるキャラクターになっていると思います。

オウガは新版になってから急に血色が良くなったというのは僕も最初違和感を感じましたが(笑)、
このタイラントはこれぐらい固そうな色合いが似合うのかな〜とも思います。外国人力士的でもあり(笑)。
服や前掛けの色味も鮮やかかつ奥深さもあって、丁寧に塗りこまれているのがよくわかります。

また、武装を変更できるようにしてあるというのもプラから作り上げたキャラクターならではの機転の良さですね〜。
長い槍が日本っぽくて非常に似合っていると個人的には思いました。
ゲームでどれがベストかというのは様々な要素の組み合わせで人それぞれの結論があろうかと思いますが、
ここまでやってあればゲーム毎に戦術や相手に合わせて装備を変えて遊べるし、非常に使い勝手が良いと思います。
キャラクターの装備品変更というのはオウガという大型モデルならではの楽しみ方とも言えそうですね!

ところで、ウォーハンマーの良い所はメーカーがコンバージョン(改造)を推奨している所なんですよね。
専用キットがあっても、それ以上にカッコイイキャラクターをコンバージョンなどで作り上げたら
その方がイカす!という考え方もあるので、これほどユニークでカリスマ性があり力強いタイラントを作られたことですし、
かすけんさんにはぜひ「これがオレのタイラントだ!」と胸を張っていただきたいと思います。

まぁ、それはそれとして、キャラのモデルは確かにかなりのお値段しますよね〜
とくにオウガキングダムはモデルも大きいのでその分金額も・・・。
でもまぁ、一品物のモデルにはそのモデルにしかないデザインがあったりと、
金額に見合うだけの価値もやはりあるかな〜と思いますので、
これからもウォーハンマーのリアルコストに臆せずぜひ楽しんでいって欲しいな〜と思います(笑)。